JPH0660007A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0660007A
JPH0660007A JP20890992A JP20890992A JPH0660007A JP H0660007 A JPH0660007 A JP H0660007A JP 20890992 A JP20890992 A JP 20890992A JP 20890992 A JP20890992 A JP 20890992A JP H0660007 A JPH0660007 A JP H0660007A
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JP
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JP20890992A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kuranaga
寛 蔵永
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量でかつマルチポート機能を有する半導
体記憶装置を得る。 【構成】 2ポート処理部100内の制御部3は、書き
込み時に、シングルポートRAM1及び2のうち、アク
セス状態にないすべてのRAMに対し、書き込みデータ
を書き込みアドレスに書き込む。この際、書き込んだR
AMの種別、アドレスをフラグレジスタ30を用いて記
録する。また、制御部3は、読み出し時に、フラグレジ
スタ30を参照することにより、アクセス状態になく、
読み出しアドレスに関してデータ書き込み済みのRAM
1あるいはRAM2から、読み出しアドレスの格納デー
タを読み出す。書き込み及び読み出しは、第1ポート部
10Lあるいは第2ポート部10Rそれぞれから等価な
内容で行う。 【効果】 大容量でかつマルチポート機能を有する半導
体記憶装置が実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のプロセッサ間
で大容量のデータを受け渡しする場合に適したマルチポ
ート機能を有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は2つのプロセッサが1つのメモリ
を共有するデータ共有方式の一例を示すブロック図であ
る。同図に示すように、2つのプロセッサ12及び13
が1つのシングルポートのメモリ11を共有しており、
それぞれ共通のバス20を介してメモリ11とアクセス
することができる。また、バス20には入出力装置、主
記憶装置等の周辺装置14及び15も接続される。
【0003】プロセッサ12からプロセッサ13にデー
タを転送する場合、バス20を介して直接データ転送す
ることが可能である。しかしながら、この場合、プロセ
ッサ13が受け取ったデータを処理する間、プロセッサ
12は待たされることになり、プロセッサの処理効率が
低下するため実用的でない。
【0004】そこで、プロセッサ12はバス20を介し
て、プロセッサ13への転送データをメモリ11に一時
的に書き込み、その後、メモリ11への一時転送をプロ
セッサ13に割り込み信号SIで知らせる。割り込み信
号SIを受けたプロセッサ13は、必要に応じてバス2
0を介してメモリ11に書き込まれた転送データを取り
込む。このように、メモリ11を利用することにより、
データを転送するプロセッサ12はメモリ11へのデー
タ転送後、直ちに他の処理に移行することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の2つのプロセッ
サ12,13間のデータ転送は以上のように行われてお
り、プロセッサ12のメモリ11へのデータ書き込み、
プロセッサ13のメモリ11からのデータ読み出し時
に、必ずバス20を使用していた。
【0006】したがって、上記したデータ書き込み、デ
ータ読み出し期間中、バス20はプロセッサ12あるい
はプロセッサ13により占有されることになり、空き状
態のプロセッサ12あるいは13が、バス20を介して
周辺装置14あるいは15にアクセスすることができな
いという問題点があった。
【0007】この問題は、一時保存用のメモリ11が1
つのデータ入力ポートとデータ出力ポートしか有さない
シングルポート構成であることに起因する。しかしなが
ら、2ポートRAM等のマルチポートメモリは、小容量
のものしか存在せず、プロセッサ間のデータ転送に利用
できる大容量のマルチポートメモリはない。
【0008】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、大容量でかつマルチポート機能を有する
半導体記憶装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の半導体記憶装置は、各々が同一のアドレス空間
を有するシングルポート構成の第1〜第nの記憶部と、
各々が第1〜第nの書き込みアドレス、第1〜第nの書
き込みデータ及び第1〜第nの読み出しアドレスをそれ
ぞれ受け、第1〜第nの読み出しデータをそれぞれ出力
