JPH06112901A - 搬送車の通信装置 - Google Patents

搬送車の通信装置

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JPH06112901A
JPH06112901A JP4259197A JP25919792A JPH06112901A JP H06112901 A JPH06112901 A JP H06112901A JP 4259197 A JP4259197 A JP 4259197A JP 25919792 A JP25919792 A JP 25919792A JP H06112901 A JPH06112901 A JP H06112901A
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Toshihiro Mori
利宏 森
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 管理手段4の負担を軽減するとともに、送受
信周波数の切換え動作を高速化する。 【構成】 地上局1の送受信器31に、パワーオンで搬
送波の送信を開始し、管理手段4からデータが送られる
とこれを搬送波に乗せて送信し、このデータ送信が終了
すると搬送波の送信を一時停止して待機状態に入り、搬
送車2からの応答信号を受取った後、又は所定の待機時
間内に上記応答信号がないとき、搬送波の送信を再開す
る送信制御部を設け、搬送車2の送受信器32に、周波
数切換えが可能な復調器を有し、地上局から連続して送
られる搬送波に対し、データ受信後の所定の固定期間を
除き、周波数判断と切換えが可能な最短時間で、周波数
切換えを連続して行って、一定以上の復調レベルが得ら
れるように送受信周波数を設定する周波数判定部を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送車と、その走行エ
リアに分散・配置した複数の地上局との間で、光データ
伝送を行う搬送車の通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】搬送車に対して、地上局から制御信号等
を光で送受信する場合、光の到達距離は限られるので、
複数の地上局を分散配置して、必要な制御エリアをカバ
ーすることになる。
【0003】このように、複数の地上局を設ける場合、
光の相互干渉による誤動作を防止する必要があり、各地
上局における送受信周波数を、隣接する地上局同士で異
ならせるのが一般的である。
【0004】ここで、光の相互干渉による誤動作とは、
例えば、搬送車が、隣接する地上局の双方に通信可能と
なる位置を占めたとき、同一データが2つの地上局で同
時に受信され、地上局の処理速度及び通信線における遅
れが、各地上局毎に僅かに異なることにより、管理手段
に入力されるデータがずれて重なり、変化してしまう場
合である。
【0005】次に、本発明の技術的課題を説明する前提
として、地上局の送受信周波数を隣接するもの同士で異
ならせる搬送車の通信装置の構成(未公開)を、図1〜
図8について説明する。
【0006】図1において、1は天井面に分散・配置さ
れた地上局、2は所定範囲の床面上を走行する搬送車
で、夫々、図2に示すような光通信方式の送受信器3を
装備する。4は管理手段である中央演算処理装置(パソ
コン等)で、地上局1と通信線5でつながれ、搬送車2
との間で送受される制御信号等のデータを管理する。
【0007】ここで、各地上局1の送受信エリアは、図
3に示すように天井から床面に向けて所定の到達距離を
もってドーム状に広がるもので、地上局1は、例えば図
4に示すように、搬送車2の走行路の交差点部分に、各
送受信エリアの周辺の一部が重なる状態で設置される。
【0008】地上局1及び搬送車2が装備する送受信器
3を説明する。図2において、6はLED等の発光素
子、7はフォトダイオード等の受光素子、8は変調器、
9は復調器、10は変調用PLLシンセサイザー、11
は復調用PLLシンセサイザー、12はディレー回路、
13は制御用のCPU回路、14はモード切換え及び周
波数切換えを行う設定スイッチ、15,16は管理手段
4とデータの送受を行う入出力インターフェースであ
る。
【0009】この送受信器3は、設定スイッチ14によ
って地上局モード31と、搬送車モード32に切換えられ
る。
【0010】地上局モード31に設定したときは、さら
に隣接する地上局1との関係で送受信周波数を設定す
る。この送受信周波数は、送信周波数fnと受信周波数
n′(≠fn)の組〔f1,f1′〕〔f2,f2′〕〔f3,
3′〕〔f4,f4′〕から、1組を選択・設定するもの
