JPH06119514A - 異色券発行装置 - Google Patents

異色券発行装置

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JPH06119514A
JPH06119514A JP29645392A JP29645392A JPH06119514A JP H06119514 A JPH06119514 A JP H06119514A JP 29645392 A JP29645392 A JP 29645392A JP 29645392 A JP29645392 A JP 29645392A JP H06119514 A JPH06119514 A JP H06119514A
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JP
Japan
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ticket
color
printing
printer
different
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Pending
Application number
JP29645392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Urakawa
隆司 浦川
Kazuhiro Mizunaga
和宏 水永
Toru Korematsu
徹 是松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、券面の印字色を異ならせること
で、大人乗車券と子供乗車券、男性定期券と女性定期券
の区別が明瞭となり、不正乗車の防止対策に有効な異色
券発行装置を提供する。 【構成】この発明は、ロール紙の供給部側より繰出して
券長さに切断した後、印字および磁気記録等のエンコー
ド処理を施して発券する券発行装置であって、上記ロー
ル紙の感熱処理された券面に第1色を直接感熱印字する
直接感熱プリンタと、上記券面に第1色と異なる第2色
を印刷許容した熱転写プリンタと、発券時に、指定され
た券種と対応する上記一方のプリンタまたは双方のプリ
ンタをプリンタ出力させるプリンタ制御手段とを備えた
異色券発行装置であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば鉄道等の駅務
で使用されるような券発行装置に関し、さらに詳しくは
大人乗車券と子供乗車券、男性定期券と女性定期券に明
瞭に区別して発券処理する異色券発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の券発行装置は、図6に
示すように、ロール紙ホルダ61にロール紙62を繰出
し許容してセットし、発券時に繰出してカッタ63の位
置で券長さに切断し、プリンタ64の位置で所定の券デ
ータを印字し、続いて磁気書込みヘッド65の位置で券
データを書込み、その磁気データを磁気読取りヘッド6
6で読取り確認した後、受皿67に放出している。図
中、68は振分けソレノイド、69は回収箱である。
【0003】このような券発行装置は、通常、一券種毎
に専用の発行機を要して発券していた。例えば、自動券
売コーナでは普通券や回数券の小型券を発券する小型券
発行機を設置し、また乗車カードや定期券等の大型券を
発券する場合は大型券発行機を設置して対処している。
【0004】しかし、発行された小型券は大人と子供の
区別が一目で判別できず、同様に定期等の大型券も男性
と女性の区別が一目で判別できないため不正使用される
場合があり、近年富に自動化促進に伴って多用される乗
車券に対する不正乗車の規制対策が強く要請されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、券
面の印字色を異ならせることで、大人乗車券と子供乗車
券、男性定期券と女性定期券の区別が明瞭となり、不正
乗車の防止対策に有効な異色券発行装置の提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ロール紙の供給部側より繰出して券長さに切断した後、
印字および磁気記録等のエンコード処理を施して発券す
る券発行装置であって、上記ロール紙の感熱処理された
券面に第1色を直接感熱印字する直接感熱プリンタと、
上記券面に第1色と異なる第2色を印刷許容した熱転写
プリンタと、発券時に、指定された券種と対応する上記
一方のプリンタまたは双方のプリンタをプリンタ出力さ
せるプリンタ制御手段とを備えた異色券発行装置である
ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、ロール紙の供給部
側より繰出して券長さに切断した後、印字および磁気記
録等のエンコード処理を施して発券する券発行装置であ
って、上記ロール紙の券面に熱転写テープを介して熱転
写印刷する熱転写プリンタと、第1色と、これに異なる
第2色とをテープ面の巻取り方向に交互に有する2色熱
転写テープと、発券時に、指定された券種と対応する上
記2色熱転写テープの券色を選択して印刷動作させるプ
リンタ制御手段を備えた異色券発行装置であることを特
徴とする。
【0008】
【作用】この発明によれば、乗車券の発券時に、プリン
タ制御手段が指定された券種と対応する一方または双方
のプリンタを出力させて、券面に第1色または第2色を
着色して区別した券種を発券したり、券面に1色のみ、
あるいは2色を着色することで券種を区別して発券す
る。
