JPH06117901A - 器具判別装置 - Google Patents
器具判別装置Info
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- JPH06117901A JPH06117901A JP26584292A JP26584292A JPH06117901A JP H06117901 A JPH06117901 A JP H06117901A JP 26584292 A JP26584292 A JP 26584292A JP 26584292 A JP26584292 A JP 26584292A JP H06117901 A JPH06117901 A JP H06117901A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- change
- appliance
- calculating
- pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Details Of Flowmeters (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 できるかぎり早く流量零を検出することで正
確に各ガス器具の使用状態を推定する。 【構成】 フルイディック発振素子を用いた変換手段１
６が、変換可能な最小流量を１Ｈｚ以上のパルスに変換
し、タイマー手段２２が単位時間内に流量零を検出す
る。これによって、できるかぎり早く器具の消火を推定
することができるため、より正確に各ガス器具の個別の
使用状態を推定することが可能となる。
確に各ガス器具の使用状態を推定する。 【構成】 フルイディック発振素子を用いた変換手段１
６が、変換可能な最小流量を１Ｈｚ以上のパルスに変換
し、タイマー手段２２が単位時間内に流量零を検出す
る。これによって、できるかぎり早く器具の消火を推定
することができるため、より正確に各ガス器具の個別の
使用状態を推定することが可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータ等に内蔵さ
れガス等の流量を監視し流量変化の仕方により今どのよ
うなガス器具が使われているかを推定し、ガス器具が異
常な使われ方をしていると判断されるときにガスを遮断
する、いわゆるマイコンメータに内蔵される器具判別装
置に関するものである。
れガス等の流量を監視し流量変化の仕方により今どのよ
うなガス器具が使われているかを推定し、ガス器具が異
常な使われ方をしていると判断されるときにガスを遮断
する、いわゆるマイコンメータに内蔵される器具判別装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の器具判別装置について膜式ガスメ
ータに用いた例を図３で説明する。図３において、１は
膜式ガスメータの膜が一往復するのに連動して一回転す
る円盤、２は円盤１の外周上に等間隔で配置された複数
の磁石、３は円盤１の近くに固定配置され磁界の変化を
検出しパルス信号を出力する磁気抵抗素子である。そし
て円盤１から磁気抵抗素子３でもって流体の流量に比例
したパルス数を出力するパルス変換手段４が構成され
る。５はパルス変換手段４からのパルス信号立ち上がり
部から例えば１秒を計測し１秒後に信号を出力する第１
タイマー部、６は第１タイマー部からの信号で時間計測
をスタートしパルス変換手段４からのパルス信号立ち上
がり部入力までの時間（ａ秒）を計測する第２タイマー
部、７は第１タイマー部が１秒計測中にパルス変換手段
４から出力されるパルス数（Ｎ個）をカウントするパル
スカウント部、８は第１タイマー部と第２タイマー部６
とパルスカウント部７からの情報を用い周波数｛（Ｎ＋
１）／（１＋ａ）｝を算出する流量算出部である。そし
て、第１タイマー部５から流量算出部８でもって流量算
出手段９が構成される。１０は第２タイマー部の計測時
間が例えば１０秒より大きければ流量が零であるとして
信号を出力する流量零判定手段である。流量零判定手段
１０が１０秒を基準に流量零判定を行うのは、ガス器具
の最小流量は４００［ｋｃａｌ／ｈ］前後であり４００
［ｋｃａｌ／ｈ］の流量を周波数に変換すると０．１
［Ｈｚ］となるからである。１１は流量算出手段９と流
量零判定手段１０からの流量を記憶する流量情報記憶手
段、１２は流量算出手段９と流量零判定手段１０からの
現在の流量と流量情報記憶手段１１が記憶している前回
の流量から、例えば現在の流量値Ｑ1 と一つ前の時間に
おける流量値Ｑ1-1 との差｜Ｑ 1 −Ｑ1-1 ｜があらかじ
め取り決めた閾値以上であれば流量が変化したと判定す
