JPH06304845A - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置Info
- Publication number
- JPH06304845A JPH06304845A JP9826293A JP9826293A JPH06304845A JP H06304845 A JPH06304845 A JP H06304845A JP 9826293 A JP9826293 A JP 9826293A JP 9826293 A JP9826293 A JP 9826293A JP H06304845 A JPH06304845 A JP H06304845A
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- JP
- Japan
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- angle
- feed speed
- control device
- moving
- numerical control
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 数値制御装置において、手動送りにより任意
の角度、任意の速度で工具を移動することができる数値
制御装置を提供すること。 【構成】 工具の移動方向を任意に設定することができ
る角度設定手段1と、この角度設定手段1によって設定
された角度θから工具のX軸及びY軸方向における移動
割合を計算する移動割合計算手段2と、手動パルス発生
手段3からのパルス数を計数して合成送り速度Fを求め
る送り速度計算手段4と、移動割合計算手段2及び送り
速度計算手段4の計算結果からX軸及びY軸方向におけ
る移動量を求める移動指令発生手段5とから構成して成
るもの。
の角度、任意の速度で工具を移動することができる数値
制御装置を提供すること。 【構成】 工具の移動方向を任意に設定することができ
る角度設定手段1と、この角度設定手段1によって設定
された角度θから工具のX軸及びY軸方向における移動
割合を計算する移動割合計算手段2と、手動パルス発生
手段3からのパルス数を計数して合成送り速度Fを求め
る送り速度計算手段4と、移動割合計算手段2及び送り
速度計算手段4の計算結果からX軸及びY軸方向におけ
る移動量を求める移動指令発生手段5とから構成して成
るもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置に関し、特
に2つの軸の直線補間を行う機能を備えた数値制御装置
に関する。
に2つの軸の直線補間を行う機能を備えた数値制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数値制御装置付き工作機械では、
加工を始める前に手動パルス発生器を使用して、手動運
転で位置決めなどの段取り作業が行われる。手動パルス
発生器は、移動しようとする軸をスイッチで選択したの
ち、ハンドルを回転させることにより、その回転量に応
じた移動量だけ工具を移動させることができる。
加工を始める前に手動パルス発生器を使用して、手動運
転で位置決めなどの段取り作業が行われる。手動パルス
発生器は、移動しようとする軸をスイッチで選択したの
ち、ハンドルを回転させることにより、その回転量に応
じた移動量だけ工具を移動させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般的に段取
り作業では任意の角度方向の直線切削を行いたい場合が
ある。このために、工具をある方向へ移動させようとす
ると、X軸用手動パルス発生器とY軸用手動パルス発生
器とを用意し、これら2つの手動パルス発生器をそれぞ
れ所定の速度で、しかも同時に回す必要がある。2つの
手動パルス発生器を同時に操作することは、熟練工であ
れば、ある程度の作業は可能であるが、一般には大変困
難である、という問題点があった。
り作業では任意の角度方向の直線切削を行いたい場合が
ある。このために、工具をある方向へ移動させようとす
ると、X軸用手動パルス発生器とY軸用手動パルス発生
器とを用意し、これら2つの手動パルス発生器をそれぞ
れ所定の速度で、しかも同時に回す必要がある。2つの
手動パルス発生器を同時に操作することは、熟練工であ
れば、ある程度の作業は可能であるが、一般には大変困
難である、という問題点があった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、手動送りにより任意の角度、任意の速度で工
具を移動することができる数値制御装置を提供すること
を目的とする。
のであり、手動送りにより任意の角度、任意の速度で工
具を移動することができる数値制御装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、手動操作で任意の角度方向の切削を行う
