JP2005262795A - 陶芸用ろくろ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 作業者が陶芸作業中において、製作中の作品を損なったり製作時間を損なったりすることが無いように、駆動モータ及び回転テーブの回転速度の変化や停止動作を事前に検知できる陶芸用ろくろ装置を提供することを目的とする。
【課題手段】 駆動モータ11の駆動回路38に流れる電流値を検出し、検出した電流値を上限電流記憶部51に記憶された上限値と比較して駆動モータ11における過負荷の有無を検知する電子サーマル40と、電子サーマル40によって検知された結果を表示する表示器25、音声発生器26とを備えている。
【選択図】 図3
【課題手段】 駆動モータ11の駆動回路38に流れる電流値を検出し、検出した電流値を上限電流記憶部51に記憶された上限値と比較して駆動モータ11における過負荷の有無を検知する電子サーマル40と、電子サーマル40によって検知された結果を表示する表示器25、音声発生器26とを備えている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、陶芸品の材料となる粘土を好みの形に造りあげる際に使用する陶芸用ろくろ装置に関する。
従来、ケーシングの上面に回転自在に取付けられ粘土を載置する回転テーブルと、回転テーブルを回転駆動する駆動モータと、モータの速度を調整するための速度調整用のレバー又はペダルと、レバー又はペダルの操作に応じてモータの回転速度を制御する駆動制御とを備え、回転テーブルを回転させながら粘土に力を加え、粘土を好みの形に造りあげる陶芸用ろくろ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、陶芸用ろくろ装置において、陶芸作業中において駆動モータに加えられる負荷が過大となって駆動モータや制御装置を損なうことがないように、過負荷を除去する保護回路が設けられている。そして、この保護回路が作動することにより、駆動モータの回転速度を緩和したり、駆動モータの駆動を一時的に停止させたりできるように構成されているものがある。
特開平11−207713号公報
また、陶芸用ろくろ装置において、陶芸作業中において駆動モータに加えられる負荷が過大となって駆動モータや制御装置を損なうことがないように、過負荷を除去する保護回路が設けられている。そして、この保護回路が作動することにより、駆動モータの回転速度を緩和したり、駆動モータの駆動を一時的に停止させたりできるように構成されているものがある。
しかしながら、陶芸作業中において、保護回路が作動して駆動モータの回転速度が変化したり駆動モータが停止したりすると、作業者がこの作動に対して対処が遅れ、製作中の作品を損なったり製作時間を損なったりする虞がある。
そこで、本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、作業者が陶芸作業中において、製作中の作品を損なったり製作時間を損なったりすることが無いように、駆動モータ及び回転テーブの回転速度の変化や停止動作を事前に検知できる陶芸用ろくろ装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、作業者が陶芸作業中において、製作中の作品を損なったり製作時間を損なったりすることが無いように、駆動モータ及び回転テーブの回転速度の変化や停止動作を事前に検知できる陶芸用ろくろ装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、陶芸用ろくろ装置において、ケーシングの上面に回転自在に取付けられ粘土を載置する回転テーブルと、回転テーブルを回転駆動する駆動モータと、駆動モータの駆動回路に流れる電流値を検出する電流検出手段と、電流検出手段によって検出した電流値を予め定められた所定値と比較して駆動モータにおける過負荷の有無を検知する過負荷検知手段と、過負荷検知手段によって検知された結果を表示する表示手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載のろくろ装置によれば、駆動モータの駆動回路に流れる電流値を検出する電流検出手段と、電流検出手段によって検出した電流値を予め定められた所定値と比較して駆動モータにおける過負荷の有無を検知する過負荷検知手段と、過負荷検知手段によって検知された結果を表示する表示手段とを備えているので、作業者が、陶芸作業中において、回転テーブル及び駆動モータに加えられている過負荷を容易に検知でき、回転テーブルの回転速度の変化や停止によって製作中の作品を損なったり製作時間を損なったりすることが無いように、陶芸作品に加える力を低減したり陶芸作業を中断したりできる。
