JP5758226B2 - 電子サーマル保護装置と電子サーマル保護装置の動作方法 - Google Patents

電子サーマル保護装置と電子サーマル保護装置の動作方法 Download PDF

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Description

本発明は、負荷駆動電流に重畳されたスイッチングリップル電流の異常を検知する電子サーマル保護装置と電子サーマル保護装置の動作方法とに関する。
交流電流又は直流電流を供給して駆動する交流又は直流のモータは、過剰電流供給等に起因する温度上昇により、絶縁耐力が低下して絶縁破壊等による焼損が生じる危険性がある。
モータ等の負荷装置の温度を測定できない場合には、モータ駆動電流を検出し、消費電力の所定時間毎の累算値を求める。この累算値は、所定時間内の消費電力量を示すことになり、その消費電力量に比例して温度が上昇すると考えられる。
このため、累算値を予め設定した閾値と比較し、算出累算値が閾値を超えた場合には、モータ駆動電流の制限又は遮断を行って、モータ駆動装置の異常な温度上昇を低減する電子サーマル装置が知られている。
従来は、モータ等の負荷装置と、モータ駆動装置の種類に対応したモータ駆動電流を供給するインバータ又はコンバータの構成を有する電源装置と、マイクロプロセッサ等からなる電子サーマル装置と、電流センサと、電流検出回路と、A/Dコンバータと、2乗演算部と、累算演算部と、比較部等とを備えて装置構成されている。
電源装置は、電池等の直流電源を入力電源とするが、交流電源を入力電源とする構成としてもよい。また、モータ駆動装置の構成に対応して、直流又は交流の出力電圧/電流を供給する構成を有してもよい。
電源装置からモータ駆動装置に供給する電流を電流センサと電流検出回路とにより検出し、検出した電流値を電子サーマル装置に入力する。電子サーマル装置は、検出したアナログの電流値をA/Dコンバータによりサンプリング周期毎に、ディジタル信号に変換し、2乗演算部により2乗演算する。
2乗演算値は、モータ駆動装置の抵抗成分を一定の値とすると、モータ駆動装置に於ける消費電力に相当する。また、累算演算部により、リセット周期毎の累算処理を遂行する。この累算値は、検出電流値の2乗を、リセット周期にわたって時間積分したものとなるから、リセット周期内の消費電力量に相当する値を表すものとなる。
累算値とアラーム設定値とを比較部に於いて比較し、アラーム設定値を超えると、モータ駆動装置の消費電力量が増加して、その温度が上昇しているものと推定できる。この場合、アラーム信号を電源装置に入力することにより、モータ駆動装置に供給する電流の制限又は遮断を行い、モータ駆動装置の異常温度上昇を防止する。
また、2乗演算部により求めた値を所定数について保持する容量を有するメモリを備える構成とし、A/Dコンバータの変換周期を検出周期tとする場合、メモリのn個の領域によって、検出周期(t)×メモリの個数(n)=Tの時間にわたる2乗演算出力値がメモリ保持される構成とできる。
そして、時間的に最も古い2乗演算出力値を保持している領域に、最も新しい2乗演算出力値を順次上書きする。累算演算部は、メモリのn個の領域に保持されている2乗演算出力値を累算して、検出周期(t)×メモリの個数(n)=Tの時間にわたる時間積分値を求める。
また、時間積分値を、比較部に於いてアラーム設定値と比較し、アラーム設定値を超えると、モータ駆動装置の消費電力量が増加してその温度が上昇していると推定する。
そして、アラーム信号を電源装置に入力する。これにより、電源装置はモータ駆動装置に供給する電流の制限又は遮断を行い、モータ駆動装置の過剰な温度上昇を低減する。このようなモータ駆動装置は、例えば下記特許文献1に示されている。
特開2008−113477号公報
従来、電子サーマル装置は、モータの故障や過負荷による過剰な発熱を回避対象として構成されている。このため、例えばD級アンプを用いたモータ駆動装置において、D級アンプ側の回路に障害が生じた場合には、これを検知できず、従来の電子サーマルの保護機能が遂行されるより早く瞬時に大電流がモータに流れる等により、モータが焼損する懸念があった。
本発明は、上述した問題点に鑑み為された発明であって、D級アンプ等のスイッチング方式の電源回路を備えるモータ駆動装置において、アンプ回路側の障害発生に対しても迅速に対応してモータを保護することが可能な電子サーマル保護回路を実現することを目的とする。
本発明の電子サーマル保護装置は、スイッチング電源回路により駆動されるモータの駆動電流を検出する電子サーマル保護装置であって、スイッチング電源回路のスイッチングリップル電流の振幅が所定のリップル閾値より大きいか否かにより異常有無判断をすることを特徴とする。
本発明の電子サーマル保護装置は、好ましくはスイッチングリップル電流の周期(Tsw)に複数のサンプリングデータを取得することを特徴とする。
