JPH0611582A - 電子処理装置 - Google Patents

電子処理装置

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JPH0611582A
JPH0611582A JP4191660A JP19166092A JPH0611582A JP H0611582 A JPH0611582 A JP H0611582A JP 4191660 A JP4191660 A JP 4191660A JP 19166092 A JP19166092 A JP 19166092A JP H0611582 A JPH0611582 A JP H0611582A
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JP
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key
city
time
currency
pressed
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JP4191660A
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Inventor
Yoshinori Takahashi
義則 高橋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 世界時計機能モード時に時刻を表示したい地
域を選択するのみで、通貨換算機能モード時に換算通貨
の設定及び変更を別個に行う必要がないようにして、使
用者に対し利便性の向上を図った世界時計機能及び通貨
換算機能を備えた電子処理装置を提供する。 【構成】 電卓1の表示部6で、世界時計表示状態(図
6(a))のときに、表示領域61において時刻表示す
る都市の名称が選択された場合、計算用キーを押して通
貨換算表示状態(図6(b))に切換えると表示領域6
1,62に表示される換算通貨が選択された都市の使用
通貨に自動的に変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、世界時計機能と通貨換
算機能とを備えた電卓等の電子処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、時差の異なる複数の都市の時刻を
表示する世界時計機能と、異なる通貨間で換算レートに
基づき金額を換算する通貨換算機能とを備えた電卓にお
いては、世界時計機能モードでは基準都市の時刻に対し
て、入力キーにより選択された都市の時刻を時差に基づ
いて演算して表示する一方、通貨換算機能モードでは基
準通貨と入力キーにより選択された使用通貨との間で換
算レートに基づき金額を演算して表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によれば、世界時計機能と通貨換算機能とは夫々独
立した機能であるため、いずれか一方の機能の表示を変
化させても、他方の機能の表示及び設定は変化しない。
従って、時差及び使用通貨の異なる都市間を旅行する場
合に、世界時計機能の時計表示と通貨換算機能の換算通
貨(使用通貨)の設定および変更をそれぞれ別個に行わ
なければならず、面倒であった。
【0004】また、選択した都市の使用通貨を使用者自
身が記憶している必要があり、使用者の負担が大きいと
いう問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
して為されたもので、世界時計機能モード時に時刻を表
示したい地域を選択するのみで、通貨換算機能モード時
に換算通貨の設定及び変更を別個に行う必要がないよう
にして、使用者に対し利便性の向上を図った世界時計機
能及び通貨換算機能を備えた電子処理装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、基準地域に対して時差の異なる複数の地域
の時刻を表示部の同一の表示領域に選択的に切換えて表
示する世界時計機能と、異なる通貨間で換算レートに基
づき金額を換算し前記表示部に表示する通貨換算機能と
を備えた電子処理装置において、前記通貨換算機能の基
準地域の使用通貨に対する換算通貨を、前記世界時計機
能により選択した地域において使用される通貨に変更す
る手段を有するものである。
【0007】
【作用】上記本発明の構成により、世界時計機能モード
において時刻を表示したい地域を選択すると、世界時計
の表示時刻が選択した地域の時刻に変更されると同時
に、通貨換算モードにおける換算通貨が当該地域の使用
通貨に自動的に変更される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1〜図13は、本発明に係る電子処理装
