JPH06119229A - リンク編集方法、それを用いたリンク編集装置、メディア、及び再生装置 - Google Patents

リンク編集方法、それを用いたリンク編集装置、メディア、及び再生装置

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JPH06119229A
JPH06119229A JP4266195A JP26619592A JPH06119229A JP H06119229 A JPH06119229 A JP H06119229A JP 4266195 A JP4266195 A JP 4266195A JP 26619592 A JP26619592 A JP 26619592A JP H06119229 A JPH06119229 A JP H06119229A
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JP4266195A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Oda
稔之 織田
Takashi Nakasugi
高志 中杉
Yoshimichi Kudo
善道 工藤
Tamotsu Ito
保 伊藤
Takashi Takeuchi
崇 竹内
Yukio Fukui
幸夫 福井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 表示画面400の候補オブジェクト領域40
3に表示されたオブジェクト402をカーソル404で
選択し、編集オブジェクト領域401に移動させること
によりオブジェクトの関係付けを行う。オブジェクト定
義405は関係付け作業を行う前の定義内容であり、リ
ンクデータを一つも定義していないのでオブジェクト名
称nature.picだけが定義されている。オブジェクト定義
406は関係付け作業を行った後の定義内容であり、新
たにボタン定義をしており、決定しているのはリンク先
オブジェクト名称road.picと切換効果だけである。 【効果】 ボタン一つ一つの詳細設定を後回しにしてオ
ブジェクト間の関係付けを行うことができるので、リン
ク状態のアウトラインを容易に作成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リンク編集方法、それ
を用いたリンク編集装置、メディア、及び再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、CD−ROM(Compact Disc
- Read Only Memory)、CD−I(Compact Disc - In
teractive)等の音声,画像を同時に再生できるマルチ
メディア情報機器が登場し、様々なアプリケーションが
開発されつつある。これらマルチメディアの特色を生か
したアプリケーションを開発するに当たっては、膨大な
量の音声,画像情報を容易な操作で編集できる編集装置
が不可欠である。
【0003】従来、ユーザの入力に従って音声,画像情
報を検索し再生する対話型アプリケーションを開発する
方法である第1の例として、特開平2−2456号公報
に挙げられるデータ編集方法とその装置がある。これ
は、マルチメディアデータのタイプおよびデータ間のリ
ンクタイプをシンボル化したテンプレートを用意し、そ
のテンプレートのタイプに一致するマルチメディアデー
タを当てはめることによって、繰り返し使われるデータ
のリンク編集を可能にしていた。
【0004】また、第2の例として、アップルコンピュ
ータ社のソフトウェア開発環境であるハイパーカードシ
ステムがある。これは、マルチメディアデータをカード
単位で管理していて、ボタンをカードに配置し、そのボ
タンをユーザが選択した場合に表示する別のカードを指
定することによって、リンク定義を行うことを可能にし
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術のう
ち、第1の例においては、大量のマルチメディアデータ
の定型の関係付けが容易になるが、非定型の関係付けが
多くなるとその数に相当するテンプレートを作成し、デ
ータのタイプを確認しながらテンプレートに当てはめる
という作業が必要であり、データ間のリンク編集が直感
的ではなくなるという問題があった。
【0006】また、上記した従来技術のうち、第2の例
においては、個々のマルチメディアデータに関してリン
ク始点となるボタンを配置し、リンク終点となるデータ
を表示しながら設定できるため、個々のリンク編集が直
感的に行えるが、大量のマルチメディアデータを扱う場
合には、マルチメディアデータ全体のリンク関係が把握
しづらいという問題があった。
【0007】本発明の目的は、マルチメディアデータの
リンク編集及びリンク編集結果の確認を直感的に行う手
段を提供することにある。また、本発明の他の目的は、
編集結果の整合性を検証し、マルチメディアアプリケー
ションを記録したメディアの作成を容易にする手段を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、マルチメディアデータ記憶装置と、画像
表示装置と、編集操作入力装置と、出力ファイル記憶装
置と、制御部を用い、マルチメディアデータの関係付け
を行う手段としては、編集対象ファイルと、リンク終点
の候補である複数の候補ファイルとを表示する手段と、
ユーザの操作入力によって任意の前記候補ファイルを前
記編集対象ファイルに関係付ける手段とを備え、該関係
付けによって、始点ファイル名と終点ファイル名を定義
し、リンク始点定義は未定義であるようなオブジェクト
定義を生成する手段を設けた。
【0009】また、複数の候補ファイルを表示する際
に、その候補ファイルが任意のオブジェクト定義によっ
てリンク始点またはリンク終点となっていることを視覚
的に区別できるように表示する手段を備えた。
【0010】また、マルチメディアデータ記憶装置と、
画像表示装置と、編集操作入力装置と、出力ファイル記
憶装置と、制御部を用い、任意の一つのオブジェクト定
義に定義された始点ファイルを中心に、オブジェクト定
義に定義された1つまたは複数の終点ファイル名を順次
求めて表示し、表示したファイルの任意の2つを両端と
するリンクについて、リンク接続線を表示することによ
ってリンク状態の表示を行う手段を備えた。
【0011】また、オブジェクト定義の参照回数が所定
の回数を超える場合、その回数を超えた時点の終点ファ
イルを、リンク状態表示の境界ファイルであることを意
味するシンボルに置き換えて表示し、前記オブジェクト
定義の繰り返し参照を終了する手段を備えた。
【0012】また、ユーザの操作入力によって指定され
た任意の前記リンク接続線に対応するオブジェクト定義
を参照し、オブジェクト定義内容を表示する手段を備え
た。
【0013】また、ユーザの操作入力によって指定され
た任意のリンク接続線に対応するリンクの両端のファイ
ルの間に仮ファイル名を持つ新たなファイルを挿入する
手段と、リンク接続線に対応するオブジェクト定義のリ
ンク終点ファイル名を仮ファイル名とし、新たに仮ファ
イル名をリンク始点ファイル名、接続線の終点ファイル
名を終点ファイル名とそれぞれ定義してオブジェクト定
義を生成する手段を備えた。
【0014】また、ユーザの操作入力によって指定され
た任意のリンク接続線の削除を行う手段と、接続線に対
応するオブジェクト定義のリンク終点ファイル名を削除
する手段を備えた。
【0015】また、自動展示型ファイルである場合、フ
ァイルの表示を他のファイル表示と視覚的に区別できる