本発明の電子サーマル保護装置は、さらに好ましくは所定の期間ごとに、所定の期間内で取得した複数のサンプリングデータの最大値と最小値との差からスイッチングリップル電流の振幅を算出することを特徴とする。
本発明の電子サーマル保護装置は、さらに好ましくは所定の期間はスイッチングリップル電流の周期(Tsw)であることを特徴とする。
本発明の電子サーマル保護装置は、さらに好ましくはスイッチングリップル電流の振幅が所定のリップル閾値より大きい場合に、アラーム出力することを特徴とする。
本発明の電子サーマル保護装置は、さらに好ましくはサンプリングデータに基づいて、スイッチングリップル電流の周期(Tsw)以上の周期ごとに、モータの駆動電流を算出し、算出したモータの駆動電流を累算し、該累算した結果でモータの異常判断を遂行することを特徴とする。
本発明の電子サーマル保護装置は、さらに好ましくは累算したモータの駆動電流が所定のモータ駆動電流閾値より大きい場合にアラーム出力することを特徴とする。
本発明の電子サーマル保護装置は、さらに好ましくはサンプリングデータの取得周期(Tsam)は、スイッチングリップル電流の周期(Tsw)より小さいことを特徴とする。
本発明の電子サーマル保護装置は、さらに好ましくはサンプリングデータの取得周期(Tsam)は、スイッチングリップル電流の周期(Tsw)の1/5〜1/10であることを特徴とする。
本発明の電子サーマル保護装置は、さらに好ましくはスイッチング電源回路が、D級アンプを含むことを特徴とする。
本発明の電子サーマル保護装置の動作方法は、モータの駆動電流に重畳されたスイッチングリップル電流の振幅を検出する工程と、スイッチングリップル電流の振幅が所定のリップル閾値より大きいか否かを判断する工程と、スイッチングリップル電流の振幅が所定のリップル閾値より大きい場合にアラームを出力する工程と、を有することを特徴とする。
負荷駆動電流に重畳されたスイッチングリップル電流の異常を検知する電子サーマル保護装置と電子サーマル保護装置の動作方法とを実現できる。
また、アンプ回路側の障害発生に対しても迅速に対応してモータ等を保護することが可能な電子サーマル保護回路を実現できる。
本発明の第一の実施形態の電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置の構成概念を説明するブロック図である。 電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置の動作概要を説明するフロー図である。 本発明の第二の実施形態の電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置の構成概念説明図である。 本発明の第三の実施形態の電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置の構成概念説明図である。 電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置が検出するモータ駆動電流と、モータ駆動電流に重畳されているスイッチングリップル電流とについて説明する図である。 スイッチングリップル電流のサンプリング状態を拡大して説明する図である。 従来の電子サーマル保護装置のサンプリング周期について説明する図である。
本実施形態において説明する電子サーマル保護装置は、従来のように負荷モータの過負荷保護を遂行するとともに、D級アンプ出力電流に重畳されるスイッチングリップルの振幅を監視することによりD級アンプの異常も検出する。
このため、スイッチングリップル電流の振幅を検知できる程度にまでサンプリング周期を短くして、従来よりも多数のサンプリングデータの取り込みを遂行する。従来の電子サーマル保護装置においては、CR素子等により意図的に高周波成分を低減させることで、モータ駆動電流に重畳されたスイッチングリップル電流成分は検知していない。また、従来の電子サーマル装置においては、サンプリング周期が、スイッチングリップル電流の周波数に比較して相当長かったので、スイッチングリップル電流の振幅を検知できなかった。
本実施形態においては、スイッチング周期より短いサンプリング周期としてスイッチングリップル電流の振幅を検出するとともに、短いサンプリング周期で取得した多数のデータを演算処理してデータ量を低減し、累算処理するメモリへの負荷を減らすことにより、モータの過負荷とともにD級アンプの異常も同時に検出できる電子サーマル装置を提案する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態の電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000の構成概念を説明するブロック図である。図1に示すように、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、直流電源100の電力を基に電流アンプ回路200がモータ駆動電流iを生成し、モータ300に供給する。
