JPH06115411A - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JPH06115411A
JPH06115411A JP26710492A JP26710492A JPH06115411A JP H06115411 A JPH06115411 A JP H06115411A JP 26710492 A JP26710492 A JP 26710492A JP 26710492 A JP26710492 A JP 26710492A JP H06115411 A JPH06115411 A JP H06115411A
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JP
Japan
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top brush
vehicle
traveling
vehicle type
car
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JP26710492A
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English (en)
Inventor
Shigeo Takeuchi
茂夫 竹内
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Takeuchi Iron Works Corp
Original Assignee
Takeuchi Iron Works Corp
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジープタイプの車両やワゴンタイプの車両の
後部に装着されたスペアタイヤや後部ミラーとトップブ
ラシとの干渉を防止する。 【構成】 走行フレーム4に異なる高さに設けた第1〜
第3の車体検出手段S1〜S3 と、走行フレーム4のス
タート位置からの走行距離LA及びLBとにより、乗用
車タイプの車両V1 、ジープタイプの車両V2 及びワゴ
ンタイプの車両V 3 を判別する。ジープタイプの車両V
2 及びワゴンタイプの車両V3 を洗浄する場合には、そ
れぞれスペアタイヤST及び後部ミラーRMとの干渉を
避けるべく、トップブラシ8の昇降が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の上面形状にト
ップブラシを追従させて洗浄するようにした洗車機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、車体後部にスペアタイヤを装備し
たジープタイプの車両、あるいは車体後部に後部ミラー
を装備したワゴンタイプの車両を洗車機で洗浄する場
合、前記スペアタイヤや後部ミラーに回転ブラシが引っ
掛かり、車体や回転ブラシを破損することがあった。そ
こで、スペアタイヤを装備したジープタイプの車両や後
部ミラーを装備したワゴンタイプの車両を洗浄する場合
に、洗車機の操作パネルに設けられたスイッチの操作に
より回転ブラシの運動を制御し、スペアタイヤや後部ミ
ラーと回転ブラシとの干渉を自動的に回避させるものが
知られている(実開昭63−165262号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように車種に応じて操作パネルのスイッチを操作するの
は面倒であるばかりか、不慣れな作業者によるスイッチ
の操作ミスで車体や回転ブラシを破損する可能性があっ
た。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、スイッチを操作することなくトップブラシに車種に
応じた適切な運動を行わせ、車体及びトップブラシの破
損を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、トップブラシで被浄自動車の車体上面を
洗浄する洗車機において、被洗浄自動車が車体後部にス
ペアタイヤ及び後部ミラーを何れも装備していない第1
