JPH0611036U - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH0611036U
JPH0611036U JP4550492U JP4550492U JPH0611036U JP H0611036 U JPH0611036 U JP H0611036U JP 4550492 U JP4550492 U JP 4550492U JP 4550492 U JP4550492 U JP 4550492U JP H0611036 U JPH0611036 U JP H0611036U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data processing
processing means
dual
shared memory
processing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4550492U
Other languages
English (en)
Inventor
正朗 藤崎
Original Assignee
正朗 藤崎
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Filing date
Publication date
Application filed by 正朗 藤崎 filed Critical 正朗 藤崎
Priority to JP4550492U priority Critical patent/JPH0611036U/ja
Publication of JPH0611036U publication Critical patent/JPH0611036U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な構成にて処理速度を低下することなく
高信頼性のデュアル処理を実現する。 【構成】 複数のデータ処理手段2、3において同一の
処理動作を行うように構成されたデュアルタイプのデー
タ処理装置において、各データ処理手段2、3に接続さ
れてそれらの動作状態を一時記憶するマルチポート共有
メモリ4を設け、このマルチポート共有メモリ4を監視
して各データ処理手段2、3を管理する管理用CPU5
を設け、管理用CPU5にて各データ処理手段2、3の
動作状態を監視してデュアル処理に必要な指示を出力す
ることにより相互通信によって互いの動作状態を照合す
る動作を不要にし、処理速度を低下することなくデュア
ル処理を可能にし、安価に信頼性の高いデータ処理装置
を実現する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はデータ処理装置に関し、特に複数のデータ処理手段において同一の処 理動作を行うように構成して処理動作の信頼性を高めたデュアル処理タイプのデ ータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数のデータ処理手段において同一の処理動作を行うように構成す ることによりデータ処理の信頼性を高めたデュアル処理タイプのデータ処理装置 は知られている。
【0003】 そのようなデータ処理装置においては、例えば図3に示すように、第1のデー タ処理手段11と第2のデータ処理手段12が通信回線やデータバスで接続され 、各データ処理手段11、12が相互通信によって相互の動作状態を確認するよ うに構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記構成ではデータ処理手段11、12が動作ごとに相手側の動作 状態を相互通信によって照合し、動作状態を確認する動作が必要であるため、各 データ処理手段11、12におけるデータ処理速度が低下し、単一のデータ処理 手段の場合と同じ処理速度を確保するには高速処理可能な装置構成とする必要が あり、非常に高価な構成となるという問題があった。
【0005】 本考案は上記従来の問題点に鑑み、安価な構成にて処理速度を低下することな く信頼性を高めたデータ処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のデータ処理装置は、複数のデータ処理手段において同一の処理動作を 行うように構成されたデュアル処理タイプのデータ処理装置において、各データ 処理手段に接続されてそれらの動作状態を一時記憶するマルチポート共有メモリ を設け、このマルチポート共有メモリを監視して各データ処理手段を管理する管 理用CPUを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の上記構成によれば、各データ処理手段の動作状態がそれぞれ同時にマ ルチポート共有メモリに逐次一時記憶されるので、その状態を管理用CPUで監 視することにより、いずれかのデータ処理手段にてエラーが発生するとそれを検 出でき、その検出結果に応じてエラーを発生したデータ処理手段の処理結果を無 効にして他方のデータ処理手段の処理結果を生かす等のデュアル処理に必要な指 示を各データ処理手段に出力することができるため、各データ処理手段において 相互通信によって互いの動作状態を照合する動作が不要になって処理速度が低下 せず、かくしてマルチポート共有メモリと管理用CPUを付加するだけで処理速 度を低下することなくデュアル処理が可能になり、安価に信頼性の高いデータ処 理装置を実現できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1を参照しながら説明する。
【0009】 図1において、1はデュアル処理タイプのデータ処理装置であり、同一の処理 動作を行うように構成された第1のデータ処理手段2と第2のデータ処理手段3 を備えている。これら第1と第2のデータ処理手段2、3に接続されてそれらの 動作状態を逐次一時記憶するマルチポート共有メモリ4が設けられ、かつこのマ ルチポート共有メモリ4を監視して各データ処理手段2、3を管理する管理用C PU5が設けられている。
【0010】 マルチポート共有メモリ3は、複数のポートとそれと同数のメモリバンクとを スイッチングネットワークを介して接続し、任意のポートに入力したデータを任 意のメモリバンクに格納し、また任意のメモリバンクから任意のポートにデータ を取り出せるように構成されている。(「New Generation Computing,2」、P 241〜260、1984年、オーム社 参照。尚、この文献ではマルチポート 共有メモリは、二次記憶装置であるディスク装置におけるディスク・キャッシュ ・システムのページメモリとして利用されている。)このマルチポート共有メモ リ4のポートに各データ処理手段2、3及び管理用CPU5が接続され、管理用 CPU5にてメモリバンクに一時記憶された各データ処理手段2、3の動作状態 を監視するように構成されている。