図1に示す電流アンプ回路200は、スイッチング方式の回路として例えばD級アンプを含むことができる。また、電流アンプ回路200は、PWM制御回路400からの入力信号に対応したスイッチング動作によりモータ駆動電流iを生成する。
電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、電子サーマル保護装置700を備える。また、電子サーマル保護装置700は、中央演算部(CPU)710と、サンプリングデータや累算データを一時記憶するデータメモリ720と、制御プログラム等が格納されるプログラムメモリ730とを備える。
また、中央演算部(CPU)710は、検出されたアナログ値のモータ駆動電流iをサンプリング周期(Tsam)毎にディジタル値に変換するA/Dコンバータ711と、A/Dコンバータ711でディジタル値に変換された直近のサンプリングデータを累算周期(Tint)で所定回数だけ順次累算処理するサンプリングデータ累算部713とを備える。
また、中央演算部(CPU)710は、サンプリングデータ累算部713が累算処理した値と所定のモータ駆動電流閾値とを比較して累算値がモータ駆動電流閾値より大きければアラーム回路716にアラーム信号を出力させる比較部715を備える。
また、中央演算部(CPU)710は、A/Dコンバータ711でディジタル値に変換されたサンプリングデータからスイッチングリップル電流の振幅を算出するリップル振幅演算部712と、リップル振幅演算部712が算出したスイッチングリップル電流の振幅と所定のリップル閾値とを比較し、スイッチングリップル電流の振幅がリップル閾値より大きければアラーム回路716にアラーム信号を出力させる比較部714とを備える。
ここで、リップル振幅演算部712は、スイッチング周期(Tsw)1周期間内に取得したサンプリングデータの中で最大値(Max値)と最小値(Min値)との差を演算し、スイッチング周期(Tsw)の各期間毎にスイッチングリップルの振幅を算出し、算出したスイッチングリップルの振幅を各期間毎に比較部714に出力する。
図1においてアラーム回路716は、比較部714,715からの信号入力に応答して、スイッチング動作の停止やモータ駆動電流の出力制限等、モータ300等を保護する動作を指示するアラーム信号をPWM制御回路400に出力する。
また、発振器500は、所定のスイッチング周期(Tsw)を有するクロックを生成し、PWM制御回路400と、電子サーマル保護装置700のリップル振幅演算部712とに当該クロックを供給する。また、電流検出部600は、モータ駆動電流iを検出し、検出電流値をPWM制御回路400にフィードバックするとともに、検出電流値をA/Dコンバータ711に出力する。
また、図1に示す電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000おいては、サンプリング周期(Tsam)≪スイッチング周期(Tsw)≪累算周期(Tint)であるものとする。すなわち、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、スイッチングリップル電流の一周期期間(Tsw)内に、スイッチングリップル電流が重畳されたモータ駆動電流iを複数回サンプリングして取得し、スイッチングリップル電流の一周期期間(Tsw)毎にリップル振幅が所定の範囲内か否かを監視する。一方、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、一以上のリップル周期(Tsw)に対応する累算周期(Tint)ごとに、取得したモータ駆動電流iを所定回数だけ累算し、累算されたモータ駆動電流iが所定の範囲内であるか否かを監視する。
図2は、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000の動作概要を説明するフロー図である。図2に示す各ステップに基づいて、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000の動作概要について、順次以下に説明する。
(ステップS210)
電子サーマル保護装置700は、サンプリング周期(Tsam)毎に電流検出部600からの出力電流をサンプリングする。すなわち、A/Dコンバータ711は、電流検出部600が検出するモータ駆動電流iの検出電流のアナログ値を、サンプリング周期(Tsam)毎にディジタル値に変換してリップル振幅演算部712とサンプリングデータ累算部713とに出力する。
(ステップS220)
リップル振幅演算部712は、スイッチング周期(Tsw)ごとに、A/Dコンバータ711から入力されたサンプリングデータの一周期期間(Tsw)内での最大値と最小値とを抽出する。
(ステップS230)