ように表示する手段を備えた。
【0016】また、ユーザの操作入力によって指定され
た複数のファイルをグループ化して一つの表示にする手
段と、その複数のファイルをリンクの始点とするオブジ
ェクト定義の定義内容からグループ化したオブジェクト
定義を行う手段を備えた。
【0017】また、マルチメディアデータ記憶装置と、
画像表示装置と、編集操作入力装置と、出力ファイル記
憶装置と、制御部を用い、オブジェクト定義から、いか
なるリンクをたどっても関連しないファイルが存在する
かどうかを検出することによって、リンク状態の検証を
行う手段を備えた。
【0018】また、マルチメディアデータ記憶装置と、
画像表示装置と、編集操作入力装置と、出力ファイル記
憶装置と、制御部を用い、オブジェクト定義から、リン
クが存在するファイルをメディア上に近傍配置するよう
なデータ配置情報を出力する手段を備えた。
【0019】また、リンク編集装置を、上述の編集方法
を用いた制御部と、マルチメディアデータ記憶装置と、
画像表示装置と、編集操作入力装置と、出力ファイル記
憶装置と、で構成した。
【0020】
【作用】前述の手段によれば、画面表示されたデータを
選択することによってマルチメディアデータの関係付け
操作を行い、リンク始点定義が未定義のままオブジェク
ト定義を生成する。
【0021】また、オブジェクト定義を参照し、リンク
の両端となるファイルを視覚的に区別できる表示にす
る。
【0022】また、オブジェクト定義を順次参照し、関
連付けをしたファイルおよびリンク接続線を表示するこ
とによって、リンク状態表示をする。
【0023】また、リンク接続線を選択し、対応するオ
ブジェクト定義を参照、変更、削除することによって、
定義内容の表示、ファイルの挿入、リンク接続線の削除
を行う。
【0024】また、自動展示型ファイルである場合、フ
ァイルの表示を他のファイル表示と視覚的に区別できる
ように表示する手段により、自動展示型ファイルの存在
を表示する。
【0025】また、ユーザの操作入力によって指定され
た複数のファイルをグループ化して一つの表示にする手
段と、その複数のファイルをリンクの始点とするオブジ
ェクト定義の定義内容からグループ化したオブジェクト
定義を行う手段により、関連性の強いファイルをまとめ
て扱う。
【0026】また、オブジェクト定義を参照し、いかな
るリンクをたどっても関連しないファイルが存在するか
どうかを検出することによって、リンク状態の異常検出
行う。
【0027】また、オブジェクト定義から、リンクが存
在するファイルをメディア上に近傍配置するようなデー
タ配置情報を出力する手段により、ファイル再生時のア
クセス時間を短縮する。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。
【0029】図1は本発明の一実施例としてのリンク編
集装置の構成を示すブロック図であって、リンク編集装
置100は、マルチメディアデータ記憶装置101と、
画像表示装置102と、音声出力装置103と、キーボ
ードやマウス等の編集操作入力装置104と、出力ファ
イル記憶装置105と、各ブロックを制御する制御部1
06とから成る。このリンク編集装置100は、マルチ
メディアデータ再生装置が用いるマルチメディアデータ
のリンクデータの編集及び情報記録媒体(メディア)の
作成支援を目的としている。
【0030】マルチメディアデータ記憶装置101には
あらかじめ画像ファイル、音声ファイル、テキストファ
イル、動画ファイル等のファイルが格納されている。ユ
ーザはキーボードやマウス等の編集操作入力装置104
でファイルを特定し、リンク始点またはリンク終点を決
定する。ファイルの再生は、画像ファイルあるいはテキ
ストファイルなら画像表示装置102を用い、音声ファ
イルなら音声出力装置103を用い、動画ファイルなら
画像表示装置102と音声出力装置103の両方を用い
てそれぞれ行い、ファイルの実体を確認する。
【0031】音声ファイルとしては符号化された圧縮音
声データから成り、音声出力装置103は圧縮音声デー
タの復号手段を持つ。また、編集作業において音声ファ
イルを指定する際のシンボルを各ファイルごとに記憶し
ておく。画像ファイルとしてはマルチメディアデータ再
生装置が用いる原画像データと、この原画像データを色
数,画素数などについて圧縮して得られる編集用画像デ
ータとの2種類の画像ファイルが納められている。動画
データとしては音声データを持つものであってもなくて
もよいが、音声ファイル同様、編集用のシンボルが各フ
ァイルごとに必要である。
【0032】編集の結果、マルチメディアデータについ
て、マルチメディアデータファイル名およびリンクデー
タから成るオブジェクトを生成し、出力ファイル記憶装
置105に格納する。
【0033】図2は図1のリンク編集装置によるリンク
編集の概念を説明するための説明図である。
【0034】図2(a)は1つのファイル(画像ファイ
ル)と他のマルチメディアデータのファイルとのリンク
状態を説明する図である。本実施例では、再生するマル
チメディアデータのファイルと、ユーザ入力に対応して
再生ファイルを切り換えるリンクデータを一つにまとめ
てオブジェクトと呼ぶ。
【0035】オブジェクト200は、図に示すような図
柄を持つ画像ファイル(ファイル名nature.pic)とリン
クデータを定義した3つのボタン201、202、20
3から成る。3つのボタンは、マルチメディアデータ再
生装置でユーザがデータ検索を行うときのメニューボタ
ンに相当し、ボタン201はcloud.picというファイル
名の画像ファイルを持つオブジェクト204へリンクす
るボタン、ボタン202はnature.bgmというファイル名
の音声ファイルを持つオブジェクト206へリンクする
ボタン、ボタン203はmountain.picというファイル名
の画像ファイルを持つオブジェクト205へリンクする
ボタンである。
【0036】本実施例の目的とするリンク編集とは、音
声ファイル、画像ファイルなどの関係付けを行って、図
2(a)に示すようなリンク状態を持つオブジェクト定
義を行うことにある。
【0037】図2(b)はオブジェクト200の定義内
容を示す図である。オブジェクト200のオブジェクト
定義207は、再生する画像ファイル名であるnature.p
icをそのままオブジェクト名としている。このオブジェ
クトはリンクデータとしてButton0、Button1、Button2
という3つのボタンを持ち、それぞれボタン201、2
02、203に対応したボタン定義をしている。例え
ば、ボタン201に相当するボタンであるButton0は次
のような定義をしている。
【0038】ボタン表示タイプ(type) 透明
(transparent)、すなわち表示されない ボタン表示位置(locate) 座標(150,60)、ただ
し表示されない ボタン有効領域(area) 座標(20,20)-(280,1
00)の矩形領域に対し有効 リンク先オブジェクト名(linkto) cloud.picという
名称のオブジェクト リンク実行の切換効果(effect) dissolve(オーバラ
ップフェード)切換 Button1、Button2についても同様の定義を行っている。
Button1のtype定義にあるplay_soundというボタン表示
タイプは音声を再生する演奏ボタンを意味し、これはマ
ルチメディアデータ再生装置があらかじめ用意している
ものとする。また、effect定義にあるholdは切換効果を
行わない、すなわち画像表示状態を変更しないでオブジ
ェクトnature.bgmへリンクすることを意味している。
