JP4763509B2 - リプル検出装置 - Google Patents

リプル検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4763509B2
JP4763509B2 JP2006142870A JP2006142870A JP4763509B2 JP 4763509 B2 JP4763509 B2 JP 4763509B2 JP 2006142870 A JP2006142870 A JP 2006142870A JP 2006142870 A JP2006142870 A JP 2006142870A JP 4763509 B2 JP4763509 B2 JP 4763509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ripple
armature current
frequency
detected
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006142870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007318837A (ja
Inventor
宗明 栗本
仁司 石川
英一郎 繁原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2006142870A priority Critical patent/JP4763509B2/ja
Priority to DE200710000286 priority patent/DE102007000286A1/de
Priority to US11/751,842 priority patent/US7696708B2/en
Priority to FR0755205A priority patent/FR2901646B1/fr
Priority to CN2007101042181A priority patent/CN101079588B/zh
Publication of JP2007318837A publication Critical patent/JP2007318837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4763509B2 publication Critical patent/JP4763509B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/0094Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors wherein the position is detected using the ripple of the current caused by the commutator
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/34Testing dynamo-electric machines
    • G01R31/343Testing dynamo-electric machines in operation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)

Description

本発明は、リプル検出装置に関する。
直流モータの回転状態を検出するために、直流モータから出力される電機子電流のリプルを検出するリプル検出装置が用いられる。
従来のリプル検出装置には、特許文献1,2に示されたものがある。
特表2003−536355号公報 特開2000−166274号公報
特許文献1に示されたリプル検出装置では、アナログの電機子電流信号をリプル周波数よりも高いサンプリング周波数でサンプリングして二値化し、その二値化で形成されたパルスをリプルとし、そのリプルの周期を他のリプルの周期と比較して補正している。この補正により、リプル数が誤って検出されることを防止している。
特許文献2に示されたリプル検出装置は、リプルよりも周波数の低い低域ノイズによってリプル波高値が小さくなることにより、リプルを誤検出することを防止することを目的とし、電機子電流の電流値の大きさに反比例するゲインでリプル電流を増幅している。
直流モータの構造に起因した低域ノイズが電機子電流に重畳した場合、電機子電流におけるリプル成分の波高値が変動すると共に、リプル成分の中央値も変動する。このような電機子電流を二値化してリプルとして検出する前述の特許文献1のリプル検出装置では、リプルの検出に失敗する可能性がある。また、特許文献1のリプル検出装置では、リプルの候補を他のリプルと比較して補正するので、幅や周期が異なるリプル同士を比較することになるので、本来のリプルをノイズと判定する場合もあり得た。また、周期及び幅が異なるリプルを同じとすると、高調波成分もリプルとしてしまう可能性もあった。即ち、特許文献1のリプル検出装置を用いると、モータの回転数を誤検出する危険性があった。
一方、特許文献2のリプル検出装置は、可変ゲインアンプやそのゲインを電流値に応じて設定するゲイン設定回路等が必要となり、回路規模が大きくなるという問題があった。
本発明は、以上のような現状に鑑みてなされた発明であり、電機子電流のリプルを確実に検出すると共に回路規模が小さいリプル検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の観点に係るリプル検出装置は、
検出対象のリプルと該リプルの周波数の1/n(nは2以上の自然数)の周波数を持つ低域ノイズとが重畳されてモータから出力される電機子電流から、該検出対象のリプルを検出するリプル検出装置であって、
事前に前記リプルの周期を検出する初期リプル検出手段と、
前記モータから逐次入力される前記電機子電流から前記リプルと思われる特徴を検出する特徴検出手段と、
前記特徴検出手段で前記特徴が検出された現在時点よりも以前で且つ前記低域ノイズの周波数で定まった過去の時点での前記電機子電流の特徴と、該特徴検出手段で検出された現時点での電機子電流の特徴とを比較し、該過去の時点の特徴と現時点の特徴とが類似している場合に前記リプルが発生していると判断するリプル検出手段と、
を備えることを特徴とする。
なお、前記低域ノイズが1種類であり、
前記過去の時点は、前記現時点から前記リプルの周期のn個分に相当する時間分過去に遡った時点であってもよい。
また、前記低域ノイズは、周波数の互いに異なる複数種類のノイズであり、
