JPH06114343A - ガラス瓶選別装置 - Google Patents

ガラス瓶選別装置

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JPH06114343A
JPH06114343A JP4267690A JP26769092A JPH06114343A JP H06114343 A JPH06114343 A JP H06114343A JP 4267690 A JP4267690 A JP 4267690A JP 26769092 A JP26769092 A JP 26769092A JP H06114343 A JPH06114343 A JP H06114343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass bottles
monitor
glass bottle
glass
television camera
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4267690A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Suzuki
明郎 鈴木
Hideo Shibata
秀夫 柴田
Kinji Kubota
欽之 窪田
Akira Kawase
晃 川瀬
Hiroshi Murakami
浩 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP4267690A priority Critical patent/JPH06114343A/ja
Publication of JPH06114343A publication Critical patent/JPH06114343A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 選別対象のガラス瓶を移送する移送手段1
と、移送されているガラス瓶を撮影するテレビカメラ5
と、監視室10内に設置されているモニタ6と、ガラス
瓶を移送手段から摘出するための摘出手段3と、その摘
出手段を監視室から遠隔操作するためのコントローラ7
とを具備する。 【効果】 ガラス瓶の選別作業を監視室から機械的に行
うことができるから、労力の軽減と省力化を実現できて
作業効率を向上させることができる。また、作業員を悪
環境下での作業から解放することができ、衛生上の問題
も解消させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用済のガラス瓶を資
源として再利用するべく色別に選別するための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、資源の節約、有効利用の観点か
ら、使用済のガラス瓶を回収して資源として再利用しよ
うという機運がある。
【0003】ところで、ガラス瓶は約半数が無色透明な
ものであるが、茶色や青緑色、黒色等に着色されたもの
も多数あり、ガラス瓶を再利用するためにはそれらを色
別に選別する必要がある。従来においては、そのような
選別作業は作業員の人力に頼って手作業により行わざる
を得ないのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラス
瓶の選別を手作業で行うことでは作業効率が良くないば
かりでなく、選別対象のガラス瓶は廃品や廃棄物として
回収されたものであるから清浄なものではなく、したが
って、そのような選別作業は多粉塵、悪臭、高騒音とい
った悪環境下でなされることになるので衛生上の観点か
らも好ましくない。このため、ガラス瓶を色別に選別す
る作業を機械的に効率良くかつ衛生的に行い得る有効な
手段の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス瓶を色
別に選別するための装置であって、選別対象のガラス瓶
を連続的に移送するための移送手段と、その移送手段に
より移送されているガラス瓶を撮影するためのテレビカ
メラと、監視室内に設置されていて前記テレビカメラに
よる画像を映し出すモニタと、前記移送手段により移送
されているガラス瓶を前記テレビカメラの撮影位置より
下流側で摘出するための摘出手段と、前記モニタに付設
されていてモニタの画像を監視しながら指定色のガラス
瓶を摘出するべく前記摘出手段を遠隔操作するためのコ
ントローラとを具備してなることを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】本発明の装置では、選別対象のガラス瓶をコン
ベア等の移送手段により連続的に移送しながら所定位置
でテレビカメラにより撮影し、監視室においてその画像
をモニタにより監視することにより、移送されてきたガ
ラス瓶の色を作業員が識別する。そして、作業員が監視
室からコントローラを操作することによって、撮影位置
より下流側に配置しておいたロボット等の摘出手段を遠
隔操作により作動させ、それによって、指定色のガラス
瓶を移送手段から摘出して色別に選別する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例であるガラス瓶選別装置の
概略構成図、図2はその系統図である。
【0008】図1において符号1は選別対象のガラス瓶
を連続的に移送するためのローラコンベアからなる回転
テーブル、2はその回転テーブル1にガラス瓶を供給す
るベルトコンベア、3(3a〜3d)は回転テーブル1
から指定色のガラス瓶を摘出するためのロボット(摘出
手段)、4は色別に摘出されたガラス瓶の回収容器、5
は壁面に設置されているテレビカメラ(カラーITVカ
メラ)、6は監視室10に設けられているモニタ、7は
モニタ6に付設されて上記ロボット3を遠隔操作するた
めのコントローラである。
【0009】本実施例では、ガラス瓶を4種類の色別
(たとえば透明、茶色、青緑色、黒色)に選別するべ
く、4台のロボット3(3a〜3d)と、それら4台の
ロボット3を一括して遠隔操作するための各1台のテレ
ビカメラ5、モニタ6、コントローラ7とが1組とな
り、それが2組、つまり、合計8台のロボット3と、2
台のテレビカメラ5、各2台のモニタ6とコントローラ
7とを有するものとされている。なお、図1では壁面に
4台のテレビカメラが図示されているが、それらのうち
の2台が選別用のテレビカメラであって、他の2台は他
の用途あるいは予備のものである。また、監視室10に
は全部で5台のモニタが図示されているが、それらのう
ちの2台が上記のテレビカメラ5に対応するものであ
り、他の3台は他の用途のものあるいは予備のものであ
る。
【0010】上記ロボット3は、それぞれ指定色のガラ
ス瓶を回転テーブル1から側方に押し出して、あるいは
持ち上げてそれぞれの回収容器4に落下させる型式のも
のである。また、2台のテレビカメラ5は、それぞれ各
組のロボット3の最上流側のものよりさらに上流側を撮
影するように設置されている。換言すれば、各テレビカ
メラ5の撮影位置より下流側に各ロボット3が並べられ
て設置されている。
【0011】上記構成の装置は、回転テーブル1を移送
されるガラス瓶を作業員が監視室10においてモニタ6
により監視することでその色を識別し、それに基づいて
いずれかのロボット3をコントローラ7により遠隔操作
によって作動させることでガラス瓶を色別に選別するも
のであり、1組の選別装置の操作手順について図2を参
照して詳細に説明する。なお、図2において符号11は
テレビカメラ5に付設されたストロボ、12は回転テー
ブル1によるガラス瓶の移送速度を検出するセンサ、1
3a〜13dは各ロボット3(3a〜3d)の位置にお
けるガラス瓶の有無を検出するための光電管スイッチ等
のセンサである。
【0012】図2に示すように、テレビカメラ5は回転
テーブル1上の任意の範囲(6本のガラス瓶を同時に撮
影し得る範囲)を撮影してその画像をモニタ6に映し出
すようになっている。その撮影範囲内には基準位置Pが
設定され、その基準位置Pに対応してモニタ6の画面上
にはスイッチングエリアSが設定されている。また、コ
ントローラ7には選別対象の色別に4つのボタン14
(14a〜14d)が設けられ、ガラス瓶がスイッチン
グエリアSに到達したときに、そのガラス瓶の色に対応
したいずれかのロボット3a〜3dを作動させるべくい
ずれかのボタン14a〜14dを選択して操作するよう
にされている。一方、基準位置Pから各摘出手段3a〜
3dまでの距離と、センサ12により検出されるガラス
瓶の移送速度と基づき、ガラス瓶が基準位置Pを通過し
てから各摘出手段3a〜3dの位置に到達するまでの所
要時間t1〜t4がそれぞれ演算されてデータとしてメモ
リーに入力されるようになっている。
【0013】そして、モニタ6の画面上においてガラス
瓶がスイッチングエリアSに到達したとき(ガラス瓶が
基準位置Pに到達したとき)に、そのガラス瓶の色に応
じていずれかのボタン14a〜14dを操作すると、パ
ルスカウンターが動作を開始して経過時間を演算すると
ともに、その経過時間が各ボタン14a〜14dに対応
して入力されている所要時間t1〜t4のデータと比較さ
れ、それらが合致したときに、つまり作動させるべき摘
出手段3a〜3dの位置にガラス瓶が達したときにその
摘出手段3a〜3dに対して制御信号が出力され、その
摘出手段3a〜3dの位置にガラス瓶が存在しているこ
とを各センサ13a〜13dが検出したことを条件とし
て、その摘出手段3a〜3dが作動してガラス瓶が摘出
されるのである。
【0014】たとえば、スイッチングエリアSに到達し
たガラス瓶が透明である場合には、ボタン14aを操作
するとt1時間後に摘出手段3aが作動してそれを摘出
し、同様に、ガラス瓶が茶色である場合にはボタン14
bを操作するとt2時間後に摘出手段3bが作動し、ガ
ラス瓶が青緑色である場合にはボタン14cを操作する
とt3時間後に摘出手段3cが作動し、ガラス瓶が黒色
である場合にはボタン14dを操作するとt4時間後に
摘出手段3dが作動するのであり、このようにしてガラ
ス瓶が色別に選別されるのである。
【0015】上記のようにして1組の選別装置によりガ
ラス瓶が選別されるが、万一それによっては選別されな
かったガラス瓶は後段に設置されているもう1組の選別
装置により同様にしてさらに選別され、それによっても
選別されなかったガラス瓶は先の選別装置の位置に循環
してきてそこで再度選別される。なお、回転テーブル1
から落下してしまうような小瓶や異物は回収容器20
(図1参照)に回収される。
【0016】上記の装置によれば、選別対象のガラス瓶
を回転テーブル1により連続的に移送しながらそれをテ
レビカメラ5により撮影し、作業員が監視室10におい
てその画像をモニタ6により監視してガラス瓶の色を識
別し、それに基づいてコントローラ7を操作することに
よっていずれかのロボット3を遠隔操作により作動させ
ることで、指定色のガラス瓶を摘出して色別に選別する
ようにしたので、従来は作業員の手作業により直接的に
行っていたガラス瓶の選別作業を監視室10から機械的
に行うことができ、したがって、労力の軽減、省力化を
実現できて作業効率を向上させることができるととも
に、作業員に対する衛生上の問題も解消させることがで
きる。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、具体的な構成は適宜の変更が可能である。たと
えば、上記実施例ではガラス瓶を4種類の色別に選別す
るべく4台のロボットを1組としてそれを2組設置した
が、ロボット(摘出手段)の設置台数やその設置組数等
は適宜増減して良く、たとえば1台で全てのガラス瓶の
