JPH06110517A - スピンドル制御方式 - Google Patents
スピンドル制御方式Info
- Publication number
- JPH06110517A JPH06110517A JP25782892A JP25782892A JPH06110517A JP H06110517 A JPH06110517 A JP H06110517A JP 25782892 A JP25782892 A JP 25782892A JP 25782892 A JP25782892 A JP 25782892A JP H06110517 A JPH06110517 A JP H06110517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- command value
- speed
- speed command
- spindle
- pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な作業でしかも低コストで、スピンドル
モータ速度の任意制御を行うようにする。 【構成】 ステップ送り1aまたは手動パルス発生器1
bは、スピンドルモータ73の速度を制御するためのパ
ルスを出力し、そのパルスは、選択回路2及びゲート3
を経由して加算器4に出力され、イメージアドレス13
1aの速度指令値Sに加算される。その結果、速度指令
値S+ΔSが新たな速度指令値としてイメージアドレス
131bに格納される。この速度指令値S+ΔSは、表
示装置6に随時表示される。したがって、オペレータ
は、その表示を見て、所望の回転数となるように、イメ
ージアドレス131bの速度指令値S+ΔSを設定する
ことができ、その速度指令値S+ΔSが実アドレス13
2に転送されて、スピンドル制御回路71に出力され
る。すなわち、既存の装置であるステップ送り1aや手
動パルス発生器1bから発生するパルスを使用して、ス
ピンドルモータ73の速度を任意に制御することができ
る。
モータ速度の任意制御を行うようにする。 【構成】 ステップ送り1aまたは手動パルス発生器1
bは、スピンドルモータ73の速度を制御するためのパ
ルスを出力し、そのパルスは、選択回路2及びゲート3
を経由して加算器4に出力され、イメージアドレス13
1aの速度指令値Sに加算される。その結果、速度指令
値S+ΔSが新たな速度指令値としてイメージアドレス
131bに格納される。この速度指令値S+ΔSは、表
示装置6に随時表示される。したがって、オペレータ
は、その表示を見て、所望の回転数となるように、イメ
ージアドレス131bの速度指令値S+ΔSを設定する
ことができ、その速度指令値S+ΔSが実アドレス13
2に転送されて、スピンドル制御回路71に出力され
る。すなわち、既存の装置であるステップ送り1aや手
動パルス発生器1bから発生するパルスを使用して、ス
ピンドルモータ73の速度を任意に制御することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置に付加され
たスピンドルモータの駆動制御を行うスピンドル制御方
式に関し、特にスピンドルモータを任意の速度に制御す
る際のスピンドル制御方式に関する。
たスピンドルモータの駆動制御を行うスピンドル制御方
式に関し、特にスピンドルモータを任意の速度に制御す
る際のスピンドル制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御装置に付加されたスピンドルモ
ータを任意の速度に制御する方法として、(1)プログ
ラムによってSコードを指令してオーバライドをかける
方法、(2)PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)から指令する方法、(3)アナログインプット
モジュールを介して、外部から入力されたアナログ情報
をデジタル化し、その情報をPMCで転送し指令する方
法、などがある。
ータを任意の速度に制御する方法として、(1)プログ
ラムによってSコードを指令してオーバライドをかける
方法、(2)PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)から指令する方法、(3)アナログインプット
モジュールを介して、外部から入力されたアナログ情報
をデジタル化し、その情報をPMCで転送し指令する方
法、などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法の
内、(1)と(2)の方法については、ある程度のプロ
グラムを組む必要があり、その分作業が煩雑化してい
た。また、外部から指令するために、別に入力システム
が必要であった。(3)の方法は、スピンドルモータの
速度を任意に制御するのに最も適しているが、特殊なハ
ードを用意する必要があり、その分コストも高くついて
いた。
内、(1)と(2)の方法については、ある程度のプロ
グラムを組む必要があり、その分作業が煩雑化してい
た。また、外部から指令するために、別に入力システム
が必要であった。(3)の方法は、スピンドルモータの
速度を任意に制御するのに最も適しているが、特殊なハ