前記過去の時点は、前記各低域ノイズの周期の前記リプルの周期に対する倍率を乗算した値に該リプルの周期を乗算して得られる値に相当する時間分現時点から過去に遡った時点であってもよい。
また、前記特徴は、前記電機子電流の極大点間或いは極小点間の時間差であってもよい。
また、前記特徴は、前記電機子電流に現われる極大値或いは極小値とその前に該電機子電流に現われた極小値或いは極大値との差であってもよい。
更に、本発明は、リプル検出方法に適用することが可能である。
リプル検出方法に本発明を適用した場合には、
検出対象のリプルと該リプルの周波数の1/n(nは2以上の自然数)の周波数を持つ低域ノイズとが重畳されてモータから出力される電機子電流から、該検出対象のリプルを検出するリプル検出方法であって、
事前に前記リプルの周期を検出する初期リプル検出処理と、
前記モータから逐次入力される前記電機子電流から前記リプルと思われる特徴を検出する特徴検出処理と、
前記特徴検出処理で前記特徴が検出された現在時点よりも以前で且つ前記低域ノイズの周波数で定まった過去の時点での前記電機子電流の特徴と該特徴検出理で検出された現時点での電機子電流の特徴とを比較し、該過去の時点の特徴と現時点の特徴とが類似している場合に前記リプルが発生していると検出するリプル検出処理と、を行う。
なお、前記低域ノイズが1種類であり、
前記過去の時点は、前記現時点から前記リプルの周期のn個分に相当する時間過去に遡った時点であってもよい。
また、前記低域ノイズは、周波数の互いに異なる複数種類のノイズであり、
前記過去の時点は、前記各低域ノイズの周期の前記リプルの周期に対する倍率を乗算した値に該リプルの周期を乗算して得られる値に相当する時間分現時点から過去に遡った時点であってもよい。
また、前記特徴は、前記電機子電流の極大点或いは極小点間の時間差であってもよい。
また、前記特徴は、前記電機子電流に現われる極大値或いは極小値とその前に該電機子電流に現われた極小値或いは極大値との差であってもよい。
本発明によれば、電機子電流のリプルを確実に検出することができる。また、可変ゲインアンプやゲイン設定回路等が不要であり、回路規模が小さいリプル検出装置を実現できる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るリプル検出装置を示す構成図である。
図2は、図1中の検出器50を示す構成図である。
このリプル検出装置は、直流モータの電機子電流からリプルを検出し、リプル検出信号を出力する装置であり、抵抗10と、増幅器20と、フィルタ30と、A/D変換器40と、検出器50とを備え、これらが順に接続されている。
抵抗10は、シャント抵抗で構成され、直流モータから出力される電機子電流を流して電圧に変換する。増幅器20は、演算増幅器等で構成され、抵抗10が発生した電圧を増幅する。フィルタ30は、増幅器20の出力信号からリプルよりも高い周波数の高域周波数成分を除去するもので、その遮断周波数が可変な適応型フィルタで構成されている。
A/D変換器40は、フィルタ30の出力信号をデジタル信号に変換する回路である。
検出器50は、図2のように、ピーク検出部51の機能とリプル検出部52の機能とを有し、CPU(Central Processing Unit)及びメモリにより構成することができる。検出器50は、A/D変換器40から逐次与えられるデジタル信号に基づき、電機子電流に含まれるリプルを検出し、リプルに同期したパルスをリプル検出信号に形成して出力する。
本実施形態のリプル検出装置は、電機子電流に含まれるリプルを検出するが、直流モータを無負荷で運転する場合には問題とならない低域ノイズが、モータを加負荷で運転する場合には無視できなくなる。低域ノイズが電機子電流に重畳すると、リプルの検出精度を劣化させる。
主たる低域ノイズの周波数は、リプルの周波数の1/N(Nは2以上の自然数)となり、図3(a)のリプルの周波数に対して、例えば図3(b)のように1/2であったり、図3(c)のように1/3になる。
電機子電流の直流成分にリプルと、周波数がリプルの1/2の低域ノイズとが重畳すると、図3(d)に示した合成波のようになる。即ち、極大点及び極小点の現われる周期はリプルと同じであるが、極大値及び極小値が変化し、その極大値及び極小値の同じパターンがリプルの周期の2サイクル毎に繰り返される。
電機子電流の直流成分にリプルと、周波数がリプルの1/2の低域ノイズと、周波数がリプルの1/3の低域ノイズが重畳すると、図3(e)に示した合成波のようになる。即ち、極大点及び極小点の現われる周期は、リプルと同じであるが、極大値及び極小値が規則的に変化し、極大値及び極小値の同じパターンがリプルの周期の6(=2×3)サイクル毎に現われる。
低域ノイズが重畳された電機子電流からリプルの検出を行うと、波形の歪みのため、リプルの検出に失敗する可能性がある。そこで、本実施形態のリプル検出装置は、次のような動作で誤検出のない、リプル検出を行う。
図4は、電機子電流の周波数成分を示す図である。
電機子電流をスペクトル解析すると、例えば図4の周波数スペクトルが得られる。図4中の縦軸は、リプルの振幅に対する各周波数成分の振幅比である。リプルの周波数に対して周波数が2倍の高域周波数成分と、4倍の高域周波数成分と、0.5倍の低域周波数成分が顕著に表れる。ここでは、他の成分は無視し得る場合を示している。
各高域周波数成分は、フィルタ30で遮断されるので、リプルの検出には影響しない。0.5倍の低域周波数成分は、周波数がリプルの1/2の低域ノイズである。電機子電流に重畳される低域ノイズが、リプルの1/2の周波数の低域ノイズのみの場合、2個前のリプルとの特徴比較により、新たなリプルを検証することが決まり、事前に検出器50に登録される。
検出器50に新たなリプルとの特徴比較されるリプルが登録されたリプル検出装置は、図5及び図6で示されるフローで、逐次リプルの検出を行う。
図5は、リプル検出の制御フローを示す図である。
図6は、図5中の定常リプル制御の具体例を示すフローチャートである。
直流モータをスタート(図5のS10)し、無負荷運転する。無負荷運転すると、直流モータから出力される電機子電流に低域ノイズがほとんど重畳されず、検出対象のリプルの成分のみが電機子電流に重畳される。スタートの直後の初期リプル検出制御(S20)では、この無負荷運転の状態での電機子電流からリプルを判定する。
