JP2008191771A - 計算機能表示方法及び電子式小型計算機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小計と累計とを同時に算出・表示させると共に、操作数及び操作の種類を低減させることで正確な計算を実行することができる利便性の高い電子式小型計算機を提供する。
【解決手段】本発明は、小計が表示される小計表示手段3と、小計表示手段3とは別に設けられ、小計の合計が表示される合計表示手段4と、小計を算出すると共に合計を算出するためのマルチキー5dとを備える。このマルチキー5dの入力手段の操作を受けて、算出した新たな小計を小計表示手段3に表示すると共に、新たな合計を合計表示手段4に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は電子式小型計算機及びその計算機能表示方法、特に棚卸しや家計簿の計算等の簡易な計算時に使用する電子式小型計算機及びその計算機能表示方法に関する。
棚卸し計算や家計簿の計算等のカテゴリー別に小計を算出した上で合計を算出する計算においては、似た計算が複数回繰り返される他、入力の誤操作等の理由から計算を間違えることが多いので、計算途中で合計を表示させて確認する必要がある。そこで、計算途中又は小計を算出した後に合計を表示させることができる電子式小型計算機がある(特許文献1,2参照)。
例えば、特許文献1に記載の電子式小型計算機は、2つの電卓機能を1つの本体に集約させた複合式卓上電子式計算機(以下、複合式電卓と称す)である。その内部構造は2つに区別されており、2つの計算機部分(発明実施の形態におけるCAL−AとCAL−B)を備え、外部構造は2つの計算結果の表示部分とこれら2つの表示部分に共通する1組の入力キー部分とを備えている。
この複合式電卓は、2つの液晶表示部分、2つの切り替えスイッチ、2つの結果入力用キーが設けられている。切り替えスイッチは、表示部分及び内部において入力キーの操作によって入力されている内容を保持したまま、他方に切り替える。結果入力用キーは、一方の表示部分に表示されている結果を、他方へ入力させる。したがって、常に途中の計算結果を確認しながら計算を実行できる。
また、特許文献2に記載の電子式小型計算機は、複数の計算式及び計算結果(以下、複数式と称す)の履歴を複数行にわたって表示可能としたものであり、入力済みの数値を置き換えることで計算式の修正が可能な電子式卓上計算機(以下、電卓と称す)である。また、この電卓は、縦計算という、一又は複数の演算結果の積算値を算出する計算を実行し、その積算値を表示部に表示させることが可能である。すなわち、この電卓は各計算式の計算結果とその積算値とを表示することができる。
この電卓は、実行すべき計算内容等を入力するデータ入力部と、演算結果等を表示する画面である表示部とを備える。データ入力部は、縦計算の演算実行を指示する縦演算キー、表示部内においてデータ入力部からの入力操作の対象となる位置を示すポインタを移動させるポインタ操作器を含む。
特開2000−268001号公報。 特開2006−03975号公報。
特許文献1に記載の複合式電卓を用いた計算方法は、一方の計算機部分で計算を実行中に、直前に他方の計算機部分で実行した計算結果を入力させて積算値を計算することはできた。この場合、一方の計算機部分で計算が完了して次に、他方の計算機部分に移行するのに、切り替えスイッチを押す。さらに、一方の計算機部分において計算中、他方の計算結果を入力させるのに、結果入力用のキーを押す。
ここで、複数の小計算の結果である小計を加算して合計を算出する、例えば図13に記すような計算式Aにおいて、小計と合計とを別々の液晶表示部分で同時に表示し続ける場合、図10(2)に示すような入力操作手順(入力操作手順の詳細は特許文献1を参照)が必要であった。このように、2種類の切り替え操作によって小計と合計の算出・表示を別に行っていた。この結果、入力操作数が多く且つ煩雑である。さらに、切り替えスイッチと結果入力用のキーを押す際にキーを選択しなければならないので、操作が滑らかに進行しにくかった。この結果、入力操作時間は長く、入力操作を誤る虞が高かった。また、小計と合計とが2つ液晶表示部分に交互に入れ替わって表示されていたので、小計と合計とを誤認し、計算を間違うことがあった。
そこで、小計と合計とをそれぞれ専用の液晶表示部分で同時に表示し続けるには、例えば、図10(3)に示すような入力操作手順(入力操作手順の詳細は特許文献1を参照)が必要になる。この場合、一の小計算を一方の計算機部分に入力・実行させて一の小計を表示させる。次に、切り替えスイッチを押して、他方の計算機部分に移行させ、その後+キー、結果入力用のキーを順に押して、切り替え前の計算機部分の計算結果を加算させる。それから再度切り替えスイッチを押して使用する計算機部分を元に戻す。以下、同じ手順を繰り返す。
しかしながら、小計の算出と合計の算出を別々に行わなければならなかったため、前述した図10(2)に示す入力操作より入力操作数が増加すると共に操作が煩雑となる。結果として、入力操作時間が長くなり、入力操作を誤る虞が高くなった。
また、この複合式電卓は内部的に2つの電卓を有する仕組みとなっているので、製造コストが高く、さらに、消費電力が多いので経済性が悪かった。