ードを用意する必要があり、その分コストも高くついて
いた。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、簡単な作業で、しかも低コストで行うことが
できるスピンドル制御方式を提供することを目的とす
る。
のであり、簡単な作業で、しかも低コストで行うことが
できるスピンドル制御方式を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、数値制御装置に付加されたスピンドルモ
ータの駆動制御を行うスピンドル制御方式において、前
記スピンドルモータの速度制御用のパルスを出力するパ
ルス発生手段と、前記スピンドルモータに対する速度指
令値を格納する記憶手段と、前記速度指令値に前記パル
ス発生手段からのパルスを加算する加算手段と、前記加
算手段によって加算された前記速度指令値を受けて前記
スピンドルモータの駆動制御を行うスピンドル制御回路
と、を有することを特徴とするスピンドル制御方式が、
提供される。
決するために、数値制御装置に付加されたスピンドルモ
ータの駆動制御を行うスピンドル制御方式において、前
記スピンドルモータの速度制御用のパルスを出力するパ
ルス発生手段と、前記スピンドルモータに対する速度指
令値を格納する記憶手段と、前記速度指令値に前記パル
ス発生手段からのパルスを加算する加算手段と、前記加
算手段によって加算された前記速度指令値を受けて前記
スピンドルモータの駆動制御を行うスピンドル制御回路
と、を有することを特徴とするスピンドル制御方式が、
提供される。
【0006】
【作用】パルス発生手段は、スピンドルモータの速度制
御用のパルスを出力する。このパルス発生手段は、例え
ば手動パルス発生器やステップ送りである。加算手段
は、記憶手段に格納されているスピンドルモータの速度
指令値に、パルス発生手段からのパルスを加算する。ス
ピンドル制御回路は、その加算手段によって加算された
速度指令値を受けてスピンドルモータの駆動制御を行
う。
御用のパルスを出力する。このパルス発生手段は、例え
ば手動パルス発生器やステップ送りである。加算手段
は、記憶手段に格納されているスピンドルモータの速度
指令値に、パルス発生手段からのパルスを加算する。ス
ピンドル制御回路は、その加算手段によって加算された
速度指令値を受けてスピンドルモータの駆動制御を行
う。
【0007】すなわち、既存の装置である手動パルス発
生器やステップ送りから発生するパルスを使用して、ス
ピンドルモータの速度を任意に制御する。したがって、
難しいPMCプログラムを組む必要もなく、また特殊な
ハードも用意する必要がなく、簡単な作業で、しかも低
コストでスピンドルモータの速度制御を行うことができ
る。
生器やステップ送りから発生するパルスを使用して、ス
ピンドルモータの速度を任意に制御する。したがって、
難しいPMCプログラムを組む必要もなく、また特殊な
ハードも用意する必要がなく、簡単な作業で、しかも低
コストでスピンドルモータの速度制御を行うことができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のスピンドル制御方式の構成を概
略的に示す図である。図において、パルス発生手段1で
あるステップ送り1aまたは手動パルス発生器1bは、
スピンドルモータ73の速度を制御するためのパルスを
出力する。選択回路2は、ステップ送り1aまたは手動
パルス発生器1bのいずれか一方からのパルスΔSを選
択し、その選択したパルスΔSをゲート3に送る。ゲー
ト3は、後述するI/Oユニット17(図3)から送ら
れてくるDI/A信号を受けると開状態になり、そのパ
ルスΔSを加算器4に出力する。
明する。図1は本発明のスピンドル制御方式の構成を概
略的に示す図である。図において、パルス発生手段1で
あるステップ送り1aまたは手動パルス発生器1bは、
スピンドルモータ73の速度を制御するためのパルスを
出力する。選択回路2は、ステップ送り1aまたは手動
パルス発生器1bのいずれか一方からのパルスΔSを選
択し、その選択したパルスΔSをゲート3に送る。ゲー
ト3は、後述するI/Oユニット17(図3)から送ら
れてくるDI/A信号を受けると開状態になり、そのパ
ルスΔSを加算器4に出力する。
【0009】イメージアドレス131aは、数値制御装
置(CNC)10(図3)のRAM13(図3)に設け
られ、12ビットで構成される。加算器4は、このイメ
ージアドレス131aの速度指令値Sにパルス発生手段
1からのパルスΔSを加算する。その結果、速度指令値
S+ΔSが新たな速度指令値としてイメージアドレス1
31bに格納される。この速度指令値S+ΔSは、表示
装置6に随時表示される。すなわち、オペレータがステ
ップ送り1aまたは手動パルス発生器1bを操作してパ
ルスΔSを発生させると、そのパルスΔSを加算した新
たな速度指令値S+ΔSがスピンドルモータ73の回転
数に換算されて表示装置6に表示される。したがって、
オペレータは、その表示を見て、所望の回転数となるよ
うに、イメージアドレス131bの速度指令値S+ΔS
を設定することができる。
置(CNC)10(図3)のRAM13(図3)に設け
られ、12ビットで構成される。加算器4は、このイメ
