JPH06115625A - 多段物品棚用作業ステージの昇降装置 - Google Patents
多段物品棚用作業ステージの昇降装置Info
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- JPH06115625A JPH06115625A JP27185492A JP27185492A JPH06115625A JP H06115625 A JPH06115625 A JP H06115625A JP 27185492 A JP27185492 A JP 27185492A JP 27185492 A JP27185492 A JP 27185492A JP H06115625 A JPH06115625 A JP H06115625A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 上下および横方向に多数を並べて多段式とし
た物品収納棚群を大形化するとともに各物品収納棚から
物品を作業者が安全状態で作業性良く有効に出し入れ可
能とする。 【構成】 上下および横方向に多数を並べて高くて横長
となる大形の多段とした物品収納棚Ａ群の開口側前方に
幅狭で長い作業ステージＢを配備し、該作業ステージＢ
の長手方向両端側上方には門形の支持枠１をそれぞれ立
設するとともに、物品収納棚Ａ群の上方位に架設した複
数の吊上機２に各支持枠１を連繋して作業ステージＢを
昇降自在に設け、該作業ステージＢの床板３上には移動
台車Ｃ用の両レール４、４を敷設して構成した。また、
作業ステージＢの中間部上方にもその上方の吊上機２に
連繋して移動台車Ｃが通過できる門形の支持枠１を適当
数、立設した。
た物品収納棚群を大形化するとともに各物品収納棚から
物品を作業者が安全状態で作業性良く有効に出し入れ可
能とする。 【構成】 上下および横方向に多数を並べて高くて横長
となる大形の多段とした物品収納棚Ａ群の開口側前方に
幅狭で長い作業ステージＢを配備し、該作業ステージＢ
の長手方向両端側上方には門形の支持枠１をそれぞれ立
設するとともに、物品収納棚Ａ群の上方位に架設した複
数の吊上機２に各支持枠１を連繋して作業ステージＢを
昇降自在に設け、該作業ステージＢの床板３上には移動
台車Ｃ用の両レール４、４を敷設して構成した。また、
作業ステージＢの中間部上方にもその上方の吊上機２に
連繋して移動台車Ｃが通過できる門形の支持枠１を適当
数、立設した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上下および横方向に多
数を並べて多段とした大形の物品収納棚群から作業者が
物品の出し入れを有効に行なえることができる多段物品
棚用作業ステージの昇降装置に関する。
数を並べて多段とした大形の物品収納棚群から作業者が
物品の出し入れを有効に行なえることができる多段物品
棚用作業ステージの昇降装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、倉庫などで、上下および横方向に
多数を並べて高くて横長となる多段式の物品収納棚群を
設備して、各収納棚に各種の機械部品や物品を出し入れ
可能に収納し、作業者が踏台などに乗って各収納棚から
出し入れしたり、また、コンベアにより運搬しながら各
収納棚から物品を自動的に出し入れできるようにシステ
ム化したものは知られている。
多数を並べて高くて横長となる多段式の物品収納棚群を
設備して、各収納棚に各種の機械部品や物品を出し入れ
可能に収納し、作業者が踏台などに乗って各収納棚から
出し入れしたり、また、コンベアにより運搬しながら各
収納棚から物品を自動的に出し入れできるようにシステ
ム化したものは知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、物品収
納棚群が高くて大形の多段式になればなるほど作業者に
よる物品の出し入れが作業性悪く、しかも危険性も高く
て能率が上がらず、そのため、物品収納棚群の高さも制
限されて大型化できず、また、自動コンベアシステム化
したものでは、各棚ごとのコンベア設備のためにコスト
アップになるとともに、物品収納棚の数も制限されて大
形化できない、といった不具合を呈している。
納棚群が高くて大形の多段式になればなるほど作業者に
よる物品の出し入れが作業性悪く、しかも危険性も高く
て能率が上がらず、そのため、物品収納棚群の高さも制
限されて大型化できず、また、自動コンベアシステム化
したものでは、各棚ごとのコンベア設備のためにコスト
