JPH06109816A - 論理集積回路 - Google Patents

論理集積回路

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JPH06109816A
JPH06109816A JP4254853A JP25485392A JPH06109816A JP H06109816 A JPH06109816 A JP H06109816A JP 4254853 A JP4254853 A JP 4254853A JP 25485392 A JP25485392 A JP 25485392A JP H06109816 A JPH06109816 A JP H06109816A
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signal
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敏郎 高橋
Fumihiko Shiratori
文彦 白鳥
Iku Moriwaki
郁 森脇
Masahiko Nagai
正彦 永井
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 論理LSIを複数の機能ブロックに分割し、
各機能ブロックの出力部に、制御信号によってデータを
ラッチする機能と入力信号をそのまま素通りさせる機能
とに切り換えることが可能な構成のスキャン機能付きバ
ッファ回路を設けるとともに、これらのバッファ回路を
テスト専用バスに接続し、テストデータを直接上記バッ
ファに入れたり読み出したりできるようにした。 【効果】 各機能ブロックごとにテストパターンを作成
し、また各機能ブロックごとに診断を行なうことができ
るとともに、一度設計した機能ブロックを他のLSIに
使用する場合には既に作成されているテストパターンを
利用できるようになるため、テストパターンの作成およ
びテストに要する時間を従来の診断方式に比べて大幅に
短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、論理集積回路技術さ
らには論理集積回路における診断方式に適用して有効な
技術に関し、例えばゲートアレイ方式やスタンダードセ
ル方式、モジュールベース方式のASIC(特定用途向
けIC)に利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、論理LSIは数万ゲート以上の集
積度になり、フリップフロップを多数含む。しかしにが
ら、入出力端子数は多いものでも数100個に限られ
る。このような大規模でフリップフロップが信号伝送経
路に挿入される複雑な順序回路を限られた外部端子から
テストするテストパターンを生成することは、コンピュ
ータを駆使しても不可能である。
【0003】そこで、論理LSIの診断方式として、順
序回路を構成するフリップフロップを直列に接続させて
シフトレジスタとして動作させることにより、診断を容
易にしたスキャン方式やフリップフロップにアドレスを
割り当てて外部からテスト専用バスを使って直接所望の
フリップフロップにデータを入れたり(スキャンイ
ン)、フリップフロップの保持データを読み出す(スキ
ャンアウト)ことができるようにしたアドレススキャン
方式と呼ばれる診断方式が提案されている(「日経エレ
クトロニクス」1986年7月28日号、第301頁〜
第322頁参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、論理L
SIの大規模化が更に数十万ゲートと進むと内部のフリ
ップフロップの数もさらに増大する。そのため、上記従
来のスキャン方式を用いたとしてもテストパターンの作
成およびそれを使ったテストに要する時間が膨大とな
り、たとえスーパーコンピュータを使ってテストパター
ンを作成したとしても何十時間もかかってしまう。ま
た、このような膨大なテストパターンを使うと、診断時
間が非常に長くなり、しかも論理の修正等があるとそれ
がほんの僅かであってもその度に再び何十時間もかけて
テストパターンを生成し直さなくてはならないため、開
発期間が制限されているような場合には充分な診断結果
が得られなくなるおそれがある。
【0005】本発明の目的は、診断機能を備えた論理集
積回路において、テストパターンの作成およびテストが
容易な診断方式を提供することにある。本発明の他の目
的は、診断機能を備えた論理集積回路においてテストパ
ターンの作成およびテストが容易な診断方式を実現する
のに好適なバッファ回路を提供することにある。この発
明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴について
は、本明細書の記述および添附図面から明らかになるで
あろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、論理LSIを複数の機能ブロッ
クに分割し、各機能ブロックの出力部分に、制御信号に
よってデータをラッチする機能と入力信号をそのまま素
通りさせる機能とに切り換えることが可能な構成のバッ
ファ回路(以下、スキャン機能付きバッファ回路と称す
る)を設けるとともに、これらのバッファ回路をテスト
専用バスに接続し、テストデータを直接上記バッファに
入れたり読み出したりできるようにしたものである。ま
た、好ましくは、各機能ブロック内のフリップフロップ
も上記テスト専用バスに接続してテストデータを直接ス
キャンイン、スキャンアウトできるようにする。
【0007】さらに、上記スキャン機能付きバッファ回
路は、切換え制御信号によって入力信号を通過または遮
断する論理ゲートと、この論理ゲートの後段に接続され
たラッチ回路と、このラッチ回路の帰還経路の途中に設
けられこれを遮断可能にするためのスイッチと、上記ラ
ッチ回路の入力側にテスト用のデータを入れるためのス
イッチと、上記ラッチ回路の出力端子からラッチデータ
を取り出すためのスイッチとを備えたものとする。
【0008】
【作用】上記した手段によれば、各機能ブロックごとに
テストパターンを作成し、また各機能ブロックごとに診
断を行なうことができるとともに、一度設計した機能ブ
ロックを他のLSIに使用する場合には既に作成されて
いるテストパターンを利用できるようになるため、テス
トパターンの作成およびテストに要する時間を従来の診
断方式に比べて大幅に短縮することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、本発明を適用した大規模半導体集積回
路装置IC(以下、論理LSIと称する)の全体の概略
構成が示されている。上記論理LSIは、シリコンのよ
うな1つの半導体基板上に、高地の半導体製造方法によ
って形成されている。図1において、11,12はそれ
ぞれ所定の論理を有するランダムロジック部、13は演
算回路部、14はRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)等からなる記憶回路部である。特に制限されない
