JPH0611450Y2 - 高精度追従比較型速度電圧発生回路 - Google Patents

高精度追従比較型速度電圧発生回路

Info

Publication number
JPH0611450Y2
JPH0611450Y2 JP1987037817U JP3781787U JPH0611450Y2 JP H0611450 Y2 JPH0611450 Y2 JP H0611450Y2 JP 1987037817 U JP1987037817 U JP 1987037817U JP 3781787 U JP3781787 U JP 3781787U JP H0611450 Y2 JPH0611450 Y2 JP H0611450Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
count value
input
pulse
output
reversible counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987037817U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63146492U (ja
Inventor
憲二 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP1987037817U priority Critical patent/JPH0611450Y2/ja
Publication of JPS63146492U publication Critical patent/JPS63146492U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0611450Y2 publication Critical patent/JPH0611450Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サーボシステム等においてパルスエンコーダ
の出力するパルスレートを対応する電圧値に変換する速
度電圧発生回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、モータ等の回転速度を検出するには、速度検出用
小型直流発電機(タコジェネレータ)を用いていたが、
装置の小型化、軽量化のためタコジェネレータに代え、
パルスエンコーダの出力パルスレートをF/Vコンバー
タで電圧に変換するようになった。ところが、F/Vコ
ンバータを用いたサーボシステムは低速時の出力電圧の
リップル成分が大きいのでNC等に用いるには不可能と
されていた。
そこでエンコーダから出力されたパルスを可逆カウンタ
で計数して、その計数値に比例するカウントアップおよ
びカウントダウン時のキャリー信号レートを積分手段に
より生成し、そのパルスをそれぞれ、前記可逆カウンタ
の二つの入力端子のうち計数値の絶対値を減ずる側の入
力端子に入力させることにより可逆カウンタから出力さ
れる計数値を追従平衡させ、その平衡した計数値をD/
Aコンバータによりアナログ電圧に変換する回路が、本
出願と同一出願人により特願昭59−270791「追従比較型
速度電圧発生回路」およびその改良型の特願昭61−8996
4「高速応答追従比較型速度電圧発生回路」に示されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の回路のうち前者は、パルスエンコーダか
らのパルスをデジタル処理して最後にD/Aコンバータ
によってアナログ電圧に変換しているので、低速度にお
けるパルスのリップルが全く問題とならず、速度に対す
る出力は完全な直線性を得ることが可能となり、温度ド
リフト等の精度はD/Aコンバータのみの特性によるも
のとなっているが、この回路は一次遅れの回路構成とな
っているので、精度を上げるためビット数を上げると応
答性が悪くなり、また後者は、入力されたパルスの数を
第2のカウンタおよびDフリップにより一定の時間単位
でサンプリングし、かつサンプリング値をある倍率だけ
増大させた計数値が定常状態において第1のカウンタが
出力する計数値と同一となるようにサンプリング周期を
定め、両計数値を比較して両計数値が大きく相違したと
き第1のカウンタのカウントした計数値をサンプリング
した計数値に前記倍率を乗じた計数値で置換するので、
精度を上げるためビット数を上げた場合でも応答性が迅
速となるが、回路構成が複雑であるという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の高精度追従比較型速度電圧発生回路は、前記特
願昭59−270791に示された従来の回路に追加して、その
可逆カウンタから出力された計数値のMSBを入力し、
かつ、第1の積分手段からキャリー信号パルスを入力す
る毎に、MSBが0のときは1を、また、MSBが1の
ときは−1を順次に第1の積分手段と同期して積算する
第2の積分手段と、第1および第2の積分手段の積分し
た計数値を順次に入力して、第1および第2の積分手段
の動作クロック周期の任意の整数倍の周期毎に該入力計
数値をラッチするとともに、次の周期に入力された計数
値とラッチされている前回の計数値との差を演算し、D
/Aコンバータを介して出力する速度電圧発生手段を有
している。
〔作用〕
このようにして、可逆カウンタから出力されたパルスエ
ンコーダの正方向または負方向のパルス数は、第1およ
び第2の積分手段によりクロック周期毎に積分され、こ
れらの積分値を、第1の積分手段の出力を下位、第2の
積分手段の出力を上位とする1個の積分値として見たと
き、該積分値のある単位時間における変化は入力したパ
ルスエンコーダのパルスレートに比例することは明白で
あり、単位時間の大きさを適宜に設定して、該単位時間
中の積分計数値の変化をD/Aコンバータを介して取り
出すことにより、その時間中の平均値を得ることができ
るので、高精度の追従比較型速度電圧発生回路をビット
数を大きく上げることなく得ることができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の高精度追従比較型速度電圧発生回路の
