JPH064838U - 通信機能付きデータ処理装置 - Google Patents

通信機能付きデータ処理装置

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Publication number
JPH064838U
JPH064838U JP4550292U JP4550292U JPH064838U JP H064838 U JPH064838 U JP H064838U JP 4550292 U JP4550292 U JP 4550292U JP 4550292 U JP4550292 U JP 4550292U JP H064838 U JPH064838 U JP H064838U
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JP
Japan
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data
processor
shared memory
data processing
port
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Pending
Application number
JP4550292U
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English (en)
Inventor
正朗 藤崎
Original Assignee
正朗 藤崎
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多チャンネル化と高速処理を簡単な構成で実
現した通信機能付きデータ処理装置を提供する。 【構成】 各々が複数のI/Oポート4を有する複数の
I/Oプロセッサ3を設け、各I/Oプロセッサ3をマ
ルチポート共有メモリ5の各ポートに接続し、このマル
チポート共有メモリ5をデータ処理を行うメインプロセ
ッサ6に接続することにより、単一のマルチポート共有
メモリ5の介装によって複数のI/Oプロセッサ3を階
層化してメインプロセッサ6の並行処理効率を高め、多
チャンネル化と高速処理を安価に実現する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は通信機能付きデータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、多数の端末からのデータを蓄積し、必要に応じて任意の端末から適宜加 工されたデータを取出せるようにしたオンライン・システムが普及してきている 。
【0003】 従来は、このようなオンライン・システムには大型コンピュータや高性能のミ ニ・コンピュータが用いられていた。また、LAN(ローカル・エリア・ネット ワーク)を用いたものも知られている。
【0004】 ところが、ミニ・コンピュータ等を用いたものは装置自体が高価であるばかり でなく、個々のデータ処理システム毎にソフトウェアを作成する必要があり、そ のソフトウェアの作成に多大のコストを要し、さらに多数の端末が実時間でデー タのやりとりを行う場合にはコストに比してその処理スピードに問題があり、一 方LANを用いた場合には、各端末が共通でなければならないため、全体として の設備コストが莫大なものとなり、一般に広く利用されるには問題がある。
【0005】 そこで本出願人は先に、図3に示すように、各々の端末10に接続する複数の I/Oポートを有するI/Oプロセッサ11と、プログラム登録部13、データ 定義部14及びデータ格納部15を有するメインプロセッサ12とを、バッファ メモリとしての2ポートメモリ16を介して接続し、任意の端末10からのアク セスによって自動的にプログラムを起動させてデータのやりとりを行うようにし 、またI/Oプロセッサ11とメインプロセッサ12を分離することにより安価 なマイクロコンピュータを用いてコスト低下を図るとともに通信とデータ処理を 独立して並行して行い、効率化と高速化を図った通信機能付きデータ処理装置を 提案した。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成ではメインプロセッサ12への割り込みによりデータ の送受信の多重化を図っているが、I/Oプロセッサ11とメインプロセッサ1 2の間に1:1の2ポートメモリ16が介装されているだけであるため、メイン プロセッサ12の並行処理効率が低く、多チャンネル化が難しいという問題があ った。
【0007】 本考案は上記従来の問題点に鑑み、多チャンネル化と高速処理を簡単な構成で 実現できる通信機能付きデータ処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の通信機能付きデータ処理装置は、各々が複数のI/Oポートを有する 複数のI/Oプロセッサを設け、各I/Oプロセッサをマルチポート共有メモリ の各ポートに接続し、このマルチポート共有メモリをデータ処理を行うメインプ ロセッサに接続したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案の上記構成によれば、メインプロセッサに対してマルチポート共有メモ リを介して複数のI/Oプロセッサを接続しているため、複数のI/Oプロセッ サを階層化できてメインプロセッサの並行処理効率を高めることができ、かつ単 一のマルチポート共有メモリを介装するだけであるため、多チャンネル化と高速 処理を安価に実現することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1を参照しながら説明する。
【0011】 図1において、1は通信機能付きデータ処理装置であり、それぞれが複数のI /Oポート4を有している複数のI/Oプロセッサ3が設けられており、各I/ Oポート4に通信線で接続された多数の端末2との間でそれぞれのプロトコルに 基づいてデータ通信を行うように構成されている。各I/Oプロセッサ3は、バ ッファとしてのマルチポート共有メモリ5に接続され、多数の端末2との間の受 信データ、送信データ、データ取り出し要求等を一時的に記憶しておき、メイン プロセッサ6での処理が可能になると順次データや要求をメインプロセッサ6が 読み出し、また各I/Oプロセッサ3で端末2との通信が可能になるとI/Oプ ロセッサ3が送信データを読み出して送り出すように構成されている。そして、 メインプロセッサ6でデータの加工、蓄積、取り出しを行う。
【0012】 マルチポート共有メモリ5は、複数のポートとそれと同数のメモリバンクとを スイッチングネットワークを介して接続した構成であり、任意のポートのデータ を任意のメモリバンクに格納できるように構成されている。(「New Generation Computing,2」、P241〜260、1984年、オーム社 参照。尚、この 文献ではページメモリとして利用されているが、本実施例ではワードや命令毎に メモリする。) メインプロセッサ6は、I/Oプロセッサ3とのデータの送受信、データの蓄 積、変更、取り出し及びそのために必要な演算、転送、比較、編集等のデータ加 工を行う命令をプログラムとして予め登録させてあるプログラム登録部7と、各 プログラムで共用できるように蓄積するデータの構造や格納・検索条件等を定義 してあるデータ定義部8と、データを格納するデータ格納部9にて構成されてい る。
【0013】 図2に各I/Oプロセッサ3及びメインプロセッサ6とマルチポート共有メモ リ5との具体的な接続構成を示す。図2においては説明が複雑になるのを避ける ためポート及びメモリバンクを4つ有する例を示してある。CPU0〜CPU3 は上記I/Oプロセッサ3又はメインプロセッサ6を代表しており、それぞれス イッチングネットワークの各ポート0〜ポート3に接続されている。又、スイッ チングネットワークには、コントロールベクトル発生器からスイッチング制御を 行うための2ビットの信号A、Bが入力されている。コントロールベクトル発生 器は、00、01、10、11の2ビットの信号を高速で繰り返し出力するよう に構成されている。スイッチングネットワークにおけるこれらの信号によるポー ト0〜ポート3(即ちCPU0〜CPU3)とメモリバンク0〜メモリバンク3 の接続関係は表1に示す通りであり、各CPUは常に互いに異なったメモリバン クに接続されるため、各CPUが同時に同じメモリバンクをアドレスしても衝突 することはない。
【0014】
【表1】
【0015】 一方、各CPUから出力されるアドレスの下位2ビットのA0 、A1 をメモリ バンクに対するアドレス指定に用いており、このアドレス信号A0 、A1 とコン トロールベクトル発生器からの信号A、Bを比較器に入力して両者が一致した時 に各CPUがその時点で接続されているメモリバンクからデータを読みだし、又 は書き込むようにしている。そのため、一致時に比較器から出力される信号を選 択器に入力し、この選択器にて各CPUから出力されているリード(R)又はラ イト(W)の識別データに応じて各メモリバンクに対するリード又はライト指令 信号を出力するように構成されている。また、各CPUとポートを接続するデー タバスにはリード専用のレジスタRとライト専用のレジスタWが設けられ、これ らレジスタを介して各CPUと各メモリバンクとの間でデータの書き込み、読み 出しを行うように構成されている。
【0016】 かくして、スイッチングネットワークは表1に示す00〜11の接続状態に高 速で切換えられており、各CPUが所望のメモリバンクに対して書き込み又は読 み出しを行うべくそのメモリバンクのアドレス指定を行うと、両者が一致して所 望のメモリバンクに接続された時点で比較器から信号が出力して選択器からその メモリバンクにリード又はライト指令が出力され、レジスタR又はWを介してデ ータの読み出し又は書き込みが行われる。
【0017】 以上の構成において、任意の端末2から送信されたデータが対応するI/Oポ ート4からI/Oプロセッサ3に受信されると、マルチポート共有メモリ5に一 時記憶され、次にメインプロセッサ6がそれを読み出し、プログラム登録部7に 登録されている受信データに対応したプログラムが自動的に起動する。そして、 データ定義部8で設定されたデータ構造にデータ処理されるとともに、プログラ ムに基づいて必要に応じて演算、比較、転送、編集等のデータ加工が行われてデ ータ格納部9に蓄積される。
【0018】 又、データの取り出し要求がI/Oプロセッサ3に受信されると、マルチポー ト共有メモリ5に一時記憶され、次にメインプロセッサ6がそれを読み出してそ の要求に対応したプログラムにてデータ定義部8で設定された検索条件にてデー タ格納部9のデータが検索されて必要なデータが取り出され、取り出されたデー タはマルチポート共有メモリ5を介してI/Oプロセッサ3にて所定の端末2に 送信される。
【0019】 以上の動作において、ある端末2に対する通信動作中の時間を有効に利用して 、マルチポート共有メモリ5に一時記憶されている他の端末2に対するデータ処 理をメインプロセッサ6で並行処理することができ、効率良く、高速でデータ処 理を行うことができ、さらにマルチポート共有メモリ5を用いているので複数の I/Oプロセッサ3を接続してそれらを階層化して順次処理することができるた めメインプロセッサ6の並行処理効率を高めて多チャンネル化を実現でき、かつ 単一のマルチポート共有メモリ5を介装しているだけであるので、高速処理を安 価に実現できる。従って多数の端末2に対しても実時間でデータ処理を行うこと ができる。
【0020】 また、I/Oプロセッサ3を相手の端末4のプロトコルに対応させて設けるこ とによって任意のプロトコルが混在した端末4を接続することもできる。又。デ ータ定義部8を設けて一括定義しているため、プログラムの作成や変更を容易に 行うことができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案の通信機能付きデータ処理装置によれば、メインプロセッサに対してマ ルチポート共有メモリを介して複数のI/Oプロセッサを接続しているため、複 数のI/Oプロセッサを階層化できてメインプロセッサの並行処理効率を高める ことができ、かつ単一のマルチポート共有メモリを介装するだけであるため、多 チャンネル化と高速処理を安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の通信機能付きデータ処理装
置の構成図である。
【図2】同実施例におけるマルチポート共有メモリに対
する接続構成図である。
【図3】従来例の通信機能付きデータ処理装置の構成図
である。
【符号の説明】
1 通信機能付きデータ処理装置 2 端末 3 I/Oプロセッサ 4 I/Oポート 5 マルチポート共有メモリ 6 メインプロセッサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が複数のI/Oポートを有する複数
    のI/Oプロセッサを設け、各I/Oプロセッサをマル
    チポート共有メモリの各ポートに接続し、このマルチポ
    ート共有メモリをデータ処理を行うメインプロセッサに
    接続したことを特徴とする通信機能付きデータ処理装
    置。
JP4550292U 1992-06-30 1992-06-30 通信機能付きデータ処理装置 Pending JPH064838U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4550292U JPH064838U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 通信機能付きデータ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4550292U JPH064838U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 通信機能付きデータ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064838U true JPH064838U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12721184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4550292U Pending JPH064838U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 通信機能付きデータ処理装置

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JP (1) JPH064838U (ja)

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