【0039】このようにマルチメディアデータのファイ
ルとリンクデータを結合させて定義するオブジェクト定
義が、本実施例のリンク編集装置の出力ファイルとな
る。なお、オブジェクト定義は便宜的に文字列を用いた
スクリプトとして説明しているが、出力ファイルとして
はスクリプトのままでも良いし、あらかじめ決めたルー
ルに従ってスクリプトをバイナリデータに変換したもの
を出力ファイルとしてもよい。
【0040】図2(c)は、マルチメディアデータ再生
装置が以上の様な定義に基づいてオブジェクト200を
再生する場合の表示画面を示す図である。表示画面20
8はオブジェクト定義207に定義されたオブジェクト
名nature.picに従って画像ファイルnature.picを表示し
ている。さらに、ボタン定義に従ってplay_soundタイプ
の演奏ボタン209を表示している。ボタン表示されて
いないボタンについても、ボタン有効エリアをユーザが
選択した場合はリンク先オブジェクト名定義に従って表
示が切り替わる。
【0041】図3は図1のリンク編集装置の画像表示装
置により表示されるリンク編集画面を示す説明図であ
る。表示画面300は、編集対象オブジェクト表示領域
301(以下、編集オブジェクト領域と略記する)と、
リンク先候補オブジェクト表示領域302(以下、候補
オブジェクト領域と略記する)と、リンク先候補オブジ
ェクトを切換表示する指示に用いるスクロールバー30
3と、オブジェクトの実体を再生する指示に用いる実体
再生アイコン304と、編集対象オブジェクトのボタン
定義を開始する指示に用いるボタン定義アイコン305
と、オブジェクト間のリンク状態をネットワーク表示さ
せる指示に用いるリンク表示アイコン306から成り、
編集操作カーソル307を重ねて表示している。
【0042】なお、以下の説明においては、本実施例の
リンク編集装置が、各オブジェクトの実体を再生する機
能を持つものとして説明するが、実体を確認する必要が
ない場合には、この機能を削除し、リンク編集装置から
編集用シンボル(編集用画像データを含む)を除くマル
チメディアデータを記憶する手段及びマルチメディアデ
ータを再生する手段を取り除いてもよい。
【0043】図4は図1のリンク編集装置による編集対
象オブジェクトとリンク先候補オブジェクトとの関係付
け作業を行う方法を説明するための説明図である。図4
(a)に示すように、表示画面400の候補オブジェク
ト領域403に表示された一つのオブジェクト402を
カーソル404で選択し、編集オブジェクト領域401
に移動させることによってオブジェクトの関係付けを行
う。ここで編集対象オブジェクトの名称はnature.pic、
リンク先オブジェクトの名称はroad.picであるとする。
このような操作によって定義されるオブジェクト定義の
内容を図4(b)に示す。オブジェクト定義405は上
記の関係付け作業を行う前の状態における定義内容であ
り、そのときにはリンクデータを一つも定義していない
のでオブジェクト名称(nature.pic)だけが定義されて
いる。
【0044】図4(c)に示すオブジェクト定義406
は関係付け作業を行った後の状態における定義内容であ
り、新たにボタン定義をしている。同図に示すようにボ
タン定義の内、決定しているのはリンク先オブジェクト
名road.picだけであり、ボタン表示タイプ、表示位置、
有効範囲は未定義となっている。ただし、リンク実行の
切換効果は単純切換を意味するcutを自動的に定義して
いる。この切換効果及び未定義の項目については別途設
定手段を与えるものとするが、ここで詳細設定をせず
に、候補オブジェクト領域403に表示された任意の候
補オブジェクトを新たに編集対象オブジェクトとして同
様の操作を行うこともできる。
【0045】この様に、オブジェクト間の関係付け操作
をリンクの両端となるオブジェクトを表示させながら行
えるので、直感的になり、編集効率が向上する。また、
ボタン一つ一つの詳細設定を後回しにして次々にオブジ
ェクト間の関係付けを行うことができるので、非常に多
くのオブジェクトを関係付ける作業を行う際に、リンク
状態のアウトラインを容易に作成することができる。
【0046】なお、本実施例において、編集オブジェク
ト領域、候補オブジェクト領域に表示している画像は、
マルチメディアデータ再生装置が再生する原画像データ
を圧縮して得られる編集用画像データを用いることを想
定している。ただし、オブジェクトが画像ファイル以外
のマルチメディアデータで構成されている場合、例え
ば、音声ファイルやテキストファイルや動画ファイルな
どの場合は、データ内容を省略して表示することが困難
なので、それぞれファイル名およびデータファイルの種
類を表すアイコンを表示している。
【0047】図5は図1のリンク編集装置によるリンク
定義されたオブジェクトを表示する方法を説明するため
の説明図である。表示画面500には編集オブジェクト
領域501と候補オブジェクト領域502があり、図4
において説明した方法により関係付け作業を行うと、候
補オブジェクト領域502に表示している候補オブジェ
クトの内、編集対象オブジェクトとのリンクが定義され
たオブジェクトが太枠で表示される。
【0048】このように候補オブジェクトを太枠で表示
することによって関係付けの終ったオブジェクトの判別
が容易になり、候補オブジェクトを選定する作業効率が
向上する。ここで、編集対象オブジェクトとのリンクの
有無を判定基準として太枠表示を行っているが、これを
任意のオブジェクトとのリンクの有無を判定基準とすれ
ば、アプリケーション全体で未使用になっているオブジ
ェクトの判別が容易になる。
【0049】図6は図1のリンク編集装置による編集対
象オブジェクトのボタン定義を確認、変更する方法を説
明するための説明図である。表示画面600は、ボタン
定義アイコン603をカーソル604で選択した場合の
表示状態を示している。編集オブジェクト領域601に
はオブジェクト定義内容のボタン定義内容に従ってボタ
ン605、606を表示している。ここで、ボタン60
5、606は少なくともボタン表示位置が定義済である
ため、図のように表示していて、さらにリンク先オブジ
ェクトも定義済であるため、ボタンと候補オブジェクト
を線で接続して表示している。
【0050】なお、候補オブジェクト領域602で太枠
で表示されているオブジェクトは、図5で述べたよう
に、編集対象オブジェクトとのリンクが定義されたオブ
ジェクトである。従って、例えば、図4にて説明したよ
うにリンク先オブジェクトは定義済だがボタン表示位置
が未定義であるボタンがあれば、図のようにボタンとの
接続がない太枠表示のオブジェクトとして表示される。
【0051】また、新規ボタンを定義する方法は、編集
オブジェクト領域601の任意の位置を選択することに
よって行う。この方法によって定義したボタンはボタン
表示位置のみが定義される。候補オブジェクト領域60
2から任意の候補オブジェクトを選択し、この新規ボタ
ンに接続することによってリンク先オブジェクトの定義
を行う。もし、この操作が、リンク先オブジェクト定義
のみがなされたボタンと新規ボタンを接続するものであ
れば、2つのボタンを統合して(すなわちリンク先オブ
ジェクト定義とボタン表示位置定義を統合して)、一つ
のボタンとする。
【0052】ボタン定義の詳細は、編集オブジェクト表
示領域601に表示されたボタンを選択することによっ
て現れるメニュー(図示せず)を用いて行う。ここでは
未定義のボタン表示タイプ、ボタン有効領域、リンク実
行の切換効果などの定義を行う。また、定義済内容の変
更も行う。
【0053】以上のボタン定義はボタン定義アイコン6
