JPH06123529A - 冷凍ユニットにおける冷媒の漏洩診断装置 - Google Patents

冷凍ユニットにおける冷媒の漏洩診断装置

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JPH06123529A
JPH06123529A JP29397792A JP29397792A JPH06123529A JP H06123529 A JPH06123529 A JP H06123529A JP 29397792 A JP29397792 A JP 29397792A JP 29397792 A JP29397792 A JP 29397792A JP H06123529 A JPH06123529 A JP H06123529A
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JP
Japan
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refrigerant
high pressure
relative relationship
amount
air temperature
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29397792A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ogawa
広志 小川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒回路からの冷媒の漏洩を確実に診断して
その結果を表示することにより冷媒の漏洩に基づく圧縮
機温度の異常上昇、冷却能力の低下、冷凍ユニットの異
常停止等を未然に防止する。 【構成】 外気温度と高圧圧力と冷媒量との相対関係を
記憶する相対関係記憶手段32と、外気温センサ11の検出
値と高圧センサ19の検出値と相対関係記憶手段32に記憶
されている相対関係から冷媒の過不足をチェックする手
段31と、チェック結果を記憶するチェック結果記憶手段
34と、所定回数のチェック結果に基づいて冷媒減少傾向
の有無を判定する判定手段33と、冷媒減少傾向のときこ
れを表示する表示手段35とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ用等の冷凍ユニ
ットにおける冷媒の漏洩診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンテナはその庫内に貨物を収容し、冷
凍ユニットを運転することによって庫内温度を設定温度
に維持しながら船舶、トラック、鉄道車両等に積載され
て運搬される。
【0003】この種冷凍ユニットの1例が図3に示され
ている。冷凍ユニットを運転すると、圧縮機1から吐出
されたガス冷媒は凝縮器2に入り、ここで凝縮器用送風
機3によって送られる外気に放熱することによって凝縮
液化する。この液冷媒は電子膨張弁4で絞られることに
よって断熱膨張した後、蒸発器5に入り、ここで蒸発器
用送風機6によって送られる庫内空気を冷却することに
よって蒸発気化して圧縮機1に戻る。圧縮機1の出口と
蒸発器5の入口とを繋ぐバイパス回路7に介装されたモ
ジュレーテイングバルブ8を開閉することによって冷却
能力を加減する。
【0004】コンテナ9内に収容された貨物の温度を検
出する積荷温度センサ10、外気の温度を検出する外気温
センサ11、蒸発器5に吸込まれる空気の温度を検出する
吸込空気温度センサ12、蒸発器5から吹き出された空気
の温度を検出する吹出空気温度センサ13、デフロスト用
ヒータ14の過熱を防止するための過熱防止センサ15、蒸
発器5出口の冷媒温度を検出する蒸発器出口冷媒温度セ
ンサ16、圧縮機1から吐出された冷媒ガスの温度を検出
する吐出冷媒ガス温度センサ17、高圧冷媒回路内の高圧
圧力を検出する高圧センサ18、低圧冷媒回路内の低圧圧
力を検出する低圧センサ19等の検出値はコントローラ20
に入力される。
【0005】運転スイッチ25、マニュアルデフロストス
イッチ26、電源逆相切換スイッチ27、庫内温度設定器28
等の入力信号もコントローラ20に入力される。
【0006】このコントローラ20の出力信号は圧縮機1
の駆動モータ21、凝縮器用送風機3の駆動モータ22、電
子膨張弁4、モジュレーテイングバルブ8、蒸発器用送
風機6の駆動モータ23、デフロスト用ヒータ14、換気装
置24、庫内温度表示器29、運転モード表示器30等に出力
される。
【0007】この冷媒ユニットにおいては、コンテナ9
内に貨物を収容するのに先立って冷媒回路内に封入され
た冷媒の漏洩の有無が診断される。この漏洩診断におい
ては、外気温センサ11によって検出された外気温と、高
圧センサ18によって検出された高圧圧力に基づいて冷媒
の過不足をチェックすることにより冷媒の漏洩の有無を
診断していた。
【0008】即ち、図4に示すように、外気温度に応じ
