JP4426927B2 - 計測システム及び受信システム - Google Patents
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Description
・同一無線タグエリア内に複数の移動体が存在する場合には、リーダライタが混信する可能性がある。
・無線装置のチャネル数(回線数)に限りがあるので、多くの移動体について同時に位置を把握することができない。
・移動体側の取り付け部品(リーダライタ、無線装置など)が多く、更にこれらに係る消費電力も大きく、容量の大きい電源が必要となる。
(1)所定の位置に設置され、送信機からの質問電波を受信して、当該質問電波に含まれる無変調波を自らの固有の無線タグIDで変調して、当該変調波を含む応答電波を送信する複数の無線タグ
(2)複数の無線タグからの応答電波を受信できる範囲に設置され、無線タグから受信した応答電波の受信データを伝送する応答電波受信用ケーブル
(3)応答電波受信用ケーブルと接続され、応答電波受信用ケーブルから前記受信データを入力した場合に、受信データに含まれる変調波を復調して無線タグIDを取得し、取得した無線タグIDにより無線タグの位置を特定し、当該位置に基づいて移動体の位置を判定する受信システム。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は、実施の形態1に係る位置計測システムの概要を示す図である。本発明に係る位置計測システムは、送信機1、無線タグ2、漏洩ケーブル又はストリップライン3、及び受信システム4から構成されている。
実施の形態1では、送信機1から連続して無変調波を送出したが、本実施の形態では、送信機1から無変調波を断続的に送出する形態について説明する。送信機の識別は、実施の形態1と同様に周波数で行う。
実施の形態1及び2では、送信機1毎に割り当てられている周波数により、送信機1を識別する形態について説明したが、実施の形態3及び4では、送信機1で自らの送信機IDを変調して質問電波に含める形態について説明する。送信機IDの変調部分から送信機IDを特定するので、周波数による送信機の識別は必要ない。つまり、送信機1毎に異なる周波数を用いる必要はなく、各送信機1で共通の周波数を用いても構わない。
実施の形態3と同様に、送信機1が自らの送信機IDで変調して質問電波に含める形態について説明する。但し、実施の形態3と異なり、送信機IDの変調波は送信機IDとコマンドによって構成され、質問電波の前方部分に設けられる。また、無線タグは、前述の実施の形態と異なり、質問電波に含まれる変調波からコマンドを検出した時点で、自らの無線タグIDでの変調を行う。
実施の形態5から実施の形態7では、無線タグ2と漏洩ケーブル又はストリップライン3の配置の例を示す。図18は、無線タグと漏洩ケーブル(ストリップライン)の第一配置例を示す図である。陸上競技・スピードスケート・競輪などでは、図に示すように走行コースに沿って、無線タグ2と漏洩ケーブル又はストリップライン3を配置することが有効である。走行者が自由に走行ラインを変更できる競技の場合には、ラインの変更も把握できる。
図19は、無線タグと漏洩ケーブル(ストリップライン)の第二配置例を示す図である。駐車場、倉庫、工場等で、車両や荷物の位置を特定する場合に応用できる。
上述のように、走行方向に沿って設置する以外に、走行方向と直角に設置することもできる。
本発明では、以上説明してきた実施の形態に基づき、従来に比較して移動体と受信システム間の距離を伸ばすことができる。従来に比較して、移動体・受信システム間において、どの程度通信距離を延伸できるかを、図21と図24を用いて検討する。
Ptx :リーダライタ送信出力
Prx :リーダライタ受信入力
Pi :タグ受信入力
Po :タグ反射出力
Grw :リーダライタ空中線利得
Gtag :タグ空中線利得
D :タグ・リーダライタ間距離
PLtag:タグ内電力損失
Mtag :タグ変調度
空間減衰量αは、次式で表される。
α=20×log(λ/4πD)
タグ受信レベルPiは、次式で表される。
Pi=Ptx+Grw+α+Gtag
タグ送信レベルPoは、次式で表される。
Po=Pi−PLtag+20×log(Mtag)
受信機受信レベルは、次式で表される。
Prx=Po+Gtag+α+Grw
従って、
Prx=Ptx−PLtag+20×log(Mtag)+2×(Grw+α+Gtag)
となる。
Prx=Po+Gtag+β+γ
従って、
Prx=Ptx−PLtag+20×log(Mtag)+2×Gtag+Grw+α+β+γ
となる。
Grw+α=−43.5dB
となる。
Claims (8)
- 無変調波を含む質問電波を送信する送信機を取り付けた移動体の位置を計測する計測システムであって、以下の要素を有することを特徴とする計測システム
(1)所定の位置に設置され、送信機からの質問電波を受信して、当該質問電波に含まれる無変調波を自らの固有の無線タグIDで変調して、当該変調波を含む応答電波を送信する複数の無線タグ
(2)複数の無線タグからの応答電波を受信できる範囲に設置され、無線タグから受信した応答電波の受信データを伝送する応答電波受信用ケーブル
(3)応答電波受信用ケーブルと接続され、応答電波受信用ケーブルから前記受信データを入力した場合に、受信データに含まれる変調波を復調して無線タグIDを取得し、取得した無線タグIDにより無線タグの位置を特定し、当該位置に基づいて移動体の位置を判定する受信システム。 - 無線タグは、受信した質問電波を整流し、電力に変換し、変換した電力により制御されることを特徴とする請求項1記載の計測システム。
- 応答電波受信用ケーブルは、漏洩ケーブル又はストリップラインであることを特徴する請求項1または2に記載の計測システム。
- 送信機は、送信機毎に固有の周波数の質問電波を送信するものであって、
受信システムは、送信機とその送信機の固有の周波数とを対応付けて記憶しており、入力した前記受信データの周波数に対応する送信機を、計測対象の送信機として特定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の計測システム。 - 送信機は、質問電波に、自らの送信機IDを変調した変調波を含めるものであって、
受信システムは、受信データに含まれる変調波を復調して送信機IDを取得し、取得した送信機IDにより計測対象の送信機として特定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の計測システム。 - 送信機は、前記変調の際に、自らの送信機IDに加えて、変調波送出を無線タグに指示するコマンドで変調するものであって、
無線タグは、受信した質問電波を復調して前記コマンドを取得した場合に、前記応答電波に含める変調波の変調を行うことを特徴とする請求項5記載の計測システム。 - 移動体の位置を計測する計測システムであって、以下の要素を有することを特徴とする計測システム
(1)移動体に取り付けられ、無変調波を含む質問電波を送信する送信機
(2)所定の位置に設置され、送信機からの質問電波を受信して、当該質問電波に含まれる無変調波を自らの固有の無線タグIDで変調して、当該変調波を含む応答電波を送信する複数の無線タグ
(3)複数の無線タグからの応答電波を受信できる範囲に設置され、無線タグから受信した応答電波の受信データを伝送する応答電波受信用ケーブル
(4)応答電波受信用ケーブルと接続され、応答電波受信用ケーブルから前記受信データを入力した場合に、受信データに含まれる変調波を復調して無線タグIDを取得し、取得した無線タグIDにより無線タグの位置を特定し、当該位置に基づいて移動体の位置を判定する受信システム。 - 無変調波を含む質問電波を送信する送信機を取り付けた移動体の位置を計測する計測システムであって、
所定の位置に設置され、送信機からの質問電波を受信して、当該質問電波に含まれる無変調波を自らの固有の無線タグIDで変調して、当該変調波を含む応答電波を送信する複数の無線タグと、
複数の無線タグからの応答電波を受信できる範囲に設置され、無線タグから受信した応答電波の受信データを伝送する応答電波受信用ケーブルと、
応答電波受信用ケーブルと接続された受信システムと
を備えた計測システムの受信システムにおいて、
(1)応答電波受信用ケーブルにより伝送された応答電波の受信データを復調して無線タグIDを取得する受信回路と、
(2)無線タグIDと、当該無線タグが設置されている位置とを対応付けて記憶している無線タグテーブルと、
(3)受信回路で取得した無線タグIDに対応する前記無線タグ設置位置に基づいて、移動体の位置を判定する位置判定部と
を備えたことを特徴とする受信システム。
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