03を再び選択することによって図5に示すような編集
画面に戻る。
【0054】この様に、オブジェクト定義の内、リンク
先オブジェクト定義のみがなされていてボタン表示位置
の定義が終了していない様なリンクが存在していること
が容易に分かる。
【0055】図7は図1のリンク編集装置によるリンク
状態を表示する方法を説明するための説明図である。
【0056】同図は、例えば、図5に示すようなリンク
編集表示画面500においてリンク表示アイコンを選択
した場合に表示するリンク状態表示画面を示したもので
あり、表示画面700は編集対象オブジェクト701を
中心に関連するオブジェクトの表示をしている。関連す
るオブジェクト(以下、関連オブジェクトという)70
2、703、704、705はそれぞれ編集対象オブジ
ェクト701をリンクの始点あるいは終点とするリンク
データを持ったものであり、この場合、中心である編集
対象オブジェクト701から数えて関連オブジェクトを
1等親であると定義する。オブジェクトどうしの接続は
矢印で表されたリンク接続線で行っており、矢印の起点
がリンクの始点、矢じりがリンクの終点を意味してい
る。
【0057】中心である編集対象オブジェクト701と
直接リンクしていないが、関連オブジェクトとリンクし
ているようなオブジェクトは、内容表示をせずに表示領
域外(Out of Bounds)を意味するOBシンボル706
として表示している。同図では2等親のオブジェクトは
すべてOBシンボルで表示していて、3等親以上のオブ
ジェクトの存在は確認できない。表示画面700に表示
された任意のオブジェクトあるいはOBシンボルを選択
することによって選択したオブジェクトを新たに編集対
象オブジェクトとしてリンク編集表示画面500に戻っ
たり、そのオブジェクトを中心にしたリンク状態表示画
面を再描画したりする。
【0058】図8は図1のリンク編集装置によるリンク
状態を2等親のオブジェクトまで表示する方法を説明す
るための説明図である。図7と同様にリンク状態表示画
面800は編集対象オブジェクト801を中心に2等親
のオブジェクトまで表示し、3等親のオブジェクトをO
Bシンボルで表示している。ここでは、表示画面に表示
するオブジェクトの総数が図7に比べて多くなっている
ので、各オブジェクトの表示を簡略化している。また、
オブジェクト間のリンク接続線の矢じり表示も省略して
オブジェクト間の間隔を狭めている。
【0059】この様に、オブジェクト間のリンク状態が
容易に把握できるので、ボタン表示位置定義などの詳細
定義をせずに数多くのオブジェクト定義を優先して行え
るようになり、アウトラインの作成効率が向上する。
【0060】以上の説明においては、中心である編集対
象オブジェクトから数えて3等親まで表示した場合を説
明しているが、これが何等親表示であってもよい。ま
た、数多くのオブジェクトを表示するために表示の省略
を行っているが、省略せずにスクロールさせる機能を用
いた表示を行ってもよい。また、定められた領域に表示
できる限り、中心である編集対象オブジェクトからの等
親数に関係なく関連オブジェクトを表示してもよい。
【0061】図9は図1のリンク編集装置によるオブジ
ェクト定義を確認する方法を説明するための説明図であ
る。図9(a)は表示画面の一部を表していて、図9
(b)はオブジェクト定義内容を表したものである。
【0062】オブジェクト900、901は図7で説明
したようなリンク状態表示画面に表示されているオブジ
ェクトであり、そのあいだはリンク接続線902で接続
されている。オブジェクト900、901のオブジェク
ト定義内容はそれぞれ図9(b)に示すオブジェクト定
義905、906の様になっている。リンク状態表示画
面においてカーソル903がリンク接続線を選択する
と、その接続の定義であるボタン情報を表示する。
【0063】例えば、リンク接続線902を選択した場
合、まずリンク終点に当たるオブジェクト900のオブ
ジェクト定義905を参照し、オブジェクト名cloud.pi
cを得る。次にリンク始点に当たるオブジェクト901
のオブジェクト定義906の中からリンク先オブジェク
トとしてcloud.picを定義しているボタン定義Button0を
得る。この結果、Button0の各項目内容とリンクの両端
に相当するオブジェクト名を用いてボタン情報表示90
4を行う。ここで、ボタン情報表示904は、オブジェ
クト間の表示切換に注目したLinkという項目と、リンク
始点オブジェクトのボタン表示、有効範囲などに注目し
たButtonという項目に分けて表示している。
【0064】この様にして、リンク状態表示画面でリン
ク状態のアウトラインが容易に把握できることに加え、
リンク接続線を選択することで各リンクの詳細が確認で
きるので、編集効率が向上する。また、このボタン情報
表示を用いれば、ボタン定義で未定義項目(例えば、ボ
タン表示位置が未定義など)があった場合はこれを確認
できるため、編集作業の進行状況が容易に把握できる。
【0065】図10は図1のリンク編集装置によるオブ
ジェクトを挿入する方法を説明するための説明図であ
る。図10(a)、(b)は表示画面の一部を表してい
て、図10(c)はオブジェクト定義内容を表したもの
である。同図を用いて、オブジェクトリンクに他のオブ
ジェクトを挿入する方法について説明する。
【0066】図10(a)はリンク状態表示画面の一部
であり、オブジェクト1000とオブジェクト1001
が表示されている。リンク接続線1002はリンク始点
であるオブジェクト1001のオブジェクト定義に従っ
て表示している。オブジェクト1001のオブジェクト
定義は図9で説明したオブジェクト906と同じなの
で、ここでは説明を省略する。図10(a)において、
リンク接続線1002をカーソル1003で選択してオ
ブジェクト挿入の指示を与えている(指示方法は図示し
ないが、キーボードのキーなどで入力する)。
【0067】図10(b)は、上記のオブジェクト挿入
指示によってテンポラリーオブジェクト1004を生成
し、リンク状態表示画面を変更したことを示している。
この時、リンク接続線1002はリンク接続線100
5、1006に分割される。テンポラリーオブジェクト
1004とリンク始点のリンク始点のオブジェクト10
01のオブジェクト定義としてそれぞれ図10(c)に
示すオブジェクト定義1007、1008が生成され
る。
【0068】テンポラリーオブジェクトのオブジェクト
定義1007については、リンク接続線1005のリン
ク終点に当たるオブジェクト1000をそのままリンク
先オブジェクトとして定義している他は未定義である。
また、リンク接続線1006のリンク始点に当たるオブ
ジェクト1001のオブジェクト定義1008について
は、リンク先オブジェクト定義がテンポラリーオブジェ
クト1004を示すように変更される。
【0069】以上の操作によって生成されるテンポラリ
ーオブジェクトに対し、再生するマルチメディアデータ
のファイル名を設定すれば、オブジェクト名が決定す
る。
【0070】この様にして、リンク状態表示画面を見な
がらオブジェクトの挿入ができるので、リンク規模を増
加させる作業が直感的になり、効率が向上する。
【0071】図11は図1のリンク編集装置によるオブ
ジェクトリンクまたはオブジェクトを削除する方法を説
明するための説明図である。図11は表示画面の一部を
表している。同図を用いて、オブジェクトリンクまたは
オブジェクトを削除する方法について説明する。
【0072】リンク状態表示画面には、オブジェクト1
100とオブジェクト1101が表示されている。リン
