JPH036906Y2 - - Google Patents

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JPH036906Y2
JPH036906Y2 JP1984100752U JP10075284U JPH036906Y2 JP H036906 Y2 JPH036906 Y2 JP H036906Y2 JP 1984100752 U JP1984100752 U JP 1984100752U JP 10075284 U JP10075284 U JP 10075284U JP H036906 Y2 JPH036906 Y2 JP H036906Y2
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projection
mirror
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projection mirror
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JP1984100752U
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はオーバーヘツドプロジエクター(以下
OHPと記す)に関し、とくに収納携帯に有利な
OHPに関するものである。
(従来技術) 従来のOHPは、プロジエクター本体の上面に
ステージが配置されており、このプロジエクター
本体に取付けた支柱によつて、少なくとも投影レ
ンズと投影ミラーを有する投影ユニツトがステー
ジ上に保持される。前記ステージの上に透過型の
被写体シートが載置され、この原稿を透過した光
が投影レンズ及び投影ミラーを通つて照明される
が、この光源の収納位置により透過型OHPと反
射型OHPの2つのタイプに分けることができる。
透過型OHPは光源をプロジエクター本体内に収
納したものであり、このタイプのものは発光量の
大きな光源を用いることができるから、投影倍率
を大きくすることができる。反射型OHPは光源
を投影ユニツト内に収納し、ステージにフレネル
ミラーを用いるタイプであり、これはプロジエク
ター本体を薄くすることができるという利点があ
る。
いずれのタイプのOHPでも収納の際に、投影
ユニツトを保持する支柱をプロジエクター本体に
回動可能に設けて、投影ユニツトをステージ側に
倒したり、支柱を伸縮可能に設けて、投影ユニツ
トの高さを低くしたりしてコンパクトにしてい
た。しかし、これだけではステージにほこりが付
着したり、ステージ面にきずが付くおそれがある
ため、さらにソフトケースで覆つたり、ハードケ
ースにOHP全体を収納する必要があつた。この
ようにケースを必要とするOHPは投影のための
セツテイングにも非常に手間がかかつていた。
これに対し、米国特許第3285126号、同第
2863356号明細書、実開昭51−60243号公報に、プ
ロジエクター本体と蓋体とからなり、蓋体を開け
る動作で投影使用形状になり、閉める動作で蓋体
がミラーフレネル板を覆う携帯形状となるオーバ
ーヘツドプロジエクターが示されている。しかし
ながら、これらのものでは、蓋体を開ける動作で
投影使用状態になるものの、投影レンズの焦点調
節はこれとは別に行う必要があり、手間を要す
る。また、これらのオーバーヘツドプロジエクタ
ーでは、投影ミラーが枢支ピンにより傾斜角度設
定自在に取り付けられており、これにより投影角
度の微調節を行うようにされている。しかしなが
ら、この場合には、投影角度を大きく変えようと
すると、投影ミラーの中心から投影光軸が外れて
しまい、投影像の一部が欠けてしまうという問題
点がある。このため、投影ミラーを傾斜角度も考
慮してある程度大きく形成する必要もある。特
に、投影ミラーを投影ユニツトの蓋に一体的に設
ける場合には、蓋のヒンジ位置が投影レンズの光
軸から大きく離れることもあり、投影角度の変更
により投影光軸が投影ミラーの中央から外れるた
め上記不都合が顕著になる。
(考案の目的) 本考案の目的は上記欠点を解決したOHPを提
供することにある。
(考案の構成) 上記目的は、被写体シートを載置するステージ
を有するプロジエクター本体上に、少なくとも投
影レンズと投影ミラーを有する投影ユニツトを支
柱によつて保持して投影するオーバーヘツドプロ
ジエクターにおいて、前記投影ユニツトのフレー
ムを前記プロジエクター本体の上面部を覆うよう
にほぼ上面と同じ大きさで設け、前記支柱をプロ
ジエクター本体に鉛直方向で移動自在に取り付
け、この支柱をプロジエクター本体に取り付けた
フオーカシングツマミの回動により、フレームが
下降してプロジエクター本体の上面部を覆う携帯
形状と、フレームが上昇した投影使用形状との間
で昇降可能にし、前記投影ミラーを投影ユニツト
のフレームの上面にリンク機構を介して開閉自在
に取り付け、リンク機構は、投影ミラーの位置決
めを行うステーと、投影ミラーの反射角度を微調
整するリンクとからなり、ステーは、投影ミラー
の中央を投影レンズのほぼ上方位置まで変位させ
る長さとされ、且つ投影ミラーと投影ユニツトフ
レームとの間に枢着されており、リンクは、枢着
ピンを介しく字形状に折り曲げ自在とされ、且つ
投影ミラーと投影ユニツトフレームとの間に枢着
されていることを特徴とするオーバーヘツドプロ
ジエクターによつて達成される。
(実施例) 第1図は本考案に係るOHPの通常投影状態を
示す斜視図である。第2図は本考案に係るOHP
の収納構造の説明図である。第3図は本考案に係
るOHPの収納状態を示す斜視図である。
第1図においてプロジエクター本体1の内部に
は光源2、コンデンサレンズ3、フレネル板4が
設けられ、上面にはステージ5が設けられてい
る。またプロジエクター本体1には支柱7,8が
後述する構造で上下動可能に設けられる。該支柱
7,8に投影レンズ10と投影ミラー11等から
なる投影ユニツト13が投影ユニツトフレーム1
4を介して保持されている。投影ミラー11は後
述する構造で投影ユニツトフレーム14に開閉可
能に設けられている。
上記構成によつて、投影時にステージ5上に被
写体シートを載置し、光源2を点灯すると、光源
2からの光束はコンデンサレンズ3、フレネル板
4によつて集光され、ステージ5と被写体シート
及び投影レンズ10を通り、投影ミラー11によ
つてほぼ直角に曲げられ、図示せぬスクリーンに
投影される。
第2図は本考案に係るOHPの収納構造の説明
図である。プロジエクター本体1には、軸18を
介して内部に歯車19、外部にフオーカシングツ
マミ20が軸支されている。歯車19は支柱7に
設けられたラツク22と係合しており、支柱7は
押え板23と歯車19によつて保持されている。
この押え板23はプロジエクター本体1に設けら
れ、摩擦力によつて支柱7を保持している。上述
のラツク22と歯車19によつて、フオーカシン
グツマミ20を時計方向に回転させると投影ユニ
ツト13は上方へ動き、反時計方向に回転させる
と下方へ動く。投影ユニツトフレーム14にはピ
ン25を介してステー26の一端が軸支され、ス
テー26の他端は投影ミラー11を保持する投影
ミラーフレーム27にピン30を介して軸支され
ている。また投影ユニツトフレーム14にはピン
31を介してリンク32の一端が軸支され、リン
ク32の他端は投影ミラーフレーム27にピン3
3を介して軸支される。該リンク32にピン35
で折畳み自在となつている。上述のステー26と
リンク32によつて投影ミラーフレーム27は投
影ユニツトフレーム14に対して閉開可能となつ
ており、撮影時にはステー26及びリンク32と
投影ユニツトフレーム14の間の摩擦力によつて
その投影角度を自在に保持できるように構成され
ている。
前記ステー26は、投影ミラー11の中央部を
投影レンズ10のほぼ上方位置まで変位させる長
さとされ、これにより投影ミラー11が投影レン
ズ10のほぼ上方位置にセツトされる。また、リ
ンク32はく字形状に折り曲げられた状態時に投
影ミラー11を鉛直方向に対し約45度に傾斜した
状態で保持する長さとされ、このリンク32の折
曲角度を変えることで、投影ミラー11の投影角
度を微調整することができる。
さらにプロジエクター本体1には軸39を介し
て手さげアーム40が軸支されている。
上記構成のOHPの収納動作を説明する。ステ
ー26を反時計方向に回動させリンク32をピン
35で折り畳むことにより、投影ミラーフレーム
27は投影ユニツトフレーム14の上部を覆う形
で収納される。次にフオーカシングツマミ20を
反時計方向に回転させ、投影ユニツトフレーム1
4を下降させてプロジエクタ本体1の上面を覆つ
て収納する。さらに手さげアーム40を軸39を
介して時計方向へ回動させると、第3図に示すよ
うに携帯に有利な形状となる。
(考案の効果) 本考案によれば、投影ユニツトのフレームを前
記プロジエクター本体の上面部を覆うようにほぼ
上面と同じ大きさで設け、前記支柱をプロジエク
ター本体に鉛直方向で移動自在に取り付け、この
支柱をプロジエクター本体に取り付けたフオーカ
シングツマミの回動により、フレームが下降して
プロジエクター本体の上面部を覆う携帯形状と、
フレームが上昇した投影使用形状との間で昇降可
能にしたから、携帯状態からフオーカシングツマ
ミを回動するだけで、簡単に投影ユニツトをプロ
ジエクター本体の上方にセツトすることができ
る。
また、投影ミラーを投影ユニツトのフレームの
上面にリンク機構を介し開閉自在に取り付け、リ
ンク機構は、投影ミラーの位置決めを行うステー
と、投影ミラーの反射角度を微調整するリンクと
から構成したから、投影ミラーの傾斜角度をリン
クの折り曲げ角度の調節により行うため、投影ミ
ラーの傾斜角度の微調節が簡単に可能になる。し
かも、ステーにより投影ミラーを常に投影レンズ
の上方位置にセツトすることができる。このよう
に、投影ミラーの位置決めと傾斜角度の調整とを
ステーとリンクとにより独立して行うため、投影
角度を変更する場合でも、常に投影ミラーを投影
レンズの上方位置にセツトすることができ、投影
像の一部が欠ける等の問題を投影ミラーを必要以
上に大きくすることなく解消することができる。
収納時に撮影ユニツトフレームがステージをカバ
ーするため、特別なカバーやケースを用いること
なくステージの保護ができるため、収納、設置が
容易なOHPを簡単な構成で達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るOHPの通常投影状態を
示す斜視図である。第2図は本考案に係るOHP
の収納構造の説明図である。第3図は本考案に係
るOHPの収納状態を示す斜視図である。 1……プロジエクター本体、2……光源、4…
…フレネル板、5……ステージ、7,8……支
柱、10……投影レンズ、11……投影ミラー、
14……投影ユニツトフレーム、27……投影ミ
ラーフレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被写体を載置するステージを有するプロジエク
    ター本体上に、少なくとも投影レンズと投影ミラ
    ーを有する投影ユニツトを支柱によつて保持して
    投影するオーバーヘツドプロジエクターにおい
    て、前記投影ユニツトのフレームを前記プロジエ
    クター本体の上面部を覆うようにほぼ上面と同じ
    大きさで設け、前記支柱をプロジエクター本体に
    鉛直方向で移動自在に取り付け、この支柱をプロ
    ジエクター本体に取り付けたフオーカシングツマ
    ミの回動により、フレームが下降してプロジエク
    ター本体の上面部を覆う携帯形状と、フレームが
    上昇した投影使用形状との間で昇降可能にし、前
    記投影ミラーを投影ユニツトのフレームの上面に
    リンク機構を介し開閉自在に取り付け、リンク機
    構は、投影ミラーの位置決めを行うステーと、投
    影ミラーの反射角度を微調整するリンクとからな
    り、ステーは、投影ミラーの中央を投影レンズの
    ほぼ上方位置まで変位させる長さとされ、且つ投
    影ミラーと投影ユニツトフレームとの間に枢着さ
    れており、リンクは、枢着ピンを介しく字形状に
    折り曲げ自在とされ、且つ投影ミラーと投影ユニ
    ツトフレームとの間に枢着されていることを特徴
    とするオーバーヘツドプロジエクター。
JP10075284U 1984-07-04 1984-07-04 オ−バ−ヘツドプロジエクタ− Granted JPS6116546U (ja)

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JPS6116546U JPS6116546U (ja) 1986-01-30
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JPS6116546U (ja) 1986-01-30

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