アップになるとともに、物品収納棚の数も制限されて大
形化できない、といった不具合を呈している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、安全かつ能率良く物品の出し入れ作業が
できて好適に実施できるよう工夫したものであり、その
ため、上下および横方向に多数を並べて高くて横長とな
る大形の多段とした物品収納棚群の開口側前方に幅狭で
長い作業ステージを配備し、該作業ステージの長手方向
両端側上方には門形の支持枠をそれぞれ立設するととも
に、物品収納棚群の上方位に架設した複数の吊上機に各
支持枠を連繋して作業ステージを昇降自在に設け、該作
業ステージの床板上には移動台車用の両レールを敷設し
て構成したものであり、また、作業ステージの中間部上
方にもその上方の吊上機に連繋して移動台車が通過でき
る門形の支持枠を適当数、立設したり、作業ステージの
長手方向一端側には移動台車が乗り移り可能に他の同様
な作業ステージを接近させて配備したり、作業ステージ
の両端の両支持枠にのみロック可能の開閉扉をそれぞれ
内装したり、作業ステージの両側方にそれぞれ立設した
ラックまたはローラチェンに噛合できるギヤまたはスプ
ロケットを作業ステージの両側部にそれぞれ軸架した
り、作業ステージの側方に立設したガイドレールに係脱
自在となるストッパを支持枠の側部に装備したり、作業
ステージの側方に立設したガイドレールに係脱自在とな
るストッパを作業ステージの側部に装備したり、各ギヤ
または各スプロケットの軸には作業ステージに固定した
ガバナーブレーキ装置を嵌装して構成したものである。
具合を解決し、安全かつ能率良く物品の出し入れ作業が
できて好適に実施できるよう工夫したものであり、その
ため、上下および横方向に多数を並べて高くて横長とな
る大形の多段とした物品収納棚群の開口側前方に幅狭で
長い作業ステージを配備し、該作業ステージの長手方向
両端側上方には門形の支持枠をそれぞれ立設するととも
に、物品収納棚群の上方位に架設した複数の吊上機に各
支持枠を連繋して作業ステージを昇降自在に設け、該作
業ステージの床板上には移動台車用の両レールを敷設し
て構成したものであり、また、作業ステージの中間部上
方にもその上方の吊上機に連繋して移動台車が通過でき
る門形の支持枠を適当数、立設したり、作業ステージの
長手方向一端側には移動台車が乗り移り可能に他の同様
な作業ステージを接近させて配備したり、作業ステージ
の両端の両支持枠にのみロック可能の開閉扉をそれぞれ
内装したり、作業ステージの両側方にそれぞれ立設した
ラックまたはローラチェンに噛合できるギヤまたはスプ
ロケットを作業ステージの両側部にそれぞれ軸架した
り、作業ステージの側方に立設したガイドレールに係脱
自在となるストッパを支持枠の側部に装備したり、作業
ステージの側方に立設したガイドレールに係脱自在とな
るストッパを作業ステージの側部に装備したり、各ギヤ
または各スプロケットの軸には作業ステージに固定した
ガバナーブレーキ装置を嵌装して構成したものである。
【０００５】
【作用】したがって、作業者と移動台車をのせた作業ス
テージを物品収納棚群の開口側に接近させて水平の安定
した状態で昇降させることができることになり、作業ス
テージ上では、作業者が棚から物品を取出して移動台車
に入れたり、移動台車から物品を取出して棚に入れた
り、移動台車を移動させて他の棚からさらに物品を出し
入れすることもできることになり、また、作業ステージ
の両端側には開閉扉があって移動台車が落下しないよう
安全構造になっており、他の作業ステージにも移動台車
および作業者が乗り移ることができることになり、さら
にまた、作業ステージは水平姿勢を確保して安全に昇降
したり、ストッパやブレーキを作動させて作業ステージ
の落下防止ができる。
テージを物品収納棚群の開口側に接近させて水平の安定
した状態で昇降させることができることになり、作業ス
テージ上では、作業者が棚から物品を取出して移動台車
に入れたり、移動台車から物品を取出して棚に入れた
り、移動台車を移動させて他の棚からさらに物品を出し
入れすることもできることになり、また、作業ステージ
の両端側には開閉扉があって移動台車が落下しないよう
安全構造になっており、他の作業ステージにも移動台車
および作業者が乗り移ることができることになり、さら
にまた、作業ステージは水平姿勢を確保して安全に昇降
したり、ストッパやブレーキを作動させて作業ステージ
の落下防止ができる。
【０００６】
【実施例】図１ないし図９において、図１は倉庫内に設
備した物品収納棚群を示すが、上下および横方向に多数