電機子電流は、抵抗10を流れる。抵抗10は、電機子電流に相当する電圧を発生し、増幅器20は、抵抗10が発生した電圧を増幅する。フィルタ30は、増幅器20の出力信号から高周波成分を除去する。A/D変換器40は、増幅器で増幅された信号をデジタル信号に変換する。検出器50のピーク検出部51は、A/D変換器40から逐次与えられるデジタル信号のピークである例えば極小値を検出すると共に極小値の周期を検出する。リプル検出部52は極小値の周期をリプルの周期と判断し、リプル検出信号を所定期間、高レベルに設定する。
初期リプル検出制御(S20)の後、直流モータを加負荷状態で運転し、逐次リプルを検出する。即ち、定常リプル検出制御(S30)を行う。この定常リプル検出制御は、直流モータを停止する(S40)まで、継続される。
定常リプル検出制御(S30)は、図6のステップS31〜ステップS34を含む。図7は、電機子電流の波形を示す説明図である。
検出器50のピーク検出部51は、デジタル信号から電機子電流の極小値Vmin1を検出した場合(ステップS31:YES)、その時点からカウントを開始し、次の極小値Vrが現われるまでの周期Tcntをカウントする。
リプル検出部52は、ピーク検出部51でカウントした極小値間の周期Tcntと、2個前に検出したリプルの周期T2との差が所定の値ΔTよりも小さいか否かを判断する(ステップS32)。ΔTの値は、周期T2の値に対して相対的に設定されることが望ましい。周期Tcntと周期T2との差が所定の値ΔTよりも小さい場合(ステップS32:YES)、リプルが検出されたとして所定期間にリプル検出信号のレベルを高レベルにしてパルスを形成する(ステップS33)。また、リプル検出信号のレベルを高レベルにした後に、周期Tcntを1個前のリプルの周期T1と設定し、それまで1個前のリプルの周期であった周期T1を2個前の周期T2に設定する。
即ち、検出器50は、周期Tcntと周期T2とを比較し、周期Tcntと周期T2とが近似している場合に、リプルが電機子電流に発生していると判断する。
これに対し、極小値Vrが検出されていない場合(ステップS31:NO)、及び周期Tcntと周期T2との差が所定の値ΔTよりも小さくない場合(ステップS32:NO)には、リプル検出信号を低レベルに維持する(ステップS34)。
図8は、リプル検出信号の説明図である。
図6のステップS31〜ステップS34を繰り返すことにより、図8のように、リプル検出信号には、電機子電流に重畳されたリプルに同期してパルスが形成される。
以上のように、本実施形態のリプル検出装置では、極小値間にリプルが発生したと推定し、極小値間の時間を現時点のリプルの特徴として検出し、過去の時点で発生したリプルの特徴と比較して、電機子電流にリプルが発生したと推定するので、特許文献2に示されているような可変ゲインアンプやゲイン設定回路が不要であり、回路規模が小さい。また、現時点のリプルの特徴と比較する、過去の時点で発生したリプルの特徴は、現時点からリプルの周期の2個分に相当する時間だけ過去に遡った時点のリプルの特徴であり、電機子電流の波形が類似している部分で比較することになり、誤ったリプルの検出が防止される。
[第2の実施形態]
図9は、本発明の第2の実施形態に係る定常リプル検出制御を示すフローチャートである。
図10は、電機子電流の波形を示す説明図である。
前述の第1の実施形態では、電機子電流におけるリプルの特徴を極小値間の時間(周期)とし、その特徴に基づいてリプルの発生したことを検証したが、リプルの特徴としては、極小値間の時間でなくてもよい。
本実施形態では、電機子電流の極大値から極小値に立ち下がる振幅を特徴とする場合を示す。なお、リプル検出装置の構成は、第1の実施形態のリプル装置と同様である。また、電機子電流には、検出対象のリプルと周波数が検出対象のリプルの周波数の1/2の低域ノイズが重畳しているものとする。
初期リプル検出制御は、第1の実施形態と同様である。初期リプル検出制御の後、直流モータを加負荷状態で運転し、定常リプル検出制御を行う。本実施形態の定常リプル検出制御は、図9のステップS51〜ステップS54を含む。
ピーク検出部51が、A/D変換器40から入力されたデジタル信号から電機子電流の極小値Vrを検出した場合(ステップS51:YES)、リプル検出部52は、極小値Vrの前の極大値Vmax0からの立ち下がり振幅Vdn0(=Vmax0−Vr)を求める。続いて、リプル検出部52は、2個前に検出した極小値Vmin2とその前の極大値Vmax2との差、つまり立ち下がり振幅Vdn2(=Vmax2−Vmin2)を求める。更に、リプル検出部52は、立ち下がり振幅Vdn2,Vdn0の差が所定の値ΔVdnよりも小さいか否かを判断する(ステップS52)。なお、ΔVdnの値は、Vdn2の値に対して相対的に設定されることが望ましい。
立ち下がり振幅Vdn2,Vdn0の差が所定の値ΔVdnよりも小さい場合(ステップS52:YES)、リプルが検出されたとして所定期間にリプル検出信号のレベルを高レベルにしてパルスを形成する(ステップS53)。また、リプル検出信号のレベルを所定期間高レベルにしたとき、現時点の極小値Vr及び過去の極小値Vmin1,Vmin2をそれぞれずらして、極小値Vmin1,Vmin2,Vmin3に設定し、次のリプルの到来に準備する。極大値Vmax0,Vmax1,Vmax2もずらして、Vmax1,Vmax2,Vmax3に設定する。
これに対し、極小値Vrが検出されていない場合(ステップS51:NO)、及び立ち下がり振幅Vdn2,Vdn0の差が所定の値ΔVdnよりも小さくない場合(ステップS52:NO)には、リプル検出信号を低レベルに維持する(ステップS54)。
以上のステップS51〜54を繰り返すことにより、リプル検出信号には、電機子電流に重畳されたリプルに同期してパルスが形成される。
本実施形態は、リプルの特徴を立ち下がり振幅としているので、電機子電流におけるリプル及び低域ノイズの周波数が変化してる場合でも、確実にリプルを検出できる。
[第3の実施形態]
図11は、本発明の第3の実施形態に係る定常リプル検出制御を示すフローチャートであり、図6及び図9と共通する要素には共通の符号が付されている。
前述した第1の実施形態では、リプルの特徴を極小値間の時間差とし、第2の実施形態では、立ち下がり振幅としているが、本実施形態では、これらの特徴を併用する場合を説明する。なお、リプル検出装置の構成は、第1の実施形態のリプル装置と同様である。また、電機子電流には、検出対象のリプルと周波数が検出対象のリプルの周波数の1/2の低域ノイズが重畳しているものとする。
初期リプル検出制御は、第1の実施形態と同様である。初期リプル検出制御の後、直流モータを加負荷状態で運転し、定常リプル検出制御を行う。
