JP2500246Y2 - タクシ―用プリンタの制御装置 - Google Patents

タクシ―用プリンタの制御装置

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JP2500246Y2
JP2500246Y2 JP3585791U JP3585791U JP2500246Y2 JP 2500246 Y2 JP2500246 Y2 JP 2500246Y2 JP 3585791 U JP3585791 U JP 3585791U JP 3585791 U JP3585791 U JP 3585791U JP 2500246 Y2 JP2500246 Y2 JP 2500246Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はタクシー用プリンタの制
御装置にかかり、特に、ロール印字用紙に所定間隔毎に
予め付したマークに基づいて用紙のフィードを制御する
ようにしたタクシー用プリンタの制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のタクシー用プリンタに使
用されるロール印字用紙には、図7に示すように、その
一側に一定間隔D毎に所定長さLの黒マークMが付され
ている。そして、このようなロール印字用紙に印字を行
うプリンタには、図8に示すように、この黒マークMを
検出するためのフォトセンサからなるマーク検出部S
が、ロール印字用紙Pに印字を行う印字ユニットUから
所定距離離れた下流側に配置され、また印字したロール
印字用紙Pを送り出す送出口Eには、印字したロール印
字用紙Pを切断するためのカッタCが形成されている。
なお、プリンタには、ロール印字用紙Pをフィードする
図示しないフィード機構も設けられている。
【0003】以上の構成により、印字開始時、ロール印
字用紙Pは黒マークMの下流端がマーク検出部Sによっ
て検出された位置で停止されており、この状態で印字ユ
ニットUによる最初の印字が○○○○で示された所定の
位置に行えるようになっている。この1行目の印字を行
った後、ロール印字用紙Pを1行毎に順次フィードしな
がら印字を行う。所定の印字が全て終了すると、次の黒
マークMの下流端をマーク検出部Sが検出するまでロー
ル印字用紙Pをフィードしてフィードを停止する。
【0004】このロール印字用紙Pのフィードが終了し
た状態では、点線で示すロール印字用紙Pの切断位置が
カッタCの部分にくるようになり、このカッタCで送出
口Eから送り出された印字済みのロール印字用紙Pを切
断することができ、これを領収書として乗客に渡すこと
ができるようになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のプリン
タは、印字行数が一定である単票の領収書の発行を目的
として使用されていたので特に問題はなかった。しか
し、タクシー料金の支払いをカードによって行えるよう
にしたタクシーカードシステムに上述したプリンタを適
用し、単に領収書の発行だけでなく、プリペイドカー
ド、メバーズカード、チケットカードなどの明細からな
る決裁集計データもロール印字用紙Pに印字した場合に
は、印字行数が一定とならず、最終行の印字を終了した
ところでマーク検出部Sが黒マークMを検出しているよ
うな状態になることがあった。
【0006】このような状態が生じると、最終行の印字
後のロール印字用紙Pのフィードが行われず、カッタC
によってロール印字用紙Pを切断すると、印字された文
字もカットされてしまうようになる。特に図9に示すよ
うに、マーク検出部Sが黒マークMの下流端でなく黒マ
ークMの中央部を検出している状態で停止したときに
は、ロール印字用紙Pは下流端と検出位置との間の間隔
に相当する量だけズレて停止しているため、次の印字の
最初の印字位置もズレてしまうなどの問題があった。
【0007】よって本考案は、上述した従来の問題点に
鑑み、印字行数が一定でなくても、印字した文字を切断
したり、次の印字位置がズレることがないようにロール
印字用紙のフィードを制御することができるタクシー用
プリンタの制御装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案により成されたタクシー用プリンタの制御装置
は、図1の基本構成図に示すように、所定間隔で位置出
