JPH06111222A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH06111222A
JPH06111222A JP25605292A JP25605292A JPH06111222A JP H06111222 A JPH06111222 A JP H06111222A JP 25605292 A JP25605292 A JP 25605292A JP 25605292 A JP25605292 A JP 25605292A JP H06111222 A JPH06111222 A JP H06111222A
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JP
Japan
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magnetic
ferrite
head
single crystal
azimuth
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Pending
Application number
JP25605292A
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English (en)
Inventor
Toru Matsunaga
融 松永
Seiji Ooura
誠児 大浦
Takehiko Saito
武彦 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP25605292A priority Critical patent/JPH06111222A/ja
Publication of JPH06111222A publication Critical patent/JPH06111222A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アジマス記録方式による記録再生において、か
かる磁気ヘッドの記録再生時の出力特性の向上を実現で
きるような磁気ヘッドを提供する。 【構成】磁気ギャップ4を介して相対峙する2個の高透
磁率磁性体が、その磁化容易軸が<100>結晶方向で
ある単結晶フェライトコア7、7’からなる磁気ヘッド
において、記録媒体との摺動面1に上記単結晶フェライ
トコア7、7’の(110)結晶面をとるとともに、磁
気ギャップ4のアジマス角θの大きさにかかわらず、上
記摺動面1内の<100>結晶方向と主磁路方向が平行
になるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダー
(以下VTRと称す)等の磁気記録再生装置に使用され
る磁気ヘッドに関するものであり、さらに詳細には、ア
ジマス記録方式による記録再生を行う磁気ヘッドの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のVTRの小型軽量化及び高品質化
への技術革新は著しく、記録密度の高密度化が一段と進
められている。例えば、高画質・高音質による2時間記
録、6時間記録再生機能等がそれである。これらの機能
を実現するために、作動ギャップをアジマス角分傾けた
アジマス記録方式が広く採用されている。また、記録密
度の高密度化に伴い、トラック幅やギャップ長等の狭小
化が進み、磁気記録媒体と磁気ヘッドとの相対速度も大
きくなっている。このため、磁気ヘッドを構成する高透
磁率磁性体には、優れた加工性と耐摩耗性が要求され、
単結晶フェライトが広く使用されている。
【0003】また一般に、単結晶フェライト材を用いた
磁気ヘッドの場合、出力特性や耐摩耗性等の向上の為に
単結晶材の結晶方位の制御を行っている。これは、単結
晶フェライトにおいて、磁気的な異方性が存在し、磁化
しやすい方向や磁束の流れ方がその結晶方位によって大
きく異なり、これがその単結晶フェライトで構成される
磁気ヘッドの記録再生時の出力特性に多大な影響を及ぼ
すからである。また、耐摩耗性については、単結晶フェ
ライトの場合、記録媒体と接触する摺動面の結晶面に大
きく依存し、なおかつ、その摺動方向がいずれの結晶方
向をとるかによっても変化する。
【0004】さらに近年は、記録特性の向上のために記
録媒体の高保磁力化が進み、単結晶フェライトだけの飽
和磁化では十分に記録できないため、作動ギャップ突き
合わせ面近傍に飽和磁化の大きい金属磁性薄膜を形成し
た、MIGヘッド(Metal inGap)が広く使用されてい
る。ところが、この金属磁性薄膜は単結晶フェライトと
比べて耐摩耗性がかなり劣っているため、MIGヘッド
の耐摩耗性はこれを構成する単結晶フェライトの耐摩耗
性に大きく依存する。また、MIGヘッドの再生出力は
記録特性と違って、金属磁性薄膜よりも単結晶フェライ
トの影響を強く受ける。このため、MIGヘッドの場
合、耐摩耗性及びヘッドの再生特性の両面から、単結晶
フェライトの結晶方位の制御がより重要となっている。
【0005】さらにまた、磁性コアに単結晶フェライト
単体を用いた磁気ヘッドの場合、記録媒体との摺動によ
って、摺動ノイズが発生するという問題があった。この
摺動ノイズは、磁性コアに多結晶フェライトを用いた場
合は発生しないため、摺動面側に単結晶フェライト及び
バックコア側に多結晶フェライトが配置されるように接
合された磁気ヘッド(以下、接合フェライト型ヘッドと
称す)が考案された。この接合フェライト型ヘッドの場
合、摺動面側に耐摩耗性と精密加工性に優れた単結晶フ
ェライトを用いているので、高出力で長寿命、高信頼性
のヘッド特性が実現できる。さらに、多結晶フェライト
を接合して摺動ノイズを低減しているので、高い信号ノ
イズ比が期待できる。
【0006】そして、この接合フェライト型ヘッドは、
その単結晶部の形状、大きさ、組成、結晶方位、接合状
態等によって、そのヘッド特性が大きく変化するため、
ヘッドの設計にあたっては、上述の単結晶部の諸特性値
に留意する必要があった。このように、例えば、磁化容
易軸が<100>結晶方向である単結晶フェライトを用
いた磁気ヘッドの場合、すなわち、通常のフェライトヘ
ッド、あるいは、MIGヘッド、そしてさらには、接合
フェライト型ヘッドにおいても、記録媒体との摺動面に
(110)面、ギャップ突き合わせ面に(100)面ま
たはその近傍、そして、主磁路形成面に(110)面ま
たはその近傍が配置されるように構成されたものが広く
使用されている。
【0007】この場合、摺動面の(110)面は他の結
晶面と比べて耐摩耗性に優れており、なおかつ、その摺
動方向による摩耗量の変化も小さい。また、ギャップ突
き合わせ面が(100)面またはその近傍となっている
ため、主磁路方向が磁化容易軸に沿うかたちとなり、記
録再生時の磁束が流れ易くなって優れた記録再生出力を
期待できる。
【0008】ところが、作動ギャップにアジマス角の付
いた現行のアジマスヘッドの場合、すなわち、通常のア
ジマスヘッド、あるいは、アジマスMIGヘッド、さら
には、接合フェライト型アジマスヘッドのいずれにおい
ても、加工工程の都合上、得られる磁気ヘッドの摺動面
内の結晶方位が主磁路方向に対してアジマス角分だけ傾
いてしまい、本来設計された結晶方位とは異なる結晶方
位をとることになる。このため、かかる磁気ヘッドの再
生時の出力特性等が劣化してしまうおそれがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上述
の実情に鑑みて提案されたものであって、アジマス記録
方式による記録再生において、かかる磁気ヘッドの記録
再生時の出力特性等の向上を実現できるような磁気ヘッ
ドを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、上述
の如き目的を達成するために、アジマス記録方式による
記録再生を行う磁気ヘッドにおいて、磁気ギャップを介
して相対峠する2個の高透磁率磁性体が、その磁化容易
軸が<100>結晶方向である単結晶フェライト単体、
あるいは、上記単結晶フェライトと金属磁性薄膜や多結
晶フェライトとを複合化させた磁性コアからなり、か
つ、記録媒体との摺動面に上記単結晶フェライトの(1
10)結晶面をとるととともに、作動ギャップのアジマ
ス角の大きさにかかわららず、その摺動面内の<100
>結晶方向と主磁路方向が平行になるように構成される
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】すなわち、上記単結晶フェライトが、その磁化
容易軸が<100>結晶方向である単結晶フェライトか
らなり、かつ、記録媒体との摺動面に上記単結晶フェラ
イトの(110)結晶面をとるととともに、作動ギャッ
プのアジマス角の大きさにかかわららず、その摺動面内
の<100>結晶方向と主磁路方向が平行になるように
構成されているので、主磁路方向が磁化容易軸に沿うか
たちとなり、記録再生時の磁束が流れ易くなって優れた
再生出力を期待できる。また、耐摩耗性に優れた(11
0)結晶面を記録媒体との摺動面にとり、その摺動方向
も摩耗量の小さい<100>結晶方向をとるように配置
しているので、耐摩耗性の向上も期待できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明による磁気ヘッドについて実施
例を挙げ、図面を参照しながら説明する。 「第1の実施例」図1(A)及び(B)は、本実施例に
おいて作製したアジマスヘッドの構造の一例を示すもの
であり、図1(A)は、アジマスヘッドの斜視図、図1
(B)はその上面図を示す。
【0013】図1(A)及び(B)に示すように、本発
明による第1の実施例による磁気ヘッドは、コイル巻線
窓6を有するC型のフェライト単結晶コア7とI型のフ
ェライト単結晶コア7’からなり、上記コア7とコア
7’とは磁気ギャップ4を介して融着ガラス5で結合さ
れている。そして、図1(B)に示すように、摺動面1
上で磁気ギャップ4の形成面と主磁路形成面2に垂直な
面がなす角θがアジマス角である。
【0014】このとき、両方のフェライト単結晶コア7
及び7’は、その磁化容易軸が<100>結晶方向とな
るような構成元素組成比からなり、記録媒体との摺動面
1が(110)結晶面、主磁路形成面2も(110)結
晶面で、アジマス角θの大きさにかかわらず、上記摺動
面1内の<100>結晶方向と主磁路方向が平行になる
ように構成されている。
【0015】上記のような構成によれば、従来のアジマ
スヘッドでアジマス角θ分傾いてた摺動面内の<100
> 結晶方向(磁化容易軸)が、アジマス角θの大きさ
に依らず常に主磁路方向と平行になっているので、アジ
マス角によるヘッド出力の低下が抑えられ良好な記録再
生特性が得られるようになる。
【0016】図2(A)及び(B)に同一ギャップ長、
同一形状、同一インダクタンスを有し、摺動面内の<1
00>結晶方向(磁化容易軸)と主磁路方向のなす角α
を変えたアジマスヘッドについて、1MHz及び3MH
zでの再生出力を測定した結果を相対値で示す。なお、
図2(A)が1MHzでの再生出力を示し、図2(B)
が3MHzでの再生出力を示す。但し、従来型(αが2
7゜)の再生出力を0dBとし、本発明(αが0゜)の
場合と他の例とを比較した。
【0017】なお、上述の測定に使用したアジマスヘッ
ドのアジマス角はすべて27゜であり、その記録再生に
使用した磁気テープの保磁力は7.2×103 A/m、
磁気テープとアジマスヘッドとの相対速度は2,4m/
sに設定した。図2から明らかなように、本発明のアジ
マスヘッドは従来のアジマスヘッドと比して、1MHz
及び3MHzの両周波数帯において0.5〜0.6dB
再生出力が向上している。
【0018】「第2の実施例」図3(A)及び(B)
は、本実施例において作製したアジマスMIGヘッドの
構造の一例を示すものであり、図3(A)は、アジマス
MIGヘッドの斜視図、図3(B)はその上面図を示
す。図3(A)及び(B)に示すように、本発明による
磁気ヘッドは、コイル巻線窓6を有するC型のフェライ
ト単結晶コア7とI型のフェライト単結晶コア7’から
なり、上記コア7とコア7’とは磁気ギャップ4を介し
て融着ガラス5で結合されている。
【0019】そして、図3(B)に示すように、摺動面
1上で磁気ギャップ4の形成面と主磁路形成面2に垂直
な面がなす角θがアジマス角であり、磁気ギャップ突き
合わせ面近傍には、金属磁性薄膜8が形成されている。
このとき、両方のフェライト単結晶コア7及び7’は、
その磁化容易軸が<100>結晶方向となるような構成
元素組成比からなり、記録媒体との摺動面1が(11
0)結晶面、主磁路形成面2も(110)結晶面で、ア
ジマス角θの大きさにかかわらず、上記摺動面1内の<
100>結晶方向と主磁路方向が平行になるように構成
されている。
【0020】上記のような構成によれば、従来のアジマ
スMIGヘッドでアジマス角θ分傾いてた摺動面内の<
100>結晶方向(磁化容易軸)が、アジマス角θの大
きさに依らず常に主磁路方向と平行になっているので、
アジマス角によるヘッド出力の低下が抑えられ良好な記
録再生特性が得られるようになる。
【0021】図4(A)及び(B)に同一ギャップ長、
同一形状、同一インダクタンスを有し、摺動面内の<1
00>結晶方向(磁化容易軸)と主磁路方向のなす角α
を変えたアジマスMIGヘッドについて、1MHz及び
3MHzでの再生出力を測定した結果を相対値で示す。
なお、図4(A)が1MHzでの再生出力を示し、図4
(B)が3MHzでの再生出力を示す。但し、従来型
(αが27゜)の再生出力を0dBとし、本発明(αが
0゜)の場合と他の例とを比較した。
【0022】なお、上述の測定に使用したアジマスMI
Gヘッドのアジマス角はすべて27゜であり、その記録
再生に使用した磁気テープの保磁力は9.5×103
/m、磁気テープとアジマスMIGヘッドとの相対速度
は2.4m/sに設定した。図4から明らかなように、
本発明のアジマスMIGヘッドは従来のアジマスMIG
ヘッドと比して、1MHz及び3MHzの両周波数帯に
おいて0.5〜0.6dB再生出力が向上している。
【0023】「第3の実施例」図5(A)及び(B)
は、本実施例において作製した、多結晶フェライトとフ
ェライト単結晶を接合してなる接合フェライト型アジマ
スヘッドの構造の一例を示すものであり、図5(A)
は、接合フェライト型アジマスヘッドの斜視図、図5
(B)はその上面図を示す。
【0024】図5(A)及び(B)に示すように、本発
明による磁気ヘッドは、コイル巻線窓6を有するC型の
磁性コア9とI型の磁性コア9’からなり、上記コア9
とコア9’とは磁気ギャップ4を介して融着ガラス5で
結合されている。また、磁性コア9と磁性コア9’はそ
れぞれフェライト単結晶部10と多結晶フェライト部1
1、フェライト単結晶部10’と多結晶フェライト部1
1’からなり、フェライト単結晶部と多結晶フェライト
部とはすべて接合されている。
【0025】そして、図5(B)に示すように、摺動面
1上で磁気ギャップ4の形成面と主磁路形成面2に垂直
な面がなす角θがアジマス角である。このとき、両方の
磁性コアのフェライト単結晶部10及び10’は、その
磁化容易軸が<100>結晶方向となるような構成元素
組成比からなり、記録媒体との摺動面1が(110)結
晶面、主磁路形成面2も(110)結晶面で、アジマス
角θの大きさにかかわらず、上記摺動面1内の<100
>結晶方向と主磁路方向が平行になるように構成されて
いる。
【0026】上記のような構成によれば、従来の接合フ
ェライト型アジマスヘッドでアジマス角θ分傾いてた摺
動面内の<100>結晶方向(磁化容易軸)が、アジマ
ス角θの大きさに依らず常に主磁路方向と平行になって
いるので、アジマス角によるヘッド出力の低下が抑えら
れ良好な記録再生特性が得られるようになる。そして、
接合フェライト型ヘッドの構造をそのまま残しているの
で、摺動ノイズが低減され高信号ノイズ比が期待できる
のである。
【0027】図6(A)及び(B)に同一材質の多結晶
フェライト及びフェライト単結晶から構成され、ギャッ
プ長、形状、インダクタンスを同じ仕様とし、摺動面内
の<100>結晶方向(磁化容易軸)と主磁路方向のな
す角αを変えた接合フェライト型アジマスヘッドについ
て、1MHz及び3MHzでの再生出力を測定した結果
を相対値で示す。なお、図6(A)が1MHzでの再生
出力を示し、図6(B)が3MHzでの再生出力を示
す。但し、従来型(αが27゜)の再生出力を0dBと
し、本発明(αが0゜)の場合と他の例とを比較した。
【0028】なお、上述の測定に使用した接合フェライ
ト型アジマスヘッドのアジマス角はすべて27゜であ
り、その記録再生に使用した磁気テープの保磁力は7.
2×103 A/m、磁気テープとアジマスヘッドとの相
対速度は2.4m/sに設定した。図6から明らかなよ
うに、本発明の接合フェライト型アジマスヘッドは従来
の接合型アジマスヘッドと比して、1MHz及び3MH
zの両周波数帯において0.6/1.0dB再生出力が
向上している。
【発明の効果】以上述べたように、本発明の磁気ヘッド
によれば、作動ギャップのアジマス角の大きさにかかわ
ららず、その摺動面内の<100>結晶方向(磁化容易
軸)と主磁路方向が平行になるように構成されるので、
アジマス角によるヘッド出力の低下が抑えられ良好な再
生特性が得ることが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は本発明の第1の実施例を示すも
のであって、図1(A)はアジマスヘッドの概略斜視
図、図1(B)は同ヘッドの上面図を示す。
【図2】(A)(B)は本発明と従来型及び比較例のア
ジマスヘッドの再生出力の相対値を示すグラフである。
【図3】(A)(B)は本発明の第2の実施例を示すも
のであって、図3(A)はアジマスMIGヘッドの概略
斜視図、図3(B)は同ヘッドの上面図を示す。
【図4】(A)(B)は本発明と従来型及び比較例のア
ジマスヘッドの再生出力の相対値を示すグラフである。
【図5】(A)(B)は本発明の第3の実施例を示すも
のであって、図5(A)はアジマスヘッドの概略斜視
図、図5(B)は同ヘッドの上面図を示す。
【図6】(A)(B)は本発明と従来型及び比較例のア
ジマスヘッドの再生出力の相対値を示すグラフである。
【符号の説明】
1 摺動面 2 主磁路形成面 3 ギャップ突き合わせ面 4 磁気ギャップ 5 融着ガラス 6 コイル巻線窓 7、7’ 単結晶フェライトコア 8 金属磁性薄膜 9、9’ 磁性コア 10、10’ 単結晶フェライト部 11、11’ 多結晶フェライト部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ギャップを介して相対峠する2個の
    高透磁率磁性体が、その磁化容易軸が<100>結晶方
    向である単結晶フェライトからなる磁気ヘッドにおい
    て、記録媒体との摺動面に上記単結晶フェライトの(1
    10)結晶面をとるとともに、磁気ギャップのアジマス
    角の大きさにかかわらず、上記摺動面内の<100>結
    晶方向と主磁路方向が平行になるように構成されること
    を特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記高透磁率磁性体が、その磁化容易軸
    が<100>結晶方向である一対の単結晶フェライトコ
    アと各単結晶フェライトコアにおけるギャップ突き合わ
    せ面近傍に形成された金属磁性薄膜とからなり、上記単
    結晶フェライトが請求項1記載の構成であることを特徴
    とする磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記高透磁率磁性体が、その磁化容易軸
    が<100>結晶方向である単結晶フェライトと多結晶
    フェライトとを接合した接合フェライトからなり、上記
    単結晶フェライト部が請求項1記載の構成であることを
    特徴とする磁気ヘッド。
JP25605292A 1992-09-25 1992-09-25 磁気ヘッド Pending JPH06111222A (ja)

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JP25605292A JPH06111222A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 磁気ヘッド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6735047B1 (en) 1999-10-14 2004-05-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic head and magnetic recording/reproducing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6735047B1 (en) 1999-10-14 2004-05-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic head and magnetic recording/reproducing apparatus

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021112