JPH06119137A - ウィンドウ制御装置 - Google Patents

ウィンドウ制御装置

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JPH06119137A
JPH06119137A JP4265830A JP26583092A JPH06119137A JP H06119137 A JPH06119137 A JP H06119137A JP 4265830 A JP4265830 A JP 4265830A JP 26583092 A JP26583092 A JP 26583092A JP H06119137 A JPH06119137 A JP H06119137A
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JP4265830A
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Masayuki Inoue
雅之 井上
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 GUI操作性を高めたウィンドウ制御装置を
提供する。 【構成】 キーボード装置11と、中央処理装置12
と、表示装置13と、マウス14と、ディレクトリの情
報を格納する記憶部151、ファイル情報を格納する記
憶部152、ウィンドウ情報を格納する記憶部153、
アイコン形状データを記憶する記憶部154、ファイル
の内容データを記憶する記憶部155およびカーソル位
置情報を格納する記憶部156を含む記憶装置15とで
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置における
ウィンドウ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、使用されているパーソナルコンピ
ュータ、ワークステーションに代表される多くのコンピ
ュータのオペレーティングシステム(以下OSという)
でのファイル管理は、図6に示すように階層構造になっ
ている。階層構造の最上位のディレクトリをルートディ
レクトリと呼び、ルートディレクトリは、サブディレク
トリ群やファイル群を持つことができ、さらにサブディ
レクトリは、サブディレクトリ群やファイル群を持つこ
とができる。
【0003】元来、コンピュータ操作では、人はキーボ
ードから文字を打ち込み、コンピュータは表示装置に文
字を表示する。つまり、キャラクタベース(キャラクタ
ユーザインタフェース、以下CUIという)のやりとり
によって、相互の意思疎通を図っていた。
【0004】近年、コンピュータのハードウェアの急激
な発達と、コンピュータとのやりとりを容易にするため
のソフトウェアの研究によって、人間の直感に訴えるこ
とができるグラフィカルユーザインタフェース(以下G
UIという)が大きく進歩し、階層構造を持っているコ
ンピュータの多くは、GUIを使用したウィンドウシス
テムが用いられている。このウィンドウシステムは、画
面上に複数の仮想画面(以下ウィンドウという)を表示
することが可能なシステムのことで、上述したディレク
トリ群やファイル群を図柄(以下アイコンという)で表
示する。
【0005】ウィンドウシステムを扱うために各コンピ
ュータはそれぞれ独自の入力装置を提供している。前記
入力装置は大別して2つに分けられる。
【0006】1)キーボードを主体とした入力装置:キ
ーボードからコマンドの入力、あるいはファンクション
キーによるコマンドの選択を基本にしている。しかし、
キー操作のみでは各キーがどのコマンドに対応している
かを覚えなければならない等、不便な点が多いのが現状
である。
【0007】2)マウスに代表される位置指定装置(以
下マウスという):マウスを操作することによって表示
装置上に指示される印(以下カーソルという)を制御
し、次に行う操作をユーザに視覚的にわからせる手段を
与える。マウス操作によって画面上のカーソルを自由に
移動させることができるため、表示装置上に表示されて
いるウィンドウのサイズ変換、ウィンドウの移動、ある
いはコマンドの選択等が自由に行える。したがって、マ
ウスによる操作は、ユーザにとって直感的に理解しやす