本実施形態の定常リプル検出制御において、ピーク検出部51は、デジタル信号から電機子電流の極小値Vmin1を検出した場合(ステップS31:YES)、その時点からカウントを開始し、次の極小値Vrが現われるまでの周期Tcntをカウントする。
リプル検出部52は、ピーク検出部51でカウントした極小値間の周期Tcntと、2個前に検出したリプルの周期T2との差が所定の値ΔTよりも小さいか否かを判断する(ステップS32)。ΔTの値は、周期T2の値に対して相対的に設定されることが望ましい。
リプル検出部52は、周期Tcntと周期T2との差が所定値ΔTよりも小さいと判断した場合、極小値Vrの前の極大値Vmax0からの立ち下がり振幅Vdn0(=Vmax0−Vr)を求める。続いて、リプル検出部52は、2個前に検出した極小値Vmin2とその前の極大値Vmax2との差、つまり立ち下がり振幅Vdn2(=Vmax2−Vmin2)を求める。更に、リプル検出部52は、立ち下がり振幅Vdn2,Vdn0の差が所定の値ΔVdnよりも小さいか否かを判断する(ステップS52)。なお、ΔVdnの値は、Vdn2の値に対して相対的に設定されることが望ましい。
立ち下がり振幅Vdn2,Vdn0の差が所定の値ΔVdnよりも小さい場合(ステップS52:YES)、リプルが検出されたとして所定期間にリプル検出信号のレベルを高レベルにする(ステップS53)。また、リプル検出信号のレベルを所定期間高レベルにしたとき、現時点の極小値Vr及び過去の極小値Vmin1,Vmin2をそれぞれずらして、極小値Vmin1,Vmin2,Vmin3に設定し、次のリプルの到来に準備する。極大値Vmax0,Vmax1,Vmax2もずらして、Vmax1,Vmax2,Vmax3に設定する。周期Tcntも1個前のリプルの周期T1と設定し、それまで1個前のリプルの周期であった周期T1を2個前の周期T2に設定する。
これに対し、極小値Vrが検出されていない場合(ステップS31:NO)、及び周期Tcntと周期T2との差が所定の値ΔTよりも小さくない場合(ステップS32:NO)、及び立ち下がり振幅Vdn2,Vdn0の差が所定の値ΔVdnよりも小さくない場合(ステップS52:NO)には、リプル検出信号を低レベルに維持する(ステップS54)。
以上のように、本実施形態では、リプルの特徴を極小値間の時間差及び立ち下がり振幅の両方としているので、リプル検出の誤りをより低減することができる。
[第4の実施形態]
上述の第1の実施形態〜第3の実施形態では、電機子電流が極小点になったことを検出して、そり極小点を基点としてリプルが発生したことを検出したが、本実施形態と後述する第5の実施形態及び第6の実施形態では、極大点を検出して該極大点からリプルの発生したことを検出する例を説明する。
図12は、本発明の第4の実施形態に係る定常リプル検出制御を示すフローチャートである。
図13は、電機子電流の波形を示す説明図である。
この第4の実施形態では、電機子電流におけるリプルの特徴を極大値間の時間(周期)とし、その特徴に基づいてリプルの発生したことを検証する。なお、リプル検出装置の構成は、第1の実施形態のリプル装置と同様である。また、電機子電流には、検出対象のリプルと周波数が検出対象のリプルの周波数の1/2の低域ノイズが重畳しているものとする。
初期リプル検出制御は、第1の実施形態と同様である。初期リプル検出制御の後、直流モータを加負荷状態で運転し、定常リプル検出制御を行う。本実施形態の定常リプル検出制御は、図12のステップS61〜ステップS64を含む。
検出器50のピーク検出部51は、デジタル信号から電機子電流の極大値Vmax1を検出した場合(ステップS61:YES)、その時点からカウントを開始し、次の極大値Vrが現われるまでの周期Tcntをカウントする。
リプル検出部52は、ピーク検出部51でカウントした極大値間の周期Tcntと、2個前に検出したリプルの周期T2との差が所定の値ΔTよりも小さいか否かを判断する(ステップS62)。ΔTの値は、周期T2の値に対して相対的に設定されることが望ましい。周期Tcntと周期T2との差が所定の値ΔTよりも小さい場合(ステップS62:YES)、リプルが検出されたとして所定期間にリプル検出信号のレベルを高レベルにしてパルスを形成する(ステップS63)。また、リプル検出信号のレベルを高レベルにした後に、周期Tcntを1個前のリプルの周期T1と設定し、それまで1個前のリプルの周期であった周期T1を2個前の周期T2に設定する。
即ち、検出器50は、周期Tcntと周期T2とを比較し、周期Tcntと周期T2とが近似している場合に、リプルが電機子電流に発生していると判断する。
これに対し、極大値Vrが検出されていない場合(ステップS61:NO)、及び周期Tcntと周期T2との差が所定の値ΔTよりも小さくない場合(ステップS62:NO)には、リプル検出信号を低レベルに維持する(ステップS64)。
以上のステップS61〜ステップS64を繰り返すことにより、リプル検出信号には、電機子電流に重畳されたリプルに同期してパルスが形成される。
本実施形態の定常リプル検出制御を採用するリプル検出装置では、極大値間にリプルが発生したと推定し、極大値間の時間を現時点のリプルの特徴として検出し、過去の時点で発生したリプルの特徴と比較して、電機子電流にリプルが発生したと推定するので、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
[第5の実施形態]
図14は、本発明の第4の実施形態に係る定常リプル検出制御を示すフローチャートである。
図15は、電機子電流の波形を示す説明図である。
本実施形態では、電機子電流の極大値を検出し、極小値から極大値に立ち上がる振幅を特徴とする場合を示す。なお、リプル検出装置の構成は、第1の実施形態のリプル装置と同様である。また、電機子電流には、検出対象のリプルと周波数が検出対象のリプルの周波数の1/2の低域ノイズが重畳しているものとする。
初期リプル検出制御は、第1の実施形態と同様である。初期リプル検出制御の後、直流モータを加負荷状態で運転し、定常リプル検出制御を行う。本実施形態の定常リプル検出制御は、図14のステップS71〜ステップS74を含む。
ピーク検出部51が、A/D変換器40から入力されたデジタル信号から電機子電流の極大値Vrを検出した場合(ステップS71:YES)、リプル検出部52は、極大値Vrの前の極小値Vmin0からの立ち上がり振幅Vup0(=Vr−Vmin0)を求める。続いて、リプル検出部52は、2個前に検出した極大値Vmax2とその前の極小値Vmin2との差、つまり立ち上がり振幅Vup2(=Vmax2−Vmin2)を求める。更に、リプル検出部52は、立ち上がり振幅Vup2,Vup0の差が所定の値ΔVupよりも小さいか否かを判断する(ステップS72)。なお、ΔVupの値は、Vup2の値に対して相対的に設定されることが望ましい。