一実施例を示すブロック図、第2図は本実施例のアルゴ
リズムの説明図である。
本実施例は、上述した特願昭59−270791「追従比較型速
度電圧発生回路」の第1図に示す回路に、一点鎖線内に
示したALU1とDフリップフロップ2よりなる第2の
積分回路と、4個のDフリップフロップ3,4,5,6
と2個のALU7,8とD/Aコンバータ9よりなる速
度電圧発生回路を追加して構成されたものである。
従来例の回路部分の説明は省略するが、その可逆カウン
タ10から出力された計数値のMSBはALU1の全ビッ
トのそれぞれに入力され、ALU11からのキャリー信号
CもALU1に入力される。ALU1はさらに、Dフリ
ップフロップ2の出力した計数値を入力して、該計数値
に対しMSBおよびキャリー信号Cに応じて+1の加算
または−1の減算を行なう。Dフリップフロップ2はA
LU1の演算結果を入力してクロック信号CPにしたがい
該演算値を出力する。4個のDフリップフロップ3,
4,5,6は、いずれもクロック信号CPの周期の整数倍
の周期を有するクロック信号TSMPにしたがい、Dフリッ
プフロップ3は従来回路部分のDフリップフロップ12の
出力した計数値を入力し、Dフリップフロップ4はDフ
リップフロップ3の出力を入力する。ALU7はDフリ
ップフロップ3とDフリップフロップ4の出力を受け
て、両者の差を演算する、Dフリップフロップ5,6と
ALU8は、上述したDフリップフロップ3,4および
ALU7の構成と同一の構成とされ、Dフリップフロッ
プ2の出力した計数値を入力して、ALU8からDフリ
ップフロップ5,6からの入力値の差が出力される。D
/Aコンバータ9はALU7の出力とALU8の出力を
受けて、前者を下位、後者を上位とする一連の計数値と
してD/A変換を行ない、対応するアナログ電圧を出力
する。
次に、実施例の動作を説明する。
上述した構成により、第2の積分回路においては従来例
の回路部分の第1の積分回路と全く同様に、キャリー信
号Cが入力される毎に、その回数の積算が行なわれる。
すなわち、ALU1は、エンコーダ(不図示)が正転の
ときはMSBが0であるから、キャリー信号C(オーバ
フロー)に応じてDフリップフロップ2から入力された
計数値に1を加算し、エンコーダが逆転のときはMSB
が1であるから、同様にキャリー信号C(アンダフロ
ー)に応じて補数演算により1を減算し、いずれの場合
もクロック信号CPに応じてくり返す。したがって、第2
図に示すように、可逆カウンタ10によりカウントされた
計数値21の第1の積分回路による積分値(Dフリップフ
ロップ12の出力)22を下位に、またそのキャリー信号C
の回数積分値(Dフリップフロップ2の出力)23を上位
に、それぞれ配して1個の計数値として見做すことによ
り、あたかも一連のアキュムレータに入力パルス を加算してゆくものと同一となる。このアキュムレータ
の値のクロック信号TSMPにしたがうその周期内の変化値
24が可逆カウンタ10の数値21に比例することは明白であ
り、入力パルスレート、すなわちエンコーダの速度に対
応する。
速度電圧発生回路は、上述したアキュムレータの値の単
位時間内の変化を取り出すための回路であり、Dフリッ
プフロップ3,5は、それぞれ上述した下位と上位の積
分された計数値23,24を入力してクロック信号TSMPの制
御により、その周期毎にその時点の計数値を出力する。
これらの計数値は、一方では直接にALU7,8に入力
されるとともに、他方ではDフリップフロップ4,6に
よりラッチされ、1周期遅れてそれぞれALU7,8に
入力される。したがってALU7,8で計算された両計
数値の差は、いずれも前記アキュムレータの単位時間内
の変化を示しており、これらのデータは一連のものとし
てD/Aコンバータ9によりエンコーダの速度に対応す
るアナログ電圧に変換される。
いま、上述のクロック信号TSMPの周期をクロック信号CP
の周期の100倍に取るものとすると、クロック信号CPの
周期が1usecのときクロック信号TSMPの周期は100usec
となる。このサンプリングタイムは、例えばモータのP
WM制御の周期に比して十分に低い値であるから問題と
されない。すなわち、従来方式の場合に比しその100倍
の期間にわたる平均値を得ることができるので、100倍
の精度が得られることとなる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、第2の積分手段を用いて
第1の積分手段から出力されたキャリー信号の回数を積
算し、該積算値を上位に、また第1の積分手段の積算値
を下位とする計数値をある設定された単位時間毎に取り
出して、毎回の値とその前回の値の差を演算し、D/A
コンバータによりアナログ値に変換することにより、エ
ンコーダから出力されたパルスレートに対応する速度値
を前記単位時間内の平均値として取り出すことができる
ので、高精度の追従比較型速度電圧回路を得ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の高精度追従比較型速度電圧発生回路の
一実施例を示すブロック図、第2図は本実施例のアルゴ
リズムの説明図である。 1,7,8,11……ALU、 2,3,4,5,6,12……Dフリップフロップ、 9……D/Aコンバータ、 10……可逆カウンタ、 21……可逆カウンタ10の計数値、 22……第1の積分手段の積分値、 23……第2の積分手段の積分値、 24……各積分値22,23の変化値、 ……エンコーダの出力パルス、 C……キャリー信号、 CP,TSMP……クロック信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルスエンコーダから出力されたパルスを
    可逆カウンタで計数し、かつ、その計数値に比例するカ
    ウントアップおよびカウントダウン時のキャリー信号レ
    ートを第1の積分手段により生成して、そのキャリー信
    号パルスをそれぞれ前記可逆カウンタの二つの入力端子
    のうち計数値の絶対値を減ずる側の入力端子に入力させ