て高圧圧力が変化するので、高圧圧力が図4の適正範囲
以下であれば、冷媒回路から冷媒が漏れていると判断し
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の診断装置に
おいては、診断時における外気温度に対応する高圧圧力
が所定値以下の場合に冷媒が漏れていると判断していた
が、高圧圧力が低い原因が冷媒の漏れに依るのかそれ以
外の原因に依るのかが判然とせず、また、冷媒の漏れに
基づくものであるとしてもその漏れ量が判らないため、
コンテナの運搬の過程(1〜3カ月)で冷媒の漏れが進
渉して圧縮機温度の異常上昇、冷却能力の低下等の現象
が発生し、著しい場合には冷凍ユニットが異常停止して
しまうという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、外気温センサ及び高圧センサの検出値に基づい
て冷媒の漏洩を診断する冷凍ユニットにおける冷媒の漏
洩診断装置において、外気温度と高圧圧力と冷媒量との
相対関係を記憶する相対関係記憶手段と、上記外気温セ
ンサの検出値と上記高圧センサの検出値と上記相対関係
記憶手段に記憶されている相対関係から冷媒の過不足を
チェックする手段と、チェック結果を記憶するチェック
結果記憶手段と、所定回数のチェック結果に基づいて冷
媒減少傾向の有無を判定する判定手段と、冷媒減少傾向
のときこれを表示する表示手段を設けたことを特徴とす
る冷凍ユニットにおける冷媒の漏洩診断装置にある。
【0011】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、外気温センサの検出値と高圧センサの検出値と相対
関係記憶手段に記憶されている相対関係から冷媒の過不
足をチェックし、このチェック結果を以前のチェック結
果と比較することにより冷媒減少傾向の有無を判定して
冷媒減少傾向のときこれを表示する。
【0012】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。外
気温センサ11によって検出された外気温度及び高圧セン
サ19によって検出された高圧圧力はチェック手段31に入
力され、ここで相対関係記憶手段32から入力された外気
温度と高圧圧力と冷媒量の関係とを対比することによっ
て冷媒の過不足がチェックされる。この相対関係記憶手
段32には図4に示す外気温度と高圧圧力と冷媒量との関
係が予め記憶されている。
【0013】チェック結果は判定手段33に入力されると
ともにチェック結果記憶手段34に入力されてここに記憶
される。判定手段33では今回のチェック結果とチェック
結果記憶手段34から入力された以前の所定回数のチェッ
ク結果とに基づいて冷媒減少傾向の有無が判定される。
【0014】即ち、図2に示すように、4回目のチェッ
ク時における高圧圧力が適正範囲内にあっても1回目、
2回目、3回目及び4回目のチェック時のそれが順次低
くなっている場合には冷媒が減少傾向にあると判定す
る。この判定結果は表示手段35に出力されてここに表示
され、またはこれから警報が発せられる。
【0015】
【発明の効果】本発明においては、冷媒減少傾向のとき
これを表示するので、冷媒が不足する以前に冷媒の漏洩
を確実に知ることができ、従って、冷媒の漏洩に基づく
圧縮機温度の異常上昇、冷却能力の低下又は冷凍ユニッ
トの異常停止等の不具合を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す制御ブロック図で
ある。
【図2】上記実施例における判定要領を示す線図であ
る。
【図3】従来の冷凍ユニットの系統図である。
【図4】外気温度と高圧圧力と冷媒量との相対関係を示
す線図である。
【符号の説明】
11 外気温センサ 19 高圧センサ 31 チェック手段 32 相対関係記憶手段 33 判定手段 34 チェック結果記憶手段 35 表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気温センサ及び高圧センサの検出値に
    基づいて冷媒の漏洩を診断する冷凍ユニットにおける冷
    媒の漏洩診断装置において、外気温度と高圧圧力と冷媒
    量との相対関係を記憶する相対関係記憶手段と、上記外
    気温センサの検出値と上記高圧センサの検出値と上記相
    対関係記憶手段に記憶されている相対関係から冷媒の過
    不足をチェックする手段と、チェック結果を記憶するチ
    ェック結果記憶手段と、所定回数のチェック結果に基づ
    いて冷媒減少傾向の有無を判定する判定手段と、冷媒減
    少傾向のときこれを表示する表示手段を設けたことを特
    徴とする冷凍ユニットにおける冷媒の漏洩診断装置。
JP29397792A 1992-10-08 1992-10-08 冷凍ユニットにおける冷媒の漏洩診断装置 Withdrawn JPH06123529A (ja)

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