JPH06118505A - オーバーヘッドプロジェクター - Google Patents

オーバーヘッドプロジェクター

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Publication number
JPH06118505A
JPH06118505A JP26365992A JP26365992A JPH06118505A JP H06118505 A JPH06118505 A JP H06118505A JP 26365992 A JP26365992 A JP 26365992A JP 26365992 A JP26365992 A JP 26365992A JP H06118505 A JPH06118505 A JP H06118505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support arm
arm
gear
projection head
head unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26365992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kou Aosaki
耕 青崎
Kazuhira Ono
計平 小野
Yuzo Tajima
佑三 田嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP26365992A priority Critical patent/JPH06118505A/ja
Publication of JPH06118505A publication Critical patent/JPH06118505A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーバーヘッドプロジェクターをセットアッ
プ時に、トルクの変動を最小限に抑え、セットアップ感
覚を良好にし、なおかつ、ヘッド部分とアーム部分の連
動機構を簡略化する事を目的とする。 【構成】 台座部3に垂直に固定されたアーム座金15
には、前アーム9の一端、及び後アーム10の一端が各
々回動自在に軸着しており、ギアボックス17には、前
アーム9の他端、後アーム10の他端、伝達ギア14、
及びヘッドギア16が各々回動自在に軸着している。後
アーム10の他端には半円形の固定ギア13が形成され
ており、これに伝達ギア14が噛合しており、前記伝達
ギア14には、ヘッドギア16が噛合している。ヘッド
ギア16には、軸を通じてヘッド部1が固着している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を拡大投影するオ
ーバーヘッドプロジェクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】透明シートに文字や図形等を記録した原
稿を照明して、その原稿の画像をスクリーン上に拡大投
影するオーバーヘッドプロジェクターには、照明方法の
違いからに反射式と透過式の2種類がある。反射式のも
のでは、原稿を照明する光源が投影ヘッド部に内蔵さ
れ、ステージに設けられたミラーフレネル板からの反射
光で原稿を下面側から照射し、投影する。透過式のもの
では、原稿を照明する光源がステージの下面側に設けら
れ、ステージに設けられたフレネルレンズを通して原稿
を下面側から照射し、投影する。
【0003】これらオーバーヘッドプロジェクターの多
くは、持ち運びを容易にする為、ステージが設けられた
台座部に支持アームが回動自在に軸着され、さらにこの
支持アーム先端部に投影ヘッド部が回動自在に軸着され
ている。そして、携帯時には支持アームと投影ヘッド部
が台座部に沿って折り畳みできるようになっている。そ
してこのうちの一部は、オーバーヘッドプロジェクター
を使用可能状態にするために支持アームを上方に起こす
際に、投影ヘッド部が使用可能な正しい位置に来るよう
に支持アームと連動している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オーバーヘッドプロジェクターでは、支持アームの起立
に連動し、投影ヘッドを支持アームの起立方向と同じ方
向に回動させるようにしているため、支持アームの起こ
し始めに投影ヘッド部がステージに当たらない様する必
要がある。したがって従来では、投影ヘッド部と支持ア
ームの連動機構にカム等のタイミング調整機構を組み込
んで、支持アームを所定の角度まで起立させて、投影ヘ
ッド部が回動してもステージに当たらない位置まで充分
に離れてから回動するようになっている。このため、支
持アームの初期の起立操作は比較的軽い力で行えるのに
対し、投影ヘッド部が回動される位置まで支持アームが
起立された以降は、大きな操作力が必要になってしま
い、操作感覚が非常に悪かった。さらに、上述したよう
なタイミング調整機構の組み込みにより、支持アーム回
りの機構が複雑になるという欠点があった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたもので、オーバーヘッドプロジェクターを使用
可能状態にするためのセットアップ操作が円滑に行える
ようにし、なおかつ、投影ヘッド部と支持アームの連動
機構を簡略化する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、オーバーヘッドプロジェクターの投影ヘッド部と支
持アームの連動に平行リンク機構を用いることにより、
折り畳んだ状態からの支持アームの起こし始めは投影ヘ
ッド部がステージに当たらないようにゆっくりと回動さ
せ、投影ヘッド部がステージに当たらない位置まで充分
に支持アームが離れてから、投影ヘッド部の回動速度を
増速させるようにしたものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を構成と作用に分けて、
図面を参照して説明する。図2は本発明を実施した反射
式オーバーヘッドプロジェクターの外観斜視図である。
台座部3の上面には反射フレネル板からなるステージ4
が設けられ、その上に透明シートに画像を記録してある
原稿5が載置される。台座部3の後端側には、補助カバ
ー18が回動自在に軸着されている。またこの台座部3
の後端側には、それぞれコの字型をした前アーム9、後
アーム10からなる、相互に開口部を向き合わせる形で
前アーム9の一部が後アーム10に摺動可能なように入
り込んで、平行リンク機構を構成している支持アーム2
の一端が軸着されている。支持アーム2の他端には、投
影ヘッド部1が回動自在に取り付けられている。
【0008】投影ヘッド部1には、周知のように投影レ
ンズ6,投影ミラー7が設けられているほか、原稿照明
用の光源,コンデンサレンズ,放熱用のファン等が内蔵
されている。メインスイッチ11をオンすると前記光源
が点灯し、投影ヘッド部1の底面に形成した開口からス
テージ4に向かって照明光が照射される。照明光はステ
ージ4の上に載置された原稿5を一旦透過した後、ステ
ージ4の表面で反射され原稿5を裏面側から照明する。
そして、原稿5を透過した光は投影レンズ6,投影ミラ
ー7によりスクリーンに向かって投影される。なお、符
号19は投影レンズ6のピント合わせ用ノブを示す。
【0009】図1は本発明を実施した反射式オーバーヘ
ッドプロジェクターの投影ヘッド部と支持アームとの連
動機構の概要を示した断面図である。台座部3に垂直に
固定されたアーム座金15には、前アーム9の一端、及
び後アーム10の一端がそれぞれ回動自在に軸着されて
いる。また、後アーム10にはガススプリング12の一
端が固定ナット19で固着されており、前記ガススプリ
ング12の他端は前アーム9に回動自在に軸着されてい
る。ガススプリング12は、周知のようにガスを封入し
たシリンダ内にピストンを出入り自在に嵌め込んだもの
で、圧縮方向に適度な負荷を与えることによって、支持
アーム2が投影ヘッド部1の重さで急激に倒伏すること
を防いでいる。
【0010】アーム座金15に一端をそれぞれ回動自在
に軸着された前アーム9、及び後アーム10の他端は、
ギアボックス17にそれぞれ回動自在に軸着されてい
る。そしてギアボックス17に回動自在に軸着されてい
る後アーム10の他端には、半円形の固定ギア13が後
アーム10と一体で形成されており、この固定ギア13
に、ギアボックス17に回動自在に軸着された伝達ギア
14が噛合している。さらに前記伝達ギア14は、投影
ヘッド部1と軸を介して固着しているヘッドギア16と
噛合している。
【0011】次に上記構成の作用について説明する。使
用時には、まずカバー8を開いてから、支持アーム2を
把持して起立させる。支持アーム2を起立方向に回動す
ると、後アーム10と一体で形成された固定ギア13と
の噛み合いにより、図3(A)、(B)、(C)に示し
たように伝達ギア14は固定ギア13の外周を転動しな
がら反時計方向に回動する。こうして伝達ギア14が反
時計方向に回動すると、伝達ギア14に噛合しているヘ
ッドギア16が時計方向に回動する。
【0012】ヘッドギア16は軸を介して投影ヘッド部
1に固着されているから、ヘッドギア16が時計方向に
回動すると投影ヘッド部1も時計方向に回動する。すな
わち、支持アーム2を時計方向に回動させることに連動
し、投影ヘッド部1も時計方向に回動してゆく。なお、
支持アーム2を起立させてゆく途中で手を離したとして
も、ガススプリング12の作用により支持アーム2が倒
伏することはない。
【0013】支持アーム2を約80°程度回動させると
支持アーム2がクリック機構(図示省略)により使用位
置にロックされる。これとともに投影ヘッド部1は図2
に示した使用位置にセットされ、このオーバーヘッドプ
ロジェクタは使用可能状態となり、以後はステージ4に
原稿5をセットし、投影ミラー7を所定角度に引き起こ
してメインスイッチ11をオンすれば、原稿5の画像を
スクリーンに投影することができる。
【0014】収納時には、支持アーム2に対するロック
を解除してから支持アーム2をステージ4に向かって倒
伏させてゆく。これにより伝達ギア14は、支持アーム
2の起立時とは逆向きに固定ギア13の外周に沿って転
動する。伝達ギア14の転動によってこれと噛合するヘ
ッドギア16が反時計方向に回動し、従ってヘッドギア
16と軸を介して固着している投影ヘッド部1も反時計
方向に回動する。
【0015】また、支持アーム2の倒伏はガススプリン
グ12を圧縮させながらの操作となるが、ガススプリン
グ12の圧縮方向での負荷は支持アーム2及び投影ヘッ
ド部1の重量を支える程度のものとなっているから、軽
い操作力で支持アーム2を倒伏させることができる。も
ちろん、倒伏の途中で手を離しても、支持アーム2,投
影ヘッド部1がその重さによって急激に倒れることはな
い。
【0016】図4は本発明を実施した反射式オーバーヘ
ッドプロジェクターにおける、投影ヘッド部と支持アー
ムとの角度変化の関係を相対的に示したグラフである。
縦軸の投影ヘッド部回転角度は、投影ヘッド部1の支持
アーム2に対する相対的な回転角度を表したものであ
り、横軸の支持アーム回転角度は、支持アーム2の台座
部3の水平面に対する相対的な回転角度を表したもので
ある。投影ヘッド部1は、このグラフの示す通り、支持
アーム2を倒伏した折り畳み状態から直立状態に回動さ
せるときに、支持アーム2の回動させ始めは支持アーム
回転角度に対する投影ヘッド部回転角度はゆっくりとし
ているが、段々と、支持アーム回転角度に対する投影ヘ
ッド部回転角度が大きくなっていく。この平行リンク機
構の特徴により、支持アーム2の回動させ始めは投影ヘ
ッド部1の回動を遅くすることにより、投影ヘッド部1
が原稿台4に当たる事を防止している。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のオーバ
ーヘッドプロジェクタによれば、台座部から支持アーム
を起立方向に回動させることに連動し、支持アームの自
由端側に設けられている投影ヘッド部を、支持アームの
平行リンク構造により回動させて使用位置にセットする
構成にしてあるから、支持アームを起立させる初期の時
点から投影ヘッド部を回動させても、初期の時点での投
影ヘッド部の回動速度は支持アームの回動速度より遅い
ので、投影ヘッド部が台座部に衝突するおそれがない。
したがって、支持アームの回動に対して投影ヘッド部の
回動を常に従動させるだけでよいので、特別なタイミン
グ調整が不要になって構造が簡単になるだけでなく、支
持アームの全回動範囲にわたって負荷も変動することが
少なくなり、軽快で円滑な操作性を得る上でも効果的で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した反射式オーバーヘッドプロジ
ェクターの投影ヘッド部と支持アームとの連動機構の概
要を示した断面図である。
【図2】本発明を実施した反射式オーバーヘッドプロジ
ェクターの外観斜視図である。
【図3】本発明を実施した反射式オーバーヘッドプロジ
ェクターの、投影ヘッド部と支持アームの連動の様子を
示した模式図である。
【図4】本発明を実施した反射式オーバーヘッドプロジ
ェクターにおける、投影ヘッド部と支持アームとの角度
変化の関係を相対的に示したグラフである。
【符号の説明】
1 投影ヘッド部 2 支持アーム 3 台座部 9 前アーム 10 後アーム 12 ガススプリング 13 固定ギア 14 伝達ギア 16 ヘッドギア 17 ギアボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置されるステージを有する台座
    部と、この台座部に起伏自在に軸着され、台座部の上面
    に沿って折り畳まれた不使用位置と台座部から起立した
    使用位置との間で移動自在な支持アームと、投影レンズ
    と投影ミラーとを有するとともに、前記支持アームの自
    由端部に使用位置と不使用位置との間で回動自在に軸着
    された投影ヘッド部と、前記支持アームの起立動作に連
    動して前記投影ヘッド部を不使用位置から使用位置に回
    動させるとともに、前記支持アームの起立角度が大きく
    なるほど前記支持アームの起立角度に対する前記投影ヘ
    ッド部の回動角度を大きくするリンク機構とを備えたこ
    とを特徴とするオーバーヘッドプロジェクター。
JP26365992A 1992-10-01 1992-10-01 オーバーヘッドプロジェクター Pending JPH06118505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26365992A JPH06118505A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 オーバーヘッドプロジェクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26365992A JPH06118505A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 オーバーヘッドプロジェクター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06118505A true JPH06118505A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17392548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26365992A Pending JPH06118505A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 オーバーヘッドプロジェクター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06118505A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6443577B1 (en) 2000-12-15 2002-09-03 3M Innovative Properties Company Overhead projection having a friction secured adjustable cantilevered head

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