JPH0347759Y2 - - Google Patents

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JPH0347759Y2
JPH0347759Y2 JP2712988U JP2712988U JPH0347759Y2 JP H0347759 Y2 JPH0347759 Y2 JP H0347759Y2 JP 2712988 U JP2712988 U JP 2712988U JP 2712988 U JP2712988 U JP 2712988U JP H0347759 Y2 JPH0347759 Y2 JP H0347759Y2
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fall prevention
press
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suspension
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プレス機械に配置されるプレス用安
全ガード装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、プレス機械には、プレス加工時におけ
る作業者のプレス機械への侵入を防止するためプ
レス用安全ガード装置が配置されている。
第5図は、このようなプレス用安全ガード装置
を備えたプレス機械を示すもので、図において符
号11は、ボルスタ13を載置するベツドを示し
ており、このベツド11の上方には、クラウン1
5が配置されている。このクラウン15は、水平
方向に一定間隔を置いて配置される一対のコラム
17により支持されており、一対のコラム17の
間には、プレス用安全ガード装置19が配置され
ている。
このプレス用安全ガード装置19は、一対のコ
ラム17の間にガード本体21を配置し、このガ
ード本体21を、例えば、チエーン等の吊持部材
23により吊り持ちして構成されており、吊持部
材23は、クラウン15に配置されるチエーンブ
ロツク25内に収容されている。
このような、プレス用安全ガード装置19は、
金型等の交換時には、上方に引き上げられ、一
方、プレス加工時には、作業者のプレス機械への
侵入を防止するため吊持部材23により、例え
ば、図に示す所定の位置に支持されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のプレス用安全
ガード装置19では、ガード本体21が吊持部材
23のみにより支持されているため、吊持部材2
3が切断した時には、例えば、100〜200Kg程度の
重量を有するガード本体21が下方に落下し、重
大事故を引き起こす虞がある。
本考案は、上記のような問題を解決したもの
で、吊持部材の切断時におけるガード本体の落下
を確実に阻止することのできるプレス用安全ガー
ド装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1のプレス用安全ガード装置は、水平方
向に一定間隔を置いて配置される一対のコラムの
間にガード本体を配置するとともに、このガード
本体を吊持部材により上下方向に移動自在に支持
してなるプレス用安全ガード装置において、前記
一対のコラムの対向面側に上下方向に間隔を置い
て複数の係止突起を突設するとともに、前記ガー
ド本体に、前記吊持部材の切断時に突出機構によ
りガード本体の両側方に突出され、前記係止突起
に係止される一対の落下防止部材を配置したもの
である。
また、請求項2のプレス用安全ガード装置は、
請求項1の突出機構を、上端を吊持部材に吊り持
ちされるとともに、ガード本体に上下方向に形成
される貫通孔に挿入され、下端に形成される鍔部
によりガード本体を吊り持ちする吊持ロツドと、
この吊持ロツドを下方に付勢する付勢機構と、前
記吊持ロツドの中間部に形成される連結部にそれ
ぞれ一端を回動可能に連結される一対のリンク部
材と、これ等のリンク部材の他端にそれぞれ一端
を回動可能に連結され水平方向に移動可能に支持
される一対の落下防止部材とから構成したもので
ある。
さらに、請求項3のプレス用安全ガード装置
は、請求項1の突出機構を、落下防止部材を水平
方向にコラム側に向けて付勢する付勢機構と、前
記落下防止部材のコラムと反対側端に一端を固定
され、落下防止部材を水平方向に牽引する吊持部
材と、この吊持部材の牽引方向を上方に向けて変
化させる牽引方向変更部材とから構成したもので
ある。
〔作用〕
請求項1のプレス用安全ガード装置では、一対
のコラムの対向面側に上下方向に間隔を置いて複
数の係止突起を突設するとともに、ガード本体
に、吊持部材の切断時に突出機構によりガード本
体の両側方に突出され、係止突起に係止される一
対の落下防止部材を配置したので、吊持部材が切
断すると、突出機構により一対の落下防止部材が
