JPH06119401A - サウンドデータ関連情報表示システム - Google Patents

サウンドデータ関連情報表示システム

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JPH06119401A
JPH06119401A JP4269972A JP26997292A JPH06119401A JP H06119401 A JPH06119401 A JP H06119401A JP 4269972 A JP4269972 A JP 4269972A JP 26997292 A JP26997292 A JP 26997292A JP H06119401 A JPH06119401 A JP H06119401A
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data
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sound
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JP4269972A
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Minako Nishino
美奈子 西野
Takaaki Yamada
隆亮 山田
Hirohide Haga
博英 芳賀
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Hitachi Ltd
Hitachi Seibu Software Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Seibu Software Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】データの形式に応じたサウンドデータとその関
連情報を格納したファイルを格納する記憶装置105
と、複数のサウンドデータの関連情報を表示するディス
プレイ装置101と、サウンドデータの関連情報表示画
面に対して入力するポインティングデバイス102と、
ユーザの入力を受け付ける入力装置103と、サウンド
データの関連情報を表示するための処理を実行する中央
処理装置を持つ計算機104と、サウンドデータを入出
力するサウンドデータ入出力装置106と、A/D変換
装置107とからなる。 【効果】サウンドデータを大量に格納したデータベース
から容易,高速に検索,選択することができ、記憶して
いる音声データの内容の断片による検索、必要とする音
声データを容易に、高速に検索,選択ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音楽,音声,音データ等
から成るサウンドデータの加工や編集の処理装置に係
り、特に、サウンドデータの編集に好適なサウンドデー
タ関連情報表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディアシステムのアプリケーシ
ョンを開発するためには、文字,数値等のデータだけで
なく、音楽,音声,音,画像,動画等のデータの編集を
行わなければならない。しかし、このうちサウンドデー
タは視覚的に捕らえることができないので、サウンドデ
ータを編集するとき、ユーザはサウンドデータの関連情
報を参照しながら編集を行わなければならない。例え
ば、音楽データを編集する場合、その音楽の題名,楽
譜,作曲者,作曲年代等を表わす文字データや画像デー
タ等の可視できる関連情報を参照しながら編集を行わな
ければならない。ユーザがサウンドデータを検索・再生
するために参照するサウンドデータの関連情報を表示す
る従来技術として、特開平2−136971 号公報がある。
【0003】特開平2−136971 号公報は、文字データを
格納したデータベースと音,画像,動画像を格納したデ
ータベースを有したマルチメディアデータベースにおい
て、(1)文字データ表示時に、文字データと関連する
音,画像、動画像データを検索するための関連情報、
(2)音又は画像又は動画像出力時に、これらの内容と
関連する文字データを検索するための関連情報、(3)
(1)(2)の関連情報により文字データと、音,画
像,動画像データとを相互に参照しあう制御手段、を有
することを特徴としている。このマルチメディアデータ
ベースでは(1)の関連情報として文字データに関連す