次に、請求項2に記載の発明は、陶芸用ろくろ装置において、ケーシングの上面に回転自在に取付けられ粘土を載置する回転テーブルと、前記回転テーブルを回転駆動する駆動モータと、前記駆動モータの温度又は該駆動モータの近傍の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段によって検出した温度を予め定められた所定値と比較して前記駆動モータにおける過負荷の有無を検知する過負荷検知手段と、前記過負荷検知手段によって検知された結果を表示する表示手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の陶芸用ろくろ装置によれば、駆動モータの温度又は駆動モータの近傍の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段によって検出した温度を予め定められた所定値と比較して駆動モータにおける過負荷の有無を検知する過負荷検知手段と、過負荷検知手段によって検知された結果を表示する表示手段とを備えているので、請求項1に記載の発明と同様に、作業者が、陶芸作業中において、回転テーブル及び駆動モータに加えられている過負荷を容易に検知でき、回転テーブルの回転速度の変化や停止によって製作中の作品を損なったり製作時間を損なったりすることが無いように、陶芸作品に加える力を低減したり陶芸作業を中断したりできる。つまり、駆動モータに回転を抗する荷重が過大に加わり駆動モータを駆動するための電流値が増大すると、駆動モータ及び駆動モータ近傍の温度が上昇するので、その温度を検出することにより、過負荷を検知できる。
次に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の陶芸用ろくろ装置において、前記過負荷検知手段は、所定値を超える電流又は前記所定値を超える温度での連続使用時間が予め定められた所定時間に至った際に、前記過負荷が有ると検知する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の陶芸用ろくろ装置によれば、過負荷検知手段は、所定値を超える電流又は所定値を超える温度での連続使用時間が予め定められた所定時間に至った際に、過負荷が有ると検知するので、定められた所定時間によらず任意に過負荷を検知するよりも精度良く過負荷を検知できる。
また、請求項1乃至請求項3の何れか記載の陶芸用ろくろ装置は、請求項4に記載の発明のように、前記表示手段は、前記ケーシングの外方に点灯ランプを備え、該点灯ランプの消灯又は点灯させて前記検知結果を表示するものとすれば、作業者が過負荷を容易に検知できる。
また、請求項1乃至請求項3の何れか記載の陶芸用ろくろ装置は、請求項5に記載の発明のように、前記表示手段が、ケーシングの外方に画像又は文字を表示する表示器を備え、該表示器に画像又は文字を発現させて前記検知結果を表示するものとすれば、作業者が過負荷を容易に検知できる。
また、請求項1乃至請求項3の何れか記載の陶芸用ろくろ装置は、請求項6に記載の発明のように、前記表示手段が、音声を発生する音声発生手段を備え、音声を発生させて前記検知結果を表示するものとすれば、作業者が過負荷を容易に検知できる。
また、請求項1乃至請求項3の何れか記載の陶芸用ろくろ装置は、請求項7に記載の発明のように、前記表示手段が、前記過負荷検知結果が過負荷である際に、該過負荷の強さにもとづいて、前記駆動モータに加えられる過負荷の低減又は該駆動モータの停止の何れかを指示する信号を表示するものとすれば、作業者が過負荷に対して容易に対処できる。
本発明の陶芸用ろくろ装置は、駆動モータにおける過負荷の有無を検知する過負荷検知手段と、過負荷検知手段によって検知された結果を表示する表示手段とを備えているので、作業者が、陶芸作業中において、回転テーブル及び駆動モータに加えられている過負荷を容易に検知でき、回転テーブルの突然の停止によって製作中の作品を損なったり製作時間を損なったりすることが無いように、負荷を低減したり陶芸作業を中断したりできる。
次に、本発明の陶芸用ろくろ装置の一実施例を図面にもとづいて説明する。
図1は陶芸用ろくろ装置の外観を表す外観図、図2は陶芸用ろくろ装置の断面図、図3は陶芸用ろくろ装置の構成を表すブロック図である。
図1は陶芸用ろくろ装置の外観を表す外観図、図2は陶芸用ろくろ装置の断面図、図3は陶芸用ろくろ装置の構成を表すブロック図である。
図1において、陶芸用ろくろ装置1は、ケーシング2と、その上部で垂直軸周りに回転可能に設けられた回転テーブル3と、ケーシング2の側面下側に回動自在に軸支された速度調整用のペダル4と、側面適所に設けられた電源スイッチ5と、電源スイッチ5の上側に設けられ回転テーブル3の回転方向を切り換えるためのスイッチ7とを備える。電源スイッチ5の下側には電源ケーブル8の引き出し口9が形成されている。
ペダル4は作業者の足が載置し得る形状を有し、その下端部で図示されない水平軸に支持されている。そして、ペダル4は、この図示されない水平軸を介して、ケーシング2内部に備えたポテンショメータに歯車増速機構を介して連結され、ペダル4の踏み込み量が増速され、それに応じた電圧を発生するようになっている。これにより、ペダル4の踏み込み量に対する、出力電圧の変化が大きくなり、操作性が向上する。レバー10は、手によって操作され、ペダル4と同じ働きをする。また、ケーシング2の底面には、床面に設置される設置部24が備えられている。
次に、図2に示すように、陶芸用ろくろ装置1は、ケーシング2内に駆動モータ11が立直姿勢で取り付けられている。駆動モータ11は、ステータ12と、これと同軸で内側に配設されたロータ13とから構成されるDCブラシレスタイプである。ステータ12は、下側開口のカップ状のステータハブ14と、ステータハブ14の内周面に配列された3相からなるコイル15とから構成される。ロータ13は、上方開口のカップ状のロータハブ16とロータハブ16のフランジ部上面に、S及びN極が交互に配列され、コイル15と対向するように配列されたロータマグネット17とから構成される。本実施例において、ロータマグネット17は、20極で形成されている。ケーシング2の上面には貫通孔18が形成され、ここにボールベアリング19が設けられ、モータ軸20がこのボールベアリング19に回転自在に支持されてケーシング2の上面から露出している。また。モータ軸20の上部には回転テーブル3が供回り可能に取り付けられている。
また、ケーシング2の上面には、モータ軸20が貫通されたホルダー21が、2本のボルト22によって締結されている。また、モータ軸20の下端には、ロータ13の位置を検出するためのロータリーエンコーダ23が取り付けられている。このロータリーエンコーダ23は、機械式、光学式のいずれでもよく、モータ軸20の回転速度を検出するためのパルス信号を生成するものである。
以上のように構成された陶芸用ろくろ装置1は、コイル15に励磁電流が通電されると、ステータ12のコイル15に磁界が発生し、この磁界とロータマグネット17の磁力との相互作用により、ロータ13及びモータ軸20が回転され、モータ軸20に接続された回転テーブル3が回転する。また、ペダルやレバーを操作することによって回転速度を調整でき、回転テーブル3上に載置された陶芸作品に回転に抗する力を加えながら回転速度が速くなるように操作すると、励磁電流が増加して、駆動モータ11に加えられる負荷が増すことになる。
また、本陶芸ろくろ装置1には、ケーシング2内部に、駆動モータ11の動作を制御すると共に、駆動モータ11に加えられる過負荷を検出して表示するための制御装置(図3の符号30)が備えられ、ケーシング2の外面には、過負荷を表示する表示器25及び音声発生器26が備えられている。
図3は、本陶芸ろくろ装置1の制御装置30のブロック図を示している。この制御装置30は、駆動モータ11の駆動動作を制御する駆動制御系31と駆動モータ11の過負荷を検出して表示する過負荷検出系32とを備えている。また、この駆動系は、CPU、ROM及びRAM等を備え、CPUが各機能部の処理を実行する。
駆動制御系31は、ロータリーエンコーダ23から出力されたパルス信号を順次検出し駆動モータ11の回転速度を算出する速度検出部33、ペダル4から出力された電圧信号と指令速度値がROMに対応づけられて記憶され、ペダル4から出力された電圧信号を受信すると、その電圧信号のレベルに対応する指令速度値をROMから読み出す速度設定部34、ペダル4のポテンションメータより出力される指令速度と速度検出部33より出力される検出速度との差分を算出し、この差分をPI制御部36に出力する演算部35、指令速度値と検出速度とを一致させるために速度制御信号の増幅を行うPI制御部36、PI制御部36から出力された速度制御信号にもとづいて駆動モータ11に通電する励磁信号を生成するインバータ37、駆動モータ11のコイル(図2中の符号15)への通電をスイッチングし駆動モー11タを駆動させる駆動回路38等を備えている。
次に、過負荷検出系32は、駆動回路38から出力される駆動信号(電流値)を、予め上限電流記憶部51に記憶された第1、第2上限電流値と比較して過負荷の有無を検知し、その結果に基づいて所定の信号を表示器25及び音声発生器26に出力する電子サーマル40と、電子サーマル40によって検知された結果を表示する表示器25及び音声発生器26、とを備えている。尚、本発明の電流検出手段及び過負荷検知手段は、電子サーマル40によってその機能が発現される。また、本発明の請求項1に記載の所定値は、第1、第2上限電流値に相当する。
電子サーマル40は、駆動モータ11のコイル15に加えられる電流値を検出し、第1の上限電流値を越える電流が所定時間連続して検出されると、所定の過負荷検知信号を表示器25及び音声発生器26に出力し、表示器25では赤ランプが点滅し、音声発生器26では、「負荷を小さくしてください。」と、音声が発せられる。陶芸作業者がこの音声にもとづいて回転テーブル3上に載置された陶芸作品に加える力を調整し負荷を低減させれば、駆動モータ11及び回転テーブル3の、回転速度の変化や停止を回避できる。
また第2の上限電流値は第1の上限電流値よりも高く設定されており、電子サーマル40は、第2の上限電流値を越える電流が所定時間連続して検知されると、駆動モータ11への通電を遮断し、駆動モータ11の駆動を停止させる。そして、この停止動作を報知するために、表示器25では赤ランプが点灯し、音声発生器26では、「過負荷により駆動モータ11及び回転テーブル3が停止します。」と音声が発せられる。尚、本発明の音声発生手段は、音声発生器26によってその機能が発現される。
また、過負荷検出系32は、駆動モータ11の筐体に取り付けられその温度を検出して電気信号として温度検出回路44に出力する温度センサ43と、その温度センサ43から出力される電気信号をデジタル値に変換する温度検出回路44とを備え、このデジタル値を温度比較部41に出力し、温度比較部41で、予め上限温度記憶部52に記憶された第1、第2上限温度と比較して駆動モータ11に加えられている過負荷の有無を検知し、その検出結果を、前述の表示器25や音声発生器26で報知できるように構成されている。尚、本発明の請求項2に記載の所定値は、第1、第2上限温度に相当する。
そして、温度比較部41は、第1の上限温度を越える信号が所定時間連続して温度検出回路44から入力されると、所定の過負荷検知信号を表示器25及び音声発生器26に出力し、表示器25では赤ランプが点滅し、音声発生器26では、「負荷を小さくしてください。」と、音声が発せられる。使用者がこの音声にもとづいて負荷を緩和させれば、回転テーブル3及び駆動モータ11の、回転速度の変化や停止を回避できる。
また第2の上限温度は第1の上限温度よりも高く設定されており、温度比較部41は、第2の上限温度を越える信号が所定時間連続して入力されると、駆動モータ11への通電を遮断し、駆動モータ11の駆動を停止させる。そして、この停止動作を報知するために、表示器25では赤ランプが点灯し、音声発生器26では、「過負荷により駆動モータ11及び回転テーブル3が停止します。」と音声が発せられる。
過負荷の検知は、前述の温度センサ43によって検出される温度又は電子サーマル40によって検出される電流の何れかによって行うことができ、その選択は、ケーシング2の外面に備えたスイッチ(図示せず)によって設定できる。更には、このスイッチによって、温度による過負荷の検知と電流による過負荷の検知を併用させるようにも設定できる。
以下に、前記の構成を有する実施例の陶芸用ろくろ装置1の作用効果を記載する。
以下に、前記の構成を有する実施例の陶芸用ろくろ装置1の作用効果を記載する。
本実施例の陶芸用ろくろ装置1によれば、駆動モータ11の駆動回路38に流れる電流値を検出し、検出した電流値を予め定められた第1、第2の上限電流値と比較して駆動モータ11における過負荷の有無を検知する電子サーマル40と、電子サーマル40によって検知された結果を表示する表示器25及び音声発生器26とを備えているので、作業者が、陶芸作業中において、回転テーブル3及び駆動モータ11に加えられている過負荷を容易に検知でき、回転テーブル3の突然の停止によって製作中の作品を損なったり製作時間を損なったりすることが無いように、負荷を低減できる。