する第1〜第nの入出力ポートと、第i(1≦i≦n)
の入出力ポートからのデータ書き込み時に、前記第1〜
第nの記憶部のうち、アクセス状態にない記憶部すべて
に対し、第iの書き込みアドレスに第iの書き込みデー
タを書き込み、書き込んだ記憶部が前記第iの書き込み
アドレスに関して、書き込み済み記憶部であることを認
識し、第iの入出力ポートからのデータ読み出し時に、
前記第1〜第nの記憶部のうち、アクセス状態でなく、
かつ第iの読み出しアドレスに関して書き込み済みであ
る1つの記憶部から、第iの読み出しアドレスの格納デ
ータを第iの読み出しデータとして出力するマルチポー
ト処理手段とを備えて構成される。
【0010】さらに、請求項2記載の半導体記憶装置の
ように、前記マルチポート処理手段は、前記第1〜第n
の記憶部のすべてがアクセス状態にないアイドル期間中
に、前記第1〜第nの記憶部のうち、少なくとも1つの
記憶部が前記データ書き込み済み記憶部となり、少なく
とも1つの記憶部がデータ書き込みがなされていないデ
ータ未書き込み記憶部となる書き込み・未書き込み混在
アドレスを検出し、前記データ書き込み済み記憶部の前
記書き込み・未書き込み混在アドレスに格納されたデー
タを、前記データ未書き込み記憶部の前記書き込み・未
書き込み混在アドレスにデータ転送し、データ転送がな
された前記データ未書き込み記憶部を前記書き込み・未
書き込み混在アドレスに関してデータ書き込み済み記憶
部として再認識するデータ転送手段をさらに備えること
が望ましい。
【0011】加えて、請求項3記載の半導体記憶装置の
ように、前記マルチポート処理手段は、前記アイドル期
間中に、前記第1〜第n記憶部のうち少なくとも2つが
前記データ書き込み済み記憶部となるアドレスを比較用
アドレスとして検出し、前記データ書き込み済み記憶部
の前記比較用アドレスに格納されたそれぞれのデータの
内容を比較する比較手段をさらに備えることが望まし
い。
【0012】
【作用】この発明における請求項1記載の半導体記憶装
置のマルチポート処理手段は、第i(1≦i≦n)の入
出力ポートからのデータ書き込み時に、第1〜第nの記
憶部のうち、アクセス状態にない記憶部すべてに対し、
第iの書き込みアドレスに第iの書き込みデータを書き
込み、書き込んだ記憶部が第iの書き込みアドレスに関
して、書き込み済み記憶部であることを認識し、第iの
入出力ポートからのデータ読み出し時に、第1〜第nの
記憶部のうち、アクセス状態でなく、かつ第iの読み出
しアドレスに関して書き込み済みである1つの記憶部か
ら、第iの読み出しアドレスの格納データを第iの読み
出しデータとして出力するしたがって、第1〜第nの入
出力ポートの任意のポートから書き込み動作を行って
も、少なくとも第1〜第nの記憶部のいずれかの書き込
みアドレスにはデータ書き込みが行われ、データが書き
込まれた記憶部は、書き込みアドレスに関して書き込み
済み記憶部と認識される。
【0013】そして、前記書き込みアドレスを読み出し
アドレスとして、第1〜第nの入出力ポートの任意のポ
ートから読み出し動作を行っても、必ず読み出しアドレ
ス(=書き込みアドレス)に関して書き込み済み記憶部
の読み出しアドレスの格納データが読み出される。
【0014】さらに、この発明における請求項2記載の
半導体記憶装置のマルチポート手段は、アイドル期間中
に、データ書き込み済み記憶部の書き込み・未書き込み
混在アドレスに格納されたデータを、データ未書き込み
記憶部の書き込み・未書き込み混在アドレスにデータ転
送するデータ転送手段をさらに備えるため、書き込み時
に、データ書き込みがなされなかった記憶部に対して
も、その後、アイドル期間中に速やかにデータ書き込み
がなされる。
【0015】さらに、この発明における請求項3記載の
半導体記憶装置のマルチポート手段は、アイドル期間中
に、第1〜第n記憶部のうち少なくとも2つがデータ書
き込み済み記憶部となるアドレスを比較用アドレスとし
て検出し、データ書き込み済み記憶部の比較用アドレス
に格納されたそれぞれのデータの内容を比較する比較手
段をさらに備えるため、データ書き込み済み記憶部の比
較用アドレスの記憶内容を検証することができる。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の第1の実施例である疑似2
ポートRAMの構成を示すブロック図である。同図に示
すように、疑似2ポートRAMは2つのシングルポート
RAM1及びRAM2、2ポート処理部100及びポー
ト10から構成される。シングルポートRAM1及びシ
ングルポートRAM2は共に1ポートの入出力であり、
両者は全く同一構成で同一のアドレス空間を有する。
【0017】ポート10は第1ポート部10Lと第2ポ
ート部10Rからなる。第1ポート部10Lは、第1読
み出し制御信号RLと第1書き込み制御信号WLを外部
より入力し、第1ウエイト信号WTLを外部に出力す
る。また、第1ポート部10Lは、第1メモリアクセス
用バス6との接続用の第1バス入出力部BLを有する。
一方、第2ポート部10Rは、第2読み出し制御信号R
Rと第2書き込み制御信号WRを外部より入力し、第2