る変化検出手段、１３は変化検出手段１２が流量の変化
を検出した時その変化流量を算出する変化流量算出手
段、１４は各家庭の保有ガス器具の点火流量を記憶する
器具情報記憶手段、１５は変化検出手段１２が流量の変
化を検出したとき変化流量算出手段１３が算出した変化
流量と器具情報記憶手段１４からの各保有ガス器具の点
火流量情報で各ガス器具個別の使用状態を推定し各個別
ガス器具の使用状態を記憶する個別流量推定手段であ
る。そして、パルス変換手段４から個別流量推定手段１
５でもって器具判別装置が構成される。
ータに用いた例を図３で説明する。図３において、１は
膜式ガスメータの膜が一往復するのに連動して一回転す
る円盤、２は円盤１の外周上に等間隔で配置された複数
の磁石、３は円盤１の近くに固定配置され磁界の変化を
検出しパルス信号を出力する磁気抵抗素子である。そし
て円盤１から磁気抵抗素子３でもって流体の流量に比例
したパルス数を出力するパルス変換手段４が構成され
る。５はパルス変換手段４からのパルス信号立ち上がり
部から例えば１秒を計測し１秒後に信号を出力する第１
タイマー部、６は第１タイマー部からの信号で時間計測
をスタートしパルス変換手段４からのパルス信号立ち上
がり部入力までの時間（ａ秒）を計測する第２タイマー
部、７は第１タイマー部が１秒計測中にパルス変換手段
４から出力されるパルス数（Ｎ個）をカウントするパル
スカウント部、８は第１タイマー部と第２タイマー部６
とパルスカウント部７からの情報を用い周波数｛（Ｎ＋
１）／（１＋ａ）｝を算出する流量算出部である。そし
て、第１タイマー部５から流量算出部８でもって流量算
出手段９が構成される。１０は第２タイマー部の計測時
間が例えば１０秒より大きければ流量が零であるとして
信号を出力する流量零判定手段である。流量零判定手段
１０が１０秒を基準に流量零判定を行うのは、ガス器具
の最小流量は４００［ｋｃａｌ／ｈ］前後であり４００
［ｋｃａｌ／ｈ］の流量を周波数に変換すると０．１
［Ｈｚ］となるからである。１１は流量算出手段９と流
量零判定手段１０からの流量を記憶する流量情報記憶手
段、１２は流量算出手段９と流量零判定手段１０からの
現在の流量と流量情報記憶手段１１が記憶している前回
の流量から、例えば現在の流量値Ｑ1 と一つ前の時間に
おける流量値Ｑ1-1 との差｜Ｑ 1 −Ｑ1-1 ｜があらかじ
め取り決めた閾値以上であれば流量が変化したと判定す
る変化検出手段、１３は変化検出手段１２が流量の変化
を検出した時その変化流量を算出する変化流量算出手
段、１４は各家庭の保有ガス器具の点火流量を記憶する
器具情報記憶手段、１５は変化検出手段１２が流量の変
化を検出したとき変化流量算出手段１３が算出した変化
流量と器具情報記憶手段１４からの各保有ガス器具の点
火流量情報で各ガス器具個別の使用状態を推定し各個別
ガス器具の使用状態を記憶する個別流量推定手段であ
る。そして、パルス変換手段４から個別流量推定手段１
５でもって器具判別装置が構成される。
【０００３】次に個別流量推定手段１５の動作について
説明する。例えば、保有ガス器具の使用状況は、最初ガ
スファンヒータが２０００［ｋｃａｌ／ｈ］で使用され
ており、次にガステーブルが３０００［ｋｃａｌ／ｈ］
で点火された場合を考える。個別流量推定手段１５は、
現在２０００［ｋｃａｌ／ｈ］で使用中のガス器具であ
るガスファンヒータが３０００［ｋｃａｌ／ｈ］流量が
増加して５０００［ｋｃａｌ／ｈ］に変化する可能性及
び現在使われていない保有ガス器具が３０００［ｋｃａ
ｌ／ｈ］で点火された可能性をそれぞれ計算する。可能
性の計算方法はそれぞれのガス器具のガス使用流量域と
使用される可能性の関係をあらわす関数や器具情報記憶
手段１４に記憶されている点火時の流量値と変化流量値
の比を用いてそれぞれのガス器具の変化の可能性を計算
する（特願平２−２４０７９１号公報ガス器具判別装置
に具体的計算方法を示す）。器具情報記憶手段１４に
は、ガステーブルの点火時の流量値３０００［ｋｃａｌ
／ｈ］が記憶されており変化流量３０００［ｋｃａｌ／
ｈ］と一致するためガステーブルが点火された可能性は
１と計算される。次にその他の保有ガス器具それぞれに
ついて変化の可能性を算出し、最も大きな可能性を有す
る保有ガス器具の変化であると推定する。この場合は可
能性１であるガステーブルの点火であると推定される。
説明する。例えば、保有ガス器具の使用状況は、最初ガ
スファンヒータが２０００［ｋｃａｌ／ｈ］で使用され
ており、次にガステーブルが３０００［ｋｃａｌ／ｈ］
で点火された場合を考える。個別流量推定手段１５は、
現在２０００［ｋｃａｌ／ｈ］で使用中のガス器具であ
るガスファンヒータが３０００［ｋｃａｌ／ｈ］流量が