側方に突出され、コラムに形成される係止突起に
係止され、これによりガード本体の落下が阻止さ
れる。
また、請求項2のプレス用安全ガード装置で
は、吊持部材が切断すると、吊持ロツドが付勢機
構により下方に移動され、この移動より吊持ロツ
ドの中間部に形成される連結部が下方に移動し、
この連結部にそれぞれ一端を回動可能に連結され
る一対のリンク部材が側方に移動し、落下防止部
材が側方に突出され、コラムに形成される係止突
起に係止され、これによりガード本体の落下が阻
止される。
さらに、請求項3のプレス用安全ガード装置で
は、吊持部材が切断すると、付勢機構により、落
下防止部材が側方に突出され、コラムに形成され
る係止突起に係止され、これによりガード本体の
落下が阻止される。
〔実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例につい
て説明する。
第1図は、本考案のプレス用安全ガード装置の
一実施例を示すもので、図において符号31は、
ボルスタ33を載置するベツドを示しており、こ
のベツド31の上方には、クラウン35が配置さ
れている。このクラウン35は、水平方向に一定
間隔を置いて配置される一対のコラム37により
支持されており、一対のコラム37の間には、プ
レス用安全ガード装置39が配置されている。
このプレス用安全ガード装置39は、一対のコ
ラム37の間にガード本体41を配置し、このガ
ード本体41を、チエーンからなる吊持部材43
により吊り持ちして構成されており、吊持部材4
3は、クラウン35に配置されるチエーンブロツ
ク45内に収容されている。
しかして、この実施例では、一対のコラム37
の対向面側には、第2図に示すようなクラウン4
7が固着されており、このクラウン47により、
上下方向に間隔を置いて複数の係止突起49が突
設されている。
また、ガード本体41には、吊持部材43の切
断時に突出機構51によりガード本体43の両側
方に突出され、ラツク47の係止突起49に係止
される一対の落下防止部材53が配置されてい
る。
すなわち、ガード本体41は、四角形状の枠体
55の中間部に支持部材57を橋設するととも
に、枠体55に、第3図に示すように、板材59
を固着して構成されている。
また、枠体55には、ブロツク61が固着さ
れ、このブロツク61の端部には、ピン63によ
り回転可能に支持される車輪65が配置されてい
る。この車輪65は、コラム37に形成される安
全ガードレール69の凹溝71に沿つて転動自在
とされている。
四角形状の枠体55の中間部に配置される支持
部材57の中央部には貫通孔73が形成され、こ
の貫通孔73には、上端を吊持部材43に吊り持
ちされるとともに、下端に形成される鍔部75に
よりガード本体41を吊り持ちする吊持ロツド7
7が挿通されている。
吊持ロツド77の中間部には、連結部78が形
成されており、この連結部78と、吊持ロツド7
7の上端に形成される接続部79との間には、ス
プリングからなる付勢機構80が配置され、この
付勢機構80により、吊持ロツド77は下方に付
勢されている。
吊持ロツド77の中間部に形成される連結部7
8には、一対のリンク部材81が、それぞれ一端
を回動可能に連結されており、これ等のリンク部
材81の他端には、落下防止部材53が、それぞ
れ一端を回動可能に連結されている。そして、落
下防止部材53は、支持部材57に固着される案
内部材82により、水平方向に移動可能に支持さ
れている。
以上のように構成されたプレス用安全ガード装
置39では、一対のコラム37の対向面側に上下
方向に間隔を置いて複数の係止突起49を突設す
るとともに、ガード本体41に、吊持部材43の
切断時に突出機構51によりガード本体41の両
側方に突出され、係止突起49に係止される一対
の落下防止部材53を配置したので、吊持部材4
3が切断すると、吊持ロツド77が付勢機構80
により下方に移動され、この移動により吊持ロツ
ド77の中間部に形成される連結部78が下方に
移動し、この連結部78にそれぞれ一端を回動可
能に連結される一対のリンク部材81が側方に移
動し、落下防止部材53が側方に突出され、コラ
ム37に形成される係止突起49に係止され、こ
れによりガード本体41の落下が確実に阻止され
る。
第4図は、本考案のプレス用安全ガード装置の
他の実施例を示すもので、図の左側は、吊持部材
43の切断前の状態を、図の右側は、吊持部材4
3の切断後の状態を示している。
この実施例では、落下防止部材85は、案内部
材87に形成される貫通孔に挿通され、先端に
は、抜け止め部88が形成されている。そして、
ガード本体89の上面には、ブラケツト90が固
着されており、このブラケツト90と落下防止部
材85との間には、落下防止部材85を水平方向
にコラム側に向けて付勢する、例えば、スプリン
グからなる付勢機構91が配置されている。
落下防止部材85のコラム37と反対側端に