ージアドレス131aの速度指令値Sにパルス発生手段
1からのパルスΔSを加算する。その結果、速度指令値
S+ΔSが新たな速度指令値としてイメージアドレス1
31bに格納される。この速度指令値S+ΔSは、表示
装置6に随時表示される。すなわち、オペレータがステ
ップ送り1aまたは手動パルス発生器1bを操作してパ
ルスΔSを発生させると、そのパルスΔSを加算した新
たな速度指令値S+ΔSがスピンドルモータ73の回転
数に換算されて表示装置6に表示される。したがって、
オペレータは、その表示を見て、所望の回転数となるよ
うに、イメージアドレス131bの速度指令値S+ΔS
を設定することができる。
【0010】転送手段5は、オペレータの操作によって
I/Oユニット17(図2)から出力されたDI/B信
号(イネーブル信号)を受けて、イメージアドレス13
1bの速度指令値S+ΔSを、実際の入力アドレス(実
アドレス)132に転送する。なお、DI/B信号が常
時オンであれば、イメージアドレス131bの速度指令
値S+ΔSは、常時実アドレス132にアップデートさ
れる。
I/Oユニット17(図2)から出力されたDI/B信
号(イネーブル信号)を受けて、イメージアドレス13
1bの速度指令値S+ΔSを、実際の入力アドレス(実
アドレス)132に転送する。なお、DI/B信号が常
時オンであれば、イメージアドレス131bの速度指令
値S+ΔSは、常時実アドレス132にアップデートさ
れる。
【0011】この実アドレス132の速度指令値S+Δ
Sは、電圧信号としてスピンドル制御回路71及びスピ
ンドルアンプ72に送られ、スピンドルアンプ72はそ
の信号を受けて、スピンドルモータ73を指令された回
転数で回転させる。
Sは、電圧信号としてスピンドル制御回路71及びスピ
ンドルアンプ72に送られ、スピンドルアンプ72はそ
の信号を受けて、スピンドルモータ73を指令された回
転数で回転させる。
【0012】図2は本発明のスピンドル制御方式を実行
するためのフローチャートである。図において、Sに続
く数値はステップ番号を示す。 〔S1〕DI/A信号がオンか否かを判別する。オンで
あればステップS2に進み、そうでなければステップS
6にスキップする。 〔S2〕ステップ送り1aまたは手動パルス発生器1b
からのパルスΔSをイメージアドレス131aの速度指
令値Sに加算する。 〔S3〕新たな速度指令値S+ΔSを表示装置6に表示
する。 〔S4〕DI/B信号がオンか否かを判別する。オンで
あればステップS5に進み、そうでなければステップS
6にスキップする。 〔S5〕イメージアドレス131bの速度指令値S+Δ
Sを実アドレス132に転送する。 〔S6〕実アドレス132の速度指令値S+ΔSを速度
指令としてスピンドル制御回路に出力する。
するためのフローチャートである。図において、Sに続
く数値はステップ番号を示す。 〔S1〕DI/A信号がオンか否かを判別する。オンで
あればステップS2に進み、そうでなければステップS
6にスキップする。 〔S2〕ステップ送り1aまたは手動パルス発生器1b
からのパルスΔSをイメージアドレス131aの速度指
令値Sに加算する。 〔S3〕新たな速度指令値S+ΔSを表示装置6に表示
する。 〔S4〕DI/B信号がオンか否かを判別する。オンで
あればステップS5に進み、そうでなければステップS
6にスキップする。 〔S5〕イメージアドレス131bの速度指令値S+Δ
Sを実アドレス132に転送する。 〔S6〕実アドレス132の速度指令値S+ΔSを速度
指令としてスピンドル制御回路に出力する。
【0013】このように、既存の装置であるステップ送
り1aや手動パルス発生器1bから発生するパルスを使
用して、スピンドルモータ73の速度を任意に制御する
ようにした。したがって、難しいPMCプログラムを組
む必要もなく、また特殊なハードも用意する必要がな
く、簡単な作業で、しかも低コストでスピンドルモータ
73の速度制御を行うことができる。
り1aや手動パルス発生器1bから発生するパルスを使
用して、スピンドルモータ73の速度を任意に制御する
ようにした。したがって、難しいPMCプログラムを組
む必要もなく、また特殊なハードも用意する必要がな
く、簡単な作業で、しかも低コストでスピンドルモータ
73の速度制御を行うことができる。
【0014】図3は本発明を実施するためのCNCのハ
ードウェアのブロック図である。図において、プロセッ
サ11はCNC10全体の制御の中心となるプロセッサ
であり、バス21を介して、ROM12に格納されたシ
ステムプログラムを読み出し、このシステムプログラム
に従って、CNC10全体の制御を実行する。本発明の
スピンドル制御方式のプログラムもこのROM12に格
納され、実行される。RAM13には一時的な計算デー
タ、表示データ等が格納される。また、上述したよう
に、12ビット構成のイメージアドレス131a、13
1b及び実アドレス132が設けられ、スピンドルモー
タ73の速度指令値が格納される。RAM13にはDR
AMが使用される。CMOS14には加工プログラムや
パラメータ等が格納される。CMOS14は、図示され
ていないバッテリでバックアップされ、CNC10の電
源がオフされても不揮発性メモリとなっているので、そ