るデータが音楽の場合はその曲名を、画像,動画像デー
タの場合は視覚認識できる状態の画像,動画像、(2)
の関連情報として検索対象の音楽データを表す曲名、ま
たは作曲者名、を用いている。
【0004】また、特開平2−136971 号公報で記述して
いるサウンドデータの関連情報の表示システムは、
(a)サウンドデータとそれに関連する文字データを検
索するための関連情報を一つの管理データの単位とし、
データベースに存在する全ての管理データ中の関連情報
を一覧表示する、(b)ある一つの文字データを表示す
る際、これに関連する音,画像データを共に表示する、
ことを特徴としている。
【0005】この表示システムでは、ベートーベンが作
曲した曲とベートーベンに関連する文字データ,画像デ
ータをそれぞれ格納したマルチ・メディアデータベース
において、(a)の場合、管理データの中に曲というサ
ウンドデータと曲の題名という関連情報を有しており、
データベースに存在する全ての管理データに格納された
題名を一覧表示し、ある特定の題名をユーザが選択した
とき、その題名に対応する曲を再生する。(b)の場
合、ベートーベンを説明する文字データを表示する際、
彼の作曲した「運命」や肖像画等のベートーベンに関連
する音,画像,動画像データも1画面上に表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記に記述したサウン
ドデータの表示システムの特徴である(a)は、(1)
一つの管理データ中には一つの関連情報しか存在しな
い。そのため、ベートーベンの「運命」や「田園」のよ
うにサウンドデータが曲の場合、一つの関連情報の表示
だけでユーザがそれぞれの曲を検索,選択することがで
きるが、使用するサウンドデータが音声データで、か
つ、サウンドデータベースに音声データが大量に存在す
る場合、音声データの関連情報を一つ表示するだけでは
最適の音声データを検索,選択するために時間がかか
る、(2)ユーザが内容を確認するためにサウンドデー
タを再生する時、選択したサウンドデータ、例えば、ベ
ートーベンの「運命」という曲を全て再生するので、再
生したサウンドデータがユーザの利用目的と違っていた
場合に次のサウンドデータを選択し、再生するまでの時
間がかかる、(3)サウンドデータが曲の場合、再生し
た曲の内容そのものとは間接的である関連情報、つまり
題名や作曲家といった関連情報の表示で検索,選択する
ことができる。しかし、サウンドデータが音声データで
かつ音声データがサウンドデータベースに大量に存在す
るとき、音声データを再生したときの内容と間接的であ
る関連情報の表示だけではユーザが目的とする音声デー
タを検索,選択するために時間がかかるという問題点が
ある。
【0007】一方、特徴の(b)は、(4)一つのサウ
ンドデータの関連情報しか表示できないので、大量にサ
ウンドデータを格納したサウンドデータベースを利用す
るとき、複数のサウンドデータの関連情報をユーザは一
覧することができない、という問題点がある。
【0008】本発明の目的は、サウンドデータが大量に
存在するサウンドデータベースからユーザが必要とする
サウンドデータを容易にかつ高速に検索,選択すること
ができるサウンドデータ関連情報表示システムを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、次のような
構成によって達成される。
【0010】本発明の望ましい実施形態では、サウンド
データ関連情報表示システムは、(1)処理の対象とな
るデータを格納する記憶装置又は記憶媒体、(2)処理
を行うプログラムを格納する記憶装置、(3)該プログ
ラムにより制御される中央処理装置、(4)処理結果を
表示する表示装置、(5)表示画面上からユーザのデー
タ入力を受け付けるためのポインティングデバイスを含
む入力装置、(6)サウンドデータの入出力装置、
(7)アナログデータであるサウンドデータをデジタル
データに、かつデジタルデータであるサウンドデータを
アナログデータに変換するA/D変換装置、(8)サウ
ンドデータの関連情報とサウンドデータを共に格納した
サウンドデータベース、(9)複数のサウンドデータの
関連情報とサウンドデータを1単位の管理データとし、
複数の管理データの関連情報を同時に表示画面上に一覧
表示する制御手段、(10)(4)の処理装置を表示する
表示装置上に一覧表示した複数のサウンドデータの関連
情報の一つをユーザが選択したとき、その選択部に対応
するサウンドデータを特徴づける音を出力する制御手
段、から構成される。
