JP2000259303A - データ表示装置およびデータ表示方法ならびに該方法を記録した記録媒体 - Google Patents

データ表示装置およびデータ表示方法ならびに該方法を記録した記録媒体

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JP2000259303A
JP2000259303A JP5880399A JP5880399A JP2000259303A JP 2000259303 A JP2000259303 A JP 2000259303A JP 5880399 A JP5880399 A JP 5880399A JP 5880399 A JP5880399 A JP 5880399A JP 2000259303 A JP2000259303 A JP 2000259303A
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Shusuke Hanzawa
秀典 半沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 兄弟ノードが著しく多い場合に、性能の低下
や操作性の劣化を防ぎつつ、操作者が必要とするノード
を表示させるデータ表示装置およびデータ表示方法なら
びに該データ表示方法の各処理をプログラムコード化し
て記録した記録媒体を提供すること。 【解決手段】 省略表示最大件数を記憶しておき、兄弟
のノード件数が省略表示最大件数を超えた場合にそれ以
降の兄弟ノードの表示を自動的に省略し、省略したこと
を表示する。選択図は、ノード「設備1」の省略表示最
大件数が「2」のときの省略表示例であり、兄弟の先頭
2件の「機器1」「機器2」まで表示され、それ以降は
省略され、省略されていることを示す「以下省略」が表
示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階層構造を有する
複数のデータをツリー状に表示するデータ表示装置およ
びデータ表示方法ならびに該方法を記録した記録媒体に
関し、特に、兄弟のノード件数が著しく多い場合に、全
兄弟のノードを表示することによる表示速度の低下や操
作性の劣化が起こらないようにしたデータ表示装置およ
びデータ表示方法ならびに該データ表示方法の各処理を
プログラムコード化して記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】データ表示装置において階層構造を有す
るデータをツリー状に表示することは従来から広く行わ
れている。ここで、「階層構造を有するデータ」とは、
データの間に親子関係があるデータを意味し、「ツリー
状に表示する」とは、図11に示すように階層構造を有
するデータをツリー状に視覚的に表現することを意味し
ている。図11において、最上位に「設備1」があり、
「設備1」の子として、「機器1」、「機器2」、「機
器3」があり、さらに、「機器2」の子として「部品
1」、「部品2」、「部品3」があることを表わしてい
る。また、見方を変えると、「部品1」、「部品2」、
「部品3」の親は、「機器2」であり、「機器1」、
「機器2」、「機器3」の親は「設備1」ということが
できる。
【0003】また、「機器1」、「機器2」、「機器
3」同士は「設備1」という共通の親を持つので兄弟の
関係であるといえる。兄弟には順序があり、「機器2」
を基準とすると、「機器1」は兄、「機器3」は弟とな
る。また、以下の説明において構成データの1つ1つを
ノードと呼ぶ。図11では「施設1」、「機器1」、
「機器2」、「機器3」、「部品1」、「部品2」、
「部品3」が各々ノードとなる。階層データをツリー状
に表示する方法は、各ノードの間にある親子関係および
兄弟関係が、ユーザに視覚的に理解しやすいので従来か
ら広く用いられている。
【0004】図9は、階層構造を有するデータをツリー
状に表示するときに参照するノードの情報を格納したテ
ーブルの一例である。図9の例では、複数のレコード
(各行に対応)が格納されていて、1レコード(1行)
がちょうど1件分のノードのデータに相当する。各レコ
ードに格納する列には、自id901、親id902、長男i
d903、兄id904、弟id905、タイトル906がある。自
id901はテーブル内でレコードを一意に識別する主キ
ーである。親id902は自idに対する親ノードの自i
dが格納される。また、親ノードがいない場合は「−
1」が格納される。長男id903には子ノードのうち先
頭ノードの自idが格納される。子ノードがいない場合
は「−1」が格納される。兄id904、弟id905はそれ
ぞれ兄ノードの自id、弟ノードの自idが格納され
る。もし兄弟がいなければそれぞれ「−1」が格納され
る。タイトル906はノードを表示するときのテキスト文