い特徴がある。
【0008】以下に本発明にかかる従来例として入力装
置にマウスを使ったウィンドウシステムの操作例を述べ
る。
【0009】図7に従来の情報処理装置の構成を示す。
一般に情報処理装置は、文字やコードを入力するための
キーボード装置71と、キーボード装置71から入力さ
れた入力情報を処理するための中央処理装置72と、中
央処理装置72によって処理された図形や文字等を表示
するための表示装置73と、ユーザが押下して表示装置
73の表示画面の任意の位置やコマンドを選択し、その
選択決定を中央処理装置72に伝えるための決定ボタン
741を有するマウス74と、中央処理装置72によっ
て処理されたデータ等を記憶しておくための記憶装置7
5とで構成される。さらに記憶装置75はディレクトリ
の情報を格納する記憶部751と、ファイル情報を格納
する記憶部752と、ウィンドウ情報を格納する記憶部
753と、アイコン形状データを記憶する記憶部754
と、ファイルの内容データを記憶する記憶部755と、
マウスが示すカーソル位置の情報を格納する記憶部75
6を含んでいる。
【0010】マウスに代表されるポインティング装置を
使って、ウィンドウシステムおよびアプリケーション使
用例を示す(図11〜図17参照)。
【0011】1)図11に示すように、あらかじめウィ
ンドウシステムにはコマンドメニュー111が用意され
ている。例えば、「ファイル」や「編集」等に関するコ
マンドメニュー111に対し、マウス74を操作するこ
とによってカーソル112をコマンドメニュー111上
に合わせ、決定ボタン741を押し下げることによって
プルダウンメニュー113を出し、決定ボタン741を
押し下げたまま所望するメニューに合わせ、決定ボタン
741を離すことによってメニューが選択され、実行さ
れる。
【0012】2)図12に示すように、ウィンドウ12
1,122は自由に作成することができ、画面上には複
数のウィンドウ121,122を同時に表示することが
できる。したがって、並行して各ウィンドウ121,1
22を操作することが多くなり、各ウィンドウ121,
122間のアクセス権の移動が頻繁に起こる。このよう
なとき、図12に示すようにウィンドウ121上で操作
していたマウス74を操作することによって、カーソル
123を所望のウィンドウ122上に移動させ、決定ボ
タン741を押し下げることによってウィンドウ121
からウィンドウ122へとアクセス権が移動する。
【0013】3)ウィンドウ内には、ウィンドウ自体を
操作する機能が用意されている。この代表的なものとし
て、図13〜図15に示すように、ウィンドウのサイズ
変換(図13)やウィンドウの移動(図14)、ウィン
ドウとアイコンの切り替え(図15)等の機能がある。
これらの機能は、マウス74を操作することによってカ
ーソル1301,1401,1501をウィンドウ13
02,1402,1502の所定の部分1303,14
03,1503に合わせ決定ボタン741を押し下げ
る、または前記決定ボタン741を押し下げたままカー
ソル1301,1401,1501とともに移動させる
ことによって簡単に実現できる。
【0014】4)図16に示すようにアイコン161に
は、ウィンドウ162に移動できる機能がある。マウス
74を操作してカーソル163をアイコン161に合わ
せ、決定ボタン741を押し下げたままカーソル163
とともに移動させることによって、アイコン161の移
動が可能となる。これは、階層構造で表すと、図17に
示すようにファイルのディレクトリ間の移動である。
【0015】5)アプリケーションソフトもウィンドウ
システムに合わせて操作性を統一しており、ウィンドウ
やアイコン等と同様にマウス74を使って操作できる。
【0016】以上のように、ウィンドウシステムは、キ
ーボードによる操作でなく、マウスの使った操作が主体
となる。また、ウィンドウシステム上で稼働するアプリ
ケーションソフトもウィンドウシステムと操作性を統一
する目的でマウスによる操作を基本としているものが一
般的である。
【0017】ディレクトリを開いて最新更新ファイルを
含むディレクトリ情報が表示されるまでの過程を図8〜
図10に示す。図9で、まず所望のファイルを含むディ