【0011】(8)のサウンドデータの関連情報とサウ
ンドデータを共に格納したサウンドデータベースは、
(a)サウンドデータ及びサウンドデータの関連情報を
格納したファイル名、(b)ユーザがサウンドデータ及
びサウンドデータの関連情報を格納したファイルにユー
ザが任意に割り当てたユニークな番号、(c)サウンド
データを再生するのに必要な時間、(d)サウンドデー
タが音楽,音,音声データのいずれであるか種類を表す
文字データ、(e)サウンドデータに対するユーザのコ
メント文、但し、サウンドデータが音声データの場合
は、その音声の発音内容を直接表す文字データの最初の
文字から任意の文字までの文字データ、(f)(7)の
アナログデータであるサウンドデータをデジタルデータ
に、変換するA/D変換装置でデジタル化されたサウン
ドデータで構成される。
【0012】(9)の複数のサウンドデータの関連情報
とサウンドデータを1単位の管理データとし、複数の管
理データの関連情報を同時に表示画面上に一覧表示する
制御手段は、(a)(3)のプログラムにより制御され
る中央処理装置がサウンドデータの関連情報を(4)の
処理結果を表示する表示装置に表示するコマンドを受け
付ける第1のステップ、(b)(1)の処理の対象とな
るデータを格納する記憶装置又は記憶媒体に存在する全
てのサウンドデータの関連情報とサウンドデータを
(3)のプログラムにより制御される中央処理装置に読
み込む第2のステップ、(c)(3)のプログラムによ
り制御される中央処理装置に読み込んだ全てのサウンド
データの関連情報を(4)の処理結果を表示する表示装
置に表示する第3のステップ、(d)(3)のプログラ
ムにより制御される中央処理装置がサウンドデータの関
連情報を(4)の処理結果を表示する表示装置に一覧表
示することをとりやめるコマンドを受け付ける第4のス
テップ、(e)(4)の処理結果を表示する表示装置に
表示したサウンドデータの関連情報の一覧表示をとりや
める第5のステップ、から構成される。
【0013】(10)(4)の処理装置を表示する表示装
置上に一覧表示した複数のサウンドデータの関連情報の
一つをユーザが選択したとき、その選択部に対応するサ
ウンドデータを特徴づける音を出力する制御手段は、
(a)ユーザはあらかじめ任意にサウンドデータを出力
する時間を設定する第1のステップ、(b)(8)の処
理の対象となるデータを格納する記憶装置又は記憶媒体
に存在する全てのサウンドデータをプログラムにより制
御される中央処理装置に読み込む第2のステップ、
(c)(4)の処理装置を表示する表示装置上に一覧表
示した複数のサウンドデータの関連情報からユーザが選
択した関連情報を持つサウンドデータを(7)のアナロ
グデータであるサウンドデータをデジタルデータに、か
つ、デジタルデータであるサウンドデータをアナログデ
ータに変換するA/D変換装置を用いてサウンドデータ
をアナログデータに変換する第3のステップ、(d)ア
ナログデータに変換したサウンドデータを(6)のサウ
ンドデータの入出力装置からユーザが設定して時間に相
当するサウンドデータを出力する第4のステップ、から
構成される。
【0014】
【作用】本発明は、上述した手段により大量のサウンド
データが存在するサウンドデータベースを利用してアプ
リケーションを構築する際、一つのサウンドデータに対
して複数の関連情報を付加したうえ、複数のサウンドデ
ータに対する関連情報を同時に表示画面上に一覧表示す
ることで、ユーザが必要とするサウンドデータを大量の
サウンドデータベースから容易にかつ高速に検索,選択
することが可能になる。またサウンドデータが音声デー
タの場合は、音声データの発音内容を直接表わす文字デ
ータの最初を任意の文字までを音声データの検索用キー
ワードとして一覧表示することによって、ユーザが記憶
している音声データの内容の断片による検索が可能にな
り、効率良く音声データの編集処理等を行うことができ
る。また、ファイル名をキーワードとして検索する場合
は、計算機の制約によるファイル名の文字数制限がある
が、音声データの発音内容を直接表わす文字データの最
初を任意の文字までを音声データの検索用キーワードと
して利用する場合は、文字数制限がなくなる。
【0015】また、表示画面に一覧表示された複数のサ
ウンドデータの関連情報の一つをユーザが選択したと
き、その選択部に対応するサウンドデータを特徴づける
瞬時音を出力することでユーザは大量かつ不可視である
サウンドデータを聴力によって容易、かつ、高速に検
