JPH06117738A - 冷凍ユニットの制御装置 - Google Patents

冷凍ユニットの制御装置

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JPH06117738A
JPH06117738A JP29091192A JP29091192A JPH06117738A JP H06117738 A JPH06117738 A JP H06117738A JP 29091192 A JP29091192 A JP 29091192A JP 29091192 A JP29091192 A JP 29091192A JP H06117738 A JPH06117738 A JP H06117738A
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JP
Japan
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compressor
electronic expansion
expansion valve
refrigeration unit
reverse phase
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JP29091192A
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Hiroshi Ogawa
広志 小川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍ユニットが三相電源に逆相に接続されて
いるか否かを正確に判定し、圧縮機1が逆転して破壊す
るのを確実に防止する。 【構成】 冷媒ユニットの運転開始後所定時間電子膨張
弁4を全開とした後これを全閉とする手段42と、電子膨
張弁4を全閉とした状態で検出された圧力センサ18又は
19の検出値に基づいて逆相接続の有無を判定する判定手
段43と、これからの逆相指令を受けて圧縮機1を異常停
止する手段44と、上記逆相指令を受けて異常を表示する
表示手段45を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ用冷凍ユニット
等に好適な制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンテナはその庫内に貨物を収納し、冷
凍ユニットを運転することによって庫内温度を設定温度
に維持しながら船舶、トラック、鉄道車両等に積載され
て運搬される。
【0003】この種冷凍ユニットの1例が図3に示され
ている。冷凍ユニットを運転すると、圧縮機1から吐出
されたガス冷媒は凝縮器2に入り、ここで凝縮器用送風
機3によって送られる外気に放熱することによって凝縮
液化する。この液冷媒は電子膨張弁4で絞られることに
よって断熱膨張した後、蒸発器5に入り、ここで蒸発器
用送風機6によって送られる庫内空気を冷却することに
よって蒸発気化して圧縮機1に戻る。圧縮機1の出口と
蒸発器5の入口とを繋ぐバイパス回路7にはモジュレー
テイングバルブ8が介装されている。
【0004】コンテナ9内に収納された貨物の温度を検
出する積荷温度センサ10、外気の温度を検出する外気温
センサ11、蒸発器5に吸込まれる空気の温度を検出する
吸込空気温度センサ12、蒸発器5から吹き出された空気
の温度を検出する吹出空気温度センサ13、デフロスト用
ヒータ14の過熱を防止するための過熱防止センサ15、蒸
発器5出口の冷媒温度を検出する蒸発器出口冷媒温度セ
ンサ16、圧縮機1から吐出された冷媒ガスの温度を検出
する吐出冷媒ガス温度センサ17、圧縮機1から吐出され
た冷媒ガスの圧力を検出する吐出圧センサ18、圧縮機1
に吸入される冷媒ガスの圧力を検出する吸入圧センサ19
等の検出値はコントローラ20に入力される。
【0005】運転スイッチ25、マニュアルデフロストス
イッチ26、電源逆相検知器27、庫内温度設定器28等の入
力信号もコントローラ20に入力される。
【0006】このコントローラ20の出力信号は圧縮機1
の駆動モータ21、凝縮器用送風機3の駆動モータ22、電
子膨張弁4、モジュレーテイングバルブ8、蒸発器用送
風機6の駆動モータ23、デフロスト用ヒータ14、換気装
置24、庫内温度表示器29、運転モード表示器30等に出力
される。
【0007】コンテナ9内に貨物を収容して運搬する過
程でこれをコンテナヤードに保管し、またはトラック、
鉄道、船舶等に積み換える度に、冷凍ユニットは電源ケ
ーブルを介して三相電源に接続され、これから電力の供
給を受けて運転される。そして、電源ケーブルの接続ミ
ス等により三相電源が逆相となるのを防止するため、逆
相検知器と、この検知器が逆相を検知したとき逆相を正
相に自動的に切り換える逆相切換器を設けていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、三相電源が逆相になるのを防止するため逆相探知
器と逆相切換器を設けていたが、これら逆相探知器や逆
相切換器の作動ミス等により圧縮機1の駆動モータ21に
供給される三相電源が逆相となり、この圧縮機1がスク
ロール型やロータリー型等の逆回転不可型である場合に
はこの圧縮機1が逆転して破壊するおそれがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、電子膨張弁と、三相電源に接続される電動機に
よって駆動される圧縮機と、この圧縮機の吸入圧力又は
吐出圧力の少なくとも一方を検出する圧力センサとを備
えた冷凍ユニットにおいて、その運転開始後所定時間上
記電子膨張弁を全開とした後これを全閉とする手段と、
上記電子膨張弁の全閉時に上記圧力センサの検出値に基
づいて逆相接続の有無を判定する判定手段と、これから
の逆相指令を受けて上記圧縮機を異常停止する手段と、