レクトリ91にカーソル92を合わせ、選択ボタン74
1で選択する。選択した後のフローチャートを図8に示
す。所望のディレクトリ91を選択後(フロー81)、
ディレクトリ情報751、アイコン情報754、ファイ
ル情報752、ウィンドウ情報753等、必要な情報を
読み込んで(フロー82)、新しいウィンドウ101を
開く(フロー83)。その際、図10に示すように、カ
ーソル92は以前指示したディレクトリ91を指したま
まである。
【0018】このようにマウスによる操作は、ユーザに
とって直感的で非常に簡単であるが、図9,図10に示
したようにディレクトリ91を選択した後、所望のファ
イルを示すアイコン102を選択する場合、従来は、デ
ィレクトリ91を選択し、次に示されるディレクトリ9
1内部の情報のウィンドウ101の中の所望のアイコン
102を探し出し、マウス74を動かしてカーソル92
を所望のファイルのアイコン102の位置まで移動して
決定ボタン741を操作してファイルを開くという一連
の動作が必要であった。しかし、この方法では、マウス
74をいちいち移動しなければならない。
【0019】また、別の例として、電源断のコマンド等
のように、「次にどうするかをユーザに尋ねる」とき、
「はい」、「いいえ」などを尋ねるいわゆるダイアログ
ボックス形式の問いかけを行い、注意を促す方法の例を
示す。この方法では、ダイアログボックス内の「は
い」、「いいえ」の所望する回答にマウスが示すカーソ
ルを移動させ、決定ボタンを押すか、もしくは二重丸も
しくは濃い文字で示された方が所望の回答であれば、キ
ーボード上のリターンキーを押し下げて所望の回答が選
択される。この方法においても、カーソルを大きく移動
するか、マウスを操作している手をわざわざ外して、キ
ーボード上のリターンキーを押し下げる必要があった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、マウ
ス操作によるGUI操作は、コンピュータの操作を非常
に簡単化する良い方法であるが、汎用の操作性を考慮し
ているためにあらかじめ予測できる操作に対しても、マ
ウスによる無駄な操作をユーザに強いることがあり得
る。
【0021】本発明は上記課題を解決するもので、ユー
ザが次に欲している予測できる操作に対して、ユーザの
マウスの余計な動きをできるだけ省かせ、GUI操作性
を一段と高めるウィンドウ制御装置の提供を目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、文字、コードを入力するキーボード装置
と、キーボード装置からの入力情報を処理する中央処理
装置と、中央処理装置で処理された図形、文字を表示す
る表示装置と、表示装置表示画面上の位置指定およびコ
マンドを選択する位置指定装置であるマウスと、ディレ
クトリの情報の記憶部、ファイル情報の記憶部、ウィン
ドウ情報の記憶部、アイコン形状データの記憶部、ファ
イル内容データの記憶部、カーソル位置情報の記憶部を
含む記憶装置を備えた構成を有する。
【0023】
【作用】本発明は上記した構成によって、次にユーザが
行うと予測される操作を、あらかじめマウスが示すカー
ソルの位置に反映させるように作用する。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例のウィンドウ制御装置を構
成するブロックを図1を参照して説明する。本実施例の
装置は、文字やコードを入力するためのキーボード装置
11と、キーボード装置11から入力された入力情報を
処理するための中央処理装置12と、中央処理装置12
によって処理された図形や文字等を表示するための表示
装置13と、ユーザが押し下げて表示装置13の表示画
面の任意の位置やコマンドを選択し、その選択決定を中
央処理装置12に伝えるための決定ボタン141を有す
る位置指定装置としてのマウス14と、中央処理装置1
2によって処理されたデータ等を記憶しておくための記
憶装置15とで構成される。さらに記憶装置15はディ
レクトリの情報を格納する記憶部151と、ファイル情
報を格納する記憶部152と、ウィンドウ情報を格納す
る記憶部153と、アイコン形状データを記憶する記憶
部154と、ファイルの内容データを記憶する記憶部1
