JPH0642996A - 器具判別装置 - Google Patents

器具判別装置

Info

Publication number
JPH0642996A
JPH0642996A JP4198151A JP19815192A JPH0642996A JP H0642996 A JPH0642996 A JP H0642996A JP 4198151 A JP4198151 A JP 4198151A JP 19815192 A JP19815192 A JP 19815192A JP H0642996 A JPH0642996 A JP H0642996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
change
flowrate
unit
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4198151A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Atsumi
徹 渥美
Yoshio Horiike
良雄 堀池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4198151A priority Critical patent/JPH0642996A/ja
Publication of JPH0642996A publication Critical patent/JPH0642996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は器具判別装置に関するもので、でき
るかぎり正確に器具の点火を検出する器具判別装置の提
供を目的としたものである。 【構成】 推定手段18が使用中器具が消されて流量が
減少したと推定したとき推定手段18が記憶している流
量と流量計測手段9が計測した現在流量との流量差を補
正手段21が次回変化流量に加算するように作用し、正
確に各ガス器具個別の使用状態を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータ等に内蔵さ
れガス等の流量を監視し流量変化の仕方により今どのよ
うなガス器具が使われているかを推定し、ガス器具が異
常な使われ方をしていると判断されるときにガスを遮断
する、いわゆるマイコンメータと呼ばれるガスメータに
内蔵される器具判別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の器具判別装置について膜式ガスメ
ータに用いた例を図2で説明する。図2において、1は
膜式ガスメータの膜が一往復するのに連動して一回転す
る円盤、2は円盤1の外周上に等間隔で配置された複数
の磁石、3は円盤1の近くに固定配置され磁界の変化を
検出しパルス信号を出力する磁気抵抗素子、4は磁気抵
抗素子3からのパルス信号立ち上がり部から一秒を計測
し一秒後に信号を出力する第1タイマー部、5は第1タ
イマー部4からの信号で時間計測をスタートし磁気抵抗
素子3からのパルス信号立ち上がり部入力までの時間
(a秒)を計測するとともにパルス信号立ち上がり部入
力後第1タイマー部4のスタート信号を出力する第2タ
イマー部、6は第1タイマー部4が一秒計測中に磁気抵
抗素子3から出力されるパルス数(N個)をカウントす
るパルスカウント部、7は第2タイマー部5の計測時間
が例えば10秒より大きければ流量が零であるとして信
号を出力する流量零判定部である。流量零判定部7が1
0秒を基準に流量零判定を行うのは、ガス器具の最小流
量は400[kcal/h]でありこの流量を周波数に変換す
ると0.1[Hz]となるからである。8は第2タイマー部
5とパルスカウント部6と流量零判定部7からの情報を
用い周波数{(N+1)/(1+a)}を算出し(kcal
/h)単位に換算する流量算出部である。そして、円盤1
から流量算出部8でもって流量計測手段9が構成され
る。10は流量計測手段9が計測した流量を記憶する記
憶部、11は流量計測手段9が計測した現在の流量と記
憶部10が記憶している前回の流量から、例えば現在の
流量値Qi と一つ前の時間における流量値Qi-1 との差
|Qi −Qi-1 |があらかじめ取り決めた閾値以上であ
れば流量が変化したと判定し変化流量を算出する変化判
定部である。12は変化判定部11からの情報で流量変
化が確定したかどうかを判定し信号を出力する変化確定
判定部、13は変化確定判定部12が流量変化が途中で
ありまだ変化が確定していないと判断した時変化が確定
するまでの変化量の総和を記憶する変化量記憶部であ
る。そして、記憶部10から変化量記憶部13でもって
確定変化流量を検出する変化検出手段14が構成され
る。15はあらかじめ保有ガス器具の点火流量を記憶す
る点火流量記憶部、16は変化検出手段14からの確定
変化流量と点火流量記憶部15からの情報で各ガス器具
個別の使用状態を推定する個別流量推定部、17は個別
流量推定部16が推定した各個別ガス器具の使用状態を