し用のマークが予め形成されているロール印字用紙に印
字を行う印字ユニット62と、ロール印字用紙の前記マ
ークを検出するマーク検出部63と、ロール印字用紙を
フィードするフィード手段65とを備えるタクシー用プ
リンタ6に対し、前記マーク検出部63がマークを検出
していないとき自動フィード指令を送出し、前記マーク
検出部63が次のマークを検出するまで前記フィード手
段65にロール印字用紙を自動フィードさせるようにし
たタクシー用プリンタの制御装置において、タクシー用
プリンタ6に最終行を印字させた後前記フィード手段6
5に所定行数分ロール印字用紙を送らせるデータを作成
してタクシー用プリンタに送出する第1の送りデータ作
成手段51と、該第1の送りデータ作成手段51からの
データによって前記フィード手段65に所定行数分ロー
ル印字用紙を送らせた時点で、前記マーク検出部63が
マークを検出しているとき、前記フィード手段65に更
に所定行数分ロール印字用紙を送らせるデータを作成し
てタクシー用プリンタ6に送出する第2の送りデータ作
成手段52とを備え、前記第1の送りデータ作成手段5
1からのデータによって前記フィード手段65に所定行
数分ロール印字用紙を送らせた時点で、前記マーク検出
部63がマークを検出していないときと、前記第2の送
りデータ作成手段52からのデータによって前記フィー
ド手段65に更に所定行数分ロール印字用紙を送らせた
後とに前記自動フィード指令をタクシー用プリンタ6に
対して送出することを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成により、タクシー用プリンタ6の印字
ユニット62は、所定間隔で位置出し用のマークが予め
形成されているロール印字用紙に印字を行う。マーク検
出部63がロール印字用紙のマークを検出し、フィード
手段65がロール印字用紙をフィードする。フィード手
段65は、マーク検出部63がマークを検出していない
とき制御装置がタクシー用プリンタ6に対して送出する
自動フィード指令に応じて、マーク検出部63が次のマ
ークを検出するまでロール印字用紙を自動フィードす
る。
【0010】そして、制御装置の第1の送りデータ作成
手段51が、タクシー用プリンタ6に最終行を印字させ
た後フィード手段65に所定行数分ロール印字用紙を送
らせるデータを作成してタクシー用プリンタに送出す
る。また、第2の送りデータ作成手段52が、第1の送
りデータ作成手段51からのデータによってフィード手
段65に所定行数分ロール印字用紙を送らせた時点で、
マーク検出部63がマークを検出しているとき、フィー
ド手段65に更に所定行数分ロール印字用紙を送らせる
データを作成してタクシー用プリンタ6に送出する。
【0011】また制御装置が、第1の送りデータ作成手
段51からのデータによってフィード手段65に所定行
数分ロール印字用紙を送らせた時点で、マーク検出部6
3がマークを検出していないときに自動フィード指令を
タクシー用プリンタ6に対して送出し、かつ第2の送り
データ作成手段52からのデータによってフィード手段
65に更に所定行数分ロール印字用紙を送らせた後に自
動フィード指令をタクシー用プリンタ6に対して送出す
る。
【0012】従って、ロール印字用紙にどのような行数
の印字が行われた場合でも、印字した文字を切断した
り、次の印字位置がズレないような位置までロール印字
用紙を確実にフィードすることができるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図2はタクシーカードシステムに組み込んだ本考
案によるタクシー用プリンタの制御装置の一実施例を示
すブロック図であり、同図において1はタクシー車両に
搭載れているタクシーメータであり、これはタクシーの
賃走時或いは迎車時における走行距離を計測し、該計測
した走行距離と基本料金、じ後料金に基づいて乗車料金
を計算し、料金表示器に表示を行う。このタクシーメー
タ1は、タクシー乗車料金情報を発生する乗車料金情報
発生手段として働き、タクシー乗車料金情報を要求信号
の入力に応じて他の情報と共に出力する他、タクシーの
タリフ状態を示すタリフ情報も出力する。
【0014】2はハンディターミナル(H/T)であ
り、これはマン・マシーンインターフェースとして使用
され、テンキーや各種のファンクションキーからなるキ