ウエイト信号WTRを外部に出力する。また、第2ポー
ト部10Rは、第2メモリアクセス用バス7との接続用
の第2バス入出力部BRを有する。
【0018】2ポート処理部100は、制御部3及び空
間スイッチ4から構成される。制御部3は内部にフラグ
レジスタ30を有し、ポート10より得た第1及び第2
の読み出し制御信号RL及びRR並びに第1及び第2の
書き込み制御信号WL及びWRに基づき、第1メモリ読
み出し制御信号R1及び第1メモリ書き込み制御信号W
1をシングルポートRAM1に出力し、第2メモリ読み
出し制御信号R2及び第2メモリ書き込み制御信号W2
をシングルポートRAM2に出力し、第1及び第2のウ
エイト信号WTL及びWTRをポート10を介して外部
に出力し、空間スイッチ制御信号S4を空間スイッチ4
に出力する。
【0019】制御部3内のフラグレジスタ30は、図1
では1個しか図示していないが、シングルポートRAM
1(RAM2)の1アドレスに対応して1つ設けられて
おり、1つのフラグレジスタ30はシングルポートRA
M1用のフラグ格納部30Lと、シングルポートRAM
2用のフラグ格納部30Rとから構成される。
【0020】空間スイッチ4はシングルポートRAM1
用のポートPL1及びPL2と、シングルポートRAM
2用のポートPR1及びPR2を有する。ポートPL1
は第1メモリアクセス用バス6に接続され、ポートPR
1は第2メモリアクセス用バス7に接続され、ポートP
L2は第1メモリアクセス用バス8に接続され、ポート
PR2は第2メモリアクセス用バス9に接続される。そ
して、空間スイッチ4は、空間スイッチ制御信号S4に
基づき、これらのポート間の電気的接続の切り換えを行
う。また、第1メモリアクセス用バス8はシングルポー
トRAM1のアドレス入力部及びデータ入出力部に接続
され、第2メモリアクセス用バス9はシングルポートR
AM2のアドレス入力部及びデータ入出力部に接続され
る。
【0021】このような構成において、第1の実施例の
疑似2ポートRAMへの書き込み動作の説明を行う。ま
ず、初期設定として、制御部3内のすべてのフラグレジ
スタ30のフラグ格納部10L及び10Rの内容を
“0”に設定する。
【0022】そして、第1ポート部10Lからデータ書
き込みを行う場合、第1書き込み制御信号WLをイネー
ブルにし、第1バス入出力部BLから、シングルポート
RAM1及びRAM2への書き込みアドレスAD1及び
書き込みデータDT1を入力する。
【0023】第1書き込み制御信号WLを受けた2ポー
ト処理部100内の制御部3は、基本的に、シングルポ
ートRAM1及びシングルポートRAM2それぞれの書
き込みアドレスAD1にデータDTを書き込もうとす
る。そして、シングルポートRAM1あるいはシングル
ポートRAM2がすでにアクセス状態である場合、アク
セス状態にないRAMに対し書き込み動作を行う。
【0024】シングルポートRAM1がアクセス状態で
なければ、空間スイッチ4のポートPL1〜PL2間
(パスA)を電気的に接続する。そして、イネーブル状
態の第1メモリ書き込み制御信号W1をシングルポート
RAM1に出力する。
【0025】その結果、バス6、パスA及びバス8を介
して、シングルポートRAM1の書き込みアドレスAD
1に書き込みデータDT1が書き込まれる。同時に、制
御部3は、書き込みアドレスAD1に関してシングルポ
ートRAM1はデータ書き込み済みであることを認識す
べく、書き込みアドレスAD1に対応するフラグレジス
タ30のフラグ格納部30Lに“1”を書き込む。
【0026】このとき、シングルポートRAM2もアク
セス状態でなければ、空間スイッチ4のポートPL1〜
PR2間(パスB)を電気的に接続する。そして、イネ
ーブル状態の第2メモリ書き込み制御信号W2をシング
ルポートRAM2に出力する。
【0027】その結果、バス6、パスB及びバス9を介
して、シングルポートRAM2の書き込みアドレスAD
1にも書き込みデータDT1が書き込まれる。同時に、
制御部3は、書き込みアドレスAD1に関してシングル
ポートRAM2はデータ書き込み済みであることを認識
すべく、書き込みアドレスAD1に対応するフラグレジ
スタ30のフラグ格納部30Rに“1”を書き込む。
【0028】一方、シングルポートRAM1がアクセス
状態の場合、制御部3はシングルポートRAM1に対す
る書き込みを行わず、書き込みアドレスAD1に関して
シングルポートRAM1はデータ未書き込みであること
を認識すべく、書き込みアドレスAD1に対応するフラ
グレジスタ30のフラグ格納部30Lは“0”を維持す
る。同様にして、シングルポートRAM2がアクセス状
態の場合、制御部3はシングルポートRAM2に対する
書き込みは行わず、書き込みアドレスAD1に関してシ
ングルポートRAM2はデータ未書き込みであることを
認識すべく、書き込みアドレスAD1に対応するフラグ
レジスタ30のフラグ格納部30Rは“0”を維持す
る。
【0029】また、第2ポート部10Rからデータを書
き込む場合も、第1ポート部10Lからデータ書き込み
を行う場合と同様に、シングルポートRAM1及びシン