記憶する個別流量記憶部である。そして、点火流量記憶
部15から個別流量記憶部17でもって推定手段18が
構成される。
【0003】次に変化検出手段14の動作について説明
する。変化確定判定部12は、変化判定部10からの変
化判定結果が増加で、次の変化判定結果が増加であれば
変化の途中と判断しその変化量を変化量記憶部13に記
憶する。そして、次の変化判定結果が変化がないか、あ
るいは逆の変化(流量減少)であれば、変化が確定した
として、変化量記憶部13に記憶されている変化流量を
確定変化流量として推定手段18に出力する。
【0004】次に個別流量推定部16の動作について説
明する。例えば、保有ガス器具の使用状況は、最初ガス
ファンヒータが2000[kcal/h]で使用されており、
次にガステーブルが3000[kcal/h]で点火された場
合を考える。個別流量推定部16は、現在2000[kc
al/h]で使用中のガス器具であるガスファンヒータが3
000[kcal/h]の流量が増加して5000[kcal/h]
に変化する可能性及び現在使われていない保有器具が3
000[kcal/h]で点火された可能性をそれぞれ計算す
る。可能性の計算方法はそれぞれのガス器具のガス使用
流量域と使用される可能性の関係をあらわす関数や点火
流量記憶部15に記憶されている点火時の流量値と変化
流量値の比を用いてそれぞれのガス器具の変化の可能性
を計算する(特願平2−240791号ガス器具判別装
置に具体的計算方法を示す)。点火流量記憶部15に
は、ガステーブルの点火時の流量値3000[kcal/h]
が記憶されており変化流量3000[kcal/h]と一致す
るためガステーブルが点火された可能性は1と計算され
る。次にその他の保有ガス器具それぞれについて変化の
可能性を算出し、最も大きな可能性を有する保有ガス器
具の変化であると推定する。この場合は可能性1である
ガステーブルの点火であると推定されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、例えば、器具1が10000[kcal/h]で
使用されていて消され、15秒後に器具2が2000
[kcal/h]で点火された場合、第2タイマー部5が10
秒をカウントしたとき、流量計測手段9は流量が零であ
るとして信号を出力し、変化検出手段14が確定変化量
10000[kcal/h]の流量減少と判定する。そして、
推定手段18は個別流量記憶部17に器具1が1000
0[kcal/h]で使用されていると記憶されており、今回
の確定変化流量が10000[kcal/h]であるため、個
別流量推定部16は器具1が消されたと推定し、さらに
5秒後変化検出手段14が確定変化流量2000[kcal
/h]の流量増加と判定し、点火流量記憶部15に器具2
の点火流量が2000[kcal/h]で記憶されており、個
別流量推定部16は器具2の点火と推定する。しかし、
図3のように器具1が10000[kcal/h]で使用され
ていてT2で消され、6秒後T3に器具2が2000
[kcal/h]で点火された場合、器具2が点火された時点
T3で流量計測手段9は、第1タイマー部4と第2タイ
マー部5で6秒を計測し、その計測中にパルスカウント
部6は2パルスをカウントし、流量算出部8は1300
[kcal/h]を算出する。そして、変化検出手段14は確
定変化流量8700[kcal/h]を出力する。そして、推
定手段18は10000[kcal/h]の器具1が1300
[kcal/h]で使用される可能性はないとして器具1を消
火し、使用流量1300[kcal/h]の新たな器具(器具
3)が使用されたと推定する。その後変化検出手段14
は確定変化流量700[kcal/h]の流量増加を検出す
る。そして、推定手段18は新たな器具(器具4)の追
加と推定してしまい正確に各ガス器具個別の使用状態を
推定できず、例えば2000[kcal/h]の流量でガスモ
レを起こしているのに2つのガス器具の使用と推定する
と、爆発限界より定められた継続安全時間を長く設定す
るため、安全性が損なわれるというような課題があっ
た。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、推定
手段18が器具の消火を推定したとき、流量計測手段9
の計測流量と個別流量記憶部17の記憶流量に差があれ
ばその流量差を次回確定変化流量に加算することで、正
確に各ガス器具の個別の使用状態を推定することができ
る器具判別装置の提供を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の器具判別装置は、流体の流量を計測する流
量計測手段と、前記流量計測手段からの情報で流量の変
化を検出するとともに変化流量を算出する変化検出手段
と、あらかじめ記憶しているガス器具の点火流量情報と
前記変化検出手段からの変化流量から流量変化の原因を
推定しその推定結果を記憶する推定手段と、前記推定手
段が使用中器具が消されて流量が減少したと推定したと