リップル振幅演算部712は、ステップS220で抽出した最大値と最小値との差からスイッチングリップル電流の振幅(A)を算出し、比較部714へと出力する。
(ステップS240)
比較部714は、リップル振幅演算部712から入力されたスイッチングリップル電流の振幅(A)と所定のリップル閾値とを比較する。比較部714が、スイッチングリップル電流の振幅(A)が所定のリップル閾値より大きいと判断すれば、ステップS250へと進む。比較部714が、スイッチングリップル電流の振幅(A)が所定のリップル閾値より大きくないと判断すれば、ステップS210へと戻る。
(ステップS250)
アラーム回路716は、比較部714,715からの通知に応答してアラーム信号を出力する。また、PWM制御回路400等は、アラーム信号に応答して、モータ駆動電流を停止または低減したり電流アンプ回路200のスイッチング動作を停止させる等により、モータ300の保護動作とともに電流アンプ回路200の保護動作も遂行する。また、アラーム回路716は、アラーム信号に応答して、音声やモニター画面を介してオペレータに通知する等のアラーム処理をしてもよい。
(ステップS260)
ここでは、従来の電子サーマル保護機能と同等の処理を遂行する。すなわち、電子サーマル保護装置700は、モータ駆動電流iを監視する。このステップS260で監視するモータ駆動電流iは、モータ駆動電流iそれ自体であるので、スイッチングリップル電流が重畳されていてもよいし重畳されていなくてもよい。
また、このステップS260による処理は、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000内においてステップS220〜ステップS250と同時並行で遂行される。サンプリングデータ累算部713は、累算周期(Tint)を一周期間として、累算周期(Tint)毎のサンプリングデータを順次所定回数だけ累算し、累算結果を比較部715に出力する。サンプリングデータ累算部713の累算回数は例えば5回程度とすることができ、5回分のサンプリングデータの中で最古のデータに最新のサンプリングデータが順次上書きされる。サンプリングデータ累算部713の累算回数は、例えば1秒から10秒程度の期間に相当する累算回数とすることで、1秒から10秒程度の比較的長期に亘る過剰なモータ駆動電流の有無を監視できることとなる。
(ステップS270)
比較部715は、サンプリングデータ累算部713から取得した累算値と所定のモータ駆動電流閾値とを比較する。比較部715が、サンプリングデータ累算部713から取得した累算値が所定のモータ駆動電流閾値より大きいと判断すればステップS250へと進み、比較部715が、サンプリングデータ累算部713から取得した累算値が所定のモータ駆動電流閾値より大きくないと判断すればステップS210へと戻る。
上述の処理遂行により、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、モータ300の保護を行うと同時に、D級アンプの異常も検出し、異常に対して迅速に装置保護動作を遂行することが可能となる。
ここで、図5は、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000が検出するモータ駆動電流と、モータ駆動電流に重畳されているスイッチングリップル電流とについて説明する図である。
図5から理解できるように、スイッチングリップル電流は、電流アンプ回路200内のスイッチング動作に起因して生じる高周波成分であって、モータ駆動電流の周期に比べて短い周期(Tsw)を有する。高周波であるが故に従来の電子サーマル保護装置においては、監視対象とされることなく意図的に検知対象から除外されて、モータ駆動電流それ自体のみが検出・監視対象とされていた。
電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、一つのスイッチング周期(Tsw)内で、好ましくは5〜10回程度のサンプリングが可能な短いサンプリング周期でサンプリングを遂行する。これにより、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、スイッチングリップル電流の振幅を検出することが可能となり、電流アンプ回路200のスイッチング動作の異常等を迅速に検知し、これに対応することが可能となる。
また、図6は、図5に示したスイッチングリップル電流のサンプリング状態を拡大して説明する図である。図6から理解できるように、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、スイッチング周期(Tsw)より小さなサンプリング周期(Tsam)でスイッチングリップル電流が重畳されたモータ駆動電流のサンプリングを遂行する。また、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、一スイッチング周期(Tsw)ごとに最大値と最小値との差からスイッチングリップル電流の振幅を算出して、当該振幅が所定の範囲内であるか否かを監視する。