増加して５０００［ｋｃａｌ／ｈ］に変化する可能性及
び現在使われていない保有ガス器具が３０００［ｋｃａ
ｌ／ｈ］で点火された可能性をそれぞれ計算する。可能
性の計算方法はそれぞれのガス器具のガス使用流量域と
使用される可能性の関係をあらわす関数や器具情報記憶
手段１４に記憶されている点火時の流量値と変化流量値
の比を用いてそれぞれのガス器具の変化の可能性を計算
する（特願平２−２４０７９１号公報ガス器具判別装置
に具体的計算方法を示す）。器具情報記憶手段１４に
は、ガステーブルの点火時の流量値３０００［ｋｃａｌ
／ｈ］が記憶されており変化流量３０００［ｋｃａｌ／
ｈ］と一致するためガステーブルが点火された可能性は
１と計算される。次にその他の保有ガス器具それぞれに
ついて変化の可能性を算出し、最も大きな可能性を有す
る保有ガス器具の変化であると推定する。この場合は可
能性１であるガステーブルの点火であると推定される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、例えばパルス変換手段４から図４のパルス
信号が出力されたときを考える。このときガスメータの
パルス変換手段４は０．１リットル／１パルスで流量を
パルスに変換する。器具１は最初１００００［ｋｃａｌ
／ｈ］で使用されていて消され、ｔ２後に器具２が１０
００［ｋｃａｌ／ｈ］で点火された場合、ｔ２が１０秒
以上であれば流量零判定手段１０は流量が零であるとし
て信号を出力するため、変化検出手段１２は流量の変化
を検出し変化流量算出手段１３は１００００［ｋｃａｌ
／ｈ］の流量の減少と判定する。そして個別流量推定手
段１５は個別流量記憶手段１６に器具１が１００００
［ｋｃａｌ／ｈ］で使用されていると記憶されており、
今回の変化流量が１００００［ｋｃａｌ／ｈ］であるた
め、個別流量推定手段１５は器具１が消されたと推定す
ることが出来る。しかし、ｔ２が１０秒以内であったと
き、例えばｔ２が５秒のときは、器具２が点火された時
点で流量算出手段９は、第１タイマー部５と第２タイマ
ー部６で６秒を計測し、その計測中にパルスカウント部
７は３パルスをカウントし、流量算出部８は流量２００
０［ｋｃａｌ／ｈ］を算出する。そして変化判定部１２
は変化流量８０００［ｋｃａｌ／ｈ］を出力する。そし
て、器具判別手段１６は１００００［ｋｃａｌ／ｈ］の
器具１が２０００［ｋｃａｌ／ｈ］で使用される可能性
はないとして器具１を消火し使用流量２０００［ｋｃａ
ｌ／ｈ］の新たな器具（器具３）が使用されたと推定す
る。その後流量算出手段９は１０００［ｋｃａｌ／ｈ］
の流量を検出し、変化検出手段１３は流量１０００［ｋ
ｃａｌ／ｈ］の減少変化を算出する。そして個別流量推
定手段１５は器具３の流量減少と推定してしまい正確に
各ガス器具個別の使用状態を推定することができないと
いう課題があった。
の構成では、例えばパルス変換手段４から図４のパルス
信号が出力されたときを考える。このときガスメータの
パルス変換手段４は０．１リットル／１パルスで流量を
パルスに変換する。器具１は最初１００００［ｋｃａｌ
／ｈ］で使用されていて消され、ｔ２後に器具２が１０
００［ｋｃａｌ／ｈ］で点火された場合、ｔ２が１０秒
以上であれば流量零判定手段１０は流量が零であるとし
て信号を出力するため、変化検出手段１２は流量の変化
を検出し変化流量算出手段１３は１００００［ｋｃａｌ
／ｈ］の流量の減少と判定する。そして個別流量推定手
段１５は個別流量記憶手段１６に器具１が１００００
［ｋｃａｌ／ｈ］で使用されていると記憶されており、
今回の変化流量が１００００［ｋｃａｌ／ｈ］であるた
め、個別流量推定手段１５は器具１が消されたと推定す
ることが出来る。しかし、ｔ２が１０秒以内であったと
き、例えばｔ２が５秒のときは、器具２が点火された時
点で流量算出手段９は、第１タイマー部５と第２タイマ
ー部６で６秒を計測し、その計測中にパルスカウント部
７は３パルスをカウントし、流量算出部８は流量２００
０［ｋｃａｌ／ｈ］を算出する。そして変化判定部１２
は変化流量８０００［ｋｃａｌ／ｈ］を出力する。そし
て、器具判別手段１６は１００００［ｋｃａｌ／ｈ］の
器具１が２０００［ｋｃａｌ／ｈ］で使用される可能性
はないとして器具１を消火し使用流量２０００［ｋｃａ
ｌ／ｈ］の新たな器具（器具３）が使用されたと推定す
る。その後流量算出手段９は１０００［ｋｃａｌ／ｈ］
の流量を検出し、変化検出手段１３は流量１０００［ｋ
ｃａｌ／ｈ］の減少変化を算出する。そして個別流量推
定手段１５は器具３の流量減少と推定してしまい正確に
各ガス器具個別の使用状態を推定することができないと
いう課題があった。
【０００５】本発明は上記課題を解決するもので、でき
