JPH0611271U - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JPH0611271U
JPH0611271U JP8940392U JP8940392U JPH0611271U JP H0611271 U JPH0611271 U JP H0611271U JP 8940392 U JP8940392 U JP 8940392U JP 8940392 U JP8940392 U JP 8940392U JP H0611271 U JPH0611271 U JP H0611271U
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JP
Japan
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lever
connector
guide pin
fitting
guide
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8940392U
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English (en)
Inventor
正司 斉藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Priority to US08/164,440 priority patent/US5427539A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レバー式コネクタにおいて、レバーの小形化
を図る。 【構成】 互いに嵌合される一対のコネクタ(1、2)の
一方のコネクタ(1)に、レバー(3)を支軸(4)を介して
回動自在に枢着すると共に、他方のコネクタ(2)に上記
レバー(3)のガイド溝部(3a)に係合するガイドピン
(5)を突設して、上記レバー(3)の回動操作でガイド溝
部(3a)により、ガイドピン(5)を介して他方のコネク
タ(2)を、嵌合または離脱方向に移動させるレバー式コ
ネクタにおいて、一方のコネクタ(1)に設けるレバー
(3)の支軸(4)と他方のコネクタ(2)に設けるガイドピ
ン(5)とを、コネクタ嵌合位置において水平方向の高さ
を変えて設けている。よって、支軸(4)よりレバー(3)
の先端(3f)までの水平方向の距離を短くしてレバー
(3)の小形化を可能としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レバー式コネクタに関し、詳しくは、互いに嵌合される一対のコネ クタを、いずれか一方のコネクタに軸支したレバーを用いて結合させるレバー式 コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、20極以上等の多極コネクタを結合する場合、大きな結合力を必要とす るため、てこの原理を利用したレバーを用いて、比較的小さな力を加えることに より、容易に結合できるようにしたレバー式コネクタが提供されている。
【0003】 上記のようなレバー式コネクタとしては、図6に示すように、一方のコネクタ 1の外側面に倒コ字形状レバー3を支軸4,4で回動自在に軸支すると共に、他 方のコネクタ2に上記レバー3のガイド溝部3a,3aに係合するガイドピン5,5 を突設して、上記レバー3の回動操作でガイド溝部3a,3aにより、ガイドピン 5,5を介して他方のコネクタ2を、嵌合または離脱方向に移動させるものがあ る。
【0004】 上記のようなレバー式コネクタにおいて、コネクタ2の嵌合作業をする際に、 作業者が一方の手にコネクタ2を持って、コネクタ1に嵌合させつつ、他方の手 でレバー3を回動操作するという両手作業の煩わしさを解消するために、予めコ ネクタ1でコネクタ2を仮嵌合位置に保持して、片手作業でレバー3を回動操作 できるものが実用化されている。上記コネクタ1でコネクタ2を仮嵌合位置に保 持した状態では、両コネクタ1,2の端子が非接触で、両コネクタ1,2は導通し ていない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図7および図8(A)に示すように、従来のレバー式コネクタで は、上記仮嵌合位置および本嵌合位置において、コネクタ2のガイドピン5とレ バー3の支軸4とは水平方向の高さが同一に設定されている。 上記のようにガイドピン5とレバー支軸4とを同一高に設定していると、レバ ーが大形化し、それに応じて、コネクタ自体も大形化する問題があった。
【0006】 即ち、図8(A)に示すように、仮嵌合時のガイドピン5の位置P1より本嵌合 時のガイドピン5の位置P2に至るストロークS1と、該本嵌合位置P2と支軸 4との間に最小距離L1を必要とし、さらに、レバー先端より仮嵌合位置P1ま での距離L2が必要となる。よって、これらを合計した長さ(S1+L1+L2) が支軸4よりレバー3の先端3fまでの水平方向で必要となり、レバー3は大形 化することとなる。該レバーの大形化に伴い、必要とする操作力が大となる欠点 がある。
【0007】 本考案は上記問題を解消せんとするものであり、レバーの小形化を図ることに より、コネクタ全体の大きさを小形化すると共に、レバーの操作力を軽くするこ とを目的するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、互いに嵌合される一対のコネクタの一 方のコネクタに、レバーを支軸を介して回動自在に枢着すると共に、他方のコネ クタに上記レバーのガイド溝部に係合するガイドピンを突設して、上記レバーの 回動操作でガイド溝部により、ガイドピンを介して他方のコネクタを、嵌合また は離脱方向に移動させるレバー式コネクタにおいて、 上記一方のコネクタに設けるレバーの支軸と他方のコネクタに設けるガイドピ ンとを、コネクタ嵌合位置において水平方向の高さを変えて設けていることを特 徴とするレバー式コネクタを提供するものである。
【0009】 上記レバーはコ字形状で、その両側部を支軸を介してコネクタに回動自在に枢 着しており、その両側部を連結する操作部と反対側に、上記ガイドピンを支軸と 水平方向に段差を設けて嵌合するようにしている。 また、レバーのガイド溝部に、コネクタの仮嵌合位置で上記ガイドピンが当接 して、該ガイドピンによる上記レバーの本嵌合方向の回動を反嵌合方向の回動に 変換する突起を設けている。
【0010】
【作用】
上記のように、レバーの支軸の位置とガイドピンの位置とを水平方向で異なら せている場合、図8(B)に示すような本嵌合位置におけるガイドピンの位置P2 とレバー支軸の位置との最小距離L1を水平方向ではなく、上下方向に取ること ができ、よって、水平方向の最小距離はL1・sinαとなる。 この結果、図8(A)に示すレバー支軸とガイドピンとを水平方向に同一高さに 設定した場合と比較して、仮嵌合位置P1から本嵌合位置P2までのストローク を同一値S1としてもなお、L1(1−sinα)だけレバーの支軸より先端までの 水平距離を小さく出来ることとなる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。なお、前記従来例と同一 部材は、同一番号を付して詳細な説明を省略する。 図1に示すように、レバー式コネクタは、雌コネクタ1にレバー3を取り付け ている。該雌コネクタ1は、多数の端子収容室(図示せず)を並設した多極コネク タであり、雌コネクタ1の開口部1a(図6参照)の内部に、その端縁より雄コネ クタ2を挿入嵌合して、互いに結合するようになっている。
【0012】 上記レバー3の左右両側部3c,3cに形成した支軸用孔3d,3dが、上記雌コネ クタ1の両側部1b,1bの外側面から外方へそれぞれ一体的に突出した支軸4,4 に嵌合されることにより、雌コネクタ1にレバー3が回動自在に軸支される。
【0013】 上記支軸4,4を、雌コネクタ1の両側部1b,1bの外面中央位置より上方に設 けると共に、両側部1b,1bには開口部1aの端縁から内方へ切り込まれるガイド 溝1c,1cを設け、上記雄コネクタ2のガイドピン5,5をガイド溝1c,1cに嵌 入して内外方へ直進ガイドするようにしている。これらガイド溝1c,1cは上下 方向の中央部に設けている。
【0014】 上記レバー3の両側部3c,3cの内側面に、雄コネクタ2のガイドピン5,5が 係合する円弧状のガイド溝部3a,3aを設けている。 上記ガイドピン5,5を、雄コネクタ2の両側面2a,2aの外面中央位置より突 設し、上記雌コネクタ1のガイド溝1c,1cの高さと対応させている。
【0015】 よって、雄コネクタ2のガイドピン5,5を雌コネクタ1のガイド溝1c,1cに 嵌合した状態で、ガイドピン5,5とレバー3の支軸4,4との間に水平方向の高 さを変えて、距離Sの段差が生じるようにしている。
【0016】 上記雄コネクタ2は、レバー3の回動操作による嵌合作業をする前に、予め雌 コネクタ1のガイド溝1c,1cにガイドピン5,5を嵌入して、雌コネクタ1の開 口部1aから途中まで嵌合させた仮嵌合位置(図1の状態)に保持される。該雄コ ネクタ2の仮嵌合位置において、上記レバー3のガイド溝部3a,3aには、上記 ガイドピン5,5が当接する突起3e,3eが設けられている。
【0017】 上記突起3e,3eは、ガイドピン5,5によるレバー3の本嵌合方向Xの回動を 反嵌合方向Yの回動に変換するためのものである。即ち、図2に詳細に示すよう に、上記突起3eは、雌コネクタ1のガイド溝1cでガイドされたガイドピン5が 当接したとき、ガイドピン5と上記支軸4の中心を結ぶ中心線CLよりも上の位 置に設けられている。これにより、ガイドピン5によりレバー3に、従来のよう な本嵌合方向Xの回動力F2ではなく、反嵌合方向Yの回動力F3が作用するよ うになる。なお、上記突起3eは、図3に示すような長い形状であっても良い。
【0018】 上記構成のレバー式コネクタにおいては、雌雄コネクタ1と2との嵌合時に、 支軸4とガイドピン5の位置を同一高さとせずに変えているため、図4(A)(B) に示すように、従来と比較してレバー3を小形化することが出来る。 即ち、図4(A)に示す従来のレバーでは、仮嵌合位置P1から支軸4までの距 離Aは前記図8(A)に示すように、A=S1+L1である。これらに対して図4 (B)及び図8(B)に示す本考案のレバーでは仮嵌合位置P1から支軸4までの距 離Bは、 B=S1+L1・sinαである。 よって、AとBの差Cは、C=A−B=L1(1−sinα)である。 このように、支軸4の位置とガイドピン5との間に段差を設けると、水平方向 に同一位置に設けた場合と比較して、仮嵌合位置から本嵌合位置までのストロー クを同一値S1としてもなお、該支軸4から水平方向先端までの距離を L1(1−sinα)だけ短くすることが出来る。
【0019】 上記のように、レバー3を小形化出来ることにより、レバーを操作力を軽く出 来ると共に、コネクタ自体も小形化することが出来る。
【0020】 さらに、雌コネクタ1に雄コネクタ2を途中まで嵌合させた仮嵌合位置におい て、誤って雄コネクタ2に本嵌合方向の力F1が作用した場合、ガイドピン5が レバー3のガイド溝部3aの突起3eに当接すると、該突起3eによりレバー3の 本嵌合方向Xの回動力F2が、反嵌合方向Yの回動力F3に変換されて、レバー 3が本嵌合方向Xに回動しなくなり、雄コネクタ2が仮嵌合位置から本嵌合方向 に嵌合できなくなる。つまり、雄コネクタ2は仮嵌合位置に保持される。
【0021】 また、仮嵌合位置から本嵌合位置までのストロークをS1として十分に距離を 備えさせているため、上記仮嵌合位置で両コネクタ1,2の端子が接触して導通 することは無い。
【0022】 したがって、レバー3の回動操作による本嵌合作業を忘れた場合でも、両コネ クタ1,2の端子が接触しないので、導通検査等で雄コネクタ2の半嵌合(嵌合不 良)を確実に発見できる。
【0023】 上記仮嵌合位置において、レバー3を回動操作すると、図5に示すように、ガ イド溝部3aにより、ガイドピン5を介して雄コネクタ2を本嵌合位置に嵌合さ せることができる。即ち、レバー3の回動操作でないと、雄コネクタ2を本嵌合 位置に嵌合させることができない。
【0024】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案のレバー式コネクタは、一方のコネ クタに取り付けるレバーの支軸位置と、他方のコネクタに設けるガイドピンの位 置とを、両コネクタを仮嵌合位置および本嵌合位置を含めて嵌合状態において高 さ方向に異ならせて、本嵌合位置におけるガイドピンと支軸との水平方向の距離 を小とすることを可能としているため、レバーの小形化を図ることが出来る。 よって、レバーの操作力の軽減およびコネクタ自体の小形化が可能となる。
【0025】 また、軸支したレバーのガイド溝部に、他方のコネクタの仮嵌合位置でガイド ピンが当接して、ガイドピンによるレバーの本嵌合方向の回動を反嵌合方向の回 動に変換する突起を設けたものであるから、仮嵌合位置の他方のコネクタに誤っ て本嵌合方向の力が作用しても、ガイドピンがレバーのガイド溝部の突起に当接 して、レバーが本嵌合方向に回動しなくなり、他方のコネクタが仮嵌合位置から 本嵌合方向に嵌合できなくなる。したがって、レバーの回動操作による本嵌合作 業を忘れた場合でも、両コネクタの端子が接触しなくなり、導通検査等でコネク タの半嵌合 (嵌合不良)を確実に発見できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のレバー式コネクタの側面図である。
【図2】 レバーの拡大側面図である。
【図3】 変形例のレバーの拡大側面図である。
【図4】 (A)(B)は従来のレバーと本考案のレバーと
を比較する概略図である。
【図5】 本考案のレバー式コネクタの本嵌合位置を示
す側面図である。
【図6】 従来のレバー式コネクタの斜視図である。
【図7】 従来のレバー式コネクタの側面図である。
【図8】 (A)(B)は従来のレバー式コネクタのレバー
と本考案のレバーとの支軸とガイドピンの高さの関係を
示す概略図である。
【符号の説明】
1 雌コネクタ 2 雄コネクタ 3 レバー 3a ガイド溝部 3e 突起 4 支軸 5 ガイドピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される一対のコネクタの一方
    のコネクタに、レバーを支軸を介して回動自在に枢着す
    ると共に、他方のコネクタに上記レバーのガイド溝部に
    係合するガイドピンを突設して、上記レバーの回動操作
    でガイド溝部により、ガイドピンを介して他方のコネク
    タを、嵌合または離脱方向に移動させるレバー式コネク
    タにおいて、 上記一方のコネクタに設けるレバーの支軸と他方のコネ
    クタに設けるガイドピンとを、コネクタ嵌合位置におい
    て水平方向の高さを変えて設けていることを特徴とする
    レバー式コネクタ。
JP8940392U 1992-07-13 1992-12-28 レバー式コネクタ Withdrawn JPH0611271U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8940392U JPH0611271U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 レバー式コネクタ
US08/164,440 US5427539A (en) 1992-07-13 1993-12-09 Lever type connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8940392U JPH0611271U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 レバー式コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0611271U true JPH0611271U (ja) 1994-02-10

Family

ID=13969680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8940392U Withdrawn JPH0611271U (ja) 1992-07-13 1992-12-28 レバー式コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0611271U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0619279U (ja) * 1992-08-19 1994-03-11 矢崎総業株式会社 低挿抜力コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003