ク接続線1102はリンク始点であるオブジェクト11
01のオブジェクト定義に従って表示している。オブジ
ェクト1101のオブジェクト定義は図9で説明したオ
ブジェクト906と同じなので、ここでは説明を省略す
る。図11において、リンク接続線1102をカーソル
1103で選択してリンク接続線削除の指示を与えてい
る(指示方法は図示しないが、キーボードのキーなどで
入力する)。
【0073】この操作によって、リンク始点のオブジェ
クト定義からリンク先オブジェクトとしてオブジェクト
1100を定義しているボタン情報を削除する。その結
果、リンク状態表示画面からリンク接続線1102の表
示が消える(図示せず)。また、リンク状態表示画面に
表示された任意のオブジェクトをカーソルで選択し、オ
ブジェクト削除の指示を与えると、オブジェクト定義全
体を削除し、リンク状態表示画面を再表示する。
【0074】この様にして、リンク状態表示画面を見な
がらオブジェクトリンクまたはオブジェクトの削除がで
きるので、リンク規模を縮小させる作業が直感的にな
り、効率が向上する。
【0075】図12は図1のリンク編集装置による自動
展示型オブジェクトを表示する方法を説明するための説
明図である。図12(a)、(b)は表示画面の一部を
表している。同図を用いて、自動展示型オブジェクトを
表示する方法について説明する。
【0076】マルチメディアデータの中には、表示画面
にメニュー表示された項目を説明するために用意した音
声ファイルや動画ファイルなどがある。これらはデータ
の再生が終ればユーザの指示を待たずに自動的に元のメ
ニュー画面に戻る場合が多く、従って、ボタン表示タイ
プや表示位置等の編集が不要となることが多い。この様
な形式のデータを再生するオブジェクトを、ここでは自
動展示型オブジェクトと呼ぶ。
【0077】図12(a)はリンク状態表示画面の一部
分であり、オブジェクト1200と自動展示型オブジェ
クト1201が表示されている。図12(b)に示すよ
うに、自動展示型オブジェクト1201のオブジェクト
定義1202は、ボタン定義がなく、単に自動的にリン
クするオブジェクトの名称と切換効果のみが定義されて
いる。
【0078】また、図12(a)に示すように、自動展
示型オブジェクト1201を画面表示する場合は、2重
枠で表示する。また、図12(c)に示すように、OB
シンボル1203が自動展示型オブジェクトである場合
も、同様に2重枠で表示する。
【0079】なお、自動展示型オブジェクト定義の設定
方法については、マルチメディアデータを記憶装置に格
納している時点で自動展示型ファイルであるような属性
を与えても良いし、リンク編集画面あるいはリンク状態
表示画面などで、オブジェクトに自動展示型オブジェク
トであるような設定を行う手段を用意してもよい。ま
た、自動展示型オブジェクトを2重枠で表示している
が、区別できる表示方法ならこの限りではない。
【0080】この様に、自動展示型オブジェクトを他の
オブジェクトと区別して表示することにより、詳細なボ
タン定義を必要としないオブジェクトリンクの存在が容
易に確認できるので、リンク編集の進行状況が容易に把
握できるようになる。
【0081】図13は図1のリンク編集装置による複数
のオブジェクトをグループ付けする方法を説明するため
の説明図である。図13(a)、(b)はリンク状態表
示画面を表している。同図を用いて、複数のオブジェク
トをグループ付けする方法について説明する。
【0082】図13(a)において、リンク状態表示画
面1300にはいくつかのオブジェクトが表示されてい
て、カーソル1305によってオブジェクト1301、
1302、1303、1304を囲んでいる(図で点線
の四角表示部分)。この4つのオブジェクトに対しグル
ープ付けの指示を与える(指示方法は図示しないが、キ
ーボードのキーなどで入力する)ことによって、4つの
オブジェクトを所有する新たなグループオブジェクトを
生成する。
【0083】図13(b)は、上記の操作によってグル
ープ付けを行った結果を再表示したものである。4つの
オブジェクトを持つグループオブジェクト1306は、
仮にオブジェクト1301の表示画像をそのまま継承し
て表示している。さらに、グループオブジェクト130
6が所有する4つのオブジェクトに関連したオブジェク
トをグループオブジェクト1306に関連するオブジェ
クトとして接続している。逆に、グループオブジェクト
をカーソルで選択し、グループ解除の指示(図示せず)
を行うことでグループ定義が解消できる。
【0084】図14は図13におけるグループ付けされ
るオブジェクトとグループオブジェクトのオブジェクト
定義内容を説明するための説明図である。図14(a)
はグループ付けされる4つのオブジェクトのオブジェク
ト定義を示しており、オブジェクト1301、130
2、1303、1304はそれぞれオブジェクト定義1
401、1402、1403、1404と対応してい
る。特に、オブジェクト1303、1304は自動展示
型オブジェクトであり、そのオブジェクト定義140
3、1404はどちらもリンク先オブジェクト名の定義
のみがなされている。
【0085】このような4つのオブジェクトを図13で
説明した方法でグループ付けした場合に生成されるグル
ープオブジェクトのオブジェクト定義1405を、図1
4(b)に示す。
【0086】グループオブジェクトの名称は、表示する
ときに仮に用いると決めたオブジェクト1301によっ
て自動的に名称を生成する。オブジェクト1301の名
称はオブジェクト定義1401からnature.picである事
が分かるので、これの末尾にグループを示すキーワード
をつけnature.pic.grとしている。そして、グループオ
ブジェクト1306を構成するサブオブジェクトとして
Object0、Object1、Object2、Object3を定義している。
これらサブオブジェクトの定義内容は、サブオブジェク
トの名称及びグループの外のオブジェクトにリンクする
ときのリンク先オブジェクト定義から成る。リンク状態
表示画面を表示する場合は、このグループオブジェクト
定義の内、リンク先オブジェクト定義を参照して関連オ
ブジェクトの表示及びリンク接続線の表示を行う。
【0087】なお、グループオブジェクトは複数のオブ
ジェクトを所有するように説明しているが、グループオ
ブジェクトを階層的に所有したり、グループオブジェク
トとオブジェクトを混在して所有していてもよい。
【0088】この様に、関連性の非常に強いオブジェク
トどうし、あるいは、リンク編集が詳細まで完了してし
まったオブジェクトどうしをひとまとめにして表示する
ことができる。特に、一つのメニュー画面に複数の自動
展示型データがリンクしている様な場合は、グループ付
けの効果が高い。従って、マルチメディアデータの関連
を大きなカテゴリーで考えることが容易になり、アウト
ラインの作成効率が向上する。
【0089】図15は図1のリンク編集装置によるリン
ク状態を検証する方法を説明するための説明図である。
【0090】図15(a)は正常なリンク状態を説明す
るための図である。同図において、5つのオブジェクト
Obj0、Obj1、Obj2、Obj3、Obj4と2つのスペシャルオブ
ジェクトStart、Endが存在する。一般に、或るオブジェ
クトは他のオブジェクトからリンクし、また別のオブジ
ェクトにリンクしており、そのオブジェクトには必ずリ
ンク始点となるリンク接続線とリンク終点となるリンク
接続線が存在する。
【0091】スペシャルオブジェクトは、アプリケーシ
ョンの起動時に再生するオブジェクトと、アプリケーシ
ョンを終了するためのメニューをもつオブジェクトを定
