JPH06114441A - 歪取プレス装置 - Google Patents

歪取プレス装置

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Publication number
JPH06114441A
JPH06114441A JP28537392A JP28537392A JPH06114441A JP H06114441 A JPH06114441 A JP H06114441A JP 28537392 A JP28537392 A JP 28537392A JP 28537392 A JP28537392 A JP 28537392A JP H06114441 A JPH06114441 A JP H06114441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press die
panel
pressed
press
strain relief
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28537392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Sasaki
豊 佐々木
Kazuya Takahashi
和弥 高橋
Kazuya Sato
一弥 佐藤
Masaru Sato
勝 佐藤
Hiromi Saijo
弘美 西城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP28537392A priority Critical patent/JPH06114441A/ja
Publication of JPH06114441A publication Critical patent/JPH06114441A/ja
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  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造物部材上の突起部材が交差する部分を直
接プレスすることができ、プレスを行なう回数を低減で
きる歪取装置を提供する。 【構成】 スリット6bを有する板状体6aからなる上プレ
ス金型6を水平スティフナ5と平行に配置し、垂直ステ
ィフナ4をスリット6b内に位置させながら、水平スティ
フナ5の両側面で上プレス金型6をパネル3に押し付
け、同時に、下プレス金型を水平スティフナ5の下方か
らパネル3に押し付けることによりプレスして、パネル
3の歪み矯正を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、構造物部材の歪みを
矯正するための歪取プレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は構造物部材、例えば、橋梁の橋桁
用パネルの自動加工組立設備を示す概略斜視図である。
このような橋梁の橋桁用パネルの自動加工組立設備にお
いて、溶接装置2および歪取プレス装置1が他の設備と
ともに設置されている。
【0003】図11は橋梁の橋桁用パネルの1例を示す
斜視図である。図11に示すように、パネル3には、例
えば垂直スティフナ4、水平スティフナ5等の突起部材
が設けられており、これら突起部材は溶接装置2によっ
て溶接される。その溶接時、これら突起部材の溶接箇所
に歪みが生じるため、溶接後に溶接装置2の下流側に設
けられた歪取プレス装置1によってパネル3の歪みの矯
正が行なわれている。
【0004】図7は歪取プレス装置を示す図6の部分拡
大斜視図、図8は歪取プレス装置の一部断面側面図、図
9は従来の歪取プレス装置の上プレス金型を示す正面
図、図10は側面図である。図7〜図10に示すよう
に、歪取プレス装置1は、ローラコンベア10上に載置さ
れたパネル3の上方に配置された上プレス金型6と、パ
ネル2の下方に配置された下プレス金型7とを有してい
る。上プレス金型6は、所定厚みを有する互いに平行に
垂直に設けられた2枚の板状体6aからなっている。上プ
レス金型6および下プレス金型7によってパネル3の上
面および下面を押さえ、次いで、下プレス金型7をパネ
ル3の下方からその下面に向けて押し付けてパネル3の
歪みを矯正するようになっている。8および9は上プレ
ス金型6および下プレス金型7を支持するための上ラム
および下ラムである。また、上プレス金型6は水平回転
可能となっている。
【0005】図12は従来のパネルの矯正方法を示す説
明図である。図12に示すように、上プレス金型6を、
例えば、水平スティフナ5と平行に配置し、水平スティ
フナ5の両側面において、上プレス金型6でパネル3の
上面を押さえ、同時に水平スティフナ5の下方から下プ
レス金型7でパネル3の下面を押さえ、次いで、水平ス
ティフナ5の下方から下プレス金型7をパネル3の下面
に押し付けてプレスし、かくして、パネル3の歪み矯正
を行なう。矯正は、図12のA、B、CおよびDに示す
位置に、A位置から順次D位置まで行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上プレス金型6では、水平スティフナ5と垂直スティフ
ナ4とが交差する部分3aにおいては、垂直スティフナ5
が上プレス金型6の下端と接触して邪魔するため、交差
する部分3aを上プレス金型6によって直接押さえること
ができないという問題があった。また、このため、交差
する部分3aのプレスは、位置BおよびCの2箇所に分け
て行なわねばならず、プレスを行なう回数も多くなり、
作業能率の低下を招いていた。
【0007】従って、この発明の目的は、水平スティフ
ナと垂直スティフナとが交差する部分のように、構造物
部材上の突起部材が交差する部分を直接プレスすること
ができ、プレスを行なう回数を低減して作業能率を向上
することができる構造物部材の歪取プレス装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、被プレス部
材の上方に配置された所定厚みを有する互いに平行に垂
直に設けられた2枚の板状体からなる上プレス金型と、
前記被プレス部材の下方に配置された下プレス金型とを
備え、前記上プレス金型および前記下プレス金型によっ
て前記被プレス部材の上面および下面を押さえ、前記下
プレス金型を前記被プレス部材の下面に向けて押し付け
て前記被プレス部材の歪みを矯正する歪取プレス装置に
おいて、前記上プレス金型は、前記被プレス部材上の突
起部材を挿入するためのスリットを有することに特徴を
有するものである。
【0009】次に、この発明を図面を参照しながら説明
する。図1はこの発明の歪取プレス装置の上プレス金型
を示す正面図、図2は側面図である。上プレス金型6
は、所定厚みを有する互いに平行に垂直に設けられた2
枚の板状体6aからなっている。板状体6aの各々の中央部
には、下端に抜けるスリット6bが設けられている。上プ
レス金型6および下プレス金型7によってパネル3の上
面および下面を押さえ、次いで、下プレス金型7をパネ
ル3の下方からその下面に向けて押し付けてパネル3の
歪みを矯正するようになっている。本発明歪取プレス装
置においては、上プレス金型6にスリット6bが設けられ
ている点のみが従来の歪取プレス装置と異なっている。
【0010】
【実施例】図3はこの発明の装置によってパネルを矯正
する方法を示す説明図である。図3に示すように、スリ
ット6bを有する上プレス金型6を、水平スティフナ5と
平行に配置し、水平スティフナ5の両側面において、上
プレス金型6でパネル3の上面を押さえ、同時に、水平
スティフナ5の下方から下プレス金型7でパネル3の下
面を押さえ、次いで、水平スティフナ5の下方から下プ
レス金型7をパネル3の下面に押し付けてプレスし、か
くして、パネル3の歪み矯正を行なう。矯正は、図3に
示すA位置から順次C位置まで行なう。これは図12に
示す従来の矯正よりもプレス回数が1回少ない。
【0011】図4はこの発明の歪取プレス装置によって
パネルの水平スティフナと垂直スティフナとが交差する
部分をプレスしている状況を示す斜視図である。図4は
図3のB位置における状況を示している。図4に示すよ
うに、上プレス金型6を水平スティファナ5と平行に配
置し、垂直スティフナ4をスリット6b内に挿入すること
により、交差する部分3aにおいても直接パネル3をプレ
スできる。
【0012】また、図5に示すように、上プレス金型6
を水平回転させて垂直スティフナ4と平行に配置するこ
ともできる。パネルに応じて適宜向きを変えればよい。
このように、本実施例では、板状体6aのほぼ中央にU字
状のスリット6aを設けたものであるが、スリット形状は
本実施例に限定するものではなく、適宜選択でき、ま
た、パネルの形状によって数種類のスリット形状を有す
る板状体を用意し、この板状体をボルト等でラムに取替
可能に配設することにより、更に能率の向上をはかれ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、水平スティフナと垂直スティフナとが交差する部分
のように、構造物部材上の突起部材が交差する部分でも
直接プレスすることができ、更に、プレスを行なう回数
を低減して作業能率を向上することができ、かくして、
工業上有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の歪取プレス装置の上プレス金型を示
す正面図
【図2】この発明の歪取プレス装置の上プレス金型を示
す側面図
【図3】この発明の装置によってパネルを矯正する方法
を示す説明図
【図4】この発明の歪取プレス装置によってパネルの水
平スティフナと垂直スティフナとが交差する部分をプレ
スしている状況を示す斜視図
【図5】この発明の歪取プレス装置によってパネルの水
平スティフナと垂直スティフナとが交差する部分をプレ
スしている状況を示す斜視図
【図6】橋梁の橋桁用パネルの自動加工組立設備を示す
概略斜視図
【図7】歪取プレス装置を示す図1の部分拡大斜視図
【図8】歪取プレス装置の一部断面側面図
【図9】従来の歪取プレス装置の上プレス金型を示す正
面図
【図10】従来の歪取プレス装置の上プレス金型を示す
側面図
【図11】橋梁の橋桁用パネルの1例を示す斜視図
【図12】従来のパネルの矯正方法を示す説明図。
【符号の説明】
1 歪取プレス装置 2 溶接装置 3 パネル 3a 交差する部分 4 垂直スティフナ 5 水平スティフナ 6 上プレス金型 6a 板状体 6b スリット 7 下プレス金型 8 上ラム 9 下ラム 10 ローラコンベア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 勝 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 西城 弘美 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被プレス部材の上方に配置された所定厚
    みを有する互いに平行に垂直に設けられた2枚の板状体
    からなる上プレス金型と、前記被プレス部材の下方に配
    置された下プレス金型とを備え、前記上プレス金型およ
    び前記下プレス金型によって前記被プレス部材の上面お
    よび下面を押さえ、前記下プレス金型を前記被プレス部
    材の下面に向けて押し付けて前記被プレス部材の歪みを
    矯正する歪取プレス装置において、 前記上プレス金型は、前記被プレス部材上の突起部材を
    挿入するためのスリットを有することを特徴とする歪取
    プレス装置。
JP28537392A 1992-09-30 1992-09-30 歪取プレス装置 Pending JPH06114441A (ja)

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JP28537392A JPH06114441A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 歪取プレス装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019052432A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 新日鐵住金株式会社 鋼床版で使用される押圧装置の制御装置、その制御装置を備えた押圧装置、および押圧装置の制御方法
CN112692106A (zh) * 2020-12-21 2021-04-23 包头双马动力科技有限公司 一种适用于防护高强钢焊接窗口盖的矫正方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0422514A (ja) * 1990-05-15 1992-01-27 Takada Juko Kk 橋桁材の歪矯正装置

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