JP4994788B2 - 電子サーマル装置 - Google Patents

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本発明は、電流を検出して、負荷装置の温度上昇を推定し、負荷装置が過熱状態とならないように保護する電子サーマル装置に関する。
交流電流又は直流電流を供給して駆動する交流又は直流のモータ等の負荷装置は、温度上昇により絶縁耐力が低下して、絶縁破壊等により焼損する可能性が高くなる。その場合に、負荷装置の温度を直接的に測定できない場合、負荷電流を検出して、消費電力の所定時間毎の累算値を求めると、この累算値は、所定時間内の消費電力量を示すことになり、その消費電力量に比例して温度が上昇するから、予め設定した値と比較し、測定累算値が設定値を超えると、負荷電流の制限又は遮断を行って、負荷装置の異常温度上昇を防止する電子サーマル装置が知られている。
図5は、従来例の電子サーマル装置の要部を示すもので、100はモータ等の負荷装置、101は負荷装置の種類に対応した負荷電流を供給するインバータ又はコンバータの構成を有する電源装置、102はマイクロプロセッサ等からなる電子サーマル装置、103は電流センサ、104は電流検出回路、105はA/Dコンバータ、106は2乗演算部、107は累算演算部、108は比較部を示す。
電源装置101は、電池等の直流電源を入力電源として示しているが、交流電源を入力電源とする構成の場合もあり、負荷装置100の構成に対応して、直流又は交流の出力電圧/電流を供給する構成を有するものである。この電源装置101から負荷装置100に供給する電流iを電流センサ103と電流検出回路104とにより検出した電流値Iを電子サーマル装置102に入力する。電子サーマル装置102は、検出したアナログの電流値IをA/Dコンバータ105によりサンプリング周期(検出周期t)毎に、ディジタル信号Xに変換し、2乗演算部106により2乗演算してXを求める。この値は、負荷装置100の抵抗成分を一定の値とすると、負荷装置100に於ける消費電力に相当するものとなる。そして、累算演算部107により、リセット周期RT毎の累算処理(ΣX)行う。この累算値ΣXは、検出電流値の2乗を、リセット周期RTにわたって時間積分したものとなるから、リセット周期RT内の消費電力量に相当する値を示す。この累算値ΣXとアラーム設定値Aとを比較部108に於いて比較し、アラーム設定値Aを超えると、負荷装置100の消費電力量が増加して、その温度が上昇していると推定することができる。この場合、アラーム信号を電源装置101に入力することにより、負荷装置100に供給する電流の制限又は遮断を行い、負荷装置100の異常温度上昇を防止する。
又図6は、他の従来例の電子サーマル装置の要部を示すもので、図5と同一符号は同一名称部分を示し、109はメモリである。このメモリ109は、2乗演算部106により求めた値Xを所定数nについて保持する容量を有するもので、A/Dコンバータ105の変換周期を検出周期tとすると、メモリ109のn個の領域によって、t×n=Tの時間にわたる2乗演算出力値が保持される。そして、時間的に1番古い2乗演算出力値を保持している領域に、期間T後の1番新しい2乗演算出力値を上書きする。累算演算部107は、メモリ109のn個の領域に保持されている2乗演算出力値を累算して、t×n=Tの時間にわたる時間積分値を求め、その演算出力値を、比較部108に於いてアラーム設定値Aと比較し、アラーム設定値Aを超えると、負荷装置100の消費電力量が増加して、その温度が上昇していると推定し、アラーム信号を電源装置101に入力する。それにより、電源装置101は負荷装置100に供給する電流の制限又は遮断を行い、負荷装置100の異常温度上昇を防止する。
又インバータ駆動のモータに供給する電流と周波数とを基に、モータの実負荷量を求め、定格負荷量と実負荷量との差分を求め、その正又は負の極性の差分値を累算し、実負荷量が増大することにより累算値が増加する。この累算値と判定基準値を比較し、累算値が判定基準値を超えた時に、モータが過熱状態となったと推定して、電流制限又は電流遮断を行う保護手段が知られている(例えば、特許文献1参照)。