55と、マウスが示すカーソル位置の情報を格納する記
憶部156を含んでいる。
【0025】ここで、図2を参照して各記憶部151〜
156の内容を説明する。ディレクトリの情報を格納す
る記憶部151にはそれに含まれる複数のファイルおよ
びディレクトリの情報を記憶している記憶部152への
ポインタやその他の情報を含む。ファイル情報を格納す
る記憶部152はファイル名、アイコンの形状データを
格納している記憶部154へのポインタ、アイコンのウ
ィンドウ原点からの相対位置、更新日時、ファイルの内
容データを格納する記憶部155へのポインタやその他
の情報を含む。ウィンドウ情報を格納する記憶部153
は開こうとするウィンドウの大きさ、原点やその他の情
報を含む。アイコン形状データを記憶する記憶部154
はアイコンの図柄のビットマップデータを含んでいる。
ファイルの内容データを記憶する記憶部155にはファ
イルの内容が格納されている。マウスが示すカーソル位
置の情報を格納する記憶部156は現在カーソルが表示
装置13上のどのビット位置にあるかをx,y方向で示
している。
【0026】以上のような構成要素を備えた情報処理装
置における表示装置上に表示された「予測できる次の操
作」を以下に説明する。
【0027】1)新規にドキュメントを作成する場合、
まずアプリケーションを起動させる必要がある。アプリ
ケーションを含むディレクトリを開く場合、その後にユ
ーザが開こうと思うファイル(つまり予測できる次の操
作)は実行可能なアプリケーションファイル(MS−D
OSであれば「.EXE」ファイル等)である。他のフ
ァイル(MS−DOSであれば「.DIC」、「.SY
S」ファイル等)はユーザにとってほとんど使用され
ず、ただ単にシステム制御等を行うためのファイルであ
る。
【0028】2)既に作成したファイル(いわゆるユー
ザ作成ファイル)に対しての操作の場合、概して最新に
更新したファイルに対して、加筆、修正するのが常であ
る。すなわち最新更新ファイルを開くことがユーザから
の要求頻度として最も高く、これをユーザディレクトリ
を開けた後、次に予測される操作として考えることがで
きる。
【0029】3)例えば、電源断等のコマンドを実行す
る場合、「電源を切ってもよろしいですか?(はい)、
(いいえ)」等と注意を促すダイアログボックスが表示
される。この際は間違った操作によって、ダイアログボ
ックスを開いたと仮定し、この操作の確認の意味も含め
て、次に行う動作を「いいえ」側を次に行う操作として
考える。
【0030】4)同様に、入力中のファイルを保存せず
に終了させようとした場合、「このファイルをセーブし
て終了しますか?(はい)、(いいえ)」と表示され
る。この際は、ファイルセーブを忘れて、終了させる行
為をユーザが行ったと考え、セーブすべきファイルであ
る旨「はい」側をユーザが所望する次の操作と考える。
【0031】以上のように、ユーザが所望する次の操
作、および注意を促すための操作については、予測でき
る。
【0032】次に、予測したファイルや、ダイアログボ
ックスに対してのカーソルの移動方法を図3〜図5を参
照して説明する。まず、図4に示すように所望のファイ
ルを含むディレクトリ41へマウス14でカーソル42
を移動させ、決定ボタン141にて所望のディレクトリ
41を選択する。選択後、図3に示すようなフローチャ
ートで処理が進む。つまり、ディレクトリ41を選択後
(フロー31)、選択されたディレクトリ内に含まれる
ファイルおよびディレクトリの情報を検索し、最新の更
新ファイル51をファイル情報152内の更新日を参照
し、検索する(フロー32)。そのファイル群中最も新
しい更新日を有するファイルをファイル51とすれば、
そのファイル51の出力位置およびアイコンの大きさか
らアイコン中心の位置を計算(後述)する(フロー3
3)。計算結果をカーソル位置を格納する記憶部156
へ書き込む(フロー34)。表示装置13上のカーソル
を更新した位置情報を基に書き直す。最後に新しいウィ
ンドウ53を開き、ファイル群のアイコンを表示して終
了する。これによりユーザがマウス14を動かさなくて
も、図5に示すようにカーソル52は新しいウィンドウ
53上の所望のファイル51上に移動する。
【0033】ここで、アイコン中心位置の計算方法を説