き前記推定手段が記憶している流量と前記流量計測手段
が計測した現在流量との差を算出し記憶する比較部と変
化検出手段が次回の流量変化を検出したとき前記記憶部
の記憶流量を変化流量に加算する加算部とからなる補正
手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、推定手段が使用中
器具が消されて流量が減少したと推定したとき推定手段
が記憶している流量と流量計測手段が計測した現在流量
との流量差を次回変化流量に加算するように作用し、正
確に各ガス器具個別の使用状態を推定することができ
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図1を参照して説明す
る。なお従来例と同一部分には同一符号を付与してい
る。図1において、1は膜式ガスメータの膜が一往復す
るのに連動して一回転する円盤、2は円盤1の外周上に
等間隔で配置された複数の磁石、3は円盤1の近くに固
定配置され磁界の変化を検出しパルス信号を出力する磁
気抵抗素子、4は前記磁気抵抗素子3からのパルス信号
立ち上がり部から一秒を計測し一秒後に信号を出力する
第1タイマー部、5は前記第1タイマー部4からの信号
で時間計測をスタートし前記磁気抵抗素子3からのパル
ス信号立ち上がり部入力までの時間(a秒)を計測する
とともにパルス信号立ち上がり部入力後第1タイマー部
4のスタート信号を出力する第2タイマー部、6は第1
タイマー部4が一秒計測中に磁気抵抗素子3から出力さ
れるパルス数(N個)をカウントするパルスカウント
部、7は第2タイマー部5の計測時間が例えば10秒よ
り大きければ流量が零であるとして信号を出力する流量
零判定部である。流量零判定部7が10秒を基準に流量
零判定を行うのは、ガス器具の最小流量は400[kcal
/h]でありこの流量を周波数に変換すると0.1[Hz]と
なるからである。8は第2タイマー部5とパルスカウン
ト部6と流量零判定部7からの情報を用い周波数{(N
+1)/(1+a)}を算出し(kcal/h)単位に換算す
る流量算出部である。そして、円盤1から流量算出部8
でもって流量計測手段9が構成される。10は流量計測
手段9が計測した流量を記憶憶する記憶部、11は流量
計測手段9が計測した現在の流量と記憶部10が記憶し
ている前回の流量から、例えば現在の流量値Qi と一つ
前の時間における流量値Qi-1 との差|Qi −Qi-1 |
があらかじめ取り決めた閾値以上であれば流量が変化し
たと判定し変化流量を算出する変化判定部である。12
は変化判定部11からの情報で流量変化が確定したかど
うかを判定し信号を出力する変化確定判定部、13は変
化確定判定部12が流量変化が途中でありまだ変化が確
定していないと判断した時変化が確定するまでの変化量
の総和を記憶する変化量記憶部である。そして、記憶部
10から変化量記憶部13でもって確定変化流量を検出
する変化検出手段14が構成される。15はあらかじめ
保有ガス器具の点火流量を記憶する点火流量記憶部、1
6は変化検出手段14からの確定変化流量と点火流量記
憶部からの情報で各ガス器具個別の使用状態を推定する
個別流量推定部、17は個別流量推定部16が推定した
各個別ガス器具の使用状態を記憶する個別流量記憶部で
ある。そして、点火流量記憶部15から個別流量記憶部
17でもって推定手段18が構成される。19は個別流
量推定部16が器具の消火を推定したとき個別流量記憶
部17で記憶されている流量と流量計測手段9が計測し
た現在の流量とを比較しその流量差を算出し記憶する比
較部である。20は、比較部19が算出した流量差を変
化検出手段14が検出する抹消後最初の確定変化流量に
加算する加算部である。そして、比較部19と加算部2
0でもって補正手段21が構成される。
【0010】上記構成において、図4のように器具1が
消され流量が零となったとき、流量計測手段9が流量零
を検出するまでの10秒間に新たな器具2が点火された
場合、流量計測手段9は流量1300[kcal/h]を算出
する。そして、変化検出手段14は確定変化流量870
0[kcal/h]を出力する。そして、推定手段18は10
000[kcal/h]の器具1が1300[kcal/h]で使用
される可能性はないとして器具1を抹消する。このと
き、補正手段21が推定手段18が記憶している流量と
流量計測手段9が計測した現在流量との流量差1300
[kcal/h]を算出し、変化検出手段14が検出する次回
確定変化流量700[kcal/h]と補正手段が算出した流
量差1300[kcal/h]を加算し、その加算された確定
変化流量2000[kcal/h]で推定手段18が正確に器
具2の点火を推定することができる。
【0011】なお、本実施例では一つの器具が使用され
ている場合であったが、複数の器具が使用されていて、
一つの器具が消された直後新たな器具が使用された場合
にも正確に器具の使用状況を推定することが可能であ
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の器具判別装
