JPH06110724A - バス故障検出装置 - Google Patents

バス故障検出装置

Info

Publication number
JPH06110724A
JPH06110724A JP4255295A JP25529592A JPH06110724A JP H06110724 A JPH06110724 A JP H06110724A JP 4255295 A JP4255295 A JP 4255295A JP 25529592 A JP25529592 A JP 25529592A JP H06110724 A JPH06110724 A JP H06110724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
test pattern
signal
output
failure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4255295A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumi Mizuhara
文 水原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4255295A priority Critical patent/JPH06110724A/ja
Publication of JPH06110724A publication Critical patent/JPH06110724A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バス上にテストパターンを発生させ、このテ
ストパターンを検出してバスの故障を検出するバス故障
検出装置において、回路構成を簡略化する。 【構成】 バス故障検出装置は、バス6に抵抗器5を介
して接続されたテストパターン発生装置1aと、バス6
上のパターンを検出し、このパターンとテストパターン
発生装置1aが発生するパターンとを比較してバス6の
故障を検出するテストパターン検出装置2とを備えてい
る。テストパターン発生装置1aを抵抗器5を介してバ
ス6に接続することにより、テストパターン発生装置と
バス6を3ステートバッファを用いて接続しなくても良
いので、回路が簡素化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理システムの
バスに生じる故障を検出するバス故障検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、バスを介して行うデータ転送にお
けるデータの信頼性を確保するために、データ中にパリ
ティを付加したり、データ照合を行う方法が知られてい
る。しかしながら、これらの方法では、バスに生じた故
障とデータ送信側あるいは受信側に生じた故障とを区別
することができない。
【0003】そこで、バスの故障を直接検出する方法と
して、特開平1−214949号公報には、バスにテス
トパターン発生部とテストパターン検出部を接続し、バ
スを使用していない時間に、テストパターン発生部より
バス上にテストパターンを発生させ、このテストパター
ンをテストパターン検出部によって検出し、発生パター
ンと検出パターンを照合する方法が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法でバスの故障を検出する場合、バス使用時に、
テストパターン発生部が、バス上の装置からの信号に影
響を与えないようにする必要がある。そこで、前記公報
では、テストパターン発生部とバスの間を3ステートバ
ッファ(前記公報の第3図におけるドライバ180 〜1
15)を用いて接続し、バス使用時には3ステートバッ
ファをオフするようにしていた。そのため、回路構成が
複雑になるという問題点があった。
【0005】そこで本発明の目的は、バス上にテストパ
ターンを発生させ、このテストパターンを検出してバス
の故障を検出するバス故障検出装置であって、回路構成
を簡略化したバス故障検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のバ
ス故障検出装置は、少なくともバスが使用されていない
ときに所定のテストパターンを発生するテストパターン
発生手段と、このテストパターン発生手段のテストパタ
ーン出力部とバスとを接続する抵抗器と、バスが使用さ
れていないときにバス上のパターンを検出し、この検出
したバス上のパターンとテストパターン発生手段が発生
するテストパターンとを比較してバスの故障を検出する
故障検出手段とを備えたものである。
【0007】このバス故障検出装置では、バスが使用さ
れていないときに、テストパターン発生手段によって発
生されたテストパターンが抵抗器を介してバス上に現
れ、故障検出手段によって、このバス上のパターンとテ
ストパターン発生手段が発生するテストパターンとが比
較されてバスの故障が検出される。
【0008】請求項2記載の発明のバス故障検出装置
は、請求項1記載の発明におけるテストパターン発生手
段を、リニアフィードバックシフトレジスタを用いてテ
ストパターンとして複数のパターンを周期的に発生させ
るものとしたものである。
【0009】請求項3記載の発明のバス故障検出装置
は、少なくともバスが使用されていないときに所定のテ
ストパターンを発生する第1のテストパターン発生手段
と、この第1のテストパターン発生手段のテストパター