ー部及び表示部の他、クレジットカードリーダが設けら
れている。上記キー部には、後述するプリンタの印字動
作を開始させるための印字キーが設けられている。
【0015】3は磁気カードリーダ・ライタ(R/W)
であり、これは磁気的に記録された磁気カードに記録さ
れている情報を読み取ると共に磁気カードに記録を行
う。この磁気カードR/W2のカード挿入孔に、利用毎
に残金の更新を行わなければならない金額カードのよう
なプリペイドカードや、利用毎に利用回数を記録するメ
ンバーズカードのようなポストペイカードなどが挿入さ
れると、このカード挿入孔に挿入されたカードから情報
の読み出しが行われる。また、プリペイドカード又はメ
ンバーカードのようなポストペイカードのようなカード
の場合には、カードに対する情報の書き込みが行われ
る。
【0016】4はICカードリーダ・ライタ(R/W)
であり、これはポストペイカードとしてのICカードか
らの情報の読み出し及びICカードへの情報の書き込み
を行う。
【0017】5はコントロールボックス(C/B)であ
り、これはタクシーメータ1からの乗車料金に関する料
金情報及びタリフ状態に関するタリフ情報と、カードR
/W2やH/T3のクレジットカードリーダで読み取っ
たカード情報と、H/T3のキー部からのキー入力情報
とに基づいてタクシー料金の現金精算情報、カード精算
情報などの収集を行う。
【0018】このためにC/B4は、予め定めた制御プ
ログラムに従って動作するマイクロコンピュータ(CP
U)と、制御プログラムやCPUの動作に必要なデータ
などを記憶している固定メモリ(ROM)と、CPUの
動作時に一時的に情報を記憶するエリアの他、収集した
タクシー料金精算情報を記憶するエリアとを有する可変
メモリ(RAM)と、日時データを発生するカレンダ及
び時計とを備え、RAMはこれに記憶した収集情報が消
失されないように電池によってバックアップされてい
る。このC/B4は、後述するプリンタの印字を制御す
るプリンタ制御装置としてい働く。
【0019】6はプリンタであり、これはC/B4のR
AMに記憶した情報に基づいてタクシー乗務員が発行す
る利用書や領収書などの各種の書面を印字する。このプ
リンタ6は、具体的には図 に示すように構成されてお
り、予め定められた制御プログラムに従って動作するマ
イクロコンピュータ(CPU)61と、このCPU61
の制御の下で図示しないロール印字用紙に印字を行う印
字ユニット62と、ロール印字用紙上のマークを検出す
るフォトセンサからなるマーク検出部63と、図示しな
いバッテリからの+12vを安定した5vに変換して各
部に供給する電源部64とを有する。
【0020】CPU61はマーク線MARK、信号線S
LIN、受信許可線DTR及びデータ線TXDを介して
C/B4と接続されている。マーク線MARKは、これ
に接続さているマーク検出部63からのマーク検出信号
をCPU61とC/B4とに対して送出するためのもの
である。信号線SLINは、C/B4によってオンライ
ンのときアクティブに、オフラインネガティブにそれぞ
れして、プリンタ6にフィード動作させるためのもので
ある。受信許可線DTRは、プリンタ6のCPU61が
C/B4からのデータを受信可能なときにCPU61に
よってアクティブにされ、C/B4にその旨を知らせる
ためのものである。データ線TXDは、受信許可線DT
RがアクティブのときにC/B4からプリンタ6に印字
データを送出するためのものである。
【0021】以上の構成において、C/B5の内部に有
するCPUが予め定めた制御プログラムに従って行うプ
リンタ6の印字制御の概略を、図4に示すロール印字用
紙Pを参照して説明するが、その前にロール印字用紙P
とプリンタ6との関係を図4を参照して説明する。
【0022】図4に示すロール印字用紙Pは、単票1枚
の最大印字行数が15行に設定されていて、この印字最
終行まで印字したときマーク検出部63(図8のS)が
位置P1に位置し、最大印字行数より1行多い16行ま
で印字するとマーク検出部63は位置P2に位置するよ
うになる。そして、ロール印字用紙Pをその印字最終行
から2行分フィードすると、マーク検出部63が黒マー
クMより僅かに下流側の位置P3に位置するようにな
り、このときカッタ(図8のC)が点線で示す位置に位
置し、また16行印字した位置から2行分フィードする
と、マーク検出部63が黒マークM上の位置P4に位置