の車種か、車体後部にスペアタイヤを装備している第2
の車種か、車体後部に後部ミラーを装備している第3の
車種かを判別する車種検出手段と、この車種検出手段に
よって被洗浄自動車が第1の車種であると判別された場
合に、トップブラシを車体上面に追従させ、被洗浄自動
車が第2の車種であると判別された場合に、車体後部を
洗浄する間トップブラシの下降を抑制してスペアタイヤ
を回避させ、被洗浄自動車が第3の車種であると判別さ
れた場合に、トップブラシが車体後部で所定の高さまで
上昇したら後部ミラーを回避させる制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0007】図1〜図11は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は洗車機の全体正面図、図2は同じく全体側
面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は車種判別の
フローチャート、図5は車種判別の作用説明図、図6〜
図8は洗浄工程のフローチャート、図9は第1の車種を
洗浄する際の作用説明図、図10は第2の車種を洗浄す
る際の作用説明図、図11は第3の車種を洗浄する際の
作用説明図である。
【0008】図1及び図2に示すように、洗車機は床面
に敷設した左右一対の走行レール1,1に前後各2個の
駆動輪2,2と従動輪3,3とを案内されて走行する門
型の走行フレーム4を備える。前記駆動輪2,2はイン
バータにより回転速度が調整可能な走行用モータ5,5
に接続され、これにより走行フレーム4は走行レール
1,1に沿って前後方向に任意の速度で往復走行するこ
とができる。
【0009】走行フレーム4の上部には、左右方向に配
設された1本のトップブラシ昇降駆動軸6の両端部が一
対の軸受け7,7によって回転自在に支持される。車両
の上面を洗浄するトップブラシ8の昇降を案内する案内
枠9は、左右一対のガイドレール10,10と、これら
ガイドレール10,10の上端間を一体に結合する中空
の案内枠揺動軸11とを備える。案内枠揺動軸11は前
記トップブラシ昇降駆動軸6の外周に同軸に嵌合し、左
右一対の軸受け12,12によってトップブラシ昇降駆
動軸6に相対回転自在に支持される。
【0010】つまり、トップブラシ昇降駆動軸6は軸受
け7,7によって走行フレーム4に回転自在に支持され
るとともに、そのトップブラシ昇降駆動軸6に軸受け1
2,12によって案内枠揺動軸11が揺動自在に支持さ
れる。これにより、案内枠揺動軸11の外部にトップブ
ラシ昇降駆動軸6を配設した場合に比べて、案内枠9の
吊り下げ支持部の構造を簡略化することが可能となり、
その結果として走行フレーム4の全高を低く抑えること
が可能となる。
【0011】左右のガイドレール10,10と走行フレ
ーム4とは、一対のシリンダ13,13によって接続さ
れ、このシリンダ13,13を伸縮駆動することによ
り、案内枠9を垂下位置より図2のa方向及びb方向に
揺動させることができる。
【0012】図3を併せて参照すると明らかなように、
ガイドレール10,10は断面コ字状に形成され、その
内部には断面L字状のガイド板14が固着される。左右
のガイドレール10,10には、ガイド板14とガイド
レール10の内壁との間に案内される2個のガイドロー
ラ15,15とガイドレール10の内壁に案内される1
個のガイドローラ16とを有する左右一対の台車17
A,17Bが、互いに同期して昇降し得るように支持さ
れる。左右の台車17A,17Bにはトップブラシ支持
軸18の左右両端部が固着され、そのトップブラシ支持
軸18に回転自在に嵌合するトップブラシ回転軸19の
一端に設けたスプロケット20と一方の台車17Bに設
けたトップブラシ回転用モータ21のスプロケット22
とがチェン23を介して接続され、これによりトップブ
ラシ8が回転駆動される。
【0013】走行フレーム4にはインバータにより回転
速度を調整可能なトップブラシ昇降用モータ24が設け
られ、そのトップブラシ昇降用モータ24のスプロケッ
ト25とトップブラシ昇降駆動軸6の一方の端部に設け
たスプロケット26とがチェン27で接続される。また