ン出力部とバスとを接続する抵抗器と、第1のテストパ
ターン発生手段と同一のテストパターンを発生させる第
2のテストパターン発生手段を内蔵し、バスが使用され
ていないときにバス上のパターンを検出し、この検出し
たバス上のパターンと第2のテストパターン発生手段が
発生するテストパターンとを比較してバスの故障を検出
する故障検出手段とを備えたものである。
【0010】このバス故障検出装置では、バスが使用さ
れていないときに、第1のテストパターン発生手段によ
って発生されたテストパターンが抵抗器を介してバス上
に現れ、故障検出手段によって、このバス上のパターン
と第2のテストパターン発生手段が発生するテストパタ
ーンとが比較されてバスの故障が検出される。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に係
るものである。
【0012】図1は本実施例のバス故障検出装置の構成
を示すブロック図である。本実施例で、バスとして、バ
スの規格の一つであるMバスを用いた例である。図1に
示すように、Mバス6はMAD0 〜MAD63という信号
を伝送する64本の信号線を有し、アドレスやデータ等
の信号はこのMAD0 〜MAD63という信号を使ってや
りとりされる。また、このバス6はMBB* (なお、論
理の否定を、図面ではバーで示すが、本明細書で
は“* ”で示す。)という信号とRSTIN* という信
号を伝送する2本の信号線を有している。信号MBB*
はロウのときバスが使用されていることを表わす。ま
た、信号RSTIN* はリセット信号である。その他に
もいくつかの信号線が定義されているが、本発明には関
係ないので、説明を省略する。
【0013】バス上には、中央処理装置(CPU)3や
メモリ4等の装置が接続されている。
【0014】本実施例の故障検出装置は、テストパター
ン発生装置1aと、このテストパターン発生装置1aの
テストパターン出力部とバス6とを接続する抵抗器5
と、バス6に接続されたテストパターン検出装置2とを
備えている。テストパターン発生装置1aは、バス6の
信号MBB* 、信号RSTIN* 用の各信号線に接続さ
れた信号入力部と、テストパターン信号PD0 〜PD63
の出力部とを有している。この信号PD0 〜PD63の各
出力部とバス6の信号MAD0 〜MAD63用の各信号線
との間に、それぞれ抵抗器5が直列に挿入されている。
一方、テストパターン検出装置2は、バス6の信号MA
0 〜MAD63用の各信号線に接続された信号入力部
と、バス6の信号MBB* 、信号RSTIN* 用の各信
号線に接続された信号入力部と、バスの故障を知らせる
信号BUSFAULTを出力する出力部とを有してい
る。
【0015】図2はテストパターン発生装置1aの構成
を示すブロック図である。このテストパターン発生装置
1aは、信号MBB* を反転するインバータ11と、こ
のインバータ11の出力をデータ入力とするD−フリッ
プフロップ(以下、D−FFと記す。)12と、このD
−FF12のQ* 出力とインバータ11の出力の論理積
を求めるアンドゲート13と、このアンドゲート13の
出力をJ入力およびK入力とするJK−フリップフロッ
プ(以下、JK−FFと記す。)14とを備えている。
D−FF12とJK−FF14の各クロック入力端には
クロック信号CLOCKが印加され、各リセット入力端
にはリセット信号RESET* が印加されるようになっ
ている。なお、リセット信号RESET* は、バス6上
の信号RSTIN* である。また、JK−FF14のQ
出力は信号PD0 、PD2 、…、PD62となり、Q*
力は信号PD1 、PD3 、…、PD63となっている。
【0016】ここで、このテストパターン発生装置1a
の動作について説明する。バスが使用されていないとき
は信号MBB* がハイであり、アンドゲート13の出力
は常にロウである。この状態からバス使用状態となって
信号MBB* がロウに変化すると、アンドゲート13の
出力が1クロック分だけハイになり、再びロウとなる。
アンドゲート13の出力をJ入力およびK入力とするJ
K−FF14は、J入力およびK入力が共にハイのとき
Q出力およびQ* 出力が共に反転し、J入力およびK入
力が共にロウのときは元の状態を維持する。従って、バ
ス使用開始時だけ、JK−FF14のQ出力およびQ*
出力が反転する。このJK−FF14のQ出力およびQ
* 出力によってテストパターン信号PD1 、PD3
…、PD63が形成されるので、バス使用開始時に2つの
テストパターンが交互に切り換えられることになる。テ
ストパターン信号PD〜PD63をPDi (i=0〜6
3)と表すと、第1のテストパターンは、iが偶数のと
きPDi =0、iが奇数のときPDi =1であり、第2
のテストパターンは、iが偶数のときPDi =1、iが
奇数のときPDi =0である。
【0017】図3はテストパターン検出装置2の構成を
示すブロック図である。このテストパターン検出装置2
は、テストパターン発生装置1aと全く同じ構成のテス
トパターン発生装置1bを内蔵している。このテストパ
ターン発生装置1bは、テストパターン発生装置1aと
同様に、信号MBB* とリセット信号RESET* を入
力し、テストパターン信号PD0 〜PD63を出力するよ
うになっている。また、テストパターン検出装置2は、
バス6上の各信号MAD0 〜MAD63とテストパターン
発生装置1bが発生する各信号PD0 〜PD63との排他
的論理和の否定を求める64個のイクスクルーシブ−ノ