れらのデータはそのまま保持される。
ードウェアのブロック図である。図において、プロセッ
サ11はCNC10全体の制御の中心となるプロセッサ
であり、バス21を介して、ROM12に格納されたシ
ステムプログラムを読み出し、このシステムプログラム
に従って、CNC10全体の制御を実行する。本発明の
スピンドル制御方式のプログラムもこのROM12に格
納され、実行される。RAM13には一時的な計算デー
タ、表示データ等が格納される。また、上述したよう
に、12ビット構成のイメージアドレス131a、13
1b及び実アドレス132が設けられ、スピンドルモー
タ73の速度指令値が格納される。RAM13にはDR
AMが使用される。CMOS14には加工プログラムや
パラメータ等が格納される。CMOS14は、図示され
ていないバッテリでバックアップされ、CNC10の電
源がオフされても不揮発性メモリとなっているので、そ
れらのデータはそのまま保持される。
【0015】インタフェース15は外部機器用のインタ
フェースであり、紙テープリーダ、紙テープパンチャ
ー、紙テープリーダ・パンチャー等の外部機器31が接
続される。紙テープリーダからは加工プログラムが読み
込まれ、また、CNC10内で編集された加工プログラ
ムを紙テープパンチャーに出力することができる。
フェースであり、紙テープリーダ、紙テープパンチャ
ー、紙テープリーダ・パンチャー等の外部機器31が接
続される。紙テープリーダからは加工プログラムが読み
込まれ、また、CNC10内で編集された加工プログラ
ムを紙テープパンチャーに出力することができる。
【0016】PMC16はCNC10に内蔵され、ラダ
ー形式で作成されたシーケンスプログラムで機械を制御
する。すなわち、加工プログラムで指令された、M機
能、S機能及びT機能に従って、これらをシーケンスプ
ログラムで機械側で必要な信号に変換し、I/Oユニッ
ト17から機械側に出力する。この出力信号は機械側の
マグネット等を駆動し、油圧バルブ、空圧バルブ及び電
気アクチュエイタ等を作動させる。また、機械側のリミ
ットスイッチ及び機械操作盤のスイッチ等の信号を受け
て、必要な処理をして、プロセッサ11に渡す。
ー形式で作成されたシーケンスプログラムで機械を制御
する。すなわち、加工プログラムで指令された、M機
能、S機能及びT機能に従って、これらをシーケンスプ
ログラムで機械側で必要な信号に変換し、I/Oユニッ
ト17から機械側に出力する。この出力信号は機械側の
マグネット等を駆動し、油圧バルブ、空圧バルブ及び電
気アクチュエイタ等を作動させる。また、機械側のリミ
ットスイッチ及び機械操作盤のスイッチ等の信号を受け
て、必要な処理をして、プロセッサ11に渡す。
【0017】I/Oユニット17には、上述したDI/
A信号を出力するためのスイッチ171、DI/B信号
を出力するためのスイッチ172、及びステップ送り1
aが設けられている。これらのスイッチ171、172
及びステップ送り1aから出力されたDI信号は、PM
C16を経由してプロセッサ11に送られる。
A信号を出力するためのスイッチ171、DI/B信号
を出力するためのスイッチ172、及びステップ送り1
aが設けられている。これらのスイッチ171、172
及びステップ送り1aから出力されたDI信号は、PM
C16を経由してプロセッサ11に送られる。
【0018】グラフィック制御回路18は各軸の現在位
置、アラーム、パラメータ、画像データ等のディジタル
データを画像信号に変換して出力する。この画像信号は
CRT/MDIユニット25の表示装置6に送られ、表
示装置6に表示される。また、上述したように、イメー
ジアドレス131bの速度指令値S+ΔSもこの表示装
置6に表示される。インタフェース19はCRT/MD
Iユニット25内のキーボード27からのデータを受け
て、プロセッサ11に渡す。
置、アラーム、パラメータ、画像データ等のディジタル
データを画像信号に変換して出力する。この画像信号は
CRT/MDIユニット25の表示装置6に送られ、表
示装置6に表示される。また、上述したように、イメー
ジアドレス131bの速度指令値S+ΔSもこの表示装
置6に表示される。インタフェース19はCRT/MD
Iユニット25内のキーボード27からのデータを受け
て、プロセッサ11に渡す。
【0019】インタフェース20は手動パルス発生器1
bに接続され、手動パルス発生器1bからのパルスを受
ける。手動パルス発生器1bは機械操作盤に実装され、
手動で機械稼働部を精密に位置決めするのに使用され
る。また、スピンドルモータ73の速度を任意に制御す
るのに使用される。
bに接続され、手動パルス発生器1bからのパルスを受
ける。手動パルス発生器1bは機械操作盤に実装され、
手動で機械稼働部を精密に位置決めするのに使用され
る。また、スピンドルモータ73の速度を任意に制御す
るのに使用される。
【0020】軸制御回路41〜44はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ51〜54に出力する。サーボアンプ51〜54はこ
の移動指令を受けて、各軸のサーボモータ61〜64を
駆動する。サーボモータ61〜64には位置検出用のパ
ルスコーダが内蔵されており、このパルスコーダから位
