JP3055324B2 - 器具使用状態推定装置 - Google Patents

器具使用状態推定装置

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JP3055324B2
JP3055324B2 JP4251062A JP25106292A JP3055324B2 JP 3055324 B2 JP3055324 B2 JP 3055324B2 JP 4251062 A JP4251062 A JP 4251062A JP 25106292 A JP25106292 A JP 25106292A JP 3055324 B2 JP3055324 B2 JP 3055324B2
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伸一 中根
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータ等に内蔵さ
れガス等の流量を監視し、ガス器具が異常な使われ方を
していると判断される時にはガスを遮断するように構成
したいわゆるマイコンメータと呼ばれるガスメータ等に
内蔵される器具使用状態推定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の器具使用状態推定装置について膜
式ガスメータに用いた例を図4で説明する。図4におい
て、1は膜式ガスメータの膜が一往復するのに連動して
一回転する円盤、2は円盤1の外周上に等間隔で配置さ
れた磁石、3は円盤1の近くに固定配置され磁界の変化
を検出する磁気抵抗素子、4は前記磁気抵抗素子3の出
力変化を計数し流量値に換算するパルスカウント部であ
る。そして前記円盤1からパルスカウント部4でもって
計測手段5が構成される。6は計測手段5からの流量値
をある単位時間毎に順次記憶していく記憶手段である。
7は計測手段5が計測した現在の流量値と記憶手段6に
記憶されている過去の流量値とから流量変化を検出する
変化検出手段である。例えば現在の流量値Q1 と一つ前
の時間における流量値Q1-1 との差|Q1 −Q1-1 |が
あらかじめ取り決めた閾値以上であれば流量が変化した
と判定する。8は変化検出手段7の変化流量情報より現
在使われているガス器具毎の流量を推定する推定手段、
9は推定手段8からの情報によりガス流量に変化が認め
られない状態が継続し得る限界の継続使用安全時間を設
定し、その設定時間を経過した時にガスの消し忘れ等の
異常な使われ方をしていると推定しガス遮断のために信
号を出力する遮断時間制御手段、10は遮断時間制御手
段9の信号によりガスを遮断する遮断手段である。そし
て、計測手段5と、記憶手段6、変化検出手段7、推定
手段8、遮断時間制御手段9、遮断手段10でもって器
具使用状態推定装置が構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、大型比例制御器具の最大使用量と最小使用
量間(例えば40000ワット〜6000ワット)で任
意に使用される状態と他の器具(8000ワット)の使
用状態を確実に判別することができないという課題があ
った。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、各保
有器具の使用状態を確実に推定する器具使用状態推定装
置の提供を目的としたものである。
【0005】また、第2の目的は配管内を超音波をもち
いて情報を送受信するとともに同一品種の器具が複数存
在しても各保有器具の使用状態を確実に推定する器具使
用状態推定装置の提供を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の器具使用状態推定装置は、各器具へ
の共通する流体供給配管を流れる流量を計測する計測手
段と、保有器具の各配管部に設けられた流量変化を検出
する検出手段と、前記計測手段と検出手段の出力情報を
用いて各保有器具の使用状態を推定するとともに推定結
果を記憶する推定手段とを備えたものである。
【0007】また第2の目的を達成するために、検出手
段が保有器具の配管部に設けられて検出した流量変化情
報と予め各検出手段に設定された認識番号を超音波によ
り送出する送信手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、保有器具の配管部
に設けられた検出手段が各保有器具の使用状態に関する
情報を検出するように作用し、推定手段が計測手段の計
測流量情報と検出手段の検出情報を用いて保有器具の使
用状態を推定する。
【0009】また、送信手段は検出手段が検出した各保