るかぎり早く流量零を検出することで正確に各ガス器具
の個別の使用状態を推定することができる器具判別装置
の提供を第１の目的としたものである。
るかぎり早く流量零を検出することで正確に各ガス器具
の個別の使用状態を推定することができる器具判別装置
の提供を第１の目的としたものである。
【０００６】また第２の目的は、種火流量を瞬時に算出
することでガス器具の使用状態をより高精度に推定し、
安全機能を向上させることにある。
することでガス器具の使用状態をより高精度に推定し、
安全機能を向上させることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るために、本発明の器具判別装置は、フルイディック発
振素子を用いてガス流量をパルス数に変換する変換手段
と、前記変換手段が出力するパルス周期を単位時間毎に
算出するタイマー手段と、前記タイマー手段が算出した
パルス周期に対応した流量値を算出する流量算出手段
と、前記流量算出手段の出力情報を記憶する流量情報記
憶手段と、前記流量情報記憶手段に記憶されたガス流量
から流量の変化を検出する変化検出手段と、前記変化検
出手段が変化を検出した時前記流量情報記憶手段に記憶
されている流量情報より変化流量を算出する変化流量算
出手段と、保有器具の燃焼時の流量情報を記憶する器具
情報記憶手段と、前記器具情報記憶手段が記憶している
器具の燃焼時の流量情報と前記変化流量算出手段からの
変化流量で流量変化の原因を推定しその推定結果を記憶
する個別流量推定手段を備えたものである。
るために、本発明の器具判別装置は、フルイディック発
振素子を用いてガス流量をパルス数に変換する変換手段
と、前記変換手段が出力するパルス周期を単位時間毎に
算出するタイマー手段と、前記タイマー手段が算出した
パルス周期に対応した流量値を算出する流量算出手段
と、前記流量算出手段の出力情報を記憶する流量情報記
憶手段と、前記流量情報記憶手段に記憶されたガス流量
から流量の変化を検出する変化検出手段と、前記変化検
出手段が変化を検出した時前記流量情報記憶手段に記憶
されている流量情報より変化流量を算出する変化流量算
出手段と、保有器具の燃焼時の流量情報を記憶する器具
情報記憶手段と、前記器具情報記憶手段が記憶している
器具の燃焼時の流量情報と前記変化流量算出手段からの
変化流量で流量変化の原因を推定しその推定結果を記憶
する個別流量推定手段を備えたものである。
【０００８】また、第２の目的を達成するために、さら
に流量算出手段の出力が予め設定した流量値より小さけ
れば信号を出力する判定手段と、前記判定手段からの信
号で流量を流速検知用フローセンサーを用いて計測する
流量計測手段を備えたものである。
に流量算出手段の出力が予め設定した流量値より小さけ
れば信号を出力する判定手段と、前記判定手段からの信
号で流量を流速検知用フローセンサーを用いて計測する
流量計測手段を備えたものである。
【０００９】
【作用】本発明は上記構成によって、フルイディック発
振素子を用いた変換手段が、変換可能な最小流量を１Ｈ
ｚ以上のパルスに変換しタイマー手段が単位時間内に流
量零を検出する。
振素子を用いた変換手段が、変換可能な最小流量を１Ｈ
ｚ以上のパルスに変換しタイマー手段が単位時間内に流
量零を検出する。
【００１０】また、流量算出手段が算出した流量が予め
設定した流量より小さければ、フルイディック発振素子
を用いた変換手段が変換出来ない微小流量を流量計測手
段が流量検知用フローセンサーを用いて検出する。
設定した流量より小さければ、フルイディック発振素子
を用いた変換手段が変換出来ない微小流量を流量計測手
段が流量検知用フローセンサーを用いて検出する。
【００１１】
【実施例】以下本発明の第１の実施例を図１を参照して
説明する。なお従来例と同一部分には同一符号を付与し
ている。図１において、１６はフルイディック発振素子
を用いてガス流量をパルス数に変換する変換手段であ
り、本実施例では変換手段１６は流量４００［ｋｃａｌ
／ｈ］を１Ｈｚのパルスに変換し流量４００［ｋｃａｌ
／ｈ］以下では発振を停止する。１７は変換手段１６か
らのパルス信号立ち上がりエッジから立ち下がりエッジ
までのパルス幅（Ａ秒）を計測するとともに計測を開始
し１秒間に立ち下がりエッジが検出できないときにはＡ
＝１を出力する第１計測部、１８は変換手段１６からの
パルス信号立ち下がりエッジから立ち上がりエッジまで
のパルス幅（Ｂ）を計測するとともに計測を開始し１秒
間に立ち上がりエッジが検出できないときにはＢ＝１を
出力する第２計測部、１９は第１計測部１７と第２計測
部１８がパルス幅を計測した回数（Ｎ回）をカウントす