又モータに供給する電流を検出して、第1、第2の上限電流値と比較し、第1の上限電流値を所定時間継続して超えると、過負荷検出信号を表示し、第1の上限電流値より大きい第2の上限電流値を超える時間が所定時間継続すると、モータに供給する電流を遮断する電子サーマルと共に、モータの温度を検出する温度センサを設けて、モータを保護する手段も知られている(例えば、特許文献2参照)。又交流電源にコンバータを接続して直流に変換し、その直流をインバータに入力して3相交流に変換し、その3相交流電圧を3相のモータに供給して駆動する構成に於いて、インバータの出力電流に対して、第1の制限レベルと第2の制限レベルとを設定し、電子サーマル値を基に、制限レベルの切替えを行う手段が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−9684号公報 特開2005−262795号公報 特開2005−269814号公報
電子サーマル装置は、演算機能を含むものであるから、マイクロプロセッサ等により構成し、負荷装置の電流検出値を基に演算して、負荷装置の過負荷等を監視するものであり、従って、負荷装置の種類等に対応して演算の為の設定値の変更等によって対応可能となる場合が一般的である。このような従来例の電子サーマル装置として、例えば、図5に示す従来例の構成に於いては、電流検出周期t毎の2乗演算結果を順次累算した結果を保持するメモリ容量で済むものであるが、周期T毎に初期状態にリセットすることにより、周期T以上の期間の連続性がなく、負荷装置の監視機能として充分ではない問題がある。
この図5に示す従来例に対して、例えば、図6に示す従来例の構成に於いては、累算期間を、図5に示す場合と同一のTとしたとしても、電流検出周期t毎に時間シフトした状態で、t×n=Tの周期にわたる累算値を求めるものであるから、周期T毎に累算を行うものではなく、電流検出周期t毎の時間シフトによる時間積分を求めることにより、前周期に於ける影響を含めることになり、断続的ではなく、ほぼ連続した状態で負荷装置の監視を行うことができる。しかし、検出電流値の2乗値を、周期Tにわたって保持する為のメモリ容量を必要とし、周期Tを長くし、又は検出周期tを短くして、電子サーマル装置としての信頼性を向上する為には、メモリ容量を増大しなければならない問題がある。
又電子サーマル装置のコスト低減の為には、1チップマイコンと称されるマイクロプロセッサを用いる構成が一般的であり、1チップ構成であるから、内蔵メモリの容量は、外付けメモリのように大容量の構成とすることは困難である。従って、前述の図6に示す構成の場合、周期T及び検出周期tは、内部メモリ容量によって制約を受ける問題がある。
本発明は、前述の従来例の問題点を解決するものであり、制約されたメモリ容量に比較して、検出電流値の2乗値の累算期間を長く且つ検出周期を短くして、監視機能としての信頼性を向上することを目的とする。
本発明の電子サーマル装置は、負荷装置に供給する電流を検出して、その電流の2乗値を基に負荷装置の温度上昇を推定して、負荷装置を保護する為の電子サーマル装置であって、負荷装置に供給する電流を検出周期毎に検出した検出電流値を2乗して第1の期間にわたり累算する第1の演算部と、この第1の演算部による累算値を第2の期間にわたり保持するメモリと、このメモリに保持された第2の期間にわたる累算値を累算する第2の演算部と、この第2の演算部による累算値がアラーム設定値を超えた時にアラーム信号を出力する比較部とを備えている。
又負荷装置の表面や周辺の温度を検出した温度検出信号を入力して、比較部に入力するアラーム設定値を、温度検出信号が温度の上昇を示す時に、低くするように選択するアラーム設定値選択回路を設けることができる。
又負荷装置を電動機とし、この電動機の回転数を検出して、この回転数の上昇に対応して検出周期を短くし、且つ第1の期間を短くするように周期を変更制御する周期設定値選択回路を設けることができる。