ガイドレール10,10の内部においてトップブラシ昇
降駆動軸6に設けた2個のスプロケット28,28と該
ガイドレール10,10の下端に設けた2個のスプロケ
ット29,29間にはチェン30,30が巻き掛けら
れ、それらチェン30,30の両端は各台車17A,1
7Bに結着される。尚、組付けを容易に行うために、前
記スプロケット28,28の直径は案内枠揺動軸11の
内径及び軸受12,12が装着されるガイドレール1
0,10の端部開口よりも小さく形成されている。
【0014】而して、トップブラシ昇降用モータ24を
駆動するとトップブラシ昇降駆動軸6が回転し、トップ
ブラシ8を支持する左右の台車17A,17Bはガイド
レール10,10に案内されて昇降する。このとき、ガ
イドレール10,10の内部に洗浄水が浸入しないよう
に、ガイドレール10,10の開口面にスリットを有す
るゴム板31,31が張設される。
【0015】トップブラシ昇降駆動軸6の他方の端部に
設けたスプロケット32と走行フレーム4の下部に設け
たスプロケット33とに巻き掛けられたチェン34に
は、トップブラシ8が重力で下降しようとする力に対抗
するバランスウエイト35が固着される。
【0016】次に、洗車機の制御系の構造について説明
する。
【0017】床面には自動車の停止位置を規制するタイ
ヤストッパ107,107が設けられ(図5参照)、ま
た床面に設けたスタート位置カム108に当接可能なス
タート位置検出スイッチ109が走行フレーム4に設け
られる。スタート位置検出スイッチ109がスタート位
置カム108から離れた瞬間から、走行フレーム4の往
走行時には一方の走行用モータ5に設けたロータリエン
コーダ55の出力パルスを加算し、復走行時には前記ロ
ータリエンコーダ55の出力パルスを減算することによ
り、走行フレーム4の走行位置Lが検出される。
【0018】案内枠9の一方のガイドレール10にはト
ップブラシ8の下限位置と上限位置とをそれぞれ検出す
る下限検出スイッチ36と上限検出スイッチ37とが設
けられ、これら両検出スイッチ36,37は一方の台車
17Aに設けた磁石38により作動する。トップブラシ
昇降駆動軸6の一端にはロータリエンコーダ39が設け
られており、前記上限検出スイッチ37が作動状態から
不作動状態になった瞬間から、トップブラシ8の下降時
にはロータリエンコーダ39の出力パルスを加算し、上
昇時には前記ロータリエンコーダ39の出力パルスを減
算することにより、トップブラシ8の昇降位置が検出さ
れる。
【0019】走行フレーム4には、光電スイッチの投光
器104A及び受光器104Bから構成されて車高を検
出する第1車体検出手段S1 と、光電スイッチの投光器
105A及び受光器105Bから構成されて車高を検出
する第2車体検出手段S2 と、光電スイッチの投光器1
06A及び受光器106Bから構成されて車体の前端及
び後端を検出する第3車体検出手段S3 とが設けられ
る。これら第1〜第3車体検出手段S1 ,S2 ,S
3 と、前記ロータリエンコーダ55の出力パルスから求
められる走行フレーム4の走行位置とにより、被洗浄自
動車が第1の車種V1(乗用車タイプ)、第2の車種V
2 (ジープタイプ)、第3の車種V3 (ワゴンタイプ)
の何れであるかが判別される。
【0020】走行フレーム4には案内枠9の揺動端を規
制する一対のストッパ40,41が設けられる。また走
行フレーム4には前記各ストッパ40,41に対応して
前方振れ検出スイッチ42と後方振れ検出スイッチ43
とが設けられ、案内枠9が矢印a方向に振れて前記スト
ッパ40に当接するとガイドレール10に設けた磁石4
4により前記前方振れ検出スイッチ42が作動し、案内
枠9が矢印b方向に振れて前記ストッパ41に当接する
と前記磁石44により前記後方振れ検出スイッチ43が
作動する。
【0021】またトップブラシ昇降駆動軸6の他端に相
対回転自在に支持された駆動ギヤ45がロータリエンコ
ーダ46の従動ギヤ47に噛合し、前記駆動ギヤ45と
ガイドレール10がピン48で連結され、これにより案
内枠9の揺動が駆動ギヤ45及び従動ギヤ47を介して
ロータリエンコーダ46に伝達される。したがって、走
