JP3186441B2 - 応答器、質問器及びこれらを用いた移動体識別装置 - Google Patents

応答器、質問器及びこれらを用いた移動体識別装置

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JP3186441B2
JP3186441B2 JP15736194A JP15736194A JP3186441B2 JP 3186441 B2 JP3186441 B2 JP 3186441B2 JP 15736194 A JP15736194 A JP 15736194A JP 15736194 A JP15736194 A JP 15736194A JP 3186441 B2 JP3186441 B2 JP 3186441B2
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尚季 安達
誠 長谷川
恵信 納村
秀子 酒井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として、応答器を取り
付けた移動体が質問器の近傍を通過するときに、移動す
る応答器を質問器が非接触で識別し、質問器と応答器と
の間で情報の交換を行なう移動体識別装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体識別装置としては、例えば
特開平1−182778号公報に記載されている方式が
知られている。以下、図面を参照して従来の方式を説明
する。
【0003】図13は従来の移動体識別装置の概念図で
ある。図14は図13における質問器302と応答器3
01a、301bの通信状態の時間経過を示すタイミン
グ図である。
【0004】図13において、質問器302は、連続ま
たは間欠的に通信開始要求信号R0(図14)を送信し
ており、応答器301aが通信領域303に入ると、応
答器301aは通信開始要求信号R0(図14)を時刻
t1に受信し、質問器302に対して応答信号A0(図
14)を送信して通信を開始する。質問器302は、応
答器301aとの通信を終了もしくは一時中断するとき
に、通信終了要求信号RN(図14)を送信する。時刻
tsに前記通信終了要求信号RN(図14)を受信した
応答器301aは、一定時間Δtの間だけ通信動作を中
止する。このとき、直前に通信動作を行なっていない別
の応答器301bが通信領域303内に進入していた場
合には、この応答器301bが受信確認信号A0を送信
し、質問器302との通信動作を開始する。このため、
2個の応答器301a、301bが全く同じ時刻に通信
領域303内に入ってくる場合を除いて、2個の移動局
301a、301bが同時に送信動作を行なうことはな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成は、
質問器、応答器共に単独で送受信の動作が出来るような
通信装置においては実現が容易であるが、一方の送信し
た搬送波(例えば、質問器側の搬送波)を利用して、他
方での反射変調動作(例えば、応答器側での反射変調動
作)を用いて通信を行なうような簡易な通信装置では実
現が困難である。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、搬送
波の断続、反射および吸収を用いるような簡易な通信装
置においても、質問器と、交信領域内の複数の応答器の
うち1台の応答器との、混信のない通信の実現を目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、質問器に、応答器の存在を判定する交信判
定制御手段と、応答器が存在する場合には連続した搬送
波信号を送出し、応答器が存在しない場合には周期的に
断続する搬送波信号を送出する搬送波信号制御送出手段
を有し、応答器に、質問器から送出された搬送波信号を
検出する搬送波信号検出手段と、搬送波信号の周期的断
続の有無を判定する断続周期判定制御手段と、交信要求
信号および交信データを順次変調反射する順次変調反射
手段とを有する。また、交信終了後は一定時間変調反射
動作を停止する手段や、データ書き込みする手段を有す
るものである。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、質問器は、交信待
機時には周期的に断続する搬送波信号を送出し、交信時
には連続した搬送波を送出する。応答器は、交信領域に
進入時に搬送波信号が所定の周期で断続していると判定
した場合は交信動作を行い、搬送波が連続していると判
定した場合は変調反射動作を行わず、また、搬送波が周
期的断続波に変化した後で質問器との交信を行なうこと
で、他の応答器と質問器との交信を妨害せずに質問器と