が、この実施例では、上記演算回路13および記憶回路
14として、既に使用されて実績がありセルライブラリ
として登録されているマクロセルが使用される。
【0010】また、図1において、BG11〜BG42
は各機能回路ブロック11,12,13,14の出力部
に設けられているバッファ回路の一部を示したもの、F
F11〜FF22は、上記ランダムロジック部11,1
2内にそれぞれ設けられているデータラッチ用のフリッ
プフロップの一部を示したものである。上記バッファ回
路BG11〜BG42およびフリップフロップFF11
〜FF22にはそれぞれスキャン機能が付加されてい
る。さらに、機能ブロック11および12は、論理回路
16および17および半導体集積回路装置外部に信号を
出力するための出力回路B1,B2,B3,B4を含
む。例えば論理回路16および17はNANDゲート回
路である。また、機能ブロック13は、算術論理演算ユ
ニットALU(Arithmatic and Logic Unit)を含む。
【0011】また、この実施例では、LSIチップ内に
テスト専用バス20が設けられ、上記バッファ回路BG
11〜BG42およびフリップフロップFF11〜FF
12は、このテスト専用バス20に接続されている。ま
た、出力回路B1〜B4はテスト専用バス20に接続さ
れてもよい。さらに、この実施例では、上記バッファ回
路BG11〜BG42およびフリップフロップFF11
〜FF22に対して、上記テスト専用バス20を介して
直接テストデータをスキャンイン、スキャンアウトさせ
るための制御信号を形成するテスト制御回路30が設け
られている。
【0012】このテスト制御回路30は、診断時に上記
機能回路ブロック11〜14のいずれをテスト対象とす
るのか指定するための選択信号を形成するデコーダを含
んでいる。選択信号は、上記機能回路ブロック11〜1
4のそれぞれに図示しない配線によって接続され、テス
ト対象機能回路ブロックまたはテスト対象フリップフロ
ップおよびバッファ回路の選択に供される。しかも、こ
の実施例では、特に制限されないが、ランダムロジック
部11と12がそれぞれ異なる方式で診断できるように
構成されている。すなわち、ランダムロジック部11は
アドレススキャン方式で診断し、ランダムロジック部1
2はシフトスキャン方式で診断するようになっている。
【0013】図2には、上記バッファ回路BG11〜B
G42の具体的な回路構成の一実施例が示されている。
この実施例のバッファ回路は、切換え制御信号TEによ
って入力信号を通過または遮断するクロックド・インバ
ータのような論理ゲートG1と、この論理ゲートG1の
後段に接続されたラッチ回路と、このラッチ回路の帰還
経路の途中に設けられラッチ回路の出力信号とされるフ
ィードバック信号を入力信号としてラッチ回路に入力さ
れることを可能にするためのスイッチS1と、スキャン
イン制御信号SWiによって上記ラッチ回路の入力側に
テスト用のデータを入れるためのスイッチS2およびS
3と、スキャンアウト制御信号SRiによって上記ラッ
チ回路の出力端子からラッチデータを取り出すためのス
イッチS4とを備えている。上記ラッチ回路は、出力用
インバータINV1と帰還用インバータINV2とによ
り構成されている。
【0014】このスキャン機能付きバッファ回路は、上
記3つの制御信号TE,SWi,SRiの組合せによっ
て表1に示すごとく、3つのモードで動作する。すなわ
ち、制御信号TE,SWi,SRiがすべてロウレベル
のときは、スイッチS1がオフされ論理ゲートG1が活
性化されることにより、入力信号をそのまま通過させる
バッファとして機能する。このとき、制御信号SRiに
よりスイッチS4もオフされるため、このスイッチS4
を通して信号が出力されることはない。
【表1】
【0015】また、制御信号TEがハイレベルにされ制
御信号SRiがロウレベルとされる状態においては、ス
イッチS1がオンされ論理ゲートG1は非活性化され、
スイッチS4はオフされる。この状態で、スキャンイン
制御信号SWi(クロック)が入力されると、SWiが
ハイレベルの期間中にスイッチS2がオフ、S3がオン
されてそのとき供給されているスキャンインデータSi
DがインバータINV1とINV2とからなるラッチ回
路に取り込まれ、スキャンイン制御信号SWiがロウレ
ベルの期間中そのデータを保持する。さらに、上記スキ
ャン機能付きバッファ回路は、上記制御信号TEおよび
SWiがロウレベルにされかつ制御信号SRiがハイレ
ベルにされると、論理ゲートG1が活性化されスイッチ
S1がオフされスイッチS2がオンされてスイッチS4
がオンされる。そのため、上記スキャン機能付きバッフ
ァ回路は出力信号をスキャンアウト信号SoDとして出
力することが可能とされる。
【0016】図3には、上記スキャン機能付きフリップ
フロップFF11〜FF22の具体的な回路構成の一実
施例が示されている。この実施例のフリップフロップ
は、本来の入力信号Dを受けるデータ入力端子の他に、
テスト用のスキャンインデータSiDを受ける端子と、
通常の出力信号Qとその逆相信号Q~を出力するための
端子の他に、テスト時にスキャンアウトデータSoDを
アドレススキャン方式ではテスト専用バス20、シフト
スキャン方式ではこのフリップフロップと直列形態に接
続されテスト出力信号が伝達されるべき次段のフリップ
フロップへ出力するための端子を備えている。また、通
常のクロックCKとリセット信号Rの他に、テスト用の
制御信号MC1,SWi,C2,SRiを受ける入力端
子を備えている。なお、これらの制御信号のうちSWi
とSRiは、上記スキャン機能付きバッファ回路で使用
されている同一符号の信号と同種のものである。
【0017】この実施例のフリップフロップは、NOR
ゲートG11とインバータINV11とでマスタラッチ
がまたインバータINV12,INV13と帰還用トラ
ンスファゲートTG13とでスレーブラッチが構成され
たマスタ・スレーブ型のフリップフロップとされてお
り、通常動作時は制御信号MC1とC2がハイレベル、
SWiがロウレベルとされることでトランスファゲート
TG12が導通され、マスタラッチとスレーブラッチ間
のデータ送受信が可能とされる。また、トランスファゲ
ートTG13が遮断されるため、、スレーブラッチはデ
ータスルー状態となる。
【0018】さらに、マスタラッチを構成するインバー
タINV11の制御端子の一方には、ロウレベルとされ
る制御信号SW1の反転信号であるハイレベルが入力さ
れ、他方にはNANDゲートG12の出力信号が入力さ
れる。そのため、インバータINV11は、クロックC
Kがハイレベルとされたとき遮断状態とされる。トラン
スファゲートTG11は、クロックCKがハイレベルと
されるとき導通状態とされる。従って、クロックCKが
ハイレベルであるときにデータ入力端子の入力信号Dを
マスタラッチがスレーブラッチへ伝送する。その結果、