    ることにより、可逆カウンタから出力される計数値を追
    従平衡させ、平衡した計数値をD/Aコンバータにより
    アナログ電圧に変換する追従比較型速度電圧発生回路に
    おいて、 可逆カウンタから出力された計数値のMSBを入力し、
    かつ、第1の積分手段からキャリー信号パルスを入力す
    る毎に、MSBが0のときは1を、また、MSBが1の
    ときは−1を順次に第1の積分手段と同期して積算する
    第2の積分手段と、 第1および第2の積分手段の積分した計数値をそれぞれ
    に入力して、第1および第2の積分手段の動作クロック
    周期の任意の整数倍の周期毎に該入力計数値をラッチす
    るとともに、次の周期に入力された計数値とラッチされ
    ている前回の計数値との差を演算し、D/Aコンバータ
    を介して出力する速度電圧発生手段を有することを特徴
    とする高精度追従比較型速度電圧発生回路。
JP1987037817U 1987-03-17 1987-03-17 高精度追従比較型速度電圧発生回路 Expired - Lifetime JPH0611450Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987037817U JPH0611450Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17 高精度追従比較型速度電圧発生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987037817U JPH0611450Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17 高精度追従比較型速度電圧発生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63146492U JPS63146492U (ja) 1988-09-27
JPH0611450Y2 true JPH0611450Y2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=30849484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987037817U Expired - Lifetime JPH0611450Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17 高精度追従比較型速度電圧発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0611450Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2517764Y2 (ja) * 1990-11-27 1996-11-20 理化工業株式会社 D/a変換装置
JP4994788B2 (ja) * 2006-10-30 2012-08-08 富士通テレコムネットワークス株式会社 電子サーマル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63146492U (ja) 1988-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3896299A (en) Trigonometric analog-to-digital conversion apparatus
JPH0611450Y2 (ja) 高精度追従比較型速度電圧発生回路
JP2000258473A (ja) 無効電力演算装置及び無効電力量測定装置
US4978956A (en) Apparatus for digital conversion and processing of analog inertial velocity or acceleration signals
JP2702499B2 (ja) サーボモータ制御方法
EP0222021A1 (en) D/a converter
JP2891472B2 (ja) 速度信号検出回路
JPS61148921A (ja) 追従比較型速度信号発生回路
JPS62259101A (ja) 速度演算方式
JPH01314016A (ja) デイジタルサーボシステムの入力信号変換方法
SU834892A1 (ru) Аналого-цифровой преобразователь
JP2609832B2 (ja) 太陽センサ信号の処理装置
JPH0717008Y2 (ja) 速度検出回路装置
JPS63170701A (ja) 高速応答追従比較型速度電圧発生回路
JPS6247717A (ja) デイジタルサ−ボ制御方式
JPS63179213A (ja) デ−タ変換回路
JPH0551104B2 (ja)
Gessing Identification of shift and delta operator models for small sampling periods
SU1332334A1 (ru) Устройство дл оценки плотности веро тности случайного сигнала
SU1714632A1 (ru) Устройство дл определени координат центра т жести изображени объекта
SU1309050A1 (ru) Устройство дл преобразовани пол рных координат в пр моугольные
SU718832A1 (ru) След ща система
SU464969A1 (ru) Аналого-цифровой преобразователь
SU732759A1 (ru) Анализатор спектра
SU1383474A1 (ru) Частотно-импульсное устройство преобразовани сигнала с мостового датчика