ア(以下、EX−NORと記す。)ゲート210 〜21
63を備えている。なお、EX−NORゲート210 は信
号MAD 0 と信号PD0 を入力し、EX−NORゲート
211 は信号MAD1 と信号PD 1 を入力し、以下同様
にして、EX−NORゲート2163は信号MAD63と信
号PD63を入力する。テストパターン検出装置2は、さ
らに、EX−NORゲート210 〜2163の各出力の論
理積の否定を求めるナンドゲート22と、このナンドゲ
ート22の出力と信号MBB* の論理積を求めるアンド
ゲート23と、このアンドゲート23の出力をJ入力と
するJK−FF24とを備えている。JK−FF24の
K入力端は接地され、クロック入力端にはクロック信号
CLOCKが印加され、リセット入力端にはリセット信
号RESET* が印加されるようになっている。また、
JK−FF24のQ出力が信号BUSFAULTとなっ
ている。
【0018】ここで、このテストパターン検出装置2の
動作について説明する。テストパターン検出装置2は、
バス6上の信号MAD0 〜MAD63を検出し、この信号
MAD0 〜MAD63とテストパターン発生装置1bの出
力するテストパターン信号PD0 〜PD63とを、EX−
NORゲート210 〜2163等によって比較する。バス
が使用されているときは信号MBB* がロウであり、ア
ンドゲート23の出力すなわちJK−FF24のJ入力
が常にロウとなるため、信号BUSFAULTは常にロ
ウである。一方、バスが使用されていないときは信号M
BB* がハイである。この状態で、信号MAD0 〜MA
63と信号PD0 〜PD63に相違が生じると、EX−N
ORゲート210 〜2163のうちのいずれかの出力がロ
ウとなるため、それに接続されているナンドゲート22
の出力はハイとなり、アンドゲート23の出力すなわち
JK−FF24のJ入力がハイとなり、次のクロックで
信号BUSFAULTがハイになる。そして、JK−F
F24にリセットがかかるまで、信号BUSFAULT
はハイのままである。信号BUSFAULTは、ハイの
ときバスの故障を知らせる。
【0019】次に、図4を参照して、本実施例のバス故
障検出装置の全体の動作について説明する。図4は本実
施例の動作を示すタイミングチャートである。
【0020】システムの初期化時には、図1におけるリ
セット信号RSTIN* が活性化され、ロウとなり、図
4(b)に示すリセット信号RESET* がロウとなっ
て、テストパターン発生装置1aおよびテストパターン
検出装置2が初期化される。テストパターン検出装置2
と共に、その内部のテストパターン発生装置1bも初期
化される。テストパターン発生装置1aとテストパター
ン発生装置1bは全く同じ構成であり、同時に初期化さ
れるので、全く同じテストパターンを発生することにな
る。
【0021】次に、バスが使用されていない期間の動作
について説明する。図4において、バスが使用されてい
ない期間は、サイクル1〜3、9〜10、15〜16で
あり、この期間は図4(d)に示すように信号MBB*
がハイである。この期間、バス6上の信号MAD0 〜M
AD63用の信号線には、抵抗器5を介してテストパター
ン発生装置1aからのテストパターン信号PD0 〜PD
63の電位がそのまま現われる。テストパターン検出装置
2は、前述のように、バス上の信号MAD0 〜MAD63
を検出し、この信号MAD0 〜MAD63とテストパター
ン発生装置1bの出力するテストパターン信号PD0
PD63とを、EX−NORゲート210〜2163等によ
って比較する。
【0022】ここで、バス6に故障が生じていなけれ
ば、図4(c)に示すテストパターン信号PD0 〜PD
63と図4(e)に示すバス上の信号MAD0 〜MAD63
とが一致する。図4では、サイクル1〜3、15〜16
が、バス6に故障が生じていない期間である。なお、図
では、このときの各信号によるパターンを“A”と表わ
している。図4のサイクル1〜3のように、初めにテス
トパターン信号PD0 〜PD63とバス上の信号MAD0
〜MAD63とが一致している場合には、図4(f)に示
すように信号BUSFAULTがロウであり、バス6に
故障が生じていないことが分かる。
【0023】一方、バス6に故障が生じると、図4にお
けるサイクル9〜10のように、テストパターン信号P
0 〜PD63とバス上の信号MAD0 〜MAD63に相違
が生じる。なお図4では、テストパターン信号PD0
PD63によるパターンを“B”、バス上の信号MAD0
〜MAD63によるパターンを“B′”と表わしている。
このような場合、前述のように、EX−NORゲート2
0 〜2163のうちのいずれかの出力がロウとなり、ナ
ンドゲート22の出力がハイとなり、アンドゲート23
の出力すなわちJK−FF24のJ入力がハイとなり、
図4(f)に示すように、次のクロック(サイクル1
0)で信号BUSFAULTがハイになり、バスの故障
を知らせる。そして、バスが使用されていない次の期間
(サイクル15〜16)でテストパターン信号PD0
PD63とバス上の信号MAD0 〜MAD63が一致したと
しても、リセット信号RESET* がロウとなってリセ
ットがかかるまでは、信号BUSFAULTはハイを維
持してバスの故障を知らせる。
【0024】次に、バスが使用されている期間の動作に
ついて説明する。図4において、バスが使用されている
期間は、サイクル4〜8、11〜14であり、この期間
は図4(d)に示すように信号MBB* がロウである。
