JPH06114880A - フープ成形方法 - Google Patents
フープ成形方法Info
- Publication number
- JPH06114880A JPH06114880A JP4262300A JP26230092A JPH06114880A JP H06114880 A JPH06114880 A JP H06114880A JP 4262300 A JP4262300 A JP 4262300A JP 26230092 A JP26230092 A JP 26230092A JP H06114880 A JPH06114880 A JP H06114880A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hoop
- insert
- molded
- molded product
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 成形品のインサートとなる部分を有する第1
のフープのインサート部に合成樹脂を成形してインサー
ト成形品を得る工程、前記成形品に固着される部分を有
する第2のフープをその固着部分で、第1のフープに一
体成形されているインサート成形品で第1のフープと固
着する工程、インサート成形品から不要部を除去する工
程を有することを特徴とするフープ成形方法。 【効果】 使用する2種のフープともその製作は容易で
あり、インサート成形品の製造は、フープ成形から、固
着用部品の固着、不要部の切除等仕上げまで、一連の工
程を連続的に容易に実施することができる。従って、従
来一つ一つ行っていたインサート成形品に固着用部品を
固着する作業・操作を合理化することができる。
のフープのインサート部に合成樹脂を成形してインサー
ト成形品を得る工程、前記成形品に固着される部分を有
する第2のフープをその固着部分で、第1のフープに一
体成形されているインサート成形品で第1のフープと固
着する工程、インサート成形品から不要部を除去する工
程を有することを特徴とするフープ成形方法。 【効果】 使用する2種のフープともその製作は容易で
あり、インサート成形品の製造は、フープ成形から、固
着用部品の固着、不要部の切除等仕上げまで、一連の工
程を連続的に容易に実施することができる。従って、従
来一つ一つ行っていたインサート成形品に固着用部品を
固着する作業・操作を合理化することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インサートと複雑な取
り付け金具を有する成形品をフープを利用して成形する
方法に関する。
り付け金具を有する成形品をフープを利用して成形する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フープ成形に使用されるフープ(2
1)は、図5のように両側に一対の位置合わせ及び送り用
の一連の小孔(送り穴)(22)を有し、その間に成形品の
インサートとなる部分(23)が連設されているものであ
る。そして成形後フープは打ち抜き加工により両側部分
など不要部が切除され、図6に示されるようなインサー
ト成形品が成形される。図6において、(31)は成形品、
(32)はインサートを示している。従って、インサート成
形品に別の部品を結合させる方法は個々の成形品に結合
用部品を手であるいは機械的な手段で行っていた。この
ような方法では手数がかかる、結合のための別の装置が
必要である等余分な費用支出が必要であった。
1)は、図5のように両側に一対の位置合わせ及び送り用
の一連の小孔(送り穴)(22)を有し、その間に成形品の
インサートとなる部分(23)が連設されているものであ
る。そして成形後フープは打ち抜き加工により両側部分
など不要部が切除され、図6に示されるようなインサー
ト成形品が成形される。図6において、(31)は成形品、
(32)はインサートを示している。従って、インサート成
形品に別の部品を結合させる方法は個々の成形品に結合
用部品を手であるいは機械的な手段で行っていた。この
ような方法では手数がかかる、結合のための別の装置が
必要である等余分な費用支出が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の点から、本発明
は、かかる特定のインサート成形品を容易に連続的に成
形する方法を提供することを目的とする。
は、かかる特定のインサート成形品を容易に連続的に成
形する方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、成形品のイン
サートとなる部分を有する第1のフープのインサート部
に合成樹脂を成形してインサート成形品を得る工程
(A)、前記成形品に固着される部品を有する第2のフー
プの該固着用部品を、第1のフープに一体成形されてい
るインサート成形品に固着する工程(B)、インサート成
形品から不要部を除去する工程(C)を有することを特徴
とするフープ成形方法である。
サートとなる部分を有する第1のフープのインサート部
に合成樹脂を成形してインサート成形品を得る工程
(A)、前記成形品に固着される部品を有する第2のフー
プの該固着用部品を、第1のフープに一体成形されてい
るインサート成形品に固着する工程(B)、インサート成
形品から不要部を除去する工程(C)を有することを特徴
とするフープ成形方法である。
【0005】本発明の一実施例を図面により詳細に説明
する。図1は本発明で得られたインサート成形品の一例
を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。図1にお
いて、(11)は成形品、(12)はインサート、(13)は貫通
孔、(14)は成形品に固着された部品である。このインサ
ート成形品を製造するための工程を説明する。
する。図1は本発明で得られたインサート成形品の一例
を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。図1にお
いて、(11)は成形品、(12)はインサート、(13)は貫通
孔、(14)は成形品に固着された部品である。このインサ
ート成形品を製造するための工程を説明する。
【0006】図2は、第1のフープ(1)にインサート成
形して成形品部(5)を形成したものである。第1のフー
プ(1)は金属板を素材としている。このフープの両側の
帯状部(2)は、一連の位置合わせ及び送りのための小孔
(3)(以下、送り穴という)を有しており、成形により
成形品のインサートとなる一連のインサート部(4)が両
側の帯状部(2)の間に一体的に形成されている。この第
1のフープ(1)をインサートとして使用して通常どおり
フープ成形する。得られた成形品部(5)は中央に貫通孔
を有している。
形して成形品部(5)を形成したものである。第1のフー
プ(1)は金属板を素材としている。このフープの両側の
帯状部(2)は、一連の位置合わせ及び送りのための小孔
(3)(以下、送り穴という)を有しており、成形により
成形品のインサートとなる一連のインサート部(4)が両
側の帯状部(2)の間に一体的に形成されている。この第