るカウント部、２０は第１計測部１７及び第２計測部１
８が計測したパルス幅を加算し加算値（Ｔ秒）が１秒以
上のとき信号を出力するとともに第１計測部１７及び第
２計測部１８が計測したパルス幅が１秒のときは流量が
零であるとして信号を出力する流量判定部、２１は流量
判定部２０の出力信号で第１計測部１７と第２計測部１
８とカウント部１９からの情報を用い周波数｛Ｎ／Ｔ｝
を算出するとともに流量が零である信号を検出したとき
は周波数零を出力する周波数算出部である。そして、第
１タイマー部１７から、第２タイマー部１８、カウント
部１９、流量判定部２０、周波数算出部２１でもってタ
イマー手段２２が構成される。２３は変換手段１６が変
換したパルスの周波数に対する流量値を記憶している換
算流量記憶手段である。２４はタイマー手段２２が算出
した周波数情報と換算流量記憶手段２３の記憶情報で流
量を算出する流量算出手段である。１１は流量算出手段
２４からの流量を記憶する流量情報記憶手段、１２は流
量算出手段２４からの現在流量と流量情報記憶手段１１
が記憶している前回の流量から例えば現在の流量値Ｑ1
と一つ前の時間における流量値Ｑ1-1 との差｜Ｑ1 −Ｑ
1-1 ｜があらかじめ取り決めた閾値以上であれば流量が
変化したと判定する変化検出手段、１３は変化検出手段
１２が流量の変化を検出した時その変化流量を算出する
変化流量算出手段、１４は各家庭の保有ガス器具の点火
流量を記憶する器具情報記憶手段、１５は変化検出手段
１２が流量の変化を検出したとき変化流量算出手段１３
が算出した変化流量と器具情報記憶手段１４からの各保
有ガス器具の点火流量情報で各ガス器具個別の使用状態
を推定し各個別ガス器具の使用状態を記憶する個別流量
推定手段である。そして、流量情報記憶手段１１から、
変化検出手段１２、変化流量算出手段１３、器具情報記
憶手段１４、個別流量推定手段１５、変換手段１６、タ
イマー手段２２、換算流量記憶手段２３、流量算出手段
２４でもって器具判別装置が構成される。
説明する。なお従来例と同一部分には同一符号を付与し
ている。図１において、１６はフルイディック発振素子
を用いてガス流量をパルス数に変換する変換手段であ
り、本実施例では変換手段１６は流量４００［ｋｃａｌ
／ｈ］を１Ｈｚのパルスに変換し流量４００［ｋｃａｌ
／ｈ］以下では発振を停止する。１７は変換手段１６か
らのパルス信号立ち上がりエッジから立ち下がりエッジ
までのパルス幅（Ａ秒）を計測するとともに計測を開始
し１秒間に立ち下がりエッジが検出できないときにはＡ
＝１を出力する第１計測部、１８は変換手段１６からの
パルス信号立ち下がりエッジから立ち上がりエッジまで
のパルス幅（Ｂ）を計測するとともに計測を開始し１秒
間に立ち上がりエッジが検出できないときにはＢ＝１を
出力する第２計測部、１９は第１計測部１７と第２計測
部１８がパルス幅を計測した回数（Ｎ回）をカウントす
るカウント部、２０は第１計測部１７及び第２計測部１
８が計測したパルス幅を加算し加算値（Ｔ秒）が１秒以
上のとき信号を出力するとともに第１計測部１７及び第
２計測部１８が計測したパルス幅が１秒のときは流量が
零であるとして信号を出力する流量判定部、２１は流量
判定部２０の出力信号で第１計測部１７と第２計測部１
８とカウント部１９からの情報を用い周波数｛Ｎ／Ｔ｝
を算出するとともに流量が零である信号を検出したとき
は周波数零を出力する周波数算出部である。そして、第
１タイマー部１７から、第２タイマー部１８、カウント
部１９、流量判定部２０、周波数算出部２１でもってタ
イマー手段２２が構成される。２３は変換手段１６が変
換したパルスの周波数に対する流量値を記憶している換
算流量記憶手段である。２４はタイマー手段２２が算出
した周波数情報と換算流量記憶手段２３の記憶情報で流
量を算出する流量算出手段である。１１は流量算出手段
２４からの流量を記憶する流量情報記憶手段、１２は流
量算出手段２４からの現在流量と流量情報記憶手段１１
が記憶している前回の流量から例えば現在の流量値Ｑ1
と一つ前の時間における流量値Ｑ1-1 との差｜Ｑ1 −Ｑ
1-1 ｜があらかじめ取り決めた閾値以上であれば流量が
変化したと判定する変化検出手段、１３は変化検出手段
１２が流量の変化を検出した時その変化流量を算出する
変化流量算出手段、１４は各家庭の保有ガス器具の点火
流量を記憶する器具情報記憶手段、１５は変化検出手段
１２が流量の変化を検出したとき変化流量算出手段１３
が算出した変化流量と器具情報記憶手段１４からの各保
有ガス器具の点火流量情報で各ガス器具個別の使用状態
を推定し各個別ガス器具の使用状態を記憶する個別流量
推定手段である。そして、流量情報記憶手段１１から、
変化検出手段１２、変化流量算出手段１３、器具情報記
憶手段１４、個別流量推定手段１５、変換手段１６、タ
イマー手段２２、換算流量記憶手段２３、流量算出手段
２４でもって器具判別装置が構成される。
【００１２】上記構成において、ガス器具が４００［ｋ
ｃａｌ／ｈ］以上の流量で使用されているとき変換手段
１６は１Ｈｚ以上のパルスに変換し流量が４００［ｋｃ
ａｌ／ｈ］より小さければパルスの送出が停止する。そ
して、第１計測部１７もしくは第２計測部１８が１秒以
内にパルス幅の計測ができないとき流量判定部２０が流
量が零であるとして信号を出力し周波数算出部２１が周
波数零を算出し、流量算出手段２４が流量零を出力する
ことで、１秒以内に流量零を検出することが可能とな
り、正確に各ガス器具個別の使用状態を推定することが
できる。
ｃａｌ／ｈ］以上の流量で使用されているとき変換手段
１６は１Ｈｚ以上のパルスに変換し流量が４００［ｋｃ
ａｌ／ｈ］より小さければパルスの送出が停止する。そ
して、第１計測部１７もしくは第２計測部１８が１秒以
内にパルス幅の計測ができないとき流量判定部２０が流
量が零であるとして信号を出力し周波数算出部２１が周
波数零を算出し、流量算出手段２４が流量零を出力する
ことで、１秒以内に流量零を検出することが可能とな
り、正確に各ガス器具個別の使用状態を推定することが
できる。
【００１３】次に本発明の第２の実施例について図２を
参照して説明する。図２において、１６はフルイディッ
ク発振素子を用いてガス流量をパルス数に変換する変換
手段であり、本実施例では変換手段１６は流量４００
［ｋｃａｌ／ｈ］を１Ｈｚのパルスに変換し流量４００
［ｋｃａｌ／ｈ］以下では発振を停止する。２２は変換
手段１６から出力するパルス周期を単位時間毎に計測し
周波数を算出するとともにフルイディック発振素子の発
振が停止したとき信号を出力するタイマー手段、２３は
変換手段１６が変化したパルスの周波数に対する流量値
を記憶している換算流量記憶手段である。２４はタイマ
ー手段２２が算出した周波数情報と換算流量記憶手段２
３の記憶情報で流量算出する流量算出手段である。２５
は流量算出手段２４の算出した流量が例えば１０００
［ｋｃａｌ／ｈ］以下のとき信号を出力する判定手段、
２６は判定手段２５からの信号によりフローセンサーで
流量計測を行う流量計測手段である。判定手段２５が１
０００［ｋｃａｌ／ｈ］で信号を出力するのは１０００
［ｋｃａｌ／ｈ］以下の流量を精度よく計測するために
本実施例ではフローセンサーを用いる。１１は流量算出
手段２４と流量計測手段２６からの流量を記憶する流量
情報記憶手段、１２は流量算出手段２４もしくは流量計
測手段２６からの現在流量と流量情報記憶手段１１が記
憶している前回の流量から例えば現在の流量値Ｑ1 と一
つ前の時間における流量値Ｑ1-1 との差｜Ｑ1 −Ｑ1-1
｜があらかじめ取り決めた閾値以上であれば流量が変化
したと判定する変化検出手段、１３は変化検出手段１２
が流量の変化を検出した時その変化流量を算出する変化
流量算出手段、１４は各家庭の保有ガス器具の点火流量
を記憶する器具情報記憶手段、１５は変化検出手段１２
が流量の変化を検出したとき変化流量算出手段１３が算
出した変化流量と器具情報記憶手段１４からの各保有ガ
ス器具の点火流量情報で各ガス器具個別の使用状態を推
定し各個別ガス器具の使用状態を記憶する個別流量推定
手段である。そして、流量情報記憶手段１１から、変化
検出手段１２、変化流量算出手段１３、器具情報記憶手
段１４、個別流量推定手段１５、変換手段１６、タイマ
ー手段２２、換算流量記憶手段２３、流量算出手段２
４、判定手段２５、計測手段２６でもって器具判別装置
が構成される。
参照して説明する。図２において、１６はフルイディッ
ク発振素子を用いてガス流量をパルス数に変換する変換
手段であり、本実施例では変換手段１６は流量４００
［ｋｃａｌ／ｈ］を１Ｈｚのパルスに変換し流量４００
［ｋｃａｌ／ｈ］以下では発振を停止する。２２は変換
手段１６から出力するパルス周期を単位時間毎に計測し
周波数を算出するとともにフルイディック発振素子の発
振が停止したとき信号を出力するタイマー手段、２３は
変換手段１６が変化したパルスの周波数に対する流量値
を記憶している換算流量記憶手段である。２４はタイマ
ー手段２２が算出した周波数情報と換算流量記憶手段２
３の記憶情報で流量算出する流量算出手段である。２５
は流量算出手段２４の算出した流量が例えば１０００
［ｋｃａｌ／ｈ］以下のとき信号を出力する判定手段、
２６は判定手段２５からの信号によりフローセンサーで
流量計測を行う流量計測手段である。判定手段２５が１
０００［ｋｃａｌ／ｈ］で信号を出力するのは１０００