明する。例えば、あるディレクトリを開く操作(所望の
ディレクトリをカーソルで指し示し、マスウに設定して
ある決定ボタンで決定する操作)の後、新たにウィンド
ウが開くが、その際ウィンドウ内に各ファイルのアイコ
ンが表示される。このアイコン群は一般的にユーザが見
やすいように、所定の大きさに統一されており、その所
定の大きさの中に各属性を示す図柄がラスタ・データと
してビットマップ状にアイコン形状データ記憶部154
内に格納されている。また各アイコンの表示されるウィ
ンドウ原点からの相対位置もあらかじめファイル情報を
記憶する記憶部152に記憶されている。つまり、予測
される次にユーザが操作するアイコンの中心位置は決定
されている。さらに詳しくアイコン中心位置の計算方法
をカーソルを開くための計算方法を用いて説明する。例
えば、表示装置をx方向1280ビット、y方向102
4ビット、新たに開かれるウィンドウの原点は、ウィン
ドウ情報記憶部153内に記憶されており(x,y)=
(a,b)とする。アイコン原点の位置はウィンドウ原
点からの相対位置としてファイル情報記憶部152内に
記憶されており(x,y)=(c,d)とする。アイコ
ンの大きさが32×32ビットの大きさで記憶装置に記
憶されているとする。次に指示されるであろうと予測さ
れる最新更新のアイコンをディレクトリ内のファイル群
から上述した方法を検索する。所望の最新更新日を有す
るアイコンの表示装置の絶対座標の原点位置は(x,
y)=(a+c,b+d)となるので、そのアイコンの
表示装置の絶対中心位置は(x4,y4)=(a+c+
16,b+d+16)の位置となる。これを、カーソル
の新たな位置としてカーソル位置を示す情報記憶部15
6に登録し、新しいウィンドウが開いた時点でカーソル
位置を更新する。
【0034】次に、ダイアログボックス内の「はい」、
「いいえ」等を選択するときの操作方法を説明する。例
えば、コマンド中の「電源断」を示したときには、新た
にダイアログボックスが開くが、その際ウィンドウ内に
ユーザに確認の意味で「電源を切ってもよろしいですか
?(はい)、(いいえ)」なる注意を促す表示がされ
る。上述と同様に表示装置をx方向1280ビット、y
方向1024ビット、新たに開かれるダイアログボック
スの原点を(x,y)=(e,f)、「いいえ」のボタ
ン原点の位置をウィンドウ原点からの相対位置として
(x,y)=(g,h)として、ボタンの大きさが12
8×32ビットの大きさで記憶装置に記憶されていると
する。次に指示されるであろうと予測される「いいえ」
ボタンの表示装置の絶対座標での原点位置は(x,y)
=(e+g,f+h)となるので、「いいえ」ボタンの
表示装置における絶対中心位置は(x,y)=(e+g
+64、f+h+16)の位置となる。これを、カーソ
ルの新たな位置としてカーソル位置を示すレジスタに登
録し、新しいダイアログボックスが開いた時点でカーソ
ル位置を更新する。逆に現在のカーソルが示す位置に、
予測される次の操作のアイコンやボタンを表示させれ
ば、同様の効果が得られることは明らかである。
【0035】このように本実施例によると、ディレクト
リ情報記憶部、ファイル情報記憶部、ウィンドウ情報記
憶部、アイコン形状情報記憶部、ファイル内容データ記
憶部、カーソル位置情報記憶部を含む記憶装置を備え、
中央処理装置でもって各記憶部のデータから座標を演算
することによって、ユーザが行うであろう次の操作をカ
ーソルの位置に反映させることができる。
【0036】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によると、中央処理装置、記憶装置のデータ処理によっ
て、次にユーザが行うと予測される操作を、あらかじめ
マウスが示すカーソルの位置に反映させることができる
ので、マウス操作の移動量が格段に減少し、ウィンドウ
システムの操作性のよいウィンドウ制御装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のウィンドウ制御装置の構成
を示すブロック図
【図2】同装置における記憶装置の内容を示す模式図
【図3】同装置における制御処理を示すフローチャート
【図4】同装置におけるカーソル移動処理を説明するた
めの表示画面の模式図(その1)
【図5】同装置におけるカーソル移動処理を説明するた
めの表示画面の模式図(その2)
【図6】一般的なOSが管理するファイル管理構成図
【図7】従来のウィンドウ制御装置の構成を示すブロッ
ク図
【図8】従来のウィンドウ制御のフローチャート
【図9】従来例を説明する表示画面の模式図(その1)
【図10】従来例を説明する表示画面の模式図(その
2)
【図11】一般的なGUI操作の一例を示す模式図(コ
マンド操作)
【図12】一般的なGUI操作の一例を示す模式図(ア
クセス権移動)
【図13】一般的なGUI操作の一例を示す模式図(ウ
ィンドウ拡大)
【図14】一般的なGUI操作の一例を示す模式図(ウ
ィンドウ移動)
【図15】一般的なGUI操作の一例を示す模式図(ウ
ィンドウ消去)
【図16】一般的なGUI操作の一例を示す模式図(フ
ァイル移動)
【図17】ファイル移動の概念図
【符号の説明】
11 キーボード装置 12 中央処理装置 13 表示装置 14 マウス(位置指定装置) 15 記憶装置 151 ディレクトリの情報を格納する記憶部 152 ファイル情報を格納する記憶部 153 ウィンドウ情報を格納する記憶部 154 アイコン形状データを記憶する記憶部 155 ファイルの内容データを記憶する記憶部 156 カーソル位置情報を格納する記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字やコードを入力するためのキーボード
    装置と、前記キーボード装置から入力された入力情報を
    処理するための中央処理装置と、前記中央処理装置によ
    って処理された図形や文字等を表示するための表示装置
    と、前記表示装置の表示画面の任意の位置の指示および
    コマンドを選択する位置指定装置と、ディレクトリの情
    報を格納する記憶部、ファイル情報を格納する記憶部、
    ウィンドウ情報を格納する記憶部、アイコン形状データ
    を記憶する記憶部、ファイルの内容データを記憶する記
    憶部およびカーソル位置情報を格納する記憶部を含む記
    憶装置とを備え、前記位置指定装置によって所望するデ
    ィレクトリを選択し、選択したディレクトリの最新の更
    新ファイルを検索し、前記ファイルの出力位置とアイコ
    ンの大きさからアイコン中心位置を計算して前記カーソ
    ル位置情報を格納する記憶部に書き込み、更新したカー
    ソルを前記表示装置に出力することによって、次の操作
    を促す操作ボタンの位置に前記位置指定装置が指示する
    カーソルの位置を移動させるようにしたウィンドウ制御
    装置。
  2. 【請求項2】ディレクトリを開いた後のアイコンの中で
    最新更新ファイルを表すアイコンの位置に、位置指定装
    置が指示するカーソルの位置を移動させるようにした請
    求項1記載のウィンドウ制御装置。
  3. 【請求項3】現在、位置指定装置が指示するカーソルの
    位置に、最も予測される操作用ボタンを表示させるよう
    にした請求項1記載のウィンドウ制御装置。
  4. 【請求項4】現在、位置指定装置が指示するカーソルの
    位置に、ディレクトリを開いた後のアイコンの中で最新
    更新ファイルのアイコンを表示させるようにした請求項
    1記載のウィンドウ制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6392675B1 (en) 1999-02-24 2002-05-21 International Business Machines Corporation Variable speed cursor movement

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US6392675B1 (en) 1999-02-24 2002-05-21 International Business Machines Corporation Variable speed cursor movement

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