置信号がパルス列としてフィードバックされる。場合に
よっては、位置検出器として、リニアスケールが使用さ
れる。また、このパルス列をF/V(周波数/速度)変
換することにより、速度信号を生成することができる。
図ではこれらの位置信号のフィードバックライン及び速
度フィードバックは省略してある。スピンドル制御回路
71はスピンドル回転指令及びスピンドルのオリエンテ
ーション等の指令を受けて、スピンドルアンプ72にス
ピンドル速度信号を出力する。スピンドルアンプ72は
このスピンドル速度信号を受けて、スピンドルモータ7
3を指令された回転速度で回転させる。また、オリエン
テーション指令によって、所定の位置にスピンドルを位
置決めする。
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ51〜54に出力する。サーボアンプ51〜54はこ
の移動指令を受けて、各軸のサーボモータ61〜64を
駆動する。サーボモータ61〜64には位置検出用のパ
ルスコーダが内蔵されており、このパルスコーダから位
置信号がパルス列としてフィードバックされる。場合に
よっては、位置検出器として、リニアスケールが使用さ
れる。また、このパルス列をF/V(周波数/速度)変
換することにより、速度信号を生成することができる。
図ではこれらの位置信号のフィードバックライン及び速
度フィードバックは省略してある。スピンドル制御回路
71はスピンドル回転指令及びスピンドルのオリエンテ
ーション等の指令を受けて、スピンドルアンプ72にス
ピンドル速度信号を出力する。スピンドルアンプ72は
このスピンドル速度信号を受けて、スピンドルモータ7
3を指令された回転速度で回転させる。また、オリエン
テーション指令によって、所定の位置にスピンドルを位
置決めする。
【0021】スピンドルモータ73には歯車あるいはベ
ルトでポジションコーダ82が結合されている。従っ
て、ポジションコーダ82はスピンドル73に同期して
回転し、帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインタ
フェース81を経由して、プロセッサ11によって、読
み取られる。この帰還パルスは他の軸をスピンドルモー
タ73に同期して移動させてネジ切り等の加工を行うた
めに使用される。
ルトでポジションコーダ82が結合されている。従っ
て、ポジションコーダ82はスピンドル73に同期して
回転し、帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインタ
フェース81を経由して、プロセッサ11によって、読
み取られる。この帰還パルスは他の軸をスピンドルモー
タ73に同期して移動させてネジ切り等の加工を行うた
めに使用される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、既存の
装置である手動パルス発生器やステップ送りから発生す
るパルスを使用して、スピンドルモータの速度を任意に
制御するように構成した。したがって、難しいPMCプ
ログラムを組む必要もなく、また特殊なハードも用意す
る必要がなく、簡単な作業で、しかも低コストでスピン
ドルモータの速度制御を行うことができる。
装置である手動パルス発生器やステップ送りから発生す
るパルスを使用して、スピンドルモータの速度を任意に
制御するように構成した。したがって、難しいPMCプ
ログラムを組む必要もなく、また特殊なハードも用意す
る必要がなく、簡単な作業で、しかも低コストでスピン
ドルモータの速度制御を行うことができる。
【図1】本発明のスピンドル制御方式の構成を概略的に
示す図である。
示す図である。
【図2】本発明のスピンドル制御方式を実行するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】本発明を実施するためのCNCのハードウェア
のブロック図である。
のブロック図である。
1 パルス発生手段 1a ステップ送り 1b 手動パルス発生器 4 加算器 6 表示装置 10 CNC 11 プロセッサ 13 RAM 16 PMC 17 I/Oユニット 71 スピンドル制御回路 72 スピンドルアンプ 73 スピンドルモータ
Claims (4)
- 【請求項1】 数値制御装置に付加されたスピンドルモ
ータの駆動制御を行うスピンドル制御方式において、 前記スピンドルモータに速度制御用のパルスを出力する
パルス発生手段と、 前記スピンドルモータに対する速度指令値を格納する記
憶手段と、 前記速度指令値に前記パルス発生手段からのパルスを加
算する加算手段と、 前記加算手段によって加算された前記速度指令値を受け
て前記スピンドルモータの駆動制御を行うスピンドル制
御回路と、 を有することを特徴とするスピンドル制御方式。 - 【請求項2】 前記パルス発生手段は、手動パルス発生
器またはステップ送りであることを特徴とする請求項1
記載のスピンドル制御方式。 - 【請求項3】 前記加算手段によって加算された前記速
度指令値は表示装置に表示されることを特徴とする請求
項1記載のスピンドル制御方式。 - 【請求項4】 前記加算手段によって加算された前記速
度指令値の前記スピンドルモータへの転送は、DI信号