立ち上がり振幅Vup2,Vup0の差が所定の値ΔVupよりも小さい場合(ステップS72:YES)、リプルが検出されたとして所定期間にリプル検出信号のレベルを高レベルにしてパルスを形成する(ステップS73)。また、リプル検出信号のレベルを所定期間高レベルにしたとき、現時点の極大値Vr及び過去の極大値Vmax1,Vmax2をそれぞれずらして、極大値Vmax1,Vmax2,Vmax3に設定し、次のリプルの到来に準備する。極小値Vmin0,Vmin1,Vmin2もずらして、Vmin1,Vmin2,Vmin3に設定する。
これに対し、極大値Vrが検出されていない場合(ステップS71:NO)、及び立ち上がり振幅Vup2,Vup0の差が所定の値ΔVupよりも小さくない場合(ステップS72:NO)には、リプル検出信号を低レベルに維持する(ステップS74)。
以上のステップS71〜74を繰り返すことにより、リプル検出信号には、電機子電流に重畳されたリプルに同期してパルスが形成される。
本実施形態は、リプルの特徴を立ち上がり振幅としているので、電機子電流におけるリプル及び低域ノイズの周波数が変化してる場合でも、第2の実施形態と同様に、確実にリプルを検出できる。
[第6の実施形態]
図16は、本発明の第6の実施形態に係る定常リプル検出制御を示すフローチャートであり、図12及び図14と共通する要素には共通の符号が付されている。
前述した第4の実施形態では、リプルの特徴を極大値間の時間差とし、第5の実施形態では、立ち上がり振幅としているが、本実施形態では、これらの特徴を併用する場合を説明する。なお、リプル検出装置の構成は、第1の実施形態のリプル装置と同様である。また、電機子電流には、検出対象のリプルと周波数が検出対象のリプルの周波数の1/2の低域ノイズが重畳しているものとする。
初期リプル検出制御は、第1の実施形態と同様である。初期リプル検出制御の後、直流モータを加負荷状態で運転し、定常リプル検出制御を行う。
本実施形態の定常リプル検出制御において、ピーク検出部51は、デジタル信号から電機子電流の極大値Vmax1を検出した場合(ステップS61:YES)、その時点からカウントを開始し、次の極大値Vrが現われるまでの周期Tcntをカウントする。
リプル検出部52は、ピーク検出部51でカウントした極大値間の周期Tcntと、2個前に検出したリプルの周期T2との差が所定の値ΔTよりも小さいか否かを判断する(ステップS62)。ΔTの値は、周期T2の値に対して相対的に設定されることが望ましい。
リプル検出部52は、周期Tcntと周期T2との差が所定値ΔTよりも小さいと判断した場合、極大値Vrの前の極小値Vmin0からの立ち上がり振幅Vup0(=Vr−Vmin)を求める。続いて、リプル検出部52は、2個前に検出した極大値Vmax2とその前の極小値Vmin2との差、つまり立ち上がり振幅Vup2(=Vmax2−Vmin2)を求める。更に、リプル検出部52は、立ち上がり振幅Vup2,Vup0の差が所定の値ΔVupよりも小さいか否かを判断する(ステップS72)。なお、ΔVupの値は、Vup2の値に対して相対的に設定されることが望ましい。
立ち上がり振幅Vup2,Vup0の差が所定の値ΔVupよりも小さい場合(ステップS72:YES)、リプルが検出されたとして所定期間にリプル検出信号のレベルを高レベルにする(ステップS73)。また、リプル検出信号のレベルを所定期間高レベルにしたとき、現時点の極大値Vr及び過去の極大値Vmax1,Vmax2をそれぞれずらして、極大値Vmax1,Vmax2,Vmax3に設定し、次のリプルの到来に準備する。極小値Vmin0,Vmin1,Vmin2もずらして、Vmin1,Vmin2,Vmin3に設定する。周期Tcntも1個前のリプルの周期T1と設定し、それまで1個前のリプルの周期であった周期T1を2個前の周期T2に設定する。
これに対し、極大値Vrが検出されていない場合(ステップS61:NO)、及び周期Tcntと周期T2との差が所定の値ΔTよりも小さくない場合(ステップS62:NO)、及び立ち下がり振幅Vup2,Vup0の差が所定の値ΔVupよりも小さくない場合(ステップS72:NO)には、リプル検出信号を低レベルに維持する(ステップS64)。
以上のように、本実施形態では、リプルの特徴を極大値間の時間差及び立ち上がり振幅の両方としているので、第3の実施形態と同様に、リプル検出の誤りをより低減することができる。
なお、本発明は、上記形態に限定されるものでぱなく、種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば次のようなものが考えられる。
(1)第1〜第6の実施形態では、電機子電流に重畳される低域ノイズの周波数がリプルの周波数の1/2であるとしているが、低域ノイズの周波数はリプルの周波数の1/3,1/4,…となる場合が考えられる。このような場合に、現時点で抽出したリプルの特徴と比較する過去のリプルの特徴は、低域ノイズの周波数がリプルの周波数の1/nであるとすると、現時点からリプルの周期のn個分に相当する時間過去に遡った時点のリプルの特徴とする。このように過去に遡った時点の電機子電流の波形は、現時点の電機子電流の波形とほぼ一致するので、リプルの検出が確実になる。
(2)第1〜第6の実施形態では、電機子電流に重畳される低域ノイズは、周波数がリプルの周波数の1/2の1種類だけとしているが、複数の周波数の低域ノイズが、電機子電流に重畳されることがある。例えば低域ノイズの周波数がリプルの周波数の1/N1,1/N2,…となった場合には、現時点で抽出したリプルの特徴と比較する過去のリプルの特徴は、リプルの周期をN1×N2×…倍した時間だけ過去に遡った時点のリプルの特徴となる。このように過去に遡った時点の電機子電流の波形は、現時点の電機子電流の波形とほぼ一致するので、リプルの検出が確実になる。
(3)リプルの特徴としては、種々の特徴が考えられる。例えば立ち上がり振幅と立ち下がり振幅の比、極大点と極小値との間の時間等などが考えられる。