を並べて高くて横長となる大形の多段とした物品収納棚
Ａ群を背中合せの２列に設備するとともに、さらに、背
中合せの２列となる棚Ａ群を所定間隔をおいて平行に設
備したものであり、各列の物品収納棚Ａ群の開口側前方
にそわせて配備した幅狭で長い作業ステージＢの上面に
は床板３を張設するとともに、物品を搭載できるあおり
１６を有した移動台車Ｃの各自在輪１７のレールとなる
平行両レール４、４を両端にかけて敷設し、両レール
４、４の端部には移動台車Ｃの脱落防止用ストッパ１８
をそれぞれ装備し、作業ステージＢが長い場合にはその
両端部および中間２ヶ所の上方に、移動台車Ｃと作業者
が通過できる門形の支持枠１をそれぞれ立設し、各支持
枠１の上方位となる物品収納棚Ａ群の上方位に架設した
フレーム１９には、リモートコントロールができるモー
タ２０駆動の吊上機２をそれぞれ架着するとともに、各
吊上機２から重設する昇降操作チェン２１の下端部を各
支持枠１の上部の中央部にそれぞれ連繋し、また、ステ
ージ両端の両支持枠１の内部には開閉扉５をそれぞれ装
備するが、該開閉扉５の一端側は支持枠１の側部にヒン
ジ２２, ２２を介して枢着し、支持枠１の他方側部には
開閉確認用リミットスイッチ２３およびロック用ソレノ
イド２４を有する枠板２５を固設するとともに、開閉扉
５の他端側に固設したロック板２６が枠板２５に嵌挿さ
れるとソレノイド２４の吸引杆２４ａが嵌入してロック
されるようにして構成する。
備した物品収納棚群を示すが、上下および横方向に多数
を並べて高くて横長となる大形の多段とした物品収納棚
Ａ群を背中合せの２列に設備するとともに、さらに、背
中合せの２列となる棚Ａ群を所定間隔をおいて平行に設
備したものであり、各列の物品収納棚Ａ群の開口側前方
にそわせて配備した幅狭で長い作業ステージＢの上面に
は床板３を張設するとともに、物品を搭載できるあおり
１６を有した移動台車Ｃの各自在輪１７のレールとなる
平行両レール４、４を両端にかけて敷設し、両レール
４、４の端部には移動台車Ｃの脱落防止用ストッパ１８
をそれぞれ装備し、作業ステージＢが長い場合にはその
両端部および中間２ヶ所の上方に、移動台車Ｃと作業者
が通過できる門形の支持枠１をそれぞれ立設し、各支持
枠１の上方位となる物品収納棚Ａ群の上方位に架設した
フレーム１９には、リモートコントロールができるモー
タ２０駆動の吊上機２をそれぞれ架着するとともに、各
吊上機２から重設する昇降操作チェン２１の下端部を各
支持枠１の上部の中央部にそれぞれ連繋し、また、ステ
ージ両端の両支持枠１の内部には開閉扉５をそれぞれ装
備するが、該開閉扉５の一端側は支持枠１の側部にヒン
ジ２２, ２２を介して枢着し、支持枠１の他方側部には
開閉確認用リミットスイッチ２３およびロック用ソレノ
イド２４を有する枠板２５を固設するとともに、開閉扉
５の他端側に固設したロック板２６が枠板２５に嵌挿さ
れるとソレノイド２４の吸引杆２４ａが嵌入してロック
されるようにして構成する。
【０００７】前記作業ステージＢの両側には所定間隔を
おいて図６に示すように角パイプ形の支柱４３をそれぞ
れ立設するとともに、各支柱４３の内側面には図９に示
すようにラック６をそれぞれ固設し、作業ステージＢの
両側部には図９に示すように前記支柱４３にそって上下
動できるガイドプレート２７をそれぞれ設け、作業ステ
ージＢの両側下部には各メタル２８に支持される両軸１
５、１５を軸架するとともに、両軸１５に嵌着した各ギ
ヤ８を各ラック６にそれぞれ噛合させて構成するが、図
１０に示すように、軸１５に嵌着したスプロケット９を
ローラチェン７に噛合させたり、また、物品収納棚Ａ群
が横方向に長くなったり、作業ステージＢが長手方向に
短い場合には、図６に示すように、作業ステージＢの長
手方向一端側には移動台車Ｃが乗り移り可能に他の同様
な作業ステージＢを接近させて配備して構成することも
できる。
おいて図６に示すように角パイプ形の支柱４３をそれぞ
れ立設するとともに、各支柱４３の内側面には図９に示
すようにラック６をそれぞれ固設し、作業ステージＢの
両側部には図９に示すように前記支柱４３にそって上下
動できるガイドプレート２７をそれぞれ設け、作業ステ
ージＢの両側下部には各メタル２８に支持される両軸１
５、１５を軸架するとともに、両軸１５に嵌着した各ギ
ヤ８を各ラック６にそれぞれ噛合させて構成するが、図
１０に示すように、軸１５に嵌着したスプロケット９を
ローラチェン７に噛合させたり、また、物品収納棚Ａ群
が横方向に長くなったり、作業ステージＢが長手方向に
短い場合には、図６に示すように、作業ステージＢの長