1のフープ(1)をインサートとして使用して通常どおり
フープ成形する。得られた成形品部(5)は中央に貫通孔
を有している。
【0007】一方、図3に示すように、第2のフープ
(6)は、第1のフープと同様に、金属板を素材としてお
り、両側の帯状部(7)には送り穴(8)を有している。両
側の帯状部(7)の間には、前記成形品に固着するための
部品(9)が一体的に形成されている。インサート成形さ
れた第1のフープと第2のフープは、第1のフープの成
形品に第2のフープの固着用部品を結合固着させるため
に重ね合わされ、押圧され、図4に示す成形複合体が得
られる。その後、この成形複合体の不要部(帯状部
(2)、(7)など)を打ち抜きにより切除し、ランナー、
ゲートの分離等仕上げを行って、図1に示すインサート
成形品(11)が得られる。
(6)は、第1のフープと同様に、金属板を素材としてお
り、両側の帯状部(7)には送り穴(8)を有している。両
側の帯状部(7)の間には、前記成形品に固着するための
部品(9)が一体的に形成されている。インサート成形さ
れた第1のフープと第2のフープは、第1のフープの成
形品に第2のフープの固着用部品を結合固着させるため
に重ね合わされ、押圧され、図4に示す成形複合体が得
られる。その後、この成形複合体の不要部(帯状部
(2)、(7)など)を打ち抜きにより切除し、ランナー、
ゲートの分離等仕上げを行って、図1に示すインサート
成形品(11)が得られる。
【0008】以上、本発明の一実施例を示したが、これ
以外に以下のような方法もそれぞれ実施することがで
き、本発明の含まれるものである。 (a) 第1のフープのインサート部は成形後の成形品を前
記第1のフープに支持するためのものである。 (b) 固着用部品を有する第2のフープをインサート成形
された第1のフープに固着する際あるいは固着した後、
前記固着用部品及び又はインサートを変形させる。 (c) 第1のフープに第2のフープを固着するに先立っ
て、ランナー、ゲートの分離を行う。 (d) 第1のフープに第2のフープを固着した後、まず第
1のフープの不要部のみを切除する。
以外に以下のような方法もそれぞれ実施することがで
き、本発明の含まれるものである。 (a) 第1のフープのインサート部は成形後の成形品を前
記第1のフープに支持するためのものである。 (b) 固着用部品を有する第2のフープをインサート成形
された第1のフープに固着する際あるいは固着した後、
前記固着用部品及び又はインサートを変形させる。 (c) 第1のフープに第2のフープを固着するに先立っ
て、ランナー、ゲートの分離を行う。 (d) 第1のフープに第2のフープを固着した後、まず第
1のフープの不要部のみを切除する。
【発明の効果】本発明のフープ成形において、使用する
2種のフープは、両方ともその製作は容易であり、イン
サート成形品の製造は、フープ成形から、固着用部品の
固着、不要部の切除等仕上げまで、一連の工程を連続的
に容易に実施することができる。従って、従来一つ一つ
行っていたインサート成形品に固着用部品を固着する作
業・操作を合理化することができる。本発明の成形方法
は、コンデンサなどの特殊な金属部品形状の電気・電子
部品の成形に適している。
2種のフープは、両方ともその製作は容易であり、イン
サート成形品の製造は、フープ成形から、固着用部品の
固着、不要部の切除等仕上げまで、一連の工程を連続的
に容易に実施することができる。従って、従来一つ一つ
行っていたインサート成形品に固着用部品を固着する作
業・操作を合理化することができる。本発明の成形方法
は、コンデンサなどの特殊な金属部品形状の電気・電子
部品の成形に適している。
【図1】本発明のフープ成形で得られたインサート成形
品の一例で、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は(b)
のA−A断面図。
品の一例で、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は(b)
のA−A断面図。
【図2】本発明において、第1のフープにインサート成
形して、成形品部を形成したフープ(一例)の平面図。
形して、成形品部を形成したフープ(一例)の平面図。
【図3】本発明の使用する第2のフープ(一例)で、(a)
は平面図、(b)は(a)のA−A断面図。
は平面図、(b)は(a)のA−A断面図。
【図4】インサート成形された第1のフープと第2のフ
ープの成形複合体の概略斜視図。
ープの成形複合体の概略斜視図。
【図5】従来のフープ成形で得られたインサート成形品
の一例で、(a)は平面図、(b)は側面図。
の一例で、(a)は平面図、(b)は側面図。
【図6】従来のフープ成形で使用するフープ(一例)の平
面図。
面図。
1 第1のフープ 2 帯状部 3 送り穴 4 インサート部 6 第2のフープ 7 帯状部 8 送り穴 9 固着用部品 11 成型品 12 インサート 13 貫通孔 14 固着部品 21 フープ 22 送り穴 23 インサート部 31 成形品 32 インサート
Claims (1)
- 【請求項1】 成形品のインサートとなる部分を有する
第1のフープのインサート部に合成樹脂を成形してイン
サート成形品を得る工程(A)、前記成形品に固着される
部品を有する第2のフープの該固着用部品を、第1のフ
ープに一体成形されているインサート成形品に固着する
工程(B)、インサート成形品から不要部を切除する工程
(C)を有することを特徴とするフープ成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4262300A JPH06114880A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | フープ成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4262300A JPH06114880A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | フープ成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06114880A true JPH06114880A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17373874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4262300A Pending JPH06114880A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | フープ成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06114880A (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP4262300A patent/JPH06114880A/ja active Pending
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