本発明の第1の実施形態に係るリプル検出装置を示す構成図である。 図1中の検出器を示す構成図である。 リプルと低域ノイズと合成波を示す図である。 電機子電流の周波数スペクトラム例を示す図である。 リプル検出の制御フローを示す図である。 図5中の定常リプル検出制御の具体例を示すフローチャートである。 電機子電流の波形を示す説明図である。 リプル検出信号の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る定常リプル検出制御を示すフローチャートである。 電機子電流の波形を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る定常リプル検出制御を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る定常リプル検出制御を示すフローチャートである。 電機子電流の波形を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態に係る定常リプル検出制御を示すフローチャートである。 電機子電流の波形を示す説明図である。 本発明の第6の実施形態に係る定常リプル検出制御を示すフローチャートである。
符号の説明
10 抵抗
20 増幅器
30 フィルタ
40 A/D変換器
50 検出器
51 ピーク検出部
52 リプル検出部

Claims (5)

  1. 検出対象のリプルと該リプルの周波数の1/n(nは2以上の自然数)の周波数を持つ低域ノイズとが重畳されてモータから出力される電機子電流から、該検出対象のリプルを検出するリプル検出装置であって、
    事前に前記リプルの周期を検出する初期リプル検出手段と、
    前記モータから逐次入力される前記電機子電流から前記リプルと思われる特徴を検出する特徴検出手段と、
    前記特徴検出手段で前記特徴が検出された現在時点よりも以前で且つ前記低域ノイズの周波数で定まった過去の時点での前記電機子電流の特徴と該特徴検出手段で検出された現時点での電機子電流の特徴とを比較し、該過去の時点の特徴と現時点の特徴とが近似している場合に前記リプルが発生していると判断するリプル検出手段と、
    を備えることを特徴とするリプル検出装置。
  2. 前記低域ノイズが1種類であり、
    前記過去の時点は、前記現時点から前記リプルの周期のn個分に相当する時間分過去に遡った時点であることを特徴とする請求項1に記載のリプル検出装置。
  3. 前記低域ノイズは、周波数の互いに異なる複数種類のノイズであり、
    前記過去の時点は、前記各低域ノイズの周期の前記リプルの周期に対する倍率を乗算した値に該リプルの周期を乗算して得られる値に相当する時間分現時点から過去に遡った時点であることを特徴とする請求項1に記載のリプル検出装置。
  4. 前記特徴は、前記電機子電流の極大点間或いは極小点間の時間差であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリプル検出装置。
  5. 前記特徴は、前記電機子電流に現われる極大値或いは極小値とその前に該電機子電流に現われた極小値或いは極大値との差であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリプル検出装置。
JP2006142870A 2006-05-23 2006-05-23 リプル検出装置 Active JP4763509B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006142870A JP4763509B2 (ja) 2006-05-23 2006-05-23 リプル検出装置
DE200710000286 DE102007000286A1 (de) 2006-05-23 2007-05-22 Welligkeitserfassungsvorrichtung
US11/751,842 US7696708B2 (en) 2006-05-23 2007-05-22 Ripple detecting device
FR0755205A FR2901646B1 (fr) 2006-05-23 2007-05-23 Dispositif de detection d'ondulation
CN2007101042181A CN101079588B (zh) 2006-05-23 2007-05-23 脉动检测装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006142870A JP4763509B2 (ja) 2006-05-23 2006-05-23 リプル検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007318837A JP2007318837A (ja) 2007-12-06
JP4763509B2 true JP4763509B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=38690372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006142870A Active JP4763509B2 (ja) 2006-05-23 2006-05-23 リプル検出装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7696708B2 (ja)
JP (1) JP4763509B2 (ja)
CN (1) CN101079588B (ja)
DE (1) DE102007000286A1 (ja)
FR (1) FR2901646B1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008018818A1 (de) * 2008-04-15 2009-10-22 Continental Teves Ag & Co. Ohg Elektrisches Motoransteuerungsverfahren mit Lastmomentanpassung
CN102356541B (zh) * 2009-03-16 2015-08-05 博泽哈尔施塔特汽车零件两合公司 机械换向dc马达的自动检测方法、控制单元及应用
JP5660381B2 (ja) * 2011-03-09 2015-01-28 株式会社ジェイテクト 回転角検出装置
JP5758226B2 (ja) * 2011-08-18 2015-08-05 富士通テレコムネットワークス株式会社 電子サーマル保護装置と電子サーマル保護装置の動作方法
JP5773932B2 (ja) * 2012-03-30 2015-09-02 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 電動モータの回転情報検出方法、電動モータの回転情報検出装置、電動モータ制御装置
