JPH0611318U - フライバックトランス - Google Patents

フライバックトランス

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Publication number
JPH0611318U
JPH0611318U JP4801692U JP4801692U JPH0611318U JP H0611318 U JPH0611318 U JP H0611318U JP 4801692 U JP4801692 U JP 4801692U JP 4801692 U JP4801692 U JP 4801692U JP H0611318 U JPH0611318 U JP H0611318U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage coil
secondary high
bobbin
primary low
flyback transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4801692U
Other languages
English (en)
Inventor
禎英 井藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP4801692U priority Critical patent/JPH0611318U/ja
Publication of JPH0611318U publication Critical patent/JPH0611318U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数を減少させて安価なフライバックトラ
ンスを得る。 【構成】ボビン11は、一次低圧コイル用ボビン部11aと
二次高圧コイル用ボビン部11bを一体化して構成する。
これにより、一次低圧コイル12を一次低圧コイル用ボビ
ン部11aに巻線し、そして、絶縁フィルム14を巻き付け
るが、その絶縁フィルム14を溶着固定できるだけのボビ
ン溶着シロ18を備えれば、絶縁フィルム14を巻きつける
ことが可能となり、その後の二次高圧コイル13の巻線工
程は従来と同様となる。したがって、従来の二次高圧コ
イル用ボビンが削除できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビジョン受信機などに用いられるフライバックトランスに関す る。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来のフライバックトランスについて図面を参照しながら説明する。 図3は従来のフライバックトランスの内部構成を示す横断面図である。図1に おいて、一次低圧コイル用ボビン1には一次低圧コイル2が巻かれ、二次高圧コ イル用ボビン3には、整流素子で複数個に分割された二次高圧コイル4が巻かれ ている。また、絶縁フィルム5は二次高圧コイル4を絶縁している。さらに、絶 縁樹脂6は一次低圧コイル2と二次高圧コイル4を含浸している。さらに、絶縁 ケース7はこれら一次低圧コイル2と二次高圧コイル4などを収納している。さ らには、フェライトコア8は一次低圧コイル2によって発生した磁束の磁路を形 成して一次低圧コイル2から二次高圧コイル4に効率的に電力伝達させるための ものである。
【0003】 図4は図3のフライバックトランスにおける二次高圧コイル用ボビン形状を示 す構成図である。図4において、二次高圧コイル用ボビン3と第一層目の絶縁フ ィルム5を固定用溶着部9で固定していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のフライバックトラスでは、一次低圧コイル2は一次低圧用 ボビン1に巻かれ、また、二次高圧コイル4は二次高圧コイル用ボビン3に巻か れており、一次低圧コイル用ボビン1と二次高圧コイル用ボビン3を分離形成し ているため、部品点数が増加してコスト高となるという問題を有していた。
【0005】 本考案は上記従来の問題を解決するもので、部品点数を減少させて安価なフラ イバックトランスを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案のフライバックトランスは、一次低圧コイル と、複数個に分割されて積層状に巻かれた二次高圧コイルと、前記一次低圧コイ ルに発生した磁束の磁路を形成し、前記一次低圧コイルから前記二次高圧コイル への電力伝達用のフェライトコアとを備え、前記二次高圧コイルを巻くボビンを 前記一次低圧コイルを巻くボビンと一体化して構成したものである。
【0007】
【作用】
上記構成により、一次低圧コイル用ボビンと二次高圧コイル用ボビンを一体共 用化するので、従来の二次高圧コイル用ボビンは削除されて部品点数は減少し、 安価なフライバックトランスとなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。 図1は本考案の一実施例のフライバックトランスの内部構成を示す横断面図で ある。図1において、ボビン11は、一次低圧コイル用ボビン部11aと二次高圧コ イル用ボビン部11bを一体化したものである。このボビン11の一次低圧コイル用 ボビン部11aには一次低圧コイル12が巻かれ、ボビン11の二次高圧コイル用ボビ ン部11bには、整流素子で複数個に分割された二次高圧コイル13が巻かれている 。また、絶縁フィルム14は二次高圧コイル13を絶縁し、また、絶縁樹脂15は一次 低圧コイル12と二次高圧コイル13を含浸している。さらに、絶縁ケース16はこれ ら一次低圧コイル12と二次高圧コイル13などを収納している。さらには、フェラ イトコア17は、一次低圧コイル12によって発生した磁束の磁路を形成して一次低 圧コイル12から二次高圧コイル13に効率的に電力を伝達させる。
【0009】 上記構成により、以下、その動作を説明する。 図2は図1のフライバックトランスにおけるボビン形状を示す構成図である。 図2に示すように、まず、一次低圧コイル用ボビン部11aに一次低圧コイル12を 巻線し、次に、絶縁フィルム14を巻き付けるが、その絶縁フィルム14を溶着固定 することが可能なボビン溶着シロ18を備えれば、絶縁フィルム14を巻きつけるこ とが可能となる。すなわち、一次低圧コイル12が巻かれた一次低圧コイル用ボビ ン部11aに二次高圧コイル13の絶縁フィルム14をボビン11のボビン溶着シロ18に 固定用溶着部19で固定して巻き付ける。そして、第一層目の巻線が巻き終わると 、その後の二次高圧コイル13の巻線工程は、従来例と同様である。
【0010】 このように、一次低圧コイル12が巻かれる一次低圧コイル用ボビン部11aと、 二次高圧コイル13が巻かれる二次高圧コイル用ボビン部11bを一体共用化するこ とにより、一次低圧コイル12を巻き終った後、一次低圧コイル12を二次高圧コイ ル巻線工程へと移行できる機構を備えたものである。したがって、部品点数を減 少させることができてフライバックトランスを安価に製作することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、一次低圧コイル用ボビンと二次高圧コイル用ボ ビンを一体共用化したため、部品点数を減少させることができて安価なフライバ ックトランスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のフライバックトランスの内
部構成を示す横断面図
【図2】図1のフライバックトランスにおけるボビン形
状を示す構成図
【図3】従来のフライバックトランスの内部構成を示す
横断面図
【図4】図3のフライバックトランスにおける二次高圧
コイル用ボビン形状を示す構成図
【符号の説明】
11 ボビン 11a 一次低圧コイル用ボビン部 11b 二次高圧コイル用ボビン部 12 一次低圧コイル 13 二次高圧コイル 17 フェライトコア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次低圧コイルと、複数個に分割されて積
    層状に巻かれた二次高圧コイルと、前記一次低圧コイル
    に発生した磁束の磁路を形成し、前記一次低圧コイルか
    ら前記二次高圧コイルへの電力伝達用のフェライトコア
    とを備え、前記二次高圧コイルを巻くボビンを前記一次
    低圧コイルを巻くボビンと一体化して構成したフライバ
    ックトランス。
JP4801692U 1992-07-09 1992-07-09 フライバックトランス Pending JPH0611318U (ja)

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JP4801692U JPH0611318U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 フライバックトランス

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JP4801692U JPH0611318U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 フライバックトランス

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JPH0611318U true JPH0611318U (ja) 1994-02-10

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