数値制御装置において、工具の移動方向を任意に設定す
ることができる角度設定手段と、この角度設定手段によ
って設定された角度から工具の2つの軸方向における移
動割合を計算する移動割合計算手段と、手動パルス発生
手段からのパルス数を計数して送り速度を求める送り速
度計算手段と、前記移動割合計算手段及び前記送り速度
計算手段の計算結果から2つの軸方向における移動量を
求める移動指令発生手段と、を備えてなることを特徴と
する数値制御装置が提供される。
決するために、手動操作で任意の角度方向の切削を行う
数値制御装置において、工具の移動方向を任意に設定す
ることができる角度設定手段と、この角度設定手段によ
って設定された角度から工具の2つの軸方向における移
動割合を計算する移動割合計算手段と、手動パルス発生
手段からのパルス数を計数して送り速度を求める送り速
度計算手段と、前記移動割合計算手段及び前記送り速度
計算手段の計算結果から2つの軸方向における移動量を
求める移動指令発生手段と、を備えてなることを特徴と
する数値制御装置が提供される。
【0006】
【作用】上述の手段によれば、角度設定手段にて設定さ
れた角度と、手動パルス発生手段にて設定され送り速度
計算手段にて計算された送り速度とから、移動割合計算
手段及び移動指令発生手段を使用して2つの軸の送り速
度を同時に求めてそれに応じた2つの軸方向の移動量を
指令する。
れた角度と、手動パルス発生手段にて設定され送り速度
計算手段にて計算された送り速度とから、移動割合計算
手段及び移動指令発生手段を使用して2つの軸の送り速
度を同時に求めてそれに応じた2つの軸方向の移動量を
指令する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明による数値制御装置の構成の説明
図である。図において、角度設定手段1は移動しようと
する角度を任意に設定することができるもので、設定さ
れた角度θはコード化されて出力される。コード化され
た角度θは移動割合計算手段2に送られ、ここでX軸及
びY軸方向の移動の割合cosθ及びsinθが計算さ
れる。一方、手動パルス発生手段3からはハンドルの回
転速度に応じた数のパルスが出力され、送り速度計算手
段4にて移動しようとする合成送り速度Fが計算され
る。移動指令発生手段5では移動割合計算手段2及び送
り速度計算手段4からの計算結果を基にして各軸のサー
ボモータに対する移動指令を発生する。すなわち、X軸
のサーボモータに対してはFcosθ、Y軸のサーボモ
ータに対してはFsinθの指令を発生する。
明する。図1は本発明による数値制御装置の構成の説明
図である。図において、角度設定手段1は移動しようと
する角度を任意に設定することができるもので、設定さ
れた角度θはコード化されて出力される。コード化され
た角度θは移動割合計算手段2に送られ、ここでX軸及
びY軸方向の移動の割合cosθ及びsinθが計算さ
れる。一方、手動パルス発生手段3からはハンドルの回
転速度に応じた数のパルスが出力され、送り速度計算手
段4にて移動しようとする合成送り速度Fが計算され
る。移動指令発生手段5では移動割合計算手段2及び送
り速度計算手段4からの計算結果を基にして各軸のサー
ボモータに対する移動指令を発生する。すなわち、X軸
のサーボモータに対してはFcosθ、Y軸のサーボモ
ータに対してはFsinθの指令を発生する。
【0008】図2に本発明による数値制御装置付き工作
機械の外観を示す。図において、角度設定手段1は角度
設定ダイヤル1aとして工作機械の台6の機械操作盤7
に設置され、その近くに手動パルス発生手段3とする手
動パルス発生器3aが設置されている。なお、符号8は
テーブル、9はスピンドルモータなどを収容した主軸ユ
ニットである。
機械の外観を示す。図において、角度設定手段1は角度
設定ダイヤル1aとして工作機械の台6の機械操作盤7
に設置され、その近くに手動パルス発生手段3とする手
動パルス発生器3aが設置されている。なお、符号8は
テーブル、9はスピンドルモータなどを収容した主軸ユ
ニットである。
【0009】図3は本発明を実施するための数値制御装
置(CNC)のハードウェアのブロック図である。図に
おいて、10は数値制御装置である。プロセッサ11は
数値制御装置10全体の制御の中心となるプロセッサで
あり、バス21を介して、ROM12に格納されたシス
テムプログラムを読み出し、このシステムプログラムに
従って、数値制御装置10全体の制御を実行する。RA
M13には一時的な計算データ、表示データなどが格納
される。RAM13にはDRAMが使用される。CMO
S使用の不揮発性メモリ14には工具補正量、ピッチ誤
差補正量、加工プログラム及びパラメータなど電源切断
後も保持すべきデータが格納される。
置(CNC)のハードウェアのブロック図である。図に
おいて、10は数値制御装置である。プロセッサ11は
数値制御装置10全体の制御の中心となるプロセッサで
あり、バス21を介して、ROM12に格納されたシス