負荷装置に供給する電流を検出して、その2乗値をそのままメモリに保持させるものではなく、その2乗値を第1の期間にわたって累算した累算値をメモリに保持させることによって、少ないメモリ容量で、第1の期間と、メモリに保持できるデータ数との積に相当する長期間にわたる累算値を求めることができることにより、監視機能としての信頼性を向上することができる。
本発明の電子サーマル装置は、図1を参照すると、負荷装置10に供給する電流を検出して、その電流の2乗値を基に負荷装置10の温度上昇を推定して、負荷装置10を保護する為の電子サーマル装置1であって、負荷装置10に供給する電流を検出周期t毎に検出した検出電流値を2乗して第1の期間にわたり累算する第1の演算部と、この第1の演算部による累算値を第2の期間にわたり保持するメモリ3と、このメモリ3に保持された第2の期間にわたる累算値を累算する第2の演算部と、この第2の演算部による累算値がアラーム設定値を超えた時にアラーム信号を出力する比較部との機能を含む演算部2を備えている。
図1は、本発明の実施例1の説明図であり、1は電子サーマル装置、2は演算部(PU)、3は演算結果の保持等を行うリード、ライト可能のメモリ(RAM)、4はプログラム等を格納したリード専用のメモリ(ROM)、5は電流検出部、6は駆動制御部、10は負荷装置としての交流電動機(M)、11は電流検出器、12はインバータ、13はコンバータ、14は交流電源、15はコンデンサを示す。電子サーマル装置1は、1チップマイクロコンピュータの構成を有し、メモリ3,4は演算部2と共に1チップ上に形成された場合を示す。
負荷装置としての交流電動機10に対する給電線は、単線として図示しているが、単相交流電動機の場合は2線による給電線、多相交流電動機の場合は相数に応じた数の線による給電線とするものであり、又直流電動機を負荷装置とする場合は、2線の給電線とする。又インバータ12も交流電動機10が単相であるか又は多相であるかに対応して、直流電圧を単相又は多相の交流電圧に変換する構成とする。又交流電動機10の回転数を制御する為に、交流電圧の周波数を変更可能の構成とすることも可能である。又交流電源14は3相の場合を示し、この交流電源14からの交流電圧をコンバータ13により直流電圧に変換し、コンデンサ15により平滑化やノイズ成分除去した直流電圧をインバータ12に供給する。又負荷装置として直流電動機を用いる場合は、インバータ12を省略し、コンバータ13の出力直流電圧を負荷装置の直流電動機に供給する構成とする。
又電子サーマル装置1は、演算部2と、メモリ3,4と、電流検出部5と、駆動部6とを含む構成を有する場合を示し、交流電動機10の負荷電流を電流検出器11により検出して、電流検出部5に入力する。この電流検出部5は、検出電流を検出周期t毎にサンプリングしてディジタル信号値に変換し、演算部2に入力する。演算部2は、2乗演算部と第1の演算部と第2の演算部と比較部との機能を少なくとも含むものであり、検出電流を2乗して第1の期間について累算し、その累算値をメモリ3に保持させる。この第1の期間の2乗値の累算値を順次第2の期間にわたってメモリ3に保持させ、この第2の期間内の累算値を求めて、アラーム設定値と比較し、アラーム設定値を超えた場合に、負荷装置としての交流電動機10が過負荷状態と判定して、演算部2は、駆動部6にアラーム信号を加え、駆動部6はインバータ12の動作の停止、出力周波数の低下、出力電圧又は電流の低下等の制御により、交流電動機10の過負荷状態からの保護を行う。
前述の従来例と同様に、電流検出周期、即ち、電流検出部5に於けるディジタル信号に変換する為のサンプリング周期をtとし、この周期tに於ける検出電流のディジタル値Xの2乗を求めて、この2乗値Xを第1の期間RTにわたって累算した累算値ΣXを、メモリ3に第2の期間STにわたって、順次最古の累算値を最新の累算値に更新することにより保持する。即ち、最新の第1の期間RTの累算値を含めて、第2の期間STにわたって保持することになる。そして、第2の期間STにわたって保持した第1の期間RTの累算値ΣXを累算する(Σ(ΣX))。この累算値Σ(ΣX)とアラーム設定値とを比較し、アラーム設定値を超えた場合、前述のように、交流電動機10の消費電力量の増加により温度が上昇していると推定して、交流電動機10の保護制御を行う。