は、吊持部材43の一端が固定されており、ま
た、ガード本体89には、吊持部材43の牽引方
向を上方に向けて変化させる、例えば、滑車等か
らなる牽引方向変更部材92が配置されている。
以上のように構成されたプレス用安全ガード装
置では、吊持部材43が切断すると、付勢機構9
1により、落下防止部材85が側方に突出され、
図の右側に示すように、コラム37に形成される
係止突起49に係止され、これによりガード本体
89の落下が確実に阻止される。
なお、以上述べた実施例では、吊持部材43を
チエーンにより構成した例について説明したが、
本考案はかかる実施例に限定されるものではな
く、例えば、ワイヤー等により構成するようにし
ても良いことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、請求項1のプレス用安全ガ
ード装置では、一対のコラムの対向面側に上下方
向に間隔を置いて複数の係止突起を突設するとと
もに、ガード本体に、吊持部材の切断時に突出機
構によりガード本体の両側方に突出され、係止突
起に係止される一対の落下防止部材を配置したの
で、吊持部材が切断すると、突出機構により一対
の落下防止部材が側方に突出され、コラムに形成
される係止突起に係止され、これによりガード本
体の落下を確実に阻止することができる。
また、請求項2のプレス用安全ガード装置で
は、吊持部材が切断すると、吊持ロツドが付勢機
構により下方に移動され、この移動により吊持ロ
ツドの中間部に形成される連結部が下方に移動
し、この連結部にそれぞれ一端を回動可能に連結
される一対のリンク部材が側方に移動し、落下防
止部材が側方に突出され、コラムに形成される係
止突起に係止されることとなるため、簡易な構成
によりガード本体の落下を確実に阻止することが
可能となる。
さらに、請求項3のプレス用安全ガード装置で
は、吊持部材が切断すると、付勢機構により、落
下防止部材が側方に突出され、コラムに形成され
る係止突起に係止されることとなるため、請求項
2の考案と同様に簡易な構成によりガード本体の
落下を確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプレス用安全ガード装置の一
実施例を示す正面図である。第2図は第1図のラ
ツクの詳細を示す縦断面図である。第3図は第1
図のラツクおよびこの近傍の詳細を示す横断面図
である。第4図は本考案のプレス用安全ガード装
置の他の実施例を示す正面図である。第5図は従
来のプレス用安全ガード装置を示す正面図であ
る。 主要な部分の符号の説明、37……コラム、4
1……ガード本体、43……吊持部材、49……
係止突起、51……突出機構、53……落下防止
部材、73……貫通孔、75……鍔部、77……
吊持ロツド、78……連結部、80……付勢機
構、81……リンク部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水平方向に一定間隔を置いて配置される一対
    のコラムの間にガード本体を配置するととも
    に、このガード本体を吊持部材により上下方向
    に移動自在に支持してなるプレス用安全ガード
    装置において、前記一対のコラムの対向面側に
    上下方向に間隔を置いて複数の係止突起を突設
    するとともに、前記ガード本体に、前記吊持部
    材の切断時に突出機構によりガード本体の両側
    方に突出され、前記係止突起に係止される一対
    の落下防止部材を配置したことを特徴とするプ
    レス用安全ガード装置。 (2) 突出機構は、上端を吊持部材に吊り持ちされ
    るとともに、ガード本体に上下方向に形成され
    る貫通孔に挿入され、下端に形成される鍔部に
    よりガード本体を吊り持ちする吊持ロツドと、
    この吊持ロツドを下方に付勢する付勢機構と、
    前記吊持ロツドの中間部に形成される連結部に
    それぞれ一端を回動可能に連結される一対のリ
    ンク部材と、これ等のリンク部材の他端にそれ
    ぞれ一端を回動可能に連結され水平方向に移動
    可能に支持される一対の落下防止部材とを備え
    ている請求項1記載のプレス用安全ガード装
    置。 (3) 突出機構は、落下防止部材を水平方向にコラ
    ム側に向けて付勢する付勢機構と、前記落下防
    止部材のコラムと反対側端に一端を固定され、
    落下防止部材を水平方向に牽引する吊持部材
    と、この吊持部材の牽引方向を上方に向けて変
    化させる牽引方向変更部材とを備えている請求
    項1記載のプレス用安全ガード装置。
JP2712988U 1988-03-01 1988-03-01 Expired JPH0347759Y2 (ja)

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