JPH06119533A - 貨幣処理機のデータクリア装置 - Google Patents

貨幣処理機のデータクリア装置

Info

Publication number
JPH06119533A
JPH06119533A JP4268993A JP26899392A JPH06119533A JP H06119533 A JPH06119533 A JP H06119533A JP 4268993 A JP4268993 A JP 4268993A JP 26899392 A JP26899392 A JP 26899392A JP H06119533 A JPH06119533 A JP H06119533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
time
data
power supply
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4268993A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Nishio
正則 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP4268993A priority Critical patent/JPH06119533A/ja
Publication of JPH06119533A publication Critical patent/JPH06119533A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】始業の電源投入時、貨幣処理機に釣銭を補充す
る前(つまり前日の終業時の貨幣回収後)には収納庫デ
ータ(金種別の貨幣収納庫の枚数データ)は0でなけれ
ばならないが、業務の途中で収納庫が故障した場合等に
は0でなくなるのでホストからの操作でゼロクリアする
必要があり、操作が煩雑であることを改善する。 【構成】電源断検知回路16が電源断を検知し、電源断
信号18を出力してから、時限回路17が所定時間(例
えば1時間)を計時するとタイムアップ信号19をCP
U11に出力する。CPU11は電源投入時、タイムア
ップ信号19が有効であれば収納庫枚数データをゼロク
リアし、さらにクリア信号20を出力して時限回路17
をリセットしてタイムアップ信号19を消滅させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金融機関の窓口やスー
パーマーケット等でレジスタと組み合わされて、紙幣又
は硬貨の入出金を行う貨幣処理機の所定の保持データを
電源断時にクリアする装置に関する。なお以下各図にお
いて同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図4はこの種の貨幣処理機の構造例を示
し、同図(A)は平面図、同図(B)は正面図である。
次にこの図4を説明する。この貨幣処理機は、外部のホ
スト(図示してない)からのコマンドにより入出金を行
う。入金時は、投入口1に投入された貨幣を1枚ずつ繰
り出しベルトにより振り分け部2に搬送する。3(3−
1〜3−6)と夫々硬貨の径の大きさの順(1円,50
円,5円,100円,10円,500円の順)に並ぶ金
種別の収納庫である。振り分け部2では、この収納庫3
−1〜3−6の金種に夫々対応して設けられた、当該硬
貨の径よりも若干大きめの穴により、搬送された硬貨を
順次該当する収納庫3−1〜3−6に落下させ収納す
る。また出金の際は収納庫3の硬貨を各収納庫の出口に
設けられている硬貨計数手段(図外)を介しホストから
の指示枚数分、カルトン4に払い出す。制御部5は硬貨
処理機全体の制御,データ管理,ホストとの伝送を行
う。直流電源6は商用電源電圧を直流電源電圧に変換し
て制御部5等に供給する。
【0003】図5は制御部5の構成例を示すブロック回
路図で、11は制御の主体となるCPU、13,14は
夫々このCPU11に属するROM,RAMである。ま
た12はこのCPU11のホストに対するシリアルイン
タフェース、15は各種の図外の制御対象機器やセンサ
等に対する入出力インタフェースである。図6は図4の
硬貨処理機で管理するデータを示す。このデータは図5
のRAM14に記憶され、電源が切断されてもバッテリ
等でデータ保持できるようになっている。ここで入金回
数(累計)21,出金回数(累計)22は夫々入金,出
金の処理時にインクリメントされ、メンテナンス用のデ
ータとして使用される。収納庫データSDとしての1円
収納庫枚数23〜500円収納庫枚数28は夫々当該硬
貨の入金・補充時に加算され、出金・回収時に減算され
る。また一日の業務の終了時には、この収納庫データS
D(23〜28)がホストに呼び出され、その後に回収
(収納庫3−1〜3−6の硬貨を全てカルトン4に払い
出すこと)された硬貨を照合される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで始業時には、
図4の貨幣処理機にはその日の釣銭を準備するため補充
(投入口1から硬貨を投入して収納庫3−1〜3−6に
硬貨を入れること)を行う。従って始業時の釣銭補充前
には収納庫データSDはゼロとなっている必要が有る。
この場合、正常に動作している時は終業時の回収後は収
納庫データSDはゼロとなり何ら問題ないが、業務の途
中で収納庫が故障した場合等には復旧のため収納庫の硬
