JP2007265272A - Rfid自動追尾システム、rfid自動追尾方法、そのシステム又は方法に用いられるタグ通信装置 - Google Patents

Rfid自動追尾システム、rfid自動追尾方法、そのシステム又は方法に用いられるタグ通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】振動や衝撃が発生する環境下にタグ通信装置を設置した場合や携帯型のタグ通信装置を用いる場合のように、タグ通信装置が変位し易い状況下に置かれている場合であっても、タグ通信装置においてRFIDタグとの安定した通信領域を確保するのに好適なRFID自動追尾システム、RFID自動追尾方法、タグ通信装置を提供する。
【解決手段】タグ通信装置(リーダライタ3)のアンテナ4の変位量を検知手段5が検知し、その検知結果に応じて前記アンテナ4の指向性を前記RFIDタグ2の方向に向くように通信制御手段5が制御する構成を採用することにより、例えば振動や衝撃などによって前記タグ通信装置のアンテナ4が変位したときは、その変位量に応じて当該アンテナ4の指向性がRFIDタグ2の方向を向くように制御されるものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動や衝撃などが発生する劣悪な環境下でも、タグ通信装置においてRFIDタグとの安定した通信領域を確保するのに好適なRFID自動追尾システム、RFID自動追尾方法、そのシステム又は方法に用いられるタグ通信装置に関する。
RFIDタグとリーダライタとの間でアンテナを介して無線通信を行うRFID通信システムにおいて、振動や衝撃などが生じる劣悪な環境にリーダライタとそのアンテナを設置した場合や、携帯型のリーダライタを用いる場合には、振動などによりリーダライタのアンテナが動いてしまい不安定となることから、リーダライタとRFIDタグとの間で安定した通信領域を確保できないことがある。
上記のような不具合を解決するための公知技術として、例えば特許文献1に開示された技術がある。この特許文献1の技術は、例えば図7(a)の位置にあるRFIDタグ2が同図(b)の位置まで移動して、リーダライタ3においてRFIDタグ2からの応答信号が弱くなったら、同図(c)のようにリーダライタ3のアンテナの指向性を制御する、すなわちリーダライタ3のアンテナから放射される電波のビームを両側に振り、一方側へ電波のビームを振ったときのRFIDタグ2との通信結果と、他方側へ電波のビームを振ったときのRFIDタグ2との通信結果とを見比べて、RFIDタグ2の移動方向を検知するものである。
従って、上記のような特許文献1の技術を利用すると、例えば図8(a)の位置にあるリーダライタ3とそのアンテナが振動や衝撃などにより図8(b)の位置まで変位したときには、同図(c)のように電波のビームを振り、その結果得られる2つの通信結果のうち強い方、すなわちRFIDタグ2からの応答信号が強いときのビームの振り方向へ電波のビームを向けるように設定することで、当該電波のビームの追尾が可能であると考えられる。
しかしながら、上記のような追尾方式によると、RFIDタグ2との通信結果を利用するため、例えば周囲に反射体などが存在するマルチパス環境においては通信結果が低下する箇所が多数存在することから、高精度の追尾は困難であり、リーダライタ3においてRFIDタグ2との安定した通信領域を確保することができないという問題点がある。この問題は、特に振動や衝撃などが発生する劣悪な環境下にリーダライタ3が設置された場合や、携帯型のリーダライタを用いる場合に生じる。
特開2005−345198号公報