義するためのオブジェクトであり、それぞれStartオブ
ジェクトとEndオブジェクトがこれに相当する。同図に
おいて、スペシャルオブジェクトを除く全てのオブジェ
クトはリンク始点及びリンク終点のリンク接続線を持っ
ている。また、StartオブジェクトとEndオブジェクトは
リンク接続線をたどってリンクすることが可能である。
【0092】図15(b)は問題のあるリンク状態を説
明するための図である。同図では、図15(a)と同様
に、4つのオブジェクトと2つのスペシャルオブジェク
トが存在しているが、以下の点で問題が生じている。
【0093】第1の問題は、リンク接続線1500のリ
ンク終点に当たるオブジェクトが存在しないことであ
る。このようなリンクをマルチメディアデータ再生装置
が実行するとリンク先が見つからないので、問題であ
る。
【0094】第2の問題は、オブジェクト1501のリ
ンク接続線がリンク始点となるものしか存在しないこと
である。このようなオブジェクトがマルチメディアデー
タ再生装置において再生されることは決してないので、
問題である。
【0095】第3の問題は、点線四角で囲ったオブジェ
クトのブロック1502、1503を互いに接続するリ
ンク接続線が存在しないことである。このように独立し
たブロックが2つ以上存在する場合も、全てのブロック
がマルチメディアデータ再生装置において再生されるこ
とは決してないので、問題である。
【0096】第4の問題は、StartオブジェクトとEndオ
ブジェクトはリンク接続線をたどってリンクすることが
不可能であるということである。このような場合は、マ
ルチメディアデータ再生装置においてアプリケーション
の起動ができなかったり、アプリケーションが終了でき
なかったりする可能性があるので、問題である。
【0097】本実施例のリンク編集装置では、オブジェ
クト定義内容を検証し、上記の問題点が発見された場合
には、その旨を報告する。
【0098】この様にして、リンクの問題点が容易に検
出できるので、大量のマルチメディアデータのリンクを
確実に行うことができる。
【0099】図16は図1のリンク編集装置によるリン
ク編集結果を出力する方法を説明するための説明図であ
る。マルチメディアデータ再生装置において、関連する
データをリンクしながら次々に再生するような場合は、
マルチメディアデータを記憶するメディアに順次アクセ
スする必要があり、一般にリンク切換の応答速度はデー
タアクセス時間とデータ再生時間の和によって決定され
る。
【0100】このうち、データアクセス時間とは、ディ
スク状のメディアなら、磁気ヘッドあるいは光ピックア
ップなどの読み取り装置を目的のトラックに移動させる
時間であったり、テープ状のメディアなら、目的のテー
プ位置の頭出しを行うテープ巻取り時間であったりす
る。このデータアクセス時間はメディアに記録されたデ
ータとデータの距離によって決まり、距離が短いほどリ
ンク実行速度が向上することになる。
【0101】本実施例のリンク編集装置では、リンク切
換が起こる可能性の高いオブジェクトどうしを隣接して
配置するようなレイアウトとなるよう、リンク編集結果
を出力する。以下、その出力の方法を説明する。
【0102】図16(a)はリンク編集の結果得られた
リンク状態の一例を示す図である。同図において4つの
オブジェクトが存在する。ただし、図15で述べたスペ
シャルオブジェクトの表示は省略している。また、デー
タアクセス時間は一般にリンクの向きに依存しないの
で、リンク接続線の矢じりは省略している。
【0103】図16(b)は、メディアに配置されたオ
ブジェクト間の距離を計算する方法を説明するための図
である。ここでは、オブジェクトの大きさが一定である
と仮定し、ObjiとObjjの距離は(i-j)の絶対値で得られ
るものと定義している。例えばObj0とObj1の距離は1で
あり、Obj0とObj3の距離は3である。
【0104】図16(c)は、メディアに4つのオブジ
ェクトを配置する順序とリンクされたオブジェクト間の
2乗距離との関係を示す図である。同図ではオブジェク
ト名の内、「Obj」の部分を省略している。同図から明
らかなようにメディア配置順序が1、0、2、3の場合
と3、0、2、1の場合が2乗距離の合計が最小とな
り、各オブジェクトリンクが等確率に発生すると仮定す
ると、この順序でメディア配置を行えば、データアクセ
ス時間を短縮することができる。
【0105】この様に、本実施例のリンク編集装置で
は、オブジェクトリンク間の距離の和を最小にする様な
メディア配置順序で出力するので、メディアのデータア
クセス時間を短縮することができる。
【0106】なお、上記の説明では、距離の計算をオブ
ジェクトの通し番号のみを用いて説明しているが、各オ
ブジェクトのサイズによって重み付けを行ってもよい。
また、頻繁にリンクする事があらかじめ分かっている様
なオブジェクトリンクについて、重み付けを行った距離
の計算をしてもよい。また、上記の説明では、最小2乗
法によって全体の距離合計を求めているが、オブジェク
トの距離とアクセス時間を関係付ける評価方法であれ
ば、この方法に限らない。また、メディア配置をオブジ
ェクト単位としているが、オブジェクトをマルチメディ
アデータファイルとリンクデータ(ボタン定義)とに分
割して記録しても、本発明による効果は同じである。
【0107】ところで、以上の説明においては、マルチ
メディアデータ再生装置は本発明によるリンク編集装置
と別のものとして説明しているが、両者が同一の装置で
あっても、本発明の効果は変わらない。
【0108】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにように、
本発明によれば、リンク状態を確認しながら大量のマル
チメディアデータの関係付けを行うことができるので、
オブジェクトリンクのアウトライン作成効率が向上す
る。また、リンク編集結果に対してリンク定義内容に問
題点がないか検証できるので、大量のマルチメディアデ
ータの運用をより確実にすることができる。また、編集
結果のリンク定義内容を参照し、データ間のリンク切換
が起こる所をメディア上に近傍配置するような配置情報
を出力するので、メディアのデータアクセス速度を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのリンク編集装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のリンク編集装置によるリンク編集の概念
を説明するための説明図である。
【図3】図1のリンク編集装置の画像表示装置により表
示されるリンク編集画面を示す説明図である。
【図4】図1のリンク編集装置による編集対象オブジェ
クトとリンク先候補オブジェクトとの関係付け作業を行
う方法を説明するための説明図である。
【図5】図1のリンク編集装置によるリンク定義された
オブジェクトを表示する方法を説明するための説明図で
ある。
【図6】図1のリンク編集装置による編集対象オブジェ
クトのボタン定義を確認、変更する方法を説明するため
の説明図である。
【図7】図1のリンク編集装置によるリンク状態を表示
する方法を説明するための説明図である。
【図8】図1のリンク編集装置によるリンク状態を2等
親のオブジェクトまで表示する方法を説明するための説
明図である。
【図9】図1のリンク編集装置によるオブジェクト定義
を確認する方法を説明するための説明図である。
【図10】図1のリンク編集装置によるオブジェクトを
挿入する方法を説明するための説明図である。
【図11】図1のリンク編集装置によるオブジェクトリ
ンクまたはオブジェクトを削除する方法を説明するため