グルポートRAM2のうち、アクセス状態にないRAM
に対して書き込み動作を行う。なお、シングルポートR
AM2に書き込む場合、空間スイッチ4のポートPR1
〜PR2間(パスC)を有効にし、シングルポートRA
M1に書き込む場合、空間スイッチ4のポートPR1〜
PL2間(パスD)を有効にする。
【0030】また、第2ポート部10Rからの書き込み
時に、第1ポート部10LからシングルポートRAM1
及びシングルポートRAM2に対する書き込みが行われ
ておれば、制御部3は一方のRAMに対する書き込みを
停止させ、書き込み停止させたRAMに対して、第2ポ
ート部10Rからの書き込み動作を行う。そして、第1
ポート部10Lからの書き込みが停止されたRAMの書
き込みアドレスに対応するフラグレジスタ30のフラグ
格納部30Lあるいは30Rに“0”を書き込む。
【0031】また、第1ポート部10L及び第2ポート
部10Rから、同時に同一アドレスげの書き込み要求が
あった場合、制御部3はウエイト信号WTL及びWTR
をイネーブル状態にする。
【0032】図3はフラグレジスタ30の内部状況を示
す説明図である。同図に示すように、シングルポートR
AM1及びRAM2のアドレスに対応して、フラグレジ
スタ30のフラグ格納部30L及び30Rが設定されて
いる場合、アドレス0番に関してシングルポートRAM
1及びシングルポートRAM2はデータ未書き込みであ
り、アドレス1番及び3番に関してシングルポートRA
M1及びシングルポートRAM2は(同一内容の)デー
タ書き込み済みであり、アドレス2番及び4番に関して
シングルポートRAM1はデータ書き込み済みであり、
シングルポートRAM2はデータ未書き込みであること
を示している。
【0033】次に、第1の実施例の疑似2ポートRAM
からのデータ読み出し動作について説明する。
【0034】まず、第1ポート部10Lからデータ読み
出しを行う場合、第1読み出し制御信号RLをイネーブ
ルにし、第1バス入出力部BLから、読み出しアドレス
AD0を入力する。
【0035】第1読み出し制御信号RLを受けた2ポー
ト処理部100内の制御部3は、シングルポートRAM
1及びシングルポートRAM2のうち、アクセス状態で
なく、読み出しアドレスAD0に対応するフラグレジス
タ30のフラグ格納部30Lあるいは30Rに“1”が
格納されていれば、そのフラグ格納部30Lあるいは3
0Rで規定されたRAMを読み出し対象RAMとし、読
み出し対象RAMに対する読み出し動作を制御する。
【0036】シングルポートRAM1が読み出し対象R
AMの場合、空間スイッチのパスA(PL1〜PL2
間)を有効にし、イネーブル状態の第1メモリ読み出し
制御信号R1をシングルポートRAM1に出力する。
【0037】その結果、シングルポートRAM1の読み
出しアドレスAD0に書き込まれたデータが、バス8、
パスA及びバス6を介して、第1ポート部10Lから、
読み出しデータDT0として読み出される。
【0038】シングルポートRAM2が読み出し対象R
AMの場合、空間スイッチのパスB(PL1〜RL2
間)を有効にし、イネーブル状態の第2メモリ読み出し
制御信号R2をシングルポートRAM2に出力する。
【0039】その結果、シングルポートRAM2の読み
出しアドレスAD0に書き込まれたデータが、バス9、
パスB及びバス6を介して、第1ポート部10Lから、
読み出しデータDT0として読み出される。
【0040】なお、読み出し時に、シングルポートRA
M1及びRAM2が両方ともアクセス状態にある場合、
読み出しアドレスAD0に対応するフラグレジスタ30
のフラグ格納部30Lあるいは30Rに“1”が書き込
まれているRAMが存在すれば、そのRAMへのアクセ
スを停止させ、停止させたRAMを読み出し対象RAM
として読み出し動作を行う。
【0041】このように、第1の実施例の疑似2ポート
RAMでは、2つのシングルポートRAM1及びRAM
2を利用して、ポート処理部100の管理下で、フラグ
レジスタ30を参照することにより、シングルポートR
AM1及びRAM2を1つのRAMの如く制御しつつ、
第1ポート部10Lからの書き込み及び読み出し動作
と、第2ポート部10Rからの書き込み及び読み出し動
作を行った。
【0042】すなわち、第1あるいは第2の入出力ポー
ト部10Lあるいは10Rのいずれのポート部から書き
込み動作を行っても、シングルポートRAM1及びRA
M2のうち、少なくとも1つのRAMにはデータ書き込
みが行われ、データが書き込まれたRAMは、書き込み
アドレスに関して書き込み済みRAMと認識される。
【0043】そして、前記書き込みアドレスを読み出し
アドレスとして、第1の入出力ポート部10Lあるいは
第2の入出力ポート部10Rのいずれから読み出し動作
を行っても、必ず読み出しアドレス(=書き込みアドレ
ス)に関してデータ書き込み済みのRAMの読み出しア
ドレスの格納データが読み出される。
【0044】その結果、第1ポート部10L及び第2ポ
ート部10Rを有する2ポートRAMと等価な機能を実
現した。しかも、シングルポートRAM1及びシングル
ポートRAM2は大容量な構成にすることが簡単である