置は、器具の抹消時にマイコンが記憶している流量と、
そのときの計測流量との流量差を次回変化流量に加算す
ることで、できるかぎり正確に器具の点火を推定するこ
とができ、より正確に各ガス器具個別の使用状態を推定
することが可能となり、例えば、2000[kcal/h]の
ガスモレが発生しても、正確に2000[kcal/h]の流
量を推定することで、ガスの異常な使用状態を正確に把
握でき、ガス流量異常時にガスを安全遮断させる安全装
置の性能が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における器具判別装置のブロ
ック図
【図2】従来の器具判別装置のブロック図
【図3】同装置の誤推定流量パターン図
【図4】器具判別装置の流量計測手段における流量算出
【符号の説明】
9 流量計測手段 14 変化検出手段 18 推定手段 19 比較部 20 加算部 21 補正手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスの流量を計測する流量計測手段と、前
    記流量計測手段からの情報で流量の変化を検出するとと
    もに変化流量を算出する変化検出手段と、あらかじめ記
    憶しているガス器具の点火流量情報と前記変化検出手段
    からの変化流量から流量変化の原因を推定しその推定結
    果を記憶する推定手段と、ガス器具が消されたときに次
    回の変化流量を補正する補正手段とを備え、前記補正手
    段は、前記推定手段が使用中器具が消されて流量が減少
    したと推定したとき前記推定手段が記憶している流量と
    前記流量計測手段が計測した現在流量との差を算出し記
    憶する比較部と、前記変化検出手段が次回の流量変化を
    検出したとき前記記憶部の記憶流量を変化流量に加算す
    る加算部とを備えた器具判別装置。
JP4198151A 1992-07-24 1992-07-24 器具判別装置 Pending JPH0642996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4198151A JPH0642996A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 器具判別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4198151A JPH0642996A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 器具判別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0642996A true JPH0642996A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16386312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4198151A Pending JPH0642996A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 器具判別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0642996A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4581882B2 (ja) 流量計測装置
JPH0567284A (ja) 流量変化推定装置
JP4929975B2 (ja) 流量計測装置
JP4956342B2 (ja) ガス遮断装置
JP3179950B2 (ja) 流量変化判別装置
JPH0642996A (ja) 器具判別装置
JP3494688B2 (ja) 流量変化判別装置
JPH05264316A (ja) 流量検出装置
JP3109210B2 (ja) 点火流量検出装置
JP3044933B2 (ja) 器具判別装置
JPH0567283A (ja) 流量変化判別装置
JPH0727659A (ja) ガス漏れ検出方法
JPH06117901A (ja) 器具判別装置
JP4943743B2 (ja) ガス警報器及びその方法
JP3137511B2 (ja) 使用ガス器具判別装置
JPH07151576A (ja) 流量変化判別装置
JPH05209769A (ja) 流体遮断装置
JPH05107096A (ja) 流量変化判別装置
JPH05166084A (ja) ガス遮断装置
JPH06193869A (ja) 器具判別装置及び器具判別装置用送信装置
JP3068686B2 (ja) ガス遮断装置
JP2001296162A (ja) ガス保安装置
JP2013221853A (ja) 流量計測装置
JP5094483B2 (ja) 流量計測装置
JPH05215581A (ja) 瞬時流量計測装置