【0009】また、乗車券の発券時に、プリンタ制御手
段が指定された券種と対応する2色熱転写テープのテー
プ面の券色を選択して印刷動作させることにより、一台
のプリンタで券面に第1色または第2色を着色して区別
した券種を発券したり、券面に1色のみ、あるいは2色
を着色することで券種を区別して発券する。
【0010】
【発明の効果】この結果、券面に例えば黒色と赤色のよ
うに印字色を異ならせて発券することができるため、こ
の券面の種別を一目で明瞭に区別でき、大人乗車券と子
供乗車券、男性定期券と女性定期券等の区別が容易で、
ことに乗車券の不正乗車対策に有効であり、不正乗車を
効率よく抑制することができる。
【0011】また、一本のテープに2色を持たせた2色
熱転写テープを用いれば、一台のプリンタで券面に所定
の色を選択して印刷することができ、2券種の区別に適
した異色券を発券許容する高印刷機能を小型化して達成
することができる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は駅務で利用される大人乗車券と子供乗車
券との2種類の券を同一装置から発券処理する異色券発
行装置を示し、図1において、この異色券発行装置は、
装置本体11の内部に、券発行部12と、券繰出し経路
13と、券熱転写経路14と、磁気データ処理経路15
とを接続して、券発行部12より券を放出口16まで放
出する券搬送構造を有している。
【0013】上述の券発行部12は、乗車券に適した地
色および地模様の素地と感熱印字処理に適した感熱素地
のロール紙17を用い、このロール紙17をロール紙ホ
ルダ18に繰出し自在に保持して繰出し待機し、繰出し
時に巻き戻されて券繰出し経路13に繰出される。
【0014】この券繰出し経路13は、券発行部12か
ら繰出されたロール紙17を、この経路13の搬送途中
に配設したカッタ19で所定の乗車券長さに切断し、そ
の後段に配設した直接感熱プリンタ20で続いて乗車券
データを感熱印字する。
【0015】この券繰出し経路13の後段側と、これに
接続される磁気データ処理経路15との間に並行して分
岐接続した券熱転写経路14上には熱転写プリンタ21
を配設し、この熱転写プリンタ21で券面に種別の異な
った乗車券データを熱転写印刷する。
【0016】そして、印刷された券は両経路13,14
の終端部が合流する磁気データ処理経路15に導かれ、
この磁気データ処理経路15上に配設した書込みヘッド
22で所要の有効な券データを書込み、またその券デー
タを読取りヘッド23で読取り確認し、正常券は該経路
15を介して放出口16へと放出し、読取り不良券や購
入取消しされた取消し券は該通路15に分岐接続された
廃券回収経路24を介して回収箱25に回収する。
【0017】ところで、上述の両プリンタ20,21の
うち、前段側の直接感熱プリンタ20は、感熱印字ヘッ
ドで感熱素地の券面に直接印字し、券面に例えば大人乗
車券としての乗車券データを黒色で印字する。
【0018】これに対し、後段側の熱転写プリンタ21
は、熱転写印刷ヘッドが、図2に示すように、熱転写テ
ープカセット26から繰出した2色熱転写テープ27を
介して、券面に例えば子供乗車券としての乗車券データ
を赤色で熱転写印刷する。
【0019】このように、両プリンタ20,21の一方
を使用して券種に応じた色別の印字処理および印刷処理
を施すことができる。このため、発行された券は、この
券種を大人乗車券か子供乗車券か一目で明瞭に色別して
区別することができる。また、一方の子供乗車券に対し
ては両プリンタ20,21で両着色してプリントするこ
ともできる。図中、28は券可逆搬送ガイド板、29は
ガイド板押圧レバーである。
【0020】図3は熱転写プリンタ21に使用される2
色熱転写テープ27の一例を示し、この2色熱転写テー
プ27は黒色部30と赤色部31とをテープ面の巻取り
方向に交互に有し、その交互の色の境部分には仕切り用
の透明部32を形成し、この透明部32の幅方向定位置
には黒色頭出しマーク33または赤色頭出しマーク34
を形成しており、これらマーク33,34を黒色検知セ
ンサS1 と赤色検知センサS2 とで検知し、この検知信
号に基づいて適宜該テープ27を色長さ部分巻取って、
券面に対する所定の熱転写色に対応動作させることがで
きる。また、テープの残少をテープエンド検知センサS
3 で検知する。
【0021】このため、一台のプリンタ21および一本
のテープでありながら黒色と赤色の印刷色を異ならせた
2種類の券を発券処理する高発券能力を有し、券種に応
じて黒色と赤色の一方、あるいは両色のいずれかを選択
してプリントすることができ、異色券の発行を少部品点
数で達成でき、該券発行装置の小型化を図ることができ
る。
【0022】また、熱転写プリンタ21で券面に例えば
黒色に続いて赤色を熱転写するときは、図2に想像線で
示すように、熱転写プリンタ21を熱転写位置から退避
させて通路を開放し、その間に券を逆送して熱転写初期
位置に戻し、かつ2色熱転写テープ27を赤色対応させ
て再び熱転写プリンタ21を、図2に実線で示すよう
に、熱転写位置に戻すことで赤色転写を実行し、券面に
両色印刷を施すことができる。また、この場合、熱転写
温度はロール紙17の発色温度より低い温度に設定し
て、ロール紙17の感熱素地に悪影響を与えないように
している。
【0023】図4は異色券発行装置の制御回路ブロック
図を示し、CPU41はROM42に格納されたプログ
ラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データをR
AM43で読出し可能に記憶する。
【0024】ところで、CPU41は発券時に券購入キ