ため、記憶容量が大容量な2ポートRAMが実現した。
【0045】したがって、図1で示した構成の疑似2ポ
ートRAMは、図2の2ポートメモリ11′として利用
することができる。図2に示すように、2つのプロセッ
サ12及び13が1つの2ポートメモリ11′を共有し
ており、プロセッサ12及び13はそれぞれ異なるバス
21及び22を介して2ポートメモリ11′とアクセス
することができる。また、バス21及び22には入出力
装置、主記憶装置等の周辺装置14及び15も接続され
る。
【0046】図2のような構成で、プロセッサ12から
プロセッサ13にデータ転送を以下のように行うことが
できる。まず、プロセッサ12はバス21を介して、プ
ロセッサ13への転送データを2ポートメモリ11′に
一時的に書き込む。その後、2ポートメモリ11′への
一時転送をプロセッサ13に割り込み信号SIで知らせ
る。割り込み信号SIを受けたプロセッサ13は、必要
に応じてバス22を介して2ポートメモリ11′に書き
込まれた転送データを取り込む。このように、2ポート
メモリ11′を利用することにより、データを転送する
プロセッサ12はメモリ11へのデータ転送後、直ちに
他の処理に移行することができる。
【0047】加えて、2ポートメモリ11′として、第
1の実施例の疑似2ポートRAMを用いることにより、
プロセッサ12のメモリ11へのデータ書き込み中に
も、プロセッサ13はバス22を介して周辺装置14,
15にアクセスすることができ、同様に、プロセッサ1
3のメモリ11からのデータ読み出し時に、プロセッサ
12はバス21を介して周辺装置14,15にアクセス
することができる。
【0048】なお、第1の実施例では2ポート構成のR
AMを実現したが、シングルポートRAMの数、入出力
ポート数、フラグレジスタ30の格納部数、空間スイッ
チ4の切り換えパス数等を拡張することにより、3ポー
ト以上の疑似マルチポートRAMを構成することが容易
に行える。
【0049】図4はこの発明の第2の実施例である疑似
2ポートRAMの構成を示すブロック図である。同図に
示すように、2ポート処理部100内に新たにDMA転
送部5が設けられる。DMA転送部5は制御部3′から
出力されるDMA制御信号S5に基づき、シングルポー
トRAM1〜シングルポートRAM2間のDMA転送を
行う。
【0050】制御部3′は、ポート10より得た第1及
び第2の読み出し制御信号RL及びRR並びに第1及び
第2の書き込み制御信号WL及びWRに基づき、第1メ
モリ読み出し制御信号R1及び第1メモリ書き込み制御
信号W1をシングルポートRAM1に出力し、第2メモ
リ読み出し制御信号R2及び第2メモリ書き込み制御信
号W2をシングルポートRAM2に出力し、第1及び第
2のウエイト信号WTL及びWTRをポート10を介し
て外部に出力し、空間スイッチ制御信号S4を空間スイ
ッチ4に出力し、DMA制御信号S5をDMA転送部5
出力する。
【0051】制御部3′は、シングルポートRAM1及
びシングルポートRAM2がアクセス状態にあるか否か
を常時監視しており、双方ともアクセス状態でない場
合、フラグ格納部30Lとフラグ格納部30Rとで格納
内容に相違があるフラグレジスタ30の存在の有無を検
証する。
【0052】そして、制御部3′は、フラグ格納部30
Lとフラグ格納部30Rとで格納内容に相違があるフラ
グレジスタ30を検出すると、そのフラグレジスタ30
に対応するアドレスを書き込み・未書き込み混在アドレ
スとして認識する。そして、空間スイッチ4のPL2,
PR2間(パスE)を有効にし、書き込み・未書き込み
混在アドレスに関して、“1”が格納されたフラグ格納
部に対応するRAM(データ書き込み済み)から“0”
が格納されたフラグ格納部に対応するRAM(データ未
書き込み)へのDMA転送をDMA転送部5に行わせ
る。そして、当該フラグレジスタ30で“0”が格納さ
れたフラグ格納部30Lあるいは30Rの内容を“1”
に変更する。
【0053】例えば、フラグレジスタ30の内容状況が
図3で示すような場合、制御部3′は、アドレス2番の
フラグレジスタ30のフラグ格納部30Lとフラグ格納
部30Rとで格納内容に相違があることを検出すると、
アドレス2番を書き込み・未書き込み混在アドレスとし
て認識する。そして、DMA転送部5により、シングル
ポートRAM1のアドレス2番の格納データをシングル
ポートRAM2のアドレス2番にDMA転送する。そし
て、アドレス2番のフラグレジスタ30のフラグ格納部
30Rの内容を“1”に変更する。
【0054】なお、他の構成は第1の実施例と同様であ
るため、説明は省略する。また、第2の実施例の疑似2
ポートRAMの書き込み及び読み出し動作も第1の実施
例と同様であるため、説明は省略する。
【0055】このように第2の実施例の疑似2ポートR
AMでは、シングルポートRAM1,RAM2間のDM
A転送機能を備えることにより、書き込み時に1つのシ
ングルポートRAMに対してのみデータ書き込みが行え
なかった場合でも、後にDMA転送が行われることによ
り、大半の場合、シングルポートRAM1及び2をデー
タ書き込み済みRAMにすることができる。