の説明図である。
【図12】図1のリンク編集装置による自動展示型オブ
ジェクトを表示する方法を説明するための説明図であ
る。
【図13】図1のリンク編集装置による複数のオブジェ
クトをグループ付けする方法を説明するための説明図で
ある。
【図14】図13におけるグループ付けされるオブジェ
クトとグループオブジェクトのオブジェクト定義内容を
説明するための説明図である。
【図15】図1のリンク編集装置によるリンク状態を検
証する方法を説明するための説明図である。
【図16】図1のリンク編集装置によるリンク編集結果
を出力する方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
100…リンク編集装置、101…マルチメディアデー
タ記憶手段、102…画像表示装置、103…音声出力
装置、104…編集操作入力装置、105…出力ファイ
ル記憶手段、106…制御部、200、204〜206
…オブジェクト、201〜203…ボタン、207…オ
ブジェクト定義、208…表示画面、209…演奏ボタ
ン、300…表示画面、301…編集オブジェクト領
域、302…候補オブジェクト領域、303…スクロー
ルバー、304…実体再生アイコン、305…ボタン定
義アイコン、306…リンク表示アイコン、307…カ
ーソル、400…表示画面、401…オブジェクト領
域、402…オブジェクト、403…候補オブジェクト
領域、404…カーソル、405、406…オブジェク
ト定義、500…表示画面、501…編集オブジェクト
領域、502…候補オブジェクト領域、600…表示画
面、601…編集オブジェクト領域、602…候補オブ
ジェクト領域、603…ボタン定義アイコン、604…
カーソル、605、606…ボタン、700…表示画
面、701〜705…オブジェクト、706…OBシン
ボル、800…表示画面、801…オブジェクト、90
0、901…オブジェクト、902…リンク接続線、9
03…カーソル、904…ボタン情報表示、905、9
06…オブジェクト定義、1000、1001…オブジ
ェクト、1002…リンク接続線、1003…カーソ
ル、1004…テンポラリーオブジェクト、1005、
1006…リンク接続線、1007、1008…オブジ
ェクト定義、1100、1101…オブジェクト、11
02…リンク接続線、1103…カーソル、1200…
オブジェクト、1201…自動展示型オブジェクト、1
202…オブジェクト定義、1203…OBシンボル、
1300…状態表示画面、1301〜1304…オブジ
ェクト、1305…カーソル、1306…グループオブ
ジェクト、1401〜1405…オブジェクト定義、1
500…リンク接続線、1501…オブジェクト、15
02、1503…オブジェクトブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 保 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 竹内 崇 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 福井 幸夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディアデータ記憶装置と、画像
    表示装置と、編集操作入力装置と、出力ファイル記憶装
    置と、制御部と、から成るリンク編集装置において、前
    記編集操作入力装置を介して入力される指示に従って、
    前記制御部が、前記マルチメディアデータ記憶装置に記
    憶された画像ファイルや音声ファイルなどの複数のマル
    チメディアデータのうち、リンク始点となる或るファイ
    ルにリンク終点となる1つまたは複数の他のファイルを
    関係付けて、前記始点ファイルのファイル名と、前記終
    点ファイルのファイル名と、前記始点ファイルにおける
    リンク始点に対応したデータ領域を表すリンク始点定義
    と、から少なくとも成るオブジェクト定義を生成した
    後、該オブジェクト定義を出力ファイルとして前記出力
    ファイル記憶装置に記憶させるリンク編集方法であっ
    て、 前記制御部が、前記マルチメディアデータ記憶装置に記
    憶された複数のマルチメディアデータのうち、前記始点
    ファイルとすべきファイルを編集対象ファイルとして、
    前記終点ファイルの候補となる複数のファイルを候補フ
    ァイルとして、それぞれ、前記画像表示装置に表示させ
    ると共に、前記編集対象ファイルに、複数の前記候補フ
    ァイルのうち、前記編集操作入力装置を介して入力され
    る指示により選択されるファイルを関係付けて、前記オ
    ブジェクト定義として、前記始点ファイルのファイル名
    を前記編集対象ファイルのファイル名とし、前記終点フ
    ァイルのファイル名を選択された前記ファイルのファイ
    ル名とし、前記リンク定義は未定義であるようなオブジ
    ェクト定義を生成することを特徴とするリンク編集方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリンク編集方法におい
    て、前記制御部は、前記候補ファイルを前記画像表示装
    置に表示させる際、複数の前記候補ファイルのうち、既
    に関係付けによって前記始点ファイルまたは終点ファイ
    ルとなったファイルとそれ以外のファイルとが視覚的に
    区別できるように表示させることを特徴とするリンク編
    集方法。
  3. 【請求項3】 マルチメディアデータ記憶装置と、画像
    表示装置と、編集操作入力装置と、出力ファイル記憶装
    置と、制御部と、から成るリンク編集装置において、前
    記編集操作入力装置を介して入力される指示に従って、
    前記制御部が、前記マルチメディアデータ記憶装置に記
    憶された画像ファイルや音声ファイルなどの複数のマル
    チメディアデータのうち、リンク始点となる或るファイ
    ルにリンク終点となる1つまたは複数の他のファイルを
    関係付けて、前記始点ファイルのファイル名と、前記終
    点ファイルのファイル名と、前記始点ファイルにおける
    リンク始点に対応したデータ領域を表すリンク始点定義
    と、から少なくとも成るオブジェクト定義を生成した
    後、該オブジェクト定義を出力ファイルとして前記出力
    ファイル記憶装置に記憶させるリンク編集方法であっ
    て、 前記制御部が、前記出力ファイル記憶装置に出力ファイ
    ルとして記憶された複数の前記オブジェクト定義のう
    ち、任意の一つのオブジェクト定義を参照して、該オブ
    ジェクト定義にてそれぞれ定義される始点ファイルと1
    つまたは複数の終点ファイルとをリンク接続線でつなげ
    た状態で、前記画像表示装置に表示させると共に、前記
    オブジェクト定義を起点として、参照された或るオブジ
    ェクト定義にて定義される終点ファイルのファイル名を
    始点ファイルのファイル名としている他のオブジェクト
    定義を参照することを順次繰り返し、参照された各オブ
    ジェクト定義にて定義される1つまたは複数の終点ファ
    イルを始点ファイルとリンク接続線でつなげた状態で、
    前記画像表示装置に併せて表示させることにより、該画
    像表示装置にリンク状態を表示させることを特徴とする
    リンク編集方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のリンク編集方法におい
