JPH061117Y2 - ミシンの布屑吸引装置 - Google Patents

ミシンの布屑吸引装置

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JPH061117Y2
JPH061117Y2 JP1658388U JP1658388U JPH061117Y2 JP H061117 Y2 JPH061117 Y2 JP H061117Y2 JP 1658388 U JP1658388 U JP 1658388U JP 1658388 U JP1658388 U JP 1658388U JP H061117 Y2 JPH061117 Y2 JP H061117Y2
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JP
Japan
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sewing machine
suction port
magnet
suction
cloth
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1658388U
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JPH01121577U (ja
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豊 加藤
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はミシンの布屑吸引装置に関し、詳しくは縫製作
業で生じる布屑を吸い込む吸込口の構成に係わるもの
で、特にルーパ糸通し時に前カバーの開閉操作を要する
ミシンに利用されて有益である。
(従来の技術) オーバーロックミシン等ではルーパ部へ糸通しをする場
合、ミシンの前カバーを手前側へ開き、糸道,ルーパ等
を露呈させて行うのが一般的である。又、ミシンの布屑
発生部から生ずる布屑を吸い込むためには、吸込口を前
カバー前方の適当位置に配置する必要がある。
ルーパ糸通しの際、吸込口が前カバー開閉の邪魔になる
ため、従来品では吸込口を抜き差し式の管接手にして、
前カバー開閉時に吸込口を抜き取る方式とか、吸込口と
吸込管との結合をナット締め、或いはテーパ嵌合による
固定式にして、前カバー開閉時に吸込口を前方に倒す方
式のものがみられた(実開昭47−28163)。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記従来品はそのいずれも作業性か悪い難点
があり、また、吸込口を所定の位置に戻すのは作業者の
勘に任せているため、吸込口の適確な復帰位置を正確に
とられることができなかった。従って布屑吸込時に該布
屑が吸込口内に吸入され難い不都合があった。
本考案では、このような欠点の解消を計ったものであ
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案では、糸通し時にはミシンの前カバー開閉の障害
とならない位置へ吸込口を待避させると共に用済み後は
これを所定位置へ迅速正確に復帰させ得べく、次のよう
な手段を講じた。
即ち、一側に布屑吸込用の吸込口を持ち、他側を集塵箱
に連結する吸込管と、位置決め固定用のマグネットと
を、ミシンに水平方向回動可能に取付けた支持部材に固
定し、所望に応じてこの支持部材を回動変位させるよう
にした。
(作用) 常態(例えば前カバーの閉状態)では、支持部材に固設
したマグネットがミシンに磁力で固定する態様にされ、
該マグネットに並設された吸込口は、ミシンの布屑発生
部たる所定位置に位置せしめられる。マグネットの磁力
に抗して支持部材を手前に引くと、該支持部材が同方向
に回動し、前記吸込口は布屑発生部より大きく離間し
て、ミシン前カバーの開閉に要する所望空間をつくる。
而して、支持部材を元の状態にミシン側へ押しつける
と、マグネットがミシンに固定し、吸込口は正確に所定
位置に復帰する。
(実施例) 添付第1〜3図により、本考案の実施例について説明す
る。
1は本考案装置を備えたオーバーロックミシンを示す。
2はミシンテーブル、3は脚、4は集塵箱、5は集塵箱
内の空気を吸引するブロワーモータ、6は前記ブロワー
モータ5と集塵箱4を連結する吸込箱である。
7はミシンの糸屑を吸込む吸込管で、一端をミシンの糸
屑発生部に配設し、他端を集塵箱4に連結している。
8は布屑を吸い込む吸込管で、一端に吸込口15を連結
して布屑発生部に配設し、他端は前記同様に集塵箱4に
連結される。
9はミシンのルーパ糸道部を覆う前カバーで、ミシンの
手前側に開閉自在に装着されている。
10は第3図をみて分るように、鉄板等からなる支持部
材であり、水平面部10aと斜面部10b及び取付穴1
0cを形成する。11は段付きネジで、前記支持部材1
0を取付穴10cを通してミシンに水平方向回動可能に
取付ける。
12はマグネットホルダーで、マグネット13を接着等
適宜手段で固定し、支持部材10の斜面部10bに固着
される。又、14は吸込管8を支持部材10に固定する
取付板で、15は前記吸込管8の一側に設けた吸込口で
ある。
而して、前記マグネット13がミシン表面の磁性体部1
Aと磁力による固定状態のとき(第1図)、前記吸込口
15はミシンの布屑発生部に対して所定位置に位置し固
定される。第2図における16は、前カバー9を開いた
とき露呈したルーパ糸道部を示し、縫製作業時には第1
図示の如く、前記カバー9で覆われている。
次に本実施例の作動について述べる。
ルーパ糸道部16に糸通しをする場合、第1図における
支持部材10を、マグネット13の磁力に抗して手前方
向に引張ると、支持部材10は段付きネジ11を支点と
して水平方向に回動する。
そこで第2図に示す如く、ミシンの前カバー9の開閉に
邪魔せぬ位置まで開けば、前カバー9を支障なく開状態
とする事ができる。
前記糸通しが終り、前カバー9を閉じた後、吸込口を元
の位置に復帰させる場合には、支持部材10に固定した
マグネット13が、ミシン裏面の磁性体部1Aに当接す
るまで、前記支持部材10を前方へ回動させる。
この結果、マグネット13がミシンの磁性体部1Aに磁
力で固定され、吸込口15は所定の位置に正確に復帰し
その位置を確保する。
〔考案の効果〕
(1)ルーパ糸通し時に前カバーを開く際、吸込管を取
付けた支持部材は、手前に引張るだけで前カバーから離
れる方向に回動するため、関連操作が容易である。
(2)吸込口の位置は、支持部材に取付けたストッパを
兼用する固定用マグネットで、常時所定の位置へ復帰す
るので、吸屑の吸込みミスの発生がなく、また作業者は
従来のように復帰吸込口の位置決めに格別の注意を払う
必要がない。
(3)支持部材はマグネットでミシンに固定されるた
め、ミシンの振動,縫製品や手先の不用意な接触によっ
て、これに取付けた吸込管が所定位置から外れることが
なく、常時適確に布屑吸込みができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を取付けたミシンの斜視図で、第2
図は装置を移動させた状態示図、第3図は布屑吸引装置
の拡大説明図である。 1・・・ミシン,4・・・集塵箱、 5・・・ブロワーモータ,6〜8・・・吸込管, 9・・・前カバー,10・・・支持部材, 13・・・マグネット,15・・・吸込口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側に布屑吸込用の吸込口をもち、他側を
    集塵箱に連結する吸込管と、位置決め固定用のマグネッ
    トとを、ミシンに水平後方回動可能に取付けた支持部材
    に固定し、前記マグネットがミシンと当接状態にあると
    きは、前記吸込口がミシンの布屑発生部位近傍の所定位
    置に正確に在位し得るミシンの布屑吸引装置。
JP1658388U 1988-02-10 1988-02-10 ミシンの布屑吸引装置 Expired - Lifetime JPH061117Y2 (ja)

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JP1658388U JPH061117Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 ミシンの布屑吸引装置

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JP1658388U JPH061117Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 ミシンの布屑吸引装置

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Publication Number Publication Date
JPH01121577U JPH01121577U (ja) 1989-08-17
JPH061117Y2 true JPH061117Y2 (ja) 1994-01-12

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