メモリ3は、1チップマイクロプロセッサの場合に、256バイト構成の場合が多く、その中の64バイトが演算処理等に使用可能とすることができる。その為、例えば、図6に示す従来例に於いて、電流検出値を8ビット精度でディジタル信号に変換し、メモリの64バイトの中の9バイトを演算処理用とすると、残りの55バイトの領域により8ビット構成の電流検出ディジタル値を、55回分保持することができることになる。これに対して、本発明の実施例に於いては、2乗値Xは16ビット構成、これを第1の期間RTにわたって例えば256回累算した累算値ΣXを例えば24ビット構成とし、メモリの前述の64バイトの領域の中の10バイトの領域を演算用、残りの54バイトの領域を24ビット構成の累算値ΣXの保持用とすると、この累算値ΣXを18回分保持することができる。従って、256回累算した結果を18回分保持するから、合計で、256×18=4608回分の電流検出値を保持して、第2の期間STにわたる累算値を求めることができる。それにより、メモリ容量を従来例と同一とし、且つ電流の検出周期を同一とした場合、累積期間を約80倍以上長くして、負荷装置の監視の信頼性を向上することが可能となる。
図2は、本発明の第1の実施例の機能説明図であり、20は負荷装置、21は負荷装置の構成に対応した電源装置としてのインバータ又はコンバータ、22は電流センサと電流検出回路とからなる負荷電流検出部、23は電子サーマル装置、24は検出周期tのサンプリング周期でディジタル信号値に変換するA/Dコンバータ、25は2乗演算部、26は第1の周期RT(リセット周期)にわたって累算する第1の演算部、27はメモリ、28は第2の周期STにわたって累算する第2の演算部、29は比較部を示す。
電動機等の負荷装置20の構成に対応した電源装置としてのインバータ又はコンバータ21から供給する電流iを、負荷電流検出部22により検出し、その検出した電流Iを電子サーマル装置23に入力する。電子サーマル装置23は、図1に示す電流検出部5に対応するA/Dコンバータ24と、メモリ3に対応するメモリ27と、演算部2に対応する2乗演算部25、第1及び第2の演算部26,28、比較部29とを含むもので、A/Dコンバータ24に於けるサンプリング周期を負荷電流の検出周期tとし、負荷電流検出部22による検出電流Iをディジタル値Xに変換し、2乗演算部25により2乗して消費電力値に相当する値とし、その2乗値Xを第1の演算部26により、第1の周期、即ち、累算値をリセットするリセット周期RTにわたって累算し、この累算値ΣXをメモリ27に順次保持する。即ち、累算値ΣXを、第1の期間RTのn倍の第2の期間STにわたってそれぞれメモリ27に保持するものであり、メモリ27内のΣX 〜ΣX として図示するように保持する。そして、次の第2の周期STの最初の累算値により、前の周期STの最初の累算値を書き換えるようにして、メモリ27により第2の周期STにわたる累算値を更新しながら保持する。
第2の演算部28は、メモリ27に保持された第2の周期STにわたる累算値ΣXを累算する。この累算値Σ(ΣX)を比較部29に於いてアラーム設定値Aと比較し、このアラーム設定値Aを超えた場合、アラーム信号をインバータ又はコンバータ21に入力して、負荷装置20が温度上昇していると推測し、負荷電流iを遮断又は低減させて、負荷装置20を過負荷状態から保護することができる。
図3は、本発明の実施例2の機能説明図であり、図2と同一符号は同一名称部分を示し、30はアラーム設定値選択回路、31は温度検出回路、32は温度センサを示す。温度センサ32は、負荷装置20の表面温度、周囲温度、インバータ又はコンバータ21の部品温度等の1個所又は複数個所の温度を検出できるように設け、検出信号を温度検出回路31に入力し、この温度検出回路31からアラーム設定値選択回路30に温度検出信号を入力する。アラーム設定値選択回路30は、温度検出回路31から温度検出信号が温度上昇を示す場合、比較部29に入力するアラーム設定値Aを低下させる。それにより、負荷装置20の周囲温度や表面温度等の上昇に合わせて、累算値Σ(ΣX)と比較部29に於いて比較するアラーム設定値Aを低下させる。それにより、負荷装置20の温度が、電流による温度上昇の推定値を上回る可能性を含むことを加味して、過負荷状態からの保護を確実に行うことができる。
