JPH06115568A - 保温保冷用コンテナ及び保温保冷用コンテナ組み立て体 - Google Patents

保温保冷用コンテナ及び保温保冷用コンテナ組み立て体

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Publication number
JPH06115568A
JPH06115568A JP4264877A JP26487792A JPH06115568A JP H06115568 A JPH06115568 A JP H06115568A JP 4264877 A JP4264877 A JP 4264877A JP 26487792 A JP26487792 A JP 26487792A JP H06115568 A JPH06115568 A JP H06115568A
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JP
Japan
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container
heat
cold
warm
heat insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP4264877A
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English (en)
Inventor
Ko Iwasaki
曠 岩崎
Kenji Suzuki
健二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Gifu Plastic Industry Co Ltd filed Critical Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP4264877A priority Critical patent/JPH06115568A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保温保冷用コンテナを複数個積み重ねて保温
庫や冷凍庫に入れても熱気や冷気をスムーズに行き亙ら
せて加熱や冷却を短時間で行う。均一に加熱や冷却を行
う。 【構成】 周囲の側壁1と底面の底壁2とで上面を開口
せる容器状に保温保冷用コンテナAを形成する。側壁1
を内部に断熱材3を内包した断熱構造に形成する。底壁
2を多数個の通気孔4を有する通気構造に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に食品のような内
容物を収納して保温したり保冷したりするのに用いる保
温保冷用コンテナ及び保温保冷用コンテナ組み立て体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の保温保冷用のコンテナとしては
実公昭58−34050号公報に開示されるものがあ
る。このコンテナは断熱性のある材料にて形成され、周
囲の側壁と底面の底壁とで上面を開口せる箱状になって
いた。そしてコンテナの使用にあたっては、コンテナ内
に食品等の収納物を入れ、コンテナを上下に複数個積み
重ねて保温庫や冷凍庫に収納して食品等の収納物の加熱
や冷却がされるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コンテナの
底壁が完全に閉塞されているため上下に通気できず、保
温庫や冷凍庫に収納して加熱や冷却を行うとき、熱気や
冷気を複数個積み重ねたコンテナ内に行き亙らせにく
く、食品等の加熱や冷却に時間がかかると共に均一に加
熱できないという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の第1の目的とするところは複数個積
み重ねて保温庫や冷凍庫に入れても熱気や冷気をスムー
ズに行き亙らせて加熱や冷却が短時間でできると共に均
一に加熱や冷却ができる保温保冷用コンテナを提供する
にあり、また本発明の第2の目的とするところは加熱し
たり冷却したりした収納物を長時間保温したり、保冷し
たりできる保温保冷用コンテナ組み立て体を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明保温保冷用コンテナAは、周囲の側壁1と底面の
底壁2とで上面を開口せる容器状に形成されるコンテナ
において、側壁1が内部に断熱材3を内包した断熱構造
に形成され、底壁2が多数個の通気孔4を有する通気構
造に形成されたことを特徴とする。
【0006】また本発明保温保冷用コンテナ組み立て体
Bは、上記のように構成せる保温保冷用コンテナAを上
下に複数段積み重ね、断熱材3を内包した断熱構造の上
蓋体5を最上部の保温保冷用コンテナAの上面開口に着
脱自在に被着し、断熱材3を内包した断熱構造の底蓋体
6を最下部の保温保冷用コンテナAの底壁2の下に着脱
自在に被着して成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、底壁2が多数個の通気孔4
を有する通気構造になっていることにより、保温保冷用
コンテナAを上下に複数段積み重ねて保温庫や冷凍庫に
入れて加熱したり冷却したりするとき、熱気や冷気が保
温保冷用コンテナAの底壁2の通気孔4を介して通気さ
れ、熱気や冷気がスムーズに各保温保冷用コンテナA内
に行き亙り、収納物を短時間で加熱したり冷却したりで
きると共に各保温保冷用コンテナAの収納物を均一に加
熱したり冷却したりできる。
【0008】また複数段積み重ねた保温保冷用コンテナ
Aの最上部の上面開口を断熱性のある上蓋体5で閉塞す
ると共に最下部の底壁2の下を断熱性のある底蓋体6で
閉塞したことにより、保温庫や冷凍庫から出した状態で
も断熱性のある壁で外面全面が覆われ、長時間に亙って
保温や保冷ができる。そして最上段の保温保冷用コンテ
ナA内または最下段の保温保冷用コンテナA内に保温材
または保冷材を装填すれば、運搬移動の際、保温車また
は保冷車を使用しないで、両者混在して運搬移動に供す
ることができる。
【0009】
【実施例】保温保冷用コンテナAは図1、図2、図3に
示すように周囲の側壁1と底面の底壁2にて上面を開口
せる角箱状に形成されている。側壁1は合成樹脂にて形
成せる内側部材7と合成樹脂で形成せる外側部材8とを
組み合わせ、内側部材7と外側部材8との間にできる空
間に発泡合成樹脂等の断熱材3を装填して形成されてい
る。内側部材7と外側部材8とは嵌合突部9と嵌合凹部
10との嵌合及び断熱材3の自己接着性にて一体化され
ている。底壁2は内側部材7に一体に設けてあり、底壁
2を通気構造にしてある。本実施例の場合、底壁2を格
子状にしてあり、多数の通気孔4を列設してある。側壁
1の上端には断面階段状の嵌合部11を略全周に亙るよ
うに設けてあり、側壁1の下端には断面階段状の被嵌合
部12を略全周に亙るように設けてある。