一方、特許文献2に記載の電卓は、縦演算キーの入力操作によって、各計算式(小計算)の積算値すなわち合計を一度に算出して表示させる(縦計算する)ことができた。しかし、縦演算キーの入力操作によって一の縦計算が完了すると、その縦計算での合計は次の縦計算に自動的に反映されず、その合計を直接入力して次の縦計算に反映させなければならなかった。つまり、各縦計算毎に計算処理が完結していた。
ここで、例えば図13に記す計算式Aにおいて、各小計と各小計算完了段階での合計を表示する場合は、図10(4)に示すような入力操作手順が必要であった。一の小計算を入力・実行させて表示させた後に、縦計算を実行せずに、その計算式結果とその直前の小計算までの合計とを直接入力して新たな合計を算出する。このように、小計と合計を別々に行わなければならなかったため、操作が煩雑であり、作業時間が長くなる上、入力操作を誤る虞が高かった。
また、一の小計と合計又は一の小計算と途中の合計を計算する式は、区別無く同一の領域内に混在して表示されるため、表示されている対象を計算途中で忘れてしまうことがあり、計算ミスや再計算になることもあった。
そこで、本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小計と合計とを一の入力操作によって同時に算出・表示させると共に、操作数及び操作の種類を低減させることで正確な計算を実行することができる利便性の高い電子式小型計算機を提供することである。
請求項1に記載の発明は、計算機能表示方法であって、小計を算出する毎に、小計を小計表示手段に表示すると同時に、小計表示手段とは別に設けられた、小計の合計を表示する合計表示手段に合計を表示することを特徴とする。この場合、小計を連続して算出・表示しながら合計も算出・表示されるので、操作の種類が低減されて操作を選択する機会が低減される。したがって、操作ミスが軽減されると共に、操作を滑らかに進行する。また、小計と累計を逐一確認すること、早期に誤りを発見することが可能で、再計算が防止される。
請求項2に記載の発明は、電子式小型計算機であって、小計が表示される小計表示手段と、小計表示手段とは別に設けられ、小計の合計が表示される合計表示手段と、合計を記憶する合計記憶手段と、小計を算出すると共に合計を算出するための1つの入力手段と、入力手段の操作を受けて、算出した新たな小計を小計表示手段に表示すると共に、新たな小計を合計記憶手段に記憶されている合計に合計処理して新たな合計を算出し、新たな合計を前記合計表示手段に表示する制御手段とを備える。
このように、入力手段による1回の操作によって小計を算出・表示すると同時に合計を算出・表示することができるので、操作数及び操作の種類が低減されて操作を選択する機会が低減される。したがって、操作ミスが軽減されると共に、操作が滑らかに進行するため操作時間が短縮される。また、小計と累計を逐一確認することができるので、早期に誤りが発見され、再計算が防止される。
小計表示手段と合計表示手段の形態は相違することがある(請求項3)。この場合、小計と合計とが確実に区別されるので、それぞれの誤認が防止される。
さらに、制御手段は入力手段の操作を受けて、合計表示手段の前記合計が表示される領域とは別の領域に、小計が算出された回数を表示することがある(請求項4)。また、制御手段は入力手段の操作を受けて、小計表示手段の小計が表示される領域とは別の領域に、小計が算出された回数を表示することがある(請求項5)。この場合、どの小計後の合計であるかを容易に把握することができるので、計算途中で計算箇所の忘却や誤認が防止される。
小計表示手段及び合計表示手段とは別に設けられた小計が算出された回数を表示する小計回数表示手段が設けられ、制御手段は前記入力手段の操作を受けて、小計回数表示手段に小計が算出された回数を表示することがある(請求項6)。この場合、小計が算出される回数が確実に把握される。
本発明は、上記の通り、小計を算出する毎に、小計を小計表示手段に表示すると同時に、小計表示手段とは別に設けられた、小計の合計を表示する合計表示手段に合計を表示するので、小計と累計とを同時に算出・表示させると共に、操作数及び操作の種類を低減し、正確な計算を実行することができる利便性の高い電子式小型計算機を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、外部的に電子式小型計算機1は、各部品を収納する基体2と、小計と置数・演算記号等の各種情報を表示するための小計表示手段3と、合計を表示するための合計表示手段4と、置数・演算記号等の各種情報を入力するための入力手段5と、太陽電池6と各種設定処理を行うための各種設定処理手段7とを具備する。ここで、電子式小
型計算機1に表示される数値や記号等は同一方向に揃っており、数値や記号等の頭の向きを上として、その反対を下とする。
基体2は、例えばプラスチック製の略矩形であり、図示されない後述するCPU8等の集積回路が収納されている。ここで、基体2は、例えば卓上型の場合は、基体幅W1が5〜10cm、基体高さH1が10〜20cm、基体厚さD1が1〜2cmとなるのが好適である。一方、例えば上着などに収納可能で持ち運びに便利なカード型の場合は、基体幅W1が5〜10cm、基体高さH1が13〜6cm、基体厚さD1が0.1〜0.3cmとなるのが好適である。これらの場合、基体幅W1と基体高さH1の大きさを入れ替える、つまり縦横比を反対することも可能である。