【0011】 図2に各データ処理手段2、3及び管理用CPU5とマルチポート共有メモリ 4との具体的な接続構成を示す。図2において、マルチポート共有メモリ4は4 つのポート及びメモリバンクを有しており、その内の3つのポートとメモリバン クが用いられる。ここではCPU0〜CPU2が上記データ処理手段2、3と管 理用CPU5を代表しており、それぞれスイッチングネットワークの各ポート0 〜ポート2に接続されている。又、スイッチングネットワークには、コントロー ルベクトル発生器からスイッチング制御を行うための2ビットの信号A、Bが入 力されている。コントロールベクトル発生器は、00、01、10、11の2ビ ットの信号を高速で繰り返し出力するように構成されている。スイッチングネッ トワークにおけるこれらの信号によるポート0〜ポート3(ポート0〜ポート2 がCPU0〜CPU2に対応し、ポート3は空きである。)とメモリバンク0〜 メモリバンク3の接続関係は表1に示す通りであり、各CPUは常に互いに異な ったメモリバンクに接続されるため、各CPUが同時に同じメモリバンクにアド レスしても衝突することはない。
【0012】
【表1】
【0013】 一方、各CPUから出力されるアドレスの下位2ビットのA0 、A1 をメモリ バンクに対するアドレス指定に用いており、このアドレス信号A0 、A1 とコン トロールベクトル発生器からの信号A、Bを比較器に入力して両者が一致した時 に各CPUがその時点で接続されているメモリバンクからデータを読み出し、又 は書き込むようにしている。そのため、一致時に比較器から出力される信号を選 択器に入力し、この選択器にて各CPUから出力されているリード(R)又はラ イト(W)の識別データに応じて各メモリバンクに対するリード又はライト指令 信号を出力するように構成されている。また、各CPUとポートを接続するデー タバスにはリード専用のレジスタRとライト専用のレジスタWが設けられ、これ らレジスタを介して各CPUと各メモリバンクとの間でデータの書き込み、読み 出しを行うように構成されている。
【0014】 かくして、スイッチングネットワークは表1に示す00〜11の接続状態に高 速で切換えられており、各CPUが所望のメモリバンクに対して書き込み又は読 み出しを行うべくそのメモリバンクのアドレス指定を行うと、両者が一致して所 望のメモリバンクに接続された時点で比較器から信号が出力して選択器からその メモリバンクにリード又はライト指令が出力され、レジスタR又はWを介してデ ータの読み出し又は書き込みが行われる。
【0015】 以上の構成において、第1と第2のデータ処理手段2、3の動作状態がそれぞ れ同時にマルチポート共有メモリ4のメモリバンクに逐次一時記憶されるので、 管理用CPU5にて順次読み出して両データ処理手段2、3の動作状態を監視す ることができる。その結果いずれかのデータ処理手段2又は3にてエラーが発生 するとそれを検出でき、その検出結果に応じてエラーを発生したデータ処理手段 2又は3の処理結果を無効にして他方のデータ処理手段3又は2の処理結果を生 かす等のデュアル処理に必要な指示を各データ処理手段2、3に出力することに より、第1と第2のデータ処理手段2、3にてデュアル処理が行われる。
【0016】 かくして、本実施例によれば各データ処理手段2、3において相互通信によっ て互いの動作状態を照合する動作が不要となるためそれらのデータ処理速度は低 下せず、したがってマルチポート共有メモリ4と管理用CPU5を付加するだけ で各データ処理手段2、3の処理速度を低下することなくデュアル処理が可能に なり、安価に信頼性の高いデータ処理装置を実現できる。
【0017】
【考案の効果】
本考案のデータ処理装置によれば、複数のデータ処理手段において同一の処理 動作を行うように構成されたデュアルタイプのデータ処理装置において、各デー タ処理手段の動作状態をそれぞれ同時にマルチポート共有メモリに逐次一時記憶 させ、その状態を管理用CPUで監視してデュアル処理に必要な指示を各データ 処理手段に出力するようにしているため、各データ処理手段において相互通信に よって互いの動作状態を照合する動作が不要となり、従ってマルチポート共有メ モリと管理用CPUを付加するだけで処理速度を低下することなくデュアル処理 が可能になり、安価に信頼性の高いデータ処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のデータ処理装置の構成図で
ある。
【図2】同実施例におけるマルチポート共有メモリに対
する接続構成図である。
【図3】従来例のデータ処理装置の構成図である。
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 第1のデータ処理手段 3 第2のデータ処理手段 4 マルチポート共有メモリ 5 管理用CPU

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ処理手段において同一の処
    理動作を行うように構成されたデュアル処理タイプのデ
    ータ処理装置において、各データ処理手段に接続されて
    それらの動作状態を一時記憶するマルチポート共有メモ
    リを設け、このマルチポート共有メモリを監視して各デ
    ータ処理手段を管理する管理用CPUを設けたことを特
    徴とするデータ処理装置。
JP4550492U 1992-06-30 1992-06-30 データ処理装置 Pending JPH0611036U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4550492U JPH0611036U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4550492U JPH0611036U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0611036U true JPH0611036U (ja) 1994-02-10

Family

ID=12721242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4550492U Pending JPH0611036U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0611036U (ja)

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