手方向一端側には移動台車Ｃが乗り移り可能に他の同様
な作業ステージＢを接近させて配備して構成することも
できる。
【０００８】図１１および図１２は作業ステージの落下
防止安全装置の実施例を示し、作業ステージＢの側方に
立設したガイドレール１０には上下方向に所定間隔おき
の孔２９を形成し、ブラケット３０を固定した支持枠１
の上部中央には、昇降操作チェン２１に連繋する支軸３
１を嵌挿するとともに、支軸３１の下部には圧縮ばね３
２を介装し、ブラケット３０に枢支したベルクランク３
３の一端側には前記支軸３１の上方の突起３４が当接す
るようにして、支持枠１の上方側部のブラケット３５に
枢支して前記ガイドレール１０の孔２９に係脱できるス
トッパ１１の他端側アーム３６と前記ベルクランク３３
の他端側とを連動リンク３７により連動連繋して構成し
たものである。
防止安全装置の実施例を示し、作業ステージＢの側方に
立設したガイドレール１０には上下方向に所定間隔おき
の孔２９を形成し、ブラケット３０を固定した支持枠１
の上部中央には、昇降操作チェン２１に連繋する支軸３
１を嵌挿するとともに、支軸３１の下部には圧縮ばね３
２を介装し、ブラケット３０に枢支したベルクランク３
３の一端側には前記支軸３１の上方の突起３４が当接す
るようにして、支持枠１の上方側部のブラケット３５に
枢支して前記ガイドレール１０の孔２９に係脱できるス
トッパ１１の他端側アーム３６と前記ベルクランク３３
の他端側とを連動リンク３７により連動連繋して構成し
たものである。
【０００９】図１３および図１４は作業ステージの落下
防止安全装置の他の実施例を示し、作業ステージＢの側
方に立設して該作業ステージＢをガイドするガイドレー
ル１２には上下方向に所定間隔おきの孔３８を形成し、
作業ステージＢの側部のフレーム３９内には前記孔３８
に係脱できるストッパ１３を枢支し、該ストッパ１３の
他端側アーム４０より上方に延出するワイヤ４１を支持
枠１の上方側部の滑車４２に掛装するとともに、前記ワ
イヤ４１の他端側を前記実施例のベルクランク３３の他
端側に連動連繋して構成したものである。
防止安全装置の他の実施例を示し、作業ステージＢの側
方に立設して該作業ステージＢをガイドするガイドレー
ル１２には上下方向に所定間隔おきの孔３８を形成し、
作業ステージＢの側部のフレーム３９内には前記孔３８
に係脱できるストッパ１３を枢支し、該ストッパ１３の
他端側アーム４０より上方に延出するワイヤ４１を支持
枠１の上方側部の滑車４２に掛装するとともに、前記ワ
イヤ４１の他端側を前記実施例のベルクランク３３の他
端側に連動連繋して構成したものである。
【００１０】また、図１５および図１６は作業ステージ
の落下防止安全装置のさらに別の実施例を示し、作業ス
テージＢの側部下方には公知のガバナーブレーキ装置１
４を固設するとともに、該ガバナーブレーキ装置１４
に、作業ステージＢの側部下方に軸架した軸１５を嵌装
して構成したものである。
の落下防止安全装置のさらに別の実施例を示し、作業ス
テージＢの側部下方には公知のガバナーブレーキ装置１
４を固設するとともに、該ガバナーブレーキ装置１４
に、作業ステージＢの側部下方に軸架した軸１５を嵌装
して構成したものである。
【００１１】したがって、有線または無線の手元スイッ
チでリモートコントロールしながら各吊上機２を操作し
て、作業者と移動台車Ｃをのせた作業ステージＢを物品
収納棚Ａ群の開口側に接近させて昇降させることができ
ることになり、その場合、各ギヤ８またはスプロケット
９がラック６またはローラチェン７にそれぞれ噛合する
ので、作業ステージＢは水平姿勢の安定状態で昇降でき
ることになり、また、作業ステージＢが床の上方に上昇
する状態では両端の開閉扉５は自動的にロックされて、
作業者および移動台車Ｃの落下防止ができることにな
り、停止させた作業ステージＢ上では、作業者が棚から
物品を取出して移動台車Ｃに入れたり、移動台車Ｃから
物品を取出して棚に入れたり、さらには、移動台車Ｃを
移動させて他の棚から物品を出し入れすることができる
ことになり、また、一端側の開閉扉５を開いて、支持枠
１内をくぐりながら作業者と移動台車Ｃは他の作業ステ
ージＢに乗り移ることができる。
チでリモートコントロールしながら各吊上機２を操作し
て、作業者と移動台車Ｃをのせた作業ステージＢを物品
収納棚Ａ群の開口側に接近させて昇降させることができ
ることになり、その場合、各ギヤ８またはスプロケット
９がラック６またはローラチェン７にそれぞれ噛合する
ので、作業ステージＢは水平姿勢の安定状態で昇降でき
ることになり、また、作業ステージＢが床の上方に上昇
する状態では両端の開閉扉５は自動的にロックされて、
作業者および移動台車Ｃの落下防止ができることにな
り、停止させた作業ステージＢ上では、作業者が棚から
物品を取出して移動台車Ｃに入れたり、移動台車Ｃから
物品を取出して棚に入れたり、さらには、移動台車Ｃを
移動させて他の棚から物品を出し入れすることができる
ことになり、また、一端側の開閉扉５を開いて、支持枠
１内をくぐりながら作業者と移動台車Ｃは他の作業ステ
ージＢに乗り移ることができる。
【００１２】また、作業ステージＢが落下状態になった
としても、図１１および図１２と図１３および図１４と
図１５および図１６にそれぞれ示す各実施例に見られる
ように、ストッパ１１がガイドレール１０に、ストッパ
１３がガイドレール１２に係合したり、ガバナーブレー
キ装置１４が軸１５を移動させたりして、作業ステージ
Ｂの落下を防止できることになる。
としても、図１１および図１２と図１３および図１４と
図１５および図１６にそれぞれ示す各実施例に見られる
ように、ストッパ１１がガイドレール１０に、ストッパ
１３がガイドレール１２に係合したり、ガバナーブレー
キ装置１４が軸１５を移動させたりして、作業ステージ
Ｂの落下を防止できることになる。
【００１３】
【発明の効果】このように本発明は、作業者と移動台車
Ｃをのせた作業ステージＢを物品収納棚Ａ群の開口側に
接近させて水平の安定した状態で昇降させることができ
ることになり、作業ステージＢ上では、作業者が棚から
物品を取出して移動台車Ｃに入れたり、移動台車Ｃから
物品を取出して棚に入れたり、移動台車Ｃを移動させて
他の棚からさらに物品を出し入れすることもできること
になり、また、作業ステージＢの両端側には開閉扉５が
あって移動台車Ｃおよび作業者が落下しないよう安全構
造になっており、一方の開閉扉５を開いて他の作業ステ
ージＢにも移動台車Ｃおよび作業者が乗り移ることがで
きることになり、さらにまた、作業ステージＢは水平姿
勢を確保して安全に昇降したり、ストッパやブレーキの
安全装置を作動させて作業ステージＢの落下を防止でき
ることになり、倉庫などに設備する物品収納棚Ａ群を大
形化することができるとともに、各物品収納棚Ａから物
品を作業者が安全状態でしかも作業性良く能率的に出し
入れできることになり、好適に実施できる特長を有す
る。
Ｃをのせた作業ステージＢを物品収納棚Ａ群の開口側に
接近させて水平の安定した状態で昇降させることができ
ることになり、作業ステージＢ上では、作業者が棚から
物品を取出して移動台車Ｃに入れたり、移動台車Ｃから
物品を取出して棚に入れたり、移動台車Ｃを移動させて
他の棚からさらに物品を出し入れすることもできること
になり、また、作業ステージＢの両端側には開閉扉５が
あって移動台車Ｃおよび作業者が落下しないよう安全構
造になっており、一方の開閉扉５を開いて他の作業ステ
ージＢにも移動台車Ｃおよび作業者が乗り移ることがで
きることになり、さらにまた、作業ステージＢは水平姿
勢を確保して安全に昇降したり、ストッパやブレーキの
安全装置を作動させて作業ステージＢの落下を防止でき
ることになり、倉庫などに設備する物品収納棚Ａ群を大
形化することができるとともに、各物品収納棚Ａから物
品を作業者が安全状態でしかも作業性良く能率的に出し
入れできることになり、好適に実施できる特長を有す
る。
【図１】本発明の実施例を概略示した斜視図である。
【図２】図１の一部である要部を示した斜視図である。
【図３】開閉扉を示した斜視図である。
【図４】図３のIV−IV線断面を示した平断面図である。
【図５】図３の一部を示した側面図である。
【図６】実施例の一部を示した斜視図である。
【図７】図６のVII −VII 線断面を示した断面図であ
る。
る。
【図８】図６の一部を示した側面図である。
【図９】図８の一部を拡大して示した斜視図である。
【図１０】他の例のスプロケット等を示した斜視図であ
る。
る。
【図１１】落下防止装置の実施例を示した断面図であ
る。
る。
【図１２】図１１の一部を示した斜視図である。
【図１３】落下防止装置の他の実施例を示した正面図で
ある。
ある。
【図１４】図１３の一部を示した側断面図である。
【図１５】落下防止装置のさらに別の実施例を示した斜
視図である。
視図である。
【図１６】図１５の一部を示した側面図である。
Ａ 物品収納棚 Ｂ 作業ステージ １ 支持枠 ２ 吊上機 ３ 床板 Ｃ 移動台車 ４ レール ５ 開閉扉 ６ ラック ７ ローラチェン ８ ギヤ ９ スプロケット １０ ガイドレール １１ ストッパ １２ ガイドレール １３ ストッパ １４ ガバナーブレーキ装置 １５ 軸
Claims (8)
- 【請求項１】 上下および横方向に多数を並べて高くて
横長となる大形の多段とした物品収納棚Ａ群の開口側前
方に幅狭で長い作業ステージＢを配備し、該作業ステー
ジＢの長手方向両端側上方には門形の支持枠１をそれぞ
れ立設するとともに、物品収納棚Ａ群の上方位に架設し
た複数の吊上機２に各支持枠１を連繋して作業ステージ
Ｂを昇降自在に設け、該作業ステージＢの床板３上には
移動台車Ｃ用の両レール４、４を敷設して構成したこと
を特徴とする多段物品棚用作業ステージの昇降装置。 - 【請求項２】 作業ステージＢの中間部上方にもその上
方の吊上機２に連繋して移動台車Ｃが通過できる門形の
支持枠１を適当数、立設してなる請求項１記載の多段物
品棚用作業ステージの昇降装置。 - 【請求項３】 作業ステージＢの長手方向一端側には移
動台車Ｃが乗り移り可能に他の同様な作業ステージＢを
接近させて配備してなる請求項１記載の多段物品棚用作
業ステージの昇降装置。 - 【請求項４】 作業ステージＢの両端の両支持枠１にの
みロック可能の開閉扉５をそれぞれ内装してなる請求項
１記載の多段物品棚用作業ステージの昇降装置。 - 【請求項５】 作業ステージＢの両側方にそれぞれ立設
したラック６またはローラチェン７に噛合できるギヤ８
またはスプロケット９を作業ステージＢの両側部にそれ
ぞれ軸架してなる請求項１記載の多段物品棚用作業ステ
ージの昇降装置。 - 【請求項６】 作業ステージＢの側方に立設したガイド
レール１０に係脱自在となるストッパ１１を支持枠１の
側部に装備してなる請求項１記載の多段物品棚用作業ス
テージの昇降装置。 - 【請求項７】 作業ステージＢの側方に立設したガイド
レール１２に係脱自在となるストッパ１３を作業ステー
ジＢの側部に装備してなる請求項１記載の多段物品棚用
作業ステージの昇降装置。 - 【請求項８】 各ギヤ８または各スプロケット９の軸１
５には作業ステージＢに固定したガバナーブレーキ装置
１４を嵌装してなる請求項５記載の多段物品棚用作業ス
テージの昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27185492A JPH06115625A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 多段物品棚用作業ステージの昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27185492A JPH06115625A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 多段物品棚用作業ステージの昇降装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06115625A true JPH06115625A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17505810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27185492A Pending JPH06115625A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 多段物品棚用作業ステージの昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06115625A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006131354A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Jfe Plant & Service Corp | 立体保管庫 |
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| JP2023504412A (ja) * | 2019-11-26 | 2023-02-03 | エグゾテック | クライミング経路を固定する方法 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP27185492A patent/JPH06115625A/ja active Pending
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