索,選択し、サウンドデータの編集処理を効率良く行う
ことができる。
【0016】
【実施例】図1は、サウンドデータ関連情報の表示シス
テムに必要なハードウェアの構成図である。図1におい
て、101はサウンドデータの関連情報を表示するディ
スプレイ装置、102は、サウンドデータの関連情報表
示画面に対して入力するためのマウス等のポインティン
グデバイス、103はキーボード等の、ユーザからの入
力を受け付ける入力装置、104はサウンドデータの関
連情報を表示するための処理を実行する中央処理装置を
持つ計算機、105はサウンドデータやサウンドデータ
に関する関連情報や処理対象となるデータを記憶するた
めの記憶装置、106はサウンドデータを入出力するカ
セットレコーダ、DAT等のサウンドデータ入出力装
置、107はサウンドデータ入出力装置106で入力し
たサウンドデータをアナログデータからデジタルデータ
に変換したり、記憶装置105に格納したサウンドデー
タをサウンドデータ入出力装置106から出力するため
にデジタルデータからアナログデータに変換する(A/
DおよびD/A)変換装置である。記憶装置105の種
類は、ハードディスク、CD−ROM等のサウンドデー
タとその関連情報を格納できる記憶媒体であれば特に問
わない。ユーザが入出力装置106で入力したサウンド
データをA/D変換装置107を用いてデジタルデータ
に変換し、記憶装置105に格納する。
【0017】図2は、サウンドデータ関連情報表示シス
テムを用いたサウンドデータの関連情報の表示画面の模
式図である。図2において、201はどのようなサウン
ドデータの関連情報が存在するか、例えば、サウンドデ
ータと関連情報を格納したファイル名やサウンドデータ
に対するユーザのコメント,サウンドデータの再生所要
時間等の関連情報が存在することを表示するサウンドデ
ータ関連情報項目表示領域である。202はサウンドデ
ータの関連情報の表示領域、かつ、マウス等のポインテ
ィングデバイス102によるユーザ入力を受け付ける入
力領域(以下、表示入力共用領域と記述する)で、1画
面に表示できる範囲でn(n>0、nは整数)段に並べ
て表示する。
【0018】本実施例におけるユーザが利用可能である
サウンドデータの関連情報は(1)ユーザが一つのファ
イルに任意に割り当てたユニークな番号、(2)サウン
ドデータを格納したファイル名、(3)サウンドデータ
が音楽,音声,音データのいずれであるかの種類を区別
する文字、(4)サウンドデータに関するユーザのコメ
ント、(5)ファイルに格納されているサウンドデータ
を再生するのに必要な時間、から構成される。
【0019】このサウンドデータの関連情報を利用する
とき、203はユーザが一つのファイルに任意に割り当
てたユニークな番号を、204はサウンドデータを格納
したファイル名を、205はサウンドデータが音楽,音
声,音データのいずれであるかの種類を区別する文字
を、206はサウンドデータに関するユーザのコメント
を、207はファイルに格納されているサウンドデータ
を再生するのに必要な時間を、それぞれ表示する領域で
ある。サウンドデータの種類が音声の場合は、サウンド
データに関するユーザのコメントの表示領域206はそ
の音声の発音内容を直接表す文字データの最初のm(m
>0 mは整数)文字分を表示する。サウンドデータの
種類が音楽の場合はその音楽の題名や作曲者名等ユーザ
が音楽データを認識できる情報をm文字分表示する。サ
ウンドデータの種類が音の場合は何の音であるかユーザ
が認識できる情報をm文字分表示する。1段の表示入力
共用領域202は、ファイル名表示領域204から再生
所要時間表示領域207までの表示領域から成る。
【0020】図2の表示画面を作成,制御する手段につ
いては後述する。
【0021】図3は図2で示したサウンドデータ関連情
報表示システムを用いてサウンドデータの関連情報の表
示画面の模式図を利用したサウンドデータ編集装置の表
示画面の説明図である。図3において、301は選択す
るファイル名の入力領域、302は入力可能な位置を表
示するカーソル、303はディスプレイ装置101での
サウンドデータの表示を終了するコマンドを発行するボ
タン、304は実行コマンドを発行するボタン、305
は取消しコマンドを発行するボタン、306は削除コマ
ンドを発行するボタン、307はソートコマンドを発行
するボタン、308は前頁への改頁コマンドを発行する
ボタン、309は次頁への改頁コマンドを発行するボタ
ンである。
【0022】図4は記憶装置105に存在するサウンド
データとサウンドデータの関連情報を格納したファイル
の説明図である。
【0023】図4において記憶装置105に存在するサ
ウンドデータを格納したファイルのデータは、 (1)ユーザが一つのファイルに任意に割り当てたユニ
ークな番号 (2)ファイルに格納したサウンドデータが音楽,音
声,音データのいずれであるかの種類を区別するための
サウンドデータ分類文字データ (3)サウンドデータに関するユーザのコメント (4)ファイルに格納されているサウンドデータを再生
するのに必要な時間を示すサウンドデータ再生所要時間 (5)サウンドデータ から構成される。
【0024】このデータを格納したファイルにおいて、
401はユーザが一つのファイルに任意に割り当てたユ
ニークな番号を、402はファイルに格納したサウンド
データが音楽,音声,音データのいずれであるかの種類
を区別するためのサウンドデータの種類を表す文字デー
タを、403はサウンドデータに関するユーザのコメン
トを、404はファイルに格納されているサウンドデー
タを再生するのに必要な時間を示すサウンドデータ再生
所要時間を、405はデジタル化したサウンドデータを
それぞれ格納する。サウンドデータが音声のとき、サウ
ンドデータに関するユーザのコメントの格納領域403
は、音声データの発音内容を直接表す文字データの最初
の文字から任意の文字までを格納する。サウンドデータ
の関連情報の種類はユーザが任意に設定する。図2はこ
の図4の(1)〜(5)のデータを持つファイルをn個
から必要条件を取り出して表示したものである。
【0025】図5はサウンドデータとその関連情報を格
納したファイルを削除するコマンドを中央処理装置10
4が受け付けたとき、ファイルを削除することをユーザ
に確認するダイアログメッセージの表示画面である。図
5において、501はファイルの削除を実行することを
確認する文字データ、502はファイルの削除を確認す
るコマンドを発行するボタン、503はファイルの削除
をとりやめるコマンドを発行するボタンである。
【0026】図6は、本実施例において中央処理装置1
04によって実行される処理を含むサウンドデータの関
連情報を表示するために必要なデータを格納したファイ
ルを作成し、記憶装置105に取り込む処理のフローチ
ャートである。以下に記述する処理は、サウンドデータ
そのものの作成,集積,編集等の処理が終了した後に行
われる。
【0027】サウンドデータとその関連情報を図4の形
式に従ってファイルを作成し、記憶装置105に格納す
る手順は以下のとおりである。
【0028】まず、サウンドデータ入出力装置106か
ら出力した一つのファイルに格納するサウンドデータを
A/D変換装置107によってアナログデータからデジ
タルデータに変換する(ステップ601)。始めからサ
ウンドデータがデジタルデータの場合はこの処理を省略
する。次に変換したサウンドデータを図4のデータの形
式に従って記憶装置105に格納(ステップ602)す
る。キーボード等の入力装置103から入力を受け付け
た一つのファイルに格納するサウンドデータの関連情報
を図4のデータの形式に従って記憶装置105に取り込
む。(ステップ603)。ステップ601,ステップ6
02,ステップ603の処理によって、図4の形式に従
ったサウンドデータとサウンドデータの関連情報を格納
した一つのファイルを作成する。利用する全てのサウン
ドデータとその関連情報を格納したファイルを記憶装置
105に取り込むまでステップ601,ステップ60
2,ステップ603の処理を行う(ステップ604,ス
テップ605)。
【0029】図7は本実施例で中央処理装置104によ
って実行される処理を含むサウンドデータ関連情報表示
システムを実現するためのフローチャートである。中央
処理装置104がサウンドデータの関連情報をディスプ
レイ上に表示するコマンドをキーボード等の、ユーザか
らの入力を受け付ける入力装置103から受け付けたと
き(ステップ701)、記憶装置105に格納されたサ
ウンドデータとその関連情報を格納したファイル全てか
ら中央処理装置104へのサウンドデータの関連情報の
読み出しを行う(ステップ702,ステップ703)。
記憶装置105に格納されたサウンドデータとその関連
情報を格納したファイル全てから中央処理装置104へ
のサウンドデータの関連情報を読み出す処理が終了した
後、サウンドデータの関連情報を表示する画面を持った
図3のような表示画面をディスプレイ装置101に表示
する(ステップ704)。このサウンドデータ編集装置
は終了のコマンドを発行するボタン303がユーザの入
力を受け付けるまで(ステップ705)終了コマンド以
外のコマンド処理を行う(ステップ706)。終了コマ
ンドを発行するボタン303がユーザの入力を受け付け
た場合は、ディスプレイ装置101にステップ704で
表示したサウンドデータの関連情報を表示する画面を持
った図3のような表示画面の表示を終了する(ステップ
707)。
【0030】図8は本実施例で中央処理装置104によ
って実行される処理を含む図7におけるコマンド受付/
実行の処理を示すフローチャートである。
【0031】サウンドデータ入出力装置106は以下の
(1)(2)の記述順に従ってt秒出力する(ステップ
804)。
【0032】(1)ユーザが、(a)ポインティングデ
バイス102を用いて、サウンドデータの関連情報の表
示入力共用領域202を選択する、(b)キーボード等
の入力装置103を用いて、ファイル名をファイル名の
入力領域301へ入力する、という手段によってファイ
ルを確定する(ステップ801,ステップ802)。 (2)実行コマンドを発行するボタン304が入力を受
け付ける(ステップ803)。
【0033】また、ステップ803で実行コマンドを発
行するボタン304の代わりに削除コマンドを発行する
ボタン306が入力を受け付けたときは、確定したファ
イル名に対応するサウンドデータをサウンドデータ出力
装置106によって予め定められた時間の間出力する
(ステップ805)。次に、ファイルを削除することを
ユーザに確認する図5のようなダイアログメッセージの
表示画面を表示する(ステップ806)。ファイルの削
除を確認するコマンドを発行するボタン502が入力を
受け付けたとき(ステップ807)は、確定したファイ
ルを削除する(ステップ808)。そして、そのファイ
ルに対応するサウンドデータの関連情報の表示入力共用
領域202も削除する(ステップ809)。ステップ8
07でファイルの削除をとりやめるコマンドを発行する
ボタン503が入力を受け付けたときは、ファイルの削
除の処理をとりやめる(ステップ810)。
【0034】前頁への改頁コマンドを発行するボタン3
08が入力を受け付けたとき(ステップ811)は、そ
の時、表示されているサウンドデータの関連情報の表示
入力共用領域202の先頭の表示リストのファイルの一
つ前のファイルから1画面に表示可能な数のファイルに
対応するサウンドデータの関連情報の表示入力共用領域
202を表示する(ステップ812)。ステップ811
で次頁への改頁コマンドを発行するボタン309が入力
を受け付けたときは、その時表示されているサウンドデ
ータの関連情報の表示入力共用領域202の最後の表示
リストのファイルの一つ後のファイルから1画面に表示
可能な数のファイルに対応するサウンドデータの関連情
報の表示入力共用領域202を表示する(ステップ81
3)。
【0035】ソートコマンドを発行するボタン307が
入力を受け付けたときは(ステップ814)、ソートの
キーにする項目をユーザに選択させ(ステップ81
5)、選択されたキー項目によってファイルをソートし
(ステップ816)、最初の項目のファイルから表示し
なおす(ステップ817)。
【0036】図9はユーザが必要とする関連情報が多す
ぎて、表示入力共用領域202中に1列に表示できない
場合に、サウンドデータ関連情報表示システムを用いた
サウンドデータの関連情報の表示画面の説明図である。
図9において、901はサウンドデータ関連情報項目表
示領域201と同一である。902はサウンドデータの
関連情報の表示入力共用領域202と同一で、1画面に
表示できる範囲でn(n>0、nは整数)段に並べて表
示する領域である。サウンドデータの関連情報の表示入
力共用領域902は、図2で記述した(1)〜(5)の
サウンドデータの関連情報に、サウンドデータを利用す
る利用アプリケーション名,利用者名という関連情報を
さらにつけ加え、2段に表示する。903はサウンドデ
ータを利用する利用アプリケーション名を、904はサ
ウンドデータを利用する利用者名を表示する領域であ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、 (1)大量にサウンドデータが存在するサウンドデータ
ベースを利用してマルチメディアアプリケーションを構
築する際、複数のサウンドデータの複数の関連情報を一
覧表示することができるので、ユーザが必要とするサウ
ンドデータを大量のサウンドデータベースから容易に、
かつ、高速に検索,選択することが可能となる。
【0038】(2)サウンドデータが音声データで、か
つデータ数が大量にある場合、音声データの発音内容を
直接表す文字データの初めの文字から任意の文字までを
関連情報として表示することができるのでユーザは記憶
している音声データの内容の断片による検索が可能とな
り、また必要とする音声データを容易にかつ高速に検
索,選択することが可能となる。
【0039】(3)個々のサウンドデータを特徴づける
音を出力することができるので、マルチメディアアプリ
ケーションを構築する際、ユーザが利用しようとするサ
ウンドデータの内容を容易に、かつ、高速に確認するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるサウンドデータ関連情報
表示システムのハードウェアのブロック図である。
【図2】本発明の実施例であるサウンドデータ関連情報
表示システムの表示画面の例を示す説明図。
【図3】本発明の実施例であるサウンドデータ関連情報
表示システムの表示画面例を用いたサウンドデータ編集
装置の表示画面の例を示す説明図。
【図4】サウンドデータとサウンドデータの関連情報を
格納したファイルの説明図。
【図5】ファイルを削除することをユーザに確認するダ
イアログメッセージの表示画面の例を示す説明図。
【図6】サウンドデータの関連情報を表示するために必
要なデータを格納したファイルを作成し、記憶装置に取
り込む処理を示すフローチャート。
【図7】実施例のサウンドデータ関連情報表示システム
を実現するためのフローチャート。
【図8】図8におけるコマンド受付/実行の処理を示す
フローチャート。
【図9】本発明の実施例であるサウンドデータ関連情報
表示システムの表示画面の例を示す他の説明図。
【符号の説明】
201…サウンドデータ関連情報項目表示領域、202
…サウンドデータの関連情報の表示入力共用領域、20
3…ユーザがファイルに任意に割り当てた番号の表示領
域、204…ファイル名の表示領域、205…文字の表
示領域、206…コメントの表示領域、207…時間の
表示領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳賀 博英 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理の対象となるデータを格納する記憶装
    置又は前記記憶媒体と、処理を行うプログラムを格納す
    る記憶装置と、前記プログラムにより制御される中央処
    理装置と、処理結果を表示する表示装置と、表示画面上
    からユーザの入力を受け付けるためのポインティングデ
    バイスを含む入力装置と、音楽,音声,音データ等から
    成るサウンドデータの入出力装置と、アナログデータで
    ある前記サウンドデータをデジタルデータに、前記デジ
    タルデータである前記サウンドデータをアナログデータ
    にそれぞれ、変換する変換装置と、複数の前記サウンド
    データに対して複数の関連情報を付加したのち、複数の
    サウンドデータに対する関連情報を同時に前記表示画面
    上に一覧表示する制御手段を具備したサウンドデータ編
    集装置又はマルチメディアデータ編集装置において、処
    理する前記サウンドデータが音声データのとき、その音
    声の発音内容を直接表わす文字データの最初の文字から
    任意の文字までを関連情報の一つとすることを特徴とす
    るサウンドデータ関連情報表示システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記表示画面に一覧表
    示された複数の前記サウンドデータの関連情報の一つを
    ユーザが選択したとき、所定の時間の長さでその選択部
    に対応する前記サウンドデータを特徴づける音を出力す
    る制御手段を具備したサウンドデータ関連情報表示シス
    テム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08115202A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音響情報検索方法
JPH08137902A (ja) * 1994-11-10 1996-05-31 Fujitsu Ltd イメージ空間域指定サウンド検索装置
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