小計表示手段3は、例えばLCDやELディスプレイ、PDP等であり、入力手段5と合計表示手段4の間に配置されている。また、基体2が縦長に成形されている場合、小計表示手段幅W2が基体幅W1より若干小さい程度であることが望ましい。
合計表示手段4も、例えばLCDやELディスプレイ、PDP等であり、小計表示手段3と同一の表示方式であることが望ましい。この場合、大量生産を効率的に行うことができるので、生産コストを削減することができる。ここで、例えば、合計表示手段4の合計表示手段幅W3が小計表示手段幅W2と同一寸法で、合計表示手段高さH3が小計表示手段高さH2より小さく形成されれば、小計と合計とを間違う虞がない。このように合計表示手段4は小計表示手段3と大きさが相違する、すなわち形態が相違することが望ましい。形態の相違は大きさの他に形状や背面の色等であってもよく、小計表示手段3と合計表示手段4とを区別できればよい。
入力手段5は、置数を入力するための置数キー5a、演算記号を入力するための演算子キー5b、通常のオールクリアキーやバックスペースキー等その他演算を実行するのに必要な又は補助的な機能を有するその他機能キー5c、小計を完了させ、小計を小計表示手段3に、合計を合計表示手段4に表示させる、すなわち小計を算出すると共に合計を算出するためのマルチキー5d、検算を行うための検算キー5e、税込み計算等の税計算を行うための税計算キー5fとを有する。
各種設定処理手段7は、四捨五入(5/4)や切り捨て(CUT)・丸め処理せず(F)の各種設定を行うための丸め処理設定スイッチ7a、小数点以下0〜4桁の範囲で丸め処理対象の桁数を設定するための桁数設定スイッチ7bを有する。
一方、図2に示すように、電子式小型計算機1は内部にCPU(central Processing unit)8を備えている。CPU8は、入力手段5からのキー操作信号に従って、ROM(read only memory)9に予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、演算処理に伴い、回路各部の動作制御を実行する。CPU8は、入力手段5とROM9の他、小計処理手段10と合計処理手段11とも接続している。さらに、小計処理手段10と合計処理手段11とが互いに接続されている。
ROM9には、電子式小型計算機1の全体の動作を司るシステムプログラムと共に、入力順通りの演算処理を行うプログラム又は完全数式通りの演算処理を行うプログラムが予め記憶される。ここで、入力順通りの演算処理を行うプログラムとは、演算子の優先順位に関係なく、演算子が入力される毎にそれまでに入力された計算を逐次処理して途中結果を算出する演算処理プログラムのことをいう。一方、完全数式通りの演算処理を行うプログラムとは、入力された数式が例えば「=」キー等によって確定するまでその小計算は実行されず、数式内の演算子の優先順位を遵守して小計算を1回で処理する演算処理プログラムのことをいう。本実施の形態においては、入力順通りの演算処理を行うプログラムが搭載されることとする。
小計処理手段10は、小計表示手段3と小計記憶手段12を有する。小計表示手段3に適用される表示方式及び小計記憶手段12に適用される記憶方式は、搭載される演算処理を行うプログラムで相違する。本実施の形態のように入力順通りの演算処理を行うプログラムが搭載される場合、入力手段5の操作に応じて入力される置数と演算子、小計算の途中結果、及び小計算処理されて算出された小計が小計記憶手段12に書き込まれると同時に、小計表示手段3の所定の領域に表示される。
合計処理手段11は、合計表示手段4と合計記憶手段13を有する。合計表示手段4に適用される表示方式及び合計記憶手段13に適用される記憶方式は、搭載される何れの演算処理を行うプログラムであっても同一である。合計記憶手段13には、小計の積算値である合計が記憶される。小計が算出される毎にその小計が小計記憶手段12から送信されて合計記憶手段13に格納されて合計処理され、既存の合計から新しい合計に更新されて記憶される。合計が合計記憶手段13に記憶されると同時に、合計表示手段4では合計が更新されて新しい合計が表示される。
上記小計処理の完了はマルチキー5dの操作によって実行される。この場合、マルチキー5dの操作によって、新しい小計が算出されると同時に、その小計が既存の合計に加算されて新しい合計に更新される。この際、マルチキー5dの操作により入力された小計処理完了信号を受けてCPU8は、小計記憶手段12で小計処理を実行して、小計を小計表示手段3に表示すると共に、その最新の小計を合計記憶手段13に送信して合計処理する。この時、合計記憶手段13に新しい合計を記憶させると同時に合計表示手段4に新しい合計を表示する。
また、上記小計処理の完了は検算キー5eの操作によっても実行される。詳細は後述するが、この場合、マルチキー5dの操作によって、新しい小計が算出されると同時に、その小計が既存の合計から引き算されて新しい合計に更新される。この際、検算キー5eの操作により入力された小計処理完了信号を受けてCPU8は、小計記憶手段12で小計処理を実行して、小計を小計表示手段3に表示すると共に、その最新の小計を合計記憶手段13に送信して検算処理する。この時、合計記憶手段13に新しい合計を記憶させると同時に合計表示手段4に新しい合計を表示する。
RAM14もCPU8に接続している。RAM14には、丸め処理フラグが記憶される丸め処理フラグレジスタ14a、丸め桁数フラグが記憶される丸め桁数フラグレジスタ14bの領域が設けられている。例えば、丸め処理フラグは、丸め処理せず(F)の設定で「0」が、四捨五入(5/4)の設定で「1」が、切り捨て(CUT)の設定で「2」がそれぞれセットされる。一方、丸め桁数フラグは、例えば、小数点以下0〜4桁の設定に応じて、「0」〜「4」がセットされる。
次に、図13に記す計算式Aの合計を算出する場合を例に、図3の処理手順に従う動作を説明する。この計算式Aは例えば図11に示すような棚卸計算に適用することができる。計算式Aは、小計算(1)「5400×4=」、小計算(2)「790×10」、小計算(3)「1000×8=」を足し合わせるものである。
最初に、その他機能キー5cのACキーを操作することによって、電子式小型計算機1の電源が入ると、CPU8は、小計記憶手段12の数式記憶部12a、合計記憶手段13にそれぞれ「0」をセットする初期化処理をし(S0)、図4(1)に示すように小計表示手段3の数値表示領域3aと合計表示手段4とに「0」を表示した後、図3に示す処理を開始する。
先ず、入力手段5の操作があるか否かを判断する(S1)。この判断が「No」の場合には、CPU8は同判断を繰り返す。入力手段5の操作があれば、その入力手段5が置数キー5aか否か判断する(S2)。
上記の処理では、先ず、数値「5400」を入力するために、始めに、図1に示した入力手段5の置数キー5a中のキー「5」を入力操作する。このキー操作は処理S1で検出され、その検出されたキーが置数キー5aであることは処理S2で判断される。
CPU8は、上記のように、入力操作されたキーが置数キーであれば、その置数キー5aで入力された最初の置数であるか否かを判断する(S3)。ここでは、小計記憶手段12の数式記憶部12aに格納される置数の直前に格納されている情報が置数であるか否かが判断される。この場合、キー「5」の入力操作は最初の操作であるので、数式記憶部12aには電源投入時にセットされた「0」のみが記憶されている。したがって、CPU8は数値表示領域3a及び数式記憶部12aをクリアにして(S4)、置数処理を行う(S5)。この結果、図4(2)に示すように数値表示領域3aに「5」と表示される。ここでCPU8は待機状態となる。
上記の操作に引き続いて、置数キー5aの中のキー「4」を入力操作すると、CPU8は、処理S1、S2で「Yes」と、処理S3で「No」と判断するので、処理S4を回避し、処理S5を実行して、図4(3)に示すように数値表示領域3aに「54」と表示する。ここで、新しく入力された「4」を1桁目に配置し、その前に入力された「5」が1桁上位にシフトする。以下、「5400」の「00」についても同様の操作を繰り返して、図4(4)に示すように数値表示領域3aに「5400」と表示する。この時、数式記憶部12aにも「5400」と入力されている。
次に、数式「5400×4」の「×」を入力するために、図1に示した入力手段5の演算子キー5b中のキー「×」を入力操作する。このキー操作によって、CPU8は、処理S1で「Yes」、処理S2で「No」と判断し、操作された入力手段5が演算子キー5bか否かを判断する(S6)。この場合、入力された「×」は演算子であるので、それが最初の演算子であるか否かを判断する(S7)。
ここでは、当該演算子が数式記憶部12aに格納される際に他の演算子が存在するか否かが判断される。この場合「×」が数式記憶部12aに格納される前には、数値「5400」のみが格納されていたので、この「×」は最初の演算子である。したがって、CPU8は、処理S7で「Yes」と判断した後に、「×」を数式記憶部12aに格納し、図4(5)に示すように小計表示手段3の演算子表示領域3bに表示する(S8)。ここでCPU8は待機状態となる。
次に、数式「5400×4」の「×」の後の「4」を入力するために、図1に示した入力手段5の置数キー5a中のキー「4」を入力操作する。この「4」の入力前に数式記憶部12aに格納される置数の直前に格納されている情報は演算子であるので、CPU8は、処理S1、S2で「Yes」と判断した後に、最初の置数であると判断し(S3で「Yes」)、小計表示手段3の数値表示領域3aをクリアにし(S4)、置数処理を行う(S5)。したがって、図4(6)に示すように数値表示領域3aには「4」が表示される。
ここで、数式「5400×4」を計算するため、すなわち小計算(1)を実行するために、マルチキー5dを入力操作する。このキー操作によって、CPU8は、処理S1で「Yes」、処理S2・S6で「No」と判断し、操作された入力手段5がマルチキー5dか否かを判断する(S11)。この場合、操作された入力手段5はマルチキー5dであるので、CPU8は、処理S11を「Yes」と判断する。
CPU8は、上記のように入力操作されたキーがマルチキー5dであれば、記号記憶部12cにマルチキーを示す情報「M」があるか否かを判断する(S12)。ここでは、記号記憶部12cに格納されている情報がないので、CPU8は記号表示領域3cと記号記憶部12cとをクリアにし(S13)、「M」を記号記憶部12cに格納し、記号表示領域3cに表示する(S14)。
CPU8は、上記のように「M」が記号表示領域3cに格納されると、数式記憶部12aの最後に格納されている情報が演算子であるか否かを判断する(S15)。つまり、入力された数式が適切に表現されているか否かを確認する。ここでは、「4」が最後に格納された情報であるので、CPU8は処理S15を「No」と判断し、数式「5400×4」を計算、すなわち小計算(1)を実行して(S17)、小計処理する(S18)。小計処理とは、数値表示領域3a及び演算子表示領域3b並びに数式記憶部12aをクリアにして、小計算(1)の実行により算出された小計を小計記憶部12bに格納すると共に、その小計を数値表示領域3aに表示することである。
さらに、この後に合計を実行し(S19)、合計処理する(S20)。合計処理とは、算出された最新の小計を合計記憶手段13に格納し、マルチキー5dの操作前から合計記憶手段13に格納されている合計に加算して新しい合計を格納すると共に、新しい合計を合計表示手段4に表示することである。したがって、小計算(1)が実行されると図4(7)に示すように、小計表示手段3及び合計表示手段4にそれぞれ小計や合計等が表示される。
次に小計算(2)「790×10=」を実行する。小計算(2)は小計算(1)と異なる事柄について説明する。最初に、上記と同様の方法で「790」を入力する。先ず置数キー5a中のキー「7」を入力操作する。上述したとおり、この「7」の入力前に数式記憶部12aはマルチキー5dの操作によってクリアにされたので、入力操作された「7」は最初の置数となる。したがって、CPU8は、処理S1、S2、S3で「Yes」と判断した後に、数値表示領域3aをクリアにし(S4)、置数処理を行う(S5)。したがって、図4(8)に示すように数値表示領域3aに「7」を表示する。以下、小計算(1)と同様に入力操作を進め、数式「790×10」を入力する。
小計算(2)「790×10=」を完了するために、マルチキー5dを入力操作すると、記号記憶部12cにマルチキーを表す情報「M」があるか否かを判断する(S12)。ここでは、「M」が記号記憶部12cに格納されているので、CPU8は処理S12を「No」と判断して、処理S15へ進む。したがって、記号表示領域3cに「M」をそのまま表示する。その後は、上記と同様に小計算実行(S17)、小計算処理して(18)、数値表示領域3aに小計(2)を「7900」と表示する。
さらに、この後に合計実行(S19)、合計処理をする(S20)。ここで、合計記憶手段13には前小計までの合計、すなわち小計(1)までの合計「21600」が格納されていたので、CPU8は算出した最新の小計である小計(2)「7900」を合計記憶手段13に格納し、既存の合計「21600」に加算して新しい合計、すなわち小計(2)までの合計「29500」を合計記憶手段13に格納すると共に、図4(9)に示すように、合計表示手段4に表示する。
次に小計算(3)「1000×8=」も同様に実行すると、図4(10)に示すように小計や合計等がそれぞれ小計表示手段3と合計表示手段4に表示される。したがって、ここで合計表示手段4に表示される数値「37500」が計算式Aの求める値、すなわち小計(3)までの合計Aとなる。
以上、図13に記す計算式Aの合計Aを算出するまでの処理手順を入力操作毎に整理すると図10(1)に示すようになる。小計算の実行とその小計算までの合計の算出を同時に行うので、特許文献1及び特許文献2に比して入力操作数が非常に少ない。したがって、入力時間が短縮する。また、操作の種類が少なく、操作するキーの種類も少ないので、入力操作は単純で誤操作する虞も少ない。
ここで、例えば合計Aの税抜き計算を行う場合は、税計算キー5fを入力操作すると、CPU8は、処理S1を「Yes」、処理S2、S6、S11、S21を「No」と判断し、操作された入力手段5が税計算キー5fか否かを判断する(S31)。ここでは、操作された入力手段5がその他機能キー5cであるので、CPU8は処理S31を「Yes」と判断して、処理S32へ進む。
次に、入力手段5の操作があるか否かを判断する(S32)。この判断が「No」の場合には、CPU8は同判断を繰り返す。入力手段5の操作があれば、その入力手段5が「+」キー又は「−」キーか否か判断する(S33)。この判断が「No」の場合には、CPU8は同判断を繰り返す。「+」キー又は「−」キーの操作があれば、記号記憶部12cに税計算を示す情報「税込み」又は、「税抜き」があるか否かを判断する(S34)。
ここでは、記号記憶部12cに「M」が格納され、記号表示領域3cに「M」が表示されているので、CPU8は記号表示領域3cと記号記憶部12cとをクリアにする(S35)。「+」キーの場合は「税込み」を、「−」キーの場合「税抜き」をそれぞれ記号記憶部12cに格納し、記号表示領域3cに表示して(S36)、税計算実行し(S37)、税計算処理する(S38)。
税計算実行とは、「+」キーの場合税込み計算を、「−」キーの場合税抜き計算を実行することで、合計記憶手段13に格納されている合計を設定されている税率で税込み計算又は税抜き計算する。税計算処理とは、税込み計算又は税抜き計算の結果を合計記憶部13に記憶して合計表示手段4に表示することである。
次にこの合計A「37500」の検算を例えば小計算(3)〜小計算(1)の順番で実行する方法について説明する。
最初に、上記の合計A「37500」が合計表示手段4に表示された後、そのまま引き続き入力操作を行う。小計(1)〜小計(3)で入力した手順と同様に数式「1000×8」を入力すると図5(1)に示すようになる。ここで、数式記憶部12aには「1000×8」を新たに記憶している。記号記憶部12cには「M」を、合計記憶手段13には「37500」を継続して記憶している。
次に、検算キー5eを入力操作すると、CPU8は処理S1を「Yes」、処理S2、S6、S11を「No」と判断し、操作された入力手段5が検算キー5eか否かを判断する(S11)。この場合、操作された入力手段5は検算キー5eである(S21を「Yes」と判断する)。
CPU8は、上記のように、入力操作されたキーが検算キー5eであれば、記号記憶部12cに検算キー5eを示す情報「K」があるか否かを判断する(S22)。ここでは、記号記憶部12cに格納されている情報は「M」であるので、CPU8は記号表示領域3cと記号記憶部12cとをクリアにし(S23)、「K」を記号記憶部12cに格納し、記号表示領域3cに表示する(S24)。
CPU8は、上記のように、「K」が記号表示領域3cに格納されると、数式記憶部12aの最後に格納されている情報が演算子であるか否かを判断する(S25)。つまり、入力された数式が適切に表現されているか否かを確認する。したがって、ここでは、「8」が最後に格納された情報であるので、CPU8は処理S25を「No」と判断し、数式「1000×8」を計算、すなわち小計算(3)を実行して(S27)、小計処理する(S28)。小計処理とは、処理S17、S18と同様である。
さらに、この後に検算を実行し(S29)、検算処理する(S30)。検算処理とは、算出された最新の小計を合計記憶手段13に格納し、検算キー5eの操作前から合計記憶手段13に格納されている合計から引いて新しい合計を格納すると共に、新しい合計を合計表示手段4に表示することである。したがって、図5(2)に示すように合計表示手段4に合計Aから小計(3)を引いた数値「29500」が表示される。
次に小計算(2)「790×10=」を実行する。小計算(2)は小計(3)と異なる事柄について説明する。最初に、上記と同様の方法で「790」を入力する。先ず、置数キー5a中のキー「7」を入力操作する。上述したとおり、この「7」の入力前に数式記憶部12aは検算キー5eの操作によってクリアにされたので、入力操作された「7」は最初の置数となる。したがって、CPU8は、処理S1、S2、S3で「Yes」と判断した後に、数値表示領域3aをクリアにし(S4)、置数処理を行う(S5)。したがって、図5(3)に示すように数値表示領域3aに「7」を表示する。以下、小計算(3)と同様に入力操作を進め、数式「790×10」を入力する。
次に、小計算(2)「790×10」を完了するために、検算キー5eを入力操作すると、記号記憶部12cに「K」があるか否かを判断する(S24)。ここでは、「K」が記号記憶部12cに格納されているので、CPU8は処理S25を「No」と判断して、処理S27へ進む。したがって、記号表示領域3cに「K」をそのまま表示する。その後は、上記と同様に小計算実行(S27)、小計算処理して(28)、数値表示部3aに「7900」と表示する。
さらに、この後に検算実行(S29)、検算処理をする(S30)。ここで、合計記憶手段13には前計算式までの合計「29500」が格納されていたので、CPU8は算出された最新の合計「7900」を合計記憶手段13に格納し、その前から合計記憶手段13に格納されている合計「29500」から小計(2)「7900」を引いて新しい合計「21600」を合計記憶手段13に格納すると共に、図5(4)に示すように、合計表示手段4に表示する。
次に、小計算(1)「5400×4=」を実行する。上述したように数式「5400×4」を入力操作して、検算キー5eを入力操作すると、CPU8は小計算・検算を実行して図5(5)に示すように小計・合計をそれぞれ数値表示領域3a・合計表示手段4に表示する。このように、検算を実行した結果、合計が「0」になると計算Aが正しかったことを表す。
ここで、例えば検算中に小計算(1)を誤って「540×4=」と入力操作してしまうと、図5(6)に示すように小計・合計がそれぞれ数値表示領域3a・合計表示手段4に表示される。すなわち、合計Aと検算Aとで異なる結果が算出されたことを表す。この結果、誤って操作されたことが確認できる。
最後に、その他機能キー5cのACキーが入力操作されると、CPU8は、処理S1で「Yes」、処理S2・S6、S11、S21、S31で「No」と判断し、操作された入力手段5がACキーか否かを判断する(S39)。この場合、操作された入力手段5はACキーであるので、CPU8は、処理S39を「Yes」と判断し、小計表示手段3、合計表示手段4、小計記憶手段12、合計表示手段13をクリアにして電源を消す。
以上のように、小計算を逆の順番で実行して最後に算出された値が「0」であるか否かで、算出された合計を検算することができる。したがって、例えば置数の入力順序を検算途中で誤るような誤操作をしても、そのままキー「C」で誤った情報を一端消去することができるので、入力操作は中断されずに臨機応変に対応して修正できる。
(実施の形態2)
図6に示すように、電子式小型計算機101の外部構造は、各部品を収納する基体102と、小計された回数を表示する小計番号表示手段103とを具備する。その他上記実施の形態1と共通する部品等については同一の名称・符号を用い、説明を省略する。
小計番号表示手段103は、例えばLCDやELディスプレイ、PDP等であり、小計表示手段3、合計表示手段4と同一の表示方式であることが望ましい。この場合、大量生産を効率的に行うことができるので、生産コストを削減することができる。また、小計番号表示手段103は小計表示手段3、合計表示手段4と形態が相違することが望ましい。例えば形状、大きさ、背面の色等の形態が相違すれば、小計番号を小計や合計とを間違う虞がない。
一方、図7に示すように、内部的に電子式小型計算機101は、CPU108を備えている。CPU108は、小計処理手段10、合計処理手段11、小計番号処理手段104に接続されている。
小計番号処理手段104は、小計番号表示手段103と小計番号記憶手段105を有する。小計番号表示手段103及び小計番号記憶手段105に適用される表示方式は、搭載される何れの演算処理を行うプログラムであっても同一である。小計番号記憶手段105には、小計が実行された順番が記憶される。小計が算出される毎に小計完了を表す信号が送信されて小計番号記憶手段105に格納されて小計番号処理され、既存の小計番号から新しい小計番号に更新されて記憶される。小計番号が小計番号記憶手段105に記憶されると同時に、小計番号表示手段103では小計番号が更新されて新しい小計番号が表示される。この小計完了を表す信号はマルチキー5d又は検算キー5eの操作によって送信される。
この場合、マルチキー5d又は検算キー5eの操作によって、小計番号処理されると同時に、その小計番号が新しい番号に更新される。この際、マルチキー5d又は検算キー5eの操作により入力された小計完了信号を受けてCPU108は、小計番号記憶手段105で小計番号処理を実行して、新しい小計番号を小計番号記憶手段105に記憶し、小計番号表示手段103に表示する。
次に、図13に記す計算式Aの合計を算出する場合を例に、図8の処理手順に従う動作を説明する。実施の形態1と同一の処理手順については同一の符号を用い、説明を省略する。最初に、その他機能キー5cのACキーを操作することによって、電子式小型計算機101の電源が入ると、CPU108は、図示せぬ初期化処理を実行して、数値表示領域3a、合計表示手段4、小計番号表示手段103及び数式記憶部12a、合計記憶手段13、小計番号記憶手段105にそれぞれ「0」をセットして初期化する。
小計算(1)「5400×4=」を計算するために、マルチキー5dが入力操作されると、CPU108は上述したとおり合計処理した(S20)後に、小計番号実行し(S40)、小計番号処理する(S41)。小計番号処理とは、マルチキー5dの入力操作によって、CPU108が小計完了信号を検出して、小計番号記憶手段105に読み込み、既存の小計番号を1つ増やし、小計番号表示手段103に小計番号を表示することである。ここで、図9(1)に示すように小計、合計、小計番号等がそれぞれ小計表示手段3、合計表示手段4、小計番号表示手段103に表示される。
したがって、小計算(1)〜小計算(3)を計算すると図9(2)に示すように、小計番号表示手段103に「3」と表示される。このように、小計番号が表示されることで、計算中に入力中の小計番号を確認することができるので、入力操作箇所を忘却することによる入力操作のやり直しを防止することができる。次に、図13に記す計算式Aの検算を行う場合の処理手順について説明する。
図9(2)に示すように、「37500」が合計表示手段4に表示されて合計Aが算出された後、そのまま引き続き入力操作を行う。ここで、小計番号記憶手段105には「3」が記憶され、小計番号表示手段103には「3」と表示されている。上述したとおり数式「1000×8」が入力されて、検算キー5eが入力操作されると、CPU108は上述したとおり検算処理した(S30)後に、小計番号実行し(S42)、小計番号処理する(S43)。小計番号勘定処理とは、検算キー5eの入力操作によって、CPU108が小計完了信号を検出して、小計番号記憶手段105に読み込み、既存の小計番号を1つ減らし、図9(3)に示すように小計番号表示手段103に小計番号を表示することである。
したがって、図13に記す計算式Aを小計算(3)〜小計算(1)の順番で検算すると図9(4)に示すように、小計番号表示手段103に「0」と表示される。このように、小計番号が表示されることで、計算中に入力中の小計番号を確認することができるので、入力操作箇所を忘却することによる入力操作のやり直しを防止することができる。
最後に、その他機能キー5cのACキーが入力操作されると、CPU108は、処理S1で「Yes」、処理S2・S6、S11、S21、S31で「No」と判断し、操作された入力手段5がACキーか否かを判断する(S39)。この場合、操作された入力手段5はACキーであるので、CPU108は、処理S39を「Yes」と判断し、小計表示手段3、合計表示手段4、小計記憶手段12、合計記憶手段13、小計番号表示手段103、小計番号記憶手段105をクリアにする終了処理をし(S50)、電源を消す。
以上のように、入力操作している小計算と小計算番号が同時に表示されるので、どの小計算を入力しているか簡単に確認することができる。したがって、入力している小計算を他の小計算を混同することがない。
(その他の実施の形態)
本発明は上記のような棚卸計算以外にも適用することができる。特に、給与計算や請求書計算等のように複数の小計算を足し合わせて合計を算出する計算に有効である。
基体2の形状や大きさ、入力手段5のキー配置等の形態や構造は上記に限られるものではなく、設計変更の範囲で適宜に変更できるものである。
電子式小型計算機1、101の内部的構造は上記に限られるものではなく、本発明の目的が達成される範囲において適宜に変更できるものである。処理手順についても同様である。
小計回数が表示されるのは、小計表示手段3及び合計表示手段4と別に設けられた小計回数表示手段103に限るものではなく、例えば、図12(1)に示すように、小計表示手段3内で各領域3a〜3cと別の小計回数表示領域3dや、図12(2)に示すように、合計表示手段4の合計が表示される領域と別の小計回数表示領域4dを設けてもよい。
電子式小型計算機1を表した平面図である。 電子式小型計算機1の構成を示した図である。 電子式小型計算機1の処理手順を示したフローチャートである。 (1)〜(10)は電子式小型計算機1を用いて計算式Aを実行して合計Aを算出する際に小計表示手段3及び合計表示手段4に表示される状況を表した平面図である。 (1)〜(6)は電子式小型計算機1を用いて計算式Aを実行して合計Aを算出した後に検算する際に小計表示手段3及び合計表示手段4に表示される状況を表した平面図である。 電子式小型計算機101を表した平面図である。 電子式小型計算機101の構成を示した図である。 電子式小型計算機101の処理手順を示したフローチャートである。 (1)〜(4)は電子式小型計算機101を用いて計算式Aを実行して合計Aを算出し、その検算をする際に小計表示手段3及び合計表示手段4が表示されている状況を表した平面図である。 (1)は実施の形態1における本発明を用いて計算式Aを、(2)、(3)は特許文献1の発明を用いて計算式Aを、(4)は特許文献2の発明を用いて計算式Aを実行する入力操作及び表示される情報を表した図である。 棚卸表を表した図である。 (1)は小計回数が小計表示手段3に表示される場合を表し、(2)は小計回数が合計表示手段4に表示される場合を表した図である。 計算式Aを表した計算式である。
符号の説明
1………電子式小型計算機
2………基体
3………小計表示手段
3a……数値表示領域
3b……演算子表示領域
3c……記号表示領域
3d……小計回数表示領域
4………合計表示手段
4d……小計回数表示領域
5………入力手段
5a……置数キー
5b……演算子キー
5c……その他機能キー
5d……マルチキー
5e……検算キー
5f……税計算キー
6………太陽電池
7………各種設定処理手段
7a……丸め処理設定スイッチ
7b……桁数設定スイッチ
8………CPU
9………ROM
10……小計処理手段
11……合計処理手段
12……小計記憶手段
12a…数式記憶部
12b…小計記憶部
12c…記号記憶部
13……合計記憶手段
14……RAM
14a…丸め処理フラグレジスタ
14b…丸め桁数フラグレジスタ
101…電子式小型計算機
102…基体
103…小計番号表示手段
104…小計番号処理手段
105…小計番号記憶手段
108…CPU
W1……基体幅
W2……小計表示手段幅
W3……合計表示手段幅
H1……基体高さ
H2……小計表示手段高さ
H3……合計表示手段高さ
D1……基体厚さ

Claims (6)

  1. 計算機能表示方法であって、
    小計を算出する毎に、その完了と同時に、該小計を表示する小計表示手段とは別に前記小計の合計を表示することを特徴とする計算機能表示方法。
  2. 電子式小型計算機であって、
    小計が表示される小計表示手段と、
    前記小計表示手段とは別に設けられ、前記小計の合計が表示される合計表示手段と、
    前記合計を記憶する合計記憶手段と、
    前記小計を算出すると共に前記合計を算出するための入力手段と、
    前記入力手段の操作を受けて、算出した新たな小計を前記小計表示手段に表示すると共に、前記新たな小計を前記合計記憶手段に記憶されている合計に合計処理して新たな合計を算出し、前記新たな合計を前記合計表示手段に表示する制御手段と
    を備えることを特徴とする電子式小型計算機。
  3. 前記小計表示手段と前記合計表示手段の形態が相違することを特徴とする請求項2に記載の電子式小型計算機。
  4. 前記制御手段は前記入力手段の操作を受けて、前記合計表示手段の前記合計が表示される領域とは別の領域に、前記小計が算出された回数を表示することを特徴とする請求項2又は3に記載の電子式小型計算機。
  5. 前記制御手段は前記入力手段の操作を受けて、前記小計表示手段の前記小計が表示される領域とは別の領域に、前記小計が算出された回数を表示することを特徴とする請求項2又は3に記載の電子式小型計算機。
  6. 前記小計表示手段及び前記合計表示手段とは別に設けられた前記小計が算出された回数を表示する小計回数表示手段が設けられ、
    前記制御手段は前記入力手段の操作を受けて、前記小計回数表示手段に前記小計が算出された回数を表示することを特徴とする請求項2又は3に記載の電子式小型計算機。
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