テムプログラムを読み出し、このシステムプログラムに
従って、数値制御装置10全体の制御を実行する。RA
M13には一時的な計算データ、表示データなどが格納
される。RAM13にはDRAMが使用される。CMO
S使用の不揮発性メモリ14には工具補正量、ピッチ誤
差補正量、加工プログラム及びパラメータなど電源切断
後も保持すべきデータが格納される。
【0010】インタフェース15は外部機器用のインタ
フェースであり、紙テープリーダ、紙テープパンチャ
ー、紙テープリーダ・パンチャーなどの外部機器31が
接続される。紙テープリーダからは加工プログラムが読
み込まれ、また、数値制御装置10内で編集された加工
プログラムを紙テープパンチャーに出力することができ
る。
フェースであり、紙テープリーダ、紙テープパンチャ
ー、紙テープリーダ・パンチャーなどの外部機器31が
接続される。紙テープリーダからは加工プログラムが読
み込まれ、また、数値制御装置10内で編集された加工
プログラムを紙テープパンチャーに出力することができ
る。
【0011】プログラマブル・マシン・コントローラ
(PMC)16は数値制御装置10に内蔵され、ラダー
形式で作成されたシーケンスプログラムで機械を制御す
る。すなわち、加工プログラムで指令された、M機能
(補助機能)、S機能(主軸機能)及びT機能(工具機
能)に従って、これらをシーケンスプログラムで機械側
で必要な信号に変換し、I/Oユニット17から機械側
に出力する。この出力信号は機械側のマグネットなどを
駆動し、油圧バルブ、空圧バルブ及び電気アクチュエイ
タなどを作動させる。また、機械側のリミットスイッチ
及び機械操作盤のスイッチなどの接点信号や角度設定ダ
イヤル1aからの回転角度がコード化された信号を受け
て、必要な処理をし、プロセッサ11に渡す。角度設定
ダイヤル1aは0〜360°の範囲の角度をできれば1
°毎の分解能を有するコード化信号を出力できる、たと
えば多位置、多段構成のロータリスイッチ、ディジタル
スイッチなどが使用される。
(PMC)16は数値制御装置10に内蔵され、ラダー
形式で作成されたシーケンスプログラムで機械を制御す
る。すなわち、加工プログラムで指令された、M機能
(補助機能)、S機能(主軸機能)及びT機能(工具機
能)に従って、これらをシーケンスプログラムで機械側
で必要な信号に変換し、I/Oユニット17から機械側
に出力する。この出力信号は機械側のマグネットなどを
駆動し、油圧バルブ、空圧バルブ及び電気アクチュエイ
タなどを作動させる。また、機械側のリミットスイッチ
及び機械操作盤のスイッチなどの接点信号や角度設定ダ
イヤル1aからの回転角度がコード化された信号を受け
て、必要な処理をし、プロセッサ11に渡す。角度設定
ダイヤル1aは0〜360°の範囲の角度をできれば1
°毎の分解能を有するコード化信号を出力できる、たと
えば多位置、多段構成のロータリスイッチ、ディジタル
スイッチなどが使用される。
【0012】グラフィック制御回路18は各軸の現在位
置、アラーム、パラメータ、画像データなどのディジタ
ルデータを画像信号に変換して出力する。この画像信号
はCRT/MDI(マニュアル・データ・インプット)
ユニット25の表示装置26に送られ、表示装置26に
表示される。インタフェース19はCRT/MDIユニ
ット25内のキーボード27からのデータを受けて、プ
ロセッサ11に渡す。
置、アラーム、パラメータ、画像データなどのディジタ
ルデータを画像信号に変換して出力する。この画像信号
はCRT/MDI(マニュアル・データ・インプット)
ユニット25の表示装置26に送られ、表示装置26に
表示される。インタフェース19はCRT/MDIユニ
ット25内のキーボード27からのデータを受けて、プ
ロセッサ11に渡す。
【0013】インタフェース20は手動パルス発生器3
aに接続され、手動パルス発生器3aからのパルスを受
ける。手動パルス発生器3aは機械操作盤7に実装さ
れ、手動による回転速度に応じた数のパルスを出力し、
プロセッサ11に渡す。
aに接続され、手動パルス発生器3aからのパルスを受
ける。手動パルス発生器3aは機械操作盤7に実装さ
れ、手動による回転速度に応じた数のパルスを出力し、
プロセッサ11に渡す。
【0014】軸制御回路41〜44はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ51〜54に出力する。サーボアンプ51〜54はこ
の移動指令を受けて、各軸のサーボモータ61〜64を
駆動する。サーボモータ61〜64には位置検出用のパ
ルスコーダが内蔵されており、このパルスコーダから位
置信号がパルス列としてフィードバックされる。場合に
よっては、位置検出器として、リニアスケールが使用さ
れる。また、このパルス列をF/V(周波数/速度)変
換することにより、速度信号を生成することができる。
図ではこれらの位置信号のフィードバックライン及び速
度フィードバックは省略してある。
