JPH0644703Y2 - タクシ−用印字装置 - Google Patents

タクシ−用印字装置

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JPH0644703Y2
JPH0644703Y2 JP1987035976U JP3597687U JPH0644703Y2 JP H0644703 Y2 JPH0644703 Y2 JP H0644703Y2 JP 1987035976 U JP1987035976 U JP 1987035976U JP 3597687 U JP3597687 U JP 3597687U JP H0644703 Y2 JPH0644703 Y2 JP H0644703Y2
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タクシー車両に取付けられたタクシーメータ
と連動するタクシー用印字装置に関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題点〕
従来、この種の装置として領収書発行装置として働く第
9図に示すものがあった。図において、領収書発行装置
1はタクシーメータ2がケーブル3を通じて送出する料
金信号などを受け取り、これらを演算処理する。領収書
発行装置1はまた、ロール状の記録用紙がセットされて
いる小型のプリンタユニット1aを内蔵していて、上記演
算処理に基づいてプリンタユニット1aを制御して料金、
車両コード、日付などを記録用紙上に印字させる。印字
された記録用紙Pは、装置の前面に設けられている記録
用紙送出口1bから送り出される。所定の印字が行われた
記録用紙Pは、記録用紙送出口1bに設けられているカッ
タ刃1cを用いて乗務員によって切り取られて乗客に渡さ
れる。
ところで、従来、タクシー料金を現金で支払う代りに、
タクシーチケットと称されるタクシー会社が予め発行し
た所定のカードに乗客が料金を手書きで記入し、乗務員
に渡すことが行われている。しかし、乗客の中には自分
で料金を記入せず、白紙のタクシーチケットを乗務員に
渡してしまうことがしばしばあった。このようなとき、
不心得な乗務員によって実際の料金とかけ離れた高額な
数字が記入され、売上げの水増しなどの不正に利用され
たり、この不正が原因で後日料金支払者との間でトラブ
ルが発生したりすることが起っていた。
また、タクシー会社によっては、タクシーカードと称す
る略名刺大のカードに会社のピーアールや車両番号など
を予め印刷したものを用意して各車両に備え付け、その
裏面を領収書として使用したり、或いは別の領収書と一
緒に乗客に渡すことが行われている。
そこで、タクシー会社によっては、ロール状の記録用紙
への印字により領収書を発行する印字装置ではなく、タ
クシーチケットやタクシーカードのような単票に印字を
行うことができる印字装置を求めるところもある。
勿論、記録用紙にロール紙、単票をそれぞれ使用する専
用の印字装置を予め用意しておけば、いずれの要求にも
応じることができるが、このようにしたのではコスト高
となる他、後で記録用紙を変更することができないなど
の問題がある。
従って、本考案は記録用紙の変更を簡単に行うことがで
きるタクシー用印字装置を提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記問題点を解決するため本考案によりなされたタクシ
ー用印字装置は、第1図の基本構成図に示すように、用
紙の一側縁に所定の長さの位置出し用のマークが繰り返
し予め印刷され、該マークを基準にして印字される位置
が予め定められているロール紙23、又は用紙の一側縁に
所定の長さの位置出し用のマークが予め印刷され、該マ
ークを基準にして印字される位置が予め定められている
単票42からなる記録用紙に、タクシー料金を印字するタ
クシー用印字装置であって、印字用紙を所定位置まで送
ると共に所定位置に送り込まれた用紙にタクシー料金を
印字するプリンタユニット18と、該プリンタユニットに
より送られた記録用紙を送出する用紙送出口28aに設け
られたロール紙をカットするためのカッタ刃28bと、記
録用紙を前記ロール紙又は単票の一側縁に印刷されたマ
ーク及び用紙の背後の案内と区別して検知して位置検出
するセンサXと、印字に使用される記録用紙の種類に応
じてモードを設定するためのモード設定手段35と、該モ
ード設定手段によるモード設定に応じて前記プリンタユ
ニットにおける記録用紙の送り動作を制御すると共に記
録用紙の所定位置へのタクシー料金の印字を制御する印
字制御手段11とを備え、前記印字制御手段が、前記モー
ド設定手段により設定されたモードがロール紙モードの
とき、印字動作の開始に先立ち前記センサがロール紙の
前記マークの後縁を検知するまで用紙を送り、印字後前