また、本実施例の陶芸用ろくろ装置1によれば、駆動モータ11の温度又は駆動モータ11の近傍の温度を検出し、検出した温度を予め定められた第1、第2の上限温度と比較して駆動モータ11における過負荷の有無を検知する温度比較部41と、温度比較部41によって検知された結果を表示する表示器25及び音声発生器26とを備えているので、作業者が、陶芸作業中において、回転テーブル3及び駆動モータ11に加えられている過負荷を容易に検知でき、回転テーブル3の突然の停止によって製作中の作品を損なったり製作時間を損なったりすることが無いように、負荷を低減できる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとることができる。
例えば、実施例の陶芸用ろくろ装置1において、表示器25にランプを備える代わりに、文字や画像を表示する液晶ディスプレイを備えてもよい。また、音声発生器26は、言語を発することに限定されるものでなく、過負荷を知らせる報知音であればよい。
1…陶芸用ろくろ装置、2…ケーシング、3…回転テーブル、4…ペダル、5…電源スイッチ、7…スイッチ、8…電源ケーブル、9…引き出し口、10…レバー、11…駆動モータ、12…ステータ、13…ロータ、14…ステータハブ、15…コイル、16…ロータハブ、17…ロータマグネット、18…貫通孔、19…ボールベアリング、20…モータ軸、21…ホルダー、23…ロータリーエンコーダ、22…、23…、24…設置部、25…表示器、26…音声発生器、30…制御装置、31…駆動制御系、32…過負荷検出系、33…速度検出部、34…速度設定部、35…演算部、36…PI制御部、37…インバータ、38…駆動回路、40…電子サーマル、41…温度比較部、43…温度センサ、44…温度検出回路、51…上限電流記憶部、52…上限温度記憶部。
Claims (7)
- ケーシングの上面に回転自在に取付けられ粘土を載置する回転テーブルと、
前記回転テーブルを回転駆動する駆動モータと、
前記駆動モータの駆動回路に流れる電流値を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段によって検出した電流値を予め定められた所定値と比較して前記駆動モータにおける過負荷の有無を検知する過負荷検知手段と、
前記過負荷検知手段によって検知された結果を表示する表示手段と、
を備えていることを特徴とする陶芸用ろくろ装置。 - ケーシングの上面に回転自在に取付けられ粘土を載置する回転テーブルと、
前記回転テーブルを回転駆動する駆動モータと、
前記駆動モータの温度又は該駆動モータの近傍の温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段によって検出した温度を予め定められた所定値と比較して前記駆動モータにおける過負荷の有無を検知する過負荷検知手段と、
前記過負荷検知手段によって検知された結果を表示する表示手段と、
を備えていることを特徴とする陶芸用ろくろ装置。 - 前記過負荷検知手段は、前記所定値を超える電流又は前記所定値を超える温度での連続使用時間が予め定められた所定時間に至った際に、前記過負荷が有ると検知する、
請求項1又は請求項2に記載の陶芸用ろくろ装置。 - 前記表示手段は、前記ケーシングの外方に点灯ランプを備え、該点灯ランプの消灯又は点灯させて前記検知結果を表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の陶芸用ろくろ装置。 - 前記表示手段は、前記ケーシングの外方に画像又は文字を表示する表示器を備え、該表示器に画像又は文字を発現させて前記検知結果を表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の陶芸用ろくろ装置。 - 前記表示手段は、音声を発生する音声発生手段を備え、音声を発生させて前記検知結果を表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の陶芸用ろくろ装置。 - 前記表示手段は、
前記過負荷検知結果が過負荷である際に、該過負荷の強さにもとづいて、前記駆動モータに加えられる負荷の低減又は該駆動モータの停止の何れかを指示する信号を表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の陶芸用ろくろ装置。
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JP2008113477A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Fujitsu Access Ltd | 電子サーマル装置 |
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