字列(本例では「設備1」、「機器1」など)が格納さ
れる。
【0005】例えば、図9のテーブルの場合、タイトル
「機器2」は、自idが3で、親の自idが1(設備
1)、長男の自idが5(部品1)、兄の自idが2
(機器1)、弟の自idが4(機器3)であることを意
味している。
【0006】図10は、引数値で渡されたidに対応す
るノードとその子孫を表示するためのフローチャートで
ある。次に、図9のテーブルを用いて図11に示すツリ
ー表示を行う場合の処理を図10のフローチャートに沿
って説明する。まず、「1」を引数値として図10のフ
ローチャートを呼び出す。図10のフローチャートにお
いて、自id901が引数値「1」と一致する行を取得
し、その行全体を読み込んでくる(ステップ100
1)。次に、読み込んだデータを見てタイトルをディス
プレイに表示する(ステップ1002)。その結果、文
字列“設備1”がディスプレイに表示される。
【0007】次に、長男がいるかどうかをチェックし
(ステップ1003)、もしいれば自idが長男と一致
する行を取得し読込む(ステップ1004)。このとき
ステップ1001で読み込んだ行は上書きされて消え
る。
【0008】次に、自idを引数値として図10の処理
を再帰的に呼び出す(ステップ1005)。ここでは引
数値として「2」が渡され、その結果、ディスプレイ1
01には長男idのタイトルである“機器1”が表示さ
れる。
【0009】新たに読み込んだ行を見て弟がいるかどう
かチェックする(ステップ1006)。もしいれば、自
idが弟idに一致する行を取得し読込み(100
7)、上書きされた自idを引数値として図10の処理
を再帰的に呼び出す(ステップ1008)。ここでは引
数値として「3」が渡され、ディスプレイには“機器
2”が表示される。さらに“機器2”が表示される処理
でさらに再帰的に図10の処理が呼び出され、その長男
“部品1”、その弟“部品2”、さらのその弟“部品
3”がディスプレイに順次表示される。
【0010】その後ステップ1005に戻り、今度は
“機器2”に対して弟がいるかどうかがチェックされ、
上記と同様にして“機器3”がディスプレイに表示され
る。弟がいなくなるまでステップ1006〜ステップ1
008を繰り返して処理を終了する。以上により、最終
的に、図11で示すようなツリー状表示が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図9
の如きテーブルを用いることによって階層構造を有する
複数のデータをツリー状に表示することができる。しか
し、階層データによっては、兄弟ノードの個数が著しく
多くなる場合、例えば、1000件、10000件になるような
場合があり、このような場合、上記で述べた従来の方法
では兄弟ノードを全部表示しようとするので、表示が完
了するまでの時間がかかるだけではなく、表示した後に
操作者がその兄弟ノードのさらに後方に表示されている
ノードを見に行こうとすると、そこに辿り着くまで画面
を相当量スクロールさせる必要があり、操作性からみて
好ましくない。
【0012】それに対する対策として、あるノードから
下位の各層を全て非表示にする方法がある。すなわち、
図9を例に取ると、部品1、部品2、部品3を表示させ
ない方法である。しかし、この方法では、兄弟ノードの
うち操作者が必要とするノードとそうでないノードがあ
る場合、非表示により必要なノードまで隠れてしまうと
いう問題がある。
【0013】また、特開平5-313843号公報には、最上位
から最下位までの階層構造の制御関係を1つの構成要素
として管理しておき、階層構造の表示を開始する位置と
表示する階層分に対する指示を入力することにより、必
要な階層構造を効率的に表示する方法が開示されている
が、これは兄弟ノードの表示に関するものではなく、ま
た当然のことながら表示件数を所定数以下に制限するこ
とについては全く考慮されていない。
【0014】本発明の目的は、兄弟ノードが著しく多い
場合に、性能の低下や操作性の劣化を防ぎつつ、操作者
が必要とするノードを表示させるデータ表示装置および
データ表示方法ならびに該データ表示方法の各処理をプ
ログラムコード化して記録した記録媒体を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータ表示装置は、兄弟のノード件数が所
定数を超えたか否かを判断する手段と、前記所定数を超
えたと判断された場合にそれ以降の兄弟ノードの表示を
自動的に省略する手段と、表示を省略した旨を表示する
手段を設けたこと、さらに、前記所定数を変更する手段
および/または兄弟のノードの表示を途中で省略するか
否かを設定(表示省略設定/表示省略解除)する手段を
設けたこと、を特徴としている。
【0016】また、本発明のデータ表示方法は、兄弟の
ノード件数が所定数を超えたか否かを判断するステップ
と、前記所定数を超えたと判断された場合にそれ以降の
兄弟ノードの表示を自動的に省略するステップと、省略
したことを表示するステップを有することを特徴とし、
本発明の記録媒体は、上記データ表示方法を実現するた
めの各ステップの処理をプログラムコード化して記録し
たことを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明を適用したデータ
表示装置のブロック構成図である。図1において、11
0は入出力制御およびメモリ書き込み、読み出し制御等
を行うメイン制御部である。メイン制御部110には、
ディスプレイ101を制御するための表示制御部103
と、キーボードやマウス102などの入力装置を制御す
るための入力制御部104とが内蔵されている。また、
メイン制御部110は、ツリー表示を行う場合に参照す
るオブジェクトテーブル105を格納した記憶装置(ハ
ードディスクなど)が接続され、これらに格納されてい
る情報を参照したりあるいは更新したりする。また、ス
タック106は、表示制御部の処理が呼び出されるたび
に割り当てられる一時的な記憶領域であり、オブジェク
トテーブル105から取り出してきた行の情報や、現在
の表示状況を格納する。
【0018】図2は、図1におけるオブジェクトテーブ
ル105のデータ構造図の一例である。図2に示すよう
に、オブジェクトテーブル105には複数のレコードが
格納されていて、1レコード分のデータがちょうど1ノ
ードのデータに相当する。次に、オブジェクトテーブル
105の列について説明する。まず、自id201はレコ
ードを一意に識別するための主キーである。またツリー
表示における親子兄弟関係を表わす親id202、長男i
d203、兄id204、弟id205がある。
【0019】親id202に格納されている値は、ツリー
表示におけるの親ノードの自idが格納される。親がい
ない場合には「−1」が格納される。長男id203、兄
id204、弟id205についてもそれぞれ長男ノード、兄
ノード、弟ノードの自idが格納される。またタイトル
206には、ノードを表示するときのテキスト文字列
(“設備1”,“機器1”など)が格納される。
【0020】省略表示最大件数207と表示状態208は、本
発明により新たに加わったフィールドである。省略表示
最大件数207は、子ノードの表示を許す最大件数を格納
し、この件数より多い場合には以降のノードの表示を省
略する。表示状態208は、子ノードを表示する状態を表
わし、“全表示”または“省略表示”などのテキスト文
字列が格納される。“全表示”の表示は、子ノードを全
て表示していることを意味し、“省略表示”の表示は省
略表示最大件数207で示す個数の子ノードの件数だけ表
示していることを意味している。表示状態208が“全表
示”の場合、省略表示最大件数207は実際に使わないの
で「−1」が入っている。
【0021】図3は、スタック106のデータ構造図の
一例である。図3に示すように、オブジェクトテーブル
105に格納するフィールドと、表示中のノードの表示
状態を表すstatus、表示中のノードの省略可能最大件数
max、現在何件まで表示したかを表すcountから構成され
る。スタック106は、LIFO(Last In First
Out)の構造を持っている。すなわち、初期状態では格
納領域が一切与えられていないが、後述するように、図
4に示す表示制御部103の処理が呼び出される度に1
行ずつ割り当てられ、処理が終了する度に当処理が割り
当てていた領域を1行ずつ開放する。
【0022】図4は、本実施例におけるツリー表示を行
う場合の動作フローチャート図である。図6は、スタッ
ク106の遷移図である。次に、図4のフローチャート
に沿って、図2のオブジェクトテーブル105、図6の
スタックの遷移図を用いてツリー表示する場合の処理の
流れを詳細に説明する。
【0023】まず、「1」を引数値として図4のフロー
チャートに示した処理を呼び出す。すると、まずスタッ
ク106に1行の格納エリアが割り当てられる。オブジ
ェクトテーブル105から自id201が引数値「1」
と一致する行を取得し、その行をスタック106に読み
込む(ステップ401)。読み込んだデータのうち、表
示状態と省略表示最大件数をそれぞれstatusとmaxに格
納する(ステップ402)。本例の場合、図2の自id
201が「1」の行の値に従って、statusに“表示省
略”が代入され、maxに「2」が代入され、スタック1
06には、図6(a)の601に示す如き値が格納され
る。次に、行のタイトルをディスプレイ101に表示す
る(ステップ403)。本例の場合、“設備1”がディ
スプレイ101に表示される。
【0024】次に、スタック106の内容を見て、長男
があるかどうかをチェックし(ステップ404)、もし
あれば(ステップ404:Y)、オブジェクトテーブル
105から自idが長男idと一致する行を取得してス
タック106に読み込む(ステップ405)。この時、
以前に読み込んだ図6(a)の601に示す行データは
新しく読み込んだ行に上書きされて消去される。本例の
場合は、長男idが「2」であるので図6(b)の60
2に示す如き値が格納される。
【0025】次に、スタック106の自idを引数値と
して本処理を再帰的に呼び出す(ステップ405)。本
例の場合、引数値として「2」が渡され、スタック10
6には新たな行が割り当てられる。ここで割り当てられ
た行は、再帰的に呼び出されている間だけ参照・更新で
き、終了すると、その行は開放される。図6(c)の6
03は再帰的に呼び出されている状態で、ステップ40
1が終了した時点でのデータ例を示している。再帰的に
呼び出された処理が終了するとスタック106が1行開
放され、図6(d)の604に示す状態になる。この時
点でディスプレイ101には長男idのタイトルである
“機器1”が表示される。
【0026】次に、表示省略の場合に備えてループカウ
ンタcountに「1」を代入し初期化する(ステップ40
7)。このループカウンタcountは現時点で表示してい
る兄弟ノードの個数を表している。
【0027】これ以降の処理は、弟ノードをチェイン情
報を辿りながら表示する処理である。まず、スタック1
06を参照して弟ノードがあるかどうかチェックする
(ステップ408)。もしあれば、statusをチェックし
「“省略状態”かつループカウンタcountがmaxを超えて
いる」かどうかをチェックする(ステップ409)。
「“省略状態”かつループカウンタcountがmaxを超えて
いる」のでなければ(ステップ409:N)、ループカ
ウンタcountに「1」を加え(ステップ410)、スタ
ック106の自idが弟id201と一致する行を取得し
読み込む(ステップ411)。
【0028】次に,スタック106の自idを引数値と
して本処理を再帰的に呼び出す(ステップ412)。こ
こでは引数値として「3」が渡され、その結果、ディス
プレイ101には長男idのタイトルである“機器2”
とさらにその子である“部品1”“部品2”“部品3”
まで表示される。
【0029】ステップ408〜ステップ412の処理を
弟がなくなるまであるいは表示状態が“表示省略”で兄
弟ノード数が省略表示最大件数を超えるまで繰り返す。
例えば、テキストが“設備1”であるノードの場合は、
省略表示最大件数が「2」であるので、兄弟の先頭2件
まではこの式で真になるが、3件目以降では偽となって
ステップ413に移る。
【0030】表示状態が“表示省略”で兄弟ノード数が
省略表示最大件数を超えた場合(ステップ409:
Y)、ノードの表示を省略したことを表すタイトルを形
式的なノードとしてディスプレイ101に表示する(ス
テップ413)。例えば、“(以下省略)”などと表示
する。その結果、図8に示す如き表示が行われる。
【0031】図5は、図1における入力制御部104の
処理のフローチャート図であり、ツリー表示の「省略表
示」の設定と「省略解除」の設定を行う処理の流れを示
している。操作者は、図8に示すツリー表示の中から1
つのノードを選び、図7に示すメニュー“表示省略設
定”“表示省略解除”のいずれか1つを選択する。この
選択を契機として図5のフローチャートの処理が呼び出
される。
【0032】図5において、まず、現在選択されている
ノードのidを取得する(ステップ501)。次に、オ
ブジェクトテーブル105から、自id201が上記id
と一致する行を取得し読込み(ステップ502)、さら
に、オブジェクトテーブル105から、自idが親id
と一致する行を取得し読込む(ステップ503)。結果
として、選択したノードの親ノードのオブジェクト情報
を入手したことになる。
【0033】次に、選択したメニューが“表示省略設
定”であるかどうかの判定を行う(ステップ504)。
もし、ユーザが選択したメニューが“表示省略設定”で
あれば(ステップ504:Y)、次に表示状態が“全表
示”かどうかチェックし(ステップ505)、“全表
示”の場合であれば(ステップ505:Y)、選択され
たノードの兄ノードの個数を求める(ステップ50
6)。これは兄idのチェイン情報を兄がいなくなるま
で辿っていくことにより容易に求めることができる。そ
してオブジェクトテーブル105内の表示状態208に
“省略表示”を、省略表示最大件数207にステップ50
6で求めた兄の個数を書き込む(ステップ507)。最
後に、ディスプレイ101に再表示を行う(ステップ5
10)。この再表示は、具体的には「1」を引数値とし
て図4の処理を呼び出すことによって行われる。
【0034】一方,ユーザが選択したメニューが“表示
省略解除”であれば(ステップ504:N)、次に表示
状態が“省略表示”かどうかチェックし(ステップ50
8)、“省略表示”の場合であれば(ステップ508:
Y)、オブジェクトテーブル105内の表示状態208に
“全表示”を、省略表示最大件数207に「−1」を指定
する(ステップ509)。最後に、ディスプレイ101
に再表示を行う(ステップ510)。以上により、操作
者からの入力によって表示省略の設定と表示省略の解除
が可能になる。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限らず様々な
変形が可能である。例えば、上記実施例では、省略表示
最大件数は、オブジェクトテーブル105に予め格納さ
れているものとして説明したが、表示の際、ユーザがそ
の時点で必要とする表示最大件数を入力装置から入力し
て設定するようにしてもよい。
【0036】また、上記実施例で説明したデータ表示方
法を実現するための各処理をプログラムコード化してC
D−ROMなどの記録媒体に記録することにより、市場
に流通させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
兄弟ノードの表示件数を一定数に制限した省略表示がで
きるため、兄弟ノードが多い場合でも必要なノードだけ
表示させながら性能・操作性を向上させることが可能と
なる。また、省略表示をしたときには、例えば、“(以
下省略)”などの形式的なノードを表示することによ
り、操作者は兄弟ノードの表示が途中であることを認識
でき、誤解を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すデータ表示装置のブロ
ック構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示すオブジェクトテーブル
のデータ構成図の一例である。
【図3】本発明の一実施例を示すスタックのデータ構成
図の一例である。
【図4】本発明の一実施例を示す表示制御部の動作フロ
ーチャート図である。
【図5】本発明の一実施例を示す入力制御部の動作フロ
ーチャート図である。
【図6】本発明の一実施例を示すスタックのデータ遷移
を表す図である。
【図7】本発明の一実施例を示すポップアップメニュー
の表示例を示す図である。
【図8】本発明の一実施例を用いた場合の表示結果を示
す図である。
【図9】従来技術のオブジェクトテーブルのデータ構成
図である。
【図10】従来技術の表示制御部の動作フローチャート
図である。
【図11】従来技術を用いた場合の表示結果を示す図で
ある。
【符号の説明】
101…ディスプレイ、 102…マウス、 103…表示制御部、 104…入力制御部、 105…オブジェクトテーブル、 106…スタック、 110…メイン制御部、 201…自ID、 202…親ID、 203…長男ID、 204…兄ID、 205…弟ID、 206…タイトル、 207…省略表示最大件数、 208…表示状態、 901…自ID、 902…親ID、 903…長男ID、 904…兄ID、 905…弟ID、 906…タイトル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層構造を有する複数のデータをツリー
    状に表示することが可能なデータ表示装置において、兄
    弟のノード件数が所定数を超えたか否かを判断する手段
    と、前記所定数を超えたと判断された場合にそれ以降の
    兄弟ノードの表示を自動的に省略する手段と、表示を省
    略した旨を表示する手段を有することを特徴とするデー
    タ表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ表示装置におい
    て、さらに、前記所定数を変更する手段を有することを
    特徴とするデータ表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ表示装置におい
    て、さらに、兄弟のノードの表示を途中で省略するか否
    かの情報を、ユーザ操作で変更する手段を持つデータ表
    示装置。
  4. 【請求項4】 階層構造を有する複数のデータをツリー
    状に表示するデータ表示方法において、兄弟のノード件
    数が所定数を超えたか否かを判断するステップと、前記
    所定数を超えたと判断された場合にそれ以降の兄弟ノー
    ドの表示を自動的に省略するステップと、省略したこと
    を表示するステップを有することを特徴とするデータ表
    示方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデータ表示方法を実現す
    るための各ステップの処理をプログラムコード化して記
    録したことを特徴とするコンピュータで読み取り可能な
    記録媒体。
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