するようになる。なお、2行分のフィード量は、印字ユ
ニット63とマーク検出部63との間の距離によって決
定されている。
【0023】C/B5は、タクシーメータ1やH/T2
からの情報を入力してから各種キー情報に対応する処理
やタクシーメータ情報処理を行い、特にH/T2のキー
部の印字キーが押下されると、マーク検出部63が黒マ
ークMを検出しているかどうかを判断し、黒マークMを
検出していないときには、信号線SLINをネガティブ
(自動フィード指令となる)にしてプリンタ6にロール
印字用紙の自動フィードを行わせる。このプリンタ6に
おける自動フィードはマーク検出部63が黒マークMの
下流端を検出したところで自動的に停止する。
【0024】マーク検出部63が黒マークMを検出して
いるときには、受信許可線DTRがアクティブになって
いるかどうかを判断し、アクティブ(データ受信許可)
になっているときは印字データを作成し、この作成した
データをデータ線TXDを介して送出してプリンタ6に
印字動作を行わせる。最終行のデータを送出し終わった
ら、2行分の空データ(フィードデータとなる)を送出
する。
【0025】そして、この2行分の空データを送出した
後に、マーク検出部63が黒マークMを検出しているか
どうかを判断し、黒マークMを検出していなければ、信
号線SLINをネガティブにしてプリンタ6にロール印
字用紙Pの自動フィードを次の黒マークMを検出するま
で行わせて一連の動作を終了する。
【0026】また一方、2行分の空データを送出した後
に、マーク検出部63が黒マークMを検出していれば、
2行改行データ(フィードデータとなる)をプリンタ6
に送出して2行分ロール印字用紙Pのフィードを行わせ
てから信号線SLINをネガィブにしてプリンタ6にロ
ール印字用紙Pの自動フィードを次の黒マークMを検出
するまで行わせて一連の動作を終了する。
【0027】以上概略説明したC/B5の動作の詳細
を、その内部のCPUが行う仕事を示す図5及び図6の
フローチャートを参照して説明する。C/B5のCPU
は電源の投入によって動作をスタートし、その最初のス
テップS1において、CPUの各種の初期設定を行う。
その後ステップ2に進んでタクシーメータ1及びH/T
2からの情報の入力を待ち、情報の入力があるとステッ
プS3に進んでそれがH/T2からのものであるか否か
を判定し、この判定がNOのときにはステップS4に進
んでタクシーメータ1からのものであるかを判定し、の
ステップS4の判定もNOのときには上記ステップS2
に戻って次の入力を待つ。ステップS4の判定がYES
のとき、すなわちタクシーメータ1からの情報の入力が
あったときにはステップS5に進んでタクシーメータ1
からの情報の処理を行ってから上記ステップS2に戻
る。
【0028】上記ステップS3の判定がYES、すなわ
ちH/T2からの情報の入力があったときにはステップ
S6に進み、ここでそれがプリンタ印字を指示するもの
であるか否かを判定し、この判定がNOのときにはステ
ップS7に進んで各種キー情報に対応する処理を行って
から上記ステップS2に戻る。また、ステップS6の判
定がYESのとき、すなわちH/T2からの情報がプリ
ンタ印字を指示するものであるときには、図6に示すフ
ローチャートのステップS11に進む。
【0029】図6のステップS11においては、マーク
線MARKの状態によってマーク検出部63の出力を確
認し、その結果によってステップS12においてマーク
検出部63が黒マークを検出しているか否を判定する。
通常はこのステップS12の判定はYESであるが、新
しいロール印字用紙Pをプリンタ6に装着した直後はこ
の判定がNOとなる。
【0030】今、ステップS12の判定がNOのときに
はステップS13に進み、ここで信号線SLINをネガ
ティブにする。このように信号線SLINがネガティブ
にされることによって、プリンタ6はロール印字用紙P
の自動フィードを行う。この自動フィードを行っている
間ステップS14においてマーク線MARKの状態によ
ってマーク検出部63が黒マークMを検出したか否かを
判定する。判定がNOのときはステップS15に進んで
信号線SLINがネガティブになってから20秒を経過
したか否かを判定し、このステップS15又はS14の
判定がYESとなるまでステップS14及びS15を繰
り返す。
【0031】20秒を経過しても黒マークを検出できず
ステップS15の判定がYESとなるとステップS16
に進んでプリンタに異常が生じていると判断してからス
テップS17に進み、ここで信号線SLINをネガティ
ブにしてから図5のステップS2に戻る。
【0032】上記ステップS12又はステップS14の
判定がYESのとき、すなわちマーク検出部63が黒マ
ークを検出したときにはステップS18に進み、ここで
信号線SLINをアクティブ(オンライン)にしてから
ステップS19に進む。ステップS19においては、受
信可能線DTRの状態を確認し、この確認の結果によっ
てステップS20において受信可能線DTRタがアクテ
ィブでプリンタ6がデータを受信可能な状態にあるか否
かを判定し、この判定がYESとなるまでステップS1
9及びS20を繰り返す。
【0033】ステップS20の判定がYESとなるとス
テップS21に進み、ここでプリンタ6に送信して印字
を行わせるためのテキストを作成してからステップS2
2に進んで作成したテキストが最終のものであるか否か
を判定する。最終のものでなくステップS22の判定が
NOのときにはステップS23に進んで作成したテキス
トをデータ線TXDを介してプリンタ6に対して送信し
てから上記ステップS21に戻って次のテキストを作成
する。
【0034】ステップS22の判定がYESで、ステッ
プS21で作成したテキストが最終のものであるときに
はステップS24に進み、ここで最終テキスト+2行の
テキストを作成してからステップS25に進んで上記ス
テップS24で作成したテキストをデータ線TXDを介
してプリンタ6に対して送信する。その後、ステップS
26に進んでマーク線MARKの状態によってマーク検
出部63が黒マークMを検出したか否かを判定する。判
定がNOのときはステップS17に進んで信号線SLI
Nをネガティブにしてから図5のステップS2に戻る。
このステップS17において信号線SLINをネガティ
ブにすることによって、プリンタ6はマーク検出部63
が黒マークMを検出するまで自動フィードを行う。
【0035】上記ステップS26の判定がYESのとき
には次のステップS27において2行改行データをデー
タ線TXDを介してプリンタ6に送出してからステップ
S17に進み、ここで信号線SLINをネガティブにす
ることによって、プリンタ6においてマーク検出部63
が黒マークMを検出するまで自動フィード動作を行わせ
てから図5の上記ステップS2に戻る。
【0036】以上図5及び図6のフローチャートに基づ
いて説明したことから明らかなように、C/B5のCP
Uは、タクシー用プリンタ6に最終行を印字させた後所
定行数分ロール印字用紙を送らせるデータを作成してタ
クシー用プリンタ6に送出する第1の送りデータ作成手
段51と、この第1の送りデータ作成手段51からのデ
ータによって所定行数分ロール印字用紙を送らせた時点
で、マーク検出部63がマークを検出しているとき、更
に所定行数分ロール印字用紙を送らせるデータを作成し
てタクシー用プリンタ6に送出する第2の送りデータ作
成手段52として働き、第1の送りデータ作成手段51
からのデータによって所定行数分ロール印字用紙を送ら
せた時点で、マーク検出部63がマークを検出していな
いときと、第2の送りデータ作成手段52からのデータ
によって更に所定行数分ロール印字用紙を送らせた後と
に自動フィード指令をタクシー用プリンタ6に対して送
出する。
【0037】以上説明したように本実施例では、印字終
了時点で印字ユニットとマーク検出部63との距離に相
当する行数分ロール印字用紙Pを送っても黒マークが検
出されないときには、次の黒マークを検出するまでロー
ル印字用紙Pを自動フィードしているので、印字した文
字がカッタによって切断されることが確実に防止され
る。
【0038】また、印字終了時点で印字ユニットとマー
ク検出部63との距離に相当する行数分ロール印字用紙
Pを送っても黒マークが検出されたときには、黒マーク
Mがマーク検出部63から完全に外れた位置に移動する
ような所定行数、例えば2行分ロール印字用紙Pを送っ
ているので、その後次の黒マークを検出するまでロール
印字用紙Pを自動フィードすることができ、次の印字を
所定位置から確実に行わせることができる。
【0039】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、印
字終了時点で所定行数分ロール印字用紙をフィードして
からロール印字用紙のマークを検出するまで自動フィー
ドさせるようにしているので、印字した文字などが切断
されることが確実に防止される。また、この所定行数分
フィードしたときマークを検出しているときに更に所定
行数分フィードさせてからロール印字用紙の次のマーク
を検出するまで自動フィードさせているので、次の印字
位置がズレることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるタクシー用プリンタの制御装置の
基本構成を示すブロック図である。
【図2】タクシーカードシステムに組み込んだ本考案に
よるタクシー用プリンタの制御装置の一実施例を示す図
である。
【図3】図2中のプリンタの具体的な構成を示す回路図
である。
【図4】本考案による制御装置によって制御されたプリ
ンタによる印字の仕方を説明するための説明図である。
【図5】図2中のコントロールボックスのCPUが行う
仕事の一部分を示すフローチャートである。
【図6】図2中のコントロールボックスのCPUが行う
仕事の他の部分を示すフローチャートである。
【図7】従来の印字の仕方を説明するための説明図であ
る。
【図8】タクシー用プリンタの一般的な内部概略構成を
示す図である。
【図9】従来の印字の仕方の問題を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
5 C/B 51 第1の送りデータ作成手段 52 第2の送りデータ作成手段 6 タクシー用プリンタ 62 印字ユニット 63 マーク検出部 65 フィード手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で位置出し用のマークが予め形
    成されているロール印字用紙に印字を行う印字ユニット
    と、ロール印字用紙の前記マークを検出するマーク検出
    部と、ロール印字用紙をフィードするフィード手段とを
    備えるタクシー用プリンタに対し、前記マーク検出部が
    マークを検出していないとき自動フィード指令を送出
    し、前記マーク検出部が次のマークを検出するまで前記
    フィード手段にロール印字用紙を自動フィードさせるよ
    うにしたタクシー用プリンタの制御装置において、タク
    シー用プリンタに最終行を印字させた後前記フィード手
    段に所定行数分ロール印字用紙を送らせるデータを作成
    してタクシー用プリンタに送出する第1の送りデータ作
    成手段と、該第1の送りデータ作成手段からのデータに
    よって前記フィード手段に所定行数分ロール印字用紙を
    送らせた時点で、前記マーク検出部がマークを検出して
    いるとき、前記フィード手段に更に所定行数分ロール印
    字用紙を送らせるデータを作成してタクシー用プリンタ
    に送出する第2の送りデータ作成手段とを備え、前記第
    1の送りデータ作成手段からのデータによって前記フィ
    ード手段に所定行数分ロール印字用紙を送らせた時点
    で、前記マーク検出部がマークを検出していないとき
    と、前記第2の送りデータ作成手段からのデータによっ
    て前記フィード手段に更に所定行数分ロール印字用紙を
    送らせた後とに前記自動フィード指令をタクシー用プリ
    ンタに対して送出することを特徴とするタクシー用プリ
    ンタの制御装置。
JP3585791U 1991-05-21 1991-05-21 タクシ―用プリンタの制御装置 Expired - Lifetime JP2500246Y2 (ja)

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JPH04132592U JPH04132592U (ja) 1992-12-08
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JP3585791U Expired - Lifetime JP2500246Y2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 タクシ―用プリンタの制御装置

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