CN104682745B (zh) * 2015-03-05 2017-07-28 成都芯源系统有限公司 一种隔离式电压变换电路、控制电路及其控制方法
KR101856325B1 (ko) * 2016-05-23 2018-05-09 현대자동차주식회사 리플 전류 센싱 모터 제어 장치 및 방법
KR101889983B1 (ko) * 2018-02-14 2018-08-20 디와이오토 주식회사 세이프티 파워윈도우 제어장치 및 방법
JP7069914B2 (ja) * 2018-03-22 2022-05-18 三菱自動車工業株式会社 移動部材の移動量制御装置
DE102019132913A1 (de) * 2018-12-06 2020-06-10 Magna Closures Inc. Welligkeitzählungs-filterung und verfahren und system zur erkennung von spitzenwerten
CN111743520B (zh) * 2020-06-30 2023-05-30 北京小米移动软件有限公司 脉动模块的控制方法及装置、存储介质

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4645991A (en) * 1981-03-22 1987-02-24 Itsuki Ban Apparatus for removing torque ripples in direct-current motors
JPS5833986A (ja) * 1981-08-20 1983-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラシレス直流モ−タ
JPS6146186A (ja) * 1984-08-07 1986-03-06 Mitsubishi Electric Corp 速度制御方法
US5173645A (en) * 1989-07-03 1992-12-22 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Brushless motor drive circuit
US5510689A (en) * 1990-10-01 1996-04-23 Wisconsin Alumni Research Foundation Air gap flux measurement using stator third harmonic voltage
DE4217265C2 (de) * 1992-05-25 1998-04-09 El Mos Elektronik In Mos Techn Verfahren zur Ermittlung von relevanten relativen Extremwerten eines störimpulsbeaufschlagten Signals
AU6401994A (en) * 1993-03-12 1994-09-26 Prospects Corporation Automatic venting system for a vehicle
US5777449A (en) * 1996-12-31 1998-07-07 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Torque ripple reduction using back-emf feedback
JP3344914B2 (ja) * 1997-02-17 2002-11-18 株式会社三協精機製作所 3相モータの速度制御装置
DE19729238C1 (de) * 1997-07-09 1998-08-27 Telefunken Microelectron Verfahren zum Ermitteln der Drehzahl bei mechanisch kommutierten Gleichstrommotoren
JP2000166274A (ja) 1998-11-27 2000-06-16 Matsushita Electric Works Ltd 電流リプル検出によるサーボ制御装置
JP4395956B2 (ja) * 1999-03-18 2010-01-13 アイシン精機株式会社 直流モータのモータ回転パルス生成回路
DE10011982B4 (de) * 2000-03-11 2008-03-27 Leopold Kostal Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Überwachung und Beeinflussung eines Elektromotors
JP4655400B2 (ja) * 2000-05-30 2011-03-23 アイシン精機株式会社 直流モータのモータ回転パルス生成回路
DE10028033A1 (de) * 2000-06-06 2001-12-13 Kostal Leopold Gmbh & Co Kg Verfahren zum Bereitstellen eines digitalen Stromrippelsignals
AU6750601A (en) 2000-06-06 2001-12-17 Leopold Kostal Gmbh And Co: Kg Method for detecting the rotational position of the drive shaft of a dc motor
DE10126169A1 (de) * 2001-05-30 2002-12-05 Kostal Leopold Gmbh & Co Kg Verfahren zum Bestimmen der Drehstellung der Antriebswelle eines kommutierten Gleichstrommotors
JP2003009585A (ja) 2001-06-20 2003-01-10 Aisin Seiki Co Ltd 直流モータの回転状態検出装置
US6693407B2 (en) * 2001-06-26 2004-02-17 The Boeing Company Controller and associated system and method for pulse-width-modulation switching noise reduction by voltage control