［ｋｃａｌ／ｈ］以下の流量を精度よく計測するために
本実施例ではフローセンサーを用いる。１１は流量算出
手段２４と流量計測手段２６からの流量を記憶する流量
情報記憶手段、１２は流量算出手段２４もしくは流量計
測手段２６からの現在流量と流量情報記憶手段１１が記
憶している前回の流量から例えば現在の流量値Ｑ1 と一
つ前の時間における流量値Ｑ1-1 との差｜Ｑ1 −Ｑ1-1
｜があらかじめ取り決めた閾値以上であれば流量が変化
したと判定する変化検出手段、１３は変化検出手段１２
が流量の変化を検出した時その変化流量を算出する変化
流量算出手段、１４は各家庭の保有ガス器具の点火流量
を記憶する器具情報記憶手段、１５は変化検出手段１２
が流量の変化を検出したとき変化流量算出手段１３が算
出した変化流量と器具情報記憶手段１４からの各保有ガ
ス器具の点火流量情報で各ガス器具個別の使用状態を推
定し各個別ガス器具の使用状態を記憶する個別流量推定
手段である。そして、流量情報記憶手段１１から、変化
検出手段１２、変化流量算出手段１３、器具情報記憶手
段１４、個別流量推定手段１５、変換手段１６、タイマ
ー手段２２、換算流量記憶手段２３、流量算出手段２
４、判定手段２５、計測手段２６でもって器具判別装置
が構成される。
【００１４】上記構成により第２の実施例では、３５０
［ｋｃａｌ／ｈ］の種火がつけられたとき、変換手段１
６は発振を行わず、タイマー手段２２は変換手段１６の
発振が停止していることを検出し信号を出力し、流量算
出手段２４が流量は零であると出力するが、判定手段２
５が流量算出手段２４が算出した流量が１０００［ｋｃ
ａｌ／ｈ］以下であるため信号を出力する。そして、計
測手段がフローセンサーにより３５０［ｋｃａｌ／ｈ］
の流量を計測し、流量情報記憶手段１１に記憶されてい
る前回の流量が零であり今回の流量が３５０［ｋｃａｌ
／ｈ］であるため変化検出手段１２が流量変化を検出
し、変化流量算出手段１３が変化流量３５０［ｋｃａｌ
／ｈ］を算出し、器具情報記憶手段１４に予め３５０
［ｋｃａｌ／ｈ］の種火流量が登録されており、個別流
量推定手段が今回の変化は種火の点火であると推定する
ことができるように作用し、ガス器具の使用状態をより
高精度に推定し安全機能を向上させることが可能とな
る。
［ｋｃａｌ／ｈ］の種火がつけられたとき、変換手段１
６は発振を行わず、タイマー手段２２は変換手段１６の
発振が停止していることを検出し信号を出力し、流量算
出手段２４が流量は零であると出力するが、判定手段２
５が流量算出手段２４が算出した流量が１０００［ｋｃ
ａｌ／ｈ］以下であるため信号を出力する。そして、計
測手段がフローセンサーにより３５０［ｋｃａｌ／ｈ］
の流量を計測し、流量情報記憶手段１１に記憶されてい
る前回の流量が零であり今回の流量が３５０［ｋｃａｌ
／ｈ］であるため変化検出手段１２が流量変化を検出
し、変化流量算出手段１３が変化流量３５０［ｋｃａｌ
／ｈ］を算出し、器具情報記憶手段１４に予め３５０
［ｋｃａｌ／ｈ］の種火流量が登録されており、個別流
量推定手段が今回の変化は種火の点火であると推定する
ことができるように作用し、ガス器具の使用状態をより
高精度に推定し安全機能を向上させることが可能とな
る。
【００１５】なお、４００［ｋｃａｌ／ｈ］以下の流量
を精度よく検出することが可能となるため個別流量推定
手段１５の推定結果を用いてガス器具及び配管の老朽化
等により発生する微小なガス漏れ等の発生箇所等を推定
し安全性を向上できる。
を精度よく検出することが可能となるため個別流量推定
手段１５の推定結果を用いてガス器具及び配管の老朽化
等により発生する微小なガス漏れ等の発生箇所等を推定
し安全性を向上できる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明の器具判別装
置は、フルイディック発振素子を用いた変換手段が、変
換可能な最小流量を１Ｈｚ以上のパルスに変換しタイマ
ー手段が単位時間内に流量零を検出することで、できる
かぎり早く正確に器具の消火を推定することができるた
め、より正確に各ガス器具個別の使用状態を推定するこ
とが可能となる。
置は、フルイディック発振素子を用いた変換手段が、変
換可能な最小流量を１Ｈｚ以上のパルスに変換しタイマ
ー手段が単位時間内に流量零を検出することで、できる
かぎり早く正確に器具の消火を推定することができるた
め、より正確に各ガス器具個別の使用状態を推定するこ
とが可能となる。
【００１７】また、流量算出手段が算出した流量が予め
推定した流量より小さければ、フルイディック発振素子
を用いた変換手段が変換出来ない種火等の微少流量を流
量計測手段が流速検知用フローセンサーを用いて計測す