【0010】上蓋体5及び底蓋体6は、ブロー成形等で
形成した合成樹脂の外皮13の空洞部内に発泡合成樹脂
の断熱材3を装填して形成されている。上蓋体5の外周
の下面側には断面階段状の被嵌合部12を略全周に亙る
ように設けてあり、底蓋体6の外周の上面には断面階段
状の嵌合部11を略全周に亙るように設けてある。上記
のように構成せる保温保冷用コンテナA内には食品等の
収納物が収納され、複数個の保温保冷用コンテナAが上
下に積み重ねられる。保温保冷用コンテナAを上下に積
み重ねた状態で上下に隣り合う保温保冷用コンテナAは
嵌合部11と被嵌合部12とを嵌合することにより位置
決めされる。上下に複数個積み重ねた保温保冷用コンテ
ナAの最上部の保温保冷用コンテナAの上面開口には上
蓋体5が被着され、最下部の保温保冷用コンテナAの底
壁2の下には底蓋体6が被着されている。上蓋体5や下
蓋体6を被着したとき嵌合部11と被嵌合部12を嵌合
して位置決めされる。図4では保温保冷用コンテナAを
3段に積み重ねた状態を図示してあるが、実際には保温
保冷用コンテナAを十数段に積み重ねて使用される。こ
のように複数個の保温保冷用コンテナAを積み重ねると
共に上蓋体5や底蓋体6を被着した保温保冷用コンテナ
組み立て体Bは例えば運搬台車に載せて輸送されるもの
であり、このとき必要に応じて上蓋体5から運搬台車に
亙るようにポリプロピレンバンドのような梱包用ベルト
にて結合される。
【0011】保温保冷用コンテナ組み立て体Bは食品等
の収納物を収納した状態で運搬台車で運搬され、保温庫
や冷凍庫に収納して加熱や冷却がされる。保温庫や冷凍
庫に収納して加熱や冷却をする場合、上蓋体5が取られ
て上面開口が開かれ、熱気や冷気が各保温保冷用コンテ
ナAの底壁2の通気孔4を介して通気され、各保温保冷
用コンテナAの収納物に熱気や冷気が行き亙る。これに
より、熱気や冷気がスムーズに行き亙って収納物を短時
間で加熱したり冷却したりでき、また収納物を均一に加
熱したり冷却したりできる。収納物を加熱したり、冷却
したりしてから保温保冷用コンテナ組み立て体Bを取り
出すとき、上蓋体5が被着される。このとき保温保冷用
コンテナ組み立て体Bの外面全面が断熱構造になってお
り、長時間に亙って保温や保冷される。
【0012】
【発明の効果】本発明保温保冷用コンテナは叙述のよう
に底壁が多数個の通気孔を有する通気構造になっている
ので、保温保冷用コンテナを上下に複数段積み重ねて保
温庫や冷凍庫に入れて加熱したり冷却したりするとき、
熱気や冷気が保温保冷用コンテナの底壁の通気孔を介し
て通気されるものであって、熱気や冷気がスムーズに各
保温保冷用コンテナ内に行き亙り、収納物を短時間で加
熱したり冷却したりできると共に各保温保冷用コンテナ
の収納物を均一に加熱したり冷却したりできるものであ
る。
【0013】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、複数段積み重ねた保温保冷用コンテナの最上部の上
面開口を断熱性のある上蓋体で閉塞すると共に最下部の
底壁の下を断熱性のある底蓋体で閉塞したので、保温庫
や冷凍庫から出した状態でも断熱性のある側壁、上蓋
体、底蓋体で外面全面が覆われ、長時間に亙って保温や
保冷ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明保温保冷用コンテナの一実施例を示し、
(a)は図2のX−X線で断面した断面図、(b)は図
2のY−Y線で断面した断面図である。
【図2】同上の保温保冷用コンテナを示す平面図であ
る。
【図3】同上の保温保冷用コンテナを示し、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図4】同上の保温保冷用コンテナ組み立て体を示す断
面図である。
【符号の説明】
A 保温保冷用コンテナ B 保温保冷用コンテナ組み立て体 1 側壁 2 底壁 3 断熱材 4 通気孔 5 上蓋体 6 底蓋体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲の側壁と底面の底壁とで上面を開口
    せる容器状に形成されるコンテナにおいて、側壁が内部
    に断熱材を内包した断熱構造に形成され、底壁が多数個
    の通気孔を有する通気構造に形成されたことを特徴とす
    る保温保冷用コンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の保温保冷用コンテナを上
    下に複数段積み重ね、断熱材を内包した断熱構造の上蓋
    体を最上部の保温保冷用コンテナの上面開口に着脱自在
    に被着し、断熱材を内包した断熱構造の底蓋体を最下部
    の保温保冷用コンテナの底壁の下に着脱自在に被着して
    成ることを特徴とする保温保冷用コンテナ組み立て体。
JP4264877A 1992-10-02 1992-10-02 保温保冷用コンテナ及び保温保冷用コンテナ組み立て体 Pending JPH06115568A (ja)

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JP4264877A JPH06115568A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 保温保冷用コンテナ及び保温保冷用コンテナ組み立て体

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JP4264877A JPH06115568A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 保温保冷用コンテナ及び保温保冷用コンテナ組み立て体

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JPH06115568A true JPH06115568A (ja) 1994-04-26

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JP4264877A Pending JPH06115568A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 保温保冷用コンテナ及び保温保冷用コンテナ組み立て体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104443809A (zh) * 2014-09-30 2015-03-25 张家港市杨舍镇善港农民专业合作社 一种新型多层节能制冷的农产品存储设备
JP2015163530A (ja) * 2014-01-31 2015-09-10 三菱樹脂株式会社 断熱容器積重体運搬車

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960402