JPH0611112B2 - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH0611112B2
JPH0611112B2 JP62298942A JP29894287A JPH0611112B2 JP H0611112 B2 JPH0611112 B2 JP H0611112B2 JP 62298942 A JP62298942 A JP 62298942A JP 29894287 A JP29894287 A JP 29894287A JP H0611112 B2 JPH0611112 B2 JP H0611112B2
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JP
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output
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potential
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浩幸 原
泰博 杉本
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、所定の出力電位を得るとともに、高速なス
イッチング動作が可能な出力回路に関する。
(従来の技術) 出力回路の回路形式にあっては、従来より各種のものが
用いられているが、最近では、バイポーラトランジスタ
とCMOSトランジスタを混用して、出力段をバイポー
ラトランジスタで構成し、低消費電力、高負荷駆動能力
を実現した出力回路が多用されている。
このような出力回路としては、例えば第4図に示すよう
に構成されたものがある。
第4図において、入力段は、入力端子1を介して入力信
号を受けるインバータ回路I,Iによって構成さ
れ、出力段は、電源3とグランドとの間にトーテムポー
ル形に接続されたNPN型のトランジスタQ,Q
よって構成されている。トランジスタQは、インバー
タ回路Iの出力により導通制御され、トランジスタQ
は、電源3とグランドとの間に直列に接続されたNP
N型のトランジスタQとNチャンネルのMOS型FE
T(以下「NMOS」と呼ぶ)Nとの接続点の電位に
よって導通制御されており、トランジスタQのコレク
タを出力端子5として、この出力端子5から入力信号と
逆相の出力信号を得るようにしている。
また、第4図に示す出力回路にあっては、トランジスタ
のコレクタを所定の電位にクランプするクランプ回
路7が設けられている。このクランプ回路7は、NPN
型のトランジスタQと抵抗R,Rにより構成され
ている。トランジスタQは、ベースがコレクタとエッ
タとの間に直列に接続された抵抗R,Rの接続点に
接続され、コレクタはインバータ回路Iの出力により
導通制御されるPチャンネルのMOS型FET(以下
「PMOS」と呼ぶ)PとNMOSNとの間に直列
に接続された抵抗RとダイオードDとの接続点に接
続されており、エミッタはダイオードDを介してトラ
ンジスタQのエミッタに接続されている。
このようなクランプ回路7にあっては、入力信号がハイ
レベル状態となり、PMOSPが導通状態になると、
トランジスタQが導通状態となり、クランプ回路7の
定電圧作用によって、導通状態にあるトランジスタQ
のコレクタをロウレベル状態の所定電位にクランプす
る。これにより、トランジスタQのコレクタ電位の低
下は防止され、トランジスタQは過飽和状態になるこ
となく導通状態となる。したがって、トランジスタQ
は導通状態から非導通状態へのターンオフが短時間で行
なわれることとになり、出力信号のスイッチング時間を
高速にすることが可能となる。
また、出力段のトランジスタQを、ショットキーバリ
アダイオードでクランプされたトランジスタで構成する
ことによって、トランジスタQを過飽和状態にさせな
いようにしても、出力信号のスイッチング時間を高速に
することが可能となる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記したように、出力段がバイポーラトランジスタで構
成された出力回路にあっては、出力がロウレベル状態時
に導通状態となるバイポーラトランジスタが過飽和状態
にならないようにするために、バイポーラトンジスタの
コレクタを所定の電位にクランプするようにしている。
しかしながら、第4図に示した従来の出力回路にあって
は、構成が複雑であるとともに素子数が比較的多く、構
成の大型化を招いていた。
一方、出力段のトランジスタをショットキーバリアダイ
オードでクランプされたトランジスタで構成した場合に
は、このトランジスタの専有面積が通常のパイポーラト
ランジスタに比べてかなり大きくなるという問題があ
り、高集積化の障害となっていた。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、構成の大型を招くことな
く、簡単な構成で出力を所定電位にクランプするととも
に、高速なスイッチング動作が可能な出力回路を提供す
ることにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、エミッタ端子
が低位電源に接続され、コレクタ端子が出力端子に接続
されたバイポーラ出力トランジスタと、ゲート端子が第
1の入力端子に接続され、ドレイン端子が高位電源に接
続された第1のFET(電界効果トランジスタ)と、ゲ
ート端子が第2の入力端子に接続され、出力端子と第1
のFETのソース端子との間に接続された第2のFET
と、第1のFETのソース端子とバイポーラ出力トラン
ジスタのベース端子の間に接続されたダイオードとから
構成される。
(作用) 上記構成において、この発明は、出力信号がロウレベル
状態時に、出力トランジスタのコレクタに第1及び第2
のFETを介して電流を供給することによって、出力ト
ランジスタのコレクタを所定電位にクランプするように
している。
(実施例) 以下、図面を用いてこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る出力回路の構成を示
す回路図であり、第2図は第1図に示す出力回路に備え
られたクランプ回路の構成を示す回路図である。
まずはじめに、第2図を用いて、クランプ回路の構成及
び作用を説明する。
第2図において、クランプ回路は、出力端子11とグラ
ンドとの間に接続されたNPN型の出力トランジスタQ
のコレクタをクランプするものであり、NMOS
,N,N及びダイオードDから構成されてい
る。
NMOSNは、ゲート端子が第1の入力端子13に接
続され、ドレイン端子が電源15に接続されている。N
MOSNは、ゲート端子が第1入力端子13に接続さ
れ、ドレイン端子が出力トランジスタQのコレクタに
接続されており、ソース端子がNMOSNのソース端
子に接続されている。NMOSNは、ゲート端子が第
2の入力端子17に接続され、ドレイン端子が出力トラ
ンジスタQのベースに接続されており、ソース端子が
グランドに接続されている。ダイオードDは、相互接
続されたNMOSN,Nのソース端子と出力トラン
ジスタQのベースとの間に順方向となるように接続さ
れている。
このような構成において、第1の入力端子13がロウレ
ベル状態からハイレベル状態となり、第2の入力端子1
7がハイレベル状態からロウレベル状態になると、NM
OSN,Nは導通状態となり、NMOSNは非導
通状態となる。これにより、電源15からNMOSN
及びダイオードDを介して出力トランジスタQのベ
ースに電流が供給されて、出力トランジスタQは導通
状態となり、出力トランジスタQのコレクタすなわち
出力端子11はロウレベル状態となる。
このような状態にあって、出力トランジスタQのコレ
クタ電位が、出力トランジスタQのベース電位とダイ
オードDのV(順方向電位)との和より低下する
と、電源15からNMOSN,Nを介して出力トラ
ンジスタQのコレクタに電流が供給される。これによ
り、出力トランジスタQのコレクタ電位は、NMOS
とNMOSNとの電流駆動能力の差に応じて、T
TLレベルでのロウレベル状態で所定の電位にクランプ
される。
したがって、出力端子11がロウレベル状態にあって
も、出力トランジスタQは深い過飽和状態になること
はなく、出力トランジスタQのスイッチング動作を高
速にすることができるようになる。
次に、第1図を用いて、第2図に示したクランプ回路を
備えた出力回路について説明する。なお、第1図におい
て、第2図と同一部分には同一符号を付してある。
第1図において、出力回路は、インバータ回路Iから
なる入力段と、NPN型の出力トランジスタQ,Q
からなる出力段と、第2図に示したクランプ回路とから
構成されている。
入力段を構成するインバータ回路Iは、PMOSP
とNMOSNとからなり、相互接続されたそれぞれの
ゲートは入力端子19に接続され、相互接続されたそれ
ぞれのドレインは出力トランジスタQのベース及びN
MOSNのゲートに接続されている。インバータ回路
は、入力端子19に与えられる入力信号を受けてこ
れを反転し、入力信号と逆相の入力反転信号を出力トラ
ンジスタQのベース及びNMOSNのゲートに与え
る。
出力段を構成する出力トランジスタQ,Qは、電源
15とグランドとの間にトーテムポール形形に接続さ
れ、出力トランジスタQのコレクタ端子が出力端子1
1に接続されており、この出力端子11から入力端子1
9に与えられる入力信号と逆相の出力信号を得るように
している。
クランプ回路を構成するNMOSN,Nは、電源1
5と出力端子11との間に直列に接続されており、直列
接続点はダイオードDを介して出力トランジスタQ
のベースに接続され、それぞれのゲートが入力端子19
に接続されている。NMOSNは、ゲートがインバー
タ回路Iの出力端子に接続され、出力トランジスタQ
のベースとグランドとの間に接続されており、出力ト
ランジスタQが非導通状態となった時に、出力トラン
ジスタQのベース電荷を引き抜くように作用する。
このような構成において、入力端子19に与えられる入
力信号が、第3図に示すように、ロウレベル状態からハ
イレベル状態に変化すると、ハイレベル状態の入力信号
はインバータ回路Iによって反転されて、インバータ
回路Iの出力端はロウレベル状態となり、出力トラン
ジスタQ及びNMOSNは非導通状態となる。さら
に、NMOSN,Nが導通状態となり、電源15か
らNMOSN及びダイオードDを介して出力トラン
ジスタQのベースに電流が供給され、出力トランジス
タQのベース電位は第3図に示すように上昇する。こ
れにより、出力トランジスタQは導通状態となり、出
力端子11に与えられる出力信号は、第3図に示すよう
に、TTLレベルにおけるロウレベル状態となる。
このような状態において、出力端電位すなわち出力トラ
ンジスタQのコレクタ電位が、出力トランジスタQ
のベース電位とダイオードDのVとの和より低下す
ると、出力トランジスタQのコレクタ電位は、前述し
たようにクランプ回路によってクランプされる。これに
より、出力トランジスタQは、深い過飽和状態になる
ことなく導通状態を保持することになる。
そして、このような状態から入力信号がハイレベル状態
からロウレベル状態に変化すると、インバータ回路I
の出力端はロウレベル状態からハイレベル状態となり、
出力トランジスタQ及びNMOSNは非導通状態か
ら導通状態になる。また、入力信号がハイレベル状態か
らロウレベル状態に変化することにより、NMOS
,Nは導通状態から非導通状態になる。これによ
り、出力トランジスタQのベース電荷はNMOSN
によって引き抜かれて、出力トランジスタQは導通状
態から非導通状態になる。
この時に、出力トランジスタQは深い過飽和状態にな
っていないために、出力トランジスタQを高速に導通
状態から非導通状態にさせることができる。したがっ
て、比較的素子数が少なく、簡単な構成の出力回路にお
いて、スイッチング動作を高速に行うことができるよう
になる。
なお、この発明の一実施例において、出力信号がロウレ
ベル状態時に導通状態となる出力トランジスタのベース
とエミッタ間に抵抗を挿入して、この抵抗を介して出力
トランジスタが導通状態から非導通状態へ移行する際
に、ベース電荷を引き抜くようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、出力電位がロ
ウレベル状態にある時に、出力電位が出力トランジスタ
のベース電位とダイオードの順方向電位との和よりも低
下すると、高位電源から第1及び第2のFETを介して
出力トランジスタのコレクタ端子に電流を供給するよう
にしたので、小型かつ簡単な構成で出力電位を所定の電
位にクランプすることが可能となる。
さらに、出力電位を所定の電位にクランプさせることに
より、出力トランジスタの過飽利状態が回避され、高速
なスイッチングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る出力回路の構成を示
す回路図、第2図は第1図に示す出力回路に備えられた
クランプ回路の構成を示す回路図、第3図は第1図に示
す出力回路の動作波形図、第4図は従来の出力回路の一
構成例を示す回路図である。 Q,Q……NPN型のトランジスタ N,N,N……NチャンネルのMOS型FET 11……出力端子 19……入力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタ端子が低位電源に接続され、コレ
    クタ端子が出力端子に接続されたバイポーラ出力トラン
    ジスタと、 ゲート端子が第1の入力端子に接続され、ドレイン端子
    が高位電源に接続された第1のFET(電界効果トラン
    ジスタ)と、 ゲート端子が第2の入力端子に接続され、出力端子と第
    1のFETのソース端子との間に接続された第2のFE
    Tと、 第1のFETのソース端子とバイポーラ出力トランジス
    タのベース端子の間に接続されたダイオードと を有することを特徴とする出力回路。
JP62298942A 1987-11-28 1987-11-28 出力回路 Expired - Lifetime JPH0611112B2 (ja)

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JPH01141416A JPH01141416A (ja) 1989-06-02
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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4286175A (en) * 1979-05-21 1981-08-25 Exxon Research & Engineering Co. VMOS/Bipolar dual-triggered switch
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