この期間、図4(e)に示すように、バス6上の信号M
AD0 〜MAD63用の信号線には、バス6に接続された
装置からのデータまたはアドレスが現われる。ここで、
テストパターン発生装置1aのテストパターン信号PD
0 〜PD63の出力部は、抵抗器5を介してバス6上の信
号MAD0 〜MAD63用の信号線に接続されているた
め、駆動能力が低く、バス6に接続されている他の装置
からの信号に影響を与えることがない。すなわち、バス
が使用されていないときはテストパターン発生装置1a
は抵抗器5を介してバス上にテストパターンを発生させ
ることができるが、バスが他の装置によって使用されて
いるときは、バス上における電位は、抵抗器5を介して
接続されたテストパターン発生装置1aからの信号によ
って影響されず、他の装置からの信号による電位とな
る。
【0025】従来は、抵抗器5ではなく3ステートバッ
ファを介してバス6上にテストパターンを発生させてい
たため、バスが使用されている期間には、3ステートバ
ッファをオフにし高インピーダンス状態にして、バス6
に接続されている装置からの信号に影響を与えないよう
にする必要があった。
【0026】なお、バスが使用されている期間中、テス
トパターン検出装置2において、バス6上の信号MAD
0 〜MAD63とテストパターン発生装置1bからのテス
トパターン信号PD0 〜PD63とが相違することになる
が、信号MBB* がロウになっているため、JK−FF
24のJ入力もロウとなり、信号BUSFAULTはハ
イにならない。
【0027】また、図4のサイクル5、12のように、
信号MBB* がロウになった次のクロックで、テストパ
ターン信号PD0 〜PD63のパターンが変化する。
【0028】ところで、従来はバスが使用されていない
期間は、バスの各信号線の電位は、プルアップまたはプ
ルダウンによってハイまたはロウに固定されていた。本
実施例は、バスが使用されていない期間、バス上に、従
来の固定された電位の代わりに特定の電位のパターンを
発生させ、このパターンを検出することによってバスの
故障を検出するものである。これにより、データ送信側
あるいは受信側に生じた故障と明確に区別して、バスに
生じた故障を検出することができる。
【0029】そして、本実施例によれば、テストパター
ン発生装置1aのテストパターン信号の出力部を抵抗器
5を介してバス6に接続しているので、出力部に3ステ
ートバッファ等を接続しなくても良いので、回路が簡素
化される。
【0030】また、本実施例によれば、テストパターン
検出装置2内に、テストパターン発生装置1aと全く同
じ構成で全く同じテストパターンを発生するテストパタ
ーン発生装置1bを内蔵したので、テストパターン発生
装置1aとテストパターン検出装置2とを結線する必要
がないので、配線が少なくなる。
【0031】図5および図6は本発明の第2実施例に係
るものである。本実施例は、第1実施例におけるテスト
パターン発生装置1a、1bを、図5に示す構成のもの
に置き換えたものである。
【0032】図5は本実施例におけるテストパターン発
生装置1a、1bの構成を示すブロック図である。この
テストパターン発生装置では、図1に示すテストパター
ン発生装置1aにおけるJK−FF14の代わりに、8
ビットのリニアフィードバックシフトレジスタ(以下、
LFSRと記す。)31を設けている。このLFSR3
1は、イネーブル信号ENABLE、クロック信号CL
OCKおよびリセット信号RESET* の各入力端と、
出力信号Q0 〜Q7 の各出力端とを有している。イネー
ブル信号ENABLEの入力端にはアンドゲート13の
出力が印加されるようになっている。また、出力信号Q
0 〜Q7 は、図5に示すように順番にテストパターン信
号PD0 〜PD63に割り当てられている。すなわち、信
号Q7 はPD0 、PD8 、…、PD56となり、信号Q6
はPD1.、PD9 、…、PD57となり、以下同様にし
て、信号Q0 はPD7 、PD15、…、PD63となる。
【0033】図6は本実施例で使用するLFSR31の
構成を示すブロック図である。このLFSR31は縦列
接続された8個のJK−FF40〜47を有している。
各JK−FF40〜47のJ入力端およびK入力端には
それぞれ別個のアンドゲート50の出力端が接続されて
いる。そして、JK−FF41〜47のJ入力端に設け
られたアンドゲート50の一方の入力端にはそれぞれ前
段のJK−FF40〜46のQ出力が印加され、JK−
FF41〜47のK入力端に設けられたアンドゲート5
0の一方の入力端にはそれぞれ前段のJK−FF40〜
46のQ* 出力が印加されるようになっている。また、
LFSR31は、JK−FF41のQ出力Q1とJK−
FF42のQ出力Q2とJK−FF43のQ出力Q3と
JK−FF47のQ出力Q7との排他的論理和を求める
イクスクルーシブオア(以下、EX−ORと記す。)ゲ
ート51と、このEX−ORゲート51の出力を反転す
るインバータ52とを備えている。そして、EX−OR
ゲート51の出力がJK−FF40のJ入力端に設けら
れたアンドゲート50の一方の入力端に印加され、イン
バータ52の出力がJK−FF40のK入力端に設けら
れたアンドゲート50の一方の入力端に印加されるよう
になっている。また、イネーブル信号ENABLEが、
全てのアンドゲート50の他方の入力端に印加されるよ
うになっている。また、全てのJK−FF40〜47の
クロック入力端にクロック信号CLOCKが印加され、
リセット入力端にリセット信号RESET* が印加され
るようになっている。また、各JK−FF40〜47の
Q出力が出力信号Q0 〜Q7 となっている。
【0034】nビットのLFSRは2n −1種類のパタ
ーンを周期的に発生することが知られている。本実施例
では、8ビットのLFSR31を用いているので、28
−1=255種類のパターンを周期的に発生することに
なる。パターンの切り換えは、第1実施例と同様に、バ
ス使用開始時、厳密には信号MBB* がロウになった次
のクロックのときに行われる。
【0035】本実施例によれば、第1実施例に比べて、
255パターンという多くのパターンを順次切り換えて
発生させるので、バスの故障によって生じたパターンが
偶然テストパターンに一致する可能性が極めて低くな
り、故障検出能力が向上する。
【0036】なお、本実施例では、バス上の信号数“6
4”よりも小さいビット数“8”のLFSR31を用い
て、8ビットのパターンを発生させ、このパターンを繰
り返し使用して64ビットのテストパターンを形成して
いるが、バス上の信号数と等しいビット数のLFSRを
用いても良い。
【0037】その他の構成、作用および効果は第1実施
例と同様である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし3記
載の発明によれば、テストパターン発生手段のテストパ
ターン出力部を抵抗器を介してバスに接続したので、出
力部に3ステートバッファ等を接続しなくても良いの
で、回路構成が簡略化されるという効果がある。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、さら
に、リニアフィードバックシフトレジスタを用いること
によって多数のテストパターンを周期的に発生させるこ
とができるので、故障検出能力が向上するという効果が
ある。
【0040】また、請求項3記載の発明によれば、さら
に、故障検出手段が第2のテストパターン発生手段を内
蔵しているので、バス上にテストパターンを発生させる
ためのテストパターン発生手段と故障検出手段とを結線
する必要がなくなり、配線が少なくなるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のバス故障検出装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1におけるテストパターン発生装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】 図1におけるテストパターン検出装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】 第1実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【図5】 本実施例の第2実施例におけるテストパター
ン発生装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5におけるリニアフィードバックシフトレ
ジスタの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b…テストパターン発生装置、2…テストパタ
ーン検出装置、5…抵抗器、6…バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともバスが使用されていないとき
    に所定のテストパターンを発生するテストパターン発生
    手段と、 このテストパターン発生手段のテストパターン出力部と
    バスとを接続する抵抗器と、 バスが使用されていないときに前記バス上のパターンを
    検出し、この検出したバス上のパターンと前記テストパ
    ターン発生手段が発生するテストパターンとを比較して
    バスの故障を検出する故障検出手段とを具備することを
    特徴とするバス故障検出装置。
  2. 【請求項2】 リニアフィードバックシフトレジスタを
    用いて、少なくともバスが使用されていないときに発生
    させるテストパターンとして複数のパターンを周期的に
    発生させるテストパターン発生手段と、 このテストパターン発生手段のテストパターン出力部と
    バスとを接続する抵抗器と、 バスが使用されていないときに前記バス上のパターンを
    検出し、この検出したバス上のパターンと前記テストパ
    ターン発生手段が発生するテストパターンとを比較して
    バスの故障を検出する故障検出手段とを具備することを
    特徴とするバス故障検出装置。
  3. 【請求項3】 少なくともバスが使用されていないとき
    に所定のテストパターンを発生する第1のテストパター
    ン発生手段と、 この第1のテストパターン発生手段のテストパターン出
    力部とバスとを接続する抵抗器と、 前記第1のテストパターン発生手段と同一のテストパタ
    ーンを発生させる第2のテストパターン発生手段を内蔵
    し、バスが使用されていないときに前記バス上のパター
    ンを検出し、この検出したバス上のパターンと前記第2
    のテストパターン発生手段が発生するテストパターンと
    を比較してバスの故障を検出する故障検出手段とを具備
    することを特徴とするバス故障検出装置。