ー44を介して入力指定された購入データが大人乗車券
である場合は、直接感熱プリンタ20の位置で大人乗車
券データを感熱印字し、子供乗車券である場合は、熱転
写プリンタ21の位置で子供乗車券データを熱転写印刷
するように制御出力するプリンタ選択機能を備えてい
る。これにより、利用客の券購入操作に応じた所定の券
種を発行する。
【0025】券検知センサSは、搬送経路の所要位置に
配設され、搬送される券の搬送状態を管理し、券繰出し
モータ、搬送路モータ等の各種モータMは、搬送ローラ
および搬送ベルトを駆動してロール紙17を繰出し、ま
た切断後の券を挟持搬送して放出口16あるいは回収箱
25へと搬送処理する。
【0026】このように構成された異色券発行装置の発
券処理動作を図5のフローチャートを参照して説明す
る。今、顧客が券購入キー44を介して乗車券を購入操
作すると、CPU41は購入指定された券種の発券動作
を開始する(ステップn1 )。
【0027】先ず、大人乗車券が購入指定された場合、
CPU41は大人乗車券の券データを作成すると共に、
券繰出しモータを駆動してロール紙17を繰出し(ステ
ップn2 )、この繰出したロール紙17の繰出し端部を
カッタ19で乗車券長さに切断し(ステップn3 )、こ
の切断した紙面に対して直接感熱プリンタ20で大人乗
車券データを黒色で印字し(ステップn4 〜n5 )、黒
色印字後は、磁気データ処理経路15に導いて、ここで
大人乗車券データを書込み、読取り確認した後、このエ
ンコード処理が完了した大人乗車券を放出口16より放
出する(ステップn6 〜n7 )。
【0028】一方、子供乗車券が購入指定された場合、
CPU41は子供乗車券の券データを作成すると共に、
券長さに切断された紙面に対して熱転写プリンタ21で
子供乗車券データを赤色で熱転写印刷し(ステップn8
)、印刷後は、既述したステップn6 〜n7 と同様な
磁気処理がなされて、磁気データ処理経路15より放出
口16に導いて子供乗車券を放出する。
【0029】また、大人乗車券と子供乗車券のような短
期使用される券種以外に、長期使用される定期券に対し
ても男性定期券と女性定期券とに色別して発券すること
ができ、この場合は一目で男性定期券か女性定期券かに
判別できるため、定期券の不正乗車対策に有効であり、
不正乗車を効率よく抑制することができる。
【0030】上述のように、券面に例えば黒色と赤色の
ように印字色を異ならせて発券することができるため、
この券面の種別を一目で明瞭に区別でき、大人乗車券と
子供乗車券、男性定期券と女性定期券等の区別が容易
で、ことに乗車券の不正乗車対策に有効であり、不正乗
車を効率よく抑制することができる。また、一本のテー
プに2色を持たせた2色熱転写テープを用いれば、一台
のプリンタで券面に所定の色を選択して印刷することが
でき、2券種の区別に適した異色券を発券許容する高印
刷機能を小型化して達成することができる。
【0031】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の第1色は、実施例の黒色に対応
し、また第2色は赤色に対応し、以下同様に、プリンタ
制御手段は、CPU41に対応するも、この発明は上述
の一実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の異色券発行装置を示す概略側面図。
【図2】この発明の熱転写プリンタの要部拡大側面図。
【図3】この発明の2色熱転写テープの一部拡大平面
図。
【図4】この発明の異色券発行装置の制御回路ブロック
図。
【図5】この発明の異色券発行装置の発券処理動作を示
すフローチャート。
【図6】従来の券発行装置の概略側面図。
【符号の説明】
11…装置本体 12…券発行部 13…券繰出し経路 17…ロール紙 19…カッタ 20…直接感熱プリンタ 21…熱転写プリンタ 22…書込みヘッド 23…読取りヘッド 27…2色熱転写テープ 41…CPU
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07B 1/00 B 8111−3E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール紙の供給部側より繰出して券長さに
    切断した後、印字および磁気記録等のエンコード処理を
    施して発券する券発行装置であって、上記ロール紙の感
    熱処理された券面に第1色を直接感熱印字する直接感熱
    プリンタと、上記券面に第1色と異なる第2色を印刷許
    容した熱転写プリンタと、発券時に、指定された券種と
    対応する上記一方のプリンタまたは双方のプリンタをプ
    リンタ出力させるプリンタ制御手段とを備えた異色券発
    行装置。
  2. 【請求項2】ロール紙の供給部側より繰出して券長さに
    切断した後、印字および磁気記録等のエンコード処理を
    施して発券する券発行装置であって、上記ロール紙の券
    面に熱転写テープを介して熱転写印刷する熱転写プリン
    タと、第1色と、これに異なる第2色とをテープ面の巻
    取り方向に交互に有する2色熱転写テープと、発券時
    に、指定された券種と対応する上記2色熱転写テープの
    券色を選択して印刷動作させるプリンタ制御手段を備え
    た異色券発行装置。
JP29645392A 1992-10-07 1992-10-07 異色券発行装置 Pending JPH06119514A (ja)

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