図4は、本発明の実施例3の機能説明図であり、図2と同一符号は同一名称部分を示し、20Aは負荷装置としての電動機、21Aは電源装置としてのインバータ、33は検出周期t及びリセット周期(第1の期間)RTを選択設定する周期設定値選択回路、34は回転数検出回路、35は回転数センサを示す。この実施例3は、電動機20Aを負荷装置として、電子サーマル装置23により監視する場合を示し、電動機20Aは、回転数に対応して温度上昇特性が相違することになるから、電動機20Aの回転数を検出する回転数検出センサ35と回転数検出回路34とを設け、この回転数検出回路34からの回転数検出信号を周期設定値選択回路33に入力して、A/Dコンバータ24に於けるサンプリング周期、即ち、検出周期tの変更及び第1の演算部26による累算周期、即ち、リセット周期RTの変更を行う。例えば、電動機20Aを高速回転させる場合、電動機20Aとして高負荷状態であるとして、検出周期tを短くし、メモリ27の領域が一定であるから、第1の期間RT内の累算値数が一定数となるように、リセット周期RTを短くする。それにより、高負荷状態となる電動機20Aの状態監視を短時間間隔で行って、電流iの増加に対応した監視を可能とすることができる。又電動機の回転数(インバータ出力の周波数)に対する検出周期tによるエリアシングを防止することができ、より正確な電流検出を行うことができる。
本発明の実施例1の説明図である。 本発明の実施例1の機能説明図である。 本発明の実施例2の機能説明図である。 本発明の実施例3の機能説明図である。 従来例の要部説明図である。 従来例の要部説明図である。
符号の説明
1 電子サーマル装置
2 演算部(PU)
3 メモリ(RAM)
4 メモリ(ROM)
5 電流検出部
6 駆動制御部
10 交流電動機(M)
11 電流検出器
12 インバータ
13 コンバータ
14 交流電源
15 コンデンサ
20 負荷装置
21 インバータ又はコンバータ
22 電流検出部
23 電子サーマル装置
24 A/Dコンバータ
25 2乗演算部
26 第1の演算部
27 メモリ
28 第2の演算部
29 比較部
30 アラーム設定値選択回路
31 温度検出回路
32 温度センサ
33 周期設定値選択回路
34 回転数検出回路
35 回転数検出センサ
20A 電動機
21A インバータ

Claims (3)

  1. 負荷装置に供給する電流を検出し、該電流の2乗値を基に前記負荷装置の温度上昇を推定して前記負荷装置を保護する為の電子サーマル装置に於いて、
    前記負荷装置に供給する電流を検出周期毎に検出した検出電流値を2乗して第1の期間にわたり累算する第1の演算部と、
    該第1の演算部による累算値を第2の期間にわたり保持するメモリと、
    該メモリに保持された前記第2の期間にわたる累算値を累算する第2の演算部と、
    該第2の演算部による累算値がアラーム設定値を超えた時にアラーム信号を出力する比較部と
    を備えたことを特徴とする電子サーマル装置。
  2. 前記負荷装置の表面や周辺の温度を検出した温度検出信号を入力し、前記比較部に入力して前記第2の演算部による累算値と比較するアラーム設定値を、前記温度検出信号が温度の上昇を示す時に、低くするように選択するアラーム設定値選択回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子サーマル装置。
  3. 前記負荷装置を電動機とし、該電動機の回転数を検出して該回転数の上昇に対応して前記検出周期を短くし、且つ前記第1の期間を短くするように周期を変更制御する周期設定値選択回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子サーマル装置。
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