を受けて行われることを特徴とする請求項1記載のスピ
ンドル制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25782892A JPH06110517A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | スピンドル制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25782892A JPH06110517A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | スピンドル制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06110517A true JPH06110517A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17311698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25782892A Pending JPH06110517A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | スピンドル制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06110517A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100456098B1 (ko) * | 1997-06-25 | 2005-01-27 | 위아 주식회사 | 수치제어공작기계의주축속도조정장치 |
JP2011134274A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Mori Seiki Co Ltd | 産業機器、および工作機械 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25782892A patent/JPH06110517A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100456098B1 (ko) * | 1997-06-25 | 2005-01-27 | 위아 주식회사 | 수치제어공작기계의주축속도조정장치 |
JP2011134274A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Mori Seiki Co Ltd | 産業機器、および工作機械 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2584889B2 (ja) | パンチプレス機械の工具選択方法 | |
JPH0910858A (ja) | パンチプレス機システムおよび制御方法 | |
JP2006302208A (ja) | 数値制御装置 | |
EP0416116A1 (en) | Spindle control instruction system | |
JP2006004275A (ja) | 数値制御装置 | |
JPH06222819A (ja) | Nc装置の加工プログラム実行方法 | |
JPH06110517A (ja) | スピンドル制御方式 | |
EP0436040A1 (en) | Numeric controller | |
JPH11345009A (ja) | 数値制御装置 | |
JPH1145106A (ja) | 対話形数値制御装置 | |
JP2843568B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JPH04177404A (ja) | 数値制御装置のm機能出力方式 | |
JP3433967B2 (ja) | リジッドタップ制御装置 | |
US5224031A (en) | Signal transfer system of programmable controller | |
WO1990011558A1 (en) | Command system for numerical control device | |
JPH03212706A (ja) | 3次元座標変換制御方式 | |
JP2571319B2 (ja) | パンチプレス機械の工具交換方法 | |
JP2868527B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JPH09190212A (ja) | シンボルによるプログラム編集・運転方式 | |
JPH06348325A (ja) | 数値制御装置 | |
JPH03166609A (ja) | 加工径路描画方式 | |
JPH06312341A (ja) | 数値制御装置 | |
JPH0651822A (ja) | 対話形数値制御装置のアニメ描画方法 | |
JPH0885044A (ja) | 加工負荷監視方式 | |
JPH0379262A (ja) | 数値制御装置のスイング研削加工方法 |