貨を手で取り出し、故障している収納庫を交換し、収納
庫データSD(23〜28)をホストからの操作により
ゼロクリアする必要があり、操作が煩雑となる。またこ
の時ゼロクリアの操作をしなかった場合、終業時の照合
が合わなくなる等の問題が有る。
【0005】そこで本発明は上記の問題を解消し貨幣処
理機の操作性を改善する貨幣処理機のデータクリア装置
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1のデータクリア装置は、(投入口1など
を介し)投入された貨幣を金種別に収納庫(3(3−1
〜3−6)など)に収納し、また必要に応じ(シリアル
インタフェース12などを介し)外部(ホストなど)か
らの払出指令に応じこの指令で指定された金種の貨幣を
同じく指定された枚数分(カルトン4などに)払出す貨
幣処理機において、電源断を検知し,電源断信号(18
など)を出力する手段(電源断検知回路16など)と、
前記電源断信号の出力後、所定時間(Tなど)が経過し
たことを判別してタイムアップ信号(19など)を出力
する手段(時限回路17など)と、前記タイムアップ信
号の出力に基づいて、少なくとも電源復旧後、この貨幣
処理機が再び常時の動作を開始する以前に、収納貨幣の
回収後0であるべき所定のデータ(収納庫データSDな
ど)を0クリアする手段(CPU11など)とを備えた
ものとする。
【0007】また請求項2のデータクリア装置では、請
求項1に記載のデータクリア装置において、前記の所定
時間はスイッチで可変設定されるものであるようにす
る。また請求項3のデータクリア装置では、請求項1ま
たは請求項2に記載のデータクリア装置において、前記
の所定時間は外部から通信線を介して可変設定され得る
ものであるようにする。
【0008】
【作用】貨幣処理機の保持する収納庫データSDを、電
源断検知手段からの信号で動作する時限手段によりクリ
アする。
【0009】
【実施例】以下図1ないし図3を用いて本発明の実施例
を説明する。図1は本発明の実施例としての制御部5の
構成図で、図5に対応するものである。図1においては
図6に対し「電源断検知回路16」および「時限回路1
7」が新設されている。図3はこの新設回路16,17
の動作説明用のタイムチャートである。次に図3を参照
しつつ回路16,17の動作を説明する。
【0010】電源断検知回路16は、商用電源が切断さ
れた場合には時限回路17に対して電源断信号18を
“1”とする。切断の判別は、瞬断を考慮して例えば1
サイクル以上電源が切断された時のみとする。また電源
が投入された場合は、電源断信号18は“0”となる。
時限回路17は、電源断信号18が“1”になった時点
より規定の時間T経過すると図3(A)のようにタイム
アップ信号19を“1”とする。タイムアップ信号19
を“0”とするには後述する図2の手順でクリア信号2
0を“1”とする。時間Tは、停電時間,誤って電
源を切断する時間,営業停止時間等を考慮し、例えば
1時間にする。またこの時間は基本時間を0.5時間と
して、ビットスイッチの設定により基本時間の2倍,3
倍,4倍−−−等に変えることも考えられる。更に、外
部との通信により設定を変えることもできる。なお図3
(B)は電源断の継続時間が時間Tに満たない場合の例
を示し、タイムアップ信号19は発生しない。電源断検
知回路16および時限回路17は、商用電源が切断され
てもバッテリ等で動作するようになっている。
【0011】図2は図1のCPU11の電源投入時の動
作のフローチャートを示し、符号S1〜S4は同図中の
ステップを示す。図2においてタイムアップ信号19が
“1”となっていれば(S2,分岐Y)、収納庫枚数デ
ータSD(23〜28)をゼロクリアし(S31)、ク
リア信号20を一旦“1”としてタイムアップ信号19
を“0”とする(S4)。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば貨幣処理機に規定時間T
以上の電源の切断があった場合は、電源投入時に自動的
に少なくとも収納庫データSDをクリアするようにした
ので、異常復旧時のメンテマンの負担が軽減される。ま
た稼動途中に何らかの原因で貨幣処理機の収納庫のデー
タSDと実際の現金が狂ってしまい、回収時に収納庫デ
ータがゼロとならない場合でも、翌日の電源投入時には
ゼロクリアされ正常に動作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例としての貨幣処理機の制御部
の構成を示すブロック回路図
【図2】図1の電源投入時の動作を示すフローチャート
【図3】図1の電源断時の動作説明用のタイムチャート
【図4】貨幣処理機の構造例を示す図
【図5】図1に対応する従来の制御部の構成を示すブロ
ック回路図
【図6】貨幣処理機の管理データの構成例を示す図
【符号の説明】
1 投入口 2 振り分け部 3(3−1〜3−6) 収納庫 4 カルトン 5 制御部 6 直流電源 11 CPU 12 インタフェース 13 ROM 14 RAM 15 入出力インタフェース 16 電源断検知回路 17 時限回路 18 電源断信号 19 タイムアップ信号 20 クリア信号 21 入金回数(累計) 22 出金回数(累計) SD(23〜28) 収納庫データ 23 1円収納庫枚数 24 5円収納庫枚数 25 10円収納庫枚数 26 50円収納庫枚数 27 100円収納庫枚数 28 500円収納庫枚数 T 規定時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入された貨幣を金種別に収納庫に収納