また、モータ駆動電流が100Hz未満であって、スイッチングリップル電流が10〜20kHz程度である場合には、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、例えば100kHz程度のサンプリング取得とすることができる。
また、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、リップル閾値を例えば0.5アンペア〜1アンペア程度とすることができ、検出したスイッチングリップル電流の振幅がこの値を超える振幅となれば、アラーム処理を遂行してもよい。
また、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、定常時のスイッチングリップル電流の振幅に対して例えば10倍の振幅が検出された場合に、アラーム処理を遂行してもよい。また、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、モータ300の駆動特性に対応して、当該モータ300が故障する直前のリップル振幅が検出された場合に、アラーム処理を遂行してもよい。
また、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、モータ駆動電流の累算において、期間(Tsw)ごとに最大値と最小値との平均値を算出し、この平均値を累算用のデータとしてもよい。このような処理により、データメモリ720の使用領域容量を1/5〜1/10に低減することも可能であり、メモリへの負荷を低減できる。
図7は、従来の電子サーマル保護装置のサンプリング周期について説明する図である。図7から理解できるように、従来はサンプリング周期がリップル電流を検出可能な程度に小さくなく、またCR素子等により意図的に高周波成分を除去したモータ駆動電流を検出する場合もあった。
電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、D級アンプやモータ300の故障や発振等により、予期せぬリップル電流の突発的増大が生じた場合においても、このような状態を速やかに検出し、適切な対応をすることが可能となる。電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、例えば、モータ駆動電流指示値が0アンペアであるにも拘わらず、大きなスイッチングリップル電流が重畳された結果、モータ300にリップル電流が入力されて障害が生じるような事態を回避することができる。
また、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、サンプリングデータの2乗計算や累算や閾値との比較等の処理について、マイコンで処理することとしてもよい。また、既存の従来の電子サーマル保護装置に対して、プログラムメモリ730に格納されている処理プログラムの変更・更新のみで、上述した電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000の各機能を追加的に処理させてもよい。
また、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000は、モータ300の過渡熱特性を検出して過熱が検知された場合に、保護機能を稼働させる従来公知の保護方法に比べて、極めて迅速かつ的確な検知及び応答を遂行し、装置を保護することが可能である。
(第二の実施形態)
図3は、本発明の第二の実施形態の電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置3000の構成概念説明図である。第二の実施形態においては、サンプリング周期が短くてサンプリングデータが膨大であっても、データメモリの容量を増大させることなく処理が可能な電子サーマル保護装置について説明する。
図3において、3700は電子サーマル保護装置、3710は中央演算部(CPU)、3720は中央演算部3710の演算結果の保持等を行うリード、ライト可能なデータメモリ(RAM)、3730はプログラム等を格納したリード専用のプログラムメモリ(ROM)、3600は電流検出部、3400はPWM制御回路、3300は負荷としてのモータ(M)、3100は直流電源を示す。
図3に示す電子サーマル保護装置3700は、1チップマイクロコンピュータの構成としてもよく、メモリ3720,3730は中央演算部3710と共に1チップ上に形成してもよい。
負荷であるモータ3300に対する給電線は単線としてもよいし、単相交流電動機の場合には2線による給電線としてもよく、多相交流電動機の場合には相数に応じた数の線による給電線としてもよい。また、直流電動機を負荷とする場合は、2線の給電線とできる。
