JPH06114909A - 竪形型締めユニットの安全ドア - Google Patents

竪形型締めユニットの安全ドア

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JPH06114909A
JPH06114909A JP29399892A JP29399892A JPH06114909A JP H06114909 A JPH06114909 A JP H06114909A JP 29399892 A JP29399892 A JP 29399892A JP 29399892 A JP29399892 A JP 29399892A JP H06114909 A JPH06114909 A JP H06114909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold clamping
safety door
shutter
hole
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP29399892A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Ito
進 伊藤
Masaki Muranaka
正樹 村中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06114909A publication Critical patent/JPH06114909A/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 竪型締め・横射出形射出成形機において、作
業者が樹脂を浴びる危険をほぼ完全に防止できる安全ド
アの提供。 【構成】 竪型締め・横射出形射出成形機の型締めユニ
ット1に関する。安全ドア13が型締め部の周囲を囲ん
で立設される。安全ドア13には射出ユニット2のシリ
ンダアセンブリ15が貫通する孔14が形成され、この
貫通孔14にシャッター19が設けられて常時、閉じ方
向に付勢される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、竪方向に型締めした
金型に水平な方向(横方向)から樹脂の注入(射出)を
行う射出成形機の竪形型締めユニットに関する。
【0002】
【従来技術】竪型締め・横射出形射出成形機は、型締め
された金型に対し複数の面から射出を行える。また、設
置に際して型締めユニットの占有面積が少ない。このた
め、型締めユニットと射出ユニットを比較的自由に組合
わせることができ、工場において多数の射出成形機を配
置する際に、配置レイアウトを作りやすいとか、設置面
積を小さくできる等の利点がある。さらに、複数の面か
ら射出できるので、例えば、一台の型締めユニットに二
台の射出ユニットを組合わせ、2材射出(異なる材料、
色違い材料)を金型を交換することなく順次行う等のこ
とが行われている。
【0003】一方、竪型締め・横射出形射出成形機の場
合、型開き状態で誤って射出やパージングが行われる
と、射出ユニットに対し型締め部の対面側にいる作業者
に高熱の樹脂が飛び散る危険があるので、型締め部には
これを取り囲んでドアが設けられている。ドアには射出
ユニット側のシリンダアセンブリが貫通する孔が形成さ
れており、使用しない貫通孔には前記の危険を防止する
ために遮蔽板がビス止め等で固定できるようになってい
る。
【0004】しかし、遮蔽板をビス等で固定することは
面倒でなので、場合によって不要な貫通孔が遮蔽されな
いまま使用されていたり、間に合わせの部材で不完全に
遮蔽されていることがあり、作業者が樹脂を浴びる危険
が残っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、竪型締め
・横射出形射出成形機において、作業者が樹脂を浴びる
危険をほぼ完全に防止できる安全ドアの提供を課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】竪型締め・横射出形射出
成形機の型締めユニットに関する。型締め部の周囲を囲
んで立設されたドアの、シリンダアセンブリが貫通する
孔にシャッターを設け、常時、閉じ方向に付勢する。シ
ャッターの閉じ方向先端縁にシリンダアセンブリのカバ
ーに接するローラーを設けることがある。
【0007】
【作用】シャッターは、常時、閉じ方向に付勢され、シ
リンダアセンブリが嵌入されていない安全ドアの貫通孔
を自動的に遮蔽する。
【0008】
【実施例】図示の実施例は、竪型締め・横射出形射出成
形機に関し、図4のように一台の型締めユニット1に二
台の射出ユニット2(a,b)が組み合わされている。
型締めユニット1は、図5のように概略、ステイショナ
リプラテン3が固定された基枠4、アパープラテン5と
アンダープラテン6が4本のタイバー7で結合された可
動体8およびトグルリンクによる型締め機構9を備え、
可動体8がそのタイバー7をステイショナリプラテン3
に嵌挿させ、ステイショナリプラテン3の下面とアンダ
ープラテン6の上面とが型締め機構9で結合されてい
る。
【0009】ステイショナリプラテン3の上面が金型載
置面であり、この面とアパープラテン5が型締め部10
を構成する。可動体8は型締め機構9が図示していない
型締め用モータによって駆動されることで上下に移動
し、型締めと型開きの作動を行う。
【0010】基枠4の上面には、4隅にドア用支柱11
が立設され、これらに4枚のドア板12が装着されて安
全ドア13を構成している。支柱11には両側に竪方向
の溝が形成され、ドア板12は両側をこの溝に嵌合して
装着される。
【0011】各ドア板12は樹脂あるいは金属の平板
で、図2のように下辺の中央部から上方へ切り欠いた形
の貫通孔14が形成されている。貫通孔14の幅と高さ
は射出ユニット2側のシリンダアセンブリ15のヒート
カバー(図1)16が接触することなく通過できるよう
に充分大きくされている。符号17は窓で、型締め部1
0の内部を監視できるようにしている。
【0012】そして、ドア板12の内面側で前記の貫通
孔14の両側には断面で鉤形に屈曲したガイドレール1
8,18が対向して平行に取付けられ、その間にシャッ
ター19の両側が嵌挿されて上下に移動自在とされてい
る。シャッター19はドア板12と同様な平板で構成さ
れ、内面側の上部両側に係止片20,20が固定され、
下縁(先端縁)には下縁と同方向の軸まわりに回転する
ローラ21が軸支されている。シャッター19の係止片
20にはそれぞれスプリング22,22の上端が係止さ
れ、スプリング22の下端はドア板12の下縁に設けた
係合部23に係止される。
【0013】シャッター19の幅と高さは貫通孔14に
おけるそれぞれの寸法より充分に大きく、かつ、前記の
スプリング22により常時、下方の閉じ方向に付勢され
ているので、通常の状態で常に閉じた位置となる。この
ように、型締め部10は安全ドア13で周囲を囲こま
れ、安全ドア13は、各面にシャッター19を有する貫
通孔14を備える。また、各シャッター19は常時、下
方へ、貫通孔14を閉じる方向に付勢されている。この
竪型締め・横射出形射出成形機の射出成形作動は従来ど
おりなので説明を省略する。
【0014】したがって、図4のように、一台の型締め
ユニット1のA面とB面に射出ユニット2a、2bが配
置される場合、これらの対向面であるC面とD面のシャ
ッター19はスプリング22によって自動的に下降して
貫通孔14が完全に閉じられているので、不測に樹脂の
射出やパージングがあってもC面、D面にいる作業者が
樹脂を浴びることがない。
【0015】一方、A面とB面のシャッター19は上方
へ移動されて、貫通孔14に射出ユニット2(a,b)
のシリンダアセンブリ15が嵌挿されている。この場
合、シャッター19は開閉自在であるから、シリンダア
センブリ15を嵌挿させるのに支障はなく、また、シャ
ッター19の下縁にローラー21が配置されているの
で、スプルーブレイク等でシリンダアセンブリが金型に
対して前後に移動する場合もスムーズにおこなわれる。
前記のA面、B面からシリンダアセンブリ15,15が
抜き取られると、これらの貫通孔14,14のシャッタ
ー19,19はスプリング22によって自動的に遮蔽さ
れる。
【0016】以上は実施例であって、本発明は図示した
具体的な構成に限定されない。例えば、シャッター19
に対する付勢は、シャッター自身の重量あるいは付加的
な重量によっても良く、シャッター19は横方向に移動
する構成とすることもできる。また、安全ドア13に設
ける貫通孔14の数は任意であり、シャッター下縁(先
端縁)のローラーは必須のものではない。
【0017】
【発明の効果】安全ドアに設けた貫通孔が開け放しにさ
れることがなく、作業者が、不測に射出された樹脂やパ
ージ樹脂を浴びる危険がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部を拡大して示す正面図(一部断面)。
【図2】ドア板の内側から見た正面図。
【図3】ドア板の平面図。
【図4】平面図。
【図5】正面図。
【符号の説明】
1 型締めユニット 2 射出ユニ
ット 10 型締め部 11 ドア用
支柱 12 ドア板 13 安全ド
ア 14 貫通孔 15 シリン
ダアセンブリ 16 ヒートカバー 19 シャッ
ター 21 ローラー 22 スプリ
ング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪型締め・横射出形射出成形機の型締め
    ユニットに、射出ユニットのシリンダアセンブリが貫通
    する孔を備えたドアが、型締め部の周囲を囲んで立設さ
    れ、前記のシリンダ貫通孔にシャッターが配置され、常
    時、閉じ方向に付勢されていることを特徴とした竪形型
    締めユニットの安全ドア。
  2. 【請求項2】 シャッターの閉じ方向先端縁にシリンダ
    アセンブリのカバーに接するローラーが設けられている
    ことを特徴とした請求項1に記載の安全ドア。
JP29399892A 1992-10-08 1992-10-08 竪形型締めユニットの安全ドア Pending JPH06114909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29399892A JPH06114909A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 竪形型締めユニットの安全ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29399892A JPH06114909A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 竪形型締めユニットの安全ドア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06114909A true JPH06114909A (ja) 1994-04-26

Family

ID=17801925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29399892A Pending JPH06114909A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 竪形型締めユニットの安全ドア

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JP (1) JPH06114909A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016196145A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 ファナック株式会社 射出成形機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016196145A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 ファナック株式会社 射出成形機
US10099415B2 (en) 2015-04-06 2018-10-16 Fanuc Corporation Injection molding machine
DE102016003915B4 (de) * 2015-04-06 2020-06-18 Fanuc Corporation Spritzgießmaschine

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