JPH06119167A - ディジタル信号処理回路 - Google Patents

ディジタル信号処理回路

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Publication number
JPH06119167A
JPH06119167A JP26695392A JP26695392A JPH06119167A JP H06119167 A JPH06119167 A JP H06119167A JP 26695392 A JP26695392 A JP 26695392A JP 26695392 A JP26695392 A JP 26695392A JP H06119167 A JPH06119167 A JP H06119167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coefficient
offset
memory
adder
processing circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP26695392A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Iguchi
実 井口
Akira Yazawa
晃 矢沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP26695392A priority Critical patent/JPH06119167A/ja
Publication of JPH06119167A publication Critical patent/JPH06119167A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディジタルフィルタ等のプログラムの係数デー
タの変更を短時間で且つ容易にすることにある。 【構成】係数メモリ9のオフセット値を格納するオフセ
ットレジスタ2〜5と、オフセットレジスタ2〜5の値
およびインストラクションメモリ10が指定する係数ポ
インタ6の値を加算する加算器8とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル信号処理回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル信号処理回路は、ディ
ジタルフィルタ等の係数を決めるために用いられてい
る。しかも、マイコンからの指示によりアクセスされる
各種のメモリ等を用いて構成される。
【0003】図5は従来の一例を示すディジタル信号処
理回路のブロック図である。図5に示すように、従来の
ディジタル信号処理回路は、マイコン12からの指示を
端子SIを介して受信するマイコン用のインターフェー
ス部13と、インストラクションを格納し且つインター
フェース部13からアクセスされるインストラクション
メモリ10aと、係数データを格納する係数メモリ9a
と、この係数メモリ9aのアドレスを指す係数ポインタ
6と、バス7とを備えている。かかる処理回路におい
て、係数メモ9aは0番地から(n−1)番地にそれぞ
れ係数データa0からan-1 を格納している。この係数
メモリ9aの特性を変更する時は、新たな係数データを
外部のマイコン12からロードして係数メモリ9aの0
〜(n−1)番地に格納するか、又は、インストラクシ
ョンメモリ10aか指定する係数ポンインタ6の値を外
部マイコン12からロードする必要がある。
【0004】図6は図5における係数メモリのデータを
用いるディジタルフィルタの概略図である。図6に示す
ように、かかるディジタルフィルタは入力データを順次
遅延させる遅延素子13と、これらの入力データおよび
遅延素子13の出力データに前述した係数メモリ9aの
係数データa0 〜an-1 を乗算する乗算器14と、これ
ら乗算器14の出力を加算してフィルタ出力とする加算
器15とを備えている。このようにディジタルフィルタ
は係数データを乗算に使用しており、演算特性を決定づ
けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディジ
タル信号処理回路は、ディジタルフィルタ等のプログラ
ムの特性を変更するにあたっては、インストラクション
メモリの指定する係数ポインタの値を変更するかあるい
は新たな係数データをロードする必要があるので、特性
変更を行うための時間を必要とするだけではなく、外部
マイコンの負担も大きくなるという欠点がある。また、
係数メモリをROMで構成した場合、係数データの変更
が不可能になるという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、かかる特性変更を行うた
めのロード時間を短縮し、係数メモリをROMで構成し
た場合でも係数データの変更を容易にすることのできる
ディジタル信号処理回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル信号
処理回路は、オフセット値設定信号に基づきオフセット
値を格納する複数のオフセットレジスタと、指定プログ
ロムを格納するインストラクションメモリと、前記イン
ストラクションメモリの指示により係数を指定される係
数ポインタと、前記オフセットレジスタの値および前記
係数ポインタの値を加算する加算器と、係数データをブ
ロックに分割して格納し前記加算器の出力によりアドレ
ス指定される係数メモリとを有して構成される。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示すディジタル
信号処理回路のブロック図である。図1に示すように、
本実施例はオフセット値設定信号S1,S2の相補信号
の論理積をとるAND回路1と、そのAND回路1の出
力によりイネーブルにされる複数のオフセットレジスタ
2〜5と、インストラクションを記憶しているインスト
ラクションメモリ10と、バス7に接続された係数ポイ
ンタ6と、オフセットレジスタ2〜5の出力0,N1〜
N3と係数ポインタ6の出力を加算する加算器8と、係
数を記憶し加算器8の出力によりアクセスされる係数メ
モリ9とを有する。オフセットレジスタ2からオフセッ
トレジスタ5までのオフセット値は、前述したように、
それぞれ0,N1,N2,N3となっている。オフセッ
ト値設定信号S1,S2はオフセットレジスタ2〜5の
うちどれか1つを選択するための信号であり、S1=S
2=Lの時はオフセットレジスタ2を選択し、S1=
L,S2=Hの時はオフセットレジスタ3、S1=H,
S2=Lの時はオフセットレジスタ4、S1=S2=H
の時はオフセットレジスタ5をそれぞれ選択する。ま
た、インストラクションメモリ10は係数ポインタ6を
指定するプログラムを格納している。
【0009】図2は図1に示す係数メモリの構成図であ
る。図2に示すように、かかる係数メモリ9は0番地〜
(N1−1)番地の係数データとしてそれぞれa0 〜a
N1-1を記憶しており、同様にN1番地〜(N2−1)番
地の係数データとしてそれぞれaN1〜aN2-1を、N2番
地〜(N3−1)番地の係数データとしてそれぞれaN2
〜aN3-1をN3番地〜(N4−1)番地の係数としてそ
れぞれaN3〜aN4-1を記憶している。このように、係数
メモリ9は係数データをブロックに分割している。
【0010】かかるディジタル信号処理回路の動作につ
いて説明する。まず、係数データa0 〜aN1-1のディジ