行フレーム4の往走行時には前方振れ検出スイッチ42
が作動状態から不作動状態になった時から、また走行フ
レーム4の復走行時には後方振れ検出スイッチ43が作
動状態から不作動状態になった時から、ロータリエンコ
ーダ46の出力パルスを加減算して案内枠9の揺動角、
即ちトップブラシ8の負荷Rを検出することができる。
【0022】走行フレーム4に設けられた制御装置54
には、前記ロータリエンコーダ55からの信号を受けて
走行フレーム4の走行位置を検出する走行位置検出手段
1と、前記ロータリエンコーダ39からの信号を受け
てトップブラシ8の昇降位置を検出する昇降位置検出手
段C2 と、前記ロータリエンコーダ55からの信号及び
前記第1〜第3車体検出手段S1 ,S2 ,S3 からの信
号を受けて車種を判別する車種検出手段C3 と、前記ロ
ータリエンコーダ46からの信号を受けてトップブラシ
8の負荷を検出する負荷検出手段C4 とが設けられる。
【0023】また制御装置54には、スタートボタン1
01、前面洗いスイッチ102及び後面洗いスイッチ1
03が設けられる。前面洗いスイッチ102はジープタ
イプの車両で前部にフェンダーミラーを装備していない
場合、あるいはワゴンタイプの車両で前部ミラーFMを
装備していない場合に使用され、後面洗いスイッチ10
3はジープタイプの車両で後部にスペアタイヤSTを装
備していない場合、あるいはワゴンタイプの車両で後部
ミラーRMを装備していない場合に使用される。
【0024】更に制御装置54は前記走行位置検出手段
1 、昇降位置検出手段C2 、車種検出手段C3 、負荷
検出手段C4 、スタートボタン101、前面洗いスイッ
チ102及び後面洗いスイッチ103からの信号と予め
記憶されたプログラムとに基づいて、前記走行用モータ
5,5、トップブラシ回転用モータ21、トップブラシ
昇降用モータ24等の駆動を制御する制御手段C5 を備
える。
【0025】また走行フレーム4には、開閉レール49
に沿って開閉する左右一対のサイドブラシ50,50、
左右一対の昇降レール51,51に沿って昇降するトッ
プノズル52、及び左右一対のサイドノズル53,53
が装着される。
【0026】次に、車種検出手段C3 の作用を図4のフ
ローチャートと図5の作用説明図とに基づいて説明す
る。
【0027】走行フレーム4をスタート位置検出スイッ
チ109がスタート位置カム108により作動するスタ
ート位置に停止させ、自動車の前輪をタイヤストッパ1
07,107の間に停止させる。次に制御装置54のス
タートボタン101を押すと走行フレーム4は往走行を
開始する。そして、第1車体検出手段S1 が車体を検出
する前に(ステップS1)、走行位置検出手段C1 が走
行位置LA(LAは予め定められた位置)を検出したと
きは(ステップS2)、ボンネットの高さが比較的に低
い第1の車種V1 (乗用車タイプ)である判別する(ス
テップS3)。また走行位置検出手段C1 が走行位置L
Aを検出する前に第1車体検出手段S1が車体を検出す
ると(ステップS1)、第1の車種V1 以外の車種であ
る判別する(ステップS4)。走行フレーム4が更に往
走行して、第2車体検出手段S2が車体を検出する前に
(ステップS5)、走行位置検出手段C1 が走行位置L
B(LBは予め定められた位置)を検出すると(ステッ
プS6)、ボンネットの高さが比較的に高い第2の車種
2 (ジープタイプ)である判別する(ステップS
7)。また走行位置検出手段C1 が走行位置LBを検出
する前に第2車体検出手段S2 が車体を検出すると(ス
テップS5)、ボンネットを持たない第3の車種V
3 (ワゴンタイプ)と判別する(ステップS8)。
【0028】なお、前記LA,LBは第3車体検出手段
3 が車体前端を検出した時に走行位置検出手段C1
検出している走行位置Lからの距離として決めてもよ
い。
【0029】次に、洗車機の作用を図6〜図8のフロー
チャートと図9〜図11の作用説明図とに基づいて説明
する。
【0030】先ず、走行フレーム4をスタート位置検出
スイッチ109がスタート位置カム108により作動す
るスタート位置に停止させ、自動車の前輪をタイヤスト
ッパー107,107の間に停車させた状態で制御装置
54のスタートボタン101を押すと(ステップS1
0,S12,S14)、シリンダ13,13が伸長作動
して案内枠9が図2のa方向に揺動するとともに、トッ
プブラシ8が回転して上限(イ)から下降する。トップ
ブラシ8が下限(ロ)に達すると後述する第1の面圧制
御と走行フレーム4の往走行が開始される(ステップS
15)。このとき、車種検出手段C3 が第1の車種V1
(乗用車タイプ)以外の車種であると判別しなければ、
即ち第1の車種V1 であると判別すれば(ステップS1
6)、トップブラシ8は図9に示すように車体上面形状
に追従する。即ち、トップブラシ8がボンネット(ハ)
から天井(ニ)へ進み、走行位置検出手段C1 がLCを
検出すると、シリンダ13,13をフリーにする(ステ
ップS17,S18)。LCはトップブラシ8が天井面
(ニ)になるように、あらかじめ決めたスタート位置か
らの距離である。トップブラシ8が更に往走行し、トラ
ンク(ホ)を過ぎて自動車から離れるとトップブラシ8
は下限となり、第3検出手段S3 が自動車の後端を検出
した位置LDから、所定距離Xだけ往走行した(ヘ)に
達したことを走行位置検出手段C1 が検出すると(ステ
ップS20)、往走行を停止し(ステップS21)、往
行ブラッシングを終わる。
【0031】次に、走行フレーム4を復走行させて、ト
ップブラシ8を下限(ト)からトランク(チ)、天井
(リ)及びボンネット(ヌ)に沿って車体上面に追従さ
せ、スタート位置(ル)で復走行とトップブラシ8の回
転を停止し復行ブラッシングを終わる(ステップS2
2,S23,S24,S25)。
【0032】前記ステップS15の第1の面圧制御は、
負荷検出手段C4 が上の負荷値R2以上になったことを
検出するとトップブラシ8を上昇させ、下の負荷値R1
以下になったことを検出するとトップブラシ8を下降さ
せ、上の負荷値R2 と下の負荷値R1 との間に値を検出
しているときはトップブラシ8の昇降を停止させ、更に
前記上の負荷値R2 よりも大きい上の第2負荷値R3
上になったことを検出している間は走行フレーム4の走
行を停止させてトップブラシ8を上昇させるものであ
る。
【0033】前記ステップS16で車種検出手段C
3 が、第1の車種V1 以外であると判別すると、即ち第
2の車種V2 (ジープタイプ)または第3の車種V
3 (ワゴンタイプ)を判別すると、安全運動を行わせ
る。
【0034】前記安全動作を図10及び図11を参照し
ながら説明する。トップブラシ8が自動車の前面(オ)
に接触し所定高さHAに上昇したことを昇降位置検出手
段C 2 が検出すると(ステップS26,S27)、走行
フレーム4の往走行及びトップブラシ8の回転を停止
し、シリンダ13,13をフリーにして案内枠9をを垂
下させてからトップブラシ8を上昇させる(ステップS
28)、トップブラシ8が所定高さHB(ワ)まで上昇
したことを昇降位置検出手段C2 が検出すると(ステッ
プS29)、トップブラシ8の昇降を停止させて回転さ
せ、走行フレーム4を往走行させる(ステップS3
0)。前記HA,HBは、ワゴンタイプの車両V3 の前
部ミラーFMを損傷、破損しない位置に予め決めた高さ
である。
【0035】トップブラシ8がフロントガラス(カ)に
接触し、負荷検出手段C4 が上の負荷値R2 以上になっ
たことを検出すると(ステップS31)、前述の第1の
面圧制御を再開する(ステップS32)。走行位置検出
手段C1 が(ヨ)位置でLCを検出すると、車種検出手
段C3 が第3の車種V3 (ワゴンタイプ)と判別してい
るか調べる(ステップS33,S34,S35)。その
結果がNoの場合、即ち第2の車種V2 (ジープタイ
プ)と判別している場合には、第2の車種V2 の後部に
装着されたスペアタイヤSTの回避動作を行わせる。
【0036】前記スペアタイヤSTの回避動作を図10
を参照しながら説明する。トップブラシ8が(ヨ)位置
で、前述の第1の面圧制御からトップブラシ8の「下
降」を削除した第2の面圧制御に切り換える(ステップ
S36)。これによりトップブラシ8は天井の後端
(タ)の高さのまま往走行し、自動車の後端検出から距
離X往走行した(レ)で往走行を停止し、往行ブラッシ
ングを終わる(ステップS19,S20,S21)。
【0037】次に走行フレーム4を復走行させる(ステ
ップS22)、トップブラシ8が(ソ)位置から天井の
後端(ツ)を過ぎ、(ネ)位置で走行位置検出手段C1
がLCまで復走行したことを検出すると(ステップS2
3,S37,S38,S39)、第2の面圧制御から第
1の面圧制御に切り換える(ステップS40)。フロン
トガラス面(ナ)で、トップブラシ8がHBまで下降し
たことを昇降位置検出手段C2 が検出すると(ステップ
S41,S42)、第1の面圧制御から第2の面圧制御
に切り換える(ステップS43)。トップブラシ8は高
さHBのまま復走行し、スタート位置(ラ)で復走行と
トップブラシ8の回転を停止し、復行ブラッシングを終
わる(ステップS24,S25)。
【0038】前記ステップS35で車種検出手段C3
第3の車種V3 (ワゴンタイプ)と判別している場合は
後部ミラーRMの回避動作を行わせる。
【0039】前記後部ミラーRMの回避動作を図11を
参照しながら説明する。走行位置検出手段C1 がLCを
検出した(ム)位置で昇降位置検出手段C2 が検出して
いるトップブラシ8の高さHCを記憶し(ステップS4
4)、第1の面圧制御のまま天井の後部(ウ)へ進み、
自動車の後面でトップブラシ8を下限まで下降させ、、
自動車の後端検出から距離X往行した(ノ)位置で往走
行を停止し、往行ブラッシングを終わる(ステップS1
9,S20,S21)。
【0040】次に走行フレーム4を復走行させる(ステ
ップS22)、トップブラシ8は下限のまま(ク)から
復走行し、後面に沿って(ヤ)位置から(マ)位置に上
昇し、昇降位置検出手段C2 がトップブラシ8が所定高
さHDまで上昇したことを検出すると(ステップS2
3,S37,S38,S45)、トップブラシ8の回転
及び復走行を停止して(ステップS46)、往走行させ
る(ステップS47)。昇降位置検出手段C2 が高さH
Dを検出したときの走行位置検出手段C1 の検出する走
行位置LEから所定距離Yだけ往行したら(ステップS
48)、往走行を停止してトップブラシ8を上昇させる
(ステップS49)。(ケ)位置で昇降位置検出手段C
2 がトップブラシ8がHCまで上昇したことを検出する
と(ステップS50)、トップブラシ8の上昇を停止し
(ステップS51)、トップブラシ8を回転させて第2
の面圧制御を行い、走行フレーム4を復走行させる(ス
テップS52)。(フ)位置で走行位置検出手段C1
LCまで復行したことを検出すると(ステップS3
9)、第2の面圧制御から第1の面圧制御に切り換える
(ステップS40)。以下、スペアタイヤSTの回避動
作のステップS41,S42,S43,S24,S25
と同様の作用をする。即ち、(コ)位置でHBまでトッ
プブラシ8が下降すると、この高さのまま復走行し、ス
タート位置(エ)で復走行とトップブラシ8の回転を停
止し、復行ブラッシングを終わる。
【0041】前記HDは、第3の車種V3 (ワゴンタイ
プ)の後部ミラーRMを損傷、破損しない予め決められ
た高さである。またHDは、HCから所定距離Zだけ低
い位置とし、車高に合わせて決めてもよい。
【0042】フェンダミラーを装備していない第2の車
種V2 (ジープタイプ)、あるいは前部ミラーFMを装
備していない第3の車種V3 (ワゴンタイプ)を洗浄す
る場合は、スタートボタン101を押す前に、前面洗い
スイッチ102を押せば(ステップS10)、前面洗い
が記憶され(ステップS11)、ステップS26でステ
ップS53へ進む、即ち、ステップS53でシリンダ1
3,13をフリーにし、トップブラシ8を自動車の前面
に沿わせて図10の(オ)→(ヨ)、図11の(オ)→
(ム)へ上昇させ、ステップS33へ進む。またステッ
プS41でステップS24へ進む、即ち、トップブラシ
8を図10の(ナ)、図11の(コ)以後も前面に沿っ
て下降させる。
【0043】また、スペアタイヤSTを装備していない
第2の車種V2 (ジープタイプ)、あるいは後部ミラー
RMを装備していない第3の車種(ワゴンタイプ)を洗
浄する場合は、スタートボタン101を押す前に後面洗
いスイッチ103を押せば(ステップS12)、後面洗
いが記憶され(ステップS13)、ステップS34でス
テップS19へ進む、即ち、第2の車種V2 の場合もト
ップブラシ8は、図10の(タ)位置以後は後面に沿っ
て下降する。更にステップS37でもステップS41へ
進む。即ち、第2の車種V2 及び第3の車種V3 の場合
も、トップブラシ8は下限から後面に沿って上昇する。
【0044】なお、後部ミラーRMの回避動作は、ステ
ップS22でシリンダ13,13を縮少作動させて案内
枠9を図2のb方向に揺動させ、後方振れ検出スイッチ
43の作動する位置にして復走行させ、ステップS4
7,S48,S49で往走行に変えて、シリンダ13,
13を伸長作動させて、案内枠9をa方向に揺動させ、
前方振れ検出スイッチ42が作動したらトップブラシ8
を上昇させ、ステップS51で上昇停止するとともにシ
リンダ13,13をフリーにしてもよい。
【0045】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0046】例えば、負荷検出手段C4 による負荷検出
を案内枠9の揺動角の検出により行う代わりに、トップ
ブラシ回転用モータ21の電流、電力又は回転数の検出
により行うことができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車体後部
にスペアタイヤを装備している第2の車種及び車体後部
に後部ミラーを装備している第3の車種を洗浄する場合
に、作業者がその情報をスイッチで入力しなくとも、ト
ップブラシと前記スペアタイヤ及び後部ミラーとの干渉
が自動的に回避されるので、操作ミスによる車体及びト
ップブラシの破損を防止することができる。しかも、第
3の車種を洗浄する場合に、トップブラシが車体後部で
所定の高さまで上昇したら後部ミラーを回避するため、
第3の車種の車体後部における後部ミラーの下方部分の
洗い残しを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗車機の全体正面図
【図2】洗車機の全体側面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】車種判別のフローチャート
【図5】車種判別の作用説明図
【図6】洗浄工程のフローチャートの第1分図
【図7】洗浄工程のフローチャートの第2分図
【図8】洗浄工程のフローチャートの第3分図
【図9】第1の車種を洗浄する際の作用説明図
【図10】第2の車種を洗浄する際の作用説明図
【図11】第3の車種を洗浄する際の作用説明図
【符号の説明】
3 車種検出手段 C5 制御手段 ST スペアタイヤ V1 第1の車種 V2 第2の車種 V3 第3の車種 RM リヤミラー 8 トップブラシ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップブラシ(8)で被浄自動車の車体
    上面を洗浄する洗車機において、 被洗浄自動車が車体後部にスペアタイヤ(ST)及び後
    部ミラー(RM)を何れも装備していない第1の車種
    (V1 )か、車体後部にスペアタイヤ(ST)を装備し
    ている第2の車種(V2 )か、車体後部に後部ミラー
    (RM)を装備している第3の車種(V3 )かを判別す
    る車種検出手段(C3 )と、この車種検出手段(C3
    によって被洗浄自動車が第1の車種(V1 )であると判
    別された場合に、トップブラシ(8)を車体上面に追従
    させ、被洗浄自動車が第2の車種(V 2 )であると判別
    された場合に、車体後部を洗浄する間トップブラシ
    (8)の下降を抑制してスペアタイヤ(ST)を回避さ
    せ、被洗浄自動車が第3の車種(V 3 )であると判別さ
    れた場合に、トップブラシ(8)が車体後部で所定の高
    さまで上昇したら後部ミラー(RM)を回避させる制御
    手段(C5 )とを備えたことを特徴とする、洗車機。
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