    し、外部からの払出指令に応じこの指令で指定された金
    種の貨幣を同じく指定された枚数分払出す貨幣処理機に
    おいて、 電源断を検知し、電源断信号を出力する手段と、 前記電源断信号の出力後、所定時間が経過したことを判
    別してタイムアップ信号を出力する手段と、 前記タイムアップ信号の出力に基づいて、少なくとも電
    源復旧後、この貨幣処理機が再び常時の動作を開始する
    以前に、収納貨幣の回収後0であるべき所定のデータを
    0クリアする手段とを備えたことを特徴とする貨幣処理
    機のデータクリア装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデータクリア装置におい
    て、 前記の所定時間はスイッチで可変設定されるもの
    であることを特徴とする貨幣処理機のデータクリア装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のデータク
    リア装置において、前記の所定時間は外部から通信線を
    介して可変設定され得るものであることを特徴とする貨
    幣処理機のデータクリア装置。
JP4268993A 1992-10-08 1992-10-08 貨幣処理機のデータクリア装置 Pending JPH06119533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268993A JPH06119533A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 貨幣処理機のデータクリア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268993A JPH06119533A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 貨幣処理機のデータクリア装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06119533A true JPH06119533A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17466175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4268993A Pending JPH06119533A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 貨幣処理機のデータクリア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06119533A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291143A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体取扱装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291143A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体取扱装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101216564B1 (ko) 현금처리기
JP3766200B2 (ja) 貨幣処理方法および装置
JPS6017144B2 (ja) クレジツトカ−ドを用いる銀行券の入金・引出し装置
JP5359720B2 (ja) 金銭処理装置
WO2018205097A1 (zh) 自助终端的计数方法及装置、清机方法及装置、自助终端
JPWO2009113471A1 (ja) 貨幣処理機
JPH06119533A (ja) 貨幣処理機のデータクリア装置
JP2626255B2 (ja) 現金自動取引機
JP3368520B2 (ja) 入出金処理装置、及び入出金処理装置における残高カウンタ補正方法
JP6500647B2 (ja) 紙幣処理装置
JPS5840791B2 (ja) 販売機の硬貨計数管理装置
JPS59160289A (ja) 自動券売機の貨幣回収装置
JP5219456B2 (ja) 取引処理装置
JPH01282695A (ja) 紙幣入出金機の金庫管理方法
JP2000202148A (ja) 遊技媒体の貸出装置
JP2891762B2 (ja) 硬貨処理装置
JPH07249144A (ja) 硬貨入出金機
JP3551434B2 (ja) 自動取引機の紙幣分配処理装置
JPH05108918A (ja) 還流型貨幣ユニツトの貨幣管理方式
JPH04349591A (ja) 自動販売機
JP2020017081A (ja) 監視装置、自動取引装置監視システムおよび自動取引装置監視方法
RU2454724C2 (ru) Способ управления обработкой денежной наличности
JPH0877418A (ja) 取引処理装置
JP2602153Y2 (ja) カード販売機
JPH0639402Y2 (ja) 自動販売機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees