JP3201143B2 - 情報提示装置 - Google Patents

情報提示装置

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JP3201143B2
JP3201143B2 JP12907794A JP12907794A JP3201143B2 JP 3201143 B2 JP3201143 B2 JP 3201143B2 JP 12907794 A JP12907794 A JP 12907794A JP 12907794 A JP12907794 A JP 12907794A JP 3201143 B2 JP3201143 B2 JP 3201143B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD-ROM等の光ディスク
やICカードのような電子的な記憶媒体に記録された情報
や通信回線からの情報を利用するための情報提示方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア情報をコンピュー
タで扱えるようになり、電子出版や電子カタログ等のマ
ルチメディア情報の情報提示システムの開発が盛んであ
る。従来はハイパーカード(米国アップル社の商標)に
代表されるような、カード、ページベースのハイパーテ
キスト、ハイパーメディアの情報提示方式が盛んに開発
され、そのシステムをベースに情報提示システムの開発
が行なわれてきた。
【0003】このようなハイパーテキスト、ハイパーメ
ディアの情報提示方式では、画面上に配置されたボタン
等の指示受信メディアに対して、マウス等の指示入力手
段により指示を入力することにより、そのボタンに格納
されている分岐コマンドにより別の情報を提示すること
ができた。
【0004】さらに、米国マクロメディア社の「ディレ
クタ」、「アクション」等の情報提示システムでは、情
報提示時間を持った情報ブロック内に複数のメディアを
配置し、その情報ブロックの再生が終了した場合には、
指定された再生順序に従って、情報ブロックを次々に再
生していくことができる。
【0005】以下図面を参照しながら、上記した従来の
情報提示方式の一例について図を用いて説明する。
【0006】図13は従来例の情報提示方式のブロック
図を、図14は従来例の情報提示方式の情報ブロック再
生手段のアルゴリズムを、図15は従来例の情報提示方
式で再生された画面例を示すものである。
【0007】図13において、1301は情報提示方式
のアルゴリズムを実装している情報ブロック再生手段で
ある。1302は情報記憶手段であり、情報ブロック再
生制御情報1314とメディア再生情報群1315によ
り構成される複数の情報ブロック1313を格納する。
1303は情報取り出し手段、1304はディスプレや
スピーカのような情報再生手段である。1305はマウ
ス、ジョイパッド、キーボードのような指示入力手段
で、1306は指示入力手段1305からの入力内容を
解析して情報ブロック再生手段に指示として渡す指示分
析手段である。1307は情報ブロック再生手段130
1内のボタン、複数選択リスト等の指示受信メディアの
再生を制御する指示受信メディア再生部1312に対し
て実行指示があった場合、その指示受信メディア内のコ
マンドを取りだし、実際のコマンドの実行を行なわせる
コマンド解析実行手段である。1309では指示受信メ
ディア以外の画像、映像、音声等の通常メディアの再生
制御を、メディア再生期間管理テーブル1310の情報
に基づき行なう。1311の次情報ブロック指定情報に
は、この情報ブロックの次に再生すべき情報ブロックと
その情報ブロックを再生するための条件が記述されてい
る。
【0008】図14において、1401はコマンド解析
実行手段1307や指示分析手段1306等より指示さ
れる指示内容を受信し確認する段階であり、1402で
現在再生している情報ブロックの再生を中断して、指定
された次の情報ブロックの再生の指示かどうか判断す
る。次情報ブロックの再生指示の場合は、1411で現
情報ブロックの再生を中断を指示し、1412で次情報
ブロックの情報をロードし、1413で実際に次情報ブ
ロックの再生処理の指示を行なう。次情報ブロックの再
生指示でない場合は、1403でボタンの表示状態の変
更やボタンに対する実行命令等の指示かどうか判断し、
ボタン関連指示の場合は、更に1407で選択対象ボタ
ンの変更処理かボタンに対する実行処理かを判断し、選
択対象ボタンの移動指示の場合は1408で指示受信メ
ディア再生部1312に対して選択対象ボタンの変更指
示を行なう。ボタンに対する実行処理の場合は、140
9で同じく指示受信メディア再生部に対しボタンに対す
る実行指示を行なう。その結果指示受信メディア再生部
では、ボタン内のコマンドを取りだしコマンド解析実行
手段1307に渡す。その他の場合は1404で情報ブ
ロックの再生期間の終了等、再生終了条件が満たされた
かチェックし、成立した場合は、1410の次情報ブロ
ックを決定した上で、1411以下の次情報ブロックの
再生処理を行なう。それ以外の場合は、その時点での各
メディアの再生処理を行なって1401に戻る。
【0009】図15において、情報ブロック1、情報ブ
ロック2共に、1501は情報再生手段の画面表示例で
あり、1502は動画メディアの再生領域、1503は
テキストメディアの再生領域である。1504、150
5、1506、1508は各々ボタンメディアの再生領
域であり、1507は現在選択されているボタンを示す
選択状態表示枠である。
【0010】以上のように構成された情報提示方式につ
いて、以下その動作について説明する。
【0011】まず情報ブロック1で、再生期間を指定し
なかった場合は、ボタン1504〜1506までの何れ
かのボタンが選択されるまで、この情報ブロックの表示
が続く。このため、ユーザは恒に別の情報ブロックに分
岐する場合はボタンの選択を要求される。さらに各情報
ブロックに再生期間が設定されており、その期間を終了
すると情報ブロック1は情報ブロック2に、情報ブロッ
ク2はヘルプ情報ブロックに移動するように設定されて
いた場合は、情報ブロック1から情報ブロック2への移
動は、ユーザにとって違和感がないが、情報ブロック2
からヘルプ情報ブロックへの移動は、何が起こったのか
が分かり難い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、自動分岐先の選定処理とユーザが選択す
るボタン内の分岐先との間に何の関係付けがないため、
以下のような問題点があった。
【0013】問題点1:複数の分岐選択肢がある場合
は、その選択肢を自動選択する機能がない。ユーザが何
らかの選択を行なわないと、次の情報ブロックに進まな
い。
【0014】問題点2:複数の選択肢ボタンを表示した
状態で、再生時間が終了した等により、選択肢と無関係
に分岐先の情報ブロックに分岐することが可能である
が、この場合は選択肢ボタンと無関係に分岐先が決まる
ため、読者が何が起こったのかがわかりにくい。選択肢
ボタンの中から分岐先が選択された場合でも、どの分岐
先が選択されたかがわからない。
【0015】問題点3:多数の情報ブロックの連結関係
と分岐先選択ボタンで、現在再生中の情報ブロックの全
体での位置や再生したい情報ブロックへの行方が分から
なくなる、迷子状態になりやすい。ユーザが何処にいき
たいのかわからない。
【0016】問題点4:次情報ブロック指定情報の指定
するが面倒。ユーザのボタン内の分岐選択処理と自動再
生分岐先とを分離して記述するために、分かりにくい、
間違えやすい。自動発火では、分岐先を次々に変化させ
ることが困難。複雑なプログラムで記述する必要があ
る。という問題点を有していた。
【0017】本発明は上記問題点に鑑み、自動分岐先の
情報ブロックの選定処理を、分岐先選択ボタンの自動発
火処理により行なうことにより、どの分岐先がどのよう
にして選択されたかが分かる、情報提示方式を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の情報提示方式では、情報ブロック再生手段
内に、再生期間終了時点等で発火するボタンを管理する
コマンド発火条件管理情報を持ち、その情報を基に、ボ
タンの発火をさせることで情報ブロック間の分岐処理を
行なうという構成を備えたものである。この発火条件の
指定方法の種類により、各請求項の構成の違いが生じ、
それにより解決すべき課題の解決策と度合が異なる。
【0019】
【作用】本発明は上記した構成によって、従来再生終了
時点までにユーザが分岐先を指定しなかった場合でも、
分岐先を自動選択する上、その選択先を、分岐先へのリ
ンクを格納したボタンの手動選択と同じ表示上の効果を
提示することにより、ユーザにわかりやすく提示するこ
とができる。
【0020】
【実施例】(実施例1) 以下本発明の実施例1の情報提示方式について、図面を
参照しながら説明する。
【0021】図1は実施例1の情報提示方式のブロック
図を、図2は実施例1におけるフローチャートの一例の
説明図を、図3は実施例1における情報ブロックの一例
の説明図を、図4は実施例1における情報ブロックの遷
移図を示す。
【0022】図1において、101は本発明の情報提示
方式のアルゴリズムを実装している情報ブロック再生手
段であり、102は情報記憶手段であり、情報ブロック
再生制御情報114とメディア再生情報群115により
構成される複数の情報ブロック113を格納する。10
3は情報取りだし手段、104はディスプレやスピーカ
のような情報再生手段である。105はマウス、ジョイ
パッド、キーボードのような指示入力手段で、106は
指示入力手段105からの入力内容を解析して情報ブロ
ック再生手段に指示として渡す指示分析手段である。1
07は情報ブロック再生手段101内のボタン、複数選
択リスト等の指示受信メディアの再生を制御する指示受
信メディア再生部112に対して実行指示があった場
合、その指示受信メディア内のコマンドを取りだし、実
際のコマンドの実行を行なわせるコマンド解析実行手段
である。109では指示受信メディア以外の画像、映
像、音声等の通常メディアの再生制御を、メディア再生
期間管理テーブル110の情報に基づき行なう。111
のコマンド発火条件管理情報には、この情報ブロックの
次に再生すべき情報ブロックへのリンクコマンドが格納
されているボタンの識別子とそのボタンを発火させるた
めの条件が記述されている。
【0023】図2において、201はコマンド解析実行
手段107や指示分析手段106等より指示される指示
内容を受信し確認する段階であり、202で現在再生し
ている情報ブロックの再生を中断して、指定された次の
情報ブロックの再生の指示かどうか判断する。次情報ブ
ロックの再生指示の場合は、213で現情報ブロックの
再生を中断を指示し、214で次情報ブロックの情報を
ロードし、215で実際に次情報ブロックの再生処理の
指示を行なう。次情報ブロックの再生指示でない場合
は、203でボタンの表示状態の変更やボタンに対する
実行命令等の指示かどうか判断し、ボタン関連指示の場
合は、更に207で選択対象ボタンの変更処理かボタン
に対する実行処理かを判断し、選択対象ボタンの移動指
示の場合は208で指示受信メディア再生部112に対
して選択対象ボタンの変更指示を行なう。ボタンに対す
る実行処理の場合は、209で同じく指示受信メディア
再生部に対しボタンに対する実行指示を行なう。その結
果指示受信メディア再生部では、ボタン内のコマンドを
取りだしコマンド解析実行手段107に渡す。その他の
場合は204で情報ブロックの再生期間の終了等、コマ
ンド発火条件管理情報で指定された条件が満たされたか
チェックし、成立した場合は、210で発火対象のボタ
ンの位置に選択状態表示枠があるかどうか判断し、ない
場合は、そのボタンに選択状態表示枠を移動させる。次
に212で選択状態表示枠があるボタンを発火させる指
示を指示受信メディア再生部112に送り、コマンド解
析実行手段107で次情報ブロックの再生処理指示に変
更し、201に戻す(201では213以下の処理が行
われる)。それ以外の場合は、その時点での各メディア
の再生処理206を行なって201に戻る。
【0024】図3において、a)は情報ブロック1内の
再生区間1の情報再生手段104の表示例で、b)は再
生区間2の表示例で、c)情報ブロック1の再生区間1
および2のメディア再生状況を示す図である。a)、
b)共に、301は情報再生手段の画面表示例であり、
302は動画メディアの再生領域、303はテキストメ
ディアの再生領域である。304、305、306、3
08は各々ボタンメディアの再生領域であり、307は
現在選択されているボタンを示す選択状態表示枠であ
る。c)において311〜316は各メディアの再生区
間を表わす。
【0025】
【表1】
【0026】(表1)は、本発明のメディア再生期間管
理テーブルの一実施例を示す図である。
【0027】この例では、図3で示したように、動画メ
ディア302、ボタンメディアA〜C304〜306は
0秒から30秒迄の再生期間を持ち、テキストメディア
303は再生区間1の範囲のみ存在するため、0秒から
20秒の再生期間を、ボタンメディアD308は再生区
間2の範囲のみ存在するため、20秒から30秒の再生
期間を持つ。
【0028】図4において、a)では、情報ブロック1
内のボタンメディアA、B,C、Dのそれぞれの分岐先
の情報ブロックを情報ブロック2、3、4、5に設定
し、ボタンメディアDに自動発火設定を行った場合、ユ
ーザが操作を行った場合の情報ブロック間の流れを示し
ている。またb)ではユーザの操作が無かった場合に自
動選択された場合の情報ブロック間の流れを示す。
【0029】
【表2】
【0030】(表2)は、本発明の各ボタンメディアに
格納されているコマンドを一覧表示した図である。この
例では、図4のa)で示したように、ボタンメディアA
〜Dはそれぞれ情報ブロック2〜5への分岐コマンドが
格納されている。
【0031】
【表3】
【0032】(表3)は、本発明の各ボタンメディアに
格納されているコマンドを一覧表示した別の例の図であ
る。この例では、図4のa)で示したように、ボタンメ
ディアA〜Cはそれぞれ情報ブロック2〜4への分岐コ
マンドが格納され、ボタンメディアDには分岐以外のコ
マンドが格納されている。
【0033】以上のように構成された本発明の情報提示
方式について、以下図1、図2、図3、図4、(表
1)、(表2)及び(表3)を用いてその動作を説明す
る。
【0034】まず図2は情報ブロック再生手段内の処理
アルゴリズムを示すものであって、まず情報ブロック1
では、再生期間が指定されているため、再生区間1で、
ユーザがボタン304〜306のいずれかを選択しなか
った場合(図3、(表1)から解るように20秒経過す
ると)は再生区間2に進む。つまり、ユーザは別の情報
ブロックに分岐するために常に分岐先ボタンの選択を要
求されることはない。再生区間2では、操作が解らない
場合のために、ヘルプ情報ブロックに分岐するためのボ
タンメディアD308が表示される。しかし、操作が解
らないで分岐先を選択することができない場合は、ボタ
ンメディアDに「ヘルプ」用の情報ブロック5への分岐
ボタンさえ、使用することができない。したがって、図
4のb)のように情報ブロック1の再生区間が終了した
後で、ヘルプ情報ブロックを再生することが望ましい。
このため、再生区間2の再生が終了した場合(30秒経
過した場合)、ヘルプ用情報ブロック5が情報ブロック
1の次に表示されるように設定することにより、情報ブ
ロック5を情報ブロック1の終了後に自動的に表示する
ことは、従来例の情報提示方式でも可能である。この場
合、情報ブロック1の再生区間2からヘルプ用情報ブロ
ック5への移動が突然起こるため、ユーザは何が起こっ
たのかが分かり難くなる。
【0035】しかしながら、本実施例の場合は、図2の
205で発火条件が満たされた場合は、単に指定された
情報ブロックに分岐するのではなく、210で選択状態
表示枠が自動発火するボタンにあるかどうか判断し、な
い場合は211でそのボタンに選択状態表示枠を移動さ
せた上で、212で分岐先を格納したボタンの実行を行
うため、ユーザは、ボタンが選択されたために起こる視
覚的な効果を確認することができるため、何がどのボタ
ンが選択され実行され、どこに移動したのかが判断でき
る。
【0036】以上のように本実施例よれば、情報ブロ
ック間の移動の際に、単に分岐先に移動させるのではな
く、少なくともその移動先がボタン等の指示受信メディ
アに格納されている場合は、移動先への分岐を指定され
たボタンの自動発火機能を用いることにより、ボタンが
自動選択され、自動実行されるため、ユーザにはどの分
岐さきに移動したかが容易に確認することができる。
【0037】また、本発明の情報提示方式では、(表
3)のようにボタンメディアDに分岐コマンド以外を格
納し、それを自動発火させることも可能なため、ヘルプ
情報ブロックへの分岐の代わりに、隠されていたヘルプ
情報を表示させることで、同様な効果をさせることもで
きる。
【0038】(実施例2) 以下本発明の実施例2の情報提示方式について、図面を
参照しながら説明する。
【0039】図5は本発明の実施例2における情報提示
装置のブロック図で、図6本発明の実施例2における
情報ブロックの遷移図である。
【0040】図5において、501は本発明の情報提示
方式のアルゴリズムを実装している情報ブロック再生手
段であり、図2で示した実施例1のアルゴリズムと同じ
アルゴリズムを格納する。502は情報記憶手段であ
り、情報ブロック再生制御情報514とメディア再生情
報群515により構成される複数の情報ブロック513
を格納する。503は情報取りだし手段、504はディ
スプレやスピーカのような情報再生手段である。505
はマウス、ジョイパッド、キーボードのような指示入力
手段で、506は指示入力手段505からの入力内容を
解析して情報ブロック再生手段に指示として渡す指示分
析手段である。507は情報ブロック再生手段501内
のボタン、複数選択リスト等の指示受信メディアの再生
を制御する指示受信メディア再生部512に対して実行
指示があった場合、その指示受信メディア内のコマンド
を取りだし、実際のコマンドの実行を行なわせるコマン
ド解析実行手段である。509では指示受信メディア以
外の画像、映像、音声等の通常メディアの再生制御を、
メディア再生期間管理テーブル510の情報に基づき行
なう。511のコマンド発火順序管理テーブルには、今
回この情報ブロックの次に再生すべき情報ブロックとそ
の情報ブロックを再生するための条件が記述されてい
る。この情報を用いて、情報ブロック再生を開始する
時点で図2のアルゴリズムの204の発火条件の確認で
行う条件を毎回設定する。
【0041】図6において、a)もb)も情報ブロック
間の状態遷移を表わし、601は初めてまたは(N*3
+1)回目に、602は2回目または(N*3+2)回
目に、603は3回目または(N*3)回目にこの情報
ブロックを再生する場合に自動選択される分岐を表わし
ている。この図の場合は情報ブロック5にはユーザのボ
タン選択のみでしか移動しないことを示す。
【0042】
【表4】
【0043】(表4)は、本発明のコマンド発火順序管
理テーブルの一実施例を示す図である。この例では、図
6の情報ブロック間の状態遷移図で示したように、初め
てまたは(N*3+1)回目に、ボタンメディアAが、
2回目または(N*3+2)回目に、ボタンメディアB
が、3回目または(N*3)回目にボタンメディアCが
自動選択され、ボタンメディアDは自動選択されないこ
とを示している。a)とb)の違いは、発火条件をこの
テーブル内に格納するかどうかの違いだけである。
【0044】以上のように構成された本発明の情報提示
方式について、以下図2、図3、図5、図6、(表2)
及び(表4)を用いてその動作を説明する。
【0045】本実施例でも図3に示す情報ブロック1
と、(表2)に示すコマンド群が格納されたボタンメデ
ィア群を想定して説明する。
【0046】本実施例では図6のように情報ブロック1
から分岐可能な情報ブロック2、情報ブロック3、情報
ブロック4を順次再生することを可能にする情報提示方
式である。通常ユーザが情報ブロック1を再生中は、ユ
ーザはボタンメディア1〜3の何れかを選択することに
より、情報ブロック2〜4に分岐することができる。ユ
ーザがボタンメディア群を選択せずに、再生区間2の再
生が終了した場合(30秒経過した場合)、設定されて
いる次の分岐先、例えばヘルプ用情報ブロック5が情報
ブロック1の次に表示されるように設定することによ
り、情報ブロック5を情報ブロック1の終了後に自動的
に表示することは、従来例の情報提示方式でも可能であ
る。
【0047】しかしながら、本実施例の場合は、コマン
ド発火順序管理テーブル511には、今回この情報ブロ
ックの次に再生すべき情報ブロックとその情報ブロック
を再生するための条件が記述されており、毎回情報ブロ
ック1の再生を開始する際には、コマンド発火順序管理
テーブル内の今回発火すべき条件が選択され、この条件
が図2の発火条件の確認204で判定すべき条件として
設定される。この発火条件が設定された以降の処理は実
施例1の場合と同様に図2のアルゴリズムで処理され
る。このため205で発火条件が満たされた場合は、単
に指定された情報ブロックに分岐するのではなく、毎回
異なる分岐先を格納したボタンメディアに対し、210
で選択状態表示枠が自動発火するボタンにあるかどうか
判断し、ない場合は211でそのボタンに選択状態表示
枠を移動させた上で、212で分岐先を格納したボタン
の実行を行うため、ユーザは、ボタンが選択されたため
に起こる視覚的な効果を確認することができる上に、分
岐先を順次選択して自動再生のルートを設定することが
できる。
【0048】以上のように本実施例よれば、情報ブロ
ック間の移動の際に、 1)毎回同一分岐先に自動分岐するのではなく図6に示
すように、情報ブロック間を順次自動再生させる。
【0049】2)自動再生とユーザの手動選択再生の混
在を許す。
【0050】3)自動選択する場合は、単に分岐先に移
動させるのではなく、移動先への分岐を指定されたボタ
ンの自動発火機能を用いることにより、ユーザにはどの
分岐さきに移動したかが容易に確認することもできる。