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ51〜54に出力する。サーボアンプ51〜54はこ
の移動指令を受けて、各軸のサーボモータ61〜64を
駆動する。サーボモータ61〜64には位置検出用のパ
ルスコーダが内蔵されており、このパルスコーダから位
置信号がパルス列としてフィードバックされる。場合に
よっては、位置検出器として、リニアスケールが使用さ
れる。また、このパルス列をF/V(周波数/速度)変
換することにより、速度信号を生成することができる。
図ではこれらの位置信号のフィードバックライン及び速
度フィードバックは省略してある。
【0015】スピンドル制御回路71はスピンドル回転
指令及びスピンドルのオリエンテーションなどの指令を
受けて、スピンドルアンプ72にスピンドル速度信号を
出力する。スピンドルアンプ72はこのスピンドル速度
信号を受けて、スピンドルモータ73を指令された回転
速度で回転させる。また、オリエンテーション指令によ
って、所定の位置にスピンドルを位置決めする。
指令及びスピンドルのオリエンテーションなどの指令を
受けて、スピンドルアンプ72にスピンドル速度信号を
出力する。スピンドルアンプ72はこのスピンドル速度
信号を受けて、スピンドルモータ73を指令された回転
速度で回転させる。また、オリエンテーション指令によ
って、所定の位置にスピンドルを位置決めする。
【0016】スピンドルモータ73には歯車あるいはベ
ルトでポジションコーダ82が結合されている。従っ
て、ポジションコーダ82はスピンドル73に同期して
回転し、帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインタ
フェース81を経由して、プロセッサ11によって読み
取られる。この帰還パルスは他の軸をスピンドルモータ
73に同期して移動させてネジ切りなどの加工を行うた
めに使用される。
ルトでポジションコーダ82が結合されている。従っ
て、ポジションコーダ82はスピンドル73に同期して
回転し、帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインタ
フェース81を経由して、プロセッサ11によって読み
取られる。この帰還パルスは他の軸をスピンドルモータ
73に同期して移動させてネジ切りなどの加工を行うた
めに使用される。
【0017】数値制御工作機械で、ある角度θ方向の切
削を行う場合、まず、斜め移動の角度θの設定を角度設
定ダイヤル1aを回すことにより行う。角度設定ダイヤ
ル1aの値はコード化されており、これをプロセッサ1
1はある一定時間毎に、たとえば8ミリ秒毎に1回コー
ド化された角度θを読み取る。プロセッサ11は手動パ
ルス発生器3aのハンドルを回す速さに応じて出力され
るパルス数をある一定時間毎に読み取ることで合成送り
速度Fを決定する。プロセッサ11はこれら角度θ及び
合成送り速度FからX軸及びY軸のそれぞれの送り速度
Fcosθ、Fsinθを計算し、各軸のサーボモータ
に指令する。これによって、X−Y平面上の任意の角度
の切削を行うことができる。
削を行う場合、まず、斜め移動の角度θの設定を角度設
定ダイヤル1aを回すことにより行う。角度設定ダイヤ
ル1aの値はコード化されており、これをプロセッサ1
1はある一定時間毎に、たとえば8ミリ秒毎に1回コー
ド化された角度θを読み取る。プロセッサ11は手動パ
ルス発生器3aのハンドルを回す速さに応じて出力され
るパルス数をある一定時間毎に読み取ることで合成送り
速度Fを決定する。プロセッサ11はこれら角度θ及び
合成送り速度FからX軸及びY軸のそれぞれの送り速度
Fcosθ、Fsinθを計算し、各軸のサーボモータ
に指令する。これによって、X−Y平面上の任意の角度
の切削を行うことができる。
【0018】プロセッサ11は角度θの値及び合成送り
速度Fを求める基礎となるパルス数をリアルタイムで読
み取っているため、軸送り中に移動の様子を見ながら角
度設定ダイヤル1aを回して角度θを連続的に変更する
ことが可能になる。
速度Fを求める基礎となるパルス数をリアルタイムで読
み取っているため、軸送り中に移動の様子を見ながら角
度設定ダイヤル1aを回して角度θを連続的に変更する
ことが可能になる。
【0019】なお、上記の説明では、X−Y平面上での
任意角度の切削について説明したが、Y−Z、Z−X平
面でも同様に行うことができる。
任意角度の切削について説明したが、Y−Z、Z−X平
面でも同様に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、手動送
りによる2軸間での直線補間が容易に実現でき、工具の
ある位置から任意のテーパ(斜め直線)加工が手動操作
で容易に行うことができ、粗削りなど精度を余り要求さ
れないものであれば、角度設定ダイヤルを徐々に回すこ
とにより曲線の加工も手動操作で容易に行うことができ
るようになる。
りによる2軸間での直線補間が容易に実現でき、工具の
