JP3134283B2 - 移動体識別装置 - Google Patents
移動体識別装置Info
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- JP3134283B2 JP3134283B2 JP08025023A JP2502396A JP3134283B2 JP 3134283 B2 JP3134283 B2 JP 3134283B2 JP 08025023 A JP08025023 A JP 08025023A JP 2502396 A JP2502396 A JP 2502396A JP 3134283 B2 JP3134283 B2 JP 3134283B2
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Description
関し、特に通信エリア内の複数の応答器との通信を可能
にした移動体識別装置に関する。
リア内に複数の応答器が存在した場合には、前記複数の
応答器が同時に通信を行なうため混信が生じて通信不能
になってしまう。
来例としては、複数の応答器にそれぞれ異なる識別符号
を予め付与しておく。質問器は質問波に応答器の識別番
号を付加して送信し、応答器側では自己の識別番号に一
致した時のみ応答波を送信する。
存在しても、前記複数の応答器は同時に応答波を送信し
ないので質問器は混信なく通信を行なうことが可能にな
る。
予め異なる待ち時間を設定しておき、質問器から質問波
を受信した場合であっても前記待ち時間経過後に初めて
応答波を送信する。
て異なるタイミングで各応答器から応答波が送信されて
くるので質問器は混信なく通信を行なうことが可能にな
る。
ー36279号(実願昭63ー114072号のマイク
ロフィルム)」に記載された従来例2がある。
なる識別符号を予め付与しておく。質問器は同時に送信
されてくる複数のIDタグからの電波の内最も受信レベ
ルの高いIDタグの電波を受信する。
は前記IDタグに前記IDタグの識別番号と共に「デー
タ送出停止命令」を送信する。
を受信した前記IDタグは前記識別番号が一致する場合
のみタイマー手段により一定時間動作を停止する。
くる複数のIDタグからの電波の内最も受信レベルの高
いIDタグの電波を順次受信して上述の処理を行なう。
順に通信をして行くことが可能になるので質問器は混信
なく通信を行なうことが可能になる。また、IDタグに
順次識別番号を送信する必要がないので通信時間が短縮
される。
来例では応答器の数が多くなった場合には通信エリア内
に存在するしないに関らず全ての識別番号を順次送信し
なければならず、通信時間が長くなってしまう。
すると混信を避けるためにも長い待ち時間を設定される
応答器が存在することになり、結果的に通信時間が長く
なってしまう。
停止時間がタイマー手段で制御されるため、通信停止時
間が短い場合には全部のIDタグと通信する前に一度通
信を終了したIDタグを再び受信してしまうことにな
る。
グが移動して異なる通信エリアに入っても前記通信停止
時間が経過する迄は通信不能状態になってしまう。ま
た、必要に応じて同一IDタグに対し再度通信を行なう
ことは困難である。
Dタグの移動速度、IDタグの同時通過数及び通信エリ
アの大きさ等はまちまちであり、前記通信停止時間をど
の程度に設定するかは極めて困難であると言った問題点
がある。
停止するものの、動作停止中もタイマー手段が動作して
いるので電力消費が生じてしまうと言った問題点があ
る。従って本発明が解決しようとする課題は、通信エリ
ア内の複数の応答器が存在した場合に混信なく短時間で
通信が可能である移動体識別装置を実現することにあ
る。
るために、本発明の第1では、質問器と、この質問器か
らの質問波をデータに基づき変調して応答波として再放
射する応答器とから構成される電波を用いた移動体識別
装置において、特定の識別番号を有し、受信した前記質
問波に基づき命令に応じた処理若しくは前記識別番号を
前記応答波として送信する通信エリア内の複数の応答器
と、複数の前記応答波の内最も信号レベルの大きな前記
応答波から検出された前記識別番号及び前記命令を送信
して前記応答器との間で通信を行なうと共に前記識別番
号及び前記応答波の送信停止命令若しくは停止解除命令
を前記質問波として送信して前記識別番号に対応する応
答器の応答状態を制御する質問器とを備えたことを特徴
とするものである。
からの質問波をデータに基づき変調して応答波として再
放射する応答器とから構成される電波を用いた移動体識
別装置において、特定の識別番号を有し、受信した前記
質問波に基づき命令に応じた処理若しくは前記識別番号
を前記応答波として送信すると共に前記質問波の受信回
数に応じて前記応答波の送信停止状態を自ら解除する応
答器と、前記識別番号及び前記命令を送信して前記応答
器との間で通信を行なうと共に前記識別番号、前記応答
波の送信停止命令及び待機カウント数を前記質問波とし
て送信して前記識別番号に対応する応答器の応答を停止
させる質問器とを備えたことを特徴とするものである。
説明する。図1は本発明に係る移動体識別装置の一実施
例を示す構成ブロック図である。
調回路、3,4及び8はアンテナ、5はミキサ、6及び
11は復調回路、7及び12は制御回路、9は検波回
路、10は起動回路である。また、1〜7は質問器50
を、8〜13は応答器51をそれぞれ構成している。
びミキサ5の一方の入力端子に接続され、変調回路2の
出力はアンテナ3に接続される。また、アンテナ4の出
力はミキサ5の他方の入力端子に接続される。
復調回路6の出力は制御回路7に接続される。また、制
御回路からの制御信号は変調回路2の制御端子に接続さ
れる。
続され、検波回路9の出力は起動回路10及び復調回路
11に接続される。
力は制御回路12に接続され、制御回路12の出力は変
調回路13に接続され、変調回路13の出力はアンテナ
8に接続される。
び図3を用いて説明する。図2は質問器50の動作を示
すフローチャート、図3は応答器51の動作を示すフロ
ーチャートである。
信エリア内に複数個存在しており、それぞれの応答器に
は異なる識別番号が設定されている。
て制御回路7は変調回路2を制御して発振器1の出力を
変調せずに出力し、質問波として無変調波をアンテナ3
から送信する。
てアンテナ8及び検波回路9は前記質問波を検波する。
また、起動回路10は前記質問波を検出すると必要に応
じて制御回路12等の回路を起動させる。
に、受信した質問波が無変調波且つ「応答可能状態」で
あれば、制御回路12は変調回路13を制御して予め設
定されている識別番号に基づき質問波に変調をかけて応
答波として送信する。
テナ4で複数の応答波を同時に受信するが、図2(c)
に示すように最も信号レベルの大きい応答波についてミ
キサ5及び復調回路6で復調処理を行い、識別番号を検
出して制御回路7に出力する。
送信する応答器は質問器50に最も近い位置に存在する
応答器である。
うに識別番号と共にコマンドを質問波として送信する。
例えば、識別番号とデータ読出コマンドを送信する。
(g)に示すように、受信した質問波が「識別番号+コ
マンド」であり、且つ、前記識別番号が応答器51自身
の識別番号と一致すれば、制御回路12は変調回路13
を制御して、例えば、読み出したデータに基づき質問波
に変調をかけて応答波として送信する。
応答波をミキサ5及び復調回路6で復調処理し、送信さ
れてきたデータを検出して制御回路7に出力する。
図2(f)に示すように識別番号と共に応答停止命令を
質問波として送信する。
(j)に示すように受信した質問波が「識別番号+応答
停止命令」であり、且つ、前記識別番号が応答器51自
身の識別番号と一致すれば、制御回路12は変調回路1
3の動作を停止させる等して応答器51を「応答停止状
態」にする。
処理を繰り返すことにより、質問器50は通信エリア内
に存在する応答器の内質問器50の近傍に位置する応答
器から順次通信を行なうことになる。
うに通信エリア内に存在する全ての応答器との間で通信
を終了したかを判断する。例えば、無変調波を送信して
も応答波が戻ってこなければ通信エリア内の応答器は全
て「応答停止状態」であるので、通信エリア内に存在す
る全ての応答器との間で通信を終了したかが分かる。
間で通信を終了した場合、質問器50は図2(h)に示
すように応答停止解除命令を質問波として送信する。
(k)及び(l)に示すように受信した質問波が「応答
停止解除命令」であれば、制御回路12は応答器を「応
答可能状態」にする。
通信すると共に、通信を終了した応答器を応答停止状態
することにより、混信なく通信を行なうことが可能にな
る。また、応答器に順次識別番号を送信する必要がない
ので通信時間が短縮される。
答器の「応答停止状態」を解除するので第3の従来例の
ようなタイマー手段が不要であり、停止時間を設定する
必要がなくなり、前記停止時間の長短による重複通信や
通信不能等の不具合もなくなる。
等不要の回路の動作を停止させることにより、消費電力
を低減することも可能である。
作を図4及び図5を用いて説明する。図4は質問器50
の動作を示すフローチャート、図5は応答器51の動作
を示すフローチャートである。
わち(a)〜(e)及び(g)は同一動作であり、異な
る点は図4(F)に示すように識別番号、応答停止命令
と共に待機カウントを質問波として送信する点であり、
また、図2(h)に示すように応答停止解除命令を送信
しない点である。
り、(a)〜(g),(i)及び(j)は同一動作であ
り、異なる点は図5(H)の判断条件と、図5(K)の
応答停止処理と、図5(L),(M)及び(N)に応答
停止解除の動作の違いである。
動作と同一であるので説明は省略する。質問器50は応
答器51との通信を終了すると図4(F)に示すように
識別番号、応答停止命令と共に待機カウント数を質問波
として送信する。
及び(K)に示すように受信した質問波が「識別番号+
応答停止命令+待機カウント数」であり、且つ、前記識
別番号が応答器51自身の識別番号と一致すれば、制御
回路12は変調回路13の動作を停止させる等して応答
器51を「応答停止状態」にすると共に前記待機カウン
ト数をカウンタ(図示せず)にセットする。
に示すように、受信した質問波が無変調波且つ「応答停
止状態」であるかどうかを判断する。
図5(L)、(M)及び(N)に示すように前記カウン
タに”−1”を加算して前記カウンタが”0”になった
場合、制御回路12は応答器51を「応答可能状態」に
する。
受信した時点で「応答停止状態」を解除するかを示すパ
ラメータであり、質問器50と通信した順に適宜設定さ
れる。
の最大個数が”n”の場合、第1番目に通信した応答器
には待機カウントとして”n−1”を、第2番目に通信
した応答器には」待機カウントとして”n−2”をと言
った具合に設定する。
問器50は少なくとも通信エリア内に存在しうる応答器
の最大個数回無変調波を送信することにより、各応答器
は自動的に「応答可能状態」に復帰し、図2(h)に示
すように応答停止解除命令を質問波として送信する必要
がなくなる。
解除命令の送信は(a)の前に行なっても良い。
内に格納されているデータに限らず、応答器の外部に接
続されたセンサ等から入力されるデータであっても良
い。
本発明によれば次のような効果がある。請求項1の発明
に関しては、質問器の近傍の応答器から順次通信すると
共に、通信を終了した応答器を応答停止状態することに
より、通信エリア内の複数の応答器が存在した場合に混
信なく短時間で全ての応答器との通信が可能である移動
体識別装置が実現できる。
答器の「応答停止状態」を解除することにより、タイマ
ー手段が不要であり、停止時間を設定する必要がなくな
り、前記停止時間の長短による重複通信や通信不能等の
不具合もなくなる。
動作を停止させることにより、消費電力を低減する。
停止解除命令を質問波として送信する必要がなくなる。
構成ブロック図である。
る。
る。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】質問器と、この質問器からの質問波をデー
タに基づき変調して応答波として再放射する応答器とか
ら構成される電波を用いた移動体識別装置において、 特定の識別番号を有し、受信した前記質問波に基づき命
令に応じた処理若しくは前記識別番号を前記応答波とし
て送信する通信エリア内の複数の応答器と、複数の前記応答波の内最も信号レベルの大きな前記応答
波から検出された 前記識別番号及び前記命令を送信して
前記応答器との間で通信を行なうと共に前記識別番号及
び前記応答波の送信停止命令若しくは停止解除命令を前
記質問波として送信して前記識別番号に対応する応答器
の応答状態を制御する質問器とを備えたことを特徴とす
る移動体識別装置。 - 【請求項2】質問器と、この質問器からの質問波をデー
タに基づき変調して応答波として再放射する応答器とか
ら構成される電波を用いた移動体識別装置において、 特定の識別番号を有し、受信した前記質問波に基づき命
令に応じた処理若しくは前記識別番号を前記応答波とし
て送信すると共に前記質問波の受信回数に応じて前記応
答波の送信停止状態を自ら解除する応答器と、 前記識別番号及び前記命令を送信して前記応答器との間
で通信を行なうと共に前記識別番号、前記応答波の送信
停止命令及び待機カウント数を前記質問波として送信し
て前記識別番号に対応する応答器の応答を停止させる質
問器とを備えたことを特徴とする移動体識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08025023A JP3134283B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 移動体識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08025023A JP3134283B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 移動体識別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09218262A JPH09218262A (ja) | 1997-08-19 |
JP3134283B2 true JP3134283B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=12154325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08025023A Expired - Fee Related JP3134283B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 移動体識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3134283B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6391243B2 (ja) * | 2014-01-20 | 2018-09-19 | 株式会社アルファ | エレベータへの停止階制御システム |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP08025023A patent/JP3134283B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09218262A (ja) | 1997-08-19 |
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