ることで、種火流量を瞬時に算出することが可能となり
ガス器具の使用状態をより高精度に推定することができ
るとともに、微少な流量がガス漏れによるものであるか
を正確に判定することが可能となり安全機能を向上させ
ることができるという効果がある。
推定した流量より小さければ、フルイディック発振素子
を用いた変換手段が変換出来ない種火等の微少流量を流
量計測手段が流速検知用フローセンサーを用いて計測す
ることで、種火流量を瞬時に算出することが可能となり
ガス器具の使用状態をより高精度に推定することができ
るとともに、微少な流量がガス漏れによるものであるか
を正確に判定することが可能となり安全機能を向上させ
ることができるという効果がある。
【図１】本発明の第１の実施例における器具判別装置の
ブロック図
ブロック図
【図２】本発明の第２の実施例における器具判別装置の
ブロック図
ブロック図
【図３】従来の器具判別装置のブロック図
【図４】器具判別装置の流量算出手段における流量算出
図
図
１１ 流量情報記憶手段 １２ 変化検出手段 １３ 変化流量算出手段 １４ 器具情報記憶手段 １５ 個別流量推定手段 １６ 変換手段 ２２ タイマー手段 ２４ 流量算出手段 ２５ 判定手段 ２６ 流量計測手段
Claims (2)
- 【請求項１】フルイディック発振素子を用いてガス流量
をパルス数に変換する変換手段と、前記変換手段が出力
するパルス周期を単位時間毎に算出するタイマー手段
と、前記タイマー手段が算出したパルス周期に対応した
流量値を算出する流量算出手段と、前記流量算出手段の
出力情報を記憶する流量情報記憶手段と、前記流量情報
記憶手段に記憶されたガス流量から流量の変化を検出す
る変化検出手段と、前記変化検出手段が変化を検出した
時前記流量情報記憶手段に記憶されている流量情報より
変化流量を算出する変化流量算出手段と、保有器具の燃
焼時の流量情報を記憶する器具情報記憶手段と、前記器
具情報記憶手段が記憶している器具の燃焼時の流量情報
と前記変化流量算出手段からの変化流量で流量変化の原
因を推定しその推定結果を記憶する個別流量推定手段と
を備えた器具判別装置。 - 【請求項２】流量算出手段の出力が予め設定した流量値
より小さければ信号を出力する判定手段と、前記判定手
段からの信号で流量を流速検知用フローセンサーを用い
て計測する流量計測手段とを備えた請求項１記載の器具
判別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26584292A JPH06117901A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 器具判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26584292A JPH06117901A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 器具判別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117901A true JPH06117901A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17422829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26584292A Pending JPH06117901A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 器具判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06117901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5900747A (en) * | 1997-02-03 | 1999-05-04 | Robert Bosch Gmbh | Sampling phase detector |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP26584292A patent/JPH06117901A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5900747A (en) * | 1997-02-03 | 1999-05-04 | Robert Bosch Gmbh | Sampling phase detector |
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