上記逆相指令を受けて異常表示する表示手段を設けたこ
とを特徴とする冷凍ユニットの制御装置にある。
【0010】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、冷凍ユニットの運転開始後所定時間電子膨張弁を全
開として圧縮機の吸入圧力と吐出圧力とを均圧させ、次
いで、電子膨張弁を全閉とすることによって圧縮機の吸
入圧力及び吐出圧力を大巾に変化させた状態で圧力セン
サによって検出されたこれら吸入圧力又は吐出圧力に基
づいて逆相接続の有無を判定手段により判定し、逆相と
判定されたときは判定手段からの逆相指令を受けて圧縮
機の異常停止手段により圧縮機を異常停止させるととも
に表示手段により異常表示する。
【0011】
【実施例】本発明の1実施例が図1及び図2に示され、
図1は制御ブロック図、図2にはフローチャートが示さ
れている。運転スイッチ25を投入することによって冷凍
ユニットの運転が開始されると、計時手段41が計時を開
始すると同時にこれからの全開指令が電子膨張弁の全開
・閉手段42に入力されこれからの出力により電子膨張弁
4が全開とされる。
【0012】計時手段41がこれに予め設定された所定時
間( 例えば1分)経過したことを計時したとき、即ち、
圧縮機1の吐出圧力と吸入圧力が等しくなったとき、計
時手段41からの全閉指令が電子膨張弁4の全開・閉手段
42に入力されこれからの出力により電子膨張弁4が全閉
とされる。
【0013】この全閉指令の1〜3秒後に計時手段41は
逆相判定手段43に判定指令を出力する。逆相判定手段43
はこの判定指令が入力されると、吸入圧力センサ19で検
知された吸入圧力が低下したか否かを判断し、低下した
場合には正相と判定し、否の場合には逆相に接続されて
いると判定する。
【0014】判定手段43が逆相と判定したとき、これか
らの逆相指令は圧縮機の異常停止手段44に入力され、こ
れからの出力により圧縮機1 が停止する。これと同時に
逆相指令は表示手段45に入力され、表示手段45に逆相を
表示し又はこれから警報を発する。
【0015】判定手段43が正相と判定した場合には、冷
凍ユニットは通常運転、即ち、電子膨張弁4を負荷に応
じて開閉する運転に移行する。
【0016】上記実施例においては、判定手段43で吸入
圧力が電子膨張弁4の全開時のそれより低下したか否か
を判定しているが、吸入圧力が所定値以下に低下したか
否かを判定することができ、また、吐出圧力が上昇した
か否か、或いは、吐出圧力と吸入圧力との差が増大した
か否かを判定しても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明においては、冷凍ユニットの運転
開始時、圧縮機の吸入圧力又は吐出圧力に基づいて逆相
接続の有無を判定し、逆相時にはこれを表示するととも
に圧縮機を停止するので、圧縮機が逆転することにより
破壊するのを確実に防止できる。また、本発明において
は、冷凍ユニットの運転開始後所定時間電子膨張弁を全
開とすることによって吸入圧力と吐出圧力を均圧させた
後、電子膨張弁を全閉とした状態で吸入圧力又は吐出圧
力を検出し、この検出値に基づいて逆相の有無を判定し
ているので、逆相の有無を正確に判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す制御ブロック図であ
る。
【図2】上記実施例のフローチャートである。
【図3】従来の冷凍ユニットの系統図である。
【符号の説明】
25 運転スイッチ 18、19 圧力センサ 41 計時手段 42 電子膨張弁の全開・閉手段 43 逆相判定手段 44 圧縮機の異常停止手段 45 表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子膨張弁と、三相電源に接続される電
    動機によって駆動される圧縮機と、この圧縮機の吸入圧
    力又は吐出圧力の少なくとも一方を検出する圧力センサ
    とを備えた冷凍ユニットにおいて、その運転開始後所定
    時間上記電子膨張弁を全開とした後これを全閉とする手
    段と、上記電子膨張弁の全閉時に上記圧力センサの検出
    値に基づいて逆相接続の有無を判定する判定手段と、こ
    れからの逆相指令を受けて上記圧縮機を異常停止する手
    段と、上記逆相指令を受けて異常表示する表示手段を設
    けたことを特徴とする冷凍ユニットの制御装置。
JP04290911A 1992-10-06 1992-10-06 冷凍ユニットの制御装置 Expired - Fee Related JP3132922B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09145125A (ja) * 1995-11-24 1997-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和装置
CN111380326A (zh) * 2018-12-28 2020-07-07 冷王公司 用于通过气候控制回路的工作流体的补充流控制的方法和系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09145125A (ja) * 1995-11-24 1997-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和装置
CN111380326A (zh) * 2018-12-28 2020-07-07 冷王公司 用于通过气候控制回路的工作流体的补充流控制的方法和系统
CN111380326B (zh) * 2018-12-28 2023-06-27 冷王有限责任公司 用于通过气候控制回路的工作流体的补充流控制的方法和系统

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