交信を行なうことができる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施
例における移動体識別装置のブロック結線図である。
【0010】図1において、101は質問器、102は
応答器、110は搬送波信号制御送出手段、111は交
信判定制御手段、112は受信復調手段、113は送信
アンテナ、114は受信アンテナ、115は搬送波信号
発生手段、116は周期T1をもつ周期的断続手段、1
17は信号切替手段、118は送信用パワーアンプ、1
20は順次変調反射手段、121は搬送波信号検出手
段、122は断続周期判定制御手段、123は送受信ア
ンテナ、124は信号切替手段、125は変調反射手
段、126はデータ記憶手段である。
【0011】図2は交信領域内における図1の応答器と
質問器の関係を示す図である。図2において、101は
質問器、102、130は応答器、140は質問器10
1の交信領域である。応答器130は図1の応答器10
2と同様の構成をとる。t1,t2,t3,t4,t
5,t6は応答器102、130が図に示す各点を通過
する時刻を表す。
【0012】図3において、それぞれ同図(a),
(b),(c),(d),(e)は図1中の各点での信
号の時間経過を示している。図3(f),(g)は図1
の応答器102のd,e点に相当する図2の応答器13
0中の点での信号の時間経過を示している。
【0013】以上のように構成された移動体識別装置の
通信方式について、以下その動作を説明する。
【0014】まず、交信待機中の質問器101は、搬送
波信号発生手段115で生成した搬送波信号を、周期的
断続手段116により所定の周期T1で断続する信号と
した後で、パワーアンプ118を通して送信アンテナ1
13より送出する。
【0015】時刻t1に交信領域140に応答器102
が進入すると、質問器101より送信された周期的に断
続する搬送波信号を、搬送波信号検出手段121で検出
する。断続周期判定制御手段122は、搬送波信号の断
続の周期が所定の周期T1であると判定すると、切替手
段124を切り替え、次に、変調反射手段125は所定
の交信要求信号を変調反射する。質問器101は応答器
102からの変調反射信号を、受信アンテナ114を通
して受信復調手段112で受信して復調信号を出力す
る。交信判定制御手段111は、復調信号が所定の交信
要求信号であると判定すると、信号切替手段117を切
り替え、質問器101からは連続した搬送波信号が送出
される。応答器102は搬送波信号が連続しているいこ
とを断続周期判定制御手段122で検出すると、データ
記憶手段126中の交信データを変調反射手段125で
変調反射する。質問器が、応答器からの変調反射波を受
信し復調して交信データを得ることで、交信が行われ
る。質問器101では、時刻t3に応答器102との交
信が終了すると、交信判定制御手段111は、信号切替
手段117を切り替えて周期的に断続する搬送波信号が
質問器101より送信される。
【0016】時刻t2に交信領域140に進入した応答
器130は、受信した搬送波信号が連続波であることか
ら、質問器101が他の応答器と交信中であることを検
出し、反射変調動作を行わない。応答器130は、質問
器からの送信が所定の周期で断続する搬送波信号に変わ
ったことを検出すると、交信要求信号、交信データを順
次反射変調し、質問器101との交信を行なう。
【0017】図4は、交信信号の別な例である。同図
(a)における搬送波信号のように、質問器の交信待機
中の搬送波信号の断続が行われてもよい。
【0018】また、同図(b)における復調信号のよう
に、質問器からの周期的に断続する搬送波信号に同期し
て交信要求信号を応答器で変調反射することで、断続周
期に比べて長い交信要求信号を使用することが可能とな
る。
【0019】図5は、本実施例の変調反射手段の実施例
である。図5において、501は変調反射手段、502
は変調制御手段、503は経路切替手段、504は終端
手段、505は反射手段であるが、以上の構成の変調反
射手段を用いることで、質問器からの搬送波信号を変調
反射する際に、経路切替手段で反射条件を変えること
で、反射波を振幅変調することが可能となる。
【0020】図6は変調反射手段の別な実施例である。
図6において、601は変調反射手段、602は変調制
御手段、603は経路切替手段、604、605は電気
長の異なる反射手段であり、以上の構成の変調反射手段
を用いることで、質問器からの搬送波信号を変調反射す
る際に、経路切替手段で反射条件を変えることで、反射
波を位相変調することが可能である。
【0021】以上のように本実施例の移動体識別装置の
通信方式によれば、質問器は、交信待機中は所定の周期
で断続する搬送波信号を送信して、交信中は連続した搬
送波信号を送信する。また、応答器は、搬送波信号が所
定の周期で断続していることで質問器が交信待機中であ
ることを検出し交信を開始し、搬送波信号が連続してい
ることで質問器が他の応答器と通信中であることを検出
し変調反射を行わないことで、複数の応答器が存在し得
る交信領域を有する移動体識別装置において、応答器は
他の応答器の交信の妨害となる動作を行わず、かつ、他
の応答器の交信が終了した後で質問器との交信が可能と
なる。
【0022】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図7は本発明
の第2の実施例における移動体識別装置の概念図であ
る。
【0023】図7において、701、702は質問器、
703は応答器、704、705はそれぞれ質問器70
1、702の交信領域である。t1,t2,t3,t
4,t5は、応答器703が図中の各点を通過する時刻
である。また図8は、図7の質問器と応答器の間の交信
状態を表す説明図で、hは応答器703が受信する搬送
波信号、iは質問器701の受信データ、jは質問器7
02の受信データである。
【0024】以上のような移動体識別装置の通信につい
て、実施例1と異なる動作を説明する。
【0025】質問器701の交信領域704に進入した
応答器703は、時刻t1からt2の間に、質問器70
1と交信し、交信終了後は所定の時間変調反射動作を行
わない。時刻t3に、質問器701の交信領域704か
ら、隣接している質問器702の交信領域705に進入
する。時刻t4に所定の時間を経て受信動作を開始した
応答器703は、質問器702の周期的に断続する搬送
波信号を検出し、質問器703と交信を行なう。
【0026】以上のように、本発明の実施例の移動体識
別装置の通信方式によれば、応答器が交信終了後に所定
の時間変調反射を行わないことにより、複数の質問器の
交信領域が隣接している場合でも、それぞれの質問器と
の交信が順次可能となる。
【0027】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図9は本発明
の第3の実施例における移動体識別装置の要部である搬
送波信号制御送出手段のブロック結線図である。
【0028】図9において、901は搬送波信号制御送
出手段、902、903は周期的断続手段である。図1
と同様の構成要素の説明は省略する。
【0029】以上のような構成の搬送波信号制御送出手
段を備えた移動体識別装置の通信方式について、以下そ
の動作を説明する。周期的断続手段902、903はそ
れぞれ異なる断続周期T1,T2で搬送波信号の断続動
作をおこなう。質問器が交信待機中の場合は、周期T1
で断続する搬送波信号が送信される。交信領域に進入し
た応答器は受信した搬送波信号の断続の周期がT1であ
ることから、質問器が交信待機中であることを検出し、
交信要求信号を変調反射する。応答器からの交信要求信
号を検出した質問器は、周期をT2で搬送波信号の断続
動作を行う。応答器は搬送波信号の断続周期がT2に変
化したことを検出し、交信データを変調反射する。質問
器が応答器からの交信データを受信し復調することで、
交信が行われる。応答器からの交信データが終了したこ
とを検出した質問器は、周期T1で断続する搬送波信号
を送信する。
【0030】交信領域に進入したときに搬送波信号の断
続周期がT2である場合は、応答器は質問器が他の応答
器と交信中であることを検出し、断続の周期がT1に変
化したことを検出した後に、質問器との交信を開始す
る。
【0031】以上のように、本発明の実施例によれば、
応答器は、質問器が交信待機中か通信中であるかを搬送
波信号の断続周期より判定でき、また、質問器が交信動
作を行っていることを確認しながらデータ交信を行なう
ことが出来る。
【0032】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図10は本発
明の第4の実施例における移動体識別装置の要部である
質問器のブロック結線図である。
【0033】図10において、150は質問器、151
は搬送波信号制御送出手段、152は拡散変調手段、1
53は逆拡散を行う受信復調手段である。図1と同様の
構成要素の説明は省略する。
【0034】以上のような構成の質問器を用いた移動体
識別装置についてその動作を説明する。質問器は、搬送
波信号発生手段105で発生した搬送波信号を拡散変調
手段152で拡散変調した搬送波信号を送信し、応答器
で変調反射された信号を、受信復調手段153で逆拡散
後に復調することで、応答器との交信を行なう。
【0035】以上のように、本発明の実施例によれば、
拡散変調した搬送波信号を送信し、応答器で変調反射さ
れた信号を逆拡散後に復調して、質問器と応答器の間で
交信を行うことで、妨害を受け難い質問器と応答期間の
交信を実現できる。
【0036】(実施例5)以下、本発明第5の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図11は本発明の
第5の実施例における移動体識別装置のブロック結線図
である。
【0037】図11において、201は質問器、202
は応答器、210は搬送波信号制御送出手段、211書
き込みデータ変調手段、212、213は信号遮断手
段、214は周期T1を発生する周期発生手段、215
は変調制御手段、220は断続周期判定制御手段、22
1はデータ書き込み手段、222はデータ記憶手段であ
る。図1と同様の構成要素の説明は省略した。
【0038】以上のような構成の移動体識別装置の通信
方式について、実施例1と異なる動作について説明す
る。質問器201は、交信待機中は周期発生手段214
で信号遮断手段212を制御して周期T1で断続する搬
送波信号を送出する。
【0039】交信領域に進入した応答器202は、質問
器201からの搬送波の断続周期が所定の周期T1であ
ると断続周期判定制御手段220が判定すると、信号切
替手段124を切り替えて、変調反射手段125で交信
要求信号を変調反射する。応答器からの変調反射信号
が、所定の交信要求信号であると交信判定制御手段が判
定すると、切替手段117を切替て、書き込みデータ変
調手段211の出力を質問器201は送出する。応答器
202に書き込みを行わない場合は、連続した搬送波信
号を質問器は送出し、応答器202は質問器201から
の搬送波信号が連続波であることを検出して、変調反射
手段125でデータを変調反射する。応答器202に、
書き込みを行なう場合は、書き込みデータに従って変調
制御手段215で信号遮断手段213を制御して、交信
待機時の断続周期T1と同じ周期をもつ符号を含まない
信号として送出する。質問器201からの搬送波信号
が、書き込みデータであると断続周期判定制御手段22
0が判定した場合は、データ書き込み手段221で書き
込みデータを抽出してデータ記憶手段222に書き込
む。
【0040】交信領域に進入した応答器202は、質問
器201からの搬送波の断続周期が所定の周期T1でな
いと断続周期判定制御手段220が判定することで、質
問器201が他の応答器と交信中であることを検出し、
変調反射動作を行わない。質問器201から搬送波が所
定の周期T1で断続する信号に変化したことを断続周期
判定制御手段で検出した後に交信を行なう。
【0041】以上のように本実施例の移動体識別装置の
通信方式によれば、質問器は、交信待機中は所定の周期
で断続する搬送波信号を送出し、交信中は交信待機中の
断続周期の符号を含まない交信データ信号、または連続
信号を送出する。また、応答器は、搬送波が所定の周期
で断続する場合は質問器が交信待機中であると判定し、
交信を開始し、搬送波が所定の断続周期を含まない場合
は、交信中であると判定して交信動作を行わないこと
で、複数の応答器が存在し得る交信領域をもつ移動体識
別装置において、応答器は他の応答器の交信を妨害せ
ず、かつ他の応答器との交信が終了した後で質問器と交
信できる。
【0042】(実施例6)以下、本発明第6の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図12は本発明の
第6の実施例における移動体識別装置の要部である応答
器のブロック結線図である。
【0043】図12において、401は応答器、402
は順次変調反射手段、403は断続周期判定制御手段、
404は質問器判定制御手段、405は変調反射手段で
ある。図1と同様の構成要素の説明は省略する。
【0044】以上のような構成の応答器を備えた移動体
識別装置の通信方式について、実施例1と異なる動作に
ついて説明する。質問器の交信待機中の搬送波信号の断
続周期としては、Aに属する質問器は周期T1をと
り、Bに属する質問器は周期T2をとる。応答器40
1は、断続周期判定制御手段403で搬送波信号の断続
の周期を判定する。断続周期がT1の場合は、質問器判
定制御手段404は質問器がAに属すると判定し、A
の質問器に対する交信動作を変調手段405で行な
う。また、断続周期がT2の場合は、質問器判定制御手
段404は質問器がBに属すると判定し、Bの質問
器に対する交信動作を変調手段405で行なう。
【0045】上記の実施例では、質問器がA,B2
分けられる場合の例を示したが、2郡に限定するもので
はない。
【0046】以上のように本実施例の応答器を備えた移
動体識別装置の通信方式によれば、質問器は、交信待機
中は属性に対応する周期で断続する搬送波信号を送出す
る。また、応答器は、搬送波信号の断続周期より質問器
の属性を検出し、属性に対応する交信動作を行なうこと
で、質問器を分類し個々の属性に対応した質問器、応答
器間の交信を可能にする。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、常に断続または
連続で搬送波信号を送信しているため、応答器は質問器
の交信領域内に進入したことを検出することが出来、さ
らに搬送波が所定の周期で断続しているかどうかを判定
することにより質問器が他の応答器と通信中かどうかを
検出することが出来る。したがって、交信領域内に複数
の応答器が存在するときにも、応答器は通信の妨害とな
るような動作を行なわず、かつ、他の応答器の交信終了
後に質問器と交信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における移動体識別装置
のブロック結線図
【図2】本発明の第1の実施例における移動体識別装置
の交信領域内での応答器と質問器の関係を示す図
【図3】本発明の第1の実施例における移動体識別装置
の通信状態の時間経過を示すタイミング図
【図4】本発明の第1の実施例における移動体識別装置
の通信状態の他の時間経過を示すタイミング図
【図5】本発明の第1の実施例における移動体識別装置
の要部である変調反射手段のブロック結線図
【図6】本発明の第1の実施例における移動体識別装置
の要部である変調反射手段の別な構成のブロック結線図
【図7】本発明の第2の実施例における移動体識別装置
の概念図
【図8】本発明の第2の実施例における移動体識別装置
の通信状態の時間経過を示すタイミング図
【図9】本発明の第3の実施例における移動体識別装置
の要部である搬送波信号制御送出手段のブロック結線図
【図10】本発明の第4の実施例における移動体識別装
置の要部である質問器のブロック結線図
【図11】本発明の第5の実施例における移動体識別装
置のブロック結線図
【図12】本発明の第6の実施例における移動体識別装
置の要部である応答器のブロック結線図
【図13】従来の移動体識別装置の概念図
【図14】従来の移動体識別装置における通信状態の時
間経過を示す図
【符号の説明】
101 質問器 102 応答器 110 搬送波信号制御送出手段 111 交信判定手段 120 順次変調反射手段 121 搬送波信号検出手段 122 断続周期判定制御手段 140 交信領域 152 拡散変調手段 211 書き込みデータ変調手段 221 データ書き込み手段 501 変調反射手段 504 終端手段 505 反射手段 902 周期的断続手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 秀子 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−82979(JP,A) 特開 平5−203734(JP,A) 特開 平7−333146(JP,A) 特開 昭64−84175(JP,A) 特開 平5−297131(JP,A) 特開 昭62−183231(JP,A) 特開 平7−84039(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 13/74 - 13/84 H04B 7/26 106 H04B 1/59

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 応答器からの反射信号の有無を判定する
    交信判定制御手段と、前記交信判定制御手段によって前
    記交信領域に前記応答器が存在すると判定された場合に
    は連続した搬送波信号を送出し、前記応答器が存在しな
    いと判定された場合には周期的に断続する搬送波信号を
    送出する搬送波信号制御送出手段を有する質問器
  2. 【請求項2】 質問器から送出された搬送波信号を検出
    する搬送波信号検出手段と、前記搬送波信号検出手段で
    検出された搬送波信号の周期的断続の有無を判定する断
    続周期判定制御手段と、前記質問器から送出された搬送
    波信号を反射する際に定められた交信要求信号および交
    信データを順次変調する順次変調反射手段とを有する応
    答器
  3. 【請求項3】 応答器が、交信領域に入り質問器より送
    出された搬送波信号を検出し、前記搬送波信号が周期的
    に断続していると判定された後に、所定の交信要求信号
    を変調反射し、前記質問器からの搬送波信号が連続して
    いると判定された後に、交信データを変調反射して前記
    質問器で受信復調することで交信をおこない、データ交
    信終了後に質問器が周期的に断続する搬送波信号を送信
    することを特徴とする送受信方法
  4. 【請求項4】 質問器に、応答器からの反射信号の有無
    を判定する交信判定制御手段と、前記交信判定制御手段
    によって前記交信領域に前記応答器が存在すると判定さ
    れた場合には連続した搬送波信号を送出し、前記応答器
    が存在しないと判定された場合には周期的に断続する搬
    送波信号を送出する搬送波信号制御送出手段を有し、前
    記応答器に、前記質問器から送出された搬送波信号を検
    出する搬送波信号検出手段と、前記搬送波信号検出手段
    で検出された搬送波信号の周期的断続の有無を判定する
    断続周期判定制御手段と、前記質問器から送出された搬
    送波信号を反射する際に定められた交信要求信号および
    交信データを順次変調する順次変調反射手段とを有し、
    前記応答器が、前記交信領域に入り前記搬送波信号検出
    手段で前記質問器より送出された搬送波信号を検出し、
    前記断続周期判定制御手段により搬送波信号が周期的に
    断続していると判定された後に、前記順次変調反射手段
    により定められた交信要求信号を変調反射し、前記断続
    周期判定制御手段により前記質問器からの搬送波信号が
    連続していると判定された後に、前記順次変調反射手段
    により交信データを変調反射して前記質問器で受信復調
    することで交信をおこない、データ交信終了後に質問器
    が周期的に断続する搬送波信号を送信することを特徴と
    する移動体識別装置。
  5. 【請求項5】 応答器が、質問器から送出された搬送波
    信号の断続周期に同期した交信要求信号を送出する手段
    を有することを特徴とする請求項記載の移動体識別装
    置。
  6. 【請求項6】 応答器が、受信した搬送波信号を終端す
    る動作と反射する動作を切り換えることにより反射条件
    を変えて振幅変調を行なう手段を有することを特徴とす
    る請求項記載の移動体識別装置。
  7. 【請求項7】 応答器が、線路長の異なる複数の反射線
    路を切り換えることにより反射条件を変えて位相変調を
    行なう手段を有することを特徴とする請求項記載の移
    動体識別装置。
  8. 【請求項8】 応答器が、質問器とデータ交信終了後に
    一定時間変調反射動作を停止する手段を有することを特
    徴とする請求項記載の移動体識別装置。
  9. 【請求項9】 質問器に、応答器からの反射信号の有無
    を判定する交信判定制御手段と、前記交信判定制御手段
    で交信領域に応答器が存在すると判定された場合には第
    1の周期で断続する搬送波信号を送出し、存在しないと
    判定された場合には前記第1の周期とは異なる第2の周
    期で断続する搬送波信号を送出する搬送波信号制御送出
    手段とを有し前記応答器に、前記質問器から送出された搬送波信号を
    検出する搬送波信号検出手段と、前記搬送波信号検出手
    段で検出された搬送波信号の周期を判定する周期判定制
    御手段と、前記質問器から送出された搬送波信号を反射
    する際に定められた交信要求信号および交信データを順
    次変調する順次変調反射手段とを有し、前記応答器が、
    前記交信領域に入り前記搬送波信号検出手段で前記質問
    器より送出された搬送波信号を検出し、前記周期判定制
    御手段により搬送波信号が第1の周期を有している判定
    された後に、前記順次変調反射手段により定められた交
    信要求信号を変調反射し、前記周期判定制御手段により
    前記質問器からの搬送波信号が第2の周期を有している
    と判定された後に、前記順次変調反射手段により交 信デ
    ータを変調反射して前記質問器で受信復調することで交
    信をおこない、データ交信終了後に質問器が第1の周期
    を有する搬送波信号を送信することを特徴とする移動体
    識別装置。
  10. 【請求項10】 質問器が、搬送波信号を拡散変調する
    手段と、応答器で変調反射された搬送波信号を受信し
    て、逆拡散および復調を行なう受信復調手段を有するこ
    とを特徴とする請求項記載の移動体識別装置。
  11. 【請求項11】 質問器が、交信待機時の搬送波信号の
    断続周期と異なる周期をもった符号でデータを送出する
    手段を有し、応答器が、前記質問器から送出された前記
    符号を復号する手段を有し、質問器から応答器へデータ
    を送信できることを特徴とする請求項記載の移動体識
    別装置。
  12. 【請求項12】 応答器が、質問器からの搬送波信号の
    断続周期により前記質問器の属性を判別する手段を有す
    ることを特徴とする請求項記載の移動体識別装置。
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