    て、前記オブジェクト定義の参照回数が所定の回数を超
    えた場合、前記制御部は、前記オブジェクト定義の参照
    を終了すると共に、最後に参照したオブジェクト定義に
    て定義される終点ファイルを前記画像表示装置に表示さ
    せる代わりに、リンク状態表示の境界ファイルであるこ
    とを意味するシンボルを表示させることを特徴とするリ
    ンク編集方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のリンク編集方法におい
    て、前記画像表示装置に表示された複数の前記リンク接
    続線のうち、前記編集操作入力装置を介して入力される
    指示によって或るリンク接続線が指定された場合、前記
    制御部は、指定された前記リンク接続線に対応するオブ
    ジェクト定義を参照し、該オブジェクト定義の内容を前
    記画像表示装置に併せて表示させることを特徴とするリ
    ンク編集方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のリンク編集方法におい
    て、前記画像表示装置に表示された複数の前記リンク接
    続線のうち、前記編集操作入力装置を介して入力される
    指示によって或るリンク接続線が指定された場合、前記
    制御部は、指定された前記リンク接続線の両端につなが
    るファイルの間に、仮ファイル名を持つ新たなファイル
    を挿入すべく、前記リンク接続線に対応するオブジェク
    ト定義のうち、終点ファイルのファイル名を前記仮ファ
    イル名とすると共に、新たに、始点ファイルのファイル
    名を前記仮ファイル名とし、終点ファイルのファイル名
    を前記リンク接続線につながる終点ファイルのファイル
    名とするようなオブジェクト定義を生成することを特徴
    とするリンク編集方法。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載のリンク編集方法におい
    て、前記画像表示装置に表示された複数の前記リンク接
    続線のうち、前記編集操作入力装置を介して入力される
    指示によって或るリンク接続線が指定された場合、前記
    制御部は、指定された前記リンク接続線を削除すべく、
    該リンク接続線に対応するオブジェクト定義のうち、終
    点ファイルのファイル名を削除することを特徴とするリ
    ンク編集方法。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載のリンク編集方法におい
    て、前記制御部は、前記始点ファイルまたは終点ファイ
    ルとして、ファイルの再生が終了すると自動的に他のフ
    ァイルの再生に移るような自動展示型ファイルを、前記
    画像表示装置に表示させる場合、前記自動展示型ファイ
    ルとそれ以外のファイルとが視覚的に区別できるように
    表示させることを特徴とするリンク編集方法。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載のリンク編集方法におい
    て、前記画像表示装置に表示された始点ファイルまたは
    終点ファイルのうち、前記編集操作入力装置を介して入
    力される指示によって複数の或るファイルが指定された
    場合、前記制御部は、指定された複数の前記ファイルを
    グループ化して、一つのファイル(以下、グループファ
    イルという)として前記画像表示装置に表示させると共
    に、指定された複数の前記ファイルのファイル名を始点
    ファイルのファイル名としているオブジェクト定義を参
    照して、前記グループファイルに対応するオブジェクト
    定義を生成することを特徴とするリンク編集方法。
  10. 【請求項10】 マルチメディアデータ記憶装置と、画
    像表示装置と、編集操作入力装置と、出力ファイル記憶
    装置と、制御部と、から成るリンク編集装置において、
    前記編集操作入力装置を介して入力される指示に従っ
    て、前記制御部が、前記マルチメディアデータ記憶装置
    に記憶された画像ファイルや音声ファイルなどの複数の
    マルチメディアデータのうち、リンク始点となる或るフ
    ァイルにリンク終点となる1つまたは複数の他のファイ
    ルを関係付けて、前記始点ファイルのファイル名と、前
    記終点ファイルのファイル名と、前記始点ファイルにお
    けるリンク始点に対応したデータ領域を表すリンク始点
    定義と、から少なくとも成るオブジェクト定義を生成し
    た後、該オブジェクト定義を出力ファイルとして前記出
    力ファイル記憶装置に記憶させるリンク編集方法であっ
    て、 前記制御部が、前記出力ファイル記憶装置に出力ファイ
    ルとして記憶された複数の前記オブジェクト定義を参照
    して、いかなるリンクをたどっても関連しないファイル
    が存在するかどうかを検出することによって、リンク状
    態の検証を行うことを特徴とするリンク編集方法。
  11. 【請求項11】 マルチメディアデータ記憶装置と、画
    像表示装置と、編集操作入力装置と、出力ファイル記憶
    装置と、制御部と、から成るリンク編集装置において、
    前記編集操作入力装置を介して入力される指示に従っ
    て、前記制御部が、前記マルチメディアデータ記憶装置
    に記憶された画像ファイルや音声ファイルなどの複数の
    マルチメディアデータのうち、リンク始点となる或るフ
    ァイルにリンク終点となる1つまたは複数の他のファイ
    ルを関係付けて、前記始点ファイルのファイル名と、前
    記終点ファイルのファイル名と、前記始点ファイルにお
    けるリンク始点に対応したデータ領域を表すリンク始点
    定義と、から少なくとも成るオブジェクト定義を生成し
    た後、該オブジェクト定義を出力ファイルとして前記出
    力ファイル記憶装置に記憶させるリンク編集方法であっ
    て、 前記制御部が、前記出力ファイル記憶装置に出力ファイ
    ルとして記憶された複数の前記オブジェクト定義を参照
    して、リンクが存在するファイルどうしがメディア上に
    おいて互いの近傍に配置されるようなデータ配置情報を
    得ることを特徴とするリンク編集装置。
  12. 【請求項12】 マルチメディアデータ記憶装置と、画
    像表示装置と、編集操作入力装置と、出力ファイル記憶
    装置と、制御部と、から成るリンク編集装置において、
    前記制御部が、請求項1乃至11のうちの任意の一つに
    記載のリンク編集方法を用いることを特徴とするリンク
    編集装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のリンク編集装置を
    用いて作成された前記オブジェクト定義と、前記マルチ
    メディアデータと、が記録されていることを特徴とする
    メディア。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のメディアから前記
    オブジェクト定義を読出し、該オブジェクト定義に従っ
    て前記マルチメディアデータの再生を行うことを特徴と
    する再生装置。
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