という3つの従来例に無い機能を持つ。
【0051】ここでは、情報ブロック2は一回目、情報
ブロック3は2回目と設定するアルゴリズムを説明した
が、ユーザがはじめに、情報ブロック3を選択した場合
は、次に情報ブロック1にきた場合は、2回目であって
も、情報ブロック3の次である情報ブロック4を再生す
るアルゴリズムでも良い。この場合は各情報ブロックに
何回再生されたかを記憶する必要がなく、どの情報ブロ
ック群の再生から復帰したかで判定することができる。
【0052】また、実施例2の情報提示方式でも、実施
例1の情報提示方式と同様にボタンメディアに分岐コマ
ンド以外を格納し、それを自動発火させることも可能で
ある。
【0053】(実施例3) 以下本発明の一実施例3の情報提示方式について、図面
を参照しながら説明する。
【0054】図7は本発明の実施例における情報提示装
置のブロック図で、図8は本発明の実施例3における情
報ブロック再生順序制御手段内の情報ブロック再生手段
に対して次に再生する情報ブロックの決定とその場合の
発火条件を決定するアルゴリズムを示すフローチャート
で、図9は本発明の実施例3における情報ブロックの遷
移図で、図10は本発明の実施例3における情報ブロッ
クの別の形式の遷移図で、(表5)は本発明の実施例3
における情報ブロック再生順序管理テーブルある。
【0055】
【表5】
【0056】図7において、701は図2の情報提示方
式のアルゴリズムを実装し、個々の情報ブロック内のメ
ディア情報の再生制御とボタン等の指示受信メディアに
対する自動選択実行処理を行う情報ブロック再生手段で
あり、702は情報記憶手段であり、複数の情報ブロッ
ク713とその情報ブロック群の再生順序を制御する情
報ブロック再生順序制御情報717とを格納する。70
3は情報取りだし手段、704はディスプレやスピーカ
のような情報再生手段である。705はマウス、ジョイ
パッド、キーボードのような指示入力手段で、706は
指示入力手段705からの入力内容を解析して情報ブロ
ック再生手段701に指示として渡す指示分析手段であ
る。707は情報ブロック再生手段701内のボタン、
複数選択リスト等の指示受信メディアに対して実行指示
があった場合、その指示受信メディア内のコマンドの実
行を行なわせるコマンド解析実行手段である。716は
情報記憶手段702に格納されている情報ブロック再生
順序制御情報を取り出し、この情報を用いて情報ブロッ
ク間の再生順序の制御を情報ブロック再生手段を制御す
ることにより行う情報ブロック再生順序制御手段であ
る。
【0057】図8において、このアルゴリズムでは大き
く2つの処理を行っている。前半802から807で次
に再生すべき情報ブロックを決定し、後半の808から
811でその情報ブロックを再生する場合に指示する発
火条件の決定を行う。801はコマンド解析実行手段7
07や指示分析手段706等より指示される指示内容や
情報ブロック再生手段701からの情報ブロックの再生
完了等の通知を受信し確認する段階であり、802で現
在再生している情報ブロック内に自動発火対象の指示受
信メディアがあるかどうか判断する。現情報ブロックに
自動発火対象の指示受信メディアない場合は、さらに、
803でその情報ブロックが存在するルート上に次の情
報ブロックが残っているか判定する。残っている場合
は、806でルート上の次の情報ブロックを次に再生す
べき情報ブロックとし、808に進む。ない場合は、8
04でそのルートの親(このルートに分岐したリンクの
元)の情報ブロックを次に再生すべき情報ブロックと
し、808に進む。802の判定で現情報ブロックに自
動発火対象の指示受信メディアがある場合は、さらに、
806でその自動発火対象の指示受信メディア群の中
で、まだ発火していないものが残っているか判定し、な
い場合は803に分岐する。ある場合は、807で次の
自動発火対象になるリンクが差す情報ブロックを、次に
再生すべき情報ブロックとし、808に進む。808で
は次に再生すべき情報ブロック内に、自動発火対象のリ
ンクが格納されているか判定し、ない場合は、811で
情報ブロック再生手段に渡す、分岐先条件を「なし」に
設定し、812に進む。ある場合は、さらに809で未
実行リンクの有無を判定し、809の判定の結果、ある
場合は、810でその未実行リンクを分岐先条件に設定
し、812に進む。809の判定の結果、ない場合は、
811に進む。812では設定された分岐先条件と次に
再生すべき情報ブロックを情報ブロック再生手段701
に渡し、情報ブロック再生手段を制御する。
【0058】図9において、本実施例を説明するための
情報ブロックとルートから構成される情報提示方式用の
データ構造の例を示す。IB1からIB28までの楕円
のマークは情報ブロックを表す。910のRT1から9
17のRT8までは、情報ブロック群の直列の再生順序
を管理するルートである。901から905までが主ル
ートを形成するための自動発火リンクであり、909は
主ルート上にない自動発火リンクであり、906から9
08が自動発火でないリンクである。
【0059】図10において、本実施例を説明するため
の情報ブロックとルートから構成される情報提示方式用
の図9と同じデータ構造を表す別の例を示す。IB1か
らIB28までの楕円のノードは情報ブロックを表す。
RT1からRT8までは、情報ブロック群の直列の再生
順序を管理するルートを表すノードである。901から
905までが主ルートを形成するための自動発火リンク
であり、909は主ルート上にない自動発火リンクであ
り、906から908が自動発火でないリンクである。
それ以外の矢印はルートから展開された自動再生リンク
である。
【0060】(表5)において、本実施例を説明するた
めの情報ブロックとルートから構成される情報提示方式
用のデータ構造の例(図9及び図10を用いた情報ブ
ロック再生順序制御管理テーブル示す。
【0061】a)はルートとその階層関係を表すルート
階層管理テーブルと自動発火リンク等のリンク情報を管
理するリンク管理テーブルとにわけて管理する一実施例
である。
【0062】データ構造としては図9の構造を2つのテ
ーブルで表現したものである。
【0063】b)は図10が図9のデータ構造をノード
を使って表したのと同様に、a)をノードの管理テーブ
ルで管理するものである。
【0064】以上のように構成された本発明の情報提示
方式について、以下図2、図7、図8、図9、図10及
び(表5)を用いてその動作を説セする。
【0065】本実施例では、図9内の情報ブロック2の
ようにリンクを持った情報ブロックはそのリンクを起動
するボタンを、例えば図3の情報ブロック1のように持
つ。図9内の情報ブロック1のような情報ブロック内に
は他の情報ブロックへのリンクを持たないため、リンク
による分岐コマンドを格納するボタンは持たない。従っ
て、自動発火リンクを持つ情報ブロックと持たない情報
ブロックとをルートとリンクとで構成することにより、
情報ブロックの階層構造を形成することができる。
【0066】さらに本実施例の場合は、複数の自動発火
リンクを持つ情報ブロックの場合は、その自動発火リン
クの発火順序を設定出来るため、そのリンクの再生順序
を指定することができる。
【0067】この2つの機能により、本実施例ではデフ
ォルトの再生ルートである主再生ルートを設定すること
ができる。この例では主再生ルートは、(RT1)、IB1、IB2、
(RT2)、IB3、IB4、IB5、IB2、(RT3)、IB6、IB7、IB2、(RT4)、IB8、
IB9、(RT7)、IB10、IB11、IB9、IB12、IB9、IB13、IB2、IB14、IB1
5となる。ここで括弧内のルートは分岐先であり実際は
再生されない。
【0068】本実施例では図9のような場合には上に示
した主再生ルートに添って情報ブロック1から順次、情
報ブロック15まで再生することを可能にする情報提示
方式である。
【0069】この主再生ルートを自動再生する機能につ
いて、図8のアルゴリズムを用いて説明する。
【0070】情報ブロック1を再生が何らかの原因で終
了した場合は、この情報ブロックにはリンクがない上、
ルート上に次の情報ブロックがあるため、805が選択
され、情報ブロック2が次の再生すべき情報ブロックと
なる。さらに、情報ブロック2には、複数の自動発火リ
ンクがあり、まだどの自動発火リンクも発火していない
ため、810より、最初の自動発火リンク901が選択
される。このため情報ブロック2に移動する。更に情報
ブロック2を再生中にユーザが自動発火リンク901〜
903を選択しなかった場合は、901が自動発火し、
RT2に移動する(情報ブロック3に移動する)。
【0071】情報ブロック4を再生中に再生期間を終了
した場合は、この情報ブロックには複数のリンクボタン
が存在するが、自動発火リンクではないため、次に情報
ブロック5を再生する。情報ブロック4を再生中にユー
ザが明示的にリンク906を選択した場合は、当然情報
ブロック20に移動する。さらに情報ブロック21を再
生し、この再生期間を終了すると自動発火リンク909
が選択され、情報ブロック27が再生される。情報ブロ
ック27の次は情報ブロック28、21、22、23、
4、5というふうに続いて行く。このように自動再生中
に、主再生ルート以外の情報ブロックを選択しても、自
動再生は継続出来る上、元の主再生ルートに戻ってく
る。情報ブロック5を再生中に再生期間を終了すると、
この情報ブロックには自動発火リンクがなく、かつルー
ト上に次の情報ブロックがないため、804が選択さ
れ、情報ブロック2に戻る。さらに情報ブロック2には
複数の自動発火リンクがあり、この場合はすでに901
が発火しており、902が発火していないため、902
が選択される。従って情報ブロック2の再生終了後は自
動発火リンク902を辿って情報ブロック6に移動す
る。
【0072】なお、情報ブロック再生順序制御手段で自
動発火リンクの発火条件を指定しても良い。また、情報
ブロック再生手段内に発火条件があり、再生期間終了時
点又は自動発火リンクを格納しているボタンの再生期間
の終了時点で発火するように指定しても良い。
【0073】以上のように本実施例よれば、情報ブロ
ック間の移動の際に、 1)デフォルトの主再生ルートを指定することができ、
この主再生ルートに従って情報ブロック間を順次自動再
生させることができる。
【0074】2)自動再生とユーザの手動選択再生の混
在を許す、つまり途中で何時でも自動再生を中止し、手
動で再生情報ブロックを指定できる上、その場合でも、
情報ブロックの再生期間内に手動選択が無かった場合、
自動的に自動再生ルートに従って、自動再生を続けるこ
とができる。という2つの従来例に無い機能を持つ。
【0075】(実施例4) この情報提示方式では、本発明の実施例3の機能に加
え、現在再生中の情報ブロックの再生を中止し、直前の
情報ブロックの再生を開始する「直前の情報ブロックに
戻る」と次の情報ブロックの再生を開始する「次の情報
ブロックに進む」と上の階層の情報ブロックに移動する
「親情報ブロックに移動」の指示が指示入力手段705
を使ってユーザから行なえる。従って主再生ルートを再
生中、その情報ブロック内の情報に興味がない場合は
「次の情報ブロックに進む」の指示により、その情報ブ
ロックをスキップすることができる。さらにそのルート
上の記事に興味がない場合は「親情報ブロックに移動」
の指示により、この記事グループから脱出することがで
きる。例えば図9に置いて、情報ブロック2がインタビ
ュー記事群の目次情報ブロックであり、ルート2がA氏
の、ルート3がB氏、ルート4がC氏のインタビュー記
事だとし、各ルート内の情報ブロックが各々1つの質問
とその答えで構成されているとする。さらに情報ブロッ
ク4にはその質疑に関連する情報への分岐もある。この
ような場合、主再生ルートを用いた自動再生では、3氏
のすべてのQ&Aを再生することになり、関連情報は再
生されない。
【0076】しかしながら、ユーザがA氏のインタビュ
ーに興味がない場合は情報ブロック3が再生された時点
で、「親情報ブロックに移動」の指示を行なうことによ
り、A氏のインタビュー記事を終え、情報ブロック2に
戻り、次のB氏のインタビュー記事を再生することがで
きる。
【0077】また情報ブロック3を再生中、このQ&A
に興味がない場合は、「次の情報ブロックに進む」の指
示を行なうことにより、次のQ&Aの情報ブロック4に
進むことができる。逆に情報ブロック3を再生中に聞き
逃した場合、「前の情報ブロックに進む」の指示を行な
うことにより、このQ&Aの情報ブロックの先頭に進
み、聞き直すことができる。
【0078】さらに、情報ブロック4を再生中、このQ
&Aに非常に興味があり、さらに詳しい情報を欲しい場
合はリンクボタンを選択することにより、さらに詳しい
情報が得られる。
【0079】以上説明したように、簡単な操作で、階層
構造に構成された情報ブロック群の中を巡行することが
できる。
【0080】以上のように本実施例よれば、下記に示
実施例3、実施例4の効果、 1)主再生ルートに従った順次自動再生機能 2)自動再生と手動選択再生間の遷移が容易に加え、 3)階層関係で自分がどの位置の把握が容易で操作が簡
単 つまり階層関係で情報ブロック間の関係を記述している
上、その階層構造の中で、自然に主再生ルートを定義で
きるため、ユーザが現在自分がどの位置を再生している
かがわかりやすい上、情報ブロック間での移動先の選択
操作が簡単に行なえる、という機能が実現できる。
上、従来例に無い3つの機能を持つ。
【0081】(実施例5) この情報提示方式では、実施例3および実施例4の機能
実施例1の機能を加えたものである。従って主再生ル
ートを再生中、情報ブロック2のような複数の自動発火
リンクによる分岐がある場合(通常はメニューやサブメ
ニューである:実施例4の場合はインタビュー記事群の
メニュー)はどのメニュー項目が選ばれて、自動再生が
継続しているかが、ユーザにわかりやすい。
【0082】以上のように本実施例よれば、下記に示
実施例3、実施例4の効果 1)主再生ルートに従った順次自動再生機能 2)自動再生と手動選択再生間の遷移が容易 3)階層関係で自分がどの位置の把握が容易に加え、 4)自動発火ボタンの確認機能 つまり、自動選択する場合は、単に分岐先に移動させる
のではなく、移動先への分岐を指定されたボタンの自動
発火機能を用いることにより、ユーザにはどの分岐さき
に移動したかが容易に確認することもできるという機能
が実現できる。という機能がある。以上、従来例に無い
4つの機能を持つ。
【0083】(実施例6) 図11の本発明の実施例6におけるの指示入力手段の説
明図である。図11において、1101はゲームパッド
等の指示入力手段であり、1102はカーソルキー、1
103〜1106は一般のキーである。ここで例えば、
1103に「選択中のボタンの実行指示」、1104に
「次情報ブロックに進む」、「前情報ブロックに戻
す」、「上の階層の情報ブロックに戻す」を指定するこ
とができる。この場合、実施例4で説明したように、ユ
ーザは前後並びに親情報ブロックキーを駆使して、図9
のような階層空間を自由に移動することができるため、
自分の興味レベルに応じて、自由にかつ簡単に主再生ル
ートを中心に情報を読むことが出来る。
【0084】以上のように本実施例よれば、下記に示
実施例3〜実施例5の効果、 1)主再生ルートに従った順次自動再生機能 2)自動再生と手動選択再生間の遷移が容易 3)階層関係で自分がどの位置の把握が容易 4)自動発火ボタンの確認が可能に加え、 5)ユーザが簡単にキーにより直接操作が可能。 という機能を持つ。以上、従来例にない5つの機能を持
つ。
【0085】(実施例7) 図12本発明の実施例7における情報提示装置のブロ
ック図である。図12において、101から115まで
は図1に示すものとまったく同様である。情報取りだし
手段103内部に、通信制御部1216、通信経路12
17、情報取り出し部1218を持つ点が異なる。情報
取り出し手段内に通信制御部1216を持つことによ
り、本発明では、ネットワーク上のホスト計算機やビデ
オサーバ内に格納されている情報ブロックに関しても同
様に本発明の実施例1と同様な情報提示方式を実装する
ことができる。これにより、CD−ROM等の光ディス
ク媒体等の大容量媒体を使った情報提示装置のみなら
ず、ネットワークを用いた情報提示装置に対しても本発
明の情報提示方式の利点を提供することができる。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明は、情報ブロック再
生手段内に、再生期間終了時点等で発火するボタンを管
理するコマンド発火条件管理情報を持ち、その情報を基
に、ボタンの発火をさせることで情報ブロック間の分岐
処理を行なうという構成によって、従来再生終了時点ま
でにユーザが分岐先を指定しなかった場合でも、分岐先
を自動選択する上、その選択先を、分岐先へのリンクを
格納したボタンの手動選択と同じ表示上の効果を提示す
ることにより、ユーザにわかりやすく提示することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における情報提示方式のブロ
ック図
【図2】本発明の実施例1における情報ブロック再生手
段内の処理の流れを示すフローチャートの説明図
【図3】本発明の実施例1における情報ブロックの説明
【図4】本発明の実施例1における情報ブロックの遷移
【図5】本発明の実施例2における情報提示装置のブロ
ック図
【図6】本発明の実施例2における情報ブロックの遷移
【図7】本発明の実施例3〜実施例5における情報提示
装置のブロック図
【図8】本発明の実施例3〜実施例5における情報ブロ
ック再生順序制御手段内の処理の流れを示すフローチャ
ートの説明図
【図9】本発明の実施例3〜実施例5における情報ブロ
ックの遷移図
【図10】本発明の実施例3〜実施例5における情報ブ
ロックの別の遷移図
【図11】本発明の実施例6における指示入力手段の一
例の図
【図12】本発明の実施例7における情報提示方式のブ
ロック図
【図13】従来例の情報提示方式のブロック図
【図14】従来例の情報提示方式の処理の流れを示すフ
ローチャートの説明図
【図15】従来例におけるの情報ブロックの一例の説明
【符号の説明】
101 情報ブロック再生手段 102 情報記憶手段 103 情報取り出し手段 104 情報再生手段 105 指示入力手段 106 指示分析手段 107 コマンド解析実行手段 108 情報ブロック再生制御部 109 メディア再生部 110 メディア再生期間管理テーブル 111 コマンド発火条件管理情報 112 指示受信メディア再生部 113 情報ブロック群 114 情報ブロック再生制御情報 115 メディア再生情報群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガリー マギル イギリス国エジンバラ・アンダーソンプ レース2番地オフィスワークステーショ ンズリミテッド内 (56)参考文献 特開 平6−103325(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 13/00 G06T 15/70 G06F 17/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも映像情報を含む情報ブロック
    を記録装置から取り出して再生する情報提示装置であっ
    て、 前記情報ブロックは、映像メディアと次に再生する前記
    情報ブロックをユーザが選択するためのメニューとを再
    生するためのメディア再生情報と、当該メディア再生情
    報の再生を制御する情報ブロック再生制御情報とを含
    み、 前記メディア再生情報は、前記メニューを構成する2つ
    以上のボタンメディアを再生するための情報と、前記メ
    ニューを構成する2つ以上の前記ボタンメディアに対す
    るユーザからの指示入力により選択された前記ボタンメ
    ディアを他のボタンメディアから識別可能な状態で再生
    するための情報を含み、 前記情報ブロック再生制御情報は、前記ボタンメディア
    のそれぞれに対応して当該ボタンメディアが指示入力を
    受けた際に次に再生されうる前記情報ブロックを示す分
    岐コマンド情報と、前記メニューを構成する2つ以上の
    前記ボタンメディアに対するユーザからの指示入力が可
    能な期間を示す再生期間テーブル情報と、当該指示入力
    が可能な期間が経過した際にいずれかの前記ボタンメデ
    ィアを選択するための自動発火条件情報とを含み、 前記情報提示装置は、 前記情報ブロックを前記記録装置から取り出す情報取り
    出し手段と、 取り出された前記情報ブロックの前記メディア再生情報
    を再生するメディア再生手段と、 前記メニューのいずれかの前記ボタンメディアを選択す
    る指示入力を受け付ける入力手段と、 前記メニューのいずれかの前記ボタンメディアを選択す
    る指示入力を受け付ける入力手段と、 前記情報取り出し手段と前記メディア再生手段とを制御
    する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記情報取り出し手段と前記メディア再生手段とを制御
    して前記情報ブロックを前記記録装置から取り出して再
    生し、 提示中の前記情報ブロックの前記再生期間テーブル情報
    が示す期間内に、前記指示入力が受け付けられれば、前
    記指示入力により選択された前記ボタンメディアに対応
    する前記分岐コマンド情報を参照し、当該分岐コマンド
    情報が示す前記情報ブロックを取り出し再生するように
    前記情報取り出し手段と前記メディア再生手段とを制御
    し、 提示中の前記情報ブロックの前記再生期間テーブル情報
    が示す期間が経過すれば、前記自動発火条件情報に従
    い、再生する前記情報ブロックを決定し、決定した当該
    情報ブロックに対応する前記ボタンメディアを前記識別
    可能な状態で再生した後に、決定した当該情報ブロック
    を取り出し再生するように前記情報取り出し手段と前記
    メディア再生手段とを制御する、情報提示装置。
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