フリップフロップはMC1およびC2がハイレベル、R
およびSWiがロウレベルの条件のもとでレベルセンス
型のDフリップフロップとして動作する。このとき入力
データDは、インバータINV16およびトランスファ
ゲートTG11を介してマスタラッチに入力される。
【0019】一方、テスト時には、マスタ・スレーブ型
フリップフロップとして動作する。すなわち、クロック
CKがハイレベル、リセット信号Rがロウレベルの条件
下で制御信号MC1によって入力データ端子(D)より
テスト結果を取り込むことができる。また、制御信号M
C1がロウレベル、制御信号SWiがハイレベルの条件
により入力信号Dのマスタラッチへの入力を遮断する代
わりに、トランスファゲートTG14を導通させてテス
ト用スキャンインデータSiDが取り込まれる。また、
取り込まれたデータは、制御信号C2でマスタラッチか
らスレーブラッチへ転送することができ、制御信号SR
iによってスレーブラッチのデータをスキャンアウトデ
ータSoDとして出力することができるようになってい
る。なお、出力信号Q~とSoDは、それぞれインバー
タINV14とINV15を介して出力信号Q逆相の信
号として出力される。
【0020】クロックCKとテスト用制御信号MC1は
NANDゲートG12に入力され、このNANDゲート
G12によって入力データDをマスタラッチに取り込む
ためのトランスファゲートTG11が制御される。ま
た、リセット信号Rとテスト用制御信号MC1はAND
ゲートG13に入力されており、このANDゲートG1
3によってマスタラッチ(G11,INV11)へのテ
スト結果の取込みが制御される。表2および表3にこの
実施例のフリップフロップの入出力の関係すなわち真理
値が示されている。
【0021】
【表2】 表2にはフリップフロップに対する各種入力信号と入力
データの組合せに対応したマスタラッチの出力データと
の関係が示されている。表中のQm0は、前のデータが
保持されそれが出力される状態を示している。
【0022】
【表3】 表3には、スレーブラッチに対する入力信号と出力デー
タとの関係が示されている。表3において、Q0,Q0~
は前のデータが保持されそれが出力されることを意味す
る。なお、テスト用制御信号C2がハイレベルのとき出
力端子Qにはスレーブラッチへの入力信号と同じレベル
の信号が出力され、出力端子Q~には入力信号と反対の
レベルの信号が出力される。
【0023】上記のごとくこの実施例のフリップフロッ
プは、マスタラッチにテスト結果を読み込んでもスレー
ブラッチのデータ出力に影響を与えることはなく、レー
シングを回避して安全なテストを行なうことができる。
また、例えば制御信号MC1をロウレベルに固定し、制
御信号SRiをハイレベルに固定すれば、トランスファ
ゲートTG11は常時遮断状態とされ、インバータIN
V15は出力可能状態とされる。従って、SWiとC2
の2相クロックによってスキャンインデータSiDのシ
フトスキャンを行なわせることもできる。
【0024】次に、上記スキャン機能付きバッファを出
力部に有し、フリップフロップとしてスキャン機能付き
フリップフロップを使用したランダムロジック部11を
アドレススキャン方式で診断する場合の具体的な方法に
ついて、図4および図5を用いて説明する。図4には、
本発明が適用された論理LSIが示されており、論理L
SIを構成するランダムロジック部11をアドレススキ
ャン方式で診断する場合のデータの流れが判り易く示さ
れている。ランダムロジック部11には、特に制限され
ないが、複数の2入力NAND回路NA1〜NA6が含
まれている。ランダムロジック部11内のフリップフロ
ップFF11,FF12……およびバッファ回路BG1
1,BG12……にはそれぞれアドレスが割り付けられ
ており、テスト制御回路30内に設けられたアドレスデ
コーダA−DECによって選択可能にされている(アド
レスデコーダA−DECは選択信号SSを各機能ブロッ
クに供給する)。
【0025】さらに、具体的には、選択信号には上記テ
スト用制御信号TE,SWi,SRiが含まれ、テスト
制御回路30から各フリップフロップFFiもしくはバ
ッファ回路BGjに供給される上記テスト用制御信号T
E,SWi,SRi,MC1,C2およびRが、アドレ
スデコーダA−DECによって選択された回路に対して
のみ供給されるようにされる。MC1,C2およびRは
アドレスデコーダA−DECによって選択された回路に
のみ供給されるとしたが、これに限定されるものでな
く、アドレスデコーダA−DECを介さず半導体集積回
路装置外部から直接機能ブロックに供給されるように構
成しても良い。テスト用のスキャンインデータはテスト
専用バス20を介して直接選択されたフリップフロップ
またはバッファ回路に取り込まれ、各フリップフロップ
またはバッファ回路のスキャンアウトデータは、テスト
専用バス20上に出力される。つまり、テスト専用バス
20は、フリップフロップおよびバッファ回路に対する
データの読出しおよび書込みのいずれの場合にも用いら
れる。
【0026】また、ランダムロジック部11を診断する
ためにランダムロジック部11に入力されるべきテスト
データ(テスト用入力データ)は、他の機能ブロックす
なわちランダムロジック部12や演算回路部13、記憶
回路部14の出力部に設けられているスキャン機能付き
バッファ回路BG21,BG31を使って与えられる。
具体的には、予めアドレスデコーダA−DECによって
他の機能ブロック内のバッファ回路BGjに対してテス
ト用データを入力し、保持させておく。次に、そのデー
タはテスト開始時にテスト対象ブロックとしてのランダ
ムロジック部11に対して入力される。また、ランダム
ロジック部11が外部入力端子42を持っているならば
その端子も使ってテスト用データ(Din)を入力して
もよい。
【0027】図5には上記ランダムロジック部11をア
ドレススキャン方式で診断する場合の各種信号のタイミ
ングが示されている。先ず、ランダムロジック部11内
の各フリップフロップFFiのアドレスを、テスタ(試
験装置)によって外部端子41よりテスト制御回路30
に与えてこれをデコードさせるとともに、選択されたフ
リップフロップFFiに対してテスト用制御信号SWi
を供給すると同時に外部端子45Bおよび入出力回路I
OBを介してテスト専用バス20上にスキャンインデー
タSiDが入力される。これを繰り返すことによりテス
トデータが、ランダムロジック部11内のすべてフリッ
プフロップにセットされる(T1)。
【0028】次に、テスト用制御信号C2をランダムロ
ジック部11内のすべてフリップフロップに与える(T
2)。すると、各フリップフロップではセットされたテ
ストデータがマスタラッチからスレーブラッチへ転送さ
れ、そのテストデータは、通常動作時の信号伝送経路上
の次段の論理ゲートへ供給可能にされる。次に、他の機
能ブロック12,13,14の出力部のバッファ回路B
Gjのアドレスを外部端子41よりテスト制御回路30
に与えてこれをデコードし、選択されたバッファ回路B
Gjに対してテスト用制御信号(スキャンライト信号)
SWiが供給すると同時に外部端子45Bおよび入出力
回路を介してテスト専用バス20上にはスキャンインデ
ータSiDが入力される。これを繰り返すことにより、
ランダムロジック部11に入力したいテストデータは、
他の機能ブロック12,13,14のバッファ回路BG
jにセットされる(T3)。これによって、ランダムロ
ジック部11にテストデータが直接入力される。
【0029】続いて、ランダムロジック部11が外部入
力端子42を持っている場合、その端子にテスト用入力
データをセットする。そして、ランダムロジック部11
へ入力されるべきすべてのテストデータがセットされた
ときに、制御信号MC1が入力される(T4)。する
と、外部入力端子42にセットされたテストデータおよ
びランダムロジック部11に入力されたテストデータに
基づいて、ランダムロジック部11に含まれかつNAN
D回路NA1〜NA6等によって構成された内部論理回
路が動作する。そして、内部論理回路によって演算され
たテスト結果は、通常動作時の信号伝送経路上の次段の
フリップフロップおよび出力部のバッファ回路に取り込
まれる。また、このときランダムロジック部11が外部
出力端子43を持っているならば、その端子への出力信
号状態はテスタによって読み取られる(T4)。
【0030】次に、ランダムロジック部11の出力部の
バッファ回路BGjのアドレスを外部端子41よりテス
ト制御回路30に与えてこれをデコードする。テスト制
御回路30は、選択されたバッファ回路BGjに対して
テスト用制御信号(スキャンリード信号)SRiを供給
する。すると、各バッファ回路BGjから読み出された
スキャンアウトデータSoDが、特に図中に示されてい
ない配線を経由してテスト専用バス20上に出力され
る。テスト専用バス20上のスキャンアウトデータSo
Dは、入出力回路IOBを介して外部端子45Bに出力
される。これを繰り返し、かつ外部端子45Bから出力
されたテスト専用バス20上のデータを外部のテスタで
次々と読むことができる。従って、ランダムロジック部
11から他の機能ブロック12,13,14および半導
体集積回路装置IC外部に出力されるべきデータを、直
接外部のテスタを用いて知ることができる(T5)。
【0031】続いて、テスト用制御信号C2をランダム
ロジック部11内のすべてフリップフロップに与える
(T6)。すると、各フリップフロップでは、マスタラ
ッチに取り込まれていたテスト結果がスレーブラッチへ
転送される。そこで最後に、ランダムロジック部11内
の各フリップフロップFFiのアドレスを、外部端子4
1よりテスト制御回路30に与えてこれをデコードさせ
るとともに、選択されたフリップフロップFFiに対し
てテスト用制御信号(スキャンリード信号)SRiを供
給する。すると、テスト専用バス20上には各フリップ
フロップFFiからスキャンアウトデータSoDが出力
される。これを繰り返しかつテスト専用バス20上のデ
ータをテスタで次々と読み込むことにより、ランダムロ
ジック部11内の全てのフリップフロップに保持されて
いるテスト結果を、直接外部から知ることができる(T
7)。
【0032】なお、図5において、制御信号EMはテス
ト専用バス20に接続された入出力回路IOBの入力/
出力切換え制御信号である。また、図5においては、1
つの外部端子45Bを介して外部から入力され、あるい
は外部へ出力可能な構成とされ、これら2つの機能が入
出力回路の機能切換えに応じて選択されるとしたが、こ
れに限定されるものでなく、入力および出力専用端子並
びに入力専用回路および出力専用回路を設けた構成とさ
れても良い。さらに、テスト専用バスがテストデータ入
力用バスとテストデータ出力用バスとによって構成とさ
れても良い。
【0033】次に、上記スキャン機能付きバッファを出
力部に有し、フリップフロップとしてスキャン機能付き
フリップフロップを使用したランダムロジック部12を
シフトスキャン方式で診断する場合の具体的な方法につ
いて、図6および図7を用いて説明する。図6には、本
発明が適用された論理LSIが示されており、論理LS
Iを構成するランダムロジック部12をシフトスキャン
方式で診断する場合のデータの流れが判り易く示されて
いる。
【0034】この実施例では、ランダムロジック部12
内のフリップフロップFF21,FF22……は互いに
直列に接続されてシフトレジスタに構成されている。さ
らに、このシフトレジスタには、外部端子45から直接
テスト用データをスキャン入力させ、かつ各フリップフ
ロップ取り込まれたテスト結果を外部端子45へスキャ
ン出力させることができるようにされている。また、ラ
ンダムロジック部11に対して入力したいテスト信号
は、他の機能ブロックすなわちランダムロジック部11
や演算回路部13、記憶回路部14の出力部に設けられ
ているスキャン機能付きバッファ回路BG11,BG3
1,BG41,BG42を使って与えるようになってい
る。
【0035】本実施例においては、記憶回路部14の出
力部41内のスキャン機能付きバッファ回路BG11に
関する説明は、本図の説明を容易にする理由および冗長
な説明となるのを避けるためあえて省略する。具体的に
は、予めアドレスデコーダA−DECによって各機能ブ
ロック11,13,14内のバッファ回路BG11,B
G32,BG41,BG42にSWi等を含む選択信号
SSが供給されることによって、他の機能ブロック内の
バッファ回路BGjに対してテスト用データを入力し保
持させる。次に、その入力データをテスト開始時にテス
ト対象ブロックとしてのランダムロジック部12に対し
て入力させる。また、ランダムロジック部12が外部入
力端子46を持っているならばその端子も更に使ってテ
スト用データを入力することも可能である。
【0036】図7には上記ランダムロジック部12をシ
フトスキャン方式で診断する場合の各種信号のタイミン
グが示されている。先ず、テスト制御回路30によりラ
ンダムロジック部12内の各フリップフロップFFiに
対してテスト用制御信号(スキャンライト信号)SWi
とマスタ・スレーブ転送制御信号C2を交互に供給しか
つテストデータ専用端子45Aにはスキャンインデータ
SiDを入れてやる。各フリップフロップではセットさ
れたテストデータがマスタラッチからスレーブラッチへ
転送され、これを繰り返すことにより、ランダムロジッ
ク部12内のすべてフリップフロップに次々とテストデ
ータをシフトさせてセットする(T11)。すると、各
フリップフロップにセットされたテストデータはランダ
ムロジック部12内のテスタデータ設定経路上の次段の
論理ゲートへ供給される。
【0037】次に、他の機能ブロック11,13,14
の出力部のバッファ回路BGjの選択アドレスを外部端
子41よりテスト制御回路30に与えてこれをデコード
させるとともに、選択されたバッファ回路BGjに対し
てテスト用制御信号(スキャンライト信号)SWiを供
給しかつスキャンインデータSiDが外部端子45Bお
よび入出力回路IOBを経由してテスト専用バス20上
に入力される。これを繰り返すことにより、ランダムロ
ジック部12に入力したいテストデータは、他の機能ブ
ロック11および13,14のバッファ回路BGjにセ
ットされる(T12)。これによって、ランダムロジッ
ク部12に他の機能ブロック11,13,14のバッフ
ァ回路BGjからテストデータが入力される。
【0038】続いて、ランダムロジック部12が外部入
力端子46を持っているならばその端子にテスト用入力
データをセットする。そして、ランダムロジック部12
へ入力されるべきすべてのテストデータがセットされた
ときに制御信号MC1を入力する(T13)。すると、
ランダムロジック部12内の各フリップフロップにテス
ト結果すなわち入力されたテストデータがランダムロジ
ック部12内部の論理回路を通過した結果が、ランダム
ロジック部12内の通常動作時における信号伝送経路上
の次段のフリップフロップおよび出力部のバッファ回路
に取り込まれる。また、このときランダムロジック部1
2が外部出力端子47を持っているならば、その端子の
出力信号状態はテスタにより読み取られる。
【0039】次に、ランダムロジック部12の出力部の
バッファ回路BGjの選択アドレスを外部端子41より
テスト制御回路30に与えてこれをデコードするるテス
ト制御回路30は、選択されたバッファ回路BGjに対
してテスト用制御信号(スキャンリード信号)SRiを
供給する。すると、各バッファ回路BGjから読み出さ
れたスキャンアウトデータSoDは、特に図示しない配
線を経由してテスト専用バス20上に出力される。テス
ト専用バス20上のスキャンアウトデータSoD入出力
回路IOBを介して外部端子45Bに出力される。これ
を繰り返し、かつ外部端子45Bから出力されたテスト
専用バス20上のデータを外部のテスタで次々と読み込
むことができる。従って、ランダムロジック部12から
他の機能ブロック11および13,14および半導体集
積回路装置IC外部に出力されるべきデータを、直接外
部のテスタを用いて知ることができる(T14)。
【0040】続いて、マスタ・スレーブ転送制御信号C
2をランダムロジック部12内のすべてフリップフロッ
プに与える(T15)。すると、各フリップフロップで
は、マスタラッチに取り込まれていたテスト結果がスレ
ーブラッチへ転送される。それから、ランダムロジック
部12内の各フリップフロップFFiに対してテスト用
制御信号(スキャンリード信号)SRiとマスタ・スレ
ーブ転送制御信号C2を交互に供給してやる。すると、
制御信号SRiによって各フリップフロップの保持デー
タは、ランダムロジック部診断時におけるデータ伝送経
路上の次のフリップフロップへ転送され、制御信号C2
によってマスタラッチからスレーブラッチへ転送され
る。これを繰り返すことにより、ランダムロジック部1
2内のすべてフリップフロップのテスト結果が外部端子
45へ出力される。これを外部のテスタで次々と読み込
むことにより、ランダムロジック部12内の全てのフリ
ップフロップに保持されているテスト結果を、直接外部
から知ることができる(T16)。
【0041】次に、上記スキャン機能付きバッファを出
力部に有する記憶回路部14を診断する場合の具体的な
方法について、図8および図9を用いて説明する。メモ
リをテストする場合、テスタに標準装備されているメモ
リのテスト機能(メモリのテストパターンを自動的に発
生するパターンジェネレータ)を利用すると効率が良
い。そこで、この実施例では、記憶回路部14の診断の
際に、記憶回路部14が外部から見たときにあたかも単
独のメモリに見えるように、テスト制御回路30の構成
およびスキャン機能付きバッファ回路の接続が工夫され
ている。
【0042】以下、記憶回路部14がいわゆるクロック
ド・スタティック型RAMで構成されている場合を例に
取って更に具体的に説明する。図8には本発明が適用さ
れた論理LSIが示されており、論理LSIを構成する
記憶回路部14を診断する場合のデータの流れが判り易
く示されている。この実施例の論理LSIは、クロック
信号が入力されるための入力端子48を含み、記憶回路
部14には論理LSIに入力されたクロック信号に基づ
いたクロックCKが入力されるための専用の制御入力端
子が設けられ、クロックCKによってメモリの動作の同
期がとられる。
【0043】さらに、この実施例では、前述したテスト
専用バス20の他に記憶回路部14のテスト時には、入
力専用となるアドレスバス20Aが設けられている。ま
た、アドレスデコーダA−DECによって機能ブロック
11,12および14に供給される選択信号SSには、
テスト制御信号SiおよびSJが含まれる。さらに、記
憶回路部14に対する入力データ信号を形成する他の機
能ブロック(ランダムロジック11,12)内の出力部
のスキャン機能付きバッファBG11,BG21,BG
22に対してライトサイクルで同時にテスト制御信号S
iが、またリードサイクルでは記憶回路部14内の出力
部のスキャン機能付きバッファBG41,BG42,…
…に対して同時にテスト制御信号Sjが供給されるよう
にテスト制御回路30内のアドレスデコーダA−DEC
が構成されている。
【0044】すなわち、スキャン機能付きバッファBG
11およびBG21には、それぞれ同一のアドレスiが
割り当てられている。そして、ライトサイクル時にアド
レスデコーダA−DECによってアドレスiが指定され
るため、スキャン機能付きバッファBG11およびBG
21が同時に選択される。テスト専用バス20は、スキ
ャン機能付きバッファBG11およびBG21にそれぞ
れ異なったデータを供給可能にするため、スキャン機能
付きバッファBG11およびBG21のそれぞれに結合
された複数のバスラインを含む。これによって、ライト
サイクル時にスキャン機能付きバッファBG11および
BG21は、テスト専用バス20上の異なるデータをそ
れぞれ上記記憶回路部14に供給可能とされる。
【0045】スキャン機能付きバッファBG41および
BG42には、それぞれ同一のアドレスjが割り当てら
れている。そして、ライトサイクル時にアドレスデコー
ダA−DECによってアドレスjが指定されるため、ス
キャン機能付きバッファBG41およびBG42が同時
に選択される。また、テスト専用バス20は、スキャン
機能付きバッファBG41およびBG42からそれぞれ
異なったデータを受けることが可能とされるように、ス
キャン機能付きバッファBG41およびBG42のそれ
ぞれに結合された複数のバスラインを含む。これによっ
て、リードサイクル時にスキャン機能付きバッファBG
41およびBG42によって、テスト専用バス20上に
異なるデータが読み出されることが可能とされる。
【0046】これとともに、記憶回路部14に対するア
ドレス信号を形成する他の機能ブロック(図ではランダ
ムロジック12)内の出力部のスキャン機能付きバッフ
ァBG22,……やR/W信号を形成する他の機能ブロ