有器具の使用情報と予め各検出手段に設定された認識番
号を超音波を用いて配管内を送信する。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図1および図2を参照
して説明する。なお前記従来例と同一部分には同一符号
を付与している。図1において、1は膜式ガスメータの
膜が一往復するのに連動して一回転する円盤、2は円盤
1の外周上に等間隔で配置された磁石、3は円盤1の近
くに固定配置され磁界の変化を検出する磁気抵抗素子、
4は前記磁気抵抗素子3の出力変化を計数し流量値に換
算するパルスカウント部である。そして前記円盤1から
パルスカウント部4でもって計測手段5が構成される。
6は計測手段5の計測流量を記憶する記憶手段である。
7は計測手段5が計測した現在の流量値と記憶手段6に
記憶されている過去の流量値とから流量変化を検出する
変化検出手段である。例えば現在の流量値Q1 と一つ前
の時間における流量値Q1-1 との差|Q1 −Q1-1 |が
あらかじめ取り決めた閾値以上であれば流量が変化した
と判定する。11は各ガス器具の配管部に設置されガス
器具の燃焼音から流速の変化を検出する検出手段であ
る。8は変化検出手段7が検出した流量変化情報と検出
手段11が検出した変化流量から各保有器具の使用状態
を推定しその推定結果を記憶する推定手段である。そし
て、各保有器具の配管部に設置された検出手段11と推
定手段8の各保有器具用接続ポートは有線により接続さ
れている。9は推定手段8からの情報によりガス流量に
変化が認められない状態が継続し得る限界の継続使用安
全時間を設定し、その設定時間を経過した時にガスの消
し忘れ等の異常な使われ方をしていると推定しガス遮断
のために信号を出力する遮断時間制御手段、10は遮断
時間制御手段9の信号によりガスを遮断する遮断手段で
ある。そして、計測手段5と、記憶手段6、変化検出手
段7、推定手段8、遮断時間制御手段9、遮断手段1
0、検出手段11でもって器具使用状態推定装置が構成
される。
【0011】次に検出手段11の動作について詳しく説
明する。例えば器具1が10000ワットで使用されは
じめたとき器具1の配管部に設置された検出手段11は
出力ポートをハイレベルにする。そして、使用が中止さ
れたときは出力ポートをローレベルにする。また流量の
増加・減少を検出したとき検出手段11は出力ポートが
ハイレベルであればミドルレベルとし、ミドルレベルで
あればハイレベルに出力ポートを変化させる。
【0012】次に推定手段8の動作について詳しく述べ
る。推定手段8は各保有器具の配管部に設置された検出
手段11からの信号を入力する入力ポートの変化を常に
監視し変化検出手段7が変化を検出したとき、どの器具
の変化であるかを推定しその推定結果を各保有器具別に
記憶するとともに使用量を各器具別に積算する。
【0013】上記構成により、検出手段11が各保有器
具別に使用状態を監視するように作用し、計測手段5が
計測した流量に変化があれば変化検出手段7が流量変化
を検出し、推定手段8が変化検出手段7と検出手段11
の情報で各保有器具の使用状態を確実に推定することが
できる。
【0014】第2図に示される第2の実施例において、
5はガス配管15を流れる使用者が使用した流量を計測
する計測手段、6は計測手段5の計測流量を記憶する記
憶手段、7は計測手段5が計測した現在の流量値と記憶
手段6に記憶されている過去の流量値とから流量変化を
検出する変化検出手段である。例えば現在の流量値Q 1
と一つ前の時間における流量値Q1-1 との差|Q1 −Q
1-1 |があらかじめ取り決めた閾値以上であれば流量が
変化したと判定する。11は各ガス器具の配管部に設置
されたフローセンサを用いて各ガス器具の使用流量を検
出する検出手段である。12は各ガス器具の配管に設置
された検出手段11に予め設定されたID番号を記憶す
るID記憶手段、13は検出手段11がガス器具の使用
流量を検出したとき検出した検出流量情報とID記憶手
段12に記憶されているID番号を超音波を用いて配管
15の内部を送信する送信手段である。14は送信手段
が送信したガス器具の使用流量とID番号情報を受信す
る受信手段である。8は変化検出手段7が流量の変化を
検出したとき受信手段14が受信した各ガス器具の使用
流量とID番号から各保有器具の使用状態を推定しその
推定結果を記憶する推定手段である。9は推定手段8か
らの情報によりガス流量に変化が認められない状態が継
続し得る限界の継続使用安全時間を設定し、その設定時
間を経過した時にガスの消し忘れ等の異常な使われ方を
していると推定しガス遮断のために信号を出力する遮断
時間制御手段、10は遮断時間制御手段9の信号により