【0056】その結果、第1ポート部10L及び第2ポ
ート部10Rから同時に、同一の読み出しアドレスに対
する読み出し要求があっても、大半の場合、ウェイトを
かけることなく、読み出し動作ができるため、第1の実
施例の効果に加え、より1層、読み出し効率を向上させ
ることができる効果を有する。
【0057】なお、第2の実施例では、2ポート構成の
RAMを示したが、第1の実施例同様、3ポート構成以
上のRAMにも適用することができる。この場合、少な
くとも1つシングルポートRAMがデータ書き込み済み
となり、少なくとも1つシングルポートRAMがデータ
未書き込みとなるるアドレスを書き込み・未書き込み混
在アドレスとして認識し、書き込み・未書き込み混在ア
ドレスに関して、データ書き込み済みのRAMから、デ
ータ未書き込みRAMへのDMA転送が行われる。
【0058】図5はこの発明の第3の実施例である疑似
2ポートRAMの構成を示すブロック図である。同図に
示すように、制御部3′′は内部に新たに比較部31を
設けた。
【0059】制御部3′′は、シングルポートRAM1
及びシングルポートRAM2がアクセス状態にあるか否
かを常時監視しており、双方ともアクセス状態でない場
合、フラグ格納部30Lとフラグ格納部30Rとが双方
共“1”であるフラグレジスタ30を検出すると、その
フラグラレジスタ30に対応するアドレスを比較用アド
レスとして認識する。そして、以下に示すRAMの内容
検証動作を行う。
【0060】まず、空間スイッチ4のPL1,PL2間
(パスA)及びPR1,PR2間(パスC)を有効にす
る。そして、読み出し制御信号R1及びR2をイネーブ
ルにして、第1メモリアクセス用バス6及び第2メモリ
アクセス用バス7に比較用アドレスを出力することによ
り、比較用アドレスのシングルポートRAM1の記憶内
容を、バス8、パスA及びバス6を介して比較部31の
第1入力31Lに取り込むとともに、比較用アドレスの
シングルポートRAM2の記憶内容を、バス9、パスC
及びバス7を介して比較部31の第2入力31Rに取り
込む。
【0061】そして、比較部31の第1入力31Lと第
2入力31Rとを比較することにより、両者が不一致の
場合は不一致信号SVをイネーブル状態にして出力す
る。
【0062】例えば、フラグレジスタ30の内容状況が
図3で示すような場合、制御部′′は、アドレス1番を
比較用アドレスとして認識し、シングルポートRAM1
のアドレス1番の記憶内容とシングルポートRAM2の
アドレス1番の記憶内容とを比較部31の第1入力31
L及び第2入力31Rにそれぞれ取り込み、第1入力3
1Lと第2入力31Rとの比較を行うことにより、シン
グルポートRAM1のアドレス1番の記憶内容とシング
ルポートRAM2のアドレス1番の記憶内容との一致・
不一致検証することができる。
【0063】なお、他の構成は第2の実施例と同様であ
るため、説明は省略する。また、書き込み・読み出し動
作及びDMA転送動作は第2の実施例と同様であるた
め、説明は省略する。
【0064】このように第3の実施例の疑似2ポートR
AMでは、2つのシングルポートRAM1及びRAM2
間で、データ書き込み済みの同一アドレスに同一データ
が格納されているか否かの検証を行うことができるた
め、データ保持信頼性の高い2ポートRAMを実現でき
る。
【0065】なお、第3の実施例では、2ポート構成の
RAMを示したが、第1の実施例及び第2の実施例同
様、3ポート構成以上のRAMにも適用することができ
る。この場合、少なくとも2つ以上のシングルポートR
AMがデータ書き込み済みであるアドレスを比較用アド
レスと認識し、比較用アドレスに関してデータ書き込み
済みのRAMから、比較用アドレスの格納データを比較
することになる。また、比較用アドレスに関して、3つ
以上のシングルポートRAMがデータ書き込み済みであ
る場合、3つ以上の比較用アドレスの格納データを比較
し、多数決をとり、少数の格納データを多数の格納デー
タで置き換える訂正機能を付加することもできる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1記載の半導体記憶装置によれば、マルチポート処理手
段により、第i(1≦i≦n)の入出力ポートからのデ
ータ書き込み時に、第1〜第nの記憶部のうち、アクセ
ス状態にない記憶部すべてに対し、第iの書き込みアド
レスに第iの書き込みデータが書き込まれ、書き込まれ
た記憶部が第iの書き込みアドレスに関して、書き込み
済み記憶部であることが認識され、第iの入出力ポート
からのデータ読み出し時に、第1〜第nの記憶部のう
ち、アクセス状態でなく、かつ第iの読み出しアドレス
に関して書き込み済みである1つの記憶部から、第iの
読み出しアドレスの格納データが第iの読み出しデータ
として出力される。
【0067】このため、第1〜第nの入出力ポートの任
意のポートから書き込み動作を行っても、少なくとも第
1〜第nの記憶部のいずれかの書き込みアドレスにはデ
ータ書き込みが行われ、データが書き込まれた記憶部
は、書き込みアドレスに関して書き込み済み記憶部と認
識される。そして、前記書き込みアドレスを読み出しア
ドレスとして、第1〜第nの入出力ポートの任意のポー
トから読み出し動作を行っても、必ず読み出しアドレス
(=書き込みアドレス)に関して書き込み済み記憶部の
読み出しアドレスの格納データが読み出される。
【0068】その結果、この発明の半導体記憶装置は、
疑似的にnポートの入出力部を有するマルチポート半導
体記憶装置として機能する。しかも、第1〜第nの記憶
部は通常のシングルポート構成であり大容量な構成にす
ることが簡単であるため、記憶容量が大容量なマルチポ
ート機能を有する半導体記憶装置を得ることができる。
【0069】さらに、この発明における請求項2記載の
半導体記憶装置のマルチポート手段は、データ書き込み
済み記憶部の書き込み・未書き込み混在アドレスに格納
されたデータを、データ未書き込み記憶部の書き込み・
未書き込み混在アドレスにデータ転送するデータ転送手
段をさらに備えるている。
【0070】その結果、書き込み時に、データ書き込み
がなされなかった記憶部に対しても、その後、アイドル
期間中に速やかにデータ書き込みがなされるため、より
読み出し効率を向上させたマルチポート機能を有する半
導体記憶装置を得ることができる。
【0071】さらに、この発明における請求項3記載の
半導体記憶装置のマルチポート手段は、アイドル期間中
に、第1〜第n記憶部のうち少なくとも2つがデータ書
き込み済み記憶部となるアドレスを比較用アドレスとし
て検出し、データ書き込み済み記憶部の比較用アドレス
に格納されたそれぞれのデータの内容を比較する比較手
段をさらに備える。
【0072】その結果、データ書き込み済み記憶部の比
較用アドレスの記憶内容を検証することができるため、
データ保持信頼性の高いマルチポート機能を有する半導
体記憶装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である疑似2ポートR
AMの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例の疑似2ポートRAMの利用例を
示すブロック図である。
【図3】フラグレジスタの利用状況を示す説明図であ
る。
【図4】この発明の第2の実施例である疑似2ポートR
AMの構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の第3の実施例である疑似2ポートR
AMの構成を示すブロック図である。
【図6】従来のプロセッサ間のデータ共有方式の一例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 シングルポートRAM 2 シングルポートRAM 3 制御部 3′ 制御部 3′′制御部 4 空間スイッチ 5 DMA転送部 30 フラグレジスタ 31 比較部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】空間スイッチ4はポートPL1及びPL2
、ポートPR1及びPR2を有する。ポートPL1は
第1メモリアクセス用バス6に接続され、ポートPR1
は第2メモリアクセス用バス7に接続され、ポートPL
2は第1メモリアクセス用バス8に接続され、ポートP
R2は第2メモリアクセス用バス9に接続される。そし
て、空間スイッチ4は、空間スイッチ制御信号S4に基
づき、これらのポート間の電気的接続の切り換えを行
う。また、第1メモリアクセス用バス8はシングルポー
トRAM1のアドレス入力部及びデータ入出力部に接続
され、第2メモリアクセス用バス9はシングルポートR
AM2のアドレス入力部及びデータ入出力部に接続され
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】このような構成において、第1の実施例の
疑似2ポートRAMへの書き込み動作の説明を行う。ま
ず、初期設定として、制御部3内のすべてのフラグレジ
スタ30のフラグ格納部0L及び0Rの内容を
“0”に設定する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】また、第1ポート部10L及び第2ポート
部10Rから、同時に同一アドレスの書き込み要求が
あった場合、制御部3はウエイト信号WTL及びWTR
をイネーブル状態にする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】シングルポートRAM2が読み出し対象R
AMの場合、空間スイッチのパスB(PL1〜PR
間)を有効にし、イネーブル状態の第2メモリ読み出し
制御信号R2をシングルポートRAM2に出力する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】加えて、2ポートメモリ11′として、第
1の実施例の疑似2ポートRAMを用いることにより、
プロセッサ12のメモリ11′へのデータ書き込み中に
も、プロセッサ13はバス22を介して周辺装置14,
15にアクセスすることができ、同様に、プロセッサ1
3のメモリ11′からのデータ読み出し時に、プロセッ
サ12はバス21を介して周辺装置14,15にアクセ
スすることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】制御部3′は、ポート10より得た第1及
び第2の読み出し制御信号RL及びRR並びに第1及び
第2の書き込み制御信号WL及びWRに基づき、第1メ
モリ読み出し制御信号R1及び第1メモリ書き込み制御
信号W1をシングルポートRAM1に出力し、第2メモ
リ読み出し制御信号R2及び第2メモリ書き込み制御信
号W2をシングルポートRAM2に出力し、第1及び第
2のウエイト信号WTL及びWTRをポート10を介し
て外部に出力し、空間スイッチ制御信号S4を空間スイ
ッチ4に出力し、DMA制御信号S5をDMA転送部
に出力する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】例えば、フラグレジスタ30の内容状況が
図3で示すような場合、制御部3′′は、アドレス1番
を比較用アドレスとして認識し、シングルポートRAM
1のアドレス1番の記憶内容とシングルポートRAM2
のアドレス1番の記憶内容とを比較部31の第1入力3
1L及び第2入力31Rにそれぞれ取り込み、第1入力
31Lと第2入力31Rとの比較を行うことにより、シ
ングルポートRAM1のアドレス1番の記憶内容とシン
グルポートRAM2のアドレス1番の記憶内容との一致
・不一致検証することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が同一のアドレス空間を有するシン
    グルポート構成の第1〜第nの記憶部と、 各々が第1〜第nの書き込みアドレス、第1〜第nの書
    き込みデータ及び第1〜第nの読み出しアドレスをそれ
    ぞれ受け、第1〜第nの読み出しデータをそれぞれ出力
    する第1〜第nの入出力ポートと、 第i(1≦i≦n)の入出力ポートからのデータ書き込
    み時に、前記第1〜第nの記憶部のうち、アクセス状態
    にない記憶部すべてに対し、第iの書き込みアドレスに
    第iの書き込みデータを書き込み、書き込んだ記憶部が
    前記第iの書き込みアドレスに関して、書き込み済み記
    憶部であることを認識し、第iの入出力ポートからのデ
    ータ読み出し時に、前記第1〜第nの記憶部のうち、ア
    クセス状態でなく、かつ第iの読み出しアドレスに関し
    て書き込み済みである1つの記憶部から、第iの読み出
    しアドレスの格納データを第iの読み出しデータとして
    出力するマルチポート処理手段とを備えた半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記マルチポート処理手段は、 前記第1〜第nの記憶部のすべてがアクセス状態にない
    アイドル期間中に、前記第1〜第nの記憶部のうち、少
    なくとも1つの記憶部が前記データ書き込み済み記憶部
    となり、少なくとも1つの記憶部がデータ書き込みがな
    されていないデータ未書き込み記憶部となる書き込み・
    未書き込み混在アドレスを検出し、前記データ書き込み
    済み記憶部の前記書き込み・未書き込み混在アドレスに
    格納されたデータを、前記データ未書き込み記憶部の前
    記書き込み・未書き込み混在アドレスにデータ転送し、
    データ転送がなされた前記データ未書き込み記憶部を、
    前記書き込み・未書き込み混在アドレスに関してデータ
    書き込み済み記憶部として再認識するデータ転送手段を
    さらに備える請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記マルチポート処理手段は、 前記アイドル期間中に、前記第1〜第n記憶部のうち少
    なくとも2つが前記データ書き込み済み記憶部となるア
    ドレスを比較用アドレスとして検出し、前記データ書き
    込み済み記憶部の前記比較用アドレスに格納されたそれ
    ぞれのデータの内容を比較する比較手段をさらに備える
    請求項2記載の半導体記憶装置。
JP20890992A 1992-08-05 1992-08-05 半導体記憶装置 Pending JPH0660007A (ja)

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JP20890992A JPH0660007A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 半導体記憶装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100333521B1 (ko) * 1999-03-25 2002-04-25 야스오 하라다 주소 및 데이터 전송회로

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KR100333521B1 (ko) * 1999-03-25 2002-04-25 야스오 하라다 주소 및 데이터 전송회로

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