DK200200572A (da) * 2002-04-17 2003-10-18 Danfoss Drives As Fremgangsmåde til måling af strøm i en motorstyring og motorstyring som bruger denne fremgangsmåde
US6828753B2 (en) * 2002-08-26 2004-12-07 International Rectifier Corporation Input filter for A.C. motor phase current sensing
DE10242334B4 (de) * 2002-09-12 2011-12-22 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Einrichtung zur Drehzahlmessung eines getaktet angesteuerten elektrischen Motors
US7640795B2 (en) * 2002-12-20 2010-01-05 Spx Corporation Apparatus and method for starter RPM detection
JP4241218B2 (ja) * 2003-06-27 2009-03-18 株式会社日立産機システム 交流電動機の制御装置及び交流電動機システム
JP4301913B2 (ja) * 2003-09-29 2009-07-22 オークマ株式会社 モータ制御装置
DE202004010211U1 (de) * 2004-06-30 2005-08-18 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Steuerungsvorrichtung zur Steuerung einer Verstelleinrichtung eines Kraftfahrzeuges
US7064509B1 (en) * 2005-03-14 2006-06-20 Visteon Global Technologies, Inc. Apparatus for DC motor position detection with capacitive ripple current extraction
US7352145B2 (en) * 2005-10-04 2008-04-01 Delphi Technologies, Inc. Voltage-sensitive oscillator frequency for rotor position detection scheme

Also Published As

Publication number Publication date
CN101079588A (zh) 2007-11-28
DE102007000286A1 (de) 2007-12-20
JP2007318837A (ja) 2007-12-06
FR2901646B1 (fr) 2019-07-05
FR2901646A1 (fr) 2007-11-30
US20070273363A1 (en) 2007-11-29
CN101079588B (zh) 2011-05-25
US7696708B2 (en) 2010-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4763509B2 (ja) リプル検出装置
JP6550476B2 (ja) 信号を分析するための方法およびその方法を実行するための装置
JP2013034188A (ja) 2重比較器を利用して、信号フィードバックなしで精密な信号整流およびタイミングシステムを容易にするための方法
US6999013B1 (en) Built-in real-time digital non-linearity measurement device and method for analog to digital converters
JP2008032706A (ja) ピーク電圧検出回路とそれを利用した2値化回路
JP2005024493A (ja) レゾルバの異常検出装置
JP2017118708A (ja) 回転角センサ取り付け角度測定装置および回転角センサ取り付け角度測定方法
JP6665070B2 (ja) モータ制御装置及び直流モータの電流リップル検出方法
US20210199468A1 (en) Encoder and signal processing method using the same
US20090068958A1 (en) Filter frequency characteristic detection device and filter frequency characteristic testing device
JP6327086B2 (ja) 磁気センサ
US9024672B2 (en) Signal processing apparatus and signal processing method
JP4199191B2 (ja) バイナリ信号におけるスライスレベルを設定するための方法及び装置
JP6291380B2 (ja) 非接触回転角センサ
JP7051551B2 (ja) モータ制御装置及び直流モータの電流リップル検出方法
JP2009094553A (ja) 増幅器
JP5467526B2 (ja) 信号処理装置およびフィールド機器を用いた通信システム
JP2021197778A (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JP6576630B2 (ja) データバスのキャパシタンス値を判定する方法および制御装置
JP2001244252A (ja) エッチング終点判定方法及び装置
JPS644680B2 (ja)
JP4052110B2 (ja) 振動波判定装置
US20020114414A1 (en) Digital signal processing apparatus
JPH0510703A (ja) ロツドの移動位置検出装置
JP2008219466A (ja) A/d変換装置およびそれを使用した異常検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110609

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4763509

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3