記センサが前記マークの前縁を検知するまで用紙を送
り、前記モード判定手段により単票モードが判定されて
いるとき、印字動作の開始に先立ち前記センサが単票の
前記マークの後縁を検知するまで用紙を送り、印字後前
記センサが前記単票の後縁を検知するまで用紙を送る用
紙送り制御手段11aを有し、かつ所定位置にセットされ
るロール紙を覆うロールカバー部材又は単票を紙差込口
に導く単票用カバー部材の一方が選択的に装着自在に装
着されるようになしたことを特徴としている。
〔作用〕
以上の構成により、ロールカバー部材又は単票用カバー
部材の一方を選択すると共に、モード設定手段35により
モード設定することにより、印字制御手段11の用紙送り
制御手段11aが各記録用紙に合った送り動作及び印字動
作となるようにプリンタユニット18を制御する。
特に、用紙送り制御手段11aが、モード設定手段35によ
り設定されたモードがロール紙モードのとき、印字動作
の開始に先立ちセンサXがロール紙のマークの後縁を検
知するまで用紙を送り、印字後センサがマークの前縁を
検知するまで用紙を送り、モード判定手段により設定さ
れたモードが単票モードのとき、印字動作の開始に先立
ちセンサが単票のマークの後縁を検知するまで用紙を送
り、印字後センサが単票の後縁を検知するまで用紙を送
る。
従って、用紙の一側縁に所定の長さの位置出し用のマー
クが繰り返し予め印刷され、該マークを基準にして印字
される位置が予め定められているロール紙23、又は用紙
の一側縁に所定の長さの位置出し用のマークが予め印刷
され、該マークを基準にして印字される位置が予め定め
られている単票42からなる記録用紙に、タクシー料金を
印字することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第2図は本考案による印字装置の回路構成の一例を示す
ブロック図であり、図において、11は予め定められたプ
ログラムに従って動作するマイクロコンピュータ(CP
U)であり、該CPU11には、スイッチ群12、時計13、イン
ターフェース(I/F)14、プリンタドライバ15及び電源
回路16が接続されている。
時計13はバックアップ回路17によって常に電源供給さ
れ、年、月、日、時、分の時間データを発生する。I/F1
4は図示しないタクシーメータが発生する支払信号、デ
ータなどをCPU11に供給する。プリンタドライバ15はCPU
11が発生する印字信号によってプリンタユニット18を駆
動し、記録用紙への印字を行わせる。電源回路16はタク
シーに搭載されているバッテリィからイグニッションス
イッチを介して電源が供給され、これを安定化してCPU1
1に供給する。なお、図示していないが、プリンタユニ
ット18にも同様の電源が供給される。
第3図及び第4図は記録用紙にロール紙を使用する場合
の本考案による印字装置の構造を示す一部破断正面図及
び側断面図であり、図において、表ケース21aと裏ケー
ス21bとからなるケース21内の空所22には、第2図につ
いて上述した回路構成部材であるプリンタユニット18な
どが収容されている。表ケース21aには、その上方中央
部にロール紙23を収容する凹所21a-1が形成されてい
る。
凹所21a-1内には、ロール紙23の中心に挿入したロール
軸24の両端を受ける軸受21a-2が設けられ、該軸受21a-2
にロール軸2がセットされたロール紙23はロールカバー
25を図示のように閉じることによって保持される。ロー
ルカバー25は、透明な樹脂材料により作られ、弾性変形
可能な一対の腕25aにそれぞれ突設された回転軸25bを有
し、該回転軸25bが凹所21a-1の両側壁に設けた孔21a-3
に嵌合されることにより、該回転軸25bについて回動さ
れて開閉される。ロールカバー25は弾性フック片25cを
有し、該弾性フック片25cを表ケース21aの係止部21a-4
に係合することによって閉状態に保持される。
上記プリンタユニット18は板金製の支持フレーム26によ
って、表ケース21aの凹所21a-1の下方に位置するように
保持されている。支持フレーム26の一部分26aと表ケー
ス21aの内壁面の一部分21a-5とによって記録用紙である
ロール紙23の引出し端が通る通路27が形成され、該通路
27により案内されたロール紙は、プリンタユニット18の
紙差込口に至り、プリンタユニット18において印字され
た後用紙排出口から送り出される。
プリンタユニット18から送り出されたロール紙は、表ケ
ース21aの正面に嵌め込まれたカッタ部材28に設けられ
ている用紙送出口28aから外に送出される。所定の印字
が終了して用紙送出口28aから送出されたロール紙23は
カッタ刃28bを利用して切断される。
また、表ケース21aの凹所21a-1の左右には、図示しない
スイッチをそれぞれ操作する紙送りボタン29及びプリン
トボタン30が設けられ、かつケース21内には、凹所21a-
1の底にあけた窓孔21a-1′から操作可能な位置に、セレ
クトスイッチ31、セットスイッチ32、モード設定スイッ
チ33及び迎車料金設定スイッチ34が設けられていて、こ
れらスイッチが第2図について上述したスイッチ群12を
構成している。
上記セレクトスイッチ31及びセットスイッチ32は時計の
時刻合せに使用され、またモード設定スイッチ35は車番
印字の有無の設定、記録用紙のタイプすなわちロール
紙,単票の設定、印字方法すなわち自動,手動の設定、
時刻印字の有無の設定を行うのに使用される。上述の例
のように記録用紙としてロール紙を使用する場合には、
モード設定スイッチ35により記録用紙のタイプがロール
紙に設定される。
記録用紙に単票を用いる場合には、ロールカバー25を開
けてロール紙23をロール軸24と共に取り出した後、ロー
ルカバー25の一対の腕25aを変形させて回転軸25bと孔21
a-3との嵌合を外すことにより、ロールカバー25がケー
ス21から取り外される。その後第5図及び第6図に示す
ように、今迄ロール紙23が収容されていた表ケース21a
の凹所21a-1に単票用カバー40が装着される。
単票用カバー40は樹脂により一体成形されており、ロー
ルカバー25と同様に一対の腕40aを有し、該腕40aには孔
21a-3に嵌合される支軸40bが突設されている。単票用カ
バー40にはまたロールカバー25と同様に弾性フック片40
cが設けられており、この弾性フック片40cを表ケース21
aの係合部21a-4に係合することにより、表ケース21aの
凹所21a-1内に単票用カバー40が固定される。この単票
用カバー40は、所定位置に固定された状態で、通路27を
画成している支持フレーム26の一部分26aの延長面を形
成する背板部40dを有する。この背板部40dは単票42を通
路27を通じてプリンタユニット18の紙差込口に挿入する
際の案内として働く。この単票用カバー40の開閉はケー
ス21内のスイッチ群を操作するとき以外は行われず、通
常は図示のような閉じられた状態で使用される。
勿論、単票を使用する場合には、記録用紙のタイプがモ
ード設定スイッチ35により単票に設定される。
上記記録用紙としてのロール紙23には、例えば第7図
(a)に示されるものが使用される。すなわち、ロール
紙23には、領収書として必要な項目を印字する欄が設け
られると共に、タイトル、会社名、住所、電話番号が繰
返し印刷され、かつ用紙の一側縁に所定長さの位置出し
用の黒色マーク23aが繰返し印刷されている。このよう
なロール紙23は、プリンタユニット18の紙差込口に矢印
方向に挿入した状態で紙送りボタン29を操作することで
プリンタユニット18内に送り込まれ、図中範囲βが用紙
送出口28a又はカッタ刃28bの位置まで達したところで紙
送りボタン29の操作を止め、用紙の送り込みを停止した
後、余分の用紙をカットする。このとき、用紙上の黒色
マーク23aにより位置検出を行うセンサ(図示せず)の
位置にマーク23aの始端Aが略あるようになる。なお、
マーク23aの長さαを上記範囲βよりも大きくすること
により上記最初の位置出しがし易くなる。
一方、記録用紙としての単票42には、例えば第7図
(b)に示すものが使用される。すなわち、単票42に
は、ロール紙23の場合と同様に領収書として必要な項目
を印字する欄が設けられると共に、タイトル、会社名、
住所、電話番号が印刷され、かつ用紙の一側縁に所定長
さの位置出し用の黒色マーク42aが印刷されている。単
票42の場合、ロール紙23をカットして発行する領収書に
比べてマーク42aの後側の寸法が大きくなっているが、
これは単票42とロール紙23の送り動作の違いによる。単
票42の挿入方向は矢印の方向である。なお、図示の単票
42は領収書というタイトルが印刷されているが、例えば
タクシーチケットというタイトルを付けることによっ
て、乗客から受け取った白紙のタクシーチケットに料金
等を印字することが可能となる。
以上説明した印字装置の動作を第8図に示すCPU11の実
行するフローチャートを参照しながら説明する。
CPU11は電源のオンによってフローチャートをスタート
し、その最初のステップS1において、設定スイッチ35に
よる設定に基づいてロールモードであるか否か、すなわ
ち印字装置により使用される記録用紙がロール紙である
か否かが判定される。設定がロール紙に行われていれ
ば、該ステップS1の判定はYESとなり、ステップS2に進
むが、単票の設定が行われているときには、ステップS1
の判定がNOとなってステップS17に進む。
ステップS2においては、紙送りボタン29が操作されてい
るか否かが判定される。ステップS2の判定がYESのとき
はステップS3に進み、ここで紙送りを開始し、判定がNO
のときはステップS4に進み、ここで紙送りが既に開始し
ているか否かが判定される。スタート後一度も紙送りが
行われていないときは、ステップS4の判定がNOとなりス
テップS6に進む。ステップS4の判定がYESのときは、ス
テップS5に進み、ここで紙送りを停止する。すなわち、
紙送りボタン29の操作中紙送りが行われる。
その後ステップS6に進み、ここで印字方法のモードがモ
ード設定ステップS35により自動に設定されているか否
かが判定される。このステップS6の判定がYESのときは
ステップS7に進み、NOのときはステップS8に進む。ステ
ップS7では、タクシーメータのタリフが支払状態にある
か否かを判定し、判定がYESのときはステップS9に進
み、NOのときはステップS1に戻る。一方ステップS8で
は、プリントボタン30が操作されたか否かが判定され、
判定がYESのときはステップS9に進み、NOのときはステ
ップS1に戻る。
ステップS9においては、用紙がロールモードであるか否
かが判定され、判定がYESのときはステップS10に進み、
NOのときはステップS12に進む。ステップS10では紙送り
を開始させ、続くステップS11で例えば反射形フォトセ
ンサからなる位置検出センサが黒から白、すなわちマー
ク23aからマーク外への変化境界である第7図(a)中
のB線を検出したか否かが繰返し判定され、判定がYES
となって位置検出された時点でステップS12に進む。
ステップS12においては、タクシーメータに対してデー
タ要求信号を送出し、このデータ要求信号に応じてタク
シーメータが送出するデータ、車番を次のステップS13
において受信する。その後ステップS14に進み、ここで
日付、車番、料金などが印字される。続くステップS15
では、位置検出センサが白から黒、すなわちマーク外か
らマーク上への変化境界である第7図(a)中のC線、
又は第7図(b)の単票42における用紙上から用紙外へ
の変化を検出したか否かが判定され、判定がYESとなる
までこのステップが繰返し実行される。判定がYESとな
ると、ステップS16に進み、ここで紙送りが停止され
る。
このステップS16が終了した時点で、ロール紙23上の範
囲βがちょうどカッタ刃28bのところまできていて、カ
ッタ刃28bによって用紙をカットすることにより領収書
を発行することができる。一方、単票42の場合は、下端
縁が位置検出センサに至った時点で紙送りが停止する。
この状態で、用紙送出口28aから単票の大部分が突出
し、この突出部をつまんで引張ることにより、取り出す
ことができる。ステップS16の実行後はステップS1に戻
る。
ところで、記録用紙として単票が使用され、ステップS1
の判定がNOのときには、ステップS17に進み、ここで単
票42が挿入されたか否かが位置検出センサの出力により
判定される。すなわち、位置検出センサは、単票42が挿
入されていない状態で黒を検出している状態にあり、単
票42の挿入により黒から白への変化を検出するので、こ
の変化を監視することにより、ステップS17の判定を行
うことができる。
ステップS17の判定がNOのときは、ステップS1に戻り、Y
ESとなるまでステップS1及びS17が繰返される。ステッ
プS17の判定がYESのときは、ステップS18において紙送
りを開始し、続くステップS19においてマーク42aのa線
が検出できたか否かが、位置検出センサの出力の白から
黒への変化の監視によって判定される。この判定がYES
となるまでステップS19が繰返される。YESとなったとこ
ろでステップS20に進み、ここで紙送り量の計数を開始
し、続くステップS21において黒から白への変化、すな
わち第7図(b)のb線の検出ができたか否かが判定さ
れる。このステップS21の判定がYESとなるまで、ステッ
プS20及びS21が繰返される。
ステップS21の判定がYESとなるとステップS22に進み、
ここで送り量が正常であるか否かを計数値を予め定めた
一定値と比較することによって判定する。この判定がYE
Sのときは、ステップS23に進み、ここで紙送りが停止さ
れた後ステップS24で計数値がクリアされる。ステップS
24の後は、ステップS6に進み、その後のステップによっ
て印字が行われる。ステップS22の判定がNOのときは、
ステップS25において係数値がクリアされた後、ステッ
プS15に進み、その後単票42を排出のための仕事が行わ
れる。
なお、上記ステップS20〜S22は、単票42が紙差込口に対
して頻繁に出し入れされても誤動作しないようにするた
めのものである。
以上第8図のフローチャートを参照して行った説明から
明らかなように、CPU11は、印字に使用される記録用紙
の種類に応じてモードを設定するためのモード設定手段
35によるモード設定に応じてプリンタユニット18におけ
る記録用紙の送り動作を制御すると共に記録用紙の所定