ある位置から任意のテーパ(斜め直線)加工が手動操作
で容易に行うことができ、粗削りなど精度を余り要求さ
れないものであれば、角度設定ダイヤルを徐々に回すこ
とにより曲線の加工も手動操作で容易に行うことができ
るようになる。
【図1】本発明による数値制御装置の構成の説明図であ
る。
る。
【図2】本発明による数値制御装置付き工作機械の外観
を示す。
を示す。
【図3】本発明を実施するための数値制御装置(CN
C)のハードウェアのブロック図である。
C)のハードウェアのブロック図である。
【符号の説明】 1 角度設定手段 1a 角度設定ダイヤル 2 移動割合計算手段 3 手動パルス発生手段 3a 手動パルス発生器 4 送り速度計算手段 5 移動指令発生手段 10 数値制御装置 11 プロセッサ
Claims (5)
- 【請求項1】 手動操作で任意の角度方向の切削を行う
数値制御装置において、 工具の移動方向を任意に設定することができる角度設定
手段と、 この角度設定手段によって設定された角度から工具の2
つの軸方向における移動割合を計算する移動割合計算手
段と、 手動パルス発生手段からのパルス数を計数して送り速度
を求める送り速度計算手段と、 前記移動割合計算手段及び前記送り速度計算手段の計算
結果から2つの軸方向における移動量を求める移動指令
発生手段と、 を備えてなることを特徴とする数値制御装置。 - 【請求項2】 前記角度設定手段は設定角度を表すコー
ド化信号を出力することを特徴とする請求項1記載の数
値制御装置。 - 【請求項3】 前記角度設定手段は回転角度に応じたコ
ード化信号を出力する回転ダイヤルとしたことを特徴と
する請求項1記載の数値制御装置。 - 【請求項4】 前記移動割合計算手段は、前記角度設定
手段によって設定された角度をθとするとき、cosθ
及びsinθを計算することを特徴とする請求項1記載
の数値制御装置。 - 【請求項5】 前記移動指令発生手段は、前記送り速度
計算手段により求めた送り速度をFとするとき、X軸方
向にFcosθ、Y軸方向にFsinθの移動量を表す
指令を発生することを特徴とする請求項1記載の数値制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9826293A JPH06304845A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9826293A JPH06304845A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 数値制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06304845A true JPH06304845A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14215040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9826293A Pending JPH06304845A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06304845A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018018187A (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | ファナック株式会社 | 数値制御装置 |
CN110296726A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-10-01 | 武汉市海维鑫科技有限公司 | 一种编码器装置 |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP9826293A patent/JPH06304845A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018018187A (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | ファナック株式会社 | 数値制御装置 |
CN107649946A (zh) * | 2016-07-26 | 2018-02-02 | 发那科株式会社 | 数值控制装置 |
US10481591B2 (en) | 2016-07-26 | 2019-11-19 | Fanuc Corporation | Numerical controller |
CN110296726A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-10-01 | 武汉市海维鑫科技有限公司 | 一种编码器装置 |
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