タルフィルタに使用する場合、オフセット値設定信号S
1,S2をLにしてオフセットレジスタ2を選択し、加
算器8に対しオフセット値0を出力する。次に、インス
トラクションメモリ10が指定する係数ポインタ6の出
力と前述したオフセット値0とを加算器8で加算し、係
数メモリ9のアドレス0〜(N1−1)番地を指定す
る。
【0011】このようにしてディジタルフィルタ用の係
数データが出力されるが、ディジタルフィルタの係数デ
ータを変更する場合は、オフセット値設定信号S1,S
2の値を変更してオフセットレジスタ2〜5の選択を変
更する。これにより、オフセット値が変更されるので、
係数メモリ9のアドレスも変更される。すなわち、係数
メモリ9から読み出される係数データが変更される。
【0012】図3は本発明の他の実施例を示すディジタ
ル信号処理回路のブロック図である。図3に示すよう
に、本実施例は前述した一実施例と比べてオフセットレ
ジスタ2〜5の選択をカウンタ11を設けて行なう点が
相違し、その他は同様である。従って、本実施例では1
つのオフセット値設定信号S1のみを用いてオフセッオ
ト値を設定することができるという利点がある。
【0013】また、図4は図3に示すカウンタの構成図
である。図4に示すように、このカウンタ11は複数の
フリップ・フロップ12を縦属接続して構成される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ル信号処理回路は、係数メモリのオフセット値を格納す
る複数のオフセットレジスタと、これらオフセットレジ
スタの値およびインストラクションメモリが指定する係
数ポインタの値を加算する加算器とを有することによ
り、ディジタルフィルタ等の特性の変更をオフセット値
の変更だけで可能とするので、マイコンから係数データ
をロードする時間若しくはインストラクションメモリが
指定する係数ポインタの値をロードする時間を削減でき
るという効果がある。また、本発明は係数メモリをRO
Mで構成しても、係数データの変更が可能であるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すディジタル信号処理回
路のブロック図である。
【図2】図1に示す係数メモリの構成図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すディジタル信号処理
回路のブロック図である。
【図4】図3に示すカウンタの構成図である。
【図5】従来の一例を示すディジタル信号処理回路のブ
ロック図である。
【図6】図5における係数メモリのデータを用いるディ
ジタルフィルタの概略図である。
【符号の説明】
1 AND回路 2〜5 オフセットレジスタ 6 係数ポインタ 8 加算器 9 係数メモリ 10 インストラクションメモリ 11 カウンタ 12 フリップ・フロップ S1,S2 オフセット値設定信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフセット値設定信号に基づきオフセッ
    ト値を格納する複数のオフセットレジスタと、指定プロ
    グロムを格納するインストラクションメモリと、前記イ
    ンストラクションメモリの指示により係数を指定される
    係数ポインタと、前記オフセットレジスタの値および前
    記係数ポインタの値を加算する加算器と、係数データを
    ブロックに分割して格納し前記加算器の出力によりアド
    レス指定される係数メモリとを有することを特徴とする
    ディジラル信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記オフセットレジスタは、オフセット
    値設定信号をカウンタによりイネーブルにされる請求項
    1記載のディジタル信号処理回路。
JP26695392A 1992-10-06 1992-10-06 ディジタル信号処理回路 Pending JPH06119167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26695392A JPH06119167A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 ディジタル信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26695392A JPH06119167A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 ディジタル信号処理回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06119167A true JPH06119167A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17437989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26695392A Pending JPH06119167A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 ディジタル信号処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06119167A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4833517A (en) * 1987-04-27 1989-05-23 International Business Machines Corporation Theta device with improved base contact
US4903104A (en) * 1986-10-29 1990-02-20 Sony Corporation Heterojunctional collector-top type bi-polar transistor
US7133730B1 (en) 1999-06-15 2006-11-07 Yamaha Corporation Audio apparatus, controller, audio system, and method of controlling audio apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4903104A (en) * 1986-10-29 1990-02-20 Sony Corporation Heterojunctional collector-top type bi-polar transistor
US4833517A (en) * 1987-04-27 1989-05-23 International Business Machines Corporation Theta device with improved base contact
US7133730B1 (en) 1999-06-15 2006-11-07 Yamaha Corporation Audio apparatus, controller, audio system, and method of controlling audio apparatus

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990721