位置へのタクシー料金の印字を制御する印字制御手段と
して働くと共に、印字制御手段が有する、モード設定手
段により設定されたモードがロール紙モードのとき、印
字動作の開始に先立ち、記録用紙をロール紙23又は単票
42の一側縁に印刷されたマーク及び用紙の背後の案内と
区別して検知して位置検出するセンサXがロール紙のマ
ークの後縁を検知するまで用紙を送り、印字後センサが
マークの前縁を検知するまで用紙を送り、モード判定手
段により単票モードが判定されているとき、印字動作の
開始に先立ち前記センサが単票のマークの後縁を検知す
るまで用紙を送り、印字後センサが単票の後縁を検知す
るまで用紙を送る用紙送り制御手段11aとして働く。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、ロール紙カバー又
は単票用カバーを装着すると共に、モード設定してプリ
ンタユニットの動作をそれぞれの記録用紙に合うように
制御しているため、簡単にロール紙又は単票にタクシー
料金印字できる印字装置が得られる。
特に、ロール紙及び単票には用紙の一側縁に所定の長さ
の位置出し用のマークが予め印刷されているので、この
マークを基準にして印字される位置が予め定めることが
でき、用紙に予め印刷などがされていても、この印刷に
対して所定の位置関係を保持した料金印字を行うことが
できるという効果も得られるようになっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるタクシー用印字装置の基本構成を
示すブロック図、 第2図は本考案の一実施例を示すブロック図、 第3図及び第4図は記録用紙にロール紙を用いたときの
装置を示す一部破断正面図及び側断面図、 第5図及び第6図は記録用紙に単票を用いたときの装置
を示す正面図及び側断面図、 第7図はロール紙及び単票の一例を示す平面図、 第8図は第2図中のCPUが行う仕事のフローチャート
図、及び 第9図は従来装置の一例を示す斜視図である。 11……印字制御手段(CPU)、11a……用紙送り制御手段
(CPU)、18……プリンタユニット、23……ロール紙、4
2……単票、28a……用紙送出口、28b……カッタ刃、35
……モード設定手段(モード設定スイッチ)、X……セ
ンサ、25……ロールカバー部材、40……単票用カバー部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙の一側縁に所定の長さの位置出し用の
    マークが繰り返し予め印刷され、該マークを基準にして
    印字される位置が予め定められているロール紙、又は用
    紙の一側縁に所定の長さの位置出し用のマークが予め印
    刷され、該マークを基準にして印字される位置が予め定
    められている単票からなる記録用紙に、タクシー料金を
    印字するタクシー用印字装置であって、 印字用紙を所定位置まで送ると共に所定位置に送り込ま
    れた用紙にタクシー料金を印字するプリンタユニット
    と、 該プリンタユニットにより送られた記録用紙を送出する
    用紙送出口に設けられたロール紙をカットするためのカ
    ッタ刃と、 記録用紙を前記ロール紙又は単票の一側縁に印刷された
    マーク及び用紙の背後の案内と区別して検知して位置検
    出するセンサと、 印字に使用される記録用紙の種類に応じてモードを設定
    するためのモード設定手段と、 該モード設定手段によるモード設定に応じて前記プリン
    タユニットにおける記録用紙の送り動作を制御すると共
    に記録用紙の所定位置へのタクシー料金の印字を制御す
    る印字制御手段とを備え、 前記印字制御手段が、前記モード設定手段により設定さ
    れたモードがロール紙モードのとき、印字動作の開始に
    先立ち前記センサがロール紙の前記マークの後縁を検知
    するまで用紙を送り、印字後前記センサが前記マークの
    前縁を検知するまで用紙を送り、前記モード判定手段に
    より設定されたモードが単票モードのとき、印字動作の
    開始に先立ち前記センサが単票の前記マークの後縁を検
    知するまで用紙を送り、印字後前記センサが前記単票の
    後縁を検知するまで用紙を送る用紙送り制御手段を有
    し、 かつ所定位置にセットされるロール紙を覆うロールカバ
    ー部材又は単票を紙差込口に導く単票用カバー部材の一
    方が選択的に装着自在に装着されるようになした ことを特徴とするタクシー用印字装置。
JP1987035976U 1987-03-13 1987-03-13 タクシ−用印字装置 Expired - Lifetime JPH0644703Y2 (ja)

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