ック(図ではランダムロジック11)内のスキャン機能
付きバッファBG12に対してライトサイクルおよびリ
ードサイクルのいずれの際にもスキャンイン制御信号が
入力されるようにするため、テスト制御信号SiとSj
との論理和をとるゲート回路G30がテスト制御回路3
0内に設けられており、これらの信号は同時にアドレス
出力用のバッファBG22,R/W信号出力用のバッフ
ァBG12に対して供給されるように構成されている。
【0047】すなわち、スキャン機能付きバッファBG
11およびBG22は、実質的にアドレスi,jが与え
てられている。つまり、デコーダがアドレスi,jを選
択した際に、スキャン機能付きバッファBG11および
BG22が同時に選択される。このとき、スキャン機能
付きバッファBG12は、アドレスバスを構成するある
バスラインからのデータを記憶回路部14に、R/W信
号として供給する。また、スキャン機能付きバッファB
G22は、アドレスバスを構成するあるバスラインから
のデータをアドレス信号Ainとして記憶回路部14に
供給する。
【0048】これによって、ライトサイクルでは、外部
のテスタから与えられたメモリのアドレス信号Ainや
R/W信号がテスト専用アドレスバス20Aを介してラ
ンダムロジック12内のスキャン機能付きバッファBG
22,BG12を介して記憶回路部14に供給され、そ
の時の複数の書込みデータはテスト専用バス20を介し
てランダムロジック11,12内のスキャン機能付きバ
ッファBG11,BG21,……を介して記憶回路部1
4に同時に取り込まれる。一方、リードサイクルでは、
外部のテスタから与えられたメモリのアドレス信号Ai
nやR/W信号がテスト専用アドレスバス20Aを介し
てランダムロジック12内のスキャン機能付きバッファ
BG22,BG12を介して記憶回路部14に供給さ
れ、上記アドレス信号Ainによって指定された記憶回
路部14内の所定の領域から同時に読み出された読出し
データは記憶回路部14内のスキャン機能付きバッファ
BG41,BG42,……から直接テスト専用バス20
の複数のバスライン上に出力され、テスト専用バス20
上の複数のデータは外部のテスタによって読み取られ
る。
【0049】図9には上記記憶回路部14をテスタのパ
ターンジェネレータを使って診断する場合の各種信号の
タイミングが示されている。先ず、入力端子41からテ
スト制御回路30に対してテスト用制御信号TE,SW
iおよびSRiと選択アドレスiが入力される。する
と、テスト制御回路30によって、ランダムロジック部
11,12内のスキャン機能付きバッファBG11,B
G12,BG21,BG22に対してテスト用制御信号
Siが供給される。また、これに同期してテストアドレ
ス専用端子45Cにはメモリに対するリード・ライト制
御信号R/Wやアドレス信号Akが入力され、テストデ
ータ専用端子45Bには複数のスキャンインデータSi
Dが入力される。
【0050】すると、リード・ライト制御信号R/Wや
メモリのアドレス信号Akは、アドレスバッファADB
およびテスト専用アドレスバス20Aを介してランダム
ロジック11内のスキャン機能付きバッファBG12お
よびランダムロジック12内のスキャン機能付きバッフ
ァBG22,……を介して記憶回路部14に供給され、
複数の書込みデータはテスト専用バス20を介してラン
ダムロジック11,12内のスキャン機能付きバッファ
BG11,BG21,BG22を介して同時に記憶回路
部14に供給される。この状態において、外部から制御
入力端子49にクロックCKが入力されたときリード/
ライト制御信号R/Wのハイレベル(ライトモード)に
基づいて、データの書込みが行なわれる(ライトサイク
ルT21)。
【0051】次に、入力端子41からテスト制御回路3
0に対してテスト用制御信号および記憶回路の選択アド
レスjが入力される。すると、テスト制御回路30によ
ってから記憶回路部14内のスキャン機能付きバッファ
BG41,BG42,……に対してテスト用制御信号S
jが供給される。また、これに同期してテストアドレス
専用端子45Cにはメモリのアドレス信号Akが入力さ
れる。すると、メモリのリード/ライト制御信号R/W
やアドレス信号AkはアドレスバッファADBおよびテ
スト専用アドレスバス20Aを介して、ランダムロジッ
ク11内のスキャン機能付きバッファBG12およびラ
ンダムロジック12内のスキャン機能付きバッファ回路
BG22,……に取り込まれ、記憶回路部14に印加さ
れる。そして、記憶回路部14外部から制御入力端子4
9にクロックCKが入力されたときリード/ライト制御
信号R/Wがロウレベル(リードモード)とされること
により、上記アドレス信号Ainによって指定された記
憶回路部14内の所定の領域に記憶されている複数のデ
ータの読出しが行なわれ、読み出されたデータはテスト
専用バス20上に出力される(リードサイクルT2
2)。上記ライトサイクルとリードサイクルを繰り返し
実行してテスト専用バス20上に出力されたリードデー
タを外部のテスタで読み取って期待値と比較すること
で、記憶回路部14の診断を行なうことができる。
【0052】図10には、スキャン機能付きバッファ回
路の他の実施例が示されている。この実施例のスキャン
機能付きバッファ回路は、各機能ブロックの出力部に設
けられたバッファにラッチされたデータをシフトスキャ
ン方式で読み出せるように構成する場合に好適な回路例
である。このスキャン機能付きバッファ回路は、アドレ
ススキャン方式に好適なスキャン機能付きバッファ(図
2参照)に比べて回路の規模は大きくなるが、例えばL
SIのすべての機能ブロックが診断方式としてシフトス
キャン方式を採用しているような場合に使用すると効果
的である。各機能ブロックの出力部に設けられたバッフ
ァにラッチされたデータを読みだすためにのみアドレス
スキャン制御回路を設ける必要がないからである。
【0053】図10の実施例のスキャン機能付きバッフ
ァ回路は、ラッチされたデータをシフトスキャン方式で
読み出せるようにするため、図2に示されている回路を
マスタラッチとし、その後段に、トランスファゲートT
G30とデータ保持用のキャパシタC30とインバータ
INV30とからなるスレーブラッチを接続し、インバ
ータINV30からスキャンアウトデータSoDを出力
させるように構成されている。また、通常動作モードで
インバータINV30に貫通電流が流れるのを防止する
ため、インバータINV30の入力端子と電源電圧Vc
cとの間にプルアップMOSQ30が接続されている。
【0054】このMOSQ30のゲート端子には、マス
タラッチを構成するスイッチS1に印加される制御信号
TEが共通に印加されている。また、トランスファゲー
トTG30の制御端子には、マスタ・スレーブ転送制御
信号C2が印加されている。なお、マスタラッチを構成
するスイッチS2,S3の制御端子には、スキャンイン
の指令とバッファを指定(選択)する信号を兼ねたテス
ト用制御信号SWiの代わりに、バッファ間のシフトを