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、振動や衝撃が発生する環境下にタグ通信装置とそのアンテナを設置した場合や携帯型のタグ通信装置を用いる場合などのように、タグ通信装置のアンテナが変位し易い環境下に置かれている場合でも、タグ通信装置においてRFIDタグとの安定した通信領域を確保するのに好適なRFID自動追尾システム、RFID自動追尾方法、タグ通信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、図1にも示したように、本発明に係るRFID自動追尾システムは、RFIDタグ(2)と、前記RFIDタグと電波を介して無線通信を行うためのアンテナ(4)を備えたタグ通信装置(3)と、前記アンテナの変位量を検知する検知手段(5)と、前記検知手段での検知結果に応じて前記アンテナの指向性を前記RFIDタグの方向に向くように制御する指向性制御手段(6A)と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るRFID自動追尾方法は、RFIDタグ(2)と電波を介して無線通信を行うためのアンテナ(4)を備えたタグ通信装置(3)における該アンテナの変位量を検知し、この検知結果に応じて前記アンテナの指向性を前記RFIDタグの方向に向くように制御することを特徴とする。
さらに、本発明に係るタグ通信装置は、電波を介してRFIDタグ(2)と無線通信を行うためのアンテナ(4)を備えたタグ通信装置(3)であって、前記タグ通信装置は、前記アンテナの変位量を検知する検知手段(5)と、前記検知手段での検知結果に応じて前記アンテナの指向性を前記RFIDタグの方向に向くように制御する指向性制御手段(6A)と、を備えることを特徴とする。
前記「RFIDタグ」としては、例えば、電池などの電源を有しておらず、RFIDリーダライタから電波で送電された電力によって回路が動作し、RFIDリーダライタと無線通信を行うパッシブタイプのRFIDタグや、電池などの電源を有するアクティブタイプのRFIDタグが含まれる。
前記「アンテナ」としては、例えばビームスキャンアンテナのように、外部に送信する電波のビームを絞った指向性の強いアンテナであって、その指向性を制御できるようにしたものが適用される。
前記「タグ通信装置」としては、例えば前記例示のビームスキャンアンテナを有するRFIDリーダライタ、RFIDリーダ、RFIDライタが含まれる。
前記「検知手段」としては、ジャイロなどを用いて構成することができ、振動や衝撃などによりアンテナが移動したときに、そのアンテナの移動の方向と距離を当該アンテナの変位量として検知するように構成してよい。尚、ジャイロとしては、例えば、コマを用いた回転型ジャイロ、棒やリングの振動を用いた振動型ジャイロ、サニャック効果を用いる光ファイバジャイロなどの光学式ジャイロなどを採用してよい。
前記「アンテナの指向性を制御する」ことには、例えば、ビームスキャンアンテナのように、複数のアンテナ素子が外部へ送信する電波の位相をずらすことにより、目的の方向に電波のビームを向ける方式が含まれる。
前記「アンテナを備えたタグ通信装置」は、タグ通信装置とアンテナとが構造的に一体化したものでもよいし、それらが構造的に分離したものでもよい。タグ通信装置とアンテナとが一体化した構造の場合は、振動や衝撃などによりタグ通信装置が移動すると、アンテナも同じように一緒に移動することから、アンテナの変位量を検知する代わりに、タグ通信装置の変位量を検知し、このタグ通信装置の変位量をアンテナの変位量に換算して利用してもよい。
<本発明の利用形態>
本発明に係るRFID自動追尾システム、RFID自動追尾方式、タグ通信装置は、振動や衝撃が発生する環境、例えば工場内の荷物などに取り付けられたRFIDタグと同工場内に設置されたタグ通信装置との間で無線通信を行うシステムとして利用されるほか、後方車両から前方車両を追尾するシステムに利用することも考えられる。この場合、RFIDタグは前方車両に取り付けられ、アンテナを備えるタグ通信装置は後方車両に搭載される。この構成によると、走行による振動で後方車両のアンテナの位置が振動方向に変位すると、その変位量に応じて当該アンテナの指向性が制御されるから、前方車両のRFIDタグとの安定した通信領域を確保することができ、振動する走行中の後方車両から前方車両を確実に追尾することが可能となる。
本発明にあっては、上記の如く、タグ通信装置のアンテナの変位量を検知し、その検知結果に応じて前記アンテナの指向性をRFIDタグの方向に向くように制御する構成を採用した。このため、振動や衝撃などによってタグ通信装置のアンテナが変位すると、その変位量に応じて当該アンテナの指向性がRFIDタグの方向を向くように制御される。しかも、その制御はRFIDタグとの通信結果を利用せず、検知手段で検知したアンテナの変位量を利用するものであるから、振動や衝撃が発生する環境下にタグ通信装置とそのアンテナを設置した場合や携帯型のタグ通信装置を用いる場合などのように、タグ通信装置のアンテナが変位し易い環境下に置かれた場合でも、相対的に変位するRFIDタグに対して前記アンテナからの電波のビームを高精度に追尾させることができ、タグ通信装置においてRFIDタグとの安定した通信領域を確保することができるなどの作用効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明を適用したRFID通信システムの概略構成図である。同図のRFID通信システム1は、RFIDタグ2とリーダライタ(タグ通信装置)3とから構成され、RFIDタグ2とリーダライタ3との間の無線通信により、リーダライタ3がRFIDタグ2に対して情報の読み書きを行うものである。
RFIDタグ2は、無線通信用IC(Integrated Circuit)、記憶部、およびリーダライタ3との間で電波を介して無線通信を行うためのアンテナなどを備えて構成される。この種のRFIDタグ2としては、例えば、前述したパッシブタイプやアクティブタイプのものが使用される。
リーダライタ3は、アンテナ4、検知手段5、通信制御手段6、および通信処理手段7を備えている。
リーダライタ3が送受信する電波の周波数帯域は、800MHz〜900MHz前後のいわゆるUHF帯としている。このような周波数帯域の電波を用いることにより、リーダライタ3は、数m〜数十m程度の距離範囲内に位置するRFIDタグ2と通信可能となる。尚、本実施形態においては、UHF帯を用いた通信を想定しているが、これに限定されるものではなく、RFIDタグ向けの周波数帯域としての13.56MHz帯、2.45GHz帯などの周波数帯域を用いてもよく、さらには、無線による通信を行うことが可能なその他の周波数帯による通信が行われてもよい。
リーダライタ3のアンテナ4は、RFIDタグ2との間で電波を介して無線通信を行うために用いられる。本実施形態では、該アンテナ4の具体的構成として、前述の通り指向性が強く、指向性の制御が可能なビームスキャンアンテナ40を採用した。本実施形態のビームスキャンアンテナ40は、図2に示したように、複数のアンテナ素子40A、40B〜40Kを配列し、それぞれのアンテナ素子に対応して位相器41A、41B〜41Kを一つずつ接続した構造である。また、このビームスキャンアンテナ40は、各アンテナ素子40A、40B〜40Kが送信する電波の位相を位相器41A、41B〜41Kで所定量ずらすことにより、目的の方向に電波のビームを向けることができ、その指向性が変化するものである。
例えば、全てのアンテナ素子40A、40B〜40Kが同じ位相で電波を送信する場合には、ビームスキャンアンテナ40から放射される電波は前記アンテナ素子40A、40B〜40Kの配列方向に垂直な方向の平面波として伝搬する。このアンテナ素子の配列方向に垂直な電波の伝搬方向を図2のように角度θ(rad)だけ傾斜させるためには、次式を満たすように各アンテナ素子40A、40B〜40Kが送信する電波の位相をずらせばよい。
図2に示したように、送信または受信する電波の波長をλ(m)とし、基準となるアンテナ素子40Aとk番目のアンテナ素子40Kとの距離をdk(m)とし、図2に破線で示される等位相面のうち、基準となるアンテナ素子40Aを通る等位相面と、k番目のアンテナ素子40Kとの距離をlk(m)とすると、基準となるアンテナ素子40Aの位相に対するk番目のアンテナ素子40Kの位相のずれψkは次式となる。
Figure 2007265272
検知手段5は、振動や衝撃などによるアンテナ4の変位を検知する手段であって、当該アンテナ4の変位を監視し、アンテナ4の変位量を含む監視データを通信制御手段6へ送信する。この種の検知手段5としては、ジャイロなどを用いて構成することができ、振動や衝撃などによりアンテナ4が移動したときに、そのアンテナ4の移動の方向と距離を当該アンテナ4の変位量として検知するように構成してよい。この構成の場合、例えば、図1(b)に示すP1の場所に設置したリーダライタ3とP0の位置にあるRFIDタグとの間で通信が行われるものとした場合において、リーダライタ3のアンテナ4が振動または衝撃などにより前記P1の位置からP2の位置まで移動したとき、検知手段5では、当該アンテナ4の変位量として、同図(c)のようにP1からP2までの移動距離と移動方向を検知する。一方、アンテナ4がP1の場所からP3の位置まで移動したとき、検知手段5では、同図(d)のようにP1からP3までの移動距離と移動方向を検知する。尚、移動方向の検知についてはジャイロが行うようにしてよく、また、移動距離の検知については加速度センサが行うようにしてもよい。
通信制御手段6は、送信データ(コマンドなど)を通信処理手段7へ送信したり、通信処理手段から受信データ(レスポンス)を受信したりするほか、さらに、検知手段5からアンテナ4の変位の監視データを受信する。また、この通信制御手段6は、指向性制御手段6Aとして、前記検知手段5での検知結果、すなわち監視データから検出したアンテナ4の変位量に応じて当該アンテナ4の指向性を制御する処理機能も備えている。この指向性の制御に係わる処理機能は、ビームスキャンアンテナ40の指向性がRFIDタグ2の方向を向くようにするために、後述するスキャン制御信号をビームスキャンアンテナ40のスキャン制御部16へ送出することにより、前述のように各アンテナ素子40A、40B〜40Kが送信する電波の位相を位相器41A、41B〜41Kで所定量ずらすものである。
通信制御手段6におけるアンテナ4の指向性の制御を前述の例で説明する。例えば、図1(b)に示すP1の場所からP2の位置までアンテナ4が移動したときには、前述の通り検知手段5で検知したP1からP2までのアンテナ移動距離と移動方向、ならびに最初にアンテナ4を設置した位置P1とRFIDタグ2の位置P0とにより予め一義的に決まってくるP1からP0までの距離と方向という情報を用いて、P1、P2、P0の3点を結ぶ三角形を想定し、その一辺(P2とP0とを結ぶ線分)の傾斜角度をスキャン角度θ1とする。そして、スキャン角度θ1で表される方向(目的の方向)、すなわちRFIDタグ2の方向に電波のビームが向くように、通信制御手段6はアンテナ4(ビームスキャンアンテナ40)の指向性を制御する。この指向性の制御については、前述した通り、ビームスキャンアンテナ40の場合はその各アンテナ素子40A、40B、40Cが送信する電波の位相をずらすものであってよい。
尚、以上説明したスキャン角度θ1の導出方式(以下「第1の導出方式」という)によると、P1の場所からP3の位置までアンテナ4が移動したときのスキャン角度は、図1(d)に示すようなθ2となり、このスキャン角度θ2で表される方向、すなわちRFIDタグ2の方向に電波のビームが向くように、通信制御手段6は、ビームスキャンアンテナ40の指向性を制御する。
通信処理手段7は、送信処理として、通信制御手段6から受信したデータ(例えばリード/ライト要求信号などの送信データ)を搬送信号に重畳するという変調の処理や、変調された搬送信号を増幅してアンテナ4へ送信する処理などを行うとともに、また、受信処理として、アンテナ4を介してRFIDタグ2から受信した信号からデータ(例えば前記リード/ライト要求信号に応じてRFIDタグ2から送信された応答信号に含まれている受信データ)を抽出するという復調の処理などを行う。
図3は、前記第1の導出方式でスキャン角度を導出してビームスキャンを行う場合におけるリーダライタ3の構成と、リーダライタ3が備えるビームスキャンアンテナ40の構成を示したブロック図である。
図3のリーダライタ3において、発信器8は搬送信号を生成する。変調部9は搬送信号を変調して送信信号を生成する。この変調により生成される送信信号は、通信制御手段6から受信した送信データを搬送信号に重畳させたものである。搬送信号の変調の方式については、ASK(Amplitude Shift Keying)変調に限定されるものではなく、例えばFSK(Frequency Shift Keying)変調、PSK(Phase Shift Keying)変調など、その他のディジタル変調方式を採用してもよい。電力増幅部10は前記送信信号の増幅を行う。この増幅された送信信号はサーキュレータ11を介してビームスキャンアンテナ40へ送信される。
また、図3のリーダライタ3において、周波数変換部13は、ビームスキャンアンテナ40を介してRFIDリーダライタ2から受信した受信信号を、より低い周波数に変換する。復調部14は、周波数変換後の受信信号から復調により受信データを抽出する。
さらに、図3のリーダライタ3において、通信制御手段6は、検知手段5から受信した監視データよりビームスキャンアンテナ40の変位量を検出し、その変位量に応じたスキャン角度(θ1やθ2など)を前記第1の導出方式で導出する処理や、そのスキャン角度で表される方向に電波のビームが向くようにするためのスキャン制御信号を生成し、生成したスキャン制御信号を後述するビームスキャンアンテナ40のスキャン制御部16へ送信する処理なども行う。また、この通信制御手段6は、検知手段5から受信したビームスキャンアンテナ40の変位の監視データを基に、当該ビームスキャンアンテナ40が移動したかどうかの判断処理も行う。
図3のリーダライタ3が備える同図のビームスキャンアンテナ40は、前述したアンテナ素子40A、40B、40Cと位相器41A、41B、41Cを備えるほか、分配合成器15とスキャン制御部16を備えている。分配合成器15は、サーキュレータ11から受信した変調後の送信信号を各位相器41A、41B、41Bに分配する。分配合成器15は、RFIDタグ2から各アンテナ素子40A、40B、40Cが受信した受信信号を合成してリーダライタ3へ送信する。リーダライタ3では、その合成された受信信号がサーキュレータ11およびバンドパスフィルタ12を介して前記周波数変換部13に入力される。また、スキャン制御部16は、通信制御手段6から受信したスキャン制御信号に基づき各位相器41A、41B、41Cを制御する。この制御は、各アンテナ素子40A、40B、40Cが送信する電波の位相をずらすことで、ビームスキャンアンテナ40から放射される電波のビームが目的の方向、すなわち前記スキャン角度(θ1やθ2など)で表される方向を向くようにするものである。
図3に示した通信制御手段6における処理動作のうち、前記第1の導出方式によるスキャン角度(θ1やθ2など)の導出からビームスキャンが行われるまでの一連の処理動作について、図4のフローチャートを用いて簡単に説明する。尚、このフローチャートに示した一連の処理は、所定の場所に設置したリーダライタ3の動作開始などをトリガとして開始される。
図4の例では、処理が開始されると、検知手段5において、ビームスキャンアンテナ40の変位を監視する処理動作が開始されるとともに、通信制御手段6において、その監視データを基にビームスキャンアンテナ40が移動したかどうかの判断が行われる(ST10)。ここで、移動していないと判断した場合には前記ST10の処理に戻る(ST10のN)。一方、移動したと判断した場合には、通信制御手段6において、前記監視データからビームスキャンアンテナ40の変位量を検出し(ST10のY、ST11)、その変位量に応じたスキャン角度を前記第1の導出方式で導出する(ST12)。そして、導出したスキャン角度で表される方向に電波のビームが向くようにするためのスキャン制御信号を生成してビームスキャンアンテナ40のスキャン制御部16へ送信する(ST13)。そうすると、ビームスキャンアンテナ40において、ビームスキャンが行われ、ビームスキャンアンテナ40から放射される電波のビームが目的の方向、すなわち前記スキャン角度で表される方向を向くように設定され(ST14)、この処理が終了する。
ところで、スキャン角度θ1を導出するための前記第1の導出方式においては、予め一義的に決まるP1からP0までの距離と方向を利用したが、これに代えて、第2の導出方式として、移動後のアンテナ4の位置からRFIDタグ2までの距離と、移動後のアンテナ4の位置から見たRFIDタグ2の方向とを推定し、これらを利用する方式を採用することもできる。
移動後のアンテナ4の位置からRFIDタグ2までの距離を算出により推定する手法については後述する。また、移動後のアンテナ4の位置から見たRFIDタグ2の方向の推定については、例えば、最も基本的な手法として公知のビームフォーマ法や、これより高い分解能特性を有するものとして公知のCapon法、最大エントロピー法や他の線形予測法(LP: Linear Prediction)、さらに最小ノルム法(Min-Norm)、MUSICそしてESPRITなど、各種の手法を採用することができる。
前記第2の導出方式を採用した場合、例えば、図1(e)に示すP1の場所からP4の位置までビームスキャンアンテナ40(アンテナ4)が移動したときには、検知手段5で検知されるP1からP4までのアンテナ移動距離と移動方向、ならびに移動後のビームスキャンアンテナ40の位置からRFIDタグ2までの距離と方向という情報を用いて、P1、P4、P0の3点を結ぶ三角形を想定し、その一辺(P4とP0を結ぶ線分)の傾斜角度がスキャン角度θ3になる。
図5は、前記第2の導出方式でスキャン角度を導出してビームスキャンを行う場合におけるリーダライタ3の構成と、リーダライタ3が備えるビームスキャンアンテナ40の構成を示したブロック図である。
図5のリーダライタ3が備える同図のビームスキャンアンテナ40の構成は、図3のリーダライタ3が備える同図のビームスキャンアンテナ40と同様であるため、同一部材には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図5のリーダライタ3において、PLL(Phase Locked Loop)部17は、ビームスキャンアンテナ40から送信される送信信号の搬送周波数を設定するものであり、PLL回路によって構成される。変調部9はPLL部17および発信器8によって生成された搬送信号を変調して送信信号を生成する。この変調により生成される送信信号は、通信制御手段6から受信した送信データを搬送信号に重畳させたものである。本実施形態では、変調部9はASK変調によって送信信号を生成する。尚、変調方式としては、ASK変調に限定されるものではなく、FSK変調、PSK変調など、その他のディジタル変調方式を採用してもよい。電力増幅部10は、送信信号の増幅を行う。
また、図5のリーダライタ3において、通信制御手段6は、検知手段5から受信した監視データよりビームスキャンアンテナ40の変位量を検出し、その変位量に応じたスキャン角度(θ3など)を前記第2の導出方式で導出する処理や、そのスキャン角度で表される方向に電波のビームが向くようにするためのスキャン制御信号を生成し、生成したスキャン制御信号を後述するビームスキャンアンテナ40のスキャン制御部16へ送信する処理なども行う。また、この通信制御手段6においても、図3のリーダライタ3における通信制御手段6と同じく、検知手段5から受信したビームスキャンアンテナ40の変位の監視データを基に、当該ビームスキャンアンテナ40が移動したかどうかの判断処理を行うようにしている。
さらに、図5のリーダライタ3は、90°位相シフト部18、周波数変換部としての第1及び第2のミキサ19A、19Bと、距離推定部20を備えている。90°位相シフト部18は、PLL部17および発信器8によって生成された搬送信号の位相を90°変化させる。第1のミキサ19Aは、サーキュレータ11およびバンドパスフィルタ12を介してビームスキャンアンテナ40から受信した受信信号と、PLL部17および発信器8によって生成された搬送信号とを掛け合わせることによってI信号を生成する。第2のミキサ19Bは、サーキュレータ11およびバンドパスフィルタ12を介してビームスキャンアンテナ40から受信した受信信号と、90°位相シフト部18で位相が90°変化させられた搬送信号とを掛け合わせることによってQ信号を生成する。そして、距離推定部20は、前記のI信号とQ信号を基にビームスキャンアンテナ40からRFIDタグ2までの距離を算出する。この距離の算出は具体的には次のように行われる。
(距離の算出の具体例)
この具体例においては、リーダライタ3がRFIDタグに対してリード/ライト要求信号(以下「要求信号」という)を送信し、RFIDタグがそれに応じて応答信号を返信するものとする。また、リーダライタ3は、前記要求信号を2回送信するとともに、各要求信号の送信における搬送周波数を互いに異ならせるものとする。すなわち、リーダライタ3における通信制御手段6は、1回目の要求信号の送信時には第1の周波数fで搬送信号を出力するようにPLL部17を制御し、2回目の要求信号の送信時には第1の周波数fとは異なる第2の周波数fで搬送信号を出力するようにPLL部17を制御する。そして、上記のような第1の周波数fで送信された要求信号をRFIDタグ2が受信すると、同じく第1の周波数fで応答信号がRFIDタグ2からリーダライタ3へ返信されるものとする。
以上の条件の下、ビームスキャンアンテナ40からRFIDタグ2までの往復距離を2rとした場合、この2rの往復距離を伝搬してビームスキャンアンテナ40で受信される信号は、搬送信号の周波数をfとすると、次式で表される。
Figure 2007265272
上式において、tは時間、s(t)は周波数fの搬送信号によって伝送される信号の状態、D(t)は変調部5BにおいてASK変調が行われた場合のベースバンド信号、Aは搬送信号自体の振幅、φは2rの往復距離を信号が伝搬することによる位相の変化量を、それぞれ示している。この場合において、前記第1のミキサ19Aで生成されるI信号の状態をI(t)とし、また、前記第2のミキサ19Bで生成されるQ信号の状態をQ(t)とすると、I(t)とQ(t)はそれぞれ次式で表される。
Figure 2007265272
Figure 2007265272
以上より、I信号およびQ信号に基づいて、周波数fの搬送信号による信号の位相の変化量φは、次の式で求められる。
Figure 2007265272
同様に、周波数fの搬送信号による信号の位相の変化量φは、次の式で求められる。
Figure 2007265272
以上のようにして、距離推定部20はI信号とQ信号から位相の変化量φおよびφを取得する。そして、距離推定部20では、上記のように取得した位相の変化量φおよびφに基づいて、ビームスキャンアンテナ40からRFIDタグ2までの距離rを次の式によって算出する。
Figure 2007265272
そして、上記のように算出された距離rは、移動後のビームスキャンアンテナ40の位置からRFIDタグ2までの距離として、距離推定部20から通信制御手段6へ出力される。
図5に示した通信制御手段6における処理動作のうち、前記第2の導出方式によるスキャン角度(θ3など)の導出からビームスキャンが行われるまでの一連の処理動作について、図6のフローチャートを用いて簡単に説明する。尚、このフローチャートに示した一連の処理は、所定の場所に設置したリーダライタ3の動作開始などをトリガとして開始される。
図6の例では、処理が開始されると、検知手段5において、ビームスキャンアンテナ40の変位を監視する処理動作が開始されるとともに、通信制御手段6において、その監視データを基にビームスキャンアンテナ40が移動したかどうかの判断が行われる(ST20)。ここで、移動していないと判断した場合には前記ST10の処理に戻る(ST20のN)。一方、移動したと判断した場合には、通信制御手段6において、前記監視データからビームスキャンアンテナ40の変位量を検出するとともに(ST20のY、ST21)、距離推定部20において、移動後のビームスキャンアンテナ40の位置からRFIDタグ2までの距離が算出される(ST22)。
次に、通信制御手段6において、前記第2の導出方式でスキャン角度が導出される。すなわち、検知手段5で検知したビームスキャンアンテナ40の移動の方向と距離、ならびに移動後のビームスキャンアンテナの位置からRFIDタグ2までの距離と方向という情報を用いてスキャン角度が導出される(St23)。そして、この導出したスキャン角度で表される方向に電波のビームが向くようにするためのスキャン制御信号を生成してビームスキャンアンテナ40のスキャン制御部16へ送信する(St24)。そうすると、ビームスキャンアンテナ40において、ビームスキャンが行われ、ビームスキャンアンテナ40から放射される電波のビームが目的の方向、すなわち前記スキャン角度で表される方向を向くように設定され(St25)、この処理が終了する。
図1は本発明を適用したRFID通信システムの説明図であり、同図(a)はRFIDシステムの概略構成図、(b)はタグ通信装置としてのリーダライタが変位したときに制御されたアンテナの指向性の説明図、(c)は図中P1からP2にリーダライタが変位したときのスキャン角度の説明図、(d)は図中P1からP3にリーダライタが変位したときのスキャン角度の説明図、(e)は図中P1からP4にリーダライタが変位したときのスキャン角度の説明図である。 位相器を利用して指向性を制御するビームスキャンアンテナの説明図。 第1の導出方式でスキャン角度を導出してビームスキャンを行う場合におけるリーダライタの構成と、リーダライタが備えるビームスキャンアンテナの構成を示したブロック図。 通信制御手段における処理動作のうち、第1の導出方式によるスキャン角度の導出からビームスキャンが行われるまでの一連の処理動作を示した流れ図。 第2の導出方式でスキャン角度を導出してビームスキャンを行う場合におけるリーダライタの構成と、リーダライタが備えるビームスキャンアンテナの構成を示したブロック図。 通信制御手段における処理動作のうち、第2の導出方式によるスキャン角度の導出からビームスキャンが行われるまでの一連の処理動作を示した流れ図。 特許文献1に開示された公知技術の説明図。 リーダライタが変位したときに特許文献1に開示された公知技術を利用して電波のビームを追尾させる方法の説明図。
符号の説明
1 RFIDタグ通信システム
2 RFIDタグ
3 リーダライタ(タグ通信装置)
4 アンテナ
5 検知手段
6 通信制御手段
7 通信処理手段
8 発信器
9 変調部
10 電力増幅部
11 サーキュレータ
12 バンドパスフィルタ
13 周波数変換部
14 復調部
15 分配合成器
16 スキャン制御部
17 PLL部
18 90°位相シフト部
19A 第1のミキサ
19B 第2のミキサ
20 距離推定部
40 ビームスキャンアンテナ
40A、40B、40C アンテナ素子
41A、41B、41C 位相器

Claims (6)

  1. RFIDタグと、
    前記RFIDタグと電波を介して無線通信を行うためのアンテナを備えたタグ通信装置と、
    前記アンテナの変位量を検知する検知手段と、
    前記検知手段での検知結果に応じて前記アンテナの指向性を前記RFIDタグの方向に向くように制御する指向性制御手段と、を有すること
    を特徴とするRFID自動追尾システム。
  2. 前記アンテナは、外部に送信する電波のビームを絞った指向性の強いアンテナであってその指向性を制御できるようにしたビームスキャンアンテナからなること
    を特徴とする請求項1に記載のRFID自動追尾システム。
  3. RFIDタグと電波を介して無線通信を行うためのアンテナを備えたタグ通信装置における該アンテナの変位量を検知し、この検知結果に応じて前記アンテナの指向性を前記RFIDタグの方向に向くように制御すること
    を特徴とするRFID自動追尾方法。
  4. 前記アンテナは、外部に送信する電波のビームを絞った指向性の強いアンテナであってその指向性を制御できるようにしたビームスキャンアンテナからなること
    を特徴とする請求項3に記載のRFID自動追尾方法。
  5. 電波を介してRFIDタグと無線通信を行うためのアンテナを備えたタグ通信装置であって、
    前記タグ通信装置は、
    前記アンテナの変位量を検知する検知手段と、
    前記検知手段での検知結果に応じて前記アンテナの指向性を前記RFIDタグの方向に向くように制御する指向性制御手段と、を備えること
    を特徴とするタグ通信装置。
  6. 前記アンテナは、外部に送信する電波のビームを絞った指向性の強いアンテナであってその指向性を制御できるようにしたビームスキャンアンテナからなること
    を特徴とする請求項5に記載のタグ通信装置。
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