JPH06113939A - 物品係止装置 - Google Patents

物品係止装置

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JPH06113939A
JPH06113939A JP26767892A JP26767892A JPH06113939A JP H06113939 A JPH06113939 A JP H06113939A JP 26767892 A JP26767892 A JP 26767892A JP 26767892 A JP26767892 A JP 26767892A JP H06113939 A JPH06113939 A JP H06113939A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】壁等の物品取付面へ物品を簡便かつ正確な位置
へ確実に取り付けることができる物品係止装置を提供す
る。 【構成】物品取付面1へ取り付ける支持体3に円弧また
は傾斜状となる切欠部5を設けて、該切欠部5の端縁に
前記物品取付面1側へ下向き傾斜または円弧状となる支
持縁9を設け、この支持体3に係合する係止体4に、前
記支持体3の切欠部5の外形状に相応する取付部6を形
成して、この取付部6の端縁に前記傾斜または円弧状と
なる支持縁9に係合する同一向きの傾斜または円弧状と
なる係止縁10を設ける。 【効果】両者の接触面積が増大してその係合状態の安定
度が可及的に向上するもので、振動等による抜け落ちや
離脱が防止され、支持体に係合した係止体が任意に回動
することができるので、物品の取付状態の角度を簡単に
修正することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁等の物品取付面へ物
品を簡便かつ正確な位置へ確実に取り付けることができ
る物品係止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内の壁等へ鏡体や絵画を吊持さ
せるときは、図12(a) に示すようなフック20を壁21の適
所に固着し、このフック20へ、鏡体や絵画22の背部の係
止溝23等を引っ掛けることにより固定していた。
【0003】しかし、重量のある鏡体や絵画の物品22
の吊持にあっては、前記フック20だけの取り付けでは十
分な吊持強度が得られず物品22が落下することがある。
【0004】そのため、物品22の取り付けを確実に行な
うために、図12(b) に示すように、物品22の取付面であ
る壁21側に、その上縁が後ろ傾斜の直状で横長の受片24
を水平にセットして、接着またはビス止め等により固着
し、この直状受片24へ、物品22の背部へ水平に取り付け
た前記受片24の傾斜縁25に合致する掛片26を係合するこ
とにより、直状受片24の横長の大きな支持面により物品
22が強力に支承されるものであるが、鏡体や絵画22等の
周縁に直線部を有する物品吊持にあっては、受片24や掛
片26の取り付けにおいて高い精度の水平度に設けない
と、物品22が斜めとなって壁に取り付けられてしまう不
都合を生ずる。
【0005】このことは、前記受片24と掛片26との係合
によるため、両者をバランス良く取り付けなければなら
ず、この作業が面倒で困難である。
【0006】また、両者の係合が傾斜縁高さの短い寸法
において行なわれているので、上下方向の振動や妄動を
生じたときは、両者がこの係止縁から離脱することがあ
り、しかも、側方への係止部材が施されていない場合、
横方向へずれて物品が落下する、等の様々な問題点を有
するものであった。
【0007】したがって、略垂直の取付面への物品の吊
持を、簡単かつ確実でしかも正確に行なうことができる
装置の出現を強く要望されていたものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した要望
にかんがみなされたもので、物品取付面へ取り付ける支
持体に円弧または傾斜状となる切欠部を設けて、該切欠
部の端縁に前記物品取付面側へ下向き傾斜または円弧状
となる支持縁を設け、この支持体に係合する係止体に、
前記支持体の切欠部の外形状に相応する取付部を形成し
て、この取付部の端縁に前記傾斜または円弧状となる支
持縁に係合する同一向きの傾斜または円弧状となる係止
縁を設けることにより、壁等の物品取付面へ物品を簡便
かつ正確な位置へ確実に取り付けることができる物品係
止装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、略垂直の物品取付面へ固着する
支持体と、該支持体に係合する物品の係止体とからなる
物品係止装置において、前記支持体にその上縁両側から
下部内方へ向かって円弧または傾斜状となる切欠部を設
けて、該切欠部の端縁に前記物品取付面側へ下向き傾斜
または円弧状となる支持縁を設け、前記係止体には、前
記支持体の切欠部の外形状に相応する取付部を形成し
て、この取付部の端縁に前記傾斜または円弧状となる支
持縁に係合する同一向きの傾斜または円弧状となる係止
縁を備えさせた、物品係止装置の構成にある。
【0010】また、前記支持体にその下縁両側から上部
内方へ向かって円弧または傾斜状となる取付部を設け
て、該取付部の端縁に前記物品取付面側へ下向き傾斜ま
たは円弧状となる支持縁を設け、前記係止体には、前記
支持体の取付部の外形状に相応する切欠部を形成して、
この切欠部の端縁に前記傾斜または円弧状となる支持縁
に係合する同一向きの傾斜または円弧状となる係止縁を
備えさせた、物品係止装置の構成にある。
【0011】更に、前記した支持体の支持縁と係止体の
係止縁は、これら互いに噛合する段状または溝状に形成
した、物品係止装置の構成にある。
【0012】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
【0013】物品取付面へ取り付ける支持体と、これに
係合する係止体とは互いに合致する相対的な形状を有し
ているもので、このうち、支持体は、切欠状に形成した
凹状の切欠部か、凸状に形成した取付部かに成形され、
また、係止体は、凸状に形成した取付部か、切欠状に形
成した凹状の切欠部かに形成されている。
【0014】例えば、凹状の切欠部を有する支持体を物
品取付面へ固着した場合は、係止体は物品側に取り付け
られるもので、この係止体を取り付けた物品を支持体の
切欠部上方より降ろすと、支持体の支持縁へ係止体の係
止縁が係合して、物品重量を支承すると共に、支持体の
支持縁が前方への離脱はもちろんのこと、側方への横ず
れも防止する。
【0015】しかも、前記支持縁および係止縁は、切欠
部および取付部の外形が円弧または傾斜状となるように
形成してあるため、上下方向に対して多くの移動量がな
いと両者の係合が外れないので、上下方向の易離脱を防
止する。
【0016】
【実施例】次に本発明に関する物品係止装置の一実施例
を図面に基づいて説明する。
【0017】図1においてAは物品係止装置で、壁等の
物品取付面1へ、鏡体や絵画あるいは装飾品,家具等の
物品2を簡便かつ正確な位置へ確実に取り付けるもの
で、略垂直の物品取付面1へ固着する木製,合成樹脂,
金属等により成形した支持体3と、該支持体3と同効質
により成形されたこの支持体3に係合する物品2の係止
体4とから構成される。
【0018】そして、前記した物品取付面1へ取り付け
る支持体3と、この支持体3に係合する係止体4とは、
互いに合致する相対的・対称的な形状を有している。
【0019】したがって、取付面1または物品2への選
択的な取り付けにより、これらへ支持体3および係止体
4の両方が任意に用いられる。
【0020】このうち、前記した支持体3は、あらかじ
め、壁等の物品取付面1の適所へ、接着やビス止め,釘
等の適宜手段により固着しておくもので、図2および図
6に示すように、切欠状に形成した凹状の切欠部5を有
していて、この切欠部5は、その上縁両側から下部内方
へ向かって、図2に示すように円弧状、すなわち、中心
点より描かれる半円状に、または図6に示すように三角
形様の傾斜状となるように形成してあるもので、更に、
図4および図7に示すように、凸状に形成した取付部6
を有していて、その下縁両側から上部内方へ向かって図
4に示すように円弧状(半円状)、または図7に示すよ
うに傾斜状(三角形様)となるように形成してある。
【0021】また、前記した係止体4は、図2および図
6に示すように、凸状に形成した取付部7を有してい
て、この取付部7は、前記支持体3の切欠部5の外形状
に相応するように、その上縁両側から下部内方へ向かっ
て図2に示すように円弧状、すなわち、半円状に、また
は図6に示すように傾斜状(三角形様)となるように形
成してあるもので、更に、図4および図7に示すよう
に、切欠状に形成した凹状の切欠部8を有していて、そ
の下縁両側から上部内方へ向かって図4に示すように円
弧状(半円状)、または図7に示すように傾斜状(三角
形様)となるように形成してある。
【0022】そして、前記支持体3の切欠部5と取付部
6とには、その端縁に前記物品取付面1側へ下向きとな
る図1,図3,図5に示すような傾斜状の支持縁9を設
けてあり、また、前記係止体4の取付部7と切欠部8と
には、前記切欠部5と取付部6とに設けた支持縁9に相
応して、この支持縁9とは同一向きで、前記物品取付面
1側へ下向きとなる図1,図3,図5に示すような傾斜
状の係止縁10を設けてある。
【0023】なお、前記した支持縁9および係止縁10
は、図8(a) に示すように円弧状か、図8(b) に示すよ
うに相欠き状か、図8(c) に示すように三角状の凸,凹
状か、図8(d) に示すように印ろう状に形成することも
ある。
【0024】なお、前記支持体3および係止体4の取付
部6,7は、図9(a) に示すように三角の頂部を切除し
て台形状に形成することもあり、また、図9(b) に示す
ように真円状に形成することもある。
【0025】また、前記した支持体3および係止体4の
切欠部5,8と取付部6,7とを、円弧状または傾斜状
に形成することにより、図10において(b) に示す従来の
装置のように係合している両者をh2の寸法だけ移動させ
ると、該両者の係止が解除されるが、図10において(a)
に示すように係合している両者3,4の係止を解除させ
るためには、h1の寸法の移動が必要となり、それだけ両
者3,4が容易に離脱しない効果を発揮すると共に、こ
の効果により両者3,4を薄く形成できて、壁等からの
突出量を少なくすることができる。
【0026】更に、前記した支持体3および係止体4の
切欠部5,8と取付部6,7とを、中心点により描かれ
る半円または真円の円弧状に形成することにより、例え
ば、図11において仮想線で示すように、物品2が右下り
の斜めに取り付けられた場合でも、物品を持って左側、
すなわち、同図において矢印に示す方向に回動させる
と、支持体3の切欠部5の円弧の支持縁9に沿って、係
止体5の取付部6が回動することができるので、希望位
置への物品2向きの修正が行なえる。
【0027】
【発明の効果】前述したように本発明の物品係止装置
は、支持体および係止縁を円弧状または傾斜状に形成す
ることにより、両者の接触面積が増大してその係合状態
の安定度が可及的に向上するもので、振動等による抜け
落ちや離脱が防止される。
【0028】支持体に係合した係止体が任意に回動する
ことができるので、物品の取付状態の角度を簡単に修正
することができる。等の格別な効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する物品係止装置の一実施例を示す
縦断側面図である。
【図2】図1における支持体と係止体の分離状態を示す
斜視図である。
【図3】図2における縦断側面図である。
【図4】図2における他の例を示す斜視図である。
【図5】図4における縦断側面図である。
【図6】図2における更に他の例で傾斜状に形成した例
を示す斜視図である。
【図7】図6における更に他の例を示す斜視図である。
【図8】図1における支持縁および係止縁の他の形状を
示す説明図である。
【図9】図2における更に他の例を示す正面図である。
【図10】図1における係止体と支持体との係合状態を
示す説明図である。
【図11】図1における吊持された物品の姿勢修正状態
を示す説明図である。
【図12】従来の物品吊持装置の各例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 物品取付面 2 物品 3 支持体 4 係止体 5,8 切欠部 6,7 取付部 9 支持縁 10 係止縁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略垂直の物品取付面へ固着する支持体
    と、該支持体に係合する物品の係止体とからなる物品係
    止装置において、前記支持体にその上縁両側から下部内
    方へ向かって円弧または傾斜状となる切欠部を設けて、
    該切欠部の端縁に前記物品取付面側へ下向き傾斜または
    円弧状となる支持縁を設け、前記係止体には、前記支持
    体の切欠部の外形状に相応する取付部を形成して、この
    取付部の端縁に前記傾斜または円弧状となる支持縁に係
    合する同一向きの傾斜または円弧状となる係止縁を備え
    させたことを特徴とする物品係止装置。
  2. 【請求項2】 略垂直の物品取付面へ固着する支持体
    と、該支持体に係合する物品の係止体とからなる物品係
    止装置において、前記支持体にその下縁両側から上部内
    方へ向かって円弧または傾斜状となる取付部を設けて、
    該取付部の端縁に前記物品取付面側へ下向き傾斜または
    円弧状となる支持縁を設け、前記係止体には、前記支持
    体の取付部の外形状に相応する切欠部を形成して、この
    切欠部の端縁に前記傾斜または円弧状となる支持縁に係
    合する同一向きの傾斜または円弧状となる係止縁を備え
    させたことを特徴とする物品係止装置。
  3. 【請求項3】 前記した支持体の支持縁と係止体の係止
    縁は、これら互いに噛合する段状または溝状に形成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の物品係止装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010150735A (ja) * 2008-11-26 2010-07-08 Santoni Spa 経編機のジャカード糸案内棒用の圧電アクチュエータ
TWI458454B (zh) * 2012-03-27 2014-11-01 Amtran Technology Co Ltd 壁掛組合

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60185964U (ja) * 1984-05-18 1985-12-10 日本板硝子株式会社 鏡の取付構造
JPH02147074U (ja) * 1989-05-16 1990-12-13

Patent Citations (2)

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