置を示し、この実施例は電子卓上計算器(電卓)に適用
したものである。
【0010】図1は、本発明の第1実施例の概略構成を
示し、同図に示すように、電卓1は、ROM(Read Onl
y Memory)3,RAM(Random Access Memory)4,C
PU(中央処理装置)5,I/Oポート(不図示)から
なるマイクロコンピュータにより構成されたLSI(大
規模集積回路)2と、例えば液晶などで構成された表示
部6と、図示しないキー群が設けられたキーボード7
と、オン時に各部に作動電圧を供給する電源回路8と、
オフ時にRAM4に格納された記憶データを保存するた
めのバックアップ用電源回路9と、CPU5にクロック
パルスを供給するクロック発振回路10とにより構成さ
れている。
【0011】ROM3は、CPU5による命令、世界時
計機能と通貨換算機能の演算処理に必要なデータ等を記
憶し、RAM4はCPU5の各演算処理に必要なデー
タ、及び後述する時計の修正及び換算レートの修正に必
要となるデータを一時的に記憶する。
【0012】キーボード7には、計算等に使用するキー
群及び[ON],[OFF],[HOME],[WOR
LD],[SET]の各特殊キーを含む各種キーが設け
られている。
【0013】図2は本実施例に係る電卓の世界時計表示
状態(図2(a))と通貨換算表示状態(図2(b))
とを示す図であり、両状態における実際の表示例は後述
する図3、図4に示される。
【0014】図2(a)の世界時計表示状態において
は、表示領域61に時刻表示する都市の名称が、表示領
域62に基準都市と表示領域61に表示された都市との
時差(基準都市が表示された都市の場合は無表示)が、
表示領域63に表示領域61で表示された都市の日付と
時刻が、表示領域64に世界都市フラグ(例えば「WO
RLD」、但し表示領域61の表示都市が基準都市の場
合無表示)が表示される。
【0015】この世界時計表示状態において、キーボー
ド7上の計算用キーが押下されると図2(b)に示すよ
うに通貨換算表示状態に移行し、表示領域61に換算レ
ートが、表示領域62に換算する通貨の換算状態が、表
示領域63に計算値がそれぞれ表示される。
【0016】上述した世界時計表示状態の表示例を図3
に示す。
【0017】図3(a)は、[HOME]キーが押下さ
れて基準都市(HOME)の時刻及び日付(HOME
TIME)が表示された状態を示す。
【0018】この状態において、表示領域61に希望す
る都市(例えばLONDON)が表示されるまで[WO
RLD]キーを数回押下する。すると、図3(b)に示
すように、表示領域62に基準都市に対する都市の時差
(図中では−9Hour)が、表示領域63に選択した都市
の日付、曜日及び時刻がそれぞれ表示されると共に、表
示領域64に世界都市フラグ「WORLD」が表示され
る。
【0019】図4は上述した世界時計表示状態において
都市として「LONDON」が選択されているときに、
キーボード7上の計算用キーが押されて通貨換算表示状
態に切換わった場合を示す。
【0020】図4(a)において、表示領域61には基
準通貨(図示例では円:記号¥)と換算通貨(英ポン
ド:記号£)との換算レートが表示領域62には換算状
態(英ポンドを円に換算)が、表示領域63には入力値
(図中では1000)が表示される。
【0021】この状態で、[変換]キーを押下すると、
表示領域63に表示された入力値(1000)を英ポン
ド値と判断して、換算レート(1£=235¥)に基づ
いて円換算値を演算し、図4(b)に示すように表示領
域63に1000英ポンドに対する円換算値¥2350
00が表示される。
【0022】図5は、図4に示す通貨換算表示状態にお
いて、換算通貨(英ポンド)から基準通貨(円)へ逆換
算を行った場合を示すものである。
【0023】図5(a)に示す表示状態において[逆変
換]キーを押下すると、表示領域63に表示された入力
値(1000)を円の値と判断して、換算レート(1£
=235¥)に基づいて英ポンド換算値を演算し、図5
(b)に示すように表示領域63に1000円に対する
英ポンド換算値£4.255319149が表示され
る。
【0024】以上のように構成される本発明の第1実施
例にかかる電卓1の演算処理動作について図6〜図11
に示すフローチャートを参照して説明する。
【0025】図6は、処理のメインフローチャートを示
し、まず始動時は電源オフで表示部が非点灯の状態にあ
る(ステップS1)。次に、ステップS2において、押
下されたキーを判別するキーメイク処理のサブルーチン
(不図示)を呼び出して実行する。
【0026】次にステップS3に進み、キー入力の有無
を判別しキー入力が無い場合ステップS2に戻り、キー
入力がある場合はステップS4に進む。
【0027】ステップS4では、押下されたキーが[O
N]キーか否かを判別し、[ON]キーの場合は後述す
る計算モード処理(図9のステップS40以降)を実行
する。
【0028】押下されたキーが[ON]キーではない場
合、ステップS5に進み、押下されたキーが[HOM
E]キーか否かを判別する。[HOME]キーの場合
は、後述する基準時刻(HOME TIME;基準都市
の時刻)モード処理(図7のステップS10以降)を実
行する。
【0029】押下されたキーが[HOME]キーではな
い場合は、ステップS6に進み、押下されたキーが[W
ORLD]キーか否かを判別する。押下されたキーが
[WORLD]キーの場合、後述する世界時計(WOR
LD TIME)モード処理(図8のステップS20以
降)を実行する。
【0030】押下されたキーが[WORLD]キーでは
ない場合は、ステップS2に戻る。
【0031】図7は基準時刻(HOME TIME)モ
ード処理のフローチャートを示し、上述した図6のステ
ップS5で[HOME]キーが押下されたと判断された
場合、ステップS10で基準時刻(HOME TIM
E)を表示部6に表示する。次にステップS11に進
み、押下されたキーを判別するキーメイク処理のサブル
ーチン(不図示)を呼び出して実行した後、ステップS
12に進み、キー入力の有無を判別する。キー入力がな
い場合はステップS11へ戻り、キー入力がある場合は
ステップS13に進む。
【0032】ステップS13で押下されたキーが[WO
RLD]キーか否かを判別し、[WORLD]キーの場
合、WORLD TIMEモード処理(図8)を実行す
る。押下されたキーが[WORLD]キーではない場
合、ステップS14に進み、押下されたキーが計算用キ
ー(例えば数値キー、演算キーなど)か否かを判別す
る。計算用キーの場合は計算モード処理(図9)を実行
し、計算用キーではない場合は、ステップS15に進
み、押下されたキーが[SET]キーか否かを判別す
る。[SET]キーの場合、後述する図11の時刻修正
(TIME SET)モード処理を実行し、[SET]
キーではない場合、ステップS16に進み、押下された
キーが[OFF]キーか否かを判別する。[OFF]キ
ーの場合、図6のステップS1に戻り、[OFF]キー
ではない場合、ステップS11に戻る。
【0033】図8は世界時計(WORLD TIME)モ
ード処理のフローチャートを示し、上述した図6のステ
ップS6で[WORLD]キーが押下されていると判別
された場合、ステップS20でWORLDフラグ(図3
(b)の表示領域64に示した「WORLD」)を表示
し、次にステップS21に進み、選択された都市の時刻
及び時差を、夫々表示領域62,63に表示する。次い
で、ステップS22でキーメイク処理のサブルーチン
(不図示)を実行した後、ステップS23に進んでキー
入力の有無を判別する。キー入力がない場合はステップ
S22に戻り、キー入力がある場合はステップS24に
進む。
【0034】ステップS24では、押下されたキーが
[WORLD]キーか否かを判別する。[WORLD]
キーの場合はステップS25に進み、前回選択された都
市がROM3内に記憶されているデータの最後の都市か
否かを判別する。最後の都市である場合、ステップS2
8でROM3内のデータの最初の都市を選択してステッ
プS27に進み、選択された都市の使用通貨を換算通貨
に設定してステップS21に戻る。
【0035】ステップS25で前回選択された都市がR
OM3内のデータの最後の都市ではない場合は、ステッ
プS26でROM3内の次の都市を選択し、次にステッ
プS27で選択された都市の使用通貨を換算通貨に設定
してステップS21に戻る。
【0036】ステップS24で押下されたキーが[WO
RLD]キーではない場合は、ステップS29に進み押
下されたキーが[HOME]キーか否かを判別する。
[HOME]キーである場合は、HOME TIMEモ
ード処理(図7)を実行する。押下されたキーが[HO
ME]キーでない場合は、ステップS30で押下された
キーが計算用キーか否かを判別する。計算用キーである
場合は計算モード処理(図9)を実行する。計算用キー
ではない場合は、ステップS31に進み、押下されたキ
ーが[OFF]キーか否かを判別する。[OFF]キー
である場合は、図6のステップS1に戻る。[OFF]
キーではない場合は、図8のステップS22に戻る。
【0037】図9,図10は計算モード処理のフローチ
ャートを示し、まず、ステップS40で計算モード時の
初期画面(表示部6における通貨換算表示画面)を表示
するための通貨表示サブルーチン(不図示)を実行す
る。
【0038】次にステップS41でRAM4内の入力バ
ッファ(不図示)をクリアしてステップS42に進み、
押下されたキーが何かを判別するキーメイク処理サブル
ーチン(不図示)を実行し、次いでステップS43でキ
ー入力の有無を判別し、キー入力が無い場合はステップ
S42に戻る。キー入力が有った場合はステップS44
に進み、押下されたキーが計算用キーか否かを判別す
る。計算用キーである場合は図10のステップS45に
進み、押下されたキーが数又は小数点のキーか否かを判
別する。数又は小数点のキーである場合、ステップS4
6に進み、RAM4内の入力バッファにこの数又は小数
点を格納すると共に、表示部6の表示領域63に表示す
る。
【0039】次にステップS47で表示領域63の左端
の通貨記号を消去した後、ステップS42に戻る。
【0040】ステップS44で押下されたキーが数又は
小数点のキーではない場合、ステップS48に進み、押
下されたキーが[変換]キーか否かを判別し、[変換]
キーの場合、ステップS49でRAM4内の入力バッフ
ァの値に換算レートを乗じた値をRAM4内の計算バッ
ファ(不図示)に格納する。次にステップS50で、表
示領域63の左端に基準通貨の記号(例えば¥)を表示
し、ステップS51で計算バッファ値を表示領域63に
表示して図9のステップS41に戻る。
【0041】ステップS48で押下されたキーが[変
換]キーではない場合はステップS52で押下されたキ
ーが[逆変換]キーか否かを判別する。[逆変換]キー
の場合、ステップS53で入力バッファ内の値を換算レ
ートで除した値を計算バッファに格納する。次にステッ
プS54で、表示領域63の左端に設定された換算通貨
の記号(例えば£)を表示した後、ステップS51で計
算バッファ値を表示領域63に表示して、図9のステッ
プS41に戻る。
【0042】ステップS52で、押下されたキーが[逆
変換]キーではない場合は、ステップS55に進み、通
常のキー押下時の処理のサブルーチン(内容は不図示)
を実行する。次にステップS56で表示領域63の左端
の通貨記号を消去した後、ステップS51で計算バッフ
ァ値を表示領域63に表示して図9のステップS41に
戻る。
【0043】一方、ステップS44で押下されたキーが
計算キーではない場合、ステップS57で押下されたキ
ーが[HOME]キーか否かの判別を行い、[HOM
E]キーの場合はHOME TIMEモード処理(図
7)を実行し、[HOME]キーではない場合はステッ
プS58に進み押下されたキーが[WORLD]キーか
否かを判別する。[WORLD]キーの場合はWORL
D TIMEモード処理(図8)を実行し、[WORL
D]キーではない場合はステップS59に進み、押下さ
れたキーが[SET]キーか否かを判別する。[SE
T]キーの場合、後述する図12に示す換算レート修正
(RATE SET)モード処理を実行し、[SET]
キーではない場合はステップS60へ進み、押下された
キーが[OFF]キーか否かを判別する。[OFF]キ
ーの場合は図6のステップS1に戻り、[OFF]キー
ではない場合は図9のステップS42に戻る。
【0044】次に図11は、図7のステップS15で
[SET]キーが押下されたと判別された場合に実行さ
れる時刻修正(TIME SET)モード処理のフロー
チャートを示す。
【0045】図11において、まずステップS70で時
刻修正(TIME SET)の初期設定処理のサブルー
チン(不図示)を実行した後、ステップS71でキーメ
イク処理のサブルーチン(不図示)を実行する。
【0046】次にステップS72でキー入力の有無を判
別し、キー入力が無い場合はステップS71に戻り、キ
ー入力がある場合はステップS73に進み、押下された
キーが[HOME]キーか否かを判別する。押下された
キーが[HOME]キーの場合は、HOME TIME
モード処理を実行し、[HOME]キーではない場合は
ステップS74に進み押下されたキーが[WORLD]
キーか否かを判別する。[WORLD]キーの場合は、
WORLD TIMEモード処理を実行し、[WORL
D]キーではない場合は、ステップS75に進み押下さ
れたキーが[OFF]キーか否かを判別する。[OF
F]キーの場合、図6のステップS1に戻り、[OF
F]キーではない場合は、ステップS76に進み押下さ
れたキーが[SET]キーか否かを判別する。[SE
T]キーの場合はステップS77に進み、基準都市の時
刻・日付修正(エラー処理をも含む)サブルーチン(内
容は不図示)を実行し、ステップS78に進む。
【0047】ステップS78ではROM3内に記憶され
ている基準都市と各都市との間の時差データに基づき各
都市の時刻と日付とを修正した後、HOME TIME
モード処理に進む。
【0048】ステップS76で、押下されたキーが[S
ET]キーではない場合は、ステップS79に進み、上
述した[HOME],[WORLD],[OFF],
[SET]キー以外のキーが押下されたときのキー処理
サブルーチン(不図示)を実行して、ステップS71に
戻る。
【0049】次に図12は、図10のステップS59で
[SET]キーが押下された場合に実行される換算レー
ト修正(RATE SET)モード処理のフローチャー
トを示すものである。
【0050】図12において、まずステップS80にお
いて換算レート修正(RATE SET)の初期設定処
理のサブルーチン(不図示)を実行した後、ステップS
81でキーメイク処理のサブルーチン(不図示)を実行
する。
【0051】次にステップS82で、キー入力の有無を
判別し、キー入力が無い場合はステップS81へ戻り、
キー入力がある場合はステップS83へ進み、押下され
たキーが[HOME]キーか否かを判別する。[HOM
E]キーの場合は、HOMETIMEモード処理を実行
し、[HOME]キーではない場合はステップS84に
進み、押下されたキーが[WORLD]キーか否かを判
別する。[WORLD]キーの場合はWORLD TI
MEモード処理を実行し、[WORLD]キーでない場
合は、ステップS85に進み押下されたキーが[OF
F]キーか否かを判別する。[OFF]キーの場合は、
図6のステップS1に戻り、[OFF]キーでない場合
は、ステップS86に進み押下されたキーが[SET]
キーか否かを判別する。[SET]キーの場合は、ステ
ップS87に進み換算レート修正(RATE SET)
のサブルーチン(不図示)を実行した後、計算モード処
理に進む。
【0052】ステップS86で押下されたキーが[SE
T]キーではない場合は、ステップS88に進み、押下
されたキーに応じた処理のサブルーチン(不図示)を実
行した後、ステップS81に戻る。
【0053】上述した本発明の第1実施例の各モードが
キー操作により切換わる状態を図13の状態遷移図に示
す。図13に示されるように、各モード間の切換えは、
[OFF],[ON],[HOME],[SET]及び
計算キーの各キー操作により行われる。
【0054】次に、本発明の第2実施例を、図14〜図
17を参照しながら説明する。
【0055】第2実施例に係る電卓は、第1実施例に対
し、キーボード7に[SELECT]の特殊キーボード
を付加した点が相違し、その他の構成は図1と同様であ
るので、その構成の図示および説明は省略する。また、
第2実施例に係る電卓の作動及び演算のメインフロー
と、HOME TIMEモード、計算モード、TIME
SETモード、RATE SETモードのフローチャー
ト及び各モード間の状態遷移図は、第1実施例の図6、
図7、図9〜図13と同一であるので図示及び説明を省
略する。
【0056】図14、図15において第1実施例と同じ
要素は、同符号を付し、説明を省略する。
【0057】図14は、第2実施例の電卓における世界
時計表示状態(図14(a))と、通貨換算表示状態
(図14(b))とを示す。図14(a)の世界時計表
示状態においては、第1実施例の電卓の構成に加えて、
表示領域65に都市フラグ(「→」)が表示される。こ
の世界時計表示状態において、計算用キーが押下された
場合、通貨換算表示状態(図14(b))に移行する。
【0058】図15は、第2実施例の電卓における基準
時刻(HOME TIME)表示状態(図15(a))
と、世界時計(WORLD TIME)表示状態(図1
5(b),(c))を示す。
【0059】図15(a)のHOME TIME表示状
態において、[WORLD]キーを押下して表示領域6
1に都市(図中、NEWYORK)を選択表示した場合
に、表示領域62に表示される選択都市の時差(図中−
14Hour)と同じ時差の都市データがROM3内に記憶
されている場合は、表示領域65に都市フラグ
(「→」)が表示される。この都市フラグが表示されて
いるときに、[SELECT]キーを押下すると他の都
市(図示例ではTORONTO)が選択されると共に、
この他の都市を選択することにより後述するように通貨
換算表示状態の換算通貨が同時に変更される(上記の場
合、米$からカナダ$に変換される)。
【0060】図16,図17は、上述した世界時計(W
ORLD TIME)モード処理のフローチャートを示
す。
【0061】まず、ステップ90でWORLDフラグ
(「WORLD」)を表示し、次にステップS91で選
択された都市の時刻及び時差をそれぞれ表示領域62,
63に表示する。
【0062】次にステップS92で、選択された都市と
同じ時差の都市データがROM3内に記憶されているか
否かを判別する。都市データが記憶されている場合は、
ステップS93で都市フラグを1にセットし、ステップ
S94で都市フラグ(「→」)を表示部6の表示領域6
5に表示した後、ステップS97に進む。
【0063】ステップS92で都市データが記憶されて
いない場合は、ステップS95で都市フラグをリセット
し、ステップS96で都市フラグ表示を消去した後、ス
テップS97に進む。
【0064】ステップS97では、キーメイク処理のサ
ブルーチン(不図示)を実行し、次にステップS98に
進み、キー入力の有無を判別する。
【0065】ステップS98でキー入力が無い場合はス
テップS97に戻り、キー入力がある場合は図17のス
テップS99に進み、押下されたキーが[SELEC
T]キーか否かを判別する。
【0066】ステップS99で押下されたキーが[SE
LECT]キーではない場合は、ステップS100に進
み押下されたキーが[WORLD]キーか否かを判別す
る。[WORLD]キーの場合は、ステップS101に
進み、前回選択された都市がROM3内に記憶されてい
る異なる時差の都市データの中で最後の都市であるか否
かを判別する。
【0067】ステップS101で、前回選択された都市
が、時差の異なる都市の最後の都市でない場合、ステッ
プS102で時差の異なる次の都市を選択し、ステップ
S104に進む。ステップS101で、前回選択された
都市が時差の異なる都市の最後の都市である場合、ステ
ップS103でROM3内の時差の異なる都市データに
おける最初の都市を使用する都市として選択してステッ
プS104に進む。
【0068】ステップS104では、選択された都市の
使用通貨を換算通貨に設定し図16のステップS91に
戻る。
【0069】ステップS99において、押下されたキー
が[SELECT]キーである場合、ステップS105
で都市フラグがセットされているか否か(都市フラグ=
1 or ≠1)を判別する。都市フラグがセットされてい
る場合(都市フラグ=1の場合)ステップS106に進
み、前回選択された都市がROM3内に記憶されている
同じ時差の都市データの中で最後の都市であるか否かを
判別する。
【0070】ステップS106で、前回選択された都市
が最後の都市ではない場合は、ステップS107で同じ
時差の次の都市を選択し、最後の都市の場合はステップ
S108で同じ時差の最初の都市を選択して、それぞれ
ステップS104に進む。
【0071】ステップS100で押下されたキーが[W
ORLD]キーではない場合、ステップS109で押下
されたキーが[HOME]キーか否かを判別する。[H
OME]キーの場合はHOME TIMEモード処理を
実行し、[HOME]キーではない場合は、ステップS
110で押下されたキーが計算用キーか否かを判別す
る。
【0072】ステップS110で押下されたキーが計算
用キーの場合は計算モード処理を実行し、計算用キーで
はない場合はステップS111に進み、押下されたキー
が[OFF]キーか否かを判別する。
【0073】ステップS111で押下されたキーが[O
FF]キーの場合は図6のステップS1に進み、[OF
F]キーでない場合は図16のステップS97に戻る。
【0074】以上のように、第2実施例においては、第
1実施例の構成に加えて、世界時計モード時に同じ時差
を有する複数の都市がROM3内に記憶されていれば、
[SELECT]キーを押下することにより、同じ時差
の都市を容易に選択することができる。
【0075】次に、本発明の第3実施例に係る電卓(電
子装置)を、図18〜図20を参照しながら説明する。
【0076】第3実施例に係る電卓は、第1実施例に対
し、世界時計(WORLD TIME)モード時に時刻
修正(TIME SET)モードへの移行を可能にした
点が相違する。
【0077】第3実施例は、装置の概略構成、作動及び
演算のメインフロー、基準時刻モード、計算モード、換
算レート修正モードのフローチャートは第1実施例の図
1〜図7、図9、図10、図12と同一であるので、そ
の図示および説明を省略する。
【0078】図18は第3実施例の世界時計(WORL
D TIME)モード処理のフローチャートを示し、同
図においてステップS120〜S130,S132は第
1実施例の図8の世界時計モード処理と同一であるの
で、その説明を省略する。
【0079】同図のステップS130において、計算用
キーが押下されなかった場合、ステップS131で押下
されたキーが[SET]キーか否かを判別する。押下さ
れたキーが[SET]キーの場合、後述する図19に示
す時刻修正モード処理を実行し、[SET]キーでない
場合はステップS132に進む。
【0080】図19は時刻修正(TIME SET)モ
ード処理のフローチャートを示す。同図のステップS1
40〜S147は第1実施例の図11のステップS70
〜S76,S79と同一であるので、その説明を省略す
る。
【0081】同図において、ステップS148で表示が
基準時刻(HOME TIME)モードか否かを判別す
る。表示がHOME TIMEモードの場合は、ステッ
プS149で基準都市の時刻・日付修正(エラー処理を
も含む)サブルーチン(不図示)を実行し、ステップS
150に進む。
【0082】ステップS150では、ROM3内の基準
都市と各都市との時差データに基づき、各都市の時刻と
日付を修正した後、HOME TIMEモードに進む。
【0083】ステップS148で表示がHOME TI
MEモードでない場合(WORLDTIMEの場合)、
ステップS151に進んで選択された都市の時刻と日付
を修正するサブルーチン(不図示)を実行する。
【0084】次にステップS152で、ROM3内の時
差データに基づき基準都市の時刻と日付を修正し、ステ
ップS153で選択された都市以外の各都市の時刻と日
付を修正した後、WORLD TIMEモードに進む。
【0085】このように、本発明のWORLD TIM
Eモード時においても時刻修正(TIME SET)を
行うことができる。
【0086】図20は以上のように構成される本発明の
第3実施例の各モードがキー操作により切換わる状態を
示す状態遷移図である。
【0087】図20において、各モード間の切換えとキ
ー操作との関係は、世界時計(WORLD TIME)
モードと基準時刻修正(TIME SET)モードとの
関係を除いては、第1実施例の図13と同一である。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る電子
装置によれば、世界時計機能により時刻を表示したい地
域が選択されると、通貨換算機能の基準地域の使用通貨
に対する換算通貨が選択された地域の使用通貨に自動的
に変更されるので、通貨換算機能の表示時に換算通貨を
別個に設定する必要がなくなり、使用者の利便性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子処理装置の第1実施例の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例の表示部における世界時計表示状態
から通貨換算表示状態への切換の様子を示す図である。
【図3】第1実施例の表示部において基準都市時刻から
世界時計に切換えた場合の表示例を示す図である。
【図4】第1実施例において換算通貨額から基準通貨額
に換算した場合の表示例を示す図である。
【図5】第1実施例において基準通貨額から換算通貨額
に逆換算した場合の表示例を示す図である。
【図6】第1実施例のメイン処理を示すフローチャート
である。
【図7】第1実施例の基準時刻(HOME TIME)
モード処理のフローチャートである。
【図8】第1実施例の世界時計(WORLD TIM
E)モード処理のフローチャートである。
【図9】第1実施例の計算モード処理のフローチャート
である。
【図10】第1実施例の計算モード処理のフローチャー
トである。
【図11】第1実施例の時刻修正(TIME SET)
モード処理のフローチャートである。
【図12】第1実施例の換算レート修正(RATE S
ET)モード処理のフローチャートである。
【図13】第1実施例の各モード間の切換え状態を示す
状態遷移図である。
【図14】本発明の第2実施例の表示部における世界時
計表示状態から通貨換算表示状態への切換の様子を示す
図である。
【図15】第2実施例の表示部において基準都市時刻か
ら世界時計に切換えた場合の表示例を示す図である。
【図16】第2実施例の世界時計モード処理のフローチ
ャートである。
【図17】第2実施例の世界時計モード処理のフローチ
ャートである。
【図18】本発明の第3実施例の世界時計(WORLD
TIME)モード処理のフローチャートである。
【図19】本発明の第3実施例の時刻修正(TIME
SET)モード処理のフローチャートである。
【図20】第3実施例の各モード間の切換え状態を示す
状態遷移図である。
【符号の説明】
1 電子装置(電卓) 6 表示部 61,62,63,64,65 表示領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準地域に対して時差の異なる複数の地
    域の時刻を表示部の同一の表示領域に選択的に切換えて
    表示する世界時計機能と、異なる通貨間で換算レートに
    基づき金額を換算し前記表示部に表示する通貨換算機能
    とを備えた電子処理装置において、前記通貨換算機能の
    基準地域の使用通貨に対する換算通貨を、前記世界時計
    機能により選択した地域において使用される通貨に変更
    する手段を有することを特徴とする電子処理装置。
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