行なわせるシフト制御信号C1が他のバッファと共通に
印加されるようになっている。
【0055】このスキャン機能付きバッファ回路は、上
記3つの制御信号TE,C1,C2によって表4に示す
ごとく、4つのモードで動作する。すなわち、制御信号
TE,C1,C2がすべてロウレベルのときは、スイッ
チS1がオフされ論理ゲートG1が活性化されることに
より、入力信号をそのまま通過させるバッファとして機
能する。このとき、制御信号TEによりプルアップMO
SQ30がオンされるため、スキャンアウトデータSo
Dはロウレベルに固定される。
【表4】
【0056】また、制御信号TEがハイレベルにされ論
理ゲートG1が非活性化されている状態で、シフト制御
信号C1(パルス)が入力されると、C1がハイレベル
の期間中にスイッチS2がオフ、S3がオンされて、そ
のとき供給されているスキャンインデータSiDがイン
バータINV1とINV2とからなるマスタラッチ回路
に取り込まれ、制御信号C1がロウレベルに変化すると
取り込んだデータを保持する。このとき、トランスファ
ゲートTG30はロウレベルの制御信号C2により遮断
されているため、スレーブラッチへのレーシングは防止
される。
【0057】一方、制御信号TEがハイレベルにされ論
理ゲートG1が非活性化され、スイッチSiがオンさ
れ、ロウレベルのシフト制御信号C1によりマスタラッ
チが能動化されている状態で、シフト制御信号C2(パ
ルス)が入力されると、トランスファゲートTG30が
導通されて、マスタラッチの保持データがスレーブラッ
チに転送される。このとき、プルアップMOS Q30
はオフされているため、マスタラッチの保持データに対
応した電荷がキャパシタC30に充電され、制御信号C
2がロウレベルに変化すると取り込んだデータをスレー
ブラッチに保持するとともに、その保持データがインバ
ータINV30によりスキャンアウトデータSoDとし
て出力される。
【0058】さらに、上記スキャン機能付きバッファ回
路は、上記制御信号C1,C2がロウレベルにされてス
イッチS2がオン、トランスファゲートTG30が遮断
されている状態で、制御信号TE(パルス)が入力にさ
れることにより論理ゲートG1が一時的に活性化され
て、内部回路の信号(テスト結果)をマスタラッチに取
り込んで保持させることができる。この保持データは、
その後、上記と同様にしてシフト制御信号C2(パル
ス)を入れることにより、スレーブラッチへ転送させ、
スキャンアウト信号SoDとして出力させることができ
る。
【0059】以上説明した実施例においては、1つの半
導体基板上に形成された半導体集積回路装置を効率良く
診断するための診断単位として、2つのランダムロジッ
ク部と記憶回路部および演算回路部とに分割したが、上
記各機能ブロックをさらに小さなブロックに分割してそ
の小ブロックごとに診断できるように構成することも可
能である。通常、論理LSIの設計においては、LSI
内部を複数の機能ブロックに分割して階層的に設計する
ことが行なわれるので、各階層での分割に従ってそれぞ
れ診断回路を構成するようにしても良い。また、診断単
位の規模は、ある分割された診断単位を診断するための
テストプログラムの作成が、他の診断単位を診断するた
めのテストプログラムを作成するプロセスに対し、独立
して行なえるような規模とされていれば良い。
【0060】次に、本発明の診断方式を適用する場合の
LSIの設計手順の一例を図11を用いて説明する。先
ず、診断回路を考慮しないで論理設計を行なう(ステッ
プS1)。このとき、既に他のLSIにおいて設計、使
用されて実績のある機能ブロックの設計データが、セル
ライブラリと称される設計データを蓄積保存するための
データ登録手段にマクロセルとして登録されていれば、
それを利用することにより論理設計の効率化を図ること
ができる。論理設計が終了した後、その論理データに基
づいてコンピュータを使ってテスト容易化回路の付加す
なわち図2に示すようなスキャン機能付きバッファ回路
の追加やフリップフロップへのスキャン機能の付加によ
り図3に示すようなマスタ・スレーブ型のフリップフロ
ップへの変更を行なう(ステップS2)。その後、この
テスト容易化回路付き論理設計データに基づいて、一方
では回路や配線のレイアウト設計(ステップS3)、マ
スクデータの作成(ステップS4)を経てLSIの製造
工程(ステップS5)に移行する。
【0061】また、テスト容易化回路付き論理設計デー
タの完成した段階で、上記レイアウト設計等と並行して
論理設計データに基づいて各機能ブロック(メモリを除
く)毎に、テストパターンの自動生成(ステップS6)
を行ない、それをファイルに格納する。このとき、論理
設計でセルライブラリに登録されていたマクロセルを使
用していれば、既に生成されファイルに登録されている
マクロセル用のテストパターンを利用することができる
ので、それを今回のLSIのテストパターンの一部とし
てファイルに格納する。ステップS5でのLSIの製造
とステップS6でのテストパターンの生成が終了した
後、製造されたLSIについてファイルに格納されてい
るテストパターンを使って、各機能ブロック毎にテスト
を行なう(ステップS7)。また、LSIがメモリを内
蔵している場合には、テスタに装備されているメモリの
テスト機能を使ってメモリ部のテストを行なう。
【0062】以上説明したように、上記実施例は、論理
LSI内部の回路を複数の機能ブロックに分割し、各機
能ブロックの出力部に、制御信号によってデータをラッ
チする機能と入力信号をそのまま素通りさせる機能とに
切り換えることが可能な構成のスキャン機能付きバッフ
ァ回路を設けるとともに、これらのバッファ回路をテス
ト専用バスに接続し、テストデータを直接上記バッファ
に入れたり読み出したりできるようにしたので、各機能
ブロックごとにテストパターンを作成し、また各機能ブ
ロックごとにテストを行なうことができるとともに、一
度設計した機能ブロックを他のLSIに使用する場合に
は既に作成されているテストパターンを利用できるよう
になるため、テストパターンの作成およびテストに要す
る時間を従来の診断方式に比べて大幅に短縮することが
できるという効果がある。
【0063】また、各機能ブロック内のフリップフロッ
プも上記テスト専用バスに接続してテストデータを直接
スキャンイン、スキャンアウトできるようにしたので、
論理が複雑な場合にも直接内部のフリップフロップにテ
ストデータを入れることができるため、各機能ブロック
ごとにテストすることと相俟って、テスト時間を大幅に
短縮することができるという効果がある。
【0064】なお、上記実施例においては、機能ブロッ
クの診断をアドレススキャン方式で行なう場合とシフト
スキャン方式で行なう場合についてそれぞれ図4および
図6を参照しながら説明した。そして、これらの機能ブ
ロックの診断を行なう際、図4に於いてはテストデータ
を他の機能ブロックのスキャン機能付きバッファおよび
内部フリップフロップに入力する方法を、また図6にお
いてはテストデータをスキャン機能付きバッファに入力
する方法として1本のテスト専用バス20上のテストデ
ータをそれぞれ異なったアドレスに割り付けられている
スキャン機能付きバッファまたはフリップフロップに1
つずつ入力する方法について説明した。この発明は、こ
れに限定されるものでなく、テスト専用バス20は複数
のバスラインを含み、複数のスキャン機能付きバッファ
またはフリップフロップに対して実施例バスラインに対
応した同一のアドレスが割り付けられている構成とされ
ても良い。
【0065】この場合、同一アドレスを有する複数のス
キャン機能付きバッファおよびフリップフロップに対し
て複数のバスラインからそれぞれ異なったテストデータ
が同時に供給される。そのため、診断時に上記スキャン
機能付きバッファおよびフリップフロップへのテストデ
ータ書込み時間が短縮化され、各機能ブロックの診断時
間さらには半導体集積回路装置の診断時間の短縮化が可
能となる。また、上記実施例では、記憶回路部14の診
断を行なうための記憶回路部への書込みデータは、同一
アドレスに割り付けられた記憶回路ブロック図14外部
のスキャン機能付きバッファを用いて複数のテスト専用
バス20から同時に入力される構成としたが、これに限
定されるものでなく、例えばそれぞれ異なったアドレス
を有し、各々一本のテスト専用バス20に結合されたス
キャン機能付きバスを含む構成とされても良い。
【0066】さらに、上記実施例では、記憶回路部の診
断の際に記憶回路部へ供給するテスト制御信号R/W
を、テスト制御信号を他の機能ブロックの出力部に設け
られたスキャン機能付きバッファ回路を介してメモリへ
供給するように構成しているが、半導体集積回路装置の
外部から直接記憶回路部に入力することも可能である。
さらに、上記実施例で説明したスキャン機能付きバッフ
ァ回路やスキャン機能付きフリップフロップは一例であ
り、図10に示されているバッファ回路のスレーブラッ
チを、マスタラッチと同様に2つのインバータによって
構成する等、種々の変形例が考えられる。以上の説明で
は主として本発明者によってなされた発明をその背景と
なった利用分野である論理LSIに適用した場合につい
て説明したが、この発明はそれに限定されるものでな
く、ディジタル回路とアナログ回路が混在したLSI等
にも利用することができる。
【0067】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、診断機能を備えた論理集積
回路の開発において、テストパターンの作成およびテス
トに要する時間を従来の診断方式に比べて大幅に短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した論理LSIの全体の概略構成
を示すブロック図、
【図2】スキャン機能付きバッファ回路の一実施例を示
す回路構成図、
【図3】スキャン機能付きフリップフロップの一実施例
を示す回路構成図、
【図4】ランダムロジック部をアドレススキャン方式で
診断する場合のデータの流れを示す説明図、
【図5】ランダムロジック部をアドレススキャン方式で
診断する場合の各種信号のタイミングを示すタイムチャ
ート、
【図6】ランダムロジック部をシフトスキャン方式で診
断する場合のデータの流れを示す説明図、
【図7】ランダムロジック部をシフトスキャン方式で診
断する場合の各種信号のタイミングを示すタイムチャー
ト、
【図8】スキャン機能付きバッファ回路を出力部に有す
る記憶回路部を診断する場合のデータの流れを示す説明
図、
【図9】記憶回路部をテスタのパターンジェネレータを
使って診断する場合の各種信号のタイミングを示すタイ
ムチャート、
【図10】スキャン機能付きバッファ回路の他の実施例
を示す回路構成図、
【図11】本発明の診断方式を適用する場合のLSIの
設計手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11,12 機能ブロック(ランダムロジック部) 13 機能ブロック(演算回路部) 14 機能ブロック(記憶回路部) 20 テスト専用バス BG11〜BG42 スキャン機能付きバッファ回路 FF11〜FF22 スキャン機能付きフリップフロッ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 正彦 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所神奈川工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理LSIが複数の機能ブロックに分割
    され、各機能ブロックは外部から直接テストデータが入
    力可能に構成され、各機能ブロックごとのテストが可能
    に構成されていることを特徴とする論理集積回路。
  2. 【請求項2】 上記各機能ブロックの出力部には、制御
    信号によってデータをラッチする機能と入力信号をその
    まま素通りさせる機能とに切り換えることが可能な構成
    のバッファ回路が設けられているとともに、これらのバ
    ッファ回路はテスト専用線に接続され、テストデータを
    直接上記バッファ回路に入れたり読み出したりできるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の論
    理集積回路。
  3. 【請求項3】 上記各機能ブロック内のフリップフロッ
    プはマスタ・スレーブ構成とされかつテスト専用線に接
    続され、テストデータを直接スキャンイン、スキャンア
    ウトできるように構成されていることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の論理集積回路。
  4. 【請求項4】 上記機能ブロックの一つが記憶回路であ
    る場合において、該記憶回路の出力部のバッファ回路お
    よび該記憶回路にテスト信号を供給する他の機能ブロッ
    クの出力部のバッファ回路はテスト制御信号により同時
    に選択可能に構成されていることを特徴とする請求項2
    記載の論理集積回路。
  5. 【請求項5】 上記スキャン機能付きバッファ回路は、
    切換え制御信号によって入力信号を通過または遮断する
    論理ゲートと、この論理ゲートの後段に接続されたラッ
    チ回路と、このラッチ回路の帰還経路の途中に設けられ
    これを遮断可能にするための第1のゲート手段と、上記
    ラッチ回路の入力側にテスト用のデータを入れるための
    第2のゲート手段と、上記ラッチ回路の出力端子からラ
    ッチデータを取り出すための第3のゲート手段とを備え
    ていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求
    項3記載の論理集積回路。
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