ガスを遮断する遮断手段である。そして、計測手段5
と、記憶手段6、変化検出手段7、推定手段8、遮断時
間制御手段9、遮断手段10、検出手段11、ID記憶
手段12、送信手段13、受信手段14でもって器具使
用状態推定装置15が構成される。
【0015】上記構成により、例えば器具1と器具2が
ともに10000ワットで使用されたとき、変化検出手
段7が変化流量20000ワットを検出する。そして、
送信手段がガス器具1の配管部に設置された検出手段1
1が検出した10000ワットの流量情報と予め設定さ
れたID=1を送信しかつガス器具2の配管部に設置さ
れた検出手段11が検出した10000ワットの流量情
報と予め設定されたID=2をガス配管内を超音波を用
いて送信する。そして、受信手段14が送信手段13が
送信した10000ワットの流量情報とID情報を受信
するように作用し、推定手段8は受信手段14が受信し
たID番号と変化流量情報から器具1と器具2が共に1
0000ワットで使用されたと推定できる。
【0016】送信手段13が検出手段11の検出情報と
ID情報を超音波を用いて配管内を送信することで、特
に配線等の工事が必要でないとともにノイズ等に強い安
定したデータ転送が行え、同一品種の器具が複数存在し
ても各保有器具の使用状態を確実に推定できる。
【0017】なお、図3に示す実施例の、16は受信手
段14が受信した超音波の周波数から超音波伝送配管内
の流量を超音波ドップラー法により計測する超音波計測
手段、17は超音波計測手段16の情報と推定手段の情
報から配管内の漏れを検出する漏れ検出手段である。
【0018】上記構成により、マンション等の共用配管
内のガス漏れや各ガス器具の配管部での漏れを正確に検
出することでガス爆発等を防止できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の器具使用状
態推定装置は、保有器具の配管部に設けられた検出手段
が各保有器具の使用状態に関する情報を検出するように
作用し、推定手段が計測手段の計測流量情報と検出手段
の検出情報を用いて保有器具の使用状態を100%推定
することができ、器具別の料金制を支援する装置になり
得る。
【0020】また、送信手段は検出手段が検出した各保
有器具の使用情報と予め各検出手段に設定されたID番
号を超音波を用いて配管内を送信することで同一品種の
器具が複数存在しても各保有器具の使用状態を確実に推
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における器具使用状態推
定装置のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における器具使用状態推
定装置のブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における器具使用状態推
定装置のブロック図
【図4】従来の器具使用状態推定装置のブロック図
【符号の説明】
5 計測手段 6 記憶手段 7 変化検出手段 8 推定手段 9 遮断時間制御手段 10 遮断手段 11 検出手段 12 ID記憶手段 13 送信手段 14 受信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−6416(JP,A) 特許2778264(JP,B2) 特許2817342(JP,B2) 特許2568611(JP,B2) 特公 平6−46825(JP,B2) 特公 平7−101183(JP,B2) 特公 平6−41866(JP,B2) 特公 平6−13925(JP,B2) 特公 平6−13926(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 1/00 G01F 3/22 G01F 15/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各器具への共通する流体供給配管を流れる
    流量を計測する計測手段と、保有器具の各配管部に設け
    られた流量変化を検出する検出手段と、前記計測手段と
    検出手段の出力情報を用いて各保有器具の使用状態を推
    定するとともに推定結果を記憶する推定手段とを備えた
    器具使用状態推定装置。
  2. 【請求項2】検出手段が保有器具の配管部に設けられて
    検出した流量変化情報と予め各検出手段に設定された認
    識情報を超音波により送出する送信手段とを備えた請求
    項1記載の器具使用状態推定装置。
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