選別を行うような多機能のロボットを摘出手段として採
用しても良い。また、上記実施例では1台のテレビカメ
ラとそれに対応する1台のモニタ、1台のコントローラ
により複数台のロボットを一括して遠隔操作するように
したが、各ロボット(摘出手段)のそれぞれに対してテ
レビカメラとモニタ、コントローラを個々に設けても良
い。また、上記実施例では移送手段として回転テーブル
を採用したが、たとえば1列のバーコンベア等の他の型
式の移送手段も適宜採用し得る。
【0018】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明のガラス
瓶選別装置によれば、選別対象のガラス瓶を移送手段に
より連続的に移送しながらそれをテレビカメラにより撮
影し、作業員が監視室においてその画像をモニタにより
監視してガラス瓶の色を識別し、それに基づいてコント
ローラを操作することによって摘出手段を遠隔操作によ
り作動させることで、指定色のガラス瓶を移送手段から
摘出して色別に選別するように構成したので、従来は作
業員の手作業により直接的に行っていたガラス瓶の選別
作業を監視室から機械的に行うことができ、したがっ
て、労力の軽減、省力化を実現できて作業効率を向上さ
せることができるとともに、作業員に対する衛生上の問
題も解消させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるガラス瓶選別装置の概略
構成図である。
【図2】同装置の概略的な系統図である。
【符号の説明】
1 回転テーブル(移送手段) 3,3a〜3d ロボット(摘出手段) 4 回収容器 5 テレビカメラ 6 モニタ 7 コントローラ 10 監視室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪田 欽之 東京都江東区豊洲二丁目1番1号 石川島 播磨重工業株式会社東京第一工場内 (72)発明者 川瀬 晃 東京都江東区毛利1ー19ー10 石川島播磨 重工業株式会社江東事務所内 (72)発明者 村上 浩 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石 川島播磨重工業株式会社本社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス瓶を色別に選別するための装置で
    あって、選別対象のガラス瓶を連続的に移送するための
    移送手段と、その移送手段により移送されているガラス
    瓶を撮影するためのテレビカメラと、監視室内に設置さ
    れていて前記テレビカメラによる画像を映し出すモニタ
    と、前記移送手段により移送されているガラス瓶を前記
    テレビカメラの撮影位置より下流側で摘出するための摘
    出手段と、前記モニタに付設されていてモニタの画像を
    監視しながら指定色のガラス瓶を摘出するべく前記摘出
    手段を遠隔操作するためのコントローラとを具備してな
    ることを特徴とするガラス瓶選別装置。
JP4267690A 1992-10-06 1992-10-06 ガラス瓶選別装置 Withdrawn JPH06114343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4267690A JPH06114343A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 ガラス瓶選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4267690A JPH06114343A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 ガラス瓶選別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06114343A true JPH06114343A (ja) 1994-04-26

Family

ID=17448184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4267690A Withdrawn JPH06114343A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 ガラス瓶選別装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06114343A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4898024A (en) * 1987-05-22 1990-02-06 Nissan Motor Co., Ltd. Piezoelectric pressure measuring instrument
JPH11347495A (ja) * 1998-06-08 1999-12-21 Morita:Kk リサイクルシステムにおける廃棄物の選別装置
CN104646302A (zh) * 2013-11-24 2015-05-27 邢玉明 一种用并联机械手分拣非生物生活垃圾的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4898024A (en) * 1987-05-22 1990-02-06 Nissan Motor Co., Ltd. Piezoelectric pressure measuring instrument
JPH11347495A (ja) * 1998-06-08 1999-12-21 Morita:Kk リサイクルシステムにおける廃棄物の選別装置
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000104