で、隣接する地上局同士が同じ送受信周波数とならない
ようにする(図4参照)。
【0011】搬送車モード32に設定したときは、送受
信周波数は、後述するように、対向する地上局1に対応
するよう自動的に切換わる。なお、送受信周波数は、地
上局モード31のときと、逆になる(送信周波数fn′と
受信周波数fn)。
【0012】この送受信器3は、送信データを、変調用
PLLシンセサイザー10が発生する所定の送信周波数
で変調して、発光素子6から発射し、受光素子7の受信
出力を復調用シンセサイザー11が発生する所定の受信
周波数で復調して受信データを取出す。
【0013】送信データは、入出力インターフェース1
5を通して、管理手段4又は搬送車2の制御装置から受
け取る。このインターフェース15の信号線には、送信
要求信号(RTS)、送信可信号(CTS)、送信デー
タ(TXD)の各信号線が含まれる。
【0014】受信データは、入出力インターフェース1
6を通して、管理手段4又は搬送車2の制御装置に送ら
れる。このインターフェース16の信号線には、受信デ
ータ(RXD)の信号線が含まれる。
【0015】CPU回路13は、選択した送受信周波数
に基づき、図5に示すようなタイミングで送信及び受信
を管理する。
【0016】以下、図5について地上局1と搬送車2の
間のデータの送受信を説明する。管理手段4が、制御デ
ータ等を特定の搬送車2に送信したいとき、送信要求信
号(RTS)を、全ての地上局1に送出する。これによ
って、各地上局1の送受信器31は夫々に設定された送
信周波数で、搬送波のみの光信号を発光素子6から放射
し始める。この光信号が安定すると、各地上局1の送受
信器31は送信可信号(CTS)を管理手段4に返す。
全ての地上局1からCTS信号が返されると、管理手段
4は、送信データ(TXD)を全ての地上局1に送る。
この送信データ(TXD)は、その先端に搬送車2の識
別コードを付けたもので、この送信データ(TXD)
は、各地上局1の送信周波数で変調されて、一斉に搬送
車2の走行する床面に向けて発射される。管理手段4か
らの送信要求信号(RTS)信号は、送信データを送り
終ると同時になくなり、送受信器31はデータが送られ
てこないことを確認して、光信号の放射を停止し、送信
可信号(CTS)も止める。
【0017】搬送車2の送受信器32は、その送受信周
波数を、現在位置の地上局1に合わせて待機している。
受光素子7の出力する受光信号からは、受信レベルが一
定以上であることを示す搬送波検出信号(DCD)と、
復調して得た受信データ(RXD)が取出される。この
受信データ(RXD)の末尾には、光信号の消滅時に生
じるノイズが付けられるので、このノイズをカットする
ため、受信データ(RXD)に対しディレー回路12で
所定の遅延時間を与え、搬送波検出信号(DCD)でマ
スクすることにより、これを取り除く。
【0018】このようにノイズを除いた受信データ(R
XD)は、搬送車2の制御装置に送られ、自己の識別コ
ードを持つものであれば、一定の処理が行われる。そし
て、この処理を行った1台の搬送車2から、地上局1に
返信データが送信される。
【0019】この送信は、搬送車2の制御装置が、先に
説明した管理手段4と同様に、送信要求信号(RT
S)、送信可信号(CTS)を用いて、搬送車2の送受
信器32に行わせる。
【0020】地上局1の送受信器31は、この返信を受
けるとき光信号を停止した待機状態にある。そして、先
に説明した搬送車2の送受信器32と同様に受信動作を
行い、これによって得た受信データ(RXD)を管理手
段4に送り、一定の処理を行わせる。なお、この受信デ
ータ(RXD)を検出するのは、送信を行う搬送車の送
受信器32と、送受信周波数が一致する1台の地上局1
のみである。
【0021】上述したように、各搬送車2においては、
その送受信周波数を、現在位置の地上局1に適合させる
周波数切換えを行なっている。この切換えは、送受信器
2のCPU回路13において。図6に示すようなアル
ゴリズムで行われる。
【0022】すなわち、現在選択されている周波数で、
受光素子7の出力を復調し、それが一定レベル以上のと
き得られる搬送波検出信号(DCD)がオンであれば、
その送受信周波数(チャンネル)に固定し、オンでなけ
れば所定の判断時間(例えば50msec)だけ待機し、こ
の時間内にオンにならなければ、送受信周波数を、図7
に示すように切換えるという動作を繰返し行う。
【0023】ここで、上記判断時間は、必ず地上局1か
らの光信号を受取って周波数判定ができるように、図8
に示すように地上局1の送信間隔(例えば50msec)に
対応させてある。この判断時間を送信間隔より短くする
と、光信号が送られていない期間のみで判断を行う場合
が生じ、搬送車側の周波数が地上局1に適合していて
も、不一致と判断されて、周波数を適合させられなくな
るからである。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記送受信方式は、搬
送車側で搬送波の周波数を対向する地上局に適合させる
ため、送信データ(TXD)の有無にかかわらず、一定
周期毎に光信号を発射するポーリングを行なう必要があ
る。このための定期的な送信要求信号(RTS)の送出
は、管理手段4の負担を大きくする。
【0025】また、搬送車2において送受信周波数を適
合させる判断は、前述した理由により1送信周期毎に1
回しか行えない。ここで、搬送車2が異なる地上局の送
受信エリアに入ったとき、送受信周波数を一致させるま
でに必要な判断回数は、送受信周波数が4種類の場合、
最悪で、4回である。
【0026】すなわち、周波数f1で復調していて、地
上局の変調周波数f4のエリアに入ると、f1で復調して
も搬送波検出信号(DCD)が得られないので、f1
2→f3→f4と4回データを受信して、始めて、正し
い送受信周波数に切換えることができる。この場合は、
正しい送受信周波数に切換えられるまでに、上述の例で
約50×4=200msecの時間を必要とすることにな
る。
【0027】この切換え時間中には、地上局1と搬送車
2の間の通信が途切れるので、必要な制御データ等が送
受できない。これは、特に、搬送車2を高速で走行させ
る場合に、制御遅れによる誤動作の原因となる。
【0028】そこで、本発明は、上記送受信器31,32
を改良して、管理手段4の負担を軽減するとともに、送
受信周波数の切換え動作を高速化すること目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する搬送車
の送受信器は、中央演算処理装置等の管理手段と接続さ
れた複数の光データ通信の地上局を、搬送車の走行エリ
アに分散・配置し、地上局の送受信器と搬送車の送受信
器との間の光データ通信を、干渉なしに行なうため、各
地上局の送受信周波数を、隣接局の周波数と異ならせた
ものにおいて、
【0030】地上局の送受信器に、パワーオンで搬送波
の送信を開始し、管理手段からデータが送られるとこれ
を搬送波に乗せて送信し、このデータ送信が終了すると
搬送波の送信を一時停止して待機状態に入り、搬送車か
らの応答信号を受取った後、又は所定の待機時間内に上
記応答信号がないとき、搬送波の送信を再開する送信制
御部を設け、
【0031】搬送車の送受信器に、周波数切換えが可能
な復調器を有し、地上局から連続して送られる搬送波に
対し、データ受信後の所定の固定期間を除き、周波数判
断と切換えが可能な最短時間で、周波数切換えを連続し
て行って、一定以上の復調レベルが得られるように送受
信周波数を設定する周波数判定部を設けたことを特徴と
する。
【0032】
【作用】上記構成において、地上局1は、データを送信
した後の所定の待機時間を除き、所定周波数で変調され
た光信号を常時発射している。
【0033】このため、搬送車2の送受信器32は、常
に地上局の光信号を受取ることができ、周波数判断がで
きる最短期間で周波数を切換え、高速に周波数を適合さ
せることができる。
【0034】なお、地上局がデータを送信した直後の待
機時間中は、各搬送車2の送受信器32が、周波数切換
えを停止する固定期間に入るので、このとき不必要な周
波数切換えが行われることはない。
【0035】また、地上局1の送受信器31につながれ
る管理手段4は、地上局1が光信号を常に発射する方式
であるため、定期的に地上局1に送信を行わせるポーリ
ングを行う必要がなく、データ送信に先立って送信要求
信号(RTS)と送信可能信号(CTS)によるタイミ
ング合わせも不要である。したがって、管理手段4は、
送りたいとき送信データのみを送るという、制御の簡素
化が可能となり、管理手段4の負担を軽減し、他の処理
を行うなどの管理手段4の有効利用化が図れる。
【0036】なお、上記タイミング合わせが不要である
ので、管理手段4と各地上局1を結ぶ信号線から、これ
らの信号線(RTS)(CTS)も不要となり、配線作
業の省力化も可能となる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。本発明の
改良点は、地上局1の送受信器31における送信方式
と、搬送車2の送受信器32で行われる周波数切換え方
式であり、全体的なシステム構成は、この改良部分を除
き、図1から図8で説明したものと同一である。
【0038】この改良部分は、図9に示すように、送受
信器31,32のCPU回路13′の内部に、送信制御部
17(地上局モードで動作)と周波数判定部18(搬送
車モードで動作)をプログラムにより構成したものであ
る。周波数判定部を備える搬送車モードのときの機能ブ
ロックは図10に示すようになる。
【0039】図10の搬送車の送受信器32は、搬送車
の制御装置19と受信データ線(RX2)と送信データ
線(TXD)でつながれ、搬送波検出信号(DCD)を
取出す復調レベル判定部20、受信データを得た後の所
定の固定期間を除き、復調レベルが一定値以上になるよ
うに周波数切換えを行う周波数判定部18、受信データ
からノイズを取除くためのANDゲート21、送信制御
回路22を備えている。図2の回路と同一部分には同一
符合を付けて説明を省略する。
【0040】この改良部分である送信制御部を備えた地
上局1の送受信器31と、周波数判定部を備えた搬送車
2の送受信器32の動作を、図11のタイミング図につ
いて説明する。
【0041】地上局1の送受信器31は、図11に示す
ように、パワーオンで、設定された送信周波数で光信号
を放射を始める。管理手段4からデータが送られていな
いときは、これは搬送波のみである。管理手段4から送
信データ(TXD)が送られると、これを所定タイミン
グ遅らせて搬送波に乗せる。送信データ(TXD)がな
くなると、搬送車2からの応答を待つため、光信号を停
止して、待機状態に入る。なお、管理手段4との間で
は、送信データ(TXD)のやり取りが行われるだけ
で、タイミングを取るための送信要求信号(RTS)、
送信可信号(CTS)は用いられない。
【0042】搬送車2の送受信器32は、その送受信周
波数を、現在位置の地上局1に合わせて待機している。
受光素子7の出力する受光信号からは、受信レベルが一
定以上であることを示す搬送波検出信号(DCD)と、
復調して得た受信データ(RX1)が取出される。この
受信データ(RX1)の末尾には、光信号の消滅時に生
じるノイズが付けられるので、このノイズをカットする
ため、受信データ(RX1)に対しディレー回路12で
所定の遅延時間を与え、搬送波検出信号(DCD)でマ
スクすることにより、これを取り除く。
【0043】このようにノイズを除いた受信データ(T
X2)は、搬送車2の制御装置に送られ、自己の識別コ
ードを持つものであれば、一定の処理が行われる。
【0044】そして、この処理を行った1台の搬送車2
において、その送受信器32に返信データ(RX2)が
送られる。この返信データ(RX2)を受けた送受信器
2は、所定タイミング遅らせて発光素子6から所定周
波数で変調された光信号を投射し始める。返信データは
送信制御回路所定の遅延時間を与えられて、変調された
光信号に乗せられ、対向する地上局に送られる。この送
受信器32の光信号は、遅延された返信データ(TX
2)が無くなったことが判断されると停止する。
【0045】このとき、地上局1の送受信器31は、光
信号を停止した待機状態にある。そして、搬送車2から
の光信号が入射されると、所定周波数で復調を行う。こ
の光信号が、自己の送受信エリアにある搬送車からのも
のであれば、搬送波検出信号(DCD)および受信デー
タ(RX1)が取出されので、前述したように、ディレ
ー回路12で遅延した受信データ(TX1)を、搬送波
検出信号(DCD)でマスクすることによってノイズを
取除き、管理手段4に送って一定の処理を行わせる。
【0046】地上局1の送受信器31は、管理手段4へ
の受信データ(TX1)の送出が終ったことを確認する
と、所定周波数で変調された光信号の投射を再開する。
この光信号の投射の再開は、搬送車からの光信号が受取
れない状態が所定時間(受信データを受取った搬送車が
返信データを送り返すのに必要な長さで設定された、例
えば50msec)継続したときも行われる。
【0047】この再開によって、地上局1の送受信器3
1は、管理手段4からの送信データ(RX1)を送信可
能な状態となり、以後次の送信データを送出し終るま
で、光信号を連続して放射する。
【0048】本発明は、搬送車2の送受信器32のCP
U回路13′で、送受信周波数を現在位置の地上局1に
適合させる自動切換えを行なっている。この切換えのア
ルゴリズムは、図12のようになる。これは図6で説明
したものと同様であるが、周波数判定を短時間で行っ
て、その適合化を高速に行えることが特長である。すな
わち、地上局1から光信号を連続して投射させているの
で、必ず光信号の入射を受けられ、周波数の判断後、直
ちに周波数切換えを行えばよい。例えば、送受信器31,
2の他の部分の動作速度が先に説明したものと同じで
あれば、50msecで行っていた搬送波検出信号(DC
D)がオンかの判断を25msec(周波数判断と周波数切
換えのできる最短時間)で行うことができる。
【0049】したがって、本発明では4回の周波数切換
えが必要な最悪のケース(f1→f2→f3→f4)でも、
25×4=100msecで、周波数適合が可能になり、従
来の1/2の時間で、送受信の再開が可能となり、高速
で走行する搬送車に対しても、応答遅れなく制御信号等
の送受信が可能となる。
【0050】なお、本願発明においても、送信データを
送った後には、地上局1の光信号を一時停止させる待機
状態に入る。このとき、不必要な周波数切換えが行われ
ないように、搬送車2の送受信器32に、受信データを
得た後の一定の周波数の固定期間を設け(地上局1の上
記待機時間に合わせて決定する)、この期間には、図1
0に示す周波数判定を行わないようにする。
【0051】上記本願発明の構成は、地上局1の送受信
器31が、常時光信号を発射する構成であり、管理手段
4は送信データを送り受信データを受取るだけでよく、
ポーリングの必要がないのでロード量を減らして、CP
U能力を他の作業に振分けることができる。また、管理
手段4と地上局と間では、送信要求信号(RTS)およ
び送信可信号(CTS)の送受が行われないので、配線
コストを低減できる。なお、地上局1の受信データ出力
をワイアードOR出力とすれば、単純に接続することが
でき、接続用の論理回路を用いる必要もない。
【0052】
【発明の効果】本発明は、光データ通信方式の地上局1
と搬送車2の間の送受信方式を改良することにより、管
理手段4側の負担をなくし、信号線の本数を減らすとと
もに、搬送車における自動切換えによる周波数適合の高
速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送車の通信装置の全体構成(改良前
の図と兼用)を示す図
【図2】図1の地上局と搬送車に設けられる送受信器
(改良前)の構成を示すブロック図
【図3】送受信器の送受信エリアを示す斜視図
【図4】地上局の配置例を示す平面図
【図5】改良前の送受信器の動作を示すタイミングチャ
ート
【図6】改良前の送受信器(搬送車)の周波数切換えの
アルゴリズムを示すフローチャート
【図7】周波数切換えの順番を示す図
【図8】地上局からの送信タイミングと搬送車の周波数
切換えタイミングで表した、改良前の装置の送受信タイ
ミング図
【図9】図1の地上局と搬送車に設けられる本発明の送
受信器の構成を示すブロック図
【図10】本発明の搬送車の送受信器の機能ブロック図
【図11】本発明の送受信器の動作を示すタイミングチ
ャート
【図12】本発明の送受信器(搬送車)の周波数切換え
のアルゴリズムを示すフローチャート
【符号の説明】
1 地上局 2 搬送車 31 地上局の送受信器 32 搬送車の送受信器 4 管理手段 13′ 送受信器のCPU回路 17 送信制御部 18 周波数判定部 19 搬送車の制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央演算処理装置等の管理手段と接続さ
    れた複数の光データ通信の地上局を、搬送車の走行エリ
    アに分散・配置し、地上局の送受信器と搬送車の送受信
    器との間の光データ通信を、干渉なしに行なうため、各
    地上局の送受信周波数を、隣接局の周波数と異ならせた
    ものにおいて、 地上局の送受信器に、パワーオンで搬送波の送信を開始
    し、管理手段からデータが送られるとこれを搬送波に乗
    せて送信し、このデータ送信が終了すると搬送波の送信
    を一時停止して待機状態に入り、搬送車からの応答信号
    を受取った後、又は所定の待機時間内に上記応答信号が
    ないとき、搬送波の送信を再開する送信制御部を設け、 搬送車の送受信器に、周波数切換えが可能な復調器を有
    し、地上局から連続して送られる搬送波に対し、データ
    受信後の所定の固定期間を除き、周波数判断と切換えが
    可能な最短時間で、周波数切換えを連続して行って、一
    定以上の復調レベルが得られるように送受信周波数を設
    定する周波数判定部を設けたことを特徴とする搬送車の
    通信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005176256A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Matsushita Electric Works Ltd 光伝送システム
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