また図示していないが、モータ3300が単相であるか又は多相であるかに対応して、直流電圧を単相又は多相の交流電圧に変換するインバータを適宜設けてもよい。
また、モータ3300の回転数を制御する為に、交流電圧の周波数を変更可能な構成としてもよい。また、電源3100は交流電源の3相としてもよく、交流電源から供給された交流電圧をコンバータにより直流電圧に変換し、コンデンサにより平滑化やノイズ成分除去した直流電圧をコンバータに供給する構成としてもよい。
また、図3に示すように負荷として直流電動機を用いる場合は、インバータを用いずにコンバータの出力直流電圧を供給する構成としてもよい。なお、電流アンプ回路3200は、例えばD級アンプ等のスイッチング回路を含む。
また、図3においては電子サーマル保護装置3700が、中央演算部3710と、メモリ3720,3730とを含む構成を有する場合を示している。また、モータ3300の駆動電流は、電流検出部3600により検出されて、電子サーマル保護装置3700のA/Dコンバータ3711に入力される。
また、A/Dコンバータ3711は、検出電流を検出周期(Tsam)毎にサンプリングしてディジタル信号値に変換する。中央演算部3710は、第一サンプリングデータ累算3713部(1)と、第二サンプリングデータ累算部3713(2)と、比較部3715と、を少なくとも含む。
第一サンプリングデータ累算3713(1)は、検出電流を2乗して第1の期間(Tint1)について累算し、その累算値をデータメモリ3720に保持させる。
また、第二サンプリングデータ累算3713(2)は、第1の期間の2乗値の累算値を順次第2の期間にわたってデータメモリ3720に保持させ、第2の期間(Tint2)内の累算値を求めて、比較部3715がアラーム設定閾値Xと比較し、アラーム設定閾値Xを超えた場合に、モータ3300が過負荷状態にあると判断して、中央演算部3710内のアラーム回路3716がアラーム出力をする。
また、中央演算部3710は不図示のインバータの動作の停止、出力周波数の低下、出力電圧又は電流の低下等の制御により、モータ3300の過負荷状態からの種々の周知な保護を行うことができる。
また、電流検出周期(A/Dコンバータ3711に於けるディジタル信号に変換する為のサンプリング周期)をTsamとし、この周期(Tsam)に於ける検出電流のディジタル値Dの2乗を求めて、この2乗値Dを第1の期間(Tint1)にわたって256回累算した累算値ΣDを、データメモリ3720に第2の期間(Tint2)にわたって、順次最古の累算値を最新の累算値に更新することにより保持する。
すなわち、最新の第1の期間(Tint1)の累算値を含めて、第2の期間(Tint2)にわたって保持することになる。そして、第2の期間(Tint2)にわたって保持した第1の期間(Tint1)の累算値ΣDを256回累算する(Σ(ΣD))。
この累算値Σ(ΣD)とアラーム設定閾値Xとを比較し、アラーム設定値を超えた場合、前述のように、モータ3300の消費電力量の増加により温度が上昇していると推定して、モータ3300の保護制御を行ってもよい。
データメモリ3720は、1チップマイクロプロセッサの場合には、例えば256バイト構成としてもよく、64バイトを演算処理等に使用することができる。このため例えば、電流検出値を8ビット精度でディジタル信号に変換し、メモリの64バイトの中の9バイトを演算処理用とすると、55バイトの領域により8ビット構成の電流検出ディジタル値を、55回分保持できることになる。
一方本実施形態では、2乗値Dは16ビット構成となり、これを第1の期間(Tint1であるが、典型的にはTswである)にわたって256回累算した累算値ΣDを例えば24ビット構成とし、メモリの64バイトの領域の中の10バイトの領域を演算用とし、残りの54バイトの領域を24ビット構成の累算値ΣDの保持用とすれば、この累算値ΣDを18回分保持することができる。
この場合、電流検出値Dを、256×18回=4608回分保持して、第2の期間(Tint2)にわたる累算値を求めることができることとなるので、単位時間あたりのサンプリング回数が増大したとしてもメモリ容量を増大させる必要がない。また、電流のサンプリング周期を同一とした場合には、累積期間を約80倍程度長くすることができるので、モータ駆動装置の監視の信頼性を向上することが可能となる。
図3に示すように、モータ3300の構成に対応した電源装置としてのインバータ又はコンバータ等を含む電流アンプ回路3200から供給する電流iを、電流検出部3600により検出し、検出した電流iを電子サーマル保護装置3700に入力する。
電子サーマル保護装置3700は、電流検出部3600で検出した電流が入力されるA/Dコンバータ3711と、データメモリ3720と、プログラムメモリ3730と、中央演算部(CPU)3710と、第一及び第二サンプリングデータ累算3713(1),3713(2)と、比較部3715と、リップル振幅演算部3712と、リップル振幅演算部3712の結果が入力される比較部3714と、アラーム回路3716とを含む。
リップル振幅演算部3712は、上述したような演算処理により、例えば期間(Tsw)ごとに検出されたサンプリング電流値の最大値(Max)と最小値(Min)との差異から、スイッチングリップル電流の振幅を算出する。また、比較部3714は、スイッチングリップル電流の振幅が所定のリップル閾値を超えた場合には、アラーム回路3716に対して、アラームを出力させる。なお、スイッチング周期(Tsw)は、発振器3500により生成されて必要とされる各部に入力される。
また、A/Dコンバータ3711におけるサンプリング周期(Tsam)をスイッチングリップルが重畳されたモータ駆動電流iの検出周期とし、電流検出部3600による電流iをディジタル値Dに変換し、第一サンプリングデータ累算部3713(1)が2乗して消費電力値に相当する値とするとともにその2乗値Dを第1の周期(Tint1)、すなわち、累算値をリセットするリセット周期(Tint1であり典型的にはTsw)にわたって累算し、この累算値ΣDをデータメモリ3720に順次保持させる。
また、累算値ΣDを、第1の期間(Tint1)のn倍の第2の期間(Tint2)にわたってそれぞれデータメモリ3720に保持するものであり、データメモリ3720内のΣD1〜ΣDnとして保持する。ここで、nは1以上の任意の数とすることができる。
また、次の第2の周期(Tint2)の最初の累算値により、前の周期(Tint2)の最初の累算値を順次上書きして書き換えるようにして、データメモリ3720により第2の周期(Tint2)にわたる累算値を更新しながら保持する。
第二サンプリングデータ演算部3713(2)は、データメモリ3720に保持された第2の周期(Tint2)にわたる累算値ΣDを累算する。この累算値Σ(ΣD)を比較部3715に於いてアラーム設定閾値Xと比較し、このアラーム設定閾値Xを超えた場合、アラーム回路3716がアラーム信号をインバータ又はコンバータに入力する。
累算値Σ(ΣD)がアラーム設定閾値Xを超えた場合には、電子サーマル保護装置3700はモータ3300が温度上昇していると推測し、モータ駆動電流iを遮断又は低減させてオペレータに通知する等により、モータ3300を過負荷状態から保護することができる。なお、上述した図3の説明において、好ましくはTsam≪Tsw=Tint1≪Tint2であるものとする。
(第三の実施形態)
図4は、本発明の第三の実施形態の電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置4000の構成概念説明図である。図4においては、図1等と対応する部位については対応する符号を付すこととし、説明の重複を避けるためにここではその説明を省略する。
図4から理解できるように、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置4000は、発振器4500で生成されたスイッチング周期(Tsw)が、PWM制御回路4400のみに入力されてリップル振幅演算部4712には入力されない。
このため、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置4000は、電流検出部4600が検出したスイッチングリップル電流が重畳されているモータ駆動電流から、スイッチング周期(Tsw)を検出するスイッチング周波数検出回路4740を備える。スイッチング周波数検出回路4740は、検出したスイッチング周期(Tsw)をリップル振幅演算部4712に付与入力する。
電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置4000は、電子サーマル保護装置4700内にスイッチング周波数検出回路4740を備えることにより、電子サーマル保護装置4700をD級アンプ回路と分離し易くなる。この場合に、電子サーマル保護装置4700を外付けオプションにすることも可能である。図4に示す電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置4000において、Tsam≪Tsw≪Tintであるものとする。
上述したように、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000,3000,4000は、モータに流れるモータ駆動電流を検出してモータの発熱を推測し、一定以上の電流が流れ続けると電流を制限したり停止したりする等のアラーム処理によりモータの焼損を防ぐとともに、電流アンプ回路の発振等のスイッチング動作の異常などをリップル電流の振幅から検知し、アラーム処理を遂行できる。なお、D級アンプの出力電流に重畳されるスイッチングリップルの振幅は、出力電流値に拘わらず大凡一定となるので、振幅を監視することで、スイッチング動作等の異常等を監視できる。
また、電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置1000,3000,4000は、各実施形態での説明に限定されるものではなく、適宜互いに組み合わせ適用してもよく、本実施形態で説明する技術思想の範囲内かつ自明な範囲内で、適宜その構成や動作及び駆動方法等を変更することができる。
本発明の電子サーマル保護機能付きモータ駆動装置は、モータ等の各種負荷を駆動するドライバ、駆動装置、負荷装置等に広く適用できる。
100・・直流電源、200・・電流アンプ回路、300・・モータ、400・・PWM制御回路、500・・発振器、600・・電流検出部、700・・電子サーマル保護装置、710・・中央演算部、720・・データメモリ、730・・プログラムメモリ、711・・A/Dコンバータ、712・・リップル振幅演算部、713・・サンプリングデータ累算部、714・・比較部、715・・比較部、716・・アラーム回路。

Claims (10)

  1. スイッチング電源回路により駆動されるモータの駆動電流を検出する電子サーマル保護装置において、
    前記スイッチング電源回路のスイッチングリップル電流の振幅が所定のリップル閾値より大きいか否かにより異常有無判断をし、
    前記スイッチング電源回路は、D級アンプを含み、
    モータ駆動電流を所定のサンプリング周期で累算処理した値と所定のモータ駆動電流閾値とを比較して累算値が前記モータ駆動電流閾値より大きければアラーム信号を出力させることにより前記モータの過負荷保護を遂行するとともに、前記スイッチング電源回路の前記スイッチングリップル電流の振幅が前記所定のリップル閾値より大きいか否かにより異常有無判断ができるように前記D級アンプ出力電流に重畳されるスイッチングリップルの振幅を監視する
    ことを特徴とする電子サーマル保護装置。
  2. 請求項1に記載の電子サーマル保護装置において、
    前記スイッチングリップル電流の周期(Tsw)に複数のサンプリングデータを取得する
    ことを特徴とする電子サーマル保護装置。
  3. 請求項2に記載の電子サーマル保護装置において、
    所定の期間ごとに、前記所定の期間内で取得した前記複数のサンプリングデータの最大値と最小値との差から前記スイッチングリップル電流の振幅を算出する
    ことを特徴とする電子サーマル保護装置。
  4. 請求項3に記載の電子サーマル保護装置において、
    前記所定の期間は前記スイッチングリップル電流の周期(Tsw)である
    ことを特徴とする電子サーマル保護装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電子サーマル保護装置において、
    前記スイッチングリップル電流の振幅が前記所定のリップル閾値より大きい場合に、アラーム出力する
    ことを特徴とする電子サーマル保護装置。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の電子サーマル保護装置において、
    前記サンプリングデータに基づいて、前記スイッチングリップル電流の周期(Tsw)以上の周期ごとに、前記モータの駆動電流を算出し、算出した前記モータの駆動電流を累算し、該累算した結果で前記モータの異常判断を遂行する
    ことを特徴とする電子サーマル保護装置。
  7. 請求項6に記載の電子サーマル保護装置において、
    前記累算した前記モータの駆動電流が所定のモータ駆動電流閾値より大きい場合にアラーム出力する
    ことを特徴とする電子サーマル保護装置。
  8. 請求項2乃至請求項7のいずれか一項に記載の電子サーマル保護装置において、
    前記サンプリングデータの取得周期(Tsam)は、前記スイッチングリップル電流の周期(Tsw)より小さい
    ことを特徴とする電子サーマル保護装置。
  9. 請求項2乃至請求項8のいずれか一項に記載の電子サーマル保護装置において、
    前記サンプリングデータの取得周期(Tsam)は、前記スイッチングリップル電流の周期(Tsw)の1/5〜1/10である
    ことを特徴とする電子サーマル保護装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の電子サーマル保護装置の動作方法において、
    前記モータの駆動電流に重畳されたスイッチングリップル電流の振幅を検出する工程と、
    前記スイッチングリップル電流の振幅が所定のリップル閾値より大きいか否かを判断する工程と、
    前記スイッチングリップル電流の振幅が前記所定のリップル閾値より大きい場合にアラームを出力する工程と、を有する
    ことを特徴とする電子サーマル保護装置の動作方法。
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