JP4255295A 1992-09-25 1992-09-25 バス故障検出装置 Pending JPH06110724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4255295A JPH06110724A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 バス故障検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4255295A JPH06110724A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 バス故障検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06110724A true JPH06110724A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17276787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4255295A Pending JPH06110724A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 バス故障検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06110724A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6324666B1 (en) 1998-04-20 2001-11-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Memory test device and method capable of achieving fast memory test without increasing chip pin number

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6324666B1 (en) 1998-04-20 2001-11-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Memory test device and method capable of achieving fast memory test without increasing chip pin number

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3002201B2 (ja) クロス接続形検査回路及びそのための集積回路
JPH02110388A (ja) 集積回路モジュール
KR20040012677A (ko) 동적 버스 반전을 사용한 동시 스위칭 출력 노이즈 감소장치 및 방법
US5912899A (en) Merged data memory testing circuits and related methods which provide different data values on merged data lines
JP3570388B2 (ja) メモリ診断装置及び診断方法
KR100962858B1 (ko) 디지털 시스템, 피검사 모듈에서의 에러 탐지 방법 및 패리티 함수를 조합의 설계 프로세스로 구현하는 방법
JPH06110724A (ja) バス故障検出装置
US6185714B1 (en) Address trap comparator capable of carrying out high speed fault detecting test
JP2979814B2 (ja) シリアルデータ転送装置
US5267250A (en) Circuit arrangement for detection of an erroneous selection signal supplied to selection means
JP3173648B2 (ja) 故障検出方式
KR960000418Y1 (ko) 통신라인 상태 검사장치
JP3042209B2 (ja) 半導体メモリの故障自己診断装置
JP3730877B2 (ja) エラー報告方式及びその方法
JPS63290033A (ja) デ−タ送受信回路
JPH07120271B2 (ja) 算術論理装置
JP2576715Y2 (ja) 特定用途向けicの出力バッファ故障検出回路
JP2606160B2 (ja) パリティチェック回路の故障検出方式
JPS63310211A (ja) クロック障害検出回路
KR0120033Y1 (ko) 155엠(155m) 동기식 광 전송장치 비원(b1)바이트 섹션에러 검사회로
JP2002042493A (ja) メモリテスト回路
JP2811716B2 (ja) マイクロコンピュータ
JPS63281539A (ja) 誤りデ−タ発生回路
JPH0495885A (ja) 大規模集積